JP2008267708A - 貯湯式給湯システムの運転方法と貯湯式給湯システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒートポンプ式の給湯機を有する貯湯式給湯システムの運転方法において、契約施設の最大需要電力を越えることなく、湯切れの発生を抑え、ヒートポンプの効率を高める。
【解決手段】給湯システムの運転方法は、平均電力を算出するステップ(S2)と、デマンド時限の分割時間毎に施設の最大需要電力を予測するステップ(S6)と、予測デマンド値Ppと目標デマンドPmaxとを比較するステップ(S7)と、n台のヒートポンプを停止したときの修正予測デマンド値Pp(n)を算出するステップ(S9)と、Pp(n)とPmaxを比較し、Pp(n)がPmaxを越えない最小のヒートポンプの停止台数nを決定するステップ(S10)と、n台のヒートポンプを停止するステップ(S12)とを備える。これにより、契約施設の最大需要電力を越えることなく、湯切れの発生を抑え、ヒートポンプの効率を高めることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、契約電力管理する施設において、最大需要電力のピーク電力を抑制する貯湯式給湯システムの運転方法とその貯湯式給湯システムに関する。
従来から、電力の契約形態は多岐にわたるが、概ね50kW以上の電気容量を要する施設においては高圧受電を行う必要がある。この高圧受電における契約電力は、当月を含む過去1年間の各月の最大需要電力のうちで最も大きい値として算出される。ここで、最大需要電力とは、このデマンド時限の30分毎に計量された施設での全使用電力のうち月間で最も大きい値となる。従って、一度使用電力の最大値が更新されてしまうと以後、使用電力値が最大値を下回っても最低1年間はその基本料金が継続されることとなる。このため、基本料金の低減には、この最大需要電力を超過しないように使用電力を抑えることが必要とされる。
このような施設における電力制御において、施設の電力負荷にヒートポンプを有する給湯機が含まれる場合、この給湯機の電力制御は、主としてヒートポンプをオン、オフすることにより行われていた。しかしながら、このような給湯機の電力制御においては、給湯機が複数のヒートポンプを有する場合に、全ヒートポンプを同時にオン、オフ制御していたため、例えば、最大需要電力を越えないように複数のヒートポンプの全てを一斉に停止すると、予測電力値よりも過剰に電力を抑制してしまうことがあり、給湯機の運転効率を低下させると共に、給湯機で湯切れが生じることがあった。
ところで、特許文献1に示されるように、ヒートポンプと蓄熱ユニットから成る複数の加熱ユニットを備えた給湯用の給湯装置において、蓄熱ユニットに残存する温熱量を加熱ユニット毎に検出し、この検出した値に基づき、各ヒートポンプに対する供給電流の合計値が所定の上限値以下となるように、加熱ユニット毎にヒートポンプの加熱能力を設定する給湯装置が知られている。
しかしながら、上記装置においては、供給電流が所定の上限値を越えないように、ヒートポンプの圧縮機に供給される交流電流の周波数を設定し直すことにより供給電流を変えて、ヒートポンプを個別に制御することができるが、ヒートポンプをオン、オフせず電力制御を行うため、電力制御の可変範囲が狭く、電力負荷の大きい施設等では、契約電力管理に基く電力のデマンド制御を行うことが困難であった。
特開2004−101022号公報
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、電力を熱源とした給湯機を電力負荷として含む施設の契約電力の管理において、契約施設の最大需要電力を越えることなく、しかも、湯切れの発生を抑え、ヒートポンプの効率を高めることのできる貯湯式給湯システムの運転方法とその貯湯式給湯システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、電力使用開始から1年間の各月の契約電力が、電力使用開始月からその月までの最大需要電力の内、最も大きい値となる契約形態の施設において使用されるヒートポンプ式の給湯機を有する貯湯式給湯システムの運転方法において、契約単位全体の所定時間毎の平均電力を予測するステップと、前記予測された平均電力が、前記最大需要電力を越えることなく、かつ、前記最大需要電力に近付くように前記複数のヒートポンプを個別にオン、オフ制御するステップと、を備えたものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の貯湯式給湯システムの運転方法において、前記複数のヒートポンプをオフさせる際、該複数のヒートポンプの中で積算稼働時間の長いヒートポンプから優先してオフさせて給湯機の電力を運転制御するものである。
