JP2008266865A - 塗工ライナー及びそれを用いた段ボール - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明は、十分な目視白さを持ち、フレキソ印刷インキ、特に水性フレキソインキに対して優れたインキ発色性と印刷仕上がりを持つライナーおよびそれを用いた段ボールを提供する。
【解決手段】
、a、b値がそれぞれ、55〜90、−2〜8、0〜50の範囲にある2層以上を抄き合せたライナー原紙の片面に顔料と接着剤を主成分とする塗工層を有する塗工ライナーにおいて、該塗工層に顔料100質量部当たり焼成カオリンを60〜100質量部含有していることを特徴とする。全塗工量が乾燥重量で2〜10g/m、また塗料中に保水剤が配合されると好ましい。さらに、顔料100質量部当たりタルクを5〜40質量部含有し、また、接着剤を10〜50質量部含有していると好ましい。また、塗工後のライナーは、白色度が45〜80%、L、a、b値がそれぞれ75〜95、−1〜3、−2〜5で、かつC*値が5以下を有する。
【選択図】なし

Description

本発明は、塗工ライナー及びそのライナーを用いた段ボールに関する。特に、フレキソ印刷のインキ発色性の優れた美粧段ボール用のライナーとして用いることが出来るものである。
一般に、ライナーは3〜9層の多層抄きされた厚紙で、中層にはコスト及び省資源を目的として、脱墨されない古紙パルプが使用される。ライナーは中芯原紙と組み合わせて段ボールシートに加工され、各種包装箱等に使用されるが、近年段ボール箱の機能が、商品を保管・輸送などの流通過程で受ける物理的な力から守るだけでなく、商品が詰められたまま展示、あるいはセリ等に見られるように商品の顔としての機能を付加するために多色印刷が多く行われようになった。このため印刷方式のなかでもオフセットやグラビア印刷と比べ、技術進歩が目覚ましいフレキソ印刷が、小ロット多品種化や環境と安全性問題、コスト削減などの市場課題に対して、近年のデジタル化の波とともに、画期的で斬新な技術でもって注目されている。さらに印刷品質についても、他の印刷方式と比較しても遜色なく、水性化や無溶剤化の面で大きな優位性が認められ、欧米の包装分野では既にフレキソ印刷が主流となっており、日本においても普及の兆しがある。このよう情勢のなかで、見栄えにある目立つ印刷を通常のクラフト色以外のカラーライナーとして多色印刷が行われる美粧ライナーと呼ばれるライナーは、表層に晒パルプや上白古紙パルプを配合したり、白色顔料塗料を塗工し、表面の白色度を高めるたりすることによって製造されていた。また、表層のみの対策はコストがかかることから、表下層(表層の直下の層)にもある程度白色度のあるパルプを用いて、中層の色を隠蔽する作用を持たせることもある。この様な白色度の高い外観を持ったものは、白紙面だけでなく、これに印刷した場合、印刷面が美麗かつ鮮やかに見える効果を与える。このため、この種のライナーを使用して、カラー印刷を施した段ボ−ル箱は、人の目を引く効果が高く、更に、内容物を忠実に表するために、内容物の優良性を強く訴えることが出来る優れた面がある。近年、量販店を中心に、店頭に段ボ−ル箱に製品を詰めたまま販売するということがよく見受けられるようになって来ており、この点からも印刷面が美麗で鮮やかなライナーが求められている。
このため、ライナー表面の白色度と色相を所定の範囲に調整することにより、白紙外観、印刷外観も深みのある落ち着いた視覚効果を与えるライナーが開示されている。(特許文献1参照)また、顔料とバインダーを主成分として含有する塗工層により、白色度と色相及び光沢を特定範囲に調整することにより白紙面では落ち着いた視覚効果を与えるとともに、印刷の文字が読み易く、さらにカラー印刷するとインキ発色性が良好で印刷光沢が良好で印刷面が鮮明な美粧ライナーが開示されている。(特許文献2参照)しかしながら、これらの開示はいずれもライナーとしての色相を規定しているだけで、フレキソ印刷における印刷適性を十分満足させる提案になっていない。また、一般の茶ライナーに白インキを多量に印刷した上に、多色を印刷して、美粧性を付加する方法が行われているが、この場合、茶ライナー表面を白くし、赤や藍など多色インキの仕上がりをよくするために、高価な白インキを多量に印刷する必要があり、この方法も経済的に大きな負担となっている。
