JP2008269135A - 注釈表示装置,注釈表示方法,その方法を実装した注釈表示プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウェブコンテンツ内の対象箇所を的確に、かつ、レイアウトを崩さずに強調表示する。
【解決手段】対象コンテンツを取得し、該対象コンテンツと対象箇所位置に基づいて、対象箇所を表示する大きさを対象箇所寸法として取得する(1g1)。次に、強調装飾後の対象箇所の大きさが対象箇所寸法と等しくなるように、対象箇所寸法から強調用装飾の寸法を減じて当該対象箇所の修正後の寸法を算出し、該算出された寸法を目標対象箇所寸法と見做す(1g2)。そして、前記対象コンテンツの対象箇所を目標対象箇所寸法に等しくなるように変換し、さらに、該対象箇所に強調用装飾を付与し作り変える(1g3)。
【選択図】図1

Description

本発明は、ウェブコンテンツにおける表示技術に関するものである。
インターネットの普及に伴い、ウェブコンテンツ(以下、単にコンテンツという)が情報媒体としての重要な役割を担うようになっている。しかし、コンテンツにおける位置は、文章や言葉で伝えるなどの間接的な伝達手段しかなく、写真を指し示すような直接的な手段はあまり知られていない。この間接的な手段では、情報発信者と情報受信者間で解釈の誤解が生ずる可能性がある。
前記間接的な手段としては、例えば、気に入った写真をあるウェブコンテンツ内で見つけて、その写真を知人にも見て欲しい場合、現状では、当該ウェブコンテンツのURI(Uniform Resource Identifier)と、当該ウェブコンテンツ内での当該写真の位置(例えば、右から2つ目の下)を教える。
上記のようなコンテンツ内の一部分を指し示す試みとして、HTML(HyperText Markup Language)などのデジタルコンテンツのアクセシビリティを診断し、その診断結果として、コンテンツ内の問題箇所を指し示す技術(例えば、非特許文献1,2参照)が知られている。この技術では、強調を示すためのシンボル(例えば、画像など)をコンテンツに挿入して表示する。
朝井大介,他、「ウェブアクセシビリティ向上支援ツールの開発」,Proc. of HIS 2006(CD−ROM)、特定非営利活動法人ヒューマンインタフェース学会、2006年9月、pp1135−1138。 高木康明,他、「Webアクセシビリティ診断ツール:WebInspevtor」、富士通株式会社、Vol.54,no.3、2003年5月9日、pp.203−207。
しかしながら、上述の技術には以下の2点の問題点が存在する。
まず、1点目として、挿入前の元コンテンツと、シンボルを挿入後表示するコンテンツの間にレイアウトの相違が生ずる可能性がある。
次に、2点目として、シンボルは強調対象箇所の先頭位置に挿入されるが、対象箇所の終了位置を示すシンボルは付与されないため、どの部分までを強調対象としているのかが分からない可能性がある。
本発明は、前記課題に基づいてなされたものであって、ウェブコンテンツ等の所定記述言語で記述されたコンテンツにおいて、当該コンテンツ内の一部箇所を的確に強調表示し、さらに、コンテンツのレイアウトを崩さずに強調表示する注釈表示装置,注釈表示方法,その方法を実装した注釈表示プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
前記課題の解決を図るために、請求項1記載の発明は、所定記述言語で記述されたコンテンツを表示する際に、該コンテンツ内の対象箇所を囲む強調用装飾を付与することによって強調表示するために、前記強調用装飾を付与する対象コンテンツに対応した参照子,対象コンテンツ内にて強調用装飾を付与する対象箇所位置を有する記憶装置と、前記強調表示を制御する制御部と、を備えた注釈表示装置であって、前記制御部が、前記参照子に基づいて対象コンテンツを取得し、該対象コンテンツと前記対象箇所位置に基づいて、前記対象箇所を表示する大きさを対象箇所寸法として取得する対象箇所寸法取得手段と、強調装飾後の対象箇所の大きさが対象箇所寸法と等しくなるように、対象箇所寸法から強調用装飾の寸法を減じて当該対象箇所の修正後の寸法を算出し、該算出された寸法を目