請求項3の発明は、請求項2に記載の貯湯式給湯システムの運転方法において、前記給湯機を複数備え、該複数の給湯機を連携させて制御し、前記複数の給湯機におけるヒートポンプをオフさせる際、該複数の給湯機の中で貯湯量の大きい側の給湯機のヒートポンプを優先してオフさせて前記複数の給湯機の電力を運転制御するものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の貯湯式給湯システムの運転方法において、前記ヒートポンプは、予め定めた最短運転時間は継続して運転させるものである。
請求項5の発明は、電力使用開始から1年間の各月の契約電力が、電力使用開始月からその月までの最大需要電力の内、最も大きい値となる契約形態の施設において使用されるヒートポンプ式の給湯機を有する貯湯式給湯システムにおいて、契約単位全体の所定時間毎の平均電力を予測する手段と、前記予測された平均電力が、前記最大需要電力を越えることなく、かつ、前記最大需要電力に近付くように前記複数のヒートポンプを個別にオン、オフ制御する手段と、を備えたものである。
請求項1又は請求項5の発明によれば、予測される平均電力が最大需要電力を越えないように、かつ、最大需要電力に近付けるように複数のヒートポンプを個別に制御できるので、契約電力料金が高くなることを防止できると共に、すべてのヒートポンプを一斉に停止することが殆どなくなり、ヒートポンプの過剰な停止を防止でき、湯切れの発生を低下することができる。また、各ヒートポンプのオン、オフの頻度を低減できるので、長時間運転が増加し、ヒートポンプの運転効率が向上する。
請求項2の発明によれば、各ヒートポンプの運転時間を平準化できるので、それらヒートポンプの寿命にばらつきが生じることを防止することができる。
請求項3の発明によれば、貯湯量の大きい側の給湯機は貯湯の熱容量が大きくヒートポンプを停止させても、直ぐに湯の温度が低下しないので、ヒートポンプ停止によるシステム全体の急な湯切れの発生を低減することができる。
請求項4の発明によれば、ヒートポンプを短い時間でオン、オフしないので、ヒートポンプの運転効率の低下を防止することができる。
本発明の第1の実施形態に係る貯湯式給湯システムの運転方法は、契約単位時間として定められた時限毎の平均電力における各月毎の最大需要電力の内、電気使用開始月から当月までの最も大きい値を電気使用開始から1年間の各月の契約電力とする契約形態を取っている施設において使用されるヒートポンプ式の給湯機を含む貯湯式給湯システム(以下、給湯システムと略す)にあって、契約単位全体の所定時間(デマンド時限という)毎の平均電力(デマンドという)を予測し、予測された平均電力(予測デマンド値という)が、契約施設の最大需要電力の更新に寄与しないように給湯機を定常的に運転制御(デマンド制御という)するものである。
図1は、本実施形態の運転方法が適用される給湯システムの全体構成、図2は給湯機の構成を示す。この給湯システムは、電力負荷となる給湯機1と、給湯機1に電力を供給する受電設備部2を備え、給湯機1と受電設備部2は、受電設備部2側から電力を供給する給電線3と電力情報を送受する通信部4により結ばれている。給湯機1は、湯を貯める貯湯タンク11と、この貯湯タンク11に水を温めて給湯する複数のヒートポンプ(ここでは、12a、12b、12c、12d)を有するヒートポンプユニット(HPUという)12と、貯湯タンク11及びHPU12等を制御する電子制御ユニット(Electronic、control unit、ECUという)13とを有する。受電設備部2は、電源供給部2aと、電力計測部2bを有する。電源供給部2aは、給湯機1を含めシステム全体に供給する電力を発生する。電力計測部2bは、受電設備部2の消費電力を含め施設における契約単位全体の電力を計測し、測定された電力値を通信部4を介してECU13に伝送する。
