JP2008263812A - ベルト取り付け構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ベルトのクーラーボックスへの取り付け及び取り外しが容易に行えるようにすることにある。
【解決手段】クーラーボックス1にベルト40を取り付けるための取り付け構造であって、取り付け板部21と、係止部材30とを備えている。取り付け板部21は、クーラーボックス1の左側面2bから所定の間隔を隔てて設けられている。係止部材30は、ベルト40が取り付け可能なベルト取り付け部31と、ベルト取り付け部31から下方に延び左側部2bと取り付け板部21との間に配置可能な基板部32と、基板部32の下端に配置され基板部32から左壁面2bの逆側に向かって突出しており取り付け板部21の下端に係止可能な第1係止部34と、基板部32から左壁面2bの逆側に向かって突出しており取り付け板部21の上端に係止可能な第2係止部35と、基板部32が左壁面2bと取り付け板部21との間に配置された状態で第1係止部34が取り付け板部21に係止するように第1係止部34を取り付け板部21側に付勢する付勢機構と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、クーラーボックスにベルトを取り付けるためのベルト取り付け構造に関する。
魚釣り等に使用されるクーラーボックスは、上部に開口を有し内部に水や魚などを収納可能なクーラーボックス本体と、クーラーボックス本体に開閉自在に装着された蓋部材とを備えている。このようなクーラーボックスでは、内部に水や魚などを収納する際には、蓋部材を開き、クーラーボックス本体の開口から水や魚等を内部に収納する。内部に水や魚などを収納した後、蓋部材を閉じる。
ここで、このようなクーラーボックスには、運搬用のベルトを取り付けられたものが存在する(特許文献1参照)。
実開平05−20570号公報
特許文献1に記載のクーラーボックスでは、クーラーボックス本体の側壁にベルトの固定部を設け、ベルトが取り外し出来ないようになっている。しかし、このような構成では、ベルトを使用しない場合には不必要なものが取り付けられているために不便である。また、ベルトの取り外しが可能なように、クーラーボックスの本体にベルトが貫通可能な孔を形成し、この孔にベルトを貫通させ、孔に係止可能な係止部材又は結び目をベルトの先端に設けることが考えられる。しかし、この場合ベルトを外すためにはベルトを係止部材から取り外す又は結び目をほどく必要があり、容易にベルトを取り外すことが出来ない。
本発明の課題は、ベルトのクーラーボックスへの取り付け及び取り外しが容易に行えるようにすることにある。
請求項1に係るベルト取り付け構造は、クーラーボックスにベルトを取り付けるための取り付け構造であって、取り付け板と、係止部材とを備えている。取り付け板は、クーラーボックスの壁面から所定の間隔を隔てて設けられている。係止部材は、ベルトが取り付け可能なベルト取り付け部と、ベルト取り付け部から下方に延び壁面と取り付け板との間に配置可能な基板部と、基板部の下端に配置され基板部から壁面の逆側に向かって突出しており取り付け板の下端に係止可能な第1係止部と、基板部から壁面の逆側に向かって突出しており取り付け板の上端に係止可能な第2係止部と、基板部が壁面と取り付け板との間に配置された状態で第1係止部が取り付け板に係止するように第1係止部を取り付け板側に付勢する付勢機構と、を有する。
この取り付け構造では、係止部材のベルト取り付け部にベルトを取り付け、基板部を壁面と取り付け板との間に挿入する。そして、第1係止部及び第2係止部を取り付け板の上端及び下端に係止させる。このとき、付勢機構によって第1係止部は取り付け板側に付勢される。このようにして、取り付け板に係止部材を取り付けることによって、クーラーボックスにベルトを取り付ける。また、ベルトをクーラーボックスから取り外す際には、第2係止部材の係止を解除し、付勢機構の付勢力に抗して、第1係止部の係止を解除させる。そして、取り付け板から係止部材を取り外す。
ここでは、取り付け板に第1係止部及び第2係止部を係止させることで、取り付け板に係止部材を取り付けることができ、第1係止部及び第2係止部の係止を解除することで、係止部材を取り付け板から取り外すことができる。このために、ベルトを係止部材に取り付けた状態で係止部材を着脱することができ、ベルトのクーラーボックスへの着脱が容易になる。また、付勢部材によって第1係止部が付勢されているために、第1係止部を取り付け板に係止させやすくなる。