さらに、フレキソ印刷性の優れたライナーを得る方法として、ライナー表面にカチオン性の樹脂を塗布することにより印刷効果を向上させる技術が開示されている。(特許文献3、4を参照)しかしながら、インキの発色や印刷面の仕上がりに関して、十分満足できるものではなかった。
また、顔料と接着剤を主成分とする水性組成物をライナー原紙に塗工する際のその水性組成物中の顔料組成として(a)焼成カオリンが20〜70重量部、(b)構造化カオリンおよび/またはデラミネーテッドカオリンが15〜77重量部、および(c)プラスチックピグメントが3〜20重量部含有せしめられ、かつ(a)+(b)+(c)の合計が70重量部以上である塗工ライナーが開示されている(特許文献5参照)。しかしながら、その目的とするところは、グラビア印刷に適した、かつ白紙光沢、印刷光沢に優れた塗工ライナーを得ることにあり、この顔料組成の塗工層を持ったライナーを水性フレキソ印刷すると、インキ濃度が劣り、印刷仕上がりに劣るものしか得られない。さらに、フレキソ印刷のモトリングの発生がない、白紙光沢および印刷光沢に優れた塗工ライナーを得るために、塗被層面の平滑度特性として、加圧型平滑度計で加圧条件5kgf/cmで測定したときの平滑度が3.0μm以下で、20kgf/cmで測定した平滑度との比が0.3〜0.8である塗工ライナーが提案されている(特許文献6参照)。この提案は、通常の塗工ライナーは平滑が低くモトリングが発生しやすいこと、印刷光沢を高めたいことから、適正な平滑化を規定することで課題を解決したものであるが、規定の平滑性では塗被層のインキ吸収性が劣り、特にインキの発色性が不十分なレベルでしか得られない。
特開2001−146697号公報 特開2002−317395号公報 特開2004−232158号公報 特開2004−231901号公報 特開平11−279989号公報 特開2000−314095号公報
本発明は、目視で十分な白さを有し、フレキソ印刷インキ、特に水性フレキソインキに対して優れたインキ発色性と印刷均一性を有するライナーおよびそれを用いた段ボールを提供するものである。
本発明者等は上記課題を解決するために鋭意研究を行った結果、特定の色相を有するラ
イナー原紙に、特定の顔料を有する塗料を塗工することによって課題が解決されることを見出した。即ちL表色系(CIE1976)によって表されるL、a、b値がそれぞれ、55〜90、−2〜8、0〜50の範囲にある2層以上を抄き合せたライナー原紙の片面に顔料と接着剤を主成分とする塗工層を有する塗工ライナーにおいて、該塗工層に、顔料100質量部当たり焼成カオリンを60〜100質量部含有していることを特徴とする。
前記塗工層は、焼成カオリンを含有する塗料が少なくとも1層以上塗工されており、その全塗工量が乾燥重量で2〜10g/m2であることが好ましい。
前記塗料中にカルボキシメチルセルロースのナトリウム塩、ヒドロキシエチルセルロース、合成保水剤、ポリビニルアルコールからなる群より選ばれた少なくとも1種類を含有していることが好ましい。
前記塗工層に、顔料100質量部当たり、タルクを5〜40質量部含有していることが好ましい。
前記塗工層に、顔料100質量部に対し、接着剤を10〜50質量部含有していることが好ましい。
塗工後のライナーの白色度が45〜80%、L表色系(CIE1976)によって表されるL、a、b値がそれぞれ75〜95、−1〜3、−2〜5で、かつC値が5以下あるとさらに好ましい。
本発明によって、目視で十分な白さを有し、フレキソ印刷におけるインキ発色性に優れ、印刷均一性が良好なライナーおよびそれを用いた段ボールを提供することが可能となった。
一般に、フレキソ印刷は水性タイプのインキを使用して印刷が実施されることから、印刷面の吸水性度合いによりインキの浸み込みが異なり、インキの発色性、印刷均一性および網点再現性に大いに影響する。このため吸水性およびインキのビヒクルを抑制するために適正な顔料を含む塗工層を設けることにある。このため、フレキソ印刷に求められる吸水性の特性を共に満足させる検討を重ねた結果、塗工層に全顔料100質量部当たり、焼成カオリンを60〜100重量部含有することにより、極めて発色性の優れ、印刷均一性および網点再現性のある印刷効果が得られることを見出した。
