JP2008264929A - 電解研磨装置 - Google Patents

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Toshio Kasai
寿雄 河西
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Abstract

【課題】金属管の内面の酸洗肌、微小表面欠陥層、溶接変形部等の研磨を低コストで、高速に行電解研磨装置の提供。
【解決手段】支持軸35と、砥石40と、第1電極38とを備えた研磨ヘッド4、前記研磨ヘッド4が挿入される金属管9に接続される第2電極、前記研磨ヘッド4が前記金属管9内で、前記金属管9に対して前記支持軸35回りに相対的に回転するように、前記研磨ヘッド4と前記金属管9とのうち少なくともどちらか一方を回転させる駆動手段、および、前記金属管9の一端から前記金属管9内に電解液を送り込み、前記金属管9内に送り込まれた前記電解液を前記金属管9の他端側から外部に送り出す液流通手段、を有する電解研磨装置。
【選択図】図2

Description

本発明は、金属表面を研磨する電解研磨装置に関する。さらに具体的には、金属管の内面を電解研磨する電解研磨装置に関するものである。
金属管の内面を研磨するための、研磨装置が従来から知られている。具体的な研磨装置として、たとえば、金属管内に挿入される砥石、この砥石を金属管の内面に沿って動かす駆動制御装置、砥石を回転させる回転機構等を有する、金属管の内面を研磨する研磨装置がある(特公平6−26782号公報(特許文献1))。当該研磨装置では、研磨装置の砥石は、金属管内に挿入された後に、予め固定された金属管の内面をなぞるように金属管の軸周りに回転して、金属管の内面が研磨される。
しかしながら、上記のように、金属管の内面をなぞるように砥石を動かして研磨する方式では砥石が管内に深く挿入されるほど、砥石を内面に対して正確に配置することが難しくなり、このために金属管の内面に未研磨の部分を生じさせてしまうことがあった。また、内面に沿って砥石を動かすためには、砥石の位置を検知し、この検知結果に基づいて砥石の動きをコントロールしなければならず、このために研磨装置の低コスト化や研磨スピードの高速化などが困難となっていた。
また、砥石だけを用いる研磨では、研磨のスピードが充分ではなく、また研磨面の表面も粗くなる傾向があった。
特公平6−26782号公報
上記の状況の下、金属管の内面の酸洗肌、微小表面欠陥層、溶接変形部等の研磨を低コストで、高速に行うことが求められている。
本発明者等は、金属内面の研磨に電解研磨を用いることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成した。本発明は以下のような電解研磨装置等を提供する。
[1] 支持軸と、
前記支持軸周りに放射方向に配置された砥石と、
前記支持軸に対して放射方向に露呈し、前記砥石の研磨面よりも前記支持軸側に退いた第1電極とを備えた研磨ヘッド、
前記研磨ヘッドが挿入される金属管に接続される第2電極、
前記研磨ヘッドが前記金属管内で、前記金属管に対して前記支持軸回りに相対的に回転するように、前記研磨ヘッドと前記金属管とのうち少なくともどちらか一方を回転させる駆動手段、および、
前記金属管の一端から前記金属管内に電解液を送り込み、前記金属管内に送り込まれた前記電解液を前記金属管の他端側から外部に送り出す液流通手段、を有する電解研磨装置。
駆動手段によって、前記研磨ヘッドと前記金属管とのうち少なくともどちらか一方を回転させるから、前記研磨ヘッドと前記金属管の両方を回転させてもよい。
[2] 前記第1電極と前記砥石が交互に配置されている、[1]に記載の電解研磨装置。
[3] 前記第1電極が互いに等間隔に配置され、さらに、前記砥石が互いに等間隔に配置されている、[1]または[2]に記載の電解研磨装置。
[4] 砥石が弾性砥石である、[1]〜[3]のいずれかに記載の電解研磨装置。
[5] 前記砥石が、前記砥石の前記支持軸側に設けられた弾性部材によって前記放射方向に付勢されている[1]〜[4]のいずれか1つに記載の電解研磨装置。
[6] 前記弾性部材がネである、[5]に記載の電解研磨装置。
[7] 第1電極と金属管の内面との間を流れる電流の電流密度が、5〜100A/cm2である、請求項1〜6のいずれかに記載の電解研磨装置。