標対象箇所寸法と見做す目標対象箇所寸法算出手段と、前記対象コンテンツの対象箇所を目標対象箇所寸法に等しくなるように変換し、さらに、該対象箇所に強調用装飾を付与し作り変えるコンテンツ編集手段と、を備える、ことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記コンテンツ編集手段が、前記対象箇所を前記目標対象箇所寸法に等しくなるように拡大もしくは縮小して変換する手段、を備えることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記コンテンツ編集手段が、前記対象箇所を前記目標対象箇所寸法に等しくなるように切り取って変換する手段、を備えることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、所定記述言語で記述されたコンテンツを表示する際に、該コンテンツ内の対象箇所を囲む強調用装飾を付与することによって強調表示するために、前記強調用装飾を付与する対象コンテンツに対応した参照子,対象コンテンツ内にて強調用装飾を付与する対象箇所位置を有する記憶装置と、前記強調表示を制御する制御部と、を備えた装置で使用する注釈表示方法であって、前記制御部が、前記参照子に基づいて対象コンテンツを取得し、該対象コンテンツと前記対象箇所位置に基づいて、前記対象箇所を表示する大きさを対象箇所寸法として取得する対象箇所寸法取得ステップと、前記制御部が、強調装飾後の対象箇所の大きさが対象箇所寸法と等しくなるように、対象箇所寸法から強調用装飾の寸法を減じて当該対象箇所の修正後の寸法を算出し、該算出された寸法を目標対象箇所寸法と見做す目標対象箇所寸法算出ステップと、前記制御部が、前記対象コンテンツの対象箇所を目標対象箇所寸法に等しくなるように変換し、さらに、該対象箇所に強調用装飾を付与し作り変えるコンテンツ編集ステップと、を有することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明において、前記コンテンツ編集ステップが、前記対象箇所を前記目標対象箇所寸法に等しくなるように拡大もしくは縮小して変換するステップ、を有することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項4記載の発明において、前記コンテンツ編集ステップが、前記対象箇所を前記目標対象箇所寸法に等しくなるように切り取って変換するステップ、を有することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、注釈表示プログラムであって、請求項4乃至6のいずれかに記載の注釈表示方法を、コンピュータで実行可能なコンピュータプログラムとして記述したことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、記録媒体であって、請求項4乃至6のいずれかに記載の注釈表示方法を、コンピュータで実行可能なコンピュータプログラムとして記述し、そのコンピュータプログラムを記録したことを特徴とする。
前記請求項1乃至6のいずれかに記載の発明は、コンテンツ(例えば、ウェブコンテンツ等の所定記述言語で記述されたコンテンツ)内の対象箇所を、対象箇所位置に基づいた位置に、強調装飾後の対象箇所の大きさに合わせて強調表示できる。
前記請求項7に記載の発明は、請求項4乃至6のいずれかに記載の注釈表示方法をコンピュータプログラムとして記載できる。
前記請求項8に記載の発明は、請求項4乃至6のいずれかに記載の注釈表示方法を実装したコンピュータプログラムを記録媒体に記録できる。
以上示したように請求項1乃至6のいずれかの発明によれば、強調表示は利用者間で容易に情報伝達できる。即ち、当該強調対象となるコンテンツの対象箇所の位置が明確に判り、かつ、コンテンツのレイアウトを変化させないように強調表示することで対象箇所の探索を容易にし、誤った情報伝達を軽減できる。
請求項7の発明によれば、注釈表示方法を実装したコンピュータプログラムを提供できる。
請求項8の発明によれば、注釈表示方法を実装したコンピュータプログラムを記録した記録媒体を提供できる。
これらを以ってコンテンツ処理技術分野に貢献できる。
