JP2008265434A - 車両の人員拘束用ガス発生器 - Google Patents

車両の人員拘束用ガス発生器 Download PDF

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Abstract

【課題】 組立が容易なガス発生器の提供。
【解決手段】 ハウジング11内に、第1燃焼室31と燃焼室カップ部材41内の第2燃焼室35を有している。第1燃焼室31内には、エンハンサ孔56を有するエンハンサ室カップ部材32がある。エンハンサ室カップ部材32の天板32aは燃焼室カップ部材41の天板41aよりも高い位置にあり、エンハンサ孔56は天板41aよりも高い位置にある。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エアバッグ装置等に適用できる車両の人員拘束用ガス発生器に関する。
自動車の人員拘束装置用のガス発生器には、衝突衝撃に応じて出力をある程度自在に調整できることが望まれている。このような要望に対しては、ガス発生器内部に独立した複数の燃焼室を形成し、それぞれにガス発生剤を収容して、別個の点火器で各々のガス発生剤の着火・燃焼のタイミングを調整する構造のデュアルタイプのガス発生器が知られている。
特許文献1の図4には、第一室234が第二室282を内包したエアバッグインフレータが示されている。第二室282の天井部は開口しており、周縁には肩部302が形成されて、その肩部302に蓋285が取り付けられている。そして、第二室282内部のガス発生剤が燃焼したとき、蓋285が外れ、第一室234に流れて、フィルタ240を通り、ガス出口224から外部へ排出される。
US6,189,927B1
特許文献1の構造では、ハウジング212の内部に、第1点火器組立体254(又はキャップ270)と第二室282(又はカップ284)が互いにハウジングの中心軸から偏心して配置されており、蓋285の高さと第1点火器組立体254(又はキャップ270)の天板面とがほぼ同じ(又は蓋285がわずかに低い)である。
このため、第一室234にガス発生剤を充填しようとすると、キャップ270とカップ284の隙間からガス発生剤を充填する必要があり、充填作業自体が困難な構造となっている。また、キャップ270のオリフィス276の形成部分が限定され、オリフィス276から噴出する点火生成物の噴出方向が限定される。
本発明は、組み立て易い構造で、ガス発生剤の着火が確実なデュアルタイプのガス発生器を提供することを課題とする。
〔請求項1〕
本発明は、課題の解決手段として、
ガス排出口を有するディフューザシェルとクロージャシェルからなるハウジング内に、筒状のフィルタが配置され、その内側に第1燃焼室を有し、更に前記第1燃焼室内に第2燃焼室を有しており、
前記第1燃焼室が、エンハンサ室とその外側に収容された第1ガス発生剤を有しており、前記エンハンサ室が、作動時に第1燃焼室と連通されるエンハンサ孔を周面に有するエンハンサ室カップ部材内に、前記第1ガス発生剤を着火燃焼させるための第1点火手段が収容されたものであり、
前記第2燃焼室が、作動時に第1燃焼室と連通される貫通孔を有し、前記ハウジングの中心軸に対して偏心して配置された燃焼室カップ部材と、前記ハウジング内壁面で囲まれた空間からなり、内部に第2点火手段と第2ガス発生剤が収容されたものであり、
前記エンハンサ室カップ部材の天板が前記燃焼室カップ部材の天板よりも高い位置にあり、かつ前記エンハンサ孔の少なくとも一部が前記燃焼室カップ部材の天板よりも高い位置にある、車両の人員拘束用ガス発生器を提供する。
本発明のガス発生器では、ハウジング内のフィルタ内側の空間には、内部がエンハンサ室となるエンハンサ室カップ部材と、それよりも高さの低い燃焼室カップ部材が配置されており、それらにより形成される空間内が第1燃焼室となり、燃焼室カップ部材内が第2燃焼室となっている。第1点火手段と第2点火手段は、いずれも周知の電気式点火器単独か又は電気式点火器とエンハンサ剤との組み合わせからなるものである。フィルタの高さはエンハンサ室カップ部材の高さと同等以上の高さであり、フィルタ内部に第1ガス発生剤を充填する空間が形成される。