ECU13は、給湯システム全体を制御するCPU13a(運転制御手段)と、HPU部13運転制御する運転制御部13b(運転制御手段)と、貯湯タンク11の湯切れを検出する湯切れ検出部13cと、電力測定時間等の複数のタイマ(I、II)を有するタイマ部13dと、ECU13をリモートコントロールするリモコン13fとを有する。CPU13aは、整数をカウントするカウンタ(不図示)を内蔵している。また、HPU12は、4つの同じヒートポンプ12a、12b、12c、12dを備える。また、貯湯タンク11とHPU12は、水や湯を供給するためのパイプラインとして温度の低い水を通す配管14(2重線)と、熱い湯を通す配管15a、15b、15c、15d(黒い太線)とを備える。また、この配管14は、水の流れを迂回さすバイパス弁16aと供給水を止める止水弁16bを有し、配管15aは、部分的に湯を放出する逃し弁16cと温度調節用の温調弁16dを有し、配管15bは、水圧(又は湯圧)減圧用の減圧弁16eと止水弁16bを備える。配管15c、15dは、貯湯タンク11からの高温湯(〜90℃)と温調弁16dで温度調整された設定温湯を各配管の先端部に設けられた湯栓17a及び混合栓17bに配給湯し、各栓から高温の湯及び温度調整された湯がそれぞれ出力される。また、貯湯タンク11の湯の出口側と水の入口側には、湯の温度を測る温度センサ18aと、水量を測る流量カウンタ18bをそれぞれ備えている。この温度センサ18aは、湯切れ検出部13cに接続され、湯切れ検出部13cは、この貯湯タンク11上部の温度センサ18aにより、湯切れを検出する。ここで、湯切れとは、貯湯タンク11内の湯の温度が低下し、湯が水の状態になっていることをいう。
上記のように構成された給湯システムの運転においては、大きく分けて次の3段階で給湯機1を運転制御する。第1段階においては、先ず、デマンド時限(一般には30分とされる)更新直後から平均電力を一定の時間間隔Ts(分)毎に算出し、第2段階は、平均電力算出時点で、デマンド時限内に消費可能な給湯機1の電力値を算出し、第3段階において、その時点における予測デマンド値Ppが、契約電力の最大需要電力(過去1年間の最大電力値(30分平均))である目標デマンドPmaxを越えた場合に運転を時間間隔Ts(分)の間、停止するものである。
このため、電力計測部2bは、給湯機1の電力負荷となるHPU12(12a乃至12d)と、施設の他の電力負荷を含む施設の契約単位全体の使用電力を測定する。また、その測定された電力値は通信部4からECU13のCPU13aに伝達される。CPU13aは、この電力値から平均電力を求める時間単位を、契約単位時間のデマンド時限T1(30分)とし、このデマンド時限T1毎に平均電力(デマンド)を算出する。また、CPU13aは、このデマンド時限T1をさらに細かく分割した所定の時間間隔Ts(ここでは、T1を6分割して5分間とする)毎に、更新から現時点までの平均電力Paveを求める。この分割した時間間隔Tsは、HPU12の運転、停止を判断する時間間隔である。また、冷媒を余熱する時間を必要とするHPU12においては、通常運転開始から出湯開始までに数分を要する場合を考え、この時間間隔Tsを5分に選んでいる。
また、CPU13aは、タイマ部13dにおいて、電力値更新からの経過時間t1を測るタイマIと、時間間隔Tsを計るタイマIIを制御し、デマンド時限T1(30分)内の施設の最大需要予測電力(Ppという)(予測デマンド値という)をTs時間毎に予測する。そのため、先ず、平均電力Paveの算出時点において、デマンド時限内の残り時間で消費可能な給湯機1の電力値を算出する。この給湯機1の消費電力は、電力使用量の大きいHPU12の使用電力で略決まる。このHPU12の使用電力のデマンド時限T1の現時点t1からの残りの時間(30−t1)における需要予測電力を、Ph(30−t1)/30として求める。ここで、Phは、HPU12のデマンド時限(30分)当たりの最大予測消費電力としている。また、HPU12の最大予測消費電力Phは、このHPU12に使用する各ヒートポンプ12a乃至12dのそれぞれのデマンド時限当りの最大予測消費電力(Pr)の合計(4Pr)で決まりる。ここでは、ヒートポンプ12a乃至12dは、全て同じデマンド時限当りの消費電力(Pr)を持つものとする。