[8] 砥石が金属内面に0.2〜5kgf/cm2の力で付勢されている、[1]〜[7]のいずれかに記載の電解研磨装置。
本発明の好ましい態様に係る電解研磨装置は、たとえば、電極と砥石を有する研磨ヘッドが金属の内面の凹部も凸部も擦過し、当該擦過された表面を電解研磨することによって、内面全体を効率よく、滑らかに研磨することが可能になった。
本発明の好ましい態様に係る電解研磨装置では、研磨能力が増大した結果、研磨速度が向上し、金属管の内面の酸洗肌、微小表面欠陥層、溶接変形部等の研磨を低コストで行うことが可能になった。
以下、本発明の電解研磨装置について、図面を用いて具体的に説明する。ただし、本発明は発明を実施するための最良の形態の記載に限定されるものではない。
1.本発明の電解研磨装置
本発明の電解研磨装置全体を概略的に示した図1を用いて、本発明の研磨装置を説明する。
図1に示すように、本発明の研磨装置2は、研磨ヘッド4、研磨ヘッド4を回転させるためのモータ(駆動手段)6、研磨ヘッド4およびモータ6をスライド移動させるスライド移動機構8、研磨装置2に装着された金属管9内に電解液を送りこむための電解液送液機構(液流通手段)10、および電源装置30等から構成される。
被研磨物である金属管9としては、たとえば、ステンレス鋼管が用いられる。
スライド移動機構8は、モータ保持体12、スクリューシャフト14、シャフト駆動用モータ16等によって構成されている。モータ保持体12はモータ6を保持し、研磨装置2にはこのモータ保持体12をスライド移動させるための移動平面17が形成されている。スクリューシャフト14は、この移動平面17と平行に配置され、その両軸端部が軸支されている。
スライド移動機構8は、モータ保持体12、スクリューシャフト14、シャフト駆動用モータ16等によって構成されている。モータ保持体12はモータ6を保持し、研磨装置2にはこのモータ保持体12をスライド移動させるための移動平面17が形成されている。スクリューシャフト14は、この移動平面17と平行に配置され、その両軸端部が軸支されている。
シャフト駆動用モータ16の回転軸にはスクリューシャフト14が組み付けられ、シャフト駆動用モータ16の作動に応じてスクリューシャフト14が回転する。モータ保持体12にはスクリューシャフト14に螺合するナット部が形成され、モータ保持体12はスクリューシャフト14が回転したときにスクリューシャフト14の軸方向に前後に移動する。これによって、モータ6が前後に移動して、研磨ヘッドが金属管内で前後に移動できる。
なお、上記実施態様では、研磨ヘッドを金属管内で前後に移動するために、モータ6自体を前後に移動させているが、モータを移動させずに、モータに接続された支持軸35を前後に移動させてもよい。
シャフト駆動用モータ16としては、たとえば、ステッピングモータが用いられ、これにより、モータ保持体12の正確な位置決めが可能となっている。
電解液送液機構10は、使用前の電解液を貯留する第1貯留タンク20、第1貯留タンク20内の電解液を金属管9内に流し込むための送液ポンプ22、金属管9から排出される電解液を貯留する第2貯留タンク24、密封具25、26等によって構成される。金属管9の両端は密封具25、26によって固定される。被研磨対象である金属管9の一端を保持する密封具25は、ポンプ22を介して第1貯留タンク20と連通し、この密封具25によって第1貯留タンク20と金属管9の一端とが液密的に連通する。金属管9の他端を保持する密封具26は、第2貯留タンク24と連通し、この密封具26によって金属管9の他端と第2貯留タンク24とが液密的に連通する。このような構造によって、送液ポンプ22によって第1貯留タンク20から送り出された電解液は、密封具25を通して金属管9の端から金属管内に供給され、研磨ヘッドによって電解研磨に用いられる。電解研磨に用いられた電解液は、金属管9のもう一方の端から排出され、密封具26を通して第2貯留タンク24に送られる。
なお、電解液としては、金属管9として用いられるステンレス鋼管に対応させて硝酸ソーダ水溶液を用いることが好ましいが、これに限らず適宜他の電解液を用いてよい。
研磨ヘッド4は後述する支持軸35を備え、支持軸35はモータ6の回転軸に取り付けられている。支持軸35は、導電性材料によって形成され、密封具25に備えられた軸受けによって軸支される。支持軸35は、密封具25による軸支のほか少なくとも数ヶ所で軸支され、これによって支持軸35の振れ回り現象などが低減される。