上記の塗工層構成が、フレキソ印刷適性を改善する理由は必ずしも定かではないが、焼成カオリンは、天然に産するカオリンをキルンなどで約800℃程度の高温処理することにより、カオリンの結晶構造中に存在する結晶水を放出させたもので、結晶構造が崩壊して非晶質な構造となり、不透明性、多孔質でインキ吸収性に優れた性質を持っている。このことから、焼成カオリンのもつ空隙性によって、顔料中にインキを取り込み、またインキ中の溶剤が均一に吸収されて、インキの発色性と均一性が得られ、また密着性の向上による網点の再現性も得られるものと考える。このため、本発明において、L表示系で表されるL、a、b値としてそれぞれ、55〜90、−2〜8、0〜50の範囲にあるライナー原紙に塗工する塗料に使用される全顔料100質量部当たり、焼成カオリンを60〜100質量部含有すると、目視で十分な白さを保ち、且つ、水性フレキソ印刷において優れたインキ発色性と印刷均一性を得ることが出来る。含有量が70質量部以上であればより好ましい。因みに、焼成カオリンの含有量が60質量部未満であれば塗工した後のライナー表面が目視で十分な白さを保てず、フレキソ印刷におけるインキ発色性、印刷均一性が得られない。
本発明において、焼成カオリンを含有する塗料の塗工層は、単層であっても、複層であっても差し支えないが、全体の塗工量は2〜10g/m2が好ましい。塗工量がこの範囲であると、経済性にすぐれ、且つ水性フレキソのインキ発色性が優れたライナーが得られる。より好ましい塗工量としては、3〜7g/m2ある。
ライナー原紙表層に塗工する塗料の顔料で焼成カオリン以外の顔料としては、製紙分野で通常使用されている顔料、例えば、クレー、構造化カオリン、エンジニアードカオリン、水酸化アルミニウム、二酸化チタン、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化亜鉛、サチンホワイト、硫酸カルシウム、タルク等の一種または二種以上を使用することができる。その中でも特にタルクを使用することがより好ましい。その理由として、段ボール製造時においてライナー表面に異物が接触して擦れた時、ライナー表面の摩擦抵抗が高いとライナー表面に異物付着による汚れが発生しやすいことに対して、タルクが扁平顔料で、塗工層に存在すると摩擦抵抗を低減させる性質を有していることから、異物による汚れを軽減させるためである。一般的に製紙用のタルクは、セディグラフによって測定した平均粒径が1〜5μm、クロライト含有率は0〜90%であるが、中でもクロライト含有率5〜50%のタルクの使用は、顔料の分散性と加工時の汚れを軽減させる効果のバランスがとれているため、より好ましい。また、タルク配合部数は顔料100質量部当たり5〜40質量部が好ましい。クロライト含有率によりタルク配合部数は変わるものの、さらに好ましくは15〜40質量部である。ここで、タルクを配合した場合の焼成カオリンの配合部数としては、60〜95重量部、より好ましくは60〜85重量部である。なお、焼成カオリンおよび、タルクを除く顔料は、フレキソインキの吸収性の観点から、本発明の所望する効果を阻害しない範囲で使用するのが望ましいが、プラスチックピグメント等の有機顔料はインキ吸収性が劣るので好ましくない。
さらに、ライナー原紙表層に塗工する塗料に、保水剤を添加すると塗工適性が向上するので好ましい。添加する保水剤としては、製紙分野で一般にCMCと呼ばれているカルボキシメチルセルロースのナトリウム塩、ヒドロキシエチルセルロース、合成保水剤と呼ばれている多価カルボン剤アクリル系共重合体やメタクリル酸とアクリル酸エステルの共重合体等が挙げられる。その中でもカルボキシメチルセルロースのナトリウム塩は、塗工面が均一に塗工されやすく、特にエーテル化度0.60〜1.00、重合度600〜1200の範囲のものが取り扱い性に良好な点で好ましい。