本発明のガス発生器を組み立てるときは、先にクロージャシェルの内部に、第2ガス発生剤が収容された燃焼室カップ部材と、点火手段とエンハンサ室カップ部材を取り付ける。その後、筒状のフィルタを配置して、筒状のフィルタの内側に位置する燃焼室カップ部材の天板めがけて第1ガス発生剤を充填すれば、必然的にハウジング内の第2燃焼室を除いた空間内(第1燃焼室)内に所要量の第1ガス発生剤が充填できる。
また、エンハンサ室カップ部材のエンハンサ孔の少なくとも一部が燃焼室カップ部材の天板よりも高い位置にあるため、エンハンサ孔と正対する位置に第1ガス発生剤が必ず存在していることになる。このため、点火手段が作動してエンハンサ孔から燃焼生成物(火炎、高温ガス等の着火エネルギー)が噴出されたとき、前記燃焼生成物と第1ガス発生剤が接触し易いので、作動の確実性の点で有効である。
上記の燃焼室カップ部材の天板よりも高い位置にある複数のエンハンサ孔は、上から見たときに開口方向が燃焼室カップ部材の周壁部に対向乃至は正対していることが好ましい。
〔請求項2〕
本発明は、課題の解決手段として、
前記第2点火手段が電気式点火器のみであり、
前記燃焼室カップ部材が筒部材とカバーとからなり、前記筒部材の一端側開口が前記ハウジング底面に接触し、他端側開口に前記カバーが被せられたものであり、前記カバーの中央に凸部を有している、請求項1記載の車両の人員拘束用ガス発生器を提供する。
燃焼室カップ部材の内部が第2燃焼室となり、そこには第2ガス発生剤と中央部分に凸状の作動部を有している電気式点火器が収容される。このため、中央に凸部を有し、その周囲の高さが低いカバーを用いることで、電気式点火器の収容時にも作動部とカバーが接触することはなく、作動部とカバーの凸部との間にも第2ガス発生剤を介在できるようになり、第2ガス発生剤の着火性が向上される。更に、カバーの凸部を除く面を低くできることで、その分だけ第1燃焼室の容積も大きくすることができる。なお、電気式点火器の作動部と正対しているのであれば、凸部は中央部ではなく、中央部の近傍でもよい。
〔請求項3〕
本発明は、課題の解決手段として、前記エンハンサ室カップ部材の高さ(H)と前記燃焼室カップ部材の高さ(H)の比率(H/H)が0.3〜0.9の範囲であり、前記エンハンサ室カップ部材の高さが前記ハウジングの底面から天井面までの高さと同等である、請求項1又は2記載の車両の人員拘束用ガス発生器を提供する。
上記のとおり、エンハンサ室カップ部材の高さと燃焼室カップ部材の高さを関連づけることにより、第1燃焼室内への第1ガス発生剤の充填作業がより容易になる。エンハンサ室カップ部材の天板は、ハウジングの天井面と接触していてもよいし、ハウジングの天井面との間にガス発生剤が入り込まない程度の間隔があってもよい。
〔請求項4〕
本発明は、課題の解決手段として、
前記ハウジングの平面形状が円形で、前記フィルタの平面形状が円形で、前記エンハンサ室カップ部材の平面形状が円形であり、前記燃焼室カップ部材の平面形状が円弧形状のものであり、
前記燃焼室カップ部材が、曲面部分が前記フィルタの内壁面側に位置し、平面部分が前記エンハンサ室カップ部材側に位置するように配置されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両の人員拘束用ガス発生器を提供する。
円弧形状とは、円を任意の2点間で分けた形状である。円周上の2点で円周を2つの部分に分けたときには、長さが全円周の半分より大きい方が優弧、小さい方が劣弧となり、いずれもアルファベットの「D」に類似した形状である。本発明の「円弧」は半円形も含まれる。