以下、本発明の実施形態を図面等に基づいて詳細に説明する。
第1及び第2実施形態は、記述言語(例えば、構造化記述言語であるHTML,XML(eXtensible Markup Language))で記述されたコンテンツを表示する際に、該コンテンツ内の対象箇所(コンテンツの部分であって、例えば、画像データ)を、当該対象箇所を囲む強調用装飾を付与することによって、強調表示するものである。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態における注釈表示装置の装置構成を図1に基づいて説明する。
図1中の注釈表示装置1は、記憶装置(例えば、ディスク装置1c)に保存された強調表示を行う箇所(即ち、強調表示対象箇所)を示す記述情報に従って、強調対象コンテンツ内の対象箇所を強調表示装飾である外枠で囲むことで強調表示する。例えば、図2中の表示画面Wの強調表示Cのように表示する。
図1中の注釈表示装置1の装置構成は、各部を制御する制御部1a,予め備えられた記憶装置(例えば、メモリ)における記憶領域を管理する記憶部1b,永続的にデータを格納し管理するディスク装置1c,ディスプレイ装置などを含む表示部1d、ネットワークプロトコルに基づいて通信を制御する通信部1e,強調表示対象箇所を指定するインタフェース装置(例えば、ポインティング装置やキーボード装置)を含む操作部1fである。注釈表示装置1は、例えば、コンピュータである。なお、注釈表示装置1は、ネットワーク100を介して、ウェブサーバ装置2と接続されている。制御部1aは、各部を実行し制御するプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)やOS(Operating System)を含んでいても良い。
また、制御部1aは、対象箇所寸法取得手段1g1,目標対象箇所寸法算出手段1g2,コンテンツ編集手段1g3を備える。
対象箇所寸法取得手段1g1は、当該対象箇所が表示される大きさを対象箇所寸法として取得する。
目標対象箇所寸法算出手段1g2は、強調装飾後の対象箇所の大きさが対象箇所寸法と等しくなるように、対象箇所寸法より強調用装飾の寸法を減じて当該対象箇所の修正後の寸法(目標対象箇所寸法)を算出する。
コンテンツ編集手段1g3は、コンテンツの対象箇所を目標対象箇所寸法となるように変換し、該対象箇所部分に強調装飾を付与したコンテンツに作り変える。
次に、第1実施形態において、任意の対象箇所を強調表示する過程を図3に基づいて説明する。図3は、任意の対象箇所を強調表示する過程を示すフローチャートである。なお、以下の説明で、図1中の符号と同じ符号のものの説明は省略する。強調表示対象箇所は、操作部1fによって予め指定されたものとする。例えば、表示された強調対象コンテンツに対して操作部1fによって、強調表示対象箇所を指定し、その指定された強調表示対象箇所を示す記述(以下、強調箇所指示記述;詳細は後述する)を記憶装置1cに保存しておく。
まず、記憶装置(ディスク装置)1cに保存された強調箇所指示記述に従って、強調対象コンテンツをウェブサーバ2からネットワーク100を介して取得する(S101)。
前記強調箇所指示記述とは、強調表示対象箇所を強調するために必要な情報を集約した記述である。前記強調箇所指示記述を図4に基づいて説明する。前記強調箇所指示記述(強調箇所情報)は、強調表示対象箇所を管理するために付与されるID(Identifier)(即ち、強調表示管理ID E11),強調表示対象箇所を付加する対象となる強調対象コンテンツに対応した参照子(URI)(即ち、強調表示対象URI E12),強調対象コンテンツ内にて付加する位置(即ち、強調表示対象位置(対象箇所位置)E13)をデータ構成要素として有する。図4中の強調表示対象位置E13は、XPointer書式で記述する。なお、XPointerとはコンテンツ内の所定の位置を指定するための標準書式である。
例えば、図2の1つ目のデータ項目の位置情報は、以下のように記述できる。
「#element(/html/body/p[2]/h1[1])」
