JP2008268395A - 表示装置および表示装置のプリチャージ方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】プリチャージ機能を備えた表示装置において、すべての階調において、縦スジの発生を抑制すること。
【解決手段】本発明は、画素20に対して所定期間ごとに駆動信号の極性を反転させる水平駆動回路13と、水平駆動回路13による駆動信号の供給前のタイミングでその後に供給される前記駆動信号の極性に合わせたプリチャージ信号を画素に与えるプリチャージ回路14とを備えており、プリチャージ回路14が、駆動信号の極性に合わせたプリチャージ信号として各極性ごとに中間調レベルで電位の異なる複数種類を与えるものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、画素に対して所定期間ごとに駆動信号の極性を反転させる駆動を行うにあたり、所定のプリチャージ信号を供給する表示装置および表示装置のプリチャージ方法に関する。
従来、液晶表示装置において液晶を駆動する信号の極性を所定期間ごとに反転してユニフォーミティを改善する駆動が行われている。すなわち、液晶に対して一定の電圧を印加すると液晶を駆動する場合、液晶の特性劣化などが起こり得るため、これを防ぐ観点から、所定のタイミングで印加電圧の極性を反転した駆動を行っている。
また、駆動電圧の極性を反転するにあたり、映像信号の書き込み期間の前に、予め所定の電位(プリチャージ信号)の書き込みを行い、液晶応答性を向上させる技術も適用されている(特許文献1参照。)。
特開2006−308712号公報
ここで、縦スジの改善を目的としたユニフォーミティ改善信号(PSIGG:プリチャージグレイ)は、水平ブランキング期間中に入力され、映像信号の極性に合わせて極性反転している。図9は、1H(水平走査期間)反転の場合のプリチャージグレイを用いた駆動信号のタイミングを説明する図、図10は、1F(フレーム期間)反転の場合のプリチャージグレイを用いた駆動信号のタイミングを示す説明する図である。プリチャージぐれIPSIGG電位は一般的に映像信号の最大振幅と最小振幅との間(VSIGC:シグナルセンター)を中心に設定され、駆動信号VSIGGの極性に合わせてハイ側となるPSIGG−Hとロー側となるPSIGG−Lとを印加している。この際、VSIGCに対する振幅は常に一定である。このため映像信号の階調によっては、映像信号電位とPSIGG電位に大きな電位差が生じ、データ線(信号線)へ書き込む電位がばらつくことによる縦スジが発生してしまうという問題が生じる(図11参照)。
本発明はこのような課題を解決するために成されたものである。すなわち、本発明は、画素に対して所定期間ごとに駆動信号の極性を反転させる駆動回路と、駆動回路による駆動信号の供給前のタイミングでその後に供給される前記駆動信号の極性に合わせたプリチャージ信号を画素に与えるプリチャージ回路とを備えており、プリチャージ回路が、駆動信号の極性に合わせたプリチャージ信号として各極性ごとに中間調レベルで電位の異なる複数種類を与えるものである。
また、本発明は、画素に対して所定期間ごとに駆動信号の極性を反転させる駆動回路と、駆動回路による駆動信号の供給前のタイミングでその後に供給される前記駆動信号の極性に合わせたプリチャージ信号を画素に与えるプリチャージ回路とを備える表示装置のプリチャージ方法において、プリチャージ回路が、駆動信号の極性に合わせたプリチャージ信号として各極性ごとに中間調レベルで電位の異なる複数種類を与えるものである。
このような本発明では、駆動信号の極性に合わせたプリチャージ信号として、中間調レベルで複数の電位から成る信号を一定期間ごとに切り替えて与えるため、プリチャージ信号の振幅レベルを複数種類切り替えて使用でき、すべての階調において、縦スジの発生を抑制することができるようになる。
したがって、本発明によれば、すべての階調において、縦スジの発生を抑制することができ、表示装置の画質向上を図ることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づき説明する。
(システム構成)
図1は、本実施形態に係る表示装置の全体構成の概略を示すシステム構成図である。ここでは、一例として、画素の電気光学素子として液晶セルを用いたアクティブマトリクス型液晶表示装置を例に挙げて説明するものとする。