よって、平面形状(又は幅方向の断面形状)が円弧形状の燃焼室カップ部材は、側面として、曲面と平面を有していることになる。このため、曲面部分を平面形状(又は幅方向の断面形状)が円形のフィルタ内壁面に当接させたり、僅かな間隙をおいて近接させることができ、平面部分を平面形状(又は幅方向の断面形状)が円形のエンハンサ室カップ部材に近接させることができるため、第2燃焼室の容積を大きくすることができる。
〔請求項5〕
本発明は、課題の解決手段として、
前記ハウジングの平面形状が円形で、前記フィルタの平面形状が円形で、前記エンハンサ室カップ部材の平面形状が円形であり、前記燃焼室カップ部材の平面形状が円周と凹曲線からなる円弧に類似する形状のものであり、
前記燃焼室カップ部材が、曲面部分が前記フィルタの内壁面側に位置し、凹曲面部分が前記エンハンサ室カップ部材側に位置するように配置されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両の人員拘束用ガス発生器を提供する。
円弧形状については、上記請求項4の発明において定義したとおりである。請求項5の発明における円弧に類似する形状とは、円弧形状における円周に対向する直線が凹曲線であるものを意味する。
よって、平面形状(又は幅方向の断面形状)が円弧に類似する形状の燃焼室カップ部材は、側面として、曲面と凹曲面(即ち、凸曲面と凹曲面)を有していることになる。このため、曲面部分を平面形状(又は幅方向の断面形状)が円形のフィルタ内壁面に当接させたり、僅かな間隙をおいて近接させることができ、凹曲面部分を平面形状(又は幅方向の断面形状)が円形のエンハンサ室カップ部材に近接させることができるため、第2燃焼室の容積を大きくすることができる。
本発明のガス発生器は、第1燃焼室に第1ガス発生剤を充填するときの作業が容易である。また、本発明のガス発生器は、ハウジング全体の大きさを変えることなく、第2燃焼室の容積を増加させることができ、ガス発生剤の着火性も向上させることができる。
(1)図1、図2のガス発生器
図1は、本発明のガス発生器の縦断面図、図2は、図1のガス発生器の横断面図である。なお、図2では、点火器は作動部のみを図示している。
ガス発生器10は、ディフューザシェル12とクロージャシェル13とが接合部11aで溶接一体化されたハウジング11により、外殻が形成されている。ハウジング11は、平面形状(半径方向の断面形状)が円形のものである。
ディフューザシェル12の周面には、複数のガス排出口14が設けられており、アルミニウム又はステンレスからなるシールテープ15で内側から閉塞され、ガス排出口14からの湿気の侵入が防止されている。
ハウジング11の内部には、燃焼ガスの濾過及び冷却機能を有する筒状のフィルタ45が配置されており、フィルタ45の外周面と、ガス排出口14及びシールテープ15の間には間隙55が設けられている。
第1燃焼室31は、ハウジング11の内部で筒状のフィルタ45の内側に形成されている。筒状のフィルタ45の内側には、エンハンサ室カップ部材32と燃焼室カップ部材41が配置されており、第1燃焼室31は、ハウジング11の内壁面、筒状のフィルタ45の内周面、エンハンサ室カップ部材32の外壁面、燃焼室カップ部材41の外壁面で囲まれた空間である。第1燃焼室31の内部には、第1ガス発生剤50が充填されている。
エンハンサ室33を形成するエンハンサ室カップ部材32は、その開口部が、クロージャシェル13の底面13aに形成された穴から嵌め込まれた第1点火器21(第1点火器21が嵌め込まれた点火器カラー)に圧入されており、開口部周縁がクロージャシェル13の底面13aに当接されている。よって、エンハンサ室カップ部材32は、軸方向及び半径方向にがたつくことがない。
天板32aとディフューザシェル12の天井面12aは、僅かな間隙をおいて正対しており、前記間隙には、第1ガス発生剤50が入り込むことはない。エンハンサ室カップ部材32の高さは、ハウジング11の底面(クロージャシェル13の底面13a)から天井面(ディフューザシェル12の天井面12a)までの高さとほぼ同じである。