次に、施設の契約単位全体のデマンド時限における予測デマンド値Ppを求める。この予測デマンド値Ppは、デマンド時限更新後の現時点t1の平均電力PaveにHPU12のデマンド時限の残り時間で消費される需要予測電力のPh(30−t1)/30を加えたものとする。これにより、予測デマンド値Ppは、次の式により表される。
Pp=Pave+Ph(30−t1)/30 …(1)
このように、この予測デマンド値Ppは、平均電力PaveとHPU12の需要予測電力Ph(30−t1)/30により簡単に求めることができる。また、CPU13aは、契約電力となる予測デマンド値Ppの過去1年間の最大需要電力(30分平均値)Pmax[kW](目標デマンドという)と比較し、この予測デマンド値Ppが目標デマンドPmaxを越えないように運転制御部13bを制御し、運転制御部13bがHPU12のオン、オフの切り替えを行って、給湯機1を運転制御する。
この運転制御部13bによるHPU12のオン、オフの切り替えは、HPU12の全ヒートポンプ12a、12b、12c、12dの全部を同時にオン、オフするのでなく、予測デマンド値Ppが目標デマンドPmaxを越えない範囲で、かつ、目標デマンドPmaxにできるだけ近付くように個別にオン、オフする。すなわち、4台のヒートポンプ12a乃至12dの内、n台(0≦n≦4)のヒートポンプを停止したとき、HPU12の需要予測電力は(Ph−nPr)(30−t1)/30となる。これにより、修正予測デマンド値Pp(n)は、次の式により表される。
Pp(n)=Pave+(Ph−nPr)(30−t1)/30…(2)
ここで、Pmax−Pp(n)>0となる最小の整数nの値を求める。この整数nの台数だけヒートポンプを停止させる。例えば、n=2のときは、ヒートポンプ12a、12b(図1参照)だけを停止させる。
このように、本実施形態の運転方法は、デマンド時限(30分)毎の最大需要電力を予測し、この予測値が目標デマンドPmaxを超過しないように、かつ、予測値が目標デマンドPmaxに近付くように給湯機1の電力負荷であるHPU12のヒートポンプ12a乃至12dを個別に運転を制御する。
次に、本実施形態の給湯システムの運転方法について、図3のフローチャートを参照して説明する。CPU13aは、デマンド時限更新後、タイマ部13dのタイマIの経過時間t1をゼロに設定し(S1)、電力計測部2bの電力値から算出する平均電力Paveをゼロに設定し(S2)、タイマ部13dのタイマIIにおいて平均電力Paveを求める時間t2をゼロに設定する(S3)。次に、CPU13aは、電力計測部2bの電力値に基づく平均電力Paveを算出し(S4)、時間t2がTs未満の場合は(S5でNO)、ステップ4に戻ってTs期間の平均電力Paveの算出を継続し(S4)、時間t2がTsより大きい場合は(S5でYES)、ステップ4で算出した平均電力PaveとHPU12の残りのデマンド時限(30−t1)内における平均電力の需要予測電力Ph(30−t1)/30との和から予測デマンド値Ppを求め(S6)、この予測デマンド値Ppと目標デマンドのPmaxとを比較し、予測デマンド値Ppが大きい場合は(S7でYES)、CPU13aは、CPU13aに内蔵するカウンタ(不図示)で整数nを1に設定する(S8)。そして、CPU13aは、n台のヒートポンプのうち、先ず1台(n=1)を停止したときの修正予測デマンド値Pp(n)(n=1)を求め(S9)、修正予測デマンド値Pp(n)と目標デマンドPmaxを比較し、Pp(n)がPmaxより大きい場合は(S10でNO)、整数nを1つ増加し、n=n+1として(S11)、再度、S9に戻って、修正予測デマンド値Pp(n)と目標デマンドPmaxを比較し、Pmax−Pp(n)>0となるまでS9からS11を繰り返し、Pp(n)がPmaxより小さくなったときのnを求める(S10でYES)。これにより、Pp(n)がPmaxを越えない最小のヒートポンプの停止台数nを決定する。CPU13aは、この得られたnを基に、n台のヒートポンプに停止命令を発し(S12)、ステップ7でNOの場合は、HPU12の停止命令を解除する(S13)。