図1に示すように、本実施形態に係るアクティブマトリクス型液晶表示装置10は、画素アレイ部11に加えて、当該画素アレイ部11の各画素を駆動する周辺回路、例えば垂直駆動回路12、水平駆動回路13およびプリチャージ回路14を具備し、これら周辺回路が画素アレイ部11と同一の基板(以下、「液晶パネル」と記述する)15上に形成された構成となっており、当該液晶パネル15の外部に設けられた映像信号アナログバッファ部16からN系統の映像信号SIG#1〜SIG#Nが、プリチャージバッファ部17からプリチャージ信号PSIGが、制御回路部18から各種の制御パルスがそれぞれ入力されるようになっている。
画素アレイ部11は、電気光学素子である液晶セルを含む画素20が、透明絶縁基板、例えば第1のガラス基板(図示せず)上に行列状(m行、n列)に2次元配置され、この行列状の画素配置に対して画素行ごとに走査線25−1〜25−mが配線され、画素列ごとに信号線26−1〜26−nが配線された構成となっている。第1のガラス基板に対して、第2のガラス基板が所定の間隙を持って対向配置され、これら2枚のガラス基板間の間隙に液晶材料が封止されることによって上記液晶パネル15が構成されている。
(回路構成)
図2は、画素(画素回路)の回路構成の一例を示す回路図である。図2から明らかなように、画素20は、画素トランジスタ、例えばTFT(Thin Film Transistor;薄膜トランジスタ)21と、このTFT21のドレイン電極に画素電極が接続された液晶セル22と、TFT21のドレイン電極に一方の電極が接続された保持容量23とを有する構成となっている。ここで、液晶セル22は、画素電極とこれに対向して形成される対向電極との間に発生する液晶容量を意味する。
TFT21は、ゲート電極が走査線25(25−1〜25−m)に接続され、ソース電極が信号線26(26−1〜26−n)に接続されている。また、例えば、液晶セル22の対向電極と保持容量23の他方の電極がコモン線24に対して各画素共通に接続されている。そして、液晶セル22の対向電極には、コモン線24を介してコモン電圧(対向電極電圧)VCOMが各画素共通に与えられる。
プリチャージ回路14には、液晶パネル15の外部に設けられたプリチャージバッファ部17からプリチャージ信号PSIGが、制御回路部18からスイッチドライブパルスPSWがそれぞれ入力される。プリチャージ信号PSIGは、2ステッププリチャージ方式に対応して、信号レベルとして、映像信号の最大振幅レベル、例えばノーマリホワイトでは黒レベル(ノーマリブラックでは白レベル)と、中間調レベル、例えばグレーレベルを持っている。
図3は、プリチャージバッファ部の構成を説明する図である。プリチャージバッファ部17には、図示しない信号生成部より黒レベルのプリチャージ信号(BH,BL)とグレーレベルのプリチャージ信号(GH1,GL1,GH2,GL2)と、いずれのプリチャージ信号を選択するかを制御する各種制御信号(SEL1〜SEL3)が入力され、選択されたいずれかのプリチャージ信号PSIGが出力される構成となっている。なお、プリチャージ信号を示す符号のうち、Bは黒レベル、Gはグレーレベル、Hは中心電位VSIGCに対してハイ側、Lは中心電位VSIGCに対してロー側、1と2は各々異なる電位であることを示している。
本実施形態では、このようなプリチャージ信号のうち、グレーレベルのプリチャージ信号として異なる電位から成る複数種類を用いている。図3に示す例では、グレーレベルのハイ側となるプリチャージ信号がGH1とGH2の2種類、ロー側となるプリチャージ信号がGL1とGL2の2種類用意されている。
いずれのプリチャージ信号を選択するかは、制御信号(SEL1〜SEL3)の組み合わせによって決定される。制御信号SEL1は、黒レベルかグレーレベルかの選択を行う。また、制御信号SEL2はハイ側かロー側かの選択を行う。また、制御信号SEL3は電位1か電位2かの選択を行う。
プリチャージ回路14は、プリチャージ線141、バッファ142、スイッチ制御線143およびスイッチ回路144を有する構成となっている。液晶パネル15内に入力されたプリチャージ信号PSIGは、プリチャージ線141によってプリチャージ回路14へ伝送される。スイッチドライブパルスPSWは、バッファ142を介してスイッチ制御線143に与えられる。
スイッチ回路144は、信号線26−1〜26−nの各々とプリチャージ線141との間に接続されたn個のプリチャージスイッチPS1〜PSnによって構成されている。これらプリチャージスイッチPS1〜PSnとしては、NチャネルMOSトランジスタからなるNMOSスイッチ、PチャネルMOSトランジスタからなるPMOSスイッチ、あるいはNチャネルMOSトランジスタとPチャネルMOSトランジスタとが並列接続されてなるトランスファスイッチなどのスイッチ素子を用いることができる。
