JP2008263591A - 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、および記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、プログラム、および記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2008263591A
JP2008263591A JP2008046363A JP2008046363A JP2008263591A JP 2008263591 A JP2008263591 A JP 2008263591A JP 2008046363 A JP2008046363 A JP 2008046363A JP 2008046363 A JP2008046363 A JP 2008046363A JP 2008263591 A JP2008263591 A JP 2008263591A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
image data
area
additional
additional information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008046363A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5004828B2 (ja
Inventor
Masaaki Ishikawa
雅朗 石川
Tei Abe
悌 阿部
Masakazu Niro
雅一 丹路
Hiroshi Shimura
浩 志村
Taeko Ishizu
妙子 石津
Motohiro Kuroda
元宏 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2008046363A priority Critical patent/JP5004828B2/ja
Priority to US12/076,393 priority patent/US8325970B2/en
Priority to CN2008100951660A priority patent/CN101277358B/zh
Priority to EP08250973A priority patent/EP1973324A1/en
Publication of JP2008263591A publication Critical patent/JP2008263591A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5004828B2 publication Critical patent/JP5004828B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

【課題】付加情報が付加された画像データにおいて、該画像データに含まれるコンテンツ情報の見栄えを確保する。
【解決手段】領域設定手段270は、取得された付加情報の付加方式と、画像データに含まれるコンテンツ情報とに応じて付加情報を付加するための領域を設定し、情報付加手段280は、前記付加方式にて、設定された領域に付加情報を付加することにより、画像データに含まれるコンテンツ情報の見栄えを確保する。
【選択図】図2