本発明の塗料中の接着剤としては、特に限定するものではなく、一般の塗被紙製造分野で使用されている公知の接着剤が適宜使用される。例えば、スチレン−ブタジエン共重合体ラテックス、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体ラテックス、スチレンーメチルメタクリレートーブタジエン共重合体ラテックス等の共役ジエン系共重合体ラテックス、アクリル酸エステルおよび/またはメタクリル酸エステルの重合体または共重合体ラテックス等のアクリル系重合体ラテックス、エチレン−酢酸ビニル重合体ラテックス等のビニル系重合体ラテックス、あるいはこれらの各種重合体ラテックスをカルボキシル基等の官能基含有単量体で変性した重合体または共重合体ラテックス等の水分散性接着剤、ポリビニルアルコール、オレフィン−無水マレイン酸樹脂等の合成樹脂系接着剤、酸化澱粉、陽性澱粉、エステル化澱粉、デキストリン等の澱粉類が例示される。これら水分散性および/または水溶性接着剤から1種または2種以上を適宜選択して使用できる。接着剤の配合部数は顔料100質量部に対して、10〜50質量部の接着剤の使用が好ましい。さらに好ましくは15〜40質量部である。因みに、接着剤の含有量が10質量部未満であれば塗工層の強度が保てない。また、50質量部を超えると、塗工層中における顔料の比率が小さくなるため、塗工後のライナー表面が目視で十分な白さを保つことができず、また、フレキソ印刷におけるインキ発色性あるいは印刷均一性若しくはその両方が劣る。
また、インキ発色性向上、印刷均一性の仕上がりに関しての効果を阻害しない範囲において、本発明使用される塗料中に、表面サイズ剤、防滑剤、染料等の添加剤を併用してもよい。
本発明の塗料をライナー原紙に塗工するに当たっては、塗被紙製造に一般に使用される塗工装置が使用でき、例えば、ブレードコーター、エアーナイフコーター、ロールコーター、リバースロールコーター、バーコーター、カーテンコーター、ダイスロットコーター、グラビアコーター、チャンプレックスコーター、2ロールサイズプレスコーター、ゲートロールサイズプレスコーター、フィルムメタリングサイズプレスコーター等の塗工装置を使用して、オンマシン方式またはオフマシン方式でライナー原紙の表面に、単層または多層で塗工される。塗工時の顔料組成物の固形分濃度は、10〜75重量%の範囲で選ぶことができるが、塗工量が2〜10g/m2の範囲に留まるよう、また、塗工するコーターを考慮し、適宜調整することが好ましい。
本発明で塗工された塗工ライナーは、塗工面や印刷適性をさらに向上させるために、弾性ロールにコットンロールを用いたスーパーカレンダーや弾性ロールに合成樹脂ロールを用いたソフトニップ等のカレンダー装置により平滑化処理を行うことが出来る。ソフトニップカレンダーは合成樹脂ロール表面の耐熱温度がコットンロールに比べて高く設定することが可能なため、高温での処理が可能であり、同一の平滑性を目標とした場合、スーパーカレンダーに比べて処理線圧を低く設定できるので好ましい態様である。
本発明で使用されるライナー原紙については、構成するパルプとしては特に限定するものではなく、例えば木材パルプである未晒、晒の化学パルプ、機械パルプ、非木材パルプ及び雑誌古紙、チラシ古紙、新聞古紙、オフィス古紙、情報用紙古紙、段ボール古紙、紙器古紙等の古紙パルプ、マニラ麻等のパルプを一種、又は二種以上を適宜混合して使用される。強度等を考慮するとクラフトパルプ、段ボール古紙を使用することが好ましい。本発明においては、資源保護、強度バランスおよびコストの観点から、表層に段ボール古紙を70重量%以上配合することが好ましい態様である。
内添薬品も必要に応じて使用でき、例えば、硫酸バンド、ロジン等のサイズ剤、ポリアミド、澱粉等の紙力増強剤、濾水歩留まり向上剤、ポリアミドポリアミンエピクロヒドリン等の耐水化剤、染料等が使用される。例示したパルプ、内添薬品を使用し、二層以上のパルプ層を抄き合わせて多層構成とした原紙を使用する。
本発明のライナー原紙は、二層以上のパルプ層を抄き合わせて多層構成とするものであるが、公知の多層抄き抄紙機によって製造することができる。製造されたライナー原紙としては、L表色系(CIE:1976)によって表されるL、a、b値がそれぞれ55〜90、−2〜8、0〜50の範囲に調整し、塗工後のライナーが、白色度として45〜80%、L表色系(CIE1976)によって表されるL値が75〜95、a値が−1〜3、b値が−2〜5、より好ましくは0〜3で、かつCが5以下、より好ましくは3以下となる範囲にあればコントラストのあるライナーとして仕上げることができ好ましい。ここで、Cは彩度を示す指標で、C=[(a)+(b]1/2から求められる。
