JP2008264599A - 絞り用ゴム膜 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本来の圧搾性能を低下させることなく、また、液漏れなどのない確実十分なシール機能を確保しつつ、外周ゴム膜部分の摩耗を低減して耐久寿命の増進及びランニングコストの低減が図れる絞り用ゴム膜を提供する。
【解決手段】 濾布の外周部分に密着され加圧されてシール機能を発揮する外周ゴム膜部分1Aと、圧力流体による膨張変形によって濾布との間に注入された固液混合体を圧搾して液体と固形分を分離する中央ゴム膜部分1Bとが一連一体に形成されてなる絞り用ゴム膜1における外周ゴム膜部分1Aの濾布への密着加圧面1a側に溝3を形成し、この溝3内に、外周ゴム膜部分1Aよりも高剛性で耐摩耗性の大きい材料からなる補強部材4がその表面を密着加圧面1aよりも突出させる状態で、かつ、外周ゴム膜部分1Aと積層される状態に離脱可能に嵌め込み保持されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばフィルタープレスなどのように、高圧を加えて膨張変形させることにより、固液混合体を圧搾して液体と固形分を分離する場合に用いられる絞り用ゴム膜に関する。詳しくは、濾布の外周部分に密着され加圧されてシール機能を発揮する外周ゴム膜部分と、圧力流体により膨張変形され、その膨張変形によって前記濾布との間に注入された固液混合体を圧搾して液体と固形分を分離する中央ゴム膜部分とが一連一体に形成されてなる絞り用ゴム膜に関する。
フィルタープレスなどに用いられる絞り用ゴム膜で、特に、圧搾圧(濾布と中央ゴム膜部分との間に形成される固液混合体の注入空間の内圧のことであり、以下、単に内圧と称する)が大きくなる大型のゴム膜においては、内圧の大きさに比例して外周ゴム膜部分の濾布との間のシール圧も大きくする必要がある。因みに、内圧が2MPa以上の高圧になると、外周ゴム膜部分と濾布の間からの液漏れを防ぐために外周ゴム膜部分と濾布との密着加圧力、すなわち、シール圧としては内圧の倍以上に大きくすることが必要となる。しかし、シール圧を大きくすればする程、外周ゴム膜部分に負荷される圧縮力及び圧縮歪みが大きくなり、絞りゴム膜全体としての耐久性低下につながりやすい。
そこで、従来一般的には、外周ゴム膜部分の圧縮歪みをできるだけ小さくするために、該外周ゴム膜部分を、ショア硬度80度以上の硬質ゴムを用いて成形する手段が採られていた。また、それ以外に、外周ゴム膜部分に、補強線に未加硫ゴム組成物を被覆した、いわゆる、トッピングモノコードを波状の繰り返し模様を形成するように配置したり、あるいは、そのトッピングモノコードを平織等した補強繊維を配置したりして外周ゴム膜部分の剛性を高め、高い内圧(圧搾圧)が繰り返し負荷される場合の外周ゴム膜部分の破断伸び率を大きくしてその耐久性の向上を図ったものも従来より提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2005−214292号公報 特開2005−178128号公報
しかしながら、外周ゴム膜部分のゴム硬度を中央ゴム膜部分のゴム硬度よりも大きくした従来一般的な絞り用ゴム膜、並びに、特許文献1,2に示すように、トッピングモノコードや補強繊維を用いて外周ゴム膜部分の剛性を中央ゴム膜部分の剛性よりも高くした絞り用ゴム膜では、大きなシール圧を確保するために、その外周ゴム膜部分に常に大きな圧縮力を負荷する状態で使用されるので、外周ゴム膜部分が中央ゴム膜部分に比べて早期に摩耗する、いわゆる、局部摩耗が起こりやすく、膜全体の耐久寿命が低下しやすい。その結果、中央ゴム膜部分にはなんらの異常もなく膜本来の圧搾性能を十分に維持しているにもかかわらず、絞り用ゴム膜の全体を短いサイクルで頻繁に交換しなければならず、ランニングコストが嵩みやすいという問題があった。
本発明は上記の実情に鑑みてなされたもので、本来の圧搾性能を低下させることなく、また、液漏れなどのない確実十分なシール機能を確保しつつ、外周ゴム膜部分の摩耗を低減して耐久寿命の増進及びランニングコストの低減を図ることができる絞り用ゴム膜を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために案出された本発明の請求項1に係る絞り用ゴム膜は、濾布の外周部分に密着され加圧されてシール機能を発揮する外周ゴム膜部分と、圧力流体により膨張変形され、その膨張変形によって前記濾布との間に注入された固液混合体を圧搾して液体と固形分を分離する中央ゴム膜部分とが一連一体に形成されてなる絞り用ゴム膜において、前記シール機能を発揮する外周ゴム膜部分における濾布への密着加圧面側の少なくとも一部に、該外周ゴム膜部分よりも高剛性で耐摩耗性の大きい材料からなる補強部材が前記密着加圧面よりも突出する状態で、かつ、外周ゴム膜部分と積層される状態に付設されていることを特徴としている。