請求項2に係るベルト取り付け構造は、請求項1に記載のベルト取り付け構造であって、付勢機構は、第1係止部と第2係止部との間に配置され、基板部から壁面側に突出するように屈曲した第1板バネ部を有している。
ここでは、第1板バネ部によって第1係止部及び第2係止部が取り付け板側に付勢される。
請求項3に係るベルト取り付け構造は、請求項1または2に記載のベルト取り付け構造であって、第1板バネ部は、基板部が壁面と取り付け板との間に配置された状態において壁面と取り付け板との間の距離よりも大きく基板部から壁面側に突出している。
ここでは、係止部材をクーラーボックスの壁面と取り付け板との間に配置すると、第1板バネ部が弾性変形させられ、第1係止部及び第2係止部が取り付け板側に付勢させられる。
請求項4に係るベルト取り付け構造は、請求項1から3のいずれかに記載のベルト取り付け構造であって、係止部材は、第2係止部の近傍にクーラーボックスの壁面に接触可能であって、かつ回動中心となりうる支点部をさらに有している。
ここでは、支点部を中心として回動させることで第1係止部を取り付け板の下端側に係止させやすくなる。
請求項5に係るベルト取り付け構造は、請求項4に記載のベルト取り付け構造であって、係止部材を壁面と取り付け板との間に配置した状態では、基板部のベルト取り付け部側が第1係止部側よりも壁面側に位置するように屈曲している。支点部は、基板部の屈曲している部分よりもベルト取り付け部側に配置されている。
ここでは、支点部を中心として回動させやすくなる。
請求項6に係るベルト取り付け構造は、請求項5に記載のベルト取り付け構造であって、支点部は、基板部の第1係止部とベルト取り付け部との間に配置されており、基板部から壁面側に突出している。
ここでは、支点部をクーラーボックスの壁面に接触させやすくなる。
請求項7に係るベルト取り付け構造は、請求項1から6のいずれかに記載のベルト取り付け構造であって、係止部材は、第1係止部に接続され第2係止部を取り付け板側に付勢する第2板バネ部をさらに備えている。取り付け板は、第2板バネ部を露出させる孔が形成されている。
ここでは、孔から第2板バネ部を押圧することで、第2板バネ部の付勢を解除することができる。
請求項8に係るベルト取り付け構造は、請求項7に記載のベルト取り付け構造であって、第2係止部は、上側からの押圧によって壁面側に移動するように上部にテーパが設けられている。
ここでは、第2係止部を孔の上縁に接触させながら、係止部材を上側に移動させることで、第2係止部と孔の上縁との係止を解除させることが出来る。
請求項9に係るベルト取り付け構造は、請求項1から8のいずれかに記載のベルト取り付け構造であって、ベルト取り付け部は、ベルトが通過可能な孔を複数有している。
ここでは、ベルトをベルト取り付け部に取り付けやすくなる。
本発明では、ベルトのクーラーボックスへの取り付け及び取り外しが容易に行えるようにすることができる。
1.構成
本発明の一実施形態に係るベルト40の取り付け構造によってベルト40(図6及び図7参照)が取り付け可能なクーラーボックス1について説明する。図1に示すように、クーラーボックス1は、本体部2と、蓋部3と、フック4とを有している。このクーラーボックス1にベルト40の取り付け構造によってベルト40が取り付け可能である。このベルト40の取り付け構造は後に詳述する。
本体部2は、上部に開口を有する略直方体の部材であって、内部に魚等を収納可能な空間を有している。また、本体部2は、魚等を保存するものであり断熱効果を必要とするので、表面壁となるポリプロピレン製の部材の間に発砲ポリウレタン製断熱材を内包する構造である。さらに本体部2は、略長方形状の底(図示せず)と、底の端部からそれぞれ底に略直交する方向に延びるように形成された側面2a、2b、2c、2dを有している。
蓋部3は、本体部2の開口を塞ぐための部材であって、蝶番(図示せず)によって開閉可能なように本体部2の上部に設けられている。また、蓋部3は、開口とほぼ同じ形状の板状部材である。
フック4は、蓋部3を本体部2に密閉し固定する部材であって、本体部2及び蓋部3の双方に設けられている。また、フック4は、ポリプロピレンによって形成されている。フック4は別個形成された後に本体部2及び蓋部3にはめ込み接着されて固定されている。