上述の位置情報の記述は、HTML文書のhtml要素の子要素であるbody要素の子要素の中で2つ目のp要素の子要素の中で1つ目のh1要素に対して注釈を加えることを示している。なお、本実施形態では、XPointerを用いたが、強調対象コンテンツ内の位置を特定できる機能を有する書式で代替可能であることはいうまでもない。
次に、対象箇所寸法取得手段1g1が、当該強調表示対象位置により指定された強調表示対象箇所を特定し、強調対象コンテンツから対象箇所寸法を取得し、記憶部1bに保存する(S102)。
次に、目標対象箇所寸法算出手段1g2が、強調表示対象箇所を枠で囲み表示しても、強調対象コンテンツのレイアウトが変わらないように、当該強調表示対象箇所の寸法を修正する目標値である目標対象箇所寸法を算出し、記憶部1bに保存する(S103)。より具体的には、以下の算出式により得られた目標対象箇所寸法に変更する。
目標対象箇所寸法(幅)=対象箇所寸法(幅)−外枠の幅×2 ………式1
目標対象箇所寸法(高さ)=対象箇所寸法(高さ)−外枠の幅×2 ………式2
なお、前記外枠の幅は、予め設定されているものとする。
上記の式では、目標対象箇所寸法は、強調表示(強調用装飾)の寸法(例えば、対象箇所寸法から外枠の幅を2倍した値)を減じた値としている。
次に、コンテンツ編集手段1g3が、前記目標対象箇所寸法になるように、強調表示対象箇所を縮小した修正強調表示対象箇所を生成し、記憶部1bに記憶する(S104)。
次に、コンテンツ編集手段1g3が、当該修正強調対象箇所の周りに外枠を表示するように修正したコンテンツ(以下、修正コンテンツという)を生成し、記憶部1bに記憶する(S105)。
そして、コンテンツ編集手段1g3が、前記修正強調表示対象箇所と、前記修正コンテンツに基づいて、表示画面用画像を生成し、表示部1dにて表示する(S106)。
なお、表示画面用画像を生成する手段としては、閲覧ソフトウェア(例えば、ウェブブラウザ)を用いて良いことはいうまでもない。例えば、コンテンツ編集手段1g3が、強調対象コンテンツにおける修正強調表示対象箇所に従った箇所に、修正コンテンツを埋め込んだHTML(表示用画面画像)データを生成し、その埋め込まれたHTMLデータをウェブブラウザを介して表示部1dで表示する。
以上のように第1実施形態では、例えば、あるコンテンツの一部分に面白い情報を見つけ、その情報を知人に伝えたい場合に、強調表示対象箇所を示す情報と修正コンテンツをメールなどで知人に送信することによって、当該知人は当該情報が強調表示されたコンテンツを閲覧でき、さらに、箇所の特定が容易にできる。
第1実施形態の実施例としては、テキストを強調表示する例を説明する。なお、本実施例では、テキストの文字サイズの設定は、HTML文書内に記述して行うものとする。
より具体的には、図3のステップS104にて、当該目標対象箇所寸法に合うように縮小した対象箇所を生成するではなく、対象箇所であるテキストが当該目標対象箇所寸法になるように、HTML文書の文字サイズ設定を記述する。
例えば、強調対象であるHTML文書が以下の文書1であったとする。
文書1「売り上げ向上のために新規サービスの創出が必要である。」
前記文書1内に下記のように設定(fontタグによる設定)を付与することで、文字サイズが適切に変更される。即ち、「新規サービス」を強調する場合、ステップS103にて算出した目標対象箇所寸法(高さ)に応じて、以下のように設定を付与する。
文書2「売り上げ向上のために<font size=“目標対象箇所寸法(高さ)”>新規サービス</font>の創出が必要である。」
以上のように設定を付与することによって、文字サイズが適切に変更される。
なお、本実施例では、HTML文書を修正し文字サイズを変更する手法を示したが、CSS(Cascading Style Sheets)を用いるなど、同等の効果を見込めるものであれば良いことは言うまでもない。
[第2実施形態]
第2実施形態は、サーバ装置とクライアント装置から構成された注釈表示システムである。なお、同一のコンピュータにサーバアプリケーションとクライアントアプリケーションとを実行させてもよいことはいうまでもない。