また、上記と同一の目的を達成するために案出された本発明の請求項2に係る絞り用ゴム膜は、濾布の外周部分に密着され加圧されてシール機能を発揮する外周ゴム膜部分と、圧力流体により膨張変形され、その膨張変形によって前記濾布との間に注入された固液混合体を圧搾して液体と固形分を分離する中央ゴム膜部分とが一連一体に形成されてなる絞り用ゴム膜において、前記シール機能を発揮する外周ゴム膜部分における濾布への密着加圧面側の少なくとも一部に溝が形成され、この溝内に外周ゴム膜部分よりも高剛性で耐摩耗性の大きい材料からなる補強部材が前記密着加圧面よりも突出する状態で、かつ、外周ゴム膜部分と積層される状態に離脱可能に嵌め込み保持されていることを特徴としている。
上記のような特徴構成を有する請求項1及び2に係る本発明によれば、所定の圧搾作用時において負荷される大きな圧縮力を、外周ゴム膜部分における濾布への密着加圧面側の少なくとも一部に、該外周ゴム膜部分と積層される状態に付設または嵌め込み保持された高剛性かつ耐摩耗性の大きい補強部材で受け止めて該補強部材の圧縮変形により濾布に強力に加圧密着させることが可能であり、これによって、中央ゴム膜部分は大きな膨張変形量を確保して本来の圧搾性能を良好に維持し、かつ、シール部では液漏れなどが生じない確実十分なシール機能を確保しつつ、外周ゴム膜部分自体の圧縮歪みによる局部摩耗などのダメージを低減して絞り用ゴム膜全体の耐久寿命の著しい増進を図ることができる。しかも、使用に伴ってダメージを最も受けるのは前記補強部材であり、この補強部材のみを交換することで確実なシール機能を再現できるので、絞り用ゴム膜全体の交換サイクルを延長してランニングコストの大幅な低減も図ることができるという効果を奏する。
特に、請求項2に係る本発明の場合は、補強部材を外周ゴム膜部分に形成した溝に嵌め込み保持させているので、その溝として例えば蟻溝などのような形態のものを採用することにより、摩耗などダメージを受けた補強部材の交換を容易迅速に行うことができるとともに、補強部材を外周ゴム膜部分の所定位置に確実強固に保持させることができる。
本発明における補強部材としては、外周ゴム膜部分における濾布への密着加圧面の全周に亘って一体環状形に形成されたもの(請求項3)、あるいは、外周ゴム膜部分における濾布への密着加圧面の全周方向で断片的に切断されて複数個に分割形成されたもの(請求項4)のいずれであってもよいが、そのうち、特に、複数個に分割形成された補強部材を用いる場合は、交換が一層容易となるだけでなく、各分割補強部材間に隙間を設けておくことにより、その隙間を各分割補強部材の圧縮変形代にして全周に亘ってほぼ均等なシール圧を確保することができる。
また、本発明においては、前記補強部材が、外周ゴム膜部分における内外方向幅の略中央部に付設または嵌め込み保持されていることが好ましい(請求項5)。この場合は、補強部材の存在箇所よりも内側の外周ゴム膜部分を引き込む状態で中央ゴム膜部分を十分に膨張変形させることが可能で、補強部材の存在自体が膨張変形量を減少する要因とならないので、高いシール圧を確保しながら、所定の圧搾性能を確実良好に発揮させることができる。
さらに、本発明において、前記外周ゴム膜部分における濾布への密着加圧面とは反対側の面で前記補強部材の付設または嵌め込み保持部位に対応する箇所に、加圧用突起部を設けるように構成することが好ましい(請求項6)。この場合は、圧搾作用時に突起部に加えられる加圧力を補強部材に集中的に負荷させて濾布と補強部材との加圧密着力を局所的に増大することが可能で、シール機能のより一層の向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面にもとづいて説明する。
図1は本発明に係る絞り用ゴム膜の実施の形態を示す全体正面図であり、この絞り用ゴム膜1は、ショア硬度50〜70度の天然ゴムあるいはSBR等の合成ゴムから角板状に形成されており、後述する濾布2(図4参照)の外周部分2aに密着され加圧されてシール機能を発揮する環状矩形で厚肉の外周ゴム膜部分1Aと、水圧あるいは空気圧などの圧力流体により膨張変形可能な薄肉の中央ゴム膜部分1Bとを一連一体に加硫成形して作製されている。