ここで、ライナー原紙表面の白色度については、5〜80%の範囲で本発明に適用される。原紙の白色度が高ければ高いほど、塗工後の目視白さが向上し、フレキソ印刷の有り無しの部分のコントラストが大きくなるので印刷仕上がりが向上するが、原紙の白色度を上げるには、使用するパルプを白くする必要があり、経済的な負担が増える。印刷仕上がりと経済性のバランスを考慮すると、原紙白色度は10〜40%の範囲が好ましい。なお、塗工する原紙の表層には、塗料の染み込みを抑えるため、サイズ剤を添加することが望ましい。
本発明の塗工ライナー上に印刷する際のフレキソインキとしては、特に制限はなく、アルコール型、コソルベント型、水性型、およびUV硬化型等があげられるが、これらのフレキソインキの中でも水性型が安全性、作業性及び経済性の面でも優れており、本発明の効果が最も顕著に表れる実施態様である。
また使用されるフレキソ印刷機は、印刷ユニットの並び方により、スタック型、ライン型、セントラルインプレッション型の3タイプに分けられるが、いずれのタイプも使用できる。
上記の本発明により得られた塗工ライナーは、少なくとも一方の最外面に備えた段ボール用ライナーとして用いることができ、本発明の段ボールが提供される。段ボールとしては、中芯の片面にのみライナーが貼合された片面段ボール、中芯の両面にライナーが貼合された両面段ボール、中芯/ライナーの積層体が複数段設けられた複数段の段ボールがあるが、本発明はいずれの段ボールにも適用可能である。
ライナーと共に段ボールを構成する波状部材の中芯としては特に制限はなく、一般の段ボールに使用されているものが使用できる。原料パルプとしては、セミケミカルパルプ(SCP)、ケミグラウンドパルプ(CGP)、段ボール古紙パルプ、雑誌古紙パルプ、未晒クラフトパルプ、クラフトパルプ、合成繊維等が使用でき、中でも、資源保護の観点から、段ボール古紙パルプや雑誌古紙パルプ等の古紙パルプを多く用いることが好ましい。中芯は積層紙であっても良く、さらには層間に合成樹脂接着剤層を有する積層紙であっても良い。
本発明の段ボールは、従来公知の段ボールの製造方法をそのまま適用でき、例えば、中芯とライナーとを、接着性物質を介して貼合するコルゲーター処理を経て製造することができる。接着性物質としては、澱粉糊や合成樹脂(ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリエステル、エチレン−不飽和カルボン酸共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、ブタジエン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ブタジエン−アクリロニトリル共重合体、ポリ酢酸ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリアクリル酸エステル系共重合体、スチレン−アクリル酸エステル共重合体等)等が挙げられる。
具体的には、(1)中芯又はライナーの表面に、押出ラミネートや合成樹脂エマルジョンの塗布等により接着剤層を形成してから、これらを重ね合わせ、加圧及び加熱して接着する方法、(2)中芯/ライナー間に合成樹脂フィルムを介在させ、これを加圧及び加熱して接着する方法、(3)中芯/ライナー間に合成樹脂のエマルジョンや溶液等の接着剤を介在させ、これを加圧及び加熱して接着する方法等が挙げられる。なお、(2)の方法においては、あらかじめ成形された合成樹脂フィルムを繰り出し、中芯/ライナー間に供給することもできるし、合成樹脂フィルムを溶融押出成形しながら、中芯/ライナー間に供給することもできる。