このように構成されたクーラーボックス1では、魚等の保冷使用とする物を氷等の低温物と共に内部に収納して使用される。クーラーボックス1の内部において冷気は底部付近にたまりやすい。ここで、本体部2の前側面2a及び背側面2cの底部付近が厚くなっており、断熱材が十分に配置されているので、底部付近の断熱を十分に高めることができ保冷効果が向上する。また、冷媒として氷を使用した場合、氷が溶けることにより生じる水は本体部内部の底面付近に溜まる。この溜まった水の温度上昇も効果的に抑えられるので、保冷効果が十分に向上する。さらに、全体として軽量構造とすることができる。
さらにまた、本体部2は、クーラーボックス1の外部方向に向かって厚みが増すようになっているので、内部の容量を減少させることもない。さらに、持ち運び時に障害物にぶつかって破損しやすい側面2a、2b、2c、2d及び底部を保護することも可能である。
2.ベルトの取り付け構造
ベルト40の取り付け構造は、クーラーボックス1にベルト40を取り付ける為の構造であって、取り付け部材20と、係止部材30とを備えている。
取り付け部材20は、図1に示すように、クーラーボックス1の本体部2の右側面2d及び左側面2bに配置された部材であって、取り付け板部21(取り付け板)と、接続部22とを有している。以下、左側面2bに設けられた取り付け構造について説明するが、右側面2dにも同様の取り付け構造が設けられている。
取り付け板部21は、クーラーボックス1の右側面2d及び左側面2b(壁面)に所定の間隔を隔てて設けられた部材であって、長方形状の部材である。また、取り付け板部21は、略中央に円形の孔21aを有している。
接続部22は、取り付け板部21とクーラーボックス1の左側面2bとを接続するための部材であって、取り付け板部21及びクーラーボックス1の左側面2bに略直交するように設けられている。
係止部材30は、取り付け板部21と互いに係止することで、クーラーボックス1にベルト40を取り付けるための部材である。この係止部材30は、図2及び図3に示すように、ベルト取り付け部31と、基板部32と、支点部33と、第1係止部34と、第2係止部35と、第1板バネ部36と、第2板バネ部37と、を有している。
ベルト取り付け部31は、ベルト40を取り付け可能な部分であって、板状の部分である。また、ベルト取り付け部31は、ベルト40が通過可能な孔31aが長手方向に並べて3つ形成されている。
基板部32は、ベルト取り付け部31と第1係止部34とを接続する部分であって、長方形の板状の部分である。また、基板部32は、長手方向略中央部分で段差32aが形成されており、係止部材30を取り付け板部31とクーラーボックス1の左側面2bとの間に配置した状態でベルト取り付け部31が第1係止部34側よりもクーラーボックス1の左側面2b側に位置するように形成されている。
支点部33は、ベルト取り付け部31の近傍に配置されており、基板部32に設けられた部分である。また、支点部33は、基板部32を左側面2bと取り付け板31との間に配置した状態で基板部32から左側面2b側に突出する部分であって、略半円柱状の部分33aと、略半円柱状の部分33aとベルト取り付け部31とを滑らかにつなぐ坂状の部分33bとを有している。このために、支点部33をクーラーボックス1の左側面2bに接触させた状態から基板部32等を回動させることが出来る。
第1係止部34は、取り付け板部21の下端に係止可能な部分であって、取り付け板部21の下端を覆うことが出来るようにフック状の部分である。また、第1係止部34は、基板部32の下端に設けられた部分であって、基板部32に略直交する方向(左側面2bが配置された方向の逆方向)に向かって突出するように形成されている。
第2係止部35は、取り付け板部21の上端に係止可能な部分であって、基板部32に対して略直交する方向(左側面2bが配置された方向の逆方向)に突出するように形成されている。また、第2係止部35は、上部に上側からの押圧によってクーラーボックス1の左側面2b側に移動するようにテーパ35aが形成されている。このテーパ35aは、上方にむかって先細りになるように形成されている。
第1板バネ部36は、第1係止部34と第2係止部35との間に配置され、基板部32からクーラーボックス1の左側面2b側に突出するように屈曲した部分である。また、第1板バネ部36は、左側面2bと取り付け板部21との間の距離よりも大きく基板部32から左壁面2b側に突出している。さらに、第1板バネ部36は、係止部材30を取り付け板部31とクーラーボックス1の左側面2bとの間に配置した状態でクーラーボックス1の左側面2bに接触して第1係止部34及び第2係止部35をクーラーボックス1の左側面2bから離れる方向に付勢する。この第1板バネ部36は、第2板バネ部37上に設けられた略「U」字状のスリットによって形成されており、弾性変形可能な部分である。
