JP2008264202A - ワンプッシュ取り付け洗濯物干し - Google Patents

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JP2008264202A JP2007111314A JP2007111314A JP2008264202A JP 2008264202 A JP2008264202 A JP 2008264202A JP 2007111314 A JP2007111314 A JP 2007111314A JP 2007111314 A JP2007111314 A JP 2007111314A JP 2008264202 A JP2008264202 A JP 2008264202A
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Hiroshi Washimi
博 鷲見
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Abstract

【課題】 洗濯物干しに洗濯物を取り付ける際、現状の仕組みでは自由に動き回る洗濯バサミの位置固定と挟み口を開くために、片方の手で、洗濯バサミの後方部分を保持すると同時にはさみ口を開きながら、もう一方の手で目的の洗濯物を挟み口の間に位置付けて、
洗濯バサミを保持している側の手のはさみ圧力をゆるめることにより、洗濯物のはさみ込みが完了する手順となっており作業が煩雑である。
【解決手段】
洗濯物を洗濯バサミの挟み口の面に押し当てるだけの動作で洗濯バサミの挟み口を同時に開かせることが出来るようにして。洗濯物をそのまま挟み口の面にそって挟み口の中に送り込み、押し圧力をゆるめればそのまま洗濯バサミ自身のばねによる挟み込みが完了するようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は、従来の洗濯バサミを多数ぶらさげている一般的な洗濯物干しで使用されている洗濯バサミの洗濯物干し枠への取り付け方法、洗濯バサミ自体の構造、および洗濯物干し枠構造全体に工夫を加えることにより、洗濯物の洗濯物干し器への取り付け作業効率を改善するものである。
洗濯物干しの構造は軽量である程度の強度が保たれている枠構造にいろいろな形状の洗濯物の着脱ができるように、枠構造の下面に多数の洗濯バサミが鎖などにより下向きにぶら下げられており、実際に洗濯物を取り付けるときは片手で洗濯バサミの後方部分を保持し、そこに手指で挟み圧力をくわえて先端側のはさみ口を開きながら、もう一方の手で目的の洗濯物を挟み口の間に位置付け、洗濯バサミを保持している側の手をはなして洗濯バサミのばね自身によるはさみ込みの力で挟み付ける様になっている。
特開2001−224896 特開平09−164298
洗濯物干しに洗濯物を取り付ける際、作業者は両手で洗濯物のしわを伸ばしながらそのまま干す状態で洗濯物干し器に取り付けたいという心理が生ずる、しかし現状の仕組みではぶらぶらと動き回る洗濯バサミの位置固定と挟み口を開くために、やむなく一方の手をせっかくしわを伸ばした洗濯物から離し背景技術の段落0002に記述する動作を繰り返し行なっている。そうした取り付け動作の済んだ後、もう一度洗濯物を持ち直し軽く引いてしわを伸ばす動作を行なっている。
このように現状では動作の切り替えが多く煩雑であるため作業効率が悪く手間がかかる。
本発明は、従来の洗濯バサミの使用形態を改善したものである。
片方の挟み込み部品を洗濯物干し器の本体枠に固定し、もう一方の枠本体に固定されていない可動側の挟み口の先端部分に洗濯物をあてがい、そこに直接押し圧力を加えて可動側の挟み口を開く事が出来るように、固定側の挟み口よりもひとまわり大きい表面のなめらかな押し圧受け面を可動側の挟み口に手がかりとして付加する。
洗濯物を洗濯バサミの挟み口に押し当てるひとつの動作で洗濯バサミの挟み口を同時に開き、洗濯物をそのまま滑らかな押し当て面にそって挟み口の中に送り込み、押し圧力をゆるめればそのまま洗濯バサミ自身のばねによる挟み込みが完了する。
この一連の動作は両手で洗濯物のしわを伸ばしたままの状態でおこなうことができる。
従来に比べて洗濯バサミを保持して挟み口を開く方の手の動作がまったく不要となるため、洗濯物干し動作が半減し作業効率が
良くなり、洗濯に関する家事労働としての負担が大幅に軽減する。また洗濯物のしわを両手でのばしたまま取り付け作業ができるため、きれいに干すことが出来、洗濯物干し作業を心理的にも快適なものとする効果がある。この発明により毎日の家事としての洗濯物の点数が多い場合は時間的にも心理的にも非常に高い改善効果がある。
さらに片手が不自由な場合は、従来の方式に比較してその作業効率の改善は非常に大きい。
本発明は従来の洗濯バサミの手で保持する後方の足の部分の一方を洗濯物枠に固定し固定しないほうの足部分は不要なので例示の図2では切り取り除去されている。
洗濯物挟み口の可動部分の方の口先が固定側の口先よりも長く飛び出し且つ、表面が滑らかな面となるように加工する。洗濯物を取り付ける際は洗濯物をこの滑らかな表面に押し付けて洗濯バサミの可動部分の口を押し開けながらその中に洗濯物をすべらせて送り込み、そのまま押し圧力を弱めると挟み部分が閉じて洗濯物は挟み部分に挟みこまれる。
この可動側の挟み込み部分には縦方向に溝が有り、相対する固定側の洗濯バサミ先端の挟み口はこの溝に噛み合うような形状をしている。溝の中には一旦はさまれた洗濯物が滑り落ちることの無いように細かな、横筋が刻みこまれている、この刻み模様は溝の中に埋められているため、洗濯物を押し当てて挟み口の奥に送り込む際の妨げにはならない。
洗濯物を取り付ける際は本発明の固定された洗濯バサミの可動側が下になるように洗濯物干しの枠の片側にぶら下げ用の鉤をつけて、洗濯物を取り付ける面を手前に向けて物干竿にぶらさげる。作業者は下の洗濯バサミから順次上に向かって洗濯物をつける、これによりまだなにも付けられていない洗濯バサミが先に付けた洗濯物に邪魔されることが無く使用できる。
洗濯物の取り付けが終わったら本発明の片側ぶらさげ鉤による片側のぶらさげをやめて通常の中央上面の鉤を使用した従来通りのぶらさげ状態にする。
従来の一般的形状の洗濯バサミの片側を洗濯物干し枠に固定した概念図である。 固定されない側の可動側挟み口部分の先端延長部分に本発明の構造を追加加工し、不要部分を切り取った略図である。(実施例1) 固定されない側の可動側挟み口部分に追加加工した押し圧受け面と、その表面に刻まれた溝の状態を 表すために挟み口を開いた状態で斜め上方向から見た略図である。(実施例2) 固定されていない可動側の挟み口部分先端延長部分の詳細を表す3面図である。 物干し竿に鉤構造を使用してぶら下げた使用例の略図である。 片側ぶら下げ鉤を使用した状態で正面方向からみた様子(左)、側面から見た状態(右)であり洗濯バサミの形態は略図で表している。(実施例3)