上記コルゲーター処理を1回実施することで、片面段ボールが製造され、複数回繰り返し実施することで、両面段ボールや複数段の段ボールが製造される。両面段ボールは、例えば、中芯とライナーとを加熱加圧ロールで貼合し片面段ボールとするシングルフェーサ(SF)と、SFで得られた片面段ボールの中芯側に更にライナーを重ね、加圧しながら熱盤上を走行させ貼合するダブルフェーサ(DF)とを有するコルゲーターを用いて製造することができる。加熱加圧条件は特に制限はないが、例えば、SFの加熱温度150〜200℃、線圧20〜40kN/m、加圧時間0.01〜0.20秒、DFの加熱温度150〜200℃、線圧0.1〜1.0kN/m、加圧時間2〜7秒等が好ましい。
以下に、実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、勿論、本発明はそれらの範囲に限定されるものでない。なお、例中の「部」、「%」は特に断わらない限り、質量部、質量%を示す。
実施例1
表面層、表下層、中層、裏下層、裏面層に段ボール古紙を使用して5層に抄き合せ、表面層には染料を添加し、米坪170g/m2のライナー原紙を得た。得られた表面層のL、a、b、白色度は、それぞれ、60.1、5.8、26.1、14.8%であった。
焼成カオリン(商品名:アンシレックス、BASF社製)100部に対して、接着剤(商品名:B−1535、旭化成社製)を25部、保水剤(商品名:A7055、東亜合成社製)0.5部(いずれも固形分換算)からなる塗工液を、濃度25%となるよう調製した。調製した塗料を上記の170g/m2のライナー原紙にバーコーターで乾燥重量が3.5g/m2(固形分)となるように塗工、乾燥後、1Nipのカレンダー処理をして塗工ライナーを得た。
実施例2
実施例1において、表面層にN材の未晒クラフトパルプ10%、脱墨パルプ15%、段ボール古紙75%、表下層にN材の未晒クラフトパルプ10%、段ボール古紙90%、中層、裏下層、裏面層にN材の未晒クラフトパルプ20%、段ボール古紙80%を使用して5層に抄き合せ、表面層には染料を添加し、米坪170g/m2のライナー原紙を得た。得られたライナー原紙表面層のL、a、bおよび白色度がそれぞれ、66.3、−0.6、37.3、14.4%であった以外は実施例1と同様な方法で塗工ライナーを得た。
実施例3
実施例1において、表面層にN材の未晒クラフトパルプ30%、脱墨パルプ70%、表下層、中層、裏下層および裏面層に段ボール古紙100%を使用して5層に抄き合せされ、表面層には染料を添加して、米坪170g/m2のライナー原紙を得た。得られたライナー原紙表面層のL、a、bおよび白色度がそれぞれ、72.8、2.1、16.0、32.3%に調整した以外は実施例1と同様な方法で塗工ライナーを得た。
実施例4
実施例1において、表面層にN材の晒クラフトパルプ20%、脱墨パルプ80%、表下層にマニラパルプ100%、中層、裏下層および裏面層に新聞古紙25%、雑誌古紙37%、段ボール古紙38%を使用して5層に抄き合せた米坪170g/m2のライナー原紙を得た。得られたライナーの表面層のL、a、b、白色度がそれぞれ、88.3、−0.4、1.3、71.4%であった。
焼成カオリン(商品名:アンシレックス、前出)80部、軽質炭酸カルシウム(商品名:TP121、奥多摩工業社製)20部、接着剤(商品名:B−1535、前出)を25部、カルボキシメチルセルロース(商品名:BSH、第一工業製薬社製)0.5部(いずれも固形分換算)からなる塗工液を、濃度30%となるよう調製した。調製した塗料を上記のライナー原紙にバーコーターで乾燥重量が5.0g/m2となるように塗工、乾燥後、1Nipのカレンダー処理をして、塗工ライナーを得た。
実施例5
焼成カオリン(商品名:アンシレックス、前出)70部、二酸化チタン(商品名:KA−100 COSMO CHEMICAL社製)20部、タルク(商品名:NK−PCW、兼松ケミカル社製)10部、接着剤(商品名:B−1535、前出)25部、カルボキシメチルセルロース(商品名:BSH、前出)0.5部(いずれも固形分換算)からなる塗工液を、濃度30%となるよう調製した。調製した塗料を実施例1のライナー原紙にバーコーターで5.0g/m2となるように塗工、乾燥後、1Nipのカレンダー処理をして塗工ライナーを得た。
実施例6