第2板バネ部37は、第2係止部35から下方に延びるように形成されており、第2係止部35が第1係止部34よりもクーラーボックス1の左側面2b側に位置している場合にクーラーボックス1の左側面2bから離れる方向に第2係止部35を付勢する部分である。この第2板バネ部37は、基板部32上に設けられた略「U」字状のスリットによって形成されており、弾性変形可能な部分である。また、第2板バネ部37は、取り付け板部21の円形の孔21aによって外部に露出している。このために、円形の孔21aから第2板バネ部37を押圧されると、第2係止部35は第2板バネ部37の付勢力に抗して、クーラーボックス1の左側面2b側に移動する。
なお、第1板バネ部36及び第2板バネ部37によって付勢機構が構成されている。ここで、係止部材30を取り付け板部21とクーラーボックス1の左側面2bとの間に配置した状態で第1板バネ部36によって第1係止部34及び第2係止部35が取り付け板部21に係止するように左側面2bの逆方向に付勢されている。そして、第1係止部34が取り付け板21に係止している状態で第2板バネ部37は第2係止部35を取り付け板21に係止させるように付勢している。
3.動作
クーラーボックス1に水や魚等を収納する際の動作について説明する。
蓋部3を開き本体部2の開口が露出する状態にする。そして、開口から水や魚等を本体部2の内部に設けられた空間に収納し、蓋部3を回動させて、蓋部3によって開口を塞ぐ。
次に、クーラーボックス1にベルトを取り付ける場合及ベルトが取り付けられたクーラーボックス1からベルトを取り外す場合の動作について説明する。
クーラーボックス1にベルト40を取り付ける際には、先ず係止部材30のベルト取り付け部31にベルトを取り付ける。そして、図4に示すように、係止部材30を上側からクーラーボックス1の左側面2bと取り付け板部21との間に挿入する。このとき、図5に示すように、支点部33をクーラーボックス1の左側面2bに接触させ、係止部材30を押し下げると、第2係止部35が取り付け板21の上部に接触し係止部材の移動が止まる。そして、第2係止部35を押圧することで第2係止部35と取り付け板21との係止を解除し、係止部材30を押し下げ第2係止部35を孔21a内に挿入させる(図8参照)。このとき、第1板バネ部36によって第1係止部34が取り付け板部21側に付勢されている。このような状態から、係止部材30を上側に引き上げると、第2係止部35は、円形の孔21aの上側縁に押圧され、テーパ35aによってクーラーボックス1の左側面2b側に移動させられる。さらに、係止部材30を上側に引き上げると、図6及び図7に示すように、第1係止部34が取り付け板部21の下端に係止し、同時に第1板バネ部36及び第2板バネ部37に付勢されて第2係止部35が取り付け板部21に係止する。
取り付け板部21に係止部材30が取り付けられた状態から係止部材30を取り外す際には、第2係止部35をクーラーボックス1の左側面2b側に押圧し、第2係止部35と取り付け板21との間の係止を解除する。または、円形の孔21aを通して第2板バネ部37を押圧する。第2板バネ部37を押圧すると、第2係止部35がクーラーボックス1の左側面2b側に移動し、取り付け板部21の上端での係止が解除される。なお、第1係止部34の係止が解除される位置まで第1係止部34をクーラーボックス1の左側面2b側に押圧し、第2係止部35が孔21aに入るまで押し下げることもできる。そして、第2係止部35と取り付け板21との係止を解除した後に、支点部33を中心として回動させることで、第1係止部34の取り付け板部21との係止が解除される。この状態から係止部材30を上側に引き抜くことで、ベルト40を取り外すことが出来る。
ここでは、係止部材30を取り付け板部21に取り付けることができ、このため、クーラーボックス1にベルトを容易に取り付けることが出来る。そして、円形の孔21aを通って第2板バネ部37を押圧することで係止部材30の取り付け板部21への取り付けを解除できるためにクーラーボックス1に取り付けたベルト40を容易に取り外すことができる。
4.他の実施形態