Claims (4)

  1. 現状使用されている一般的な洗濯物干し器を構成する枠に固定された洗濯バサミの片方のはさみ部品と、それに対応する
    従来同様の回転軸と弾性のあるばねにより、挟み込みのための可動性がある状態で取り付けられているもう一方の洗濯バサミ部品と対になっている洗濯バサミの挟み口機能の組が多数取り付けられている洗濯物干器しの構造。
  2. 請求項1に示す洗濯物干し器の枠に固定した洗濯バサミの挟み口に相対する可動側の挟み口の面の先端部分を固定側の挟み口の形状よりも長く又、ひとまわり大きな滑らかな面にしてその面に洗濯物を直接押し当てて可動側の洗濯バサミを押し開くための力を加える手がかりとなる押し当て面を備えた形状。
  3. 請求項2に示す可動側洗濯のバサミの押し当て面に洗濯物を押し当てた際に滑らせ移動が可能なように、その押し当て面を滑らかな面とするとともに、洗濯物を挟み込んだ後は洗濯物が滑り落ちない様に押し当て面上に縦の溝を堀り込み、その溝の中に滑り止めとなる刻み模様を刻む。
    もう一方の固定側の挟み口は、前述の可動側挟み口押し当て面上の溝に洗濯物をしっかりと噛み込むように相対する溝の形状に会った凸上の突起を有する。
  4. 沢山の数の洗濯バサミが取り付けられてる洗濯物干しの洗濯バサミの付けられている面を、一定方向(作業者のいる方)にむけて、物干竿から安定した状態でぶら下げることができるように、洗濯物干しの枠に片側ぶら下げ鉤を付加する構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020151439A (ja) * 2019-03-24 2020-09-24 近藤 紀夫 洗濯物の干し具

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