また、支持軸35は、支持軸に対して垂直な方向(たとえば下方向)に押圧し、金属管9内の一部の研磨面に所定の圧力を印加してもよい。
研磨装置2に固定された金属管9には第2電極であるプラス電極31が接触し、このプラス電極31は電源装置30に接続されている。また、一端に研磨ヘッド4を備えた支持軸35の他端側にはカーボン製のブラシ32が接触し、このブラシ32は電源装置30に接続されている。これによって、研磨ヘッドを構成する第1電極(−)と金属管に接続する第2電極(+)との間に電位差が生じ、電解研磨が可能となる。
モータ6の作動時、電源装置30は、金属管9が、たとえば、1cm2あたり5〜100Aの電流密度で通電するように電流制御する。
なお、上記実施態様では、金属管9は密封具25、26によって固定され、支持軸35を回転軸として研磨ヘッドが回転するが、金属管9をモータ6に接続して回転させ、研磨ヘッド4を固定して電解研磨を行ってもよい。
2.研磨ヘッド
本件発明の電解研磨装置が有する研磨ヘッドを、金属管内に挿入された研磨ヘッドについて、金属管を部分的に切断して示した部分斜視図である図2を用いて説明する。
図2に示すように、研磨ヘッド4は、支持軸35、第1電極であるマイナス電極38、砥石40、第1ガイド部材42、第2ガイド部材43等から構成される。マイナス電極38および砥石40は、支持軸35に沿って延びて設けられ、支持軸35回りにそれぞれ交互に配置されている。さらに、マイナス電極38および砥石40は、それぞれ支持軸35周りに等間隔に配置されている。各マイナス電極38の長手方向の長さは、各砥石40の長手方向の長さよりも短く形成されている。各砥石40は各マイナス電極38よりも支持軸35に対する放射方向に突出している。すなわち、各マイナス電極38は各砥石40よりも支持軸35側に退いて配置されている。これによって、マイナス電極38と金属管9の内面との間に所定の距離を保つことができ、電解減面中のスパークを防止すると共に電解液の流路を確保することができる。
なお、上記態様では、研磨ヘッドの第一電極をマイナス電極とし、後述の第2電極をプラス電極としたが、これらを入れ替えて、研磨ヘッドの第一電極をプラス電極とし、後述の第2電極をマイナス電極としてもよい。
砥石40は、支持軸35からの放射方向上で揺動可能に設けられており、研磨時は外側に向けて付勢されるように構成されている。このため研磨ヘッド4が金属管9内に挿入されたとき、金属管9の内面9aは、支持軸36周りに等間隔に配置された各砥石40によって押圧される。
砥石40としては、たとえば、ステンレス等の金属の研磨に用いられる砥石であれば特に限定されない。一般的には、アルミナ製、シリカ製、ジルコニア製等の砥石を用いることが好ましいが、これらの砥石に限定されるものではない。また、これらの一般的な砥石以外の他に、弾性を有する弾性砥石を用いることができる。本明細書において、弾性砥石はそれ自体が弾性を有する狭義の弾性砥石のみならず、発泡ゴム等の弾性体に研磨用の布を貼り付けたユニットも含む。狭義の弾性砥石は、たとえば、研磨粒子が混ぜ込まれた高分子材料を金型に圧入して固めて熱処理等を施して作製することができる。砥石40に弾性砥石を用いると、内面9aに凹凸がある場合でも接触面積を十分に確保することができ、研削性能を良好に保つことができる。
弾性砥石の弾性によって、弾性砥石が金属管の内面に付勢される力は、0.2〜5kgf/cm2が好ましく、0.5〜3kgf/cm2が特に好ましい。
第一電極(マイナス電極)38としては、銅製、ステンレス製等の電極を用いることが好ましいが、これらの電極に限定されるものではない。
第1ガイド部材42と第2ガイド部材43は、研磨ヘッド4の両側に設けられ、砥石40とマイナス電極38を外側に飛び出さないように保持するとともに、揺動自在な各砥石40の移動範囲を制限する。第1ガイド部材42と第2ガイド部材43は、たとえば4つのビス45によって、後述するヘッドベースに固定される。
研磨ヘッド4は支持軸35の一端に設けられているが、支持軸のもう一端はモータ6に組み付けられている。モータ6としては、たとえば、50〜500rpmで回転可能なモータを使用することが好ましい。モータの型式はDCモータが好ましいがDCモータに限らず、たとえば、ACモータやステッピングモータなど、用途に応じて適宜変更してよい。