(a)上記実施形態の係止部材ではなく、図9に示すように、取り付け板部21の下端に係止可能な第3係止部61と、取り付け板部21の上端に係止可能な第4係止部62と、第3係止部61と第4係止部62とを接続し、第3係止部61を取り付け板部21の下端に係止させた状態で第4係止部62を取り付け板部21側に付勢する第3板バネ部63と、第3板バネ部63から延びるように形成されベルト40を取り付け可能な第2ベルト取り付け部64と、を備えた第2係止部材60であっても良い。この場合、構成が単純で製造しやすくなる。
(b)また、上記実施形態では、第1係止部34及び第2係止部35を第1及び第2板バネ部36,37によって付勢したが、本発明はこれに限られず、コイルスプリングや巻きバネなどの他の付勢部材であっても良い。
(c)さらに、上記実施形態では、ベルト取り付け部31は3つの孔31aを有しているものについて説明したが、本発明はこれに限られずに、孔が2つ又は4つであっても良い。
クーラーボックス本体を示す図。 係止部材の全体正面図。 係止部材の全体側面図。 係止部材を取り付け板に取り付ける際の図。 係止部材を取り付け板に取り付ける際の図。 係止部材を取り付け板に取り付けた状態を示す側面図。 係止部材を取り付け板に取り付けた状態を示す断面図 第2係止部が取り付け板部の孔の上縁に係止している状態を示す図。 他の実施形態の係止部材の全体図。
符号の説明
1 クーラーボックス
2b 左側面(壁面)
21 取り付け板部(取り付け板)
21a 円形の孔
30 係止部材
31 ベルト取り付け部
31a 孔
32 基板部
33 支点部
34 第1係止部
35 第2係止部
35a テーパ
36 第1板バネ部
37 第2板バネ部
40 ベルト
60 第2係止部材
61 第3係止部
62 第4係止部
63 第3板バネ部
64 第2ベルト取り付け部

Claims (9)

  1. クーラーボックスにベルトを取り付けるためのベルト取り付け構造であって、
    前記クーラーボックスの壁面から所定の間隔を隔てて設けられた取り付け板と、
    前記ベルトが取り付け可能なベルト取り付け部と、前記ベルト取り付け部から下方に延び前記壁面との間に挿入可能な基板部と、前記基板部の下端に配置され前記基板部から前記壁面の逆側に向かって突出しており前記取り付け板の下端に係止可能な第1係止部と、前記基板部から前記壁面の逆側に向かって突出しており前記取り付け板の上端に係止可能な第2係止部と、前記基板部が前記壁面と前記取り付け板との間に配置された状態で前記第1係止部が前記取り付け板に係止するように前記第1係止部を前記取り付け板側に付勢する付勢機構と、を有する係止部材と、
    を備えたベルト取り付け構造。
  2. 前記付勢機構は、前記第1係止部と前記第2係止部との間に配置され、前記基板部から前記壁面側に突出するように屈曲した第1板バネ部を有している、請求項1に記載のベルト取り付け構造。
  3. 前記第1板バネ部は、前記壁面と前記取り付け板との間の距離よりも大きく前記基板部から前記壁面側に突出している、請求項2に記載のベルト取り付け構造。
  4. 前記係止部材は、前記第2係止部の近傍に前記クーラーボックスの壁面に接触可能であって、かつ回動中心となりうる支点部をさらに有している、請求項1から3のいずれかに記載のベルト取り付け構造。
  5. 前記基板部を前記壁面と前記取り付け板との間に配置した状態では、前記基板部の前記ベルト取り付け部側が前記第1係止部側よりも前記壁面側に位置するように屈曲しており、
    前記支点部は、前記基板部の屈曲している部分よりも前記ベルト取り付け部側に配置されている、
    請求項4に記載のベルト取り付け構造。
  6. 前記支点部は、前記基板部の前記第1係止部と前記ベルト取り付け部との間に配置されており、前記基板部から前記壁面側に突出している、請求項5に記載のベルト取り付け構造。
  7. 前記係止部材は、前記第1係止部に接続され前記第2係止部を前記取り付け板側に付勢する第2板バネ部をさらに備え、
    前記取り付け板は、前記第2板バネ部を露出させる孔が形成されている、
    請求項1から6のいずれかに記載のベルト取り付け構造。
  8. 前記第2係止部は、上側からの押圧によって前記壁面側に移動するように上部にテーパが設けられている、請求項7に記載のベルト取り付け構造。
  9. 前記ベルト取り付け部は、前記ベルトが通過可能な孔を複数有している、請求項1から8のいずれかに記載のベルト取り付け構造。
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