JP2008268810A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ステアリングローラ9の軸端領域に蛇行補正制御の蛇行振幅よりも広い溝幅の円周溝9mを形成する。円周溝9mでは、蛇行補正制御に伴う中間転写ベルト7とステアリングローラ9とがトナー粒子(黒丸)を挟み込まないので、トナー粒子(黒丸)が幅方向に拡散移動しない。溝幅が蛇行振幅よりも広いので、中間転写ベルト7の内側面を連れ回りするトナー粒子(黒丸)も円周溝9mを越えて中央側へ上陸することが無い。
【選択図】図3
Description
図1は第1実施形態の画像形成装置の構成の説明図、図2は中間転写ベルトを往復移動させる移動機構の平面図である。第1実施形態の画像形成装置100は、中間転写ベルト7の直線区間に感光ドラム1を配置した高速モノクロ複写機である。そして、中間転写ベルト7を支持するステアリングローラ9の軸端領域にトナー粒子の進入を防止するための円周溝(9m:図3)を形成してある。
図2に示すように、制御部15は、ステアリングローラ9を制御して中間転写ベルト7を幅方向に位置決める中間転写ベルト蛇行補正制御を実行する。中間転写ベルト蛇行補正制御では、ベルト端部検知センサ14a、14bの出力に基づいてステアリングローラ9の角度が調整される。
図3は第1実施形態のステアリングローラの軸端領域の構成の説明図、図4は比較例のステアリングローラの軸端領域の構成の説明図である。
図4に示すように、ステアリングローラ9Jを搭載した画像形成装置(100:図1)を用いて、23度C絶対湿度50%の環境下でA4サイズのベタ黒画像を連続出力する耐久試験を行った。ベタ黒画像の連続出力は、加速試験の一種であって、トナーが激しく消費されて、ステアリングローラ9Jの軸端部を含む画像形成装置100内構造へのトナーの飛散量も著しくなる。
(2)感光ドラム(1:図1)周りで発生する飛散トナー等の異物は、むき出しになったステアリングローラ9Jの表面に付着し、中間転写ベルト7の往復移動の過程で中間転写ベルト7の内側面へ進入する。
(3)進入した異物は、繰り返し行われる中間転写ベルト蛇行補正制御によって、画像形成領域GAにまで拡散移動する。
(4)拡散移動の過程で、異物等の一部がステアリングローラ9Jの画像形成領域GAの表面で固着して凝集固着物の核を形成する。
(5)凝集固着物の核が中間転写ベルト7の内側面をつれ回る異物やステアリングローラ9Jの表面を移動する後続の異物をせき止めて凝集固着物を成長させる。
(6)成長した凝集固着物が、ついには薄い中間転写ベルト7を押し出して変形させ、画像形成領域GAの表面性に影響を及ぼして転写不良や画像ムラを発生させる。
(2)感光ドラム(1:図1)周りで発生する飛散トナー等の異物は、むき出しになったステアリングローラ9の表面に付着し、中間転写ベルト7の往復移動の過程で中間転写ベルト7の内側面へ進入する。
(3)進入した異物は、繰り返し行われる中間転写ベルト蛇行補正制御によって、円周溝9mの縁までは拡散移動するが、円周溝9mを越えて画像形成領域GAに達することは無い。
(4)画像形成領域GAを拡散移動するトナー粒子等の異物がほとんど無いため、ステアリングローラ9の画像形成領域GAの表面に凝集固着物の核が形成されにくい。
(5)画像形成領域GAを拡散移動するトナー粒子等の異物がほとんど無いため、画像形成領域GAの凝集固着物が成長しない。
(6)凝集固着物が成長しないので、薄い中間転写ベルト7の画像形成領域GAの表面性は良好な状態に維持されて、転写不良や画像ムラが発生しない。
第1実施形態の画像形成装置100では、像担持体の一例である感光ドラム1は、トナー像を担持する。ベルト部材の一例である中間転写ベルト7は、像担持体に接して配置された無端状の中間転写体、又は記録材搬送体である。複数の回転体の一例である駆動ローラ8、ステアリングローラ9、バックアップローラ10は、ベルト部材を張力状態で支持して循環させる。移動機構の一例である揺動モータ16は、回転体の一例であるステアリングローラ9を制御して、循環するベルト部材を回転体の軸方向に往復移動させる。
