JP2008267399A - 吐出弁 - Google Patents

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憲治 中道
Yuichi Kihara
勇一 木原
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Abstract

【課題】吐出弁内における流体騒音を低減させること。
【解決手段】一端に流体流入口18が設けられ、他端に流体流出口が設けられた弁ケーシング12と、この弁ケーシング12内に往復移動可能に収容されて、前記流体流入口18を開閉する弁体11とを備えた吐出弁10であって、前記流体流入口18と、前記流体流出口とが、略一直線上に設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、吐出弁、例えば、低温(0℃以下)の流体(例えば、水素)を圧縮して昇圧させる低温流体用昇圧ポンプに用いられて好適な吐出弁に関するものである。
吐出弁としては、例えば、特許文献1に開示されたものが知られている。
特開2000−185798号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された吐出弁では、内部に形成された流体の流路が、流入部と吐出部とで大きく変化する、すなわち、屈曲部を有するように構成(形成)されている。そのため、この屈曲部において流体騒音が発生してしまうといった問題点があった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、吐出弁内における流体騒音を低減させることができる吐出弁を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、下記の手段を採用した。
本発明に係る吐出弁は、一端に流体流入口が設けられ、他端に流体流出口が設けられた弁ケーシングと、この弁ケーシング内に往復移動可能に収容されて、前記流体流入口を開閉する弁体とを備えた吐出弁であって、前記流体流入口と、前記流体流出口とが、略一直線上に設けられている。
本発明に係る吐出弁によれば、内部に形成された流体の流路が、例えば、中心軸線C(図1参照)に沿って略一直線状に、すなわち、流体の流れ方向が略一方向となる(略一定する)ように、言い換えれば、流体の流れ方向が大きく変わらない(屈曲部を有しない)ように構成(形成)されているので、流路の曲がり部(特に屈曲部)において発生する流体騒音を低減させることができる。
上記吐出弁において、前記弁体、または前記弁体を支持する弁体受け台が、前記弁ケーシングの内壁面に沿って摺動可能に構成されており、かつ、前記弁体または前記弁体受け台の周縁部に、前記流体流入口の中心と、前記流体流出口の中心とを結ぶ線に沿って穿設された複数本の連通孔が設けられているとさらに好適である。
このような吐出弁によれば、弁体または弁体受け台が、弁ケーシングの内壁面、例えば、図3に示すガイド部に沿って(案内されて)が摺動することとなるので、弁体の表面を、例えば、流体流入口の近傍に設けられたシート面に確実に当接(密着)させることができ、弁体の表面とシート面とのシール性を向上させることができる。
本発明に係る低温流体用昇圧ポンプは、流体騒音の低減化が図られるとともに、シール性の向上化が図られた吐出弁を備えている。
このような低温流体用昇圧ポンプによれば、ポンプ作動中における騒音を低減させることができ、かつ、低温流体を所望の圧力まで確実に昇圧させることができる。
本発明によれば、吐出弁内における流体騒音を低減させることができるという効果を奏する。
以下、本発明に係る吐出弁の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本実施形態に係る吐出弁の構成要素を分解した状態を示す縦断面図、図2は本実施形態に係る吐出弁の構成要素を組み立てた状態を示す図であって、弁体が閉じている状態を示す縦断面図、図3は本実施形態に係る吐出弁の構成要素を組み立てた状態を示す図であって、弁体が開いている状態を示す縦断面図である。
図1〜図3に示すように、本実施形態に係る吐出弁10は、例えば、ステンレス鋼から作り出された球状のボール(弁体)11と、その内部にボール11を収容する弁ケーシング12とを主たる要素として構成されたものである。
弁ケーシング12は、断面視略T字形状を呈する第1の弁ケーシング13と、断面視略矩形状を呈する第2の弁ケーシング14とを備えている。