2.1 砥石がバネによって放射方向に付勢されている研磨ヘッド
上述のとおり、研磨ヘッドの砥石は弾性砥石を用いることが好ましいが、その弾性砥石の代わりに一般的な砥石を用いながら、当該砥石がバネによって放射方向に付勢されている研磨ヘッドを用いてもよい。通常、一般的な砥石の方が、弾性砥石よりも耐久性に優れ、研磨コストの低減が期待できるが、このような研磨ヘッドにおいても、砥石に弾性砥石を用いることができる。
そこで、以下に、砥石がバネによって放射方向に付勢されている研磨ヘッドを、第1ガイド部材が取り外された研磨ヘッドを支持軸方向から観察した研磨ヘッドを示す図3を用いて説明する。
図3に示すように、砥石がバネによって放射方向に付勢されている研磨ヘッド4は、11個のマイナス電極38、11個の砥石40のほか、ヘッドベース36、取り付けベース50を備える。支持軸35、ヘッドベース36および各マイナス電極38は、たとえばアルミ合金やステンレス合金などの導電性材料によって一体的に形成されている。各マイナス電極38間には取り付けベース50を装着するための装着スペースが形成されている。取り付けベース50は、各砥石40の支持軸35側に配置され、バネ52を介して砥石40と組み合わせられている。
各砥石40は、第1ガイド部材42と第2ガイド部材43に対面する2つの端面40aと、これら2つの端面の間にある4つの側面とからなる略四角柱形状に形成されている。4つの側面のうち1面は研磨面40bである。各研磨面40bの縁部は丸みを帯びるように面取りがなされ、これにより砥石40が、凹凸に引っかかることを減らし、もしくは内面9aへの鋭い傷の形成を減らしている。また、4つの側面のうち、研磨面40bと向かい合う支持面40cは、取り付けベース50と対向するように形成されている。
各端面40aには、第1ガイド部材42と第2ガイド部材43に設けられたガイドピン54を受け入れるためのガイドスロット55が支持軸35に対する放射方向に沿って形成されている。それぞれのガイドスロット55にガイドピン54が嵌入されると、砥石40は支持軸35から最も突き出た突出位置と支持軸35側に最も退いた沈み位置との間で移動範囲が制限される。バネ52が縮み、各砥石40が沈み位置に位置するときでも、各砥石40はマイナス電極38よりも外側に突出するため、マイナス電極38が内面9aに接触することはない。ガイドピン54がガイドスロット55内に嵌入するように、第1、第2ガイド部材42、43がヘッドベース36に取り付けられる。第1、第2ガイド部材42、43の固定は、4つのビス45がビス穴46に回し入れられることで行われる。
図4は研磨ヘッド4を支持軸35に対して垂直な平面で切断した断面図である。図4に示すように、砥石40の支持面40cにはバネ嵌合穴62が形成されており、このバネ嵌合穴62の底には、支持面40cよりも突出した取り付けベース50に受け入れられる嵌入ロッド60が形成されている。取り付けベース50には嵌入ロッド60を受け入れる嵌入穴64と、嵌入穴64の周囲で窪んだバネ嵌合穴67とが形成されている。
砥石40を外側に付勢するためのバネ52は、コイル内を嵌入ロッド60が貫くようにしてその一端が砥石40側のバネ嵌合穴62に嵌入され、他端は嵌入穴64への嵌入ロッド60の挿入に合わせて、取り付けベース50側のバネ嵌合穴67に嵌入される。これによって、各砥石40は支持軸35に対する放射方向に沿って外側に付勢される。
マイナス電極38に対する各砥石40の突出高さは、取り付けベース50の上面と砥石40の支持面40cとの間隔よりも大きく設けられており、砥石40が支持軸35側に最大限に退いたときでも、マイナス電極38は,砥石40の研磨面40bよりも支持軸35側に退いた位置に配置され、このため内面9aに接触することはない。
バネやゴム等の弾性部材によって、砥石が金属管の内面に付勢される力は、0.2〜5kgf/cm2が好ましく、0.5〜3kgf/cm2が特に好ましい。
なお、上記の実施形態では、砥石40に設けられたガイドスロット55に、第1、第2ガイド部材42,43に設けられたガイドピン54を嵌合させて砥石40の移動範囲を制限するとともにその移動方向をガイドしたが、砥石の移動をガイドする方法はこれに限らず、適宜他の形態を用いてよい。