そして、時間t1がデマンド時限の30分未満の場合は(S14でNO)、ステップ3に戻り、t2をゼロにリセットし再度、ステップ3からステップ14までを繰り返す。また、ステップ14でYESの場合(デマンド時限の30分が経過したとき)は、ステップS1に戻り、t1をゼロにリセットして、次のデマンド時限における測定に移る。
上記フローチャートに基くデマンド制御の例として、4台のヒートポンプを持つ給湯システムにおけるデマンド時限に対する予測平均電力及びヒートポンプのオン、オフ制御について、図面を参照して説明する。図4(a)は、4台のヒートポンプ(HP1、HP2、HP3、HP4)の内、1台運転(菱型印)、2台運転(□印)、3台運転(△印)及び4台(○印)運転した場合のそれぞれの予測電力デマンド時限30分間における時間間隔Ts(5分)毎の予測デマンド値Ppの変化を示す。図4(b)は、予測デマンド値Ppが目標デマンドPmaxを越えないように4つのヒートポンプHP1、HP2、HP3、HP4をオン、オフ制御する状態を示す。ここで、ヒートポンプのHP1、HP2、HP3、HP4は、それぞれ図2のヒートポンプ12a、12b、12c、12dのいずれかに対応する。
これら図4(a)、(b)に示されるように、最初の30分のデマンド時限Ta(=T1)において、経過時間t1が5分〜15分の間においては、ヒートポンプを4台とも運転しても、予測デマンド値Ppの値は目標デマンドのPmaxを越えないと予測されるので、CPU13aは、ヒートポンプを4台とも可動するように制御する。t1=20分において、2台以上運転すると、PpはPmaxを越えると予測されるので、CPU13aは3台のヒートポンプHP2、HP3、HP4の停止命令を発してそれらの運転を停止させる。t1=25においては、4台運転してもPpはPmaxを越えないと予測されるので、4台とも運転する。また、次の30分のデマンド時限Tb(=T1)においては、t1=5〜20分において、ヒートポンプを2台以上運転すると、PpがPmaxを越えると予測されるので、ヒートポンプHP3、HP4は5分〜20分の間で停止される。そして、t1=20分において20分〜25分の間で、予測デマンド値PpがPmax以下になると予測されると、CPU13aからの運転命令によりヒートポンプHP3、HP4の運転が再開される。
これにより、例えば、消費電力1.5kW/台のヒートポンプが4台あるとき、目標デマンドPmaxが50kWの場合に、予測デマンド値Ppが51kWと予測されたとき、もし、4台同時にオン−オフする運転では、6kW分が一度にオフされるのでPpは45kWとなる。一方、上記運転方法のようにヒートポンプを個別にオン−オフする運転では、1台のみの停止によりPp=49.5kWとなり、Pp<Pmaxとすることができ、かつ、PpをPmaxに近付けることができる。即ち、Pp>Pmaxと予測されるときは、Pp<Pmaxとなる最小のヒートポンプの停止台数を得ることができるので、この最小のヒートポンプ数だけを停止させて、PpがPmaxを越えないようにできる。従って、複数のヒートポンプの過剰な停止を防止することができ、ヒートポンプのオン−オフ頻度を削減できて運転効率が向上すると共に、PpをPmaxに近付けることができるので貯湯タンクの湯切れの発生を低下できる。
このように、第1の実施形態の給湯システムの運転方法によれば、デマンド時限毎に、デマンド時限(30分)を分割した時間間隔Ts毎に予測される予測デマンド値Ppに基き、この予測デマンド値Ppが目標デマンドPmaxを越えないように、かつ、最大需要電力に近付けるように複数のヒートポンプを個別に制御できるので、契約電力料金が高くなることを防止できると共に、すべてのヒートポンプを一斉に停止することが殆どなくなり、ヒートポンプの過剰な停止を防止でき、湯切れの発生を低下することができる。また、各ヒートポンプのオン、オフの頻度を低減できるので、長時間運転が増加し、ヒートポンプの運転効率が向上する。これにより、ヒートポンプ式の給湯機1においては、ヒートポンプの高頻度のオン−オフ運転を避けることができ、圧縮機の寿命劣化を抑制でき、エネルギ損失を低減することができる。
