JP2008267399A - 吐出弁 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】一端に流体流入口18が設けられ、他端に流体流出口が設けられた弁ケーシング12と、この弁ケーシング12内に往復移動可能に収容されて、前記流体流入口18を開閉する弁体11とを備えた吐出弁10であって、前記流体流入口18と、前記流体流出口とが、略一直線上に設けられている。
【選択図】図3
Description
本発明に係る吐出弁は、一端に流体流入口が設けられ、他端に流体流出口が設けられた弁ケーシングと、この弁ケーシング内に往復移動可能に収容されて、前記流体流入口を開閉する弁体とを備えた吐出弁であって、前記流体流入口と、前記流体流出口とが、略一直線上に設けられている。
このような低温流体用昇圧ポンプによれば、ポンプ作動中における騒音を低減させることができ、かつ、低温流体を所望の圧力まで確実に昇圧させることができる。
図1は本実施形態に係る吐出弁の構成要素を分解した状態を示す縦断面図、図2は本実施形態に係る吐出弁の構成要素を組み立てた状態を示す図であって、弁体が閉じている状態を示す縦断面図、図3は本実施形態に係る吐出弁の構成要素を組み立てた状態を示す図であって、弁体が開いている状態を示す縦断面図である。
第1の弁ケーシング13は、縮径部15と、拡径部16と、フランジ部17とを備えている。また、縮径部15の内部(半径方向内側)には、流体流入口18と、ガイド部(内壁面)19とが形成されており、拡径部16の内部(半径方向内側)には、第2の弁ケーシング取付部20が形成されている。
第1の凹所25は、ボール11の曲率と略同じ曲率を有する平面視円形状、断面視円弧状を呈するくぼみ(ディンプル(dimple))であり、ボール11の一部を受け入れる(収容する)ように形成されている。
第2の凹所26は、平面視円形状、断面視円弧状を呈するくぼみであり、後述するバネ27の一端部を受け入れる(収容する)とともに、後述する連通孔28の出口部と連通するように形成されている。
また、ボール受け台24の外周部、すなわち、第1の凹所25および第2の凹所26の周囲(半径方向外側)には、ボール受け台24の一端面と他端面とを連通する連通孔28が、周方向に沿って複数本(本実施形態では12本)設けられている。
第1の凹所31は、バネ27の他端部を受け入れる(収容する)くぼみであり、その一端部には、第2の弁ケーシング14の一端面14aに向かって末広がりとなる(漸次拡径する)拡径部35が形成されている。
第2の凹所34は、平面視円形状、断面視矩形状を呈するくぼみであり、その内周面には、図示しない配管の一端部に接続された配管継手36(図2および図3参照)の外周面に形成された雄ネジ部37(図2および図3参照)と螺合する雌ネジ部38が形成されている。
また、これら第1の凹所31と第2の凹所34とは、連通孔39を介して連通している。
一方、バネ27の力よりも流体流入口18を介してボール11の表面に作用する力が大きくなると、図3に示すように、ガイド部19に沿って(案内されて)ボール11およびボール受け台24が第2の弁ケーシング14の側に移動し、シート面とボール11の表面との間(隙間)からガイド部19内に流体Fが流れ込み、ガイド部19内に流れ込んだ流体Fは、連通孔28、第1の凹所31、および連通孔39を介して吐出弁10の外(本実施形態では第2の凹所34に接続された配管継手36を介して図示しない配管中)に流れていく(吐出される)こととなる。
そして、流体流入口18を介してボール11の表面に作用する力が、バネ27の力よりも小さくなると、図2に示すように、ガイド部19に沿って(案内されて)ボール11およびボール受け台24が流体流入口18の側に移動し、シート面とボール11の表面とが当接(密着)して、シート面とボール11の表面との間(隙間)からガイド部19内への流体Fの流れ込みが遮断(中断)されることとなる。
また、ガイド部19に沿って(案内されて)ボール11を支持するボール受け台24が摺動することとなるので、ボール11の表面をシート面に確実に当接(密着)させることができ、ボール11の表面とシート面とのシール性を向上させることができる。
11 ボール(弁体)
12 弁ケーシング
13 第1の弁ケーシング(弁ケーシング)
14 第2の弁ケーシング(弁ケーシング)
18 流体流入口
19 ガイド部(内壁面)
24 ボール受け台(弁体受け台)
28 連通孔
34 第2の凹所(流体流出口)
Claims (3)
- 一端に流体流入口が設けられ、他端に流体流出口が設けられた弁ケーシングと、この弁ケーシング内に往復移動可能に収容されて、前記流体流入口を開閉する弁体とを備えた吐出弁であって、
前記流体流入口と、前記流体流出口とが、略一直線上に設けられていることを特徴とする吐出弁。 - 前記弁体、または前記弁体を支持する弁体受け台が、前記弁ケーシングの内壁面に沿って摺動可能に構成されており、かつ、前記弁体または前記弁体受け台の周縁部に、前記流体流入口の中心と、前記流体流出口の中心とを結ぶ線に沿って穿設された複数本の連通孔が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の吐出弁。
- 請求項1または2に記載の吐出弁を備えてなることを特徴とする低温流体用昇圧ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007107072A JP2008267399A (ja) | 2007-04-16 | 2007-04-16 | 吐出弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007107072A JP2008267399A (ja) | 2007-04-16 | 2007-04-16 | 吐出弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008267399A true JP2008267399A (ja) | 2008-11-06 |
Family
ID=40047178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007107072A Pending JP2008267399A (ja) | 2007-04-16 | 2007-04-16 | 吐出弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008267399A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2755816A (en) * | 1949-05-07 | 1956-07-24 | Collins Valve Company Inc | Check valves |
JPH06159538A (ja) * | 1992-11-24 | 1994-06-07 | Tokai Gokin Kogyo Kk | チェックバルブ |
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JP2006275025A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 低温流体用昇圧ポンプ |
-
2007
- 2007-04-16 JP JP2007107072A patent/JP2008267399A/ja active Pending
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