エンハンサカップ部材32は、平面形状(半径方向の断面形状)が円形のものであり、周面には複数のエンハンサ孔56を有している。複数のエンハンサ孔56は、外側からシールテープ57で閉塞されているが、閉塞方法はシールテープには限定されない。エンハンサ孔56は、燃焼室カップ部材41の天板41aよりも高い位置(ディフューザ天井面12a側)に形成されている。エンハンサ孔56の一部は、燃焼室カップ部材41の周面41bに対向する部分に形成されていてもよい。また、ディフューザ天井面12aより低い位置で、周面41bに対向しない部分に形成されていてもよい。
エンハンサ室33内には、エンハンサ剤53が収容されており、エンハンサ剤53と第1点火器21が第1点火手段を構成している。第1点火器21は、着火電流で作動する電気式点火器が金属製点火器カラーに保持・固定されたもので、例えば、特開2003−161599の図1に示すようなものを、適宜点火器カラーの形状を変形させて使用することができる。第1点火器21は、作動用の着火薬を含んだ作動部21aが突出している。第1点火器21は、点火器カラーが底面13aに溶接固定されており、点火器カラーと底面13aとの境界部(溶接部)には隙間がないため、湿気の侵入がない。
第2燃焼室35は、第1燃焼室31内に配置された燃焼室カップ部材41とクロージャシェル底面13aにより形成されており、第1燃焼室31に完全に内包された状態となっている。
燃焼室カップ部材41は、その開口部が、クロージャシェル13の底面13aに形成された穴から嵌め込まれた第2点火器25(第2点火器25が嵌め込まれた点火器カラー)に圧入又は溶接されており、開口部周縁がクロージャシェル13の底面13aに当接されている。そのため燃焼室カップ部材41は、軸方向及び半径方向へがたつくことがない。第2点火器25は、第1点火器21と同様のものを用いることができる。第2点火器25は、作動用の着火薬を含んだ作動部25aが突出している。第2点火器25は、点火器カラーが底面13aに溶接固定されており、点火器カラーと底面13aとの境界部(溶接部)には隙間がないため、湿気の侵入がない。
燃焼室カップ部材41の天板41aは、エンハンサ室カップ部材32の天板32aよりも低い位置にある。天板32aの高さ(H)と天板41aの高さ(H)の比率(H/H)は0.3〜0.9の範囲が好ましく、0.5〜0.8の範囲がより好ましい。
燃焼室カップ部材41の周面41bには、複数のガス連通孔42が設けられ、作動前には、外側からステンレステープ43で閉塞されている。ステンレステープ43は、厚さ100μmで、第2ガス発生剤51の燃焼による圧力で、破壊、開裂によって第1燃焼室31と第2燃焼室35を連通させるものであり、第1ガス発生剤50の燃焼によっては何ら影響を受けるものではない。なお、ガス連通孔42の閉塞方法は、ステンレステープ以外の方法でもよい。
図2に示すとおり、燃焼室カップ部材41は、平面形状(幅方向の断面形状)が円弧形状のもの(「D」に類似した形状)であり、側面として、曲面部41cと平面部41bとを有している。燃焼室カップ部材41は、曲面部41cが筒状のフィルタ45の内周面に近接して、平面部41bがエンハンサ室カップ部材32の周壁32bに近接するように配置されている。曲面部41cと筒状のフィルタ45の内周面との間隔と、平面部41bとエンハンサ室カップ部材32の周壁32bとの間隔は、少なくとも第1ガス発生剤50が入り込まない程度の間隔にする。なお、曲面部41cは筒状のフィルタ45の内周面に当接されていてもよい。
燃焼室カップ部材41は、上記した形状を有しているため、図1、図2に示すとおり、ハウジング11の中心軸C1と、第1点火器21の中心軸C2との間隔は、C1と第2点火器25の中心軸C3との間隔よりも長くなっている。このため、第2燃焼室35の容積をより大きくすることができる。