また、本実施形態の給湯システムにおいては、給湯機1の貯湯タンク11の貯湯容量が大きいため(ここでは、370L)、瞬時的に停止しても急に湯の温度が低下することはなく給湯機能の動作に影響を与えることが少ない。また、他の稼動状態の電力負荷(例えば、照明機器など)を停止することなく電力制御できるので、電力制御に伴う施設の多くの電力負荷を持つ設備の機能低下を防ぐことができる。従って、施設全体が電力制御による影響を受け難くなることにより、電力制御時の施設の機能の低下を抑えて、かつ最大需要電力の更新を防止でき、電力料金を低減することができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る給湯システムの運転方法について、図5を参照して説明する。図5は、本実施形態の運転方法を示すフローチャートであり、図3と相違するステップのみを示している。本実施形態の運転方法は、前記第1の実施形態と基本的に同じであり、複数のヒートポンプをオフさせる際、複数のヒートポンプの中で積算稼働時間の長いヒートポンプから優先してオフさせて給湯機の電力を運転制御する。CPU13aは、HPU12に含まれる各ヒートポンプの積算稼働時間を個別にCPU13aに備えられるメモリ(不図示)に記憶している。
ステップS10において、停止するヒートポンプの数nが決定されると、CPU13aは、CPU13aのメモリに記憶されている各ヒートポンプの積算稼働時間を比較し、積算稼働時間の長い順にヒートポンプをn台選択し(S15)、この選択したn台に対して停止命令を送り、n台を停止する(S12)。これにより、積算稼働時間の長いヒートポンプを優先して停止することができる。
このように、本実施形態の運転方法によれば、複数のヒートポンプをオフさせる際、複数のヒートポンプの中で積算稼働時間の長いヒートポンプから優先してオフさせて給湯機の電力を運転制御することにより、各ヒートポンプの運転時間を平準化できるので、それらヒートポンプの寿命にばらつきが生じることを防止することができる。
次に、本発明の第3の実施形態に係る給湯システムの運転方法について、図6及び図7を参照して説明する。図6は、本実施形態の給湯システムの構成を示す。本実施形態の運転方法は、前記第1の実施形態と基本的に同じであり、給湯機を複数備え、複数の給湯機を連携させて制御し、複数の給湯機におけるヒートポンプをオフさせる際、複数の給湯機の中で貯湯量の大きい側の給湯機のヒートポンプを優先してオフさせて、複数の給湯機の電力を運転制御する。
同システムは、給湯機1に加え、給湯機20をさらに有し、給湯機を複数台備えた構成にしている。給湯機20は、基本的に給湯機1と同様のものであり、貯湯タンク21、HPU22、ECU23を有し、受電設備部2の電源供給部2aから電源が供給されている。HPU22は、ECU23により制御される4つのヒートポンプ22a、22b、22c、22dを備え、ECU23は、給湯機20全体を制御するCPU23a(運転制御手段)を有し、CPU23aは、給湯機1のECU13におけるCPU13aと制御ライン5で結ばれている。ここで、給湯機1側は、給湯システム全体を制御管理するマスタ側となり、給湯機20側は、マスタ側の給湯機1で制御されるスレーブ側の給湯機となる。従って、給湯機1のCPU13aは、給湯機1に加え、給湯システム全体を制御する。このため、CPU13aは、制御ライン5を介して、給湯機20への運転制御命令を送り、また、給湯機20側の各機器の数量、性能等を含む機器情報、及び貯湯タンク21の貯湯量情報、温度情報等を受け取ることができ、これらの情報を基に、CPU23aを制御してHPU22の各ヒートポンプをオン、オフ制御することができる。
図7は、本実施形態の運転方法を示すフローチャートであり、図3と相違するステップのみを示している。予測デマンド値Ppが目標デマンドPmaxを越える場合(S7でYES)、CPU13aは、給湯機1のHPU12、又は給湯機1のHPU23の各ヒートポンプを停止するように制御する。このとき、CPU13aは、給湯機1側の貯湯量と給湯機20の貯湯量とを比較し、貯湯量の多い方の給湯機を選択し(S16)、Pmax>Pp(S10)となるまで連続して停止台数を増加し(S11)、貯湯量の多い方の給湯機のヒートポンプの台数(n台)を停止する(S12)。この結果、貯湯量の多い方の給湯機のヒートポンプを優先して停止することができる。