図5は変形例の画像形成装置の構成の説明図、図6は揺動補正制御におけるステアリングローラの動作の説明図である。変形例の画像形成装置100Hでは、第1実施形態の画像形成装置100におけるステアリングローラ9を制御して中間転写ベルト7を蛇行補正制御する機構がカム20を用いている。これ以外は第1実施形態と同様であるため、図5、図6中、第1実施形態と共通する構成には図1乃至図4と共通の符号を付して重複する説明を省略する。
図7は第2実施形態の画像形成装置の構成の説明図、図8はステアリングローラの軸方向における受容器の配置の説明図である。第2実施形態の画像形成装置200は、図1に示す画像形成装置100のステアリングローラ9の直下に従動ローラ18を設けて確保した空間に受容器17a、17bを配置している。これ以外は、第1実施形態と同様に構成されるので、図7中、図1〜図4と共通する構成には共通の符号を付して重複する説明を省略する。
図9は第3実施形態の画像形成装置の構成の説明図である。第3実施形態の画像形成装置300は、画像形成部Sa、Sb、Sc、Sdでそれぞれ形成したイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を記録材搬送ベルト7Aに担持した記録材に順次重ねて転写するタンデム型フルカラー画像形成装置である。
画像形成装置300では、制御部15は、ベルト端部検知センサ14a、14bの出力に基づいてステアリングローラ9Aを制御して記録材搬送ベルト7Aを幅方向に位置決める。ベルト端部検知センサ14a、14bは、記録材搬送ベルト7Aの縁に接触して、記録材搬送ベルト7Aの幅方向の位置に応じた出力を発生する。
ステアリングローラ9Aの軸端部には、図3に示す第1実施形態のステアリングローラ9と同様な円周溝9mが形成されている。ここでは、図3を参照して、図3中のステアリングローラ9をステアリングローラ9A、中間転写ベルト7を記録材搬送ベルト7Aと読み替えて説明する。
2 帯電装置
3 露光装置
4 現像装置
5 一次転写ローラ
7 ベルト部材(中間転写ベルト)
8 回転体(駆動ローラ)
9 回転体(ステアリングローラ)
9m 溝構造(円周溝)
10 回転体(バックアップローラ)
11 二次転写ローラ
12 ベルトクリーニング装置
13 定着装置
14a、14b 検知手段(ベルト端部検知センサ)
15 制御手段(制御部)
16 移動機構(揺動モータ)
18 支持回転体(従動ローラ)
17a,17b 回収容器(受容器)
20 移動機構(カム)
Claims (3)
- トナー像を担持する像担持体と、
前記像担持体に接して配置された無端状の中間転写体又は記録材搬送体としてのベルト部材と、
前記ベルト部材を支持して循環させる複数の回転体と、
前記回転体を制御して、循環する前記ベルト部材を前記回転体の軸方向に往復移動させる移動機構と、
循環する前記ベルト部材の幅方向の位置を検知する検知手段と、
前記検知手段の出力に基づいて前記移動機構を制御して、前記ベルト部材の前記幅方向の位置を制御する制御手段と、を備えた画像形成装置において、
往復移動する前記ベルト部材の幅内に位置して前記像担持体がトナー像を担持する領域よりも外側に位置する前記回転体の部分に溝構造を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記溝構造は、前記往復移動の振幅よりも大きい溝幅を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記溝構造は、前記回転体の両端に配置され、
前記ベルト部材を支持して前記溝構造を有する回転体の直下に空間を確保させる支持回転体と、
前記空間における前記両端に一対配置されて、前記溝構造が前記ベルト部材から分離したトナーを回収する回収容器と、を有することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
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JP2007065692A (ja) * | 2006-11-20 | 2007-03-15 | Fuji Xerox Co Ltd | ベルト搬送装置および画像形成装置 |
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