また、上記の実施形態では、支持軸35周りに11個の砥石40と11個のマイナス電極38とを交互に配置した研磨ヘッド4を例示したが、砥石およびマイナス電極の個数はこれに限らず用途に応じて適宜変更してよい。たとえば、砥石の個数を減らす一方で砥石の研磨面を広くして、研磨面と金属管内面との接触期間を長くすることができる。
また、上記の実施形態では、砥石40の個数とマイナス電極38の個数とを同数としたが、砥石とマイナス電極との個数が異なる構成にしてもよい。たとえば、10個の砥石を支持軸周りに配置し、5個のマイナス電極を1つおきに砥石間のスペースに配置する。このように砥石の個数と電極の個数とを変えることで金属管内面の研削処理と電解処理とのバランスを調節することができる。
また、上記の実施形態では、取り付けベース50と砥石40との間にバネ52を介在させて各砥石40を支持軸35の放射方向に付勢したが、研磨面を金属管の内面に押し付ける方法はこの方法に限らず、その他の適当な方法を選択して用いてよい。たとえば、バネの代わりにゴムを用いることができる。支持軸周りに等間隔をなして配置された複数のゴムの外側にそれぞれ砥石を接着して固定する。ゴムは弾性を有し、これによって砥石は常時は支持軸に対する放射方向に付勢される。このように、バネの代わりにゴムを用いることで、砥石等の形状をより単純化することができ、コストの低減ができる。
3.本件電解研磨装置を用いた電解研磨
次に、本件電解研磨装置を用いた電解研磨を説明する。金属管9内の一端にセットされた研磨ヘッド4が回転を開始すると、研磨ヘッド4の作動開始とともに金属管9の一端から他端に流路70を通して電解液が送液され、さらに金属管9aが通電する。研磨ヘッド4の回転によって研磨面40bが内面9aを摺動し、これにより内面9aが切削される。流路70には電解液が流されて金属管9は通電しているため、切削された内面9aは即座に電解処理される。
研磨ヘッド4の金属管9内の移動はスライド移動機構8によって制御されており、この機構によって、研磨ヘッド4は次第に金属管9の他端側に移動しながら、内面9aに対して研磨処理と電解処理とを繰り返し実行していくことができる。このように、支持軸35周りに等間隔をなして複数の砥石40を配置し、さらに各砥石40間にマイナス電極38を配置したことで、内面9aの切削と切削された内面9aの電解とを、交互に小刻みに行うことができる。また、研磨ヘッド4の回転数を上げることなく、これら内面9aの切削と切削された内面9aの電解とを実行できる。
図5は金属管内に挿入された研磨ヘッドを支持軸と垂直な平面で金属管とともに切断した断面図である。図5を用いて、本件電解研磨装置を用いた電解研磨をさらに具体的に説明する。
図5に示すように、研磨ヘッド4が金属管9内に挿入されると、各砥石40の研磨面40bが金属管9の内面9aに当接する。このとき、各マイナス電極38の両隣に位置した砥石40の側面40d、マイナス電極38、および金属管9の内面9aとの間にトンネル状の流路70が形成される。この流路70は金属管9の一端側から他端側に通じている。流路70に電解液が充たされると、マイナス電極38と金属管9に接続されたプラス電極31との間で通電し、電解研磨が可能となる。
プラス電極31は、金属管9の外面に接触させるだけでもよいが、研磨ヘッドのマイナス電極38と対向するように配置されることが好ましい。
内面9aに凸部が形成されていた場合、この凸部に対応して砥石40は支持軸35側に沈み込み、凸部との接触で発生する衝撃力がバネ52によって吸収される。このような緩衝作用のため、砥石40が凸部に対して非常に大きな押圧力を加えることが回避されている。内面9aに凹部が形成されていた場合、この凹部に対応して砥石40が外側に突き出るため、砥石40が凹部の形状に合わせて摺動する。このように、各砥石40は放射方向に付勢されているため、内面9aには砥石40が一定の押圧力で押し付けられ、これによりクラックや研磨もれの発生が低減されている。
金属管9は一方の端部が第1貯留タンク20に、もう一方の端部が第2貯留タンク24に連通している。研磨ヘッド4の回転時は、第1貯留タンク20から第2貯留タンク24に流路70を介して電解液が送液され、これによって電解時に内面9aの金属表面から発生するガスが流路70内に滞留することなく、第2貯留タンク24側に送られて除去される。これにより、内面9aの電解処理を滞ることなく行うことができる。この際、発生するガスを効率的に除去するために、電解液は、ポンプ等によって、加圧して送液されることが好ましい。