これにより、複数の貯湯機間で運転制御を行う場合、貯湯量(残湯量)の多い方の給湯機のヒートポンプを優先して停止することにより、この貯湯量の偏りを無くすことができる。例えば、積算稼働時間のみを基準にヒートポンプをオン−オフすると、既設の給湯機Aに給湯機Bが新設された場合には、積算稼働時間の長い給湯機Aが優先的に停止され、給湯機間で貯湯タンクに貯湯量に偏りが生じていたが、この偏りを無くすことができる。さらに、通常、貯湯量の多い方の給湯機の貯湯タンクは、貯湯の熱容量が大きく、ヒートポンプを停止しても急激には温度低下せず直ぐには湯切れを生じなので、貯湯量が少ない方の給湯機の貯湯タンクに比べて、停止による湯切れの発生が起こり難い。従って、貯湯量(残湯量)の多い方の給湯機のヒートポンプを優先して停止することにより、ヒートポンプの停止による湯切れの発生を抑制することができる。
このように、第3の実施形態の運転方法によれば、複数の給湯機1、20におけるヒートポンプ(12a乃至12d、22a乃至22d)をオフさせる際、給湯機1、20の中で貯湯量の大きい側の給湯機のヒートポンプを優先してオフさせて各給湯機の電力を運転制御することができる。これにより、貯湯量の大きい側の給湯機は、貯湯タンクの熱容量が大きくヒートポンプを停止させても、直ぐに湯の温度が低下しないので、ヒートポンプの停止によるシステム全体の急な湯切れの発生を低減することができる。
次に、本発明の第4の実施形態に係る給湯システムの運転方法について、図8及び図9を参照して説明する。本実施形態の運転方法は、前記第1の実施形態と基本的に同じであり、給湯機の各ヒートポンプは、予め定めた最短運転時間は継続して運転させるように、給湯機の電力を運転制御するものである。
図8は、本運転方法を用いる給湯システムにおける給湯機のエネルギー効率を表す指標として、(運転開始からの加熱量積算値)/(運転開始からの消費電力積算値)で表される給湯機1の積算COP(Coefficient Of Performance、成績係数)特性を示したものである。積算COPは、給湯機が立上ってから過渡的な変動を経て、約5分程度で緩やかな上昇曲線となり、約15分後にほぼピーク値に近くなる。即ち、ヒートポンプ式の給湯機においては、冷媒を余熱する時間が必要であるため、通常運転開始から出湯開始までに数分を要する場合が多く、高頻度のオン−オフにおいては、出湯に至らずエネルギのみ消費するロスが生じる可能性がある。従って、給湯機を効率よく動作するには、起動スタートから例えば、最短運転時間として約15分程度は継続して動作させることが望ましい。
このため、本実施形態の運転方法では、CPU13aは、給湯機1の各ヒートポンプ(HP1、HP2、HP3、HP4)の運転時間をCPU13aのメモリに記憶し、それらの内、予め定めた最短運転時間(ここでは、15分間)以内のヒートポンプには、停止命令を発しないように制御する。
図9(a)、(b)に示されるように、2番目のデマンド時限Tb(=T1)において、t1=5分における予測デマンド値Ppは、ヒートポンプを3台以上同時運転させたときに目標デマンドPmaxを越える。従って、本来は、2台までしか同時運転できないので、ヒートポンプ4台の内の2台、例えば、ヒートポンプのHP3、H4を停止しなければならない。しかし、ヒートポンプ4台の内、の運転継続時間が最短運転時間15分以上のヒートポンプが1台(ここでは、HP4)しかないとすると、2番目のデマンド時限Tb(=T1)のt1=5〜10分の間において、最短運転時間が15分以下である3台を、そのまま運転させる。この運転制御により、最短運転時間に達しない3台のヒートポンプは、停止されず継続運転されるので効率よく動作させることができる。なお、ヒートポンプが2台停止のところ、1台しか停止していないので、目標デマンドを超過する可能性が考えられるが、通常、各ヒートポンプの予測デマンド値Ppには、目標デマンドPmaxに対する余裕度(マージン)をそれぞれ持たせているので、実際には、目標デマンドPmaxを越えることはない。