上記のような絞り用ゴム膜1において、前記外周ゴム膜部分1Aにおける前記濾布2の外周部分2aへの密着加圧面1aでそれの内外方向幅Wの略中央部には、図2に明示するように、奥部ほど漸次幅広いとなる蟻溝状の溝3が環状矩形に形成されている。この環状矩形の蟻溝状の溝3内には、例えばポリプロピレン(PP)や高密度ポリエチレン(HDPE)など外周ゴム膜部分1A及び中央ゴム膜部分1Bよりも高剛性で、かつ、耐摩耗性の大きい材料からなる略台形断面の補強部材4が、外周ゴム膜部分1Aと積層される状態で離脱可能に嵌め込み保持されている。
前記補強部材4は、前記密着加圧面1aの全周方向(環状矩形方向)で断片的に分断されて複数個に分割形成されている。具体的には、図1及び図3に明示するように、略L形に分断された4個の分割部材片4aからなる。各分割部材片4aは、圧搾圧が作用していない通常時には図3の仮想線で示すように、その表面が外周ゴム膜部分1Aの密着加圧面1aより僅かに突出する状態にあり、圧搾圧が作用した時、その表面が前記密着加圧面1aと面一になるまで各分割部材片4aの圧縮変形を許容するように、隣接する分割部材片4a,4aの端部間に間隙5を形成する状態で溝3内に嵌め込み保持されている。
なお、前記補強部材4を形成する分割部材片4aの数は、4個に限らず、環状矩形の溝3の一辺長さが1000mmの場合で4〜8個程度が適切であり、また、分割部材片4a,4aの端部間の間隙5は、圧搾圧が作用して各分割部材片4aが圧縮変形したとき、極力0mmとなるような値に設定することが望ましい。
上記のように構成された絞り用ゴム膜1は、図4に示すように、相対近接・離反移動可能な一対の濾板6A,6Bのうち、一方の濾板6Aの平坦内面側に固定保持される一方、他方の濾板6Bの内面側には濾布2が固定支持される。そして、前記一対の濾板6A,6Bを相対近接移動させて絞り用ゴム膜1の外周ゴム膜部分1Aの密着加圧面1aの溝3内に嵌め込み保持された補強部材4を前記濾布2の外周部分2aに密着させ加圧させることにより、それら密着加圧された両外周部分1A,2aでシール機能を発揮するフィルタープレスがセットされる。
このようにセットされたフィルタープレスは、前記絞り用ゴム膜1と濾布2との間の空間7内に固液混合体を注入した上、前記絞り用ゴム膜1の中央ゴム膜部分1Bを水圧あるいは空気圧により濾板6Bの内面形状に沿う形状となるまで膨張変形させることにより、前記固液混合体を圧搾して液体を、濾布2を通して濾板6Bの外部に絞り出して固形分と分離させ、前記空間7に脱水固体(ケーキ)を形成するように用いられる。
上記のごとき圧搾作用時において、一対の濾板6A,6Bの相対近接移動により負荷される大きな圧縮力Pは、外周ゴム膜部分1Aにおける濾布2への密着加圧面1a側の溝3に嵌め込み保持されている高剛性かつ耐摩耗性の大きい補強部材4に作用して該補強部材4を圧縮変形させ、これにより濾布2に強力に加圧密着されて高いシール圧のシール部が形成されることになる。これによって、中央ゴム膜部分1Bは大きな膨張変形量を確保して本来の圧搾性能を良好に維持し、かつ、シール部では液漏れなどが生じない確実十分なシール機能を確保しつつ、外周ゴム膜部分1A自体の圧縮歪みによる局部摩耗などのダメージを低減し絞り用ゴム膜1全体の耐久寿命を著しく増進することができる。
また、圧搾作用の繰り返しによって最も大きなダメージを受けるのは前記補強部材4であり、この補強部材4のみを交換することで確実なシール機能を再現できるので、中央ゴム膜部分1Bを含めた絞り用ゴム膜1全体としての交換サイクルは長くなり、それだけランニングコストを低減することができる。
さらに、上記実施の形態の場合は、補強部材4を濾布2への密着加圧面1aの全周方向で断片的に切断した複数個(4個)の分割部材片4aから形成し、これら分割部材片4aの端部間に間隙5を設けているので、蟻溝状の溝3に対する離脱及び嵌め込み作業がやりやすく、補強部材4の交換などのメンテナンスを容易に行うことができるだけでなく、各間隙5が各分割部材片4aの圧縮変形代になり、補強部材4の全周に亘りほぼ均等なシール圧を加えて確実なシール機能を維持することができる。