プリチャージスイッチPS1〜PSnは、水平駆動回路13によって信号線26−1〜26−nの各々に映像信号が書き込まれるのに先立って、制御回路部18から1Hごとにバッファ142を介してスイッチ制御線143に与えられるスイッチドライブパルスPSWに応答して一斉にオン状態になることにより、プリチャージバッファ部17からプリチャージ線141によって伝送されるプリチャージ信号PSIGを一括して信号線26−1〜26−nの各々に書き込む。
ここで、ノーマリホワイトの場合を例に挙げて説明すると、プリチャージ信号PSIGは、上述したように、映像信号の最大振幅レベルである黒レベルと複数電位の中間調レベル(例えば、グレーレベル)を持っている。すなわち、プリチャージ方式として、黒レベルと中間調レベルを水平ブランキング期間に信号線26−1〜26−nにプリチャージする2ステッププリチャージ方式が採られている。なお、実際には、黒レベルは、映像信号の最大振幅レベルよりも若干高めに設定される。
アクティブマトリクス型液晶表示装置において、2ステッププリチャージ方式を採用することで、先述したように、中間調レベルのプリチャージによって縦スジを低減し、ユニフォーミティ改善による画質向上を図ることができるとともに、黒レベルのプリチャージによって縦クロストークを低減し、画品位の向上を図ることができる。
(プリチャージ方法の例)
本実施形態では、一定期間毎にグレーレベルのプリチャージ信号PSIGGとして異なる電位のものを用い、振幅レベルを切り替えることで、すべての階調において、縦スジの発生を抑制することを目的とする。
グレーレベルのプリチャージ信号PSIGGの振幅レベルは、外部入力信号により制御するため、数多くのレベルを持つことも可能である。ただし、縦スジが視認されるには、映像信号電位とPSIGG電位にある程度大きな電位差がある場合であることから、振幅レベルとして、本実施形態では2レベルの場合を例として説明する。
ここで、グレーレベルのプリチャージ信号PSIGG電位の設定としては、1つを振幅センターとなる中心電位VSIGCから信号電位の最大Vsig Maxとの間に設定し、もうひとつを振幅センターとなる中心電位VSIGCから信号電位の最小Vsig Minの間に設定することが望ましい。
(1H反転駆動その1)
グレーレベルのプリチャージ信号PSIGGの振幅レベルの切り替えは、液晶表示装置の駆動方式によってタイミングが異なる。図4は、1H(水平走査期間)反転駆動方式(その1)の場合のプリチャージ信号の切り替えを説明する図である。1H(水平走査期間)反転駆動方式(その1)では、映像信号VSIGは1H毎に中心電位VSIGCを中心としてハイ側となるVSIGG−Hとロー側となるBSIGG−Lとの極性反転を行うにあたり、プリチャージ信号として、2H毎に振幅レベルの切り替えを行う。
すなわち、図4に示す例では、映像信号VSIGのハイ側となる1Hに対応して、ハイ側の黒レベルのプリチャージ信号PSIGB−Hとハイ側のグレーレベルの電位2に対応したプリチャージ信号PGIGG−H2が供給され、次の映像信号VSIGのロー側となる1Hに対応して、ロー側の黒レベルのプリチャージ信号PSIGB−Lとロー側のグレーレベルの電位2に対応したプリチャージ信号PGIGG−L2が供給される。
次いで、次の映像信号VSIGのハイ側となる1Hに対応して、ハイ側の黒レベルのプリチャージ信号PSIGB−Hとハイ側のグレーレベルの電位1に対応したプリチャージ信号PGIGG−H1が供給され、次の映像信号VSIGのロー側となる1Hに対応して、ロー側の黒レベルのプリチャージ信号PSIGB−Lとロー側のグレーレベルの電位1に対応したプリチャージ信号PGIGG−L1が供給される。
このように、1Hごとにグレーレベルのプリチャージ信号のハイ、ローが切り替わるとともに、ハイ側、ロー側ともそれぞれ2種類の電位が順次切り替わる状態となり、あらゆる階調から成る映像信号が供給されてもプリチャージ信号との間で大きな電位差が連続して発生することを回避でき、縦スジの発生を抑制できるようになる。
(1H反転駆動その2)
図5は、1H(水平走査期間)反転駆動方式(その2)の場合のプリチャージ信号の切り替えを説明する図である。1H(水平走査期間)反転駆動方式(その2)では、映像信号VSIGは1H毎に中心電位VSIGCを中心としてハイ側となるVSIGG−Hとロー側となるBSIGG−Lとの極性反転を行うにあたり、プリチャージ信号として、1F毎に振幅レベルの切り替えを行う。