このように、第4の実施形態の運転方法によれば、ヒートポンプは、予め定めた最短運転時間は継続して運転させることにより、ヒートポンプを短い時間でオン、オフしないので、ヒートポンプの運転効率の低下を防止することができる。
なお、本発明は、上記実施形態等に限られるものでなく、さらに適宜に変更することができる。例えば、ヒートポンプのオンーオフの運転制御は、使用条件に応じて、積算稼働時間、最短運転時間、及び残湯量の大きさ等の要素を組合わせ、優先順位を適宜替えて好適に制御することができる。また、上述した各実施形態においては、複数のヒートポンプを、全て同じ仕様のものとしたが、異なるヒートポンプを用いて各ヒートポンプの仕様データを基に個別に制御することもできる。
本発明の第1の実施形態に係る給湯システムの運転方法が適用される給湯システムの構成図。 同給湯システムの給湯機の構成図。 上記運転方法のフローチャート。 (a)は上記運転方法に基くデマンド時限の予測需要電力を示す図、(b)は上記運転方法に基くヒートポンプのオン、オフ制御を説明する図。 本発明の第2の実施形態に係る給湯システムの運転方法のフローチャート。 本発明の第3の実施形態に係る給湯システムの運転方法が適用される給湯システムの構成図。 上記運転方法のフローチャート。 本発明の第4の実施形態に係る給湯システムの運転方法における積算COP特性を示す図。 (a)は上記運転方法に基くデマンド時限の予測需要電力を示す図、(b)は上記運転方法に基くヒートポンプのオン、オフ制御を説明する図。
符号の説明
1、20 給湯機
12、22 ヒートポンプユニット
12a、12b、12c、12d、22a、22b、22c、22d ヒートポンプ
13a、23a CPU(平均電力予測手段、ヒートポンプ制御手段)
13b 運転制御部(ヒートポンプ制御手段)

Claims (5)

  1. 電力使用開始から1年間の各月の契約電力が、電力使用開始月からその月までの最大需要電力の内、最も大きい値となる契約形態の施設において使用されるヒートポンプ式の給湯機を有する貯湯式給湯システムの運転方法において、
    契約単位全体の所定時間毎の平均電力を予測するステップと、
    前記予測された平均電力が、前記最大需要電力を越えることなく、かつ、前記最大需要電力に近付くように前記複数のヒートポンプを個別にオン、オフ制御するステップと、
    を備えたことを特徴とする貯湯式給湯システムの運転方法。
  2. 前記複数のヒートポンプをオフさせる際、該複数のヒートポンプの中で積算稼働時間の長いヒートポンプから優先してオフさせて給湯機の電力を運転制御することを特徴とする請求項1に記載の貯湯式給湯システムの運転方法。
  3. 前記給湯機を複数備え、該複数の給湯機を連携させて制御し、
    前記複数の給湯機におけるヒートポンプをオフさせる際、該複数の給湯機の中で貯湯量の大きい側の給湯機のヒートポンプを優先してオフさせて前記複数の給湯機の電力を運転制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の貯湯式給湯システムの運転方法。
  4. 前記ヒートポンプは、予め定めた最短運転時間は継続して運転させることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の貯湯式給湯システムの運転方法。
  5. 電力使用開始から1年間の各月の契約電力が、電力使用開始月からその月までの最大需要電力の内、最も大きい値となる契約形態の施設において使用されるヒートポンプ式の給湯機を有する貯湯式給湯システムにおいて、
    契約単位全体の所定時間毎の平均電力を予測する手段と、
    前記予測された平均電力が、前記最大需要電力を越えることなく、かつ、前記最大需要電力に近付くように前記複数のヒートポンプを個別にオン、オフ制御する手段と、
    を備えたことを特徴とする貯湯式給湯システム。
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