第2実施形態における注釈表示システムの構成を図5に基づいて説明する。図5中の注釈表示システムは、サーバ装置3およびクライアント装置4から構成されている。サーバ装置3は、典型的なウェブサーバであり、適宜、アプリケーションサーバやデータベースシステムを具備する。基本的には、サーバ装置3はクライアント装置4からHTTP(HyperText Transfer Protocol)要求をネットワーク100を介して受け取って、所定の文書をクライアント装置4に転送する。あるいは、HTTPに含まれる引数を所定のプログラムに引き渡しその返り値をクライアント装置4に転送する。
図5中のサーバ装置3の装置構成は、各部を制御する制御部3a,予め備えられた記憶装置(例えば、メモリ)における記憶領域を管理する記憶部3b,永続的にデータを格納し管理するディスク装置3c,ネットワークプロトコルに基づいて通信を制御する通信部3dである。
図5中のクライアント装置4の装置構成は、各部を制御する制御部4a,予め備えられた記憶装置(例えば、メモリ)における記憶領域を管理する記憶部4b,永続的にデータを格納し管理するディスク装置4c,ディスプレイ装置などを含む表示部4d、ネットワークプロトコルに基づいて通信を制御する通信部4e,強調表示対象箇所を指定するインタフェース装置(例えば、ポインティング装置やキーボード装置)を含む操作部4fである。制御部3a及び4aは、各部を実行し制御するプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)やOS(Operating System)を含んでいても良い。
また、制御部3aは、第1実施形態と同様に対象箇所寸法取得手段3e1,目標対象箇所寸法算出手段3e2,コンテンツ編集手段3e3を備える。即ち、サーバ装置3が、注釈表示(サーバ)装置と考えても良い。
第2実施形態の注釈表示システムにおける対象箇所を強調表示する過程を図6に基づいて説明する。なお、以下の説明で、図5の符号と同じものの説明は省略する。
まず、クライアント装置4の通信部4eは、サーバ装置3の通信部3dにHTTP要求を送信する(S201)。このHTTPの引数は、強調表示対象URI(または、強調表示管理ID)を含む。なお、前記HTTPの引数は、強調表示対象URI、強調表示管理IDを同時に含んでもよいことはいうまでもない。
次に、サーバ装置3の制御部3aは、受信したHTTP要求に含まれる強調表示対象URI(または、強調表示管理ID)を取得する(S202)。また、強調表示対象URIに対応するウェブサーバ5から強調対象であるコンテンツ(強調対象コンテンツ)を取得する。
次に、ディスク装置3cに保存された強調表示データベースを参照し、当該強調表示対象URIもしくは強調表示管理IDを満たす強調表示データセットを取得する(S203)。
前記強調表示データベースと強調表示データセットについて説明する。強調表示データセットとは、各強調箇所を管理するために付与される固有ID(即ち、強調表示管理ID 21)、強調箇所を付加する対象となる強調対象コンテンツのURI(即ち、強調表示対象URI E22)、対象コンテンツ内にて付加する位置(即ち、強調表示対象位置 E23)をデータ構成要素として持つデータセットである。強調表示データベースとは、例えば、図7のように当該強調表示データセットを複数有するデータベースである。
次に、対象箇所寸法取得手段3e1が、当該強調表示対象位置によって指定された強調表示対象箇所を特定し、対象箇所寸法を取得し、記憶部3bに保存する(S204)。
次に、目標対象箇所寸法算出手段3e2が、強調表示対象箇所を枠で囲み表示しても、強調対象コンテンツのレイアウトが変わらないように、当該強調表示対象箇所の寸法を修正する目標値である目標対象箇所寸法を算出し、記憶部3bに保存する(S205)。具体的には、以下の算出式により得られた修正値に変更する。
目標対象箇所寸法(幅)=対象箇所寸法(幅)−外枠の幅×2 ………式1
目標対象箇所寸法(高さ)=対象箇所寸法(高さ)−外枠の幅×2 ………式2
なお、前記外枠の幅は、予め設定されているとする。
上記の式では、目標対象箇所寸法は、強調表示(強調用装飾)の寸法(例えば、対象箇所寸法から外枠の幅を2倍した値)を減じた値としている。