すなわち、図5に示す例では、映像信号VSIGのハイ側となる1Hに対応して、ハイ側の黒レベルのプリチャージ信号PSIGB−Hとハイ側のグレーレベルの電位2に対応したプリチャージ信号PGIGG−H2が供給され、次の映像信号VSIGのロー側となる1Hに対応して、ロー側の黒レベルのプリチャージ信号PSIGB−Lとロー側のグレーレベルの電位2に対応したプリチャージ信号PGIGG−L2が供給される。そして、これを1Fの期間で繰り返し行う。
次いで、次の1Fの期間で、映像信号VSIGのハイ側となる1Hに対応して、ハイ側の黒レベルのプリチャージ信号PSIGB−Hとハイ側のグレーレベルの電位1に対応したプリチャージ信号PGIGG−H1が供給され、次の映像信号VSIGのロー側となる1Hに対応して、ロー側の黒レベルのプリチャージ信号PSIGB−Lとロー側のグレーレベルの電位1に対応したプリチャージ信号PGIGG−L1が供給される。これを1Fの期間で繰り返し行う。
このように、1Hごとにグレーレベルのプリチャージ信号のハイ、ローが切り替わるとともに、1Fごとにプリチャージ信号の振幅が順次切り替わる状態となり、あらゆる階調から成る映像信号が供給されてもプリチャージ信号との間で大きな電位差が連続して発生することを回避でき、縦スジの発生を抑制できるようになる。
(1F反転駆動その1)
図6は、1F(フィールド期間)反転駆動方式(その1)の場合のプリチャージ信号の切り替えを説明する図である。1F反転駆動方式(その1)の場合は、映像信号VSIGが1F毎に極性反転するにあたり、1Hごとにハイ側もしくはロー側のプリチャージ信号の電位1、2を順次切り替えるものである。
すなわち、図6に示す例では、映像信号VSIGのハイ側となる1Fに対応して、その期間での1Hごとハイ側のプリチャージ信号の電位1であるPSIGG−H1とハイ側のプリチャージ信号の電位2であるPSIGG−H2とを順次切り替える。
そして、次の映像信号VSIGのロー側となる1Fに対応して、その期間で1Hごとロー側のプリチャージ信号の電位1であるPSIGG−L1とロー側のプリチャージ信号の電位2であるPSIGG−L2とを順次切り替える。
このように、1Fごとに映像信号のハイ、ローが切り替わる1F反転駆動において、各1Fの1Hごとにグレーレベルのプリチャージ信号の電位が切り替わることで、あらゆる階調から成る映像信号が供給されてもプリチャージ信号との間で大きな電位差が連続して発生することを回避でき、縦スジの発生を抑制できるようになる。
(1F反転駆動その2)
図7は、1F(フィールド期間)反転駆動方式(その2)の場合のプリチャージ信号の切り替えを説明する図である。1F反転駆動方式(その2)の場合は、映像信号VSIGが1F毎に極性反転するにあたり、2Fごとにハイ側もしくはロー側のプリチャージ信号の電位1、2を順次切り替えるものである。
すなわち、図7に示す例では、映像信号VSIGのハイ側となる1Fに対応して、その期間でのハイ側のプリチャージ信号の電位1であるPSIGG−H1を1Hごとに供給し、次に映像信号VSIGのロー側となる1Fに対応して、その期間でのロー側のプリチャージ信号の電位1であるPSIGG−L1を1Hごとに供給する。
次いで、次に映像信号VSIGがハイ側となる1Fに対応して、その期間でのハイ側のプリチャージ信号の電位2であるPSIGG−H2を1Hごとに供給し、次に映像信号VSIGのロー側となる1Fに対応して、その期間でのロー側のプリチャージ信号の電位2であるPSIGG−L2を1Hごとに供給する。
このように、1Fごとに映像信号のハイ、ローが切り替わる1F反転駆動において、2Fごとにグレーレベルのプリチャージ信号の電位が切り替わることで、あらゆる階調から成る映像信号が供給されてもプリチャージ信号との間で大きな電位差が連続して発生することを回避でき、縦スジの発生を抑制できるようになる。
図8は、1H反転駆動(その1)での実施の効果を説明する図である。映像信号PSIGとグレーレベルのプリチャージ信号PSIGGとの電位差が、従来技術では常に一定であったのに対し(図9参照)、本実施形態では2H毎に変化する。このように、非常に速い時間で、PSIGG電位の切り替えを行うため、時間的に平均化され、人間の目にはその影響を視認できない程度となる。従来技術では、階調によっては大きな電位差が常に続くことになるため、縦スジが視認できたのに対し、本実施形態では、あらゆる階調において大きな電位差が常に続くことはないため、縦スジの発生を抑制することが可能となる。