ガス連通孔42は、燃焼室カップ部材41の曲面部41cと平面部41bの所望位置に形成することができる。エンハンサ孔56の数や配置場所は特に制限されないが、燃焼室カップ部材41の天板41aよりも高い位置にある複数のエンハンサ孔56は、開口方向が燃焼室カップ部材41の平面部41bに対向していることが好ましい。
エンハンサ室カップ部材32の周壁32bに形成されたエンハンサ孔56(56a〜56d)は、エンハンサ室カップ部材32の右半分(燃焼室カップ部材41側の180°の領域)に形成されている。エンハンサ孔56a、56dは、燃焼室カップ41には対向しておらず、軸方向にそれぞれ計4個ずつ(合計8個)形成されている。エンハンサ孔56b、56cは、燃焼室カップ41に対向しており、図1に示すように、燃焼室カップ部材41の天板41aよりも高い位置にそれぞれ計2個ずつ(合計4個)形成されている。
次に、図1、図2のガス発生器を自動車のエアバッグシステムに適用した場合の動作を説明する。なお、第1点火器21と第2点火器25は、衝突時において自動車が受ける衝撃が小さいときは、第1点火器21のみが作動し、衝撃が大きいときは、第1点火器21と第2点火器25が同時に作動するものである。以下の説明では、衝撃がその中間であるときの、第1点火器21が先に作動して第2点火器25が遅れて作動する場合について説明する。
第1点火器21及び第2点火器25は、車両に搭載されたコントロールユニット(図示せず)に接続されている。自動車が衝突して衝撃を受けたとき、コントロールユニットからの作動信号を受け、第1点火器21が作動点火してエンハンサ剤53を着火燃焼させる。その後、エンハンサ室33内の圧力の上昇により、エンハンサ孔56を閉塞するシール部材57が破裂し、そこから燃焼生成物(着火エネルギー)が第1燃焼室31内に放出される。
この燃焼生成物の放出により、第1ガス発生剤50が着火燃焼され、高温の燃焼ガスを発生させる。特にエンハンサ孔56b、56cの延長線上には比較的多くの第1ガス発生剤50が存在しているため、着火性が向上される。燃焼ガスは、フィルタ45を通って濾過及び冷却された後、シールテープ15を破り、ガス排出口14から排出され、エアバッグを膨張させる。このとき、第2燃焼室35はカップ部材41で囲まれており、ガス連通孔42はステンレステープ43で閉塞されているため、外側からの圧力では開裂しない。よって、第1燃焼室31で発生した燃焼生成物が第2燃焼室35内に流入することはない。
僅かに遅れて第2点火器25が作動点火し、第2ガス発生剤51を着火燃焼させ、燃焼ガスを発生させる。この燃焼ガスはガス連通孔42を塞ぐステンレステープ43を開裂させ、第1燃焼室31と連通させる。そして、燃焼ガスが連通孔42を通って第1燃焼室31内に流出し、フィルタ45を通って濾過及び冷却された後、ガス排出口14から排出され、更にエアバッグを膨張させる。
続いて、図1、図2のガス発生器の組み立て方法を説明する。第1点火器21及び第2点火器25が取り付けられたクロージャシェル13に、エンハンサ剤53を充填したエンハンサ室カップ部材32(エンハンサ孔56はテープ57で閉塞)と、第2ガス発生剤51を充填した燃焼室カップ部材41(連通孔42はテープ43で閉塞)を取り付ける。そして、フィルタ45をクロージャシェル13に配置する。
その後、第1ガス発生剤50をフィルタ45で形成された空間(第1燃焼室31)に充填する。このとき第1ガス発生剤50は、燃焼室カップ部材41の天板41aに向かって充填すれば、第1燃焼室31の空間に自ずと広がって行くため、充填作業が容易である。必要に応じて振動をさせ、第1ガス発生剤50の充填を促すこともできる。なお、燃焼室カップ部材41の曲面部41cと筒状のフィルタ45の内周面との間と、燃焼カップ部材41の平面部41bとエンハンサ室カップ部材32の周壁32bとの間には、第1ガス発生剤50は入り込まない。