なお、上記の実施形態では、第1貯留タンク20から第2貯留タンク24に一方的に電解液を流したが、第2貯留タンクから第1貯留タンクに電解液を送る流路を別途設けて、電解液の一部または全部を循環させてもよい。
研磨ヘッドを固定し、金属管を回転されること以外は、図2〜図5に示す研磨ヘッドを有する図1の電解研磨装置と同じ電解研磨装置を用いて、金属管の内面を研磨し、研磨性能の評価実験を行った。
砥石には、長さ11cm、研磨面の幅が2cmのアルミナ製の砥石を用いた。また、電極には、長さ10cm、露出している面の幅がcm1.8の銅製の電極を用いた。また、バネによって、砥石が金属管の内面に対して付勢される力は、1kgf/cm2であった。
このような研磨装置において、内径114.3mm、肉厚2mmを有する酸洗い仕上げされたS304ステンレス鋼管の内面を研磨した。
ステンレス鋼は中心軸を中心に200rpmで回転させ、ステンレス鋼管の一端側から他端側に分速1mで移動させた。マイナス電極とステンレス鋼管の内面とのギャップは1.5mmであり、このスペースに電解液としてNaNO3を流した。通電時の電流密度は1cm2あたり20Aに設定した。
その結果、金属管の内面を研磨ヘッドで研磨した結果、当該内面が平均して26μm減面された。そして、研磨後の金属内面の表面のRa(中心線平均粗さ)は0.31μm、Ry(最大粗さ)は1.6μmであった。
本発明の活用法として、たとえば、金属管の内面の研磨、内面の表面欠陥の除去等を挙げることができる。
本発明の研磨装置全体を概略的に示した概略図である。 金属管内に挿入された研磨ヘッドについて、金属管を部分的に切断して示した部分斜視図である。 第1ガイド部材が取り外された研磨ヘッドを支持軸方向から観察した研磨ヘッドの説明図である。 研磨ヘッドを支持軸と垂直な平面で切断した断面図である。 金属管内に挿入された研磨ヘッドを支持軸と垂直な平面で金属管とともに切断した断面図である。
符号の説明
2 研磨装置
4 研磨ヘッド
6 モータ(駆動手段)
9 金属管
10 電解液送液機構(液流通手段)
20 第1貯留タンク(液流通手段)
22 ポンプ(液流通手段)
24 第2貯留タンク(液流通手段)
25、26 密封具(液流通手段)
30 電源装置
31 プラス電極(第2電極)
32 ブラシ
35 支持軸
36 ヘッドベース
38 マイナス電極(第1電極)
40 砥石
40b 研磨面
50 取り付けベース
52 バネ
54 ガイドピン
55 ガイドスロット

Claims (8)

  1. 支持軸と、
    前記支持軸周りに放射方向に配置された砥石と、
    前記支持軸に対して放射方向に露呈し、前記砥石の研磨面よりも前記支持軸側に退いた第1電極とを備えた研磨ヘッド、
    前記研磨ヘッドが挿入される金属管に接続される第2電極、
    前記研磨ヘッドが前記金属管内で、前記金属管に対して前記支持軸回りに相対的に回転するように、前記研磨ヘッドと前記金属管とのうち少なくともどちらか一方を回転させる駆動手段、および、
    前記金属管の一端から前記金属管内に電解液を送り込み、前記金属管内に送り込まれた前記電解液を前記金属管の他端側から外部に送り出す液流通手段、を有する電解研磨装置。
  2. 前記第1電極と前記砥石が交互に配置されている、請求項1に記載の電解研磨装置。
  3. 前記第1電極が互いに等間隔に配置され、さらに、前記砥石が互いに等間隔に配置されている、請求項1または2に記載の電解研磨装置。
  4. 砥石が弾性砥石である、請求項1〜3のいずれかに記載の電解研磨装置。
  5. 前記砥石が、前記砥石の前記支持軸側に設けられた弾性部材によって前記放射方向に付勢されている請求項1〜4のいずれか1つに記載の電解研磨装置。
  6. 前記弾性部材がバネである、請求項5に記載の電解研磨装置。
  7. 第1電極と金属管の内面との間を流れる電流の電流密度が、5〜100A/cm2である、請求項1〜6のいずれかに記載の電解研磨装置。
  8. 砥石が金属内面に0.2〜5kgf/cm2の力で付勢されている、請求項1〜7のいずれかに記載の電解研磨装置。
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