焼成カオリン(商品名:アンシレックス、前出)60部、二酸化チタン(商品名:KA−100、前出)10部、タルク(商品名:NK−KCL、兼松ケミカル社製)30部、接着剤(商品名:B−1535、前出)25部、カルボキシメチルセルロース(商品名:BSH、前出)0.95部(いずれも固形分換算)からなる塗工液を、濃度30%となるように調整した。調製した塗料を、実施例4のライナー原紙にバーコーターで5.0g/mとなるように塗工、乾燥後、1Nipのカレンダー処理をして塗工ライナーを得た。
比較例1
実施例1で使用したライナー原紙を塗工せず、非塗工ライナーとして得た。
比較例2
実施例4で使用したライナー原紙を塗工せず、非塗工ライナーとして得た。
比較例3
実施例1において、焼成カオリン(商品名:アンシレックス、前出)40部、重質炭酸カルシウム(商品名:FMT90、ファイマテック社製)60部、保水剤(商品名:A7055、東亜合成社製)0.6部(いずれも固形分換算)からなる塗工液を、濃度25%となるよう調製した以外は、実施例1と同様にして塗工ライナーを得た。
比較例4
実施例1において、2級カオリン(商品名:HT−GAS、BASF社製)100部、塗工量を5.2g/mとした以外は、実施例1と同様にして塗工ライナーを得た。
得られた塗工ライナーについて、下記の評価方法で評価を行い、得られた結果を表1、2に示した。表1は塗工前後の評価結果を示し、表2はフレキソ印刷評価結果を示した。なお、本発明における印刷ライナーの測定及び評価については特に記載のない限り、23℃、50%RHの環境下で行った。
(白色度)
白色度は分光白色度測色計(スガ試験機社製)を用い、JIS Z 8148に準じて求めた。
(塗工ライナーのL、a、b、C
、a、b、Cは分光白色度測色計(スガ試験機社製)を用い、JIS Z 8722に準じて測定し、JIS Z 8729に準じて表示した。
彩度C=[(a)+(b]1/2
(目視白さ指標)
分光白色測色計で測定した白色度が40〜60%の範囲のとき、その色相によって、目視による白さを感じる認識から乖離することがある。経験上、人間の目は明度70以上、彩度3以下で白く認識することから、本発明では、目視白さとして、明度70以上、彩度0〜3を満たしたときに、目視白さが優れており、明度70未満、彩度3を超える場合はすべて劣るとした。
(平滑度)
JIS P8151:2004に準じ、加圧型平滑度計(測定器:パーカープリントサーフ、Messmer Buchel社製)を使用し、加圧条件が0.5MPa(5kgf/cm)時の平滑度を測定した。
(摩擦係数)
JIS P8147:1994に準じ、引張試験機(測定器:オートグラフAGS−500NG、島津製作所社製)を使用して、引張速度が100mm/分、おもり1kgで、ライナーの表面同士を擦り合わせた時の動摩擦係数を測定した。
(フレキソ印刷におけるインキの発色性、均一性)
K印刷プルーファー(RK Print−Coat Instruments社製)、100線/インチに彫刻したアニロックスプレートで、水性フレキソ藍インキ(商品名:アクワコンテGN39SA藍、東洋インキ社製)を使用して、得られた塗工ライナーに印刷した。印刷した面をカラー反射濃度計(Model404G、X−Rite社製)でシアンインキ濃度を計測した。
フレキソ印刷均一性については、下記の目視評価を行った。
◎:フレキソ印刷面の均一性が優れている。
○:フレキソ印刷面にやや濃淡ムラが見られる。
×:フレキソ印刷面に濃淡ムラが顕著に見られる。
(網点再現性)
印刷局式グラビア印刷試験機(JAPAN TAPPI紙パルプ試験方法No24に準拠)で、インキは水性フレキソインキ(商品名:FK−99D−260くろPR−7、サカタインクス社製)を使用して印刷。50%の階調部を25倍に拡大し、網点の状態を下記の官能評価で行った。
○:網点の形状が明らかに認められるが、一部欠損がある。
△:網点の形状が認められるが、欠損部が全体の半分以上ある。
×:網点の形状が認められない。
(フレキソ印刷面の色:L、a、b
上記のフレキソインキの発色性、均一性の評価を行った藍印刷部について、L、a、bを分光白色度測色計(スガ試験機社製)で、JIS Z−8722に準じて測定。JIS Z−8729に準じて求めた。
(加工時汚れ評価)