最後にディフューザシェル(ガス排出口はシールテープ15で閉塞)を取付け、フランジ部分を溶接11aする。
(2)図3のガス発生器
図3は、本発明の別実施形態であるガス発生器10の横断面図である。図3のガス発生器は、図1、図2のガス発生器10とは燃焼室カップ部材41の一部形状のみが異なるものである。なお、図3では、点火器は作動部のみを図示している。
図3に示すとおり、燃焼室カップ部材41’は、平面形状(幅方向の断面形状)が円弧に類似する形状のものであり、側面として、曲面部41a’と凹曲面部41b’とを有している。燃焼室カップ部材41’は、曲面部41a’が筒状のフィルタ45の内周面に近接して、凹曲面部41b’がエンハンサ室カップ部材32の周壁32bに近接するように配置されている。曲面部41a’と筒状のフィルタ45の内周面との間隔と、凹曲面部41b’とエンハンサ室カップ部材32の周壁32bとの間隔は、少なくとも第1ガス発生剤50が入り込まない程度の間隔にする。なお、曲面部41a’は筒状のフィルタ45の内周面に当接されていてもよい。
(3)図4のガス発生器
図4は、本発明の別実施形態であるガス発生器100の縦断面図である。図1のガス発生器10と同じものは同じ番号を付している。
燃焼室カップ部材141は、筒部材150とカバー170とからなるものである。筒部材150とカバー170の平面形状は、図2又は図3に示す燃焼カップ部材41と同じである。筒部材150の周面には、複数の孔(又は凹部)160が形成されている。筒部材150の一端側開口は、クロージャシェル底面13aに接触しており、他端側開口にカバー170が被せられている。
カバー170は、平面部170aと周面部170bを有する底の浅いカップ形状のものである。平面部170aの中央には突起部170cを有しており、平面部170aと突起部170cとの間には環状傾斜部170dを有している。周面部170bの開口部周縁には、平面部170aの方向に内側に折り返された複数の爪171を有している。カバー170は、筒部材150よりも肉厚が薄く、弾性を有する材料で形成されている。
カバー170は、筒部材150の複数の孔(又は凹部)160に複数の爪171が引っ掛けられていることで、筒部材150に対して固定されている。
カバー170は、次のようにして固定できる。カバー170の周面部170bの開口部周縁を外側に拡げるように力を加えながら爪171を孔160に近接させる。そして、その状態で前記力を取り去ると、周面部170bの開口部周縁が内側に閉じ(即ち、拡げる前の形状に復元し)、爪171は周面部170bを押圧するようにして孔160に嵌り込む。
燃焼室カップ部材140(筒部材150とカバー170の組み合わせ)の内部には、第2点火器25が収容されている。第2点火器25は、作動部25aがカバー170の突起部170cの真下に位置しているため、平面部170aを突起部170cよりも低くしていても、第2点火器25の収容には影響しない。また、平面部170aを突起部170cよりも低くできるので、その分だけ、第1燃焼室31の容積を拡大することができる。
燃焼室カップ部材141の突起部170cは、エンハンサ室カップ部材32の天板32aよりも低い位置にある。天板32aの高さ(H)と突起部170cの高さ(H)の比率(H/H)は0.3〜0.9の範囲が好ましく、0.5〜0.8の範囲がより好ましい。
図4のガス発生器100では、第2点火器25が作動して、第2ガス発生剤51が燃焼したときには、カバー170全体又は一部分が破壊され、燃焼ガスが第1燃焼室31内に流入する。
図4のガス発生器100の組み立て方法は、次のとおりである。第1点火器21及び第2点火器25が取り付けられたクロージャシェル13に、エンハンサ剤53を充填したエンハンサ室カップ部材32(エンハンサ孔56はテープ57で閉塞)を取り付け、更に第2点火器25の周りに筒部材150を取り付けて、第2ガス発生剤51の収容部分を形成する。そして、筒部材150の上端開口から第2ガス発生剤51を充填するが、このように上端開口から充填できるので作業が容易である。次に、第2ガス発生剤51の充填後にカバー170を取り付ける。