次に、第1実施形態では、強調表示対象箇所が目標対象箇所寸法になるように縮小を行ったが、第2実施形態では、コンテンツ編集手段3e3が、目標対象箇所寸法になるように強調表示対象箇所をカット(切断)し、一部分のみを修正強調表示対象箇所として生成し、記憶部3bに記憶する(S206)。なお、強調表示対象箇所のどの箇所をカットするかについては、当該修正強調表示対象箇所が、当該目標対象箇所寸法を満たせば、何れでもよい。
次に、コンテンツ編集手段3e3が、当該修正強調対象箇所の周りに外枠を表示するように修正したコンテンツ(以下、修正コンテンツという)を生成し、記憶部3bに記憶する(S207)。
次に、当該修正コンテンツをクライアント装置4に送信する(S208)。
そして、サーバ装置3から受信した当該修正コンテンツ文書に基づいて、表示画面の画像を生成し、表示部4dに表示する処理を行っている(S209)。なお、ステップS209の表示画面の画像を生成する手段としては、閲覧ソフトウェア(例えば、ウェブブラウザ)を用いて良いことはいうまでもない。
以上のように、第2実施形態によって、例えば、あるコンテンツの一部分に面白い情報を見つけ、その情報を知人に伝えたい場合に、強調表示対象箇所を示す情報をサーバに登録し、知人には、登録した強調表示管理IDを教える。当該知人は当該強調表示管理IDをサーバに送信することによって、目的の情報が強調表示されたコンテンツを閲覧でき、箇所を容易に特定できる。
なお、第1実施形態の注釈表示装置及び第2実施形態の注釈表示システムにおける各手段の一部もしくは全部の機能をコンピュータのプログラムで構成し、そのプログラムをコンピュータを用いて実行して本発明を実現することができること、第1実施形態の注釈表示装置及び第2実施形態の注釈表示システムに関する方法(手順)をコンピュータのプログラムで構成し、そのプログラムをコンピュータに実行させることができることは言うまでもなく、コンピュータでその機能を実現するためのプログラムを、そのコンピュータが読み取り可能な記録媒体(記憶媒体)、例えばFD(Floppy(登録商標) Disk)や、MO(Magneto−Optical disk)、ROM(Read Only Memory)、メモリカード、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、リムーバブルディスクなどに記録して、保存したり、配布したりすることが可能である。また、上記のプログラムをインターネットや電子メールなど、ネットワークを通して提供することも可能である。
さらに、上述の第1実施形態の注釈表示装置及び第2実施形態の注釈表示システムに関する方法を記述したコンピュータプログラムを、その方法に必要とされる入出力データを格納したメモリや外部記憶部等にアクセスするように実装してもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は説明した実施形態に限定されるものでなく、各請求項に記載した範囲において各種の変形を行うことが可能である。
例えば、第1実施形態及び第2実施形態では、サーバ装置から対象コンテンツを取得しているが、注釈表示装置であるコンピュータ内のディスク装置から取得しても良い。
また、第1実施形態及び第2実施形態では、記憶装置(ディスク装置)と記憶部(メモリ)と区別しているが、例えば、扱うデータ容量が記憶部の容量と同じくらいであれば、ディスク装置の替わりに記憶部(メモリ(例えば、不揮発性メモリ))を使用しても構わない。
第1実施形態における注釈表示装置の装置構成図。 強調表示の一例を示す図。 第1実施形態における対象箇所を強調表示する過程を示す図。 強調箇所指示記述のデータ構成の一例を示す図。 第2実施形態における注釈表示システムの装置構成図。 第2実施形態における対象箇所を強調表示する過程を示す図。 強調表示データベースのデータ構成の一例を示す図。
符号の説明
1…注釈表示装置
1a…制御部
1b…記憶部
1c…ディスク装置
1d…表示部
1e…通信部
1f…操作部
1g1,3e1…対象箇所寸法取得手段
1g2,3e2…目標対象箇所寸法算出手段
1g3,3e3…コンテンツ編集手段
2…ウェブサーバ装置
3…サーバ装置
3a…制御部
3b…記憶部
3c…ディスク装置
3d…通信部
4…クライアント装置
4a…制御部
4b…記憶部
4c…ディスク装置