得られた塗工ライナーおよび非塗工ライナーをコルゲーターで中芯(商品名:S120、王子板紙社製)と裏ライナー(商品名:SF210、王子板紙社製)を使用して貼合し、Aフルート形態で段ボールシートを作成した。その後、製函工程を経て段ボールケースを作成した。貼合、製函工程における汚れは下記の基準で官能評価を行った。
○:ライナー表面に異物付着による汚れが全く見られない。
△:ライナー表面に異物付着による汚れがわずかに見られるが、実用上問題ないレベル
である。
×:ライナー表面に異物付着による汚れが著しくみられ、実用上問題があるレベルであ
る。
貼合時における、熱板取られ状況等は、実施例、比較例で得られた塗工および非塗工ライナー共段ボールシートにおいては大差なかったが、得られたシートに果物の図柄を印刷すると、実施例1〜6の塗工ライナーが目視の白さ、フレキソ印刷におけるインキの発色性、均一性等が著しく際立っていた。
Figure 2008266865
Figure 2008266865
上記表1および2で明らかなように、実施例1、2、5は、原紙の白色度が低く、茶色でくすんだ色の原紙であり、また実施例3の原紙は、明度が70を超えているものの原紙の段階で目視白さが劣り、さらに実施例4の原紙は、白色度が70%で、原紙の段階で目視白さが優れている等の各原紙の違いがあるが、本発明の塗工層を設けたことにより、特定の色相を有し、目視の白さ、フレキソ印刷におけるインキの発色性、印刷均一性等が優れている。さらに実施例5、6では、フレキソインキ発色性、印刷均一性および網点再現性に優れるとともに、加工時汚れに対する効果がより優れている。これに対して、比較例1、2は、塗工層を設けないとフレキソインキが染み込んでしまい、ムラとしては視認し難く、印刷均一性としては優れているが、インキ濃度が低く、フレキソ印刷品質が劣っている。また比較例3は、焼成カオリンが40部と配合量が少ないことから、目視の白さが劣り、フレキソ印刷におけるインキの発色性が不十分で、網点再現性も劣り、ムラが目立ち印刷均一性が劣っている。比較例4は、白さ、色相が劣り、焼成カオリンを使用していないためにフレキソ印刷適性が極めて劣っている。
以上の通り、本発明により十分な目視白さを持ち、フレキソ印刷インキ、特に水性フレキソインキに対して優れたインキ発色性と印刷面の仕上がりを持つライナーまたはそれを用いた段ボールを得ることができた。

Claims (7)

  1. 表色系(CIE1976)によって表されるL、a、b値がそれぞれ、55〜90、−2〜8、0〜50の範囲にある2層以上を抄き合せたライナー原紙の片面に、顔料と接着剤を主成分とする塗工層を有する塗工ライナーにおいて、該塗工層に顔料100質量部当たり、焼成カオリンを60〜100質量部含有していることを特徴とする塗工ライナー。
  2. 前記塗工層は焼成カオリンを含有する塗料が少なくとも1層以上塗工されており、その全塗工量が、乾燥重量で2〜10g/m2である請求項1に記載の塗工ライナー。
  3. 前記塗料中にカルボキシメチルセルロースのナトリウム塩、ヒドロキシエチルセルロース、合成保水剤、ポリビニルアルコールからなる群より選ばれた少なくとも1種類を含有している請求項1または2に記載の塗工ライナー。
  4. 前記塗工層において、顔料100質量部当たり、タルクを5〜40質量部含有する請求項1〜3のいずれか一項に記載の塗工ライナー。
  5. 前記塗工層中に、顔料100質量部に対し、接着剤を10〜50質量部含有する請求項1〜4のいずれか一項に記載の塗工ライナー。
  6. 塗工後の白色度が45〜80%、L表色系(CIE1976)によって表されるL、a、b値がそれぞれ75〜95、−1〜3、−2〜5であり、かつC値(=[(a)+(b]1/2)が5以下であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の塗工ライナー。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載された塗工ライナーを用いた段ボール。
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