なお、上記各実施形態では、画素の電気光学素子として液晶セルを用いた液晶表示装置に適用した場合を例に挙げて説明したが、本発明はこの適用例に限られるものではなく、画素の電気光学素子として例えばEL素子を用いたEL表示装置など、電気光学素子を含む画素が行列状に2次元配置されてなり、プリチャージ方式を採る平面型表示装置全般に適用可能である。
本実施形態に係る表示装置の全体構成の概略を示すシステム構成図である。 画素(画素回路)の回路構成の一例を示す回路図である。 プリチャージバッファ部の構成を説明する図である。 1H(水平走査期間)反転駆動方式(その1)の場合のプリチャージ信号の切り替えを説明する図である。 1H(水平走査期間)反転駆動方式(その2)の場合のプリチャージ信号の切り替えを説明する図である。 1F(フィールド期間)反転駆動方式(その1)の場合のプリチャージ信号の切り替えを説明する図である。 1F(フィールド期間)反転駆動方式(その2)の場合のプリチャージ信号の切り替えを説明する図である。 1H反転駆動(その1)での実施の効果を説明する図である。 1H(水平走査期間)反転の場合のプリチャージグレイを用いた駆動信号のタイミングを説明する図である。 1F(フレーム期間)反転の場合のプリチャージグレイを用いた駆動信号のタイミングを示す説明する図である。 縦スジの発生について説明する図である。
符号の説明
10…アクティブマトリクス型液晶表示装置、11…画素アレイ部、12…垂直駆動回路、13…水平駆動回路、14…プリチャージ回路、15…液晶パネル、16…映像信号アナログバッファ部、17…プリチャージバッファ部、18…制御回路部、20…画素、21…TFT(薄膜トランジスタ)、22…液晶セル、23…保持容量、25(25−1〜25−m)…走査線、26(26−1〜26−n)…信号線

Claims (6)

  1. 画素に対して所定期間ごとに駆動信号の極性を反転させる駆動回路と、
    前記駆動回路による駆動信号の供給前のタイミングでその後に供給される前記駆動信号の極性に合わせたプリチャージ信号を前記画素に与えるプリチャージ回路とを備えており、
    前記プリチャージ回路は、前記駆動信号の極性に合わせた前記プリチャージ信号として各極性ごとに中間調レベルで電位の異なる複数種類を与える
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記駆動信号の一方の極性に対応した複数種類のプリチャージ信号の電位は、当該駆動信号と当該駆動信号の反転極性となる駆動信号との中間の電位から当該駆動信号の最大の電位との間で設定され、
    前記駆動信号の他方の極性に対応した複数種類のプリチャージ信号の電位は、当該駆動信号と当該駆動信号の反転極性となる駆動信号との中間の電位から当該駆動信号の最小の電位との間に設定される
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記駆動回路から供給される前記駆動信号の極性が1水平走査期間ごとに反転する場合、前記プリチャージ回路から与えられる電位の異なる複数種類のプリチャージ信号の極性反転が2水平走査期間または1フィールド期間ごとに行われる
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  4. 前記駆動回路から供給される前記駆動信号の極性が1フィールド期間ごとに反転する場合、前記プリチャージ回路から与えられる電位の異なる複数種類のプリチャージ信号の極性反転が1水平走査期間または2フィールド期間ごとに行われる
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  5. 前記プリチャージ回路は、前記複数種類のプリチャージ信号を外部の信号生成手段から受ける
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  6. 画素に対して所定期間ごとに駆動信号の極性を反転させる駆動回路と、
    前記駆動回路による駆動信号の供給前のタイミングでその後に供給される前記駆動信号の極性に合わせたプリチャージ信号を前記画素に与えるプリチャージ回路とを備える表示装置のプリチャージ方法において、
    前記プリチャージ回路は、前記駆動信号の極性に合わせた前記プリチャージ信号として各極性ごとに中間調レベルで電位の異なる複数種類を与える
    ことを特徴とする表示装置のプリチャージ方法。
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