4d…表示部
4e…通信部
4f…操作部
5…ウェブサーバ装置
100…ネットワーク
C…強調表示
E11,E21…強調表示管理ID
E12,E22…強調表示対象URI
E13,E23…強調表示対象位置
W…表示画面

Claims (8)

  1. 所定記述言語で記述されたコンテンツを表示する際に、該コンテンツ内の対象箇所を囲む強調用装飾を付与することによって強調表示するために、
    前記強調用装飾を付与する対象コンテンツに対応した参照子,対象コンテンツ内にて強調用装飾を付与する対象箇所位置を有する記憶装置と、
    前記強調表示を制御する制御部と、
    を備えた注釈表示装置であって、
    前記制御部が、
    前記参照子に基づいて対象コンテンツを取得し、該対象コンテンツと前記対象箇所位置に基づいて、前記対象箇所を表示する大きさを対象箇所寸法として取得する対象箇所寸法取得手段と、
    強調装飾後の対象箇所の大きさが対象箇所寸法と等しくなるように、対象箇所寸法から強調用装飾の寸法を減じて当該対象箇所の修正後の寸法を算出し、該算出された寸法を目標対象箇所寸法と見做す目標対象箇所寸法算出手段と、
    前記対象コンテンツの対象箇所を目標対象箇所寸法に等しくなるように変換し、さらに、該対象箇所に強調用装飾を付与し作り変えるコンテンツ編集手段と、
    を備える、
    ことを特徴とする注釈表示装置。
  2. 請求項1に記載の注釈表示装置において、
    前記コンテンツ編集手段が、
    前記対象箇所を前記目標対象箇所寸法に等しくなるように拡大もしくは縮小して変換する手段、
    を備えることを特徴とする注釈表示装置。
  3. 請求項1に記載の注釈表示装置において、
    前記コンテンツ編集手段が、
    前記対象箇所を前記目標対象箇所寸法に等しくなるように切り取って変換する手段、
    を備えることを特徴とする注釈表示装置。
  4. 所定記述言語で記述されたコンテンツを表示する際に、該コンテンツ内の対象箇所を囲む強調用装飾を付与することによって強調表示するために、
    前記強調用装飾を付与する対象コンテンツに対応した参照子,対象コンテンツ内にて強調用装飾を付与する対象箇所位置を有する記憶装置と、
    前記強調表示を制御する制御部と、
    を備えた装置で使用する
    注釈表示方法であって、
    前記制御部が、前記参照子に基づいて対象コンテンツを取得し、該対象コンテンツと前記対象箇所位置に基づいて、前記対象箇所を表示する大きさを対象箇所寸法として取得する対象箇所寸法取得ステップと、
    前記制御部が、強調装飾後の対象箇所の大きさが対象箇所寸法と等しくなるように、対象箇所寸法から強調用装飾の寸法を減じて当該対象箇所の修正後の寸法を算出し、該算出された寸法を目標対象箇所寸法と見做す目標対象箇所寸法算出ステップと、
    前記制御部が、前記対象コンテンツの対象箇所を目標対象箇所寸法に等しくなるように変換し、さらに、該対象箇所に強調用装飾を付与し作り変えるコンテンツ編集ステップと、
    を有することを特徴とする注釈表示方法。
  5. 請求項4に記載の注釈表示方法において、
    前記コンテンツ編集ステップが、
    前記対象箇所を前記目標対象箇所寸法に等しくなるように拡大もしくは縮小して変換するステップ、
    を有することを特徴とする注釈表示方法。
  6. 請求項4に記載の注釈表示方法において、
    前記コンテンツ編集ステップが、
    前記対象箇所を前記目標対象箇所寸法に等しくなるように切り取って変換するステップ、
    を有することを特徴とする注釈表示方法。
  7. 請求項4乃至6のいずれかに記載の注釈表示方法を、コンピュータで実行可能なコンピュータプログラムとして記述したことを特徴とする注釈表示プログラム。
  8. 請求項4乃至6のいずれかに記載の注釈表示方法を、コンピュータで実行可能なコンピュータプログラムとして記述し、そのコンピュータプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
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