第1の弁ケーシング13は、縮径部15と、拡径部16と、フランジ部17とを備えている。また、縮径部15の内部(半径方向内側)には、流体流入口18と、ガイド部(内壁面)19とが形成されており、拡径部16の内部(半径方向内側)には、第2の弁ケーシング取付部20が形成されている。
流体流入口18は、第1の弁ケーシング13の一端に設けられた端板21を板厚方向に貫通する平面視円形状を呈する貫通穴である。また、端板21の表面(ガイド部19と反対側の面)には、Oリング(密封部材)22を収容するための平面視円形状を呈する溝23が設けられて(切られて)いる。
ガイド部19は、後述するボール受け台(弁体受け台)24の外径よりもわずかに大きい内径を有するとともに、ボール受け台24を、その中心軸線Cに沿って摺動可能に案内(収容)する中空円筒状の部分(部位)であり、流体流入口18と第2の弁ケーシング取付部20とを連通する部分(部位)でもある。また、ガイド部19と流体流入口18との境界、すなわち、流体流入口18の出口端には、ボール11の表面と当接(密着)するシート面(図示せず)が形成されており、ボール11がこのシート面上に着座したときに、流体流入口18の出口端が完全に閉塞され、流体F(図2および図3参照)の流入または逆流が防止(阻止)されるようになっている。
ボール受け台24は、断面視矩形状、平面視円形状を呈する円筒形状の部材である。ボール受け台24の一端面(ボール11および流体流入口18と対向する側の端面)には、第1の凹所25が設けられており、他端面(第2の弁ケーシング14および後述するバネ26と対向する側の面)には、第2の凹所26が設けられている。
第1の凹所25は、ボール11の曲率と略同じ曲率を有する平面視円形状、断面視円弧状を呈するくぼみ(ディンプル(dimple))であり、ボール11の一部を受け入れる(収容する)ように形成されている。
第2の凹所26は、平面視円形状、断面視円弧状を呈するくぼみであり、後述するバネ27の一端部を受け入れる(収容する)とともに、後述する連通孔28の出口部と連通するように形成されている。
また、ボール受け台24の外周部、すなわち、第1の凹所25および第2の凹所26の周囲(半径方向外側)には、ボール受け台24の一端面と他端面とを連通する連通孔28が、周方向に沿って複数本(本実施形態では12本)設けられている。
バネ27は、ボール11およびボール受け台24を流体流入口18の側に付勢するものであり、流体流入口18を介してボール11の表面に作用する力(ボール11をバネ27の側へ押圧する力)が、バネ27の力よりも小さいときには、流体流入口18の出口端が完全に閉塞された状態(すなわち、図2の状態)をとることとなる。一方、流体流入口18を介してボール11の表面に作用する力が、バネ27の力よりも大きいときには、流体流入口18の出口端が完全に開放された状態(すなわち、図3の状態)をとることとなる。
第2の弁ケーシング取付部20は、その内周面に雌ネジ部29が形成された中空円筒状の部分(部位)であり、その内部には、第2の弁ケーシング14の一端部が収容されるようになっている。
第2の弁ケーシング14は、その外周面に、第2の弁ケーシング取付部20の内周面に形成された雌ネジ部29と螺合する雄ネジ部30を有する円筒形状の部材である。第2の弁ケーシング14の一端面(流体流入口18と対向する側の面)14aには、第1の凹所31が設けられており、この第1の凹所31の周囲(半径方向外側)には、Oリング(密封部材)32を収容するための平面視円形状を呈する溝33が設けられて(切られて)いる。また、第2の弁ケーシング14の他端面には、第2の凹所(流体流出口)34が設けられている。
第1の凹所31は、バネ27の他端部を受け入れる(収容する)くぼみであり、その一端部には、第2の弁ケーシング14の一端面14aに向かって末広がりとなる(漸次拡径する)拡径部35が形成されている。
第2の凹所34は、平面視円形状、断面視矩形状を呈するくぼみであり、その内周面には、図示しない配管の一端部に接続された配管継手36(図2および図3参照)の外周面に形成された雄ネジ部37(図2および図3参照)と螺合する雌ネジ部38が形成されている。
また、これら第1の凹所31と第2の凹所34とは、連通孔39を介して連通している。