その後、フィルタ45をクロージャシェル13に配置して、図1のガス発生器10と同様にして、フィルタ45で囲まれる空間内にあるカバー170の上に向かって第1ガス発生剤50を充填する
本発明のガス発生器の縦断面図。 図1のガス発生器の横断面図。 別実施形態のガス発生器の横断面図。 別実施形態のガス発生器の縦断面図。
符号の説明
10、100 ガス発生器
11 ハウジング
12 ディフューザシェル
13 クロージャシェル
14 ガス排出口
21 第1点火器
21a 作動部
25 第2点火器
25a 作動部
31 第1燃焼室
32 エンハンサ室カップ部材
33 エンハンサ室
41 燃焼室カップ部材
41b 平面部
41c 曲面部
50 第1ガス発生剤
51 第2ガス発生剤

Claims (5)

  1. ガス排出口を有するディフューザシェルとクロージャシェルからなるハウジング内に、筒状のフィルタが配置され、その内側に第1燃焼室を有し、更に前記第1燃焼室内に第2燃焼室を有しており、
    前記第1燃焼室が、エンハンサ室とその外側に収容された第1ガス発生剤を有しており、前記エンハンサ室が、作動時に第1燃焼室と連通されるエンハンサ孔を周面に有するエンハンサ室カップ部材内に、前記第1ガス発生剤を着火燃焼させるための第1点火手段が収容されたものであり、
    前記第2燃焼室が、作動時に第1燃焼室と連通される貫通孔を有し、前記ハウジングの中心軸に対して偏心して配置された燃焼室カップ部材と、前記ハウジング内壁面で囲まれた空間からなり、内部に第2点火手段と第2ガス発生剤が収容されたものであり、
    前記エンハンサ室カップ部材の天板が前記燃焼室カップ部材の天板よりも高い位置にあり、かつ前記エンハンサ孔の少なくとも一部が前記燃焼室カップ部材の天板よりも高い位置にある、車両の人員拘束用ガス発生器。
  2. 前記第2点火手段が電気式点火器のみであり、
    前記燃焼室カップ部材が筒部材とカバーとからなり、前記筒部材の一端側開口が前記ハウジング底面に接触し、他端側開口に前記カバーが被せられたものであり、前記カバーの中央に凸部を有している、請求項1記載の車両の人員拘束用ガス発生器。
  3. 前記エンハンサ室カップ部材の高さ(H)と前記燃焼室カップ部材の高さ(H)の比率(H/H)が0.3〜0.9の範囲であり、前記エンハンサ室カップ部材の高さが前記ハウジングの底面から天井面までの高さと同等である、請求項1又は2記載の車両の人員拘束用ガス発生器。
  4. 前記ハウジングの平面形状が円形で、前記フィルタの平面形状が円形で、前記エンハンサ室カップ部材の平面形状が円形であり、前記燃焼室カップ部材の平面形状が円弧形状のものであり、
    前記燃焼室カップ部材が、曲面部分が前記フィルタの内壁面側に位置し、平面部分が前記エンハンサ室カップ部材側に位置するように配置されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両の人員拘束用ガス発生器。
  5. 前記ハウジングの平面形状が円形で、前記フィルタの平面形状が円形で、前記エンハンサ室カップ部材の平面形状が円形であり、前記燃焼室カップ部材の平面形状が円周と凹曲線からなる円弧に類似する形状のものであり、
    前記燃焼室カップ部材が、曲面部分が前記フィルタの内壁面側に位置し、凹曲面部分が前記エンハンサ室カップ部材側に位置するように配置されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両の人員拘束用ガス発生器。


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