なお、上記実施の形態では、断面が略台形の補強部材4を用い、これを蟻溝状の溝3に嵌め込み保持させたもので説明したが、これ以外に、例えば図5(a)〜(c)に示すように、断面が角形、半円形、円形など各種形状の補強部材4を用い、これを外周ゴム膜部分1Aに形成の溝3内に離脱可能に嵌め込み保持させたものであっても、あるいは、図示省略するが、外周ゴム膜部分1Aの濾布2への密着加圧面1aに接着剤などを用いて離脱可能に接着保持させたものであってもよい。
また、図6に示すように、前記外周ゴム膜部分1Aにおける濾布2への密着加圧面1aとは反対側の面1bで前記補強部材4の嵌め込み保持用溝3に対応する箇所に、環状矩形の加圧用突起部8を設け、圧搾作用時にこの突起部8に一方の濾板6Aを介して加圧力を加えるように構成することが好ましい。この場合は、突起部8に加えられる加圧力を補強部材4に集中的に負荷させて濾布2と補強部材4との加圧密着力を局所的に増大することが可能で、シール機能のより一層の向上を図ることができる。
また、上記実施の形態では、中央ゴム膜部分1B及び外周ゴム膜部分1Aを共にショア硬度50〜70度の天然ゴムあるいはSBR等の合成ゴムから角板状に一連一体に加硫成形したもので示したが、中央ゴム膜部分1Bのみをショア硬度50〜70度とし、外周ゴム膜部分1Aはショア硬度80度以上に設定してもよい。この場合は、外周ゴム膜部分1A自体の圧縮歪みも小さくして補強部材4による耐摩耗性の向上と相俟って、絞り用ゴム膜1全体の耐久寿命を一段と増進することが可能である。
さらに、上記実施の形態では、絞り用ゴム膜1全体が角板形状のものについて説明したが、円形板状のものであってもよい。
本発明に係る絞り用ゴム膜の実施の形態を示す全体正面図である。 図1の要部の拡大縦断面図である。 図2に対応する要部の拡大正面図である。 フィルタープレスに使用した例を示す縦断面図である。 (a)〜(c)は本発明に係る絞り用ゴム膜の他の実施の形態を示す要部の拡大縦断面図である。 本発明に係る絞り用ゴム膜のもう一つの実施の形態を示す要部の拡大縦断面図である。
符号の説明
1 絞り用ゴム膜
1A 外周ゴム膜部分
1B 中央ゴム膜部分
1a 濾布への密着加圧面
2 濾布
2a 濾布の外周部分
3 溝
4 補強部材
6A,6B 一対の濾板
8 加圧用突起部

Claims (6)

  1. 濾布の外周部分に密着され加圧されてシール機能を発揮する外周ゴム膜部分と、圧力流体により膨張変形され、その膨張変形によって前記濾布との間に注入された固液混合体を圧搾して液体と固形分を分離する中央ゴム膜部分とが一連一体に形成されてなる絞り用ゴム膜において、
    前記シール機能を発揮する外周ゴム膜部分における濾布への密着加圧面側の少なくとも一部に、該外周ゴム膜部分よりも高剛性で耐摩耗性の大きい材料からなる補強部材が前記密着加圧面よりも突出する状態で、かつ、外周ゴム膜部分と積層される状態に付設されていることを特徴とする絞り用ゴム膜。
  2. 濾布の外周部分に密着され加圧されてシール機能を発揮する外周ゴム膜部分と、圧力流体により膨張変形され、その膨張変形によって前記濾布との間に注入された固液混合体を圧搾して液体と固形分を分離する中央ゴム膜部分とが一連一体に形成されてなる絞り用ゴム膜において、
    前記シール機能を発揮する外周ゴム膜部分における濾布への密着加圧面側の少なくとも一部に溝が形成され、この溝内に外周ゴム膜部分よりも高剛性で耐摩耗性の大きい材料からなる補強部材が前記密着加圧面よりも突出する状態で、かつ、外周ゴム膜部分と積層される状態に離脱可能に嵌め込み保持されていることを特徴とする絞り用ゴム膜。
  3. 前記補強部材が、外周ゴム膜部分における濾布への密着加圧面の全周に亘って一体環状形に形成されている請求項1または2に記載の絞り用ゴム膜。
  4. 前記補強部材が、外周ゴム膜部分における濾布への密着加圧面の全周方向で断片的に切断されて複数個に分割形成されている請求項1または2に記載の絞り用ゴム膜。
  5. 前記補強部材が、外周ゴム膜部分における内外方向幅の略中央部に付設または嵌め込み保持されている請求項1ないし4のいずれかに記載の絞り用ゴム膜。
  6. 前記外周ゴム膜部分における濾布への密着加圧面とは反対側の面で前記補強部材の付設または嵌め込み保持部位に対応する箇所には、加圧用突起部が設けられている請求項1ないし5のいずれかに記載の絞り用ゴム膜。
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