図1(a)、図2、および図3中の符号40は、その内周面に、第2の弁ケーシング14の外周面に形成された雄ネジ部30と螺合する雌ネジ41を有する(ロック)ナットであり、このナット41により、第2の弁ケーシング取付部20に取り付けられた(締め付けられた)第2の弁ケーシング14が弛んだり、あるいは第2の弁ケーシング取付部20から抜け出したりすることが防止されるようになっている。
なお、バネ27の付勢力(ボール11およびボール受け台24を流体流入口18の側に付勢する(押し付ける)力)は、第2の弁ケーシング14の締め付け量、すなわち、組立完了時における第2の弁ケーシング取付部20の底面20aと、第2の弁ケーシング14の一端面14aとの間の距離(隙間)を変えることによりある程度調整(調節)できるようになっている。
以上のような構成要素を有する吐出弁10において、流体流入口18を介してボール11の表面に作用する力が、バネ27の力よりも小さいときには、図2に示すように、流体流入口18の出口端に形成されたシート面とボール11の表面とが当接(密着)し、流体流入口18の出口端が完全に閉塞された状態が保たれる(維持される)こととなる。
一方、バネ27の力よりも流体流入口18を介してボール11の表面に作用する力が大きくなると、図3に示すように、ガイド部19に沿って(案内されて)ボール11およびボール受け台24が第2の弁ケーシング14の側に移動し、シート面とボール11の表面との間(隙間)からガイド部19内に流体Fが流れ込み、ガイド部19内に流れ込んだ流体Fは、連通孔28、第1の凹所31、および連通孔39を介して吐出弁10の外(本実施形態では第2の凹所34に接続された配管継手36を介して図示しない配管中)に流れていく(吐出される)こととなる。
そして、流体流入口18を介してボール11の表面に作用する力が、バネ27の力よりも小さくなると、図2に示すように、ガイド部19に沿って(案内されて)ボール11およびボール受け台24が流体流入口18の側に移動し、シート面とボール11の表面とが当接(密着)して、シート面とボール11の表面との間(隙間)からガイド部19内への流体Fの流れ込みが遮断(中断)されることとなる。
本実施形態に係る吐出弁10によれば、内部に形成された流体Fの流路が、中心軸線C(図1参照)に沿って略一直線状に、すなわち、流体Fの流れ方向が略一方向となる(略一定する)ように、言い換えれば、流体Fの流れ方向が大きく変わらない(屈曲部を有しない)ように構成(形成)されているので、流路の曲がり部(特に屈曲部)において発生する流体騒音を低減させることができる。
また、ガイド部19に沿って(案内されて)ボール11を支持するボール受け台24が摺動することとなるので、ボール11の表面をシート面に確実に当接(密着)させることができ、ボール11の表面とシート面とのシール性を向上させることができる。
本発明に係る低温流体用昇圧ポンプによれば、ポンプ作動中における騒音を低減させることができ、かつ、低温流体を所望の圧力まで確実に昇圧させることができる。
本発明の一実施形態に係る吐出弁の構成要素を分解した状態を示す縦断面図である。 本発明の一実施形態に係る吐出弁の構成要素を組み立てた状態を示す図であって、弁体が閉じている状態を示す縦断面図である。 本発明の一実施形態に係る吐出弁の構成要素を組み立てた状態を示す図であって、弁体が開いている状態を示す縦断面図である。
符号の説明
10 吐出弁
11 ボール(弁体)
12 弁ケーシング
13 第1の弁ケーシング(弁ケーシング)
14 第2の弁ケーシング(弁ケーシング)
18 流体流入口
19 ガイド部(内壁面)
24 ボール受け台(弁体受け台)
28 連通孔
34 第2の凹所(流体流出口)

Claims (3)

  1. 一端に流体流入口が設けられ、他端に流体流出口が設けられた弁ケーシングと、この弁ケーシング内に往復移動可能に収容されて、前記流体流入口を開閉する弁体とを備えた吐出弁であって、
    前記流体流入口と、前記流体流出口とが、略一直線上に設けられていることを特徴とする吐出弁。
  2. 前記弁体、または前記弁体を支持する弁体受け台が、前記弁ケーシングの内壁面に沿って摺動可能に構成されており、かつ、前記弁体または前記弁体受け台の周縁部に、前記流体流入口の中心と、前記流体流出口の中心とを結ぶ線に沿って穿設された複数本の連通孔が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の吐出弁。
  3. 請求項1または2に記載の吐出弁を備えてなることを特徴とする低温流体用昇圧ポンプ。
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