Description

本発明は、データに情報を付加する情報処理装置に関し、特に、付加情報を画像データに付加する画像処理装置、画像処理方法、プログラム、および記録媒体に関する。
近年、画像処理技術の向上によって、原本と、原本から作成された複写物とが容易に区別できないほど忠実な複写が可能となってきている。このため、偽造防止の観点から、紙幣や有価証券等のような特殊原稿については、複写を全く行うことができないようにするか、あるいは、正しく複写を行わせない措置を講ずる必要性が高まっている。
このような背景から、特殊原稿や機密文書等の複写に対し規制を及ぼすことを目的とする種々の方法が提案されている。
例えば、特許文献1では、ドットパターンを用いて画像データに複写禁止情報を付加することで、該画像データの複写を規制する方法が提案されている。この方法では、読み取った画像データから、予め格納されている複写禁止パターンと特徴量が一致するドットパターンが検知された場合、読み取った画像データは複写禁止であると判断する。
さらに、ドットパターンを、画像データの複写の際に再現される径を有するドットパターンと再現されない径を有するドットパターンとで構成することにより、画像データを複写した際に所望の文字列が浮き上がる地紋パターンとしても機能させる方法が提案されている。
特開2004−274092号公報
ここで、特許文献1のような画像データにドットパターンを重畳する方法の問題点について説明する。特許文献1で提案されている方法では、コンテンツ情報を含む画像データに対して出力禁止を示すドットパターンを全面的に重畳する。したがって、画像データに含まれる文書や写真等のコンテンツ情報にもドットパターンが重畳されてしまうため、画像データに含まれるコンテンツ情報の見栄えが低下してしまう(図14参照)。
また、ドットパターンにより付加された複写禁止情報は、画像データの読み取り条件や出力条件によらず一定の精度をもって抽出されなければ、複写禁止情報を画像データに付加する意義は失われてしまう。したがって、ドットパターンはある程度の濃度(または輝度)をもって画像データに重畳しなければならない。一方、ドットパターンを地紋パターンとして機能させるためには、ドット径の異なる2種類のドットパターンを画像データに付加すれば足りる。しかし、ドットパターンを付加することでコンテンツ情報の見栄えの低下を防止するために、ドットパターンの濃度(または輝度)を可能な限り低下させることが望ましい。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、画像データに情報を付加する場合であっても、該画像データにかかるコンテンツ情報の見栄えを保つことができる画像処理装置、画像処理方法、プログラム、および記録媒体を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するために、本発明に係る画像処理装置は、コンテンツ情報を含む画像データに付加情報を付加する画像処理装置であって、前記画像データに対する、前記付加情報の付加方式を取得する方式取得手段と、取得された前記付加方式と前記コンテンツ情報とに応じて前記付加情報を付加するための領域を設定する領域設定手段と、設定された前記領域に、前記付加方式により前記付加情報を付加する情報付加手段とを備えることを特徴とする。
さらに、本発明に係る画像処理装置において、前記領域設定手段は、取得された前記付加方式に応じて前記コンテンツ情報の周囲に領域を設定することを特徴としてもよい。
さらに、本発明に係る画像処理装置において、取得された前記付加方式が符号化による情報の付加方式であるか、地紋パターンによる情報の付加方式であるかを検知する検知手段を備え、前記領域設定手段は、取得された前記付加方式が前記符号化による情報の付加方式であると検知された場合、前記コンテンツ情報の周囲に領域を設定することを特徴としてもよい。
さらに、本発明に係る画像処理装置において、前記方式取得手段が前記符号化による情報の付加方式と、前記地紋パターンによる付加方式とを取得した場合、前記領域設定手段は、前記地紋パターンにより付加情報を付加するための領域を設定する一方、前記地紋パターンを包含する範囲に符号化により付加情報を付加するための領域を設定することを特徴としてもよい。
さらに、本発明に係る画像処理装置において、前記領域設定手段は、前記画像データの端部から前記コンテンツ情報までの距離に応じて、該コンテンツ情報の周囲に前記符号化により付加情報を付加するための領域を生成することを特徴としてもよい。
さらに、本発明に係る画像処理装置において、前記付加情報は、前記画像データの種別を表す種別情報、または前記画像データの出力履歴である履歴情報のうち、少なくとも一つであることを特徴としてもよい。
さらに、本発明に係る画像処理装置において、前記付加情報が前記画像データの種別を表すための種別情報である場合、前記方式取得手段は、前記付加情報の付加方式として、符号化による情報の付加方式を取得することを特徴としてもよい。
また、本発明に係る画像処理方法は、コンテンツ情報を含む画像データに付加情報を付加する画像処理方法であって、前記画像データに対する、前記付加情報の付加方式を取得する方式取得ステップと、取得された前記付加方式と前記コンテンツ情報とに応じて前記付加情報を付加するための領域を設定する領域設定ステップと、設定された前記領域に、前記付加方式により前記付加情報を付加する情報付加ステップとを有することを特徴とする。
さらに、本発明に係る画像処理方法において、前記領域設定ステップは、取得された前記付加方式に応じて前記コンテンツ情報の周囲に領域を設定することを特徴としてもよい。
さらに、本発明に係る画像処理方法において、取得された前記付加方式が符号化による情報の付加方式であるか、地紋パターンによる情報の付加方式であるかを検知する検知ステップを有し、前記領域設定ステップは、取得された前記付加方式が前記符号化による情報の付加方式であると検知された場合、前記コンテンツ情報の周囲に領域を設定することを特徴としてもよい。
さらに、本発明に係る画像処理方法において、前記方式取得ステップが前記符号化による情報の付加方式と、前記地紋パターンによる付加方式とを取得した場合、前記領域設定ステップは、前記地紋パターンにより付加情報を付加するための地紋領域を設定する一方、前記地紋パターンを包含する範囲に前記符号化により付加情報を付加するための領域を設定することを特徴としてもよい。
さらに、本発明に係る画像処理方法において、前記領域設定ステップは、前記画像データの端部から前記コンテンツ情報までの距離に応じて、該コンテンツ情報の周囲に前記符号化により付加情報を付加するための領域を生成することを特徴としてもよい。
さらに、本発明に係る画像処理方法において、前記付加情報は、前記画像データの種別を表す種別情報、前記画像データの出力履歴である履歴情報のうち、少なくとも一つであることを特徴としてもよい。
さらに、本発明に係る画像処理方法において、前記付加情報が前記画像データの種別を表すための種別情報である場合、前記方式取得ステップは、前記付加情報の付加方式として、符号化による情報の付加方式を取得することを特徴としてもよい。
また、本発明に係るプログラムは、本発明の画像処理方法を実行させることを特徴とする。
また、本発明に係る記録媒体は、コンピュータが読み取り可能な記録媒体であり、本発明のプログラムを記録したことを特徴とする。
本発明によれば、付加情報の付加方式と画像データに含まれるコンテンツ情報とに応じて付加情報を付加するための領域を設定するため、付加情報が付加された画像データにおけるコンテンツ情報の見栄えを保つことができるとともに、付加情報の抽出精度を高めることが可能となる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する本実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、本実施の形態で説明される構成の全てが本発明の必須の構成要件ではない。
〔第1の実施の形態〕
以下に、図1乃至図7を用いて、本発明に係る第1の実施の形態における画像処理装置について説明する。なお、本実施の形態では、画像処理装置の一例として、コピー、ファクシミリ、スキャナ、プリント等の複合機能を有するMFP(Multi Functional Peripheral)100を用いて説明する。なお、画像処理装置の適用例としては、MFP100に限られることなる、ファクシミリ装置、プリンタ装置、パーソナルコンピュータ、ゲーム機器、携帯電話機、カーナビゲーション装置等が含まれることは言うまでもない。
ここで、本明細書で用いる文言を次のように定義する。「コンテンツ情報」とは、画像データが有する文字、文字列、図、表、写真などの各種コンテンツを意味する。
「コード方式」とは、コード方式による付加方式による情報の付加方式であり、より詳しくは、ビット列で表現される情報にかかる各ビットを予め設定されたパターンに置換し、置換したパターンを付加する方式を意味する。さらに、パターンへの置換は情報の符号化とも換言できる。ここで、置換したパターンは、後にコード情報として認識可能な形式となっている。具体的には、ドットパターン(「:」や「‥」)、スラッシュパターン(「/」や「\」)、バーコード、2次元バーコード(QRコード)等が挙げられる。なお、情報がアナログデータの場合、デジタルデータ(ビット列)への変換も「コード方式」に含まれることは言うまでもない。
また、「地紋方式」とは、地紋方式による情報の付加方式であり、複写の際に再現されるサイズを有するパターンと再現されないパターンとの組み合わせにより情報を視覚的に表現したパターンを付加することによる情報の付加方式を意味する。複写の際に再現されるサイズを有するパターンと、再現されないパターンとを組み合わせることにより、地紋方式により付加情報が付加された印刷画像を複写した際、付加情報を浮き上がらせることが可能となる。なお、地紋方式の詳細は、特開2004−274092号公報で本願出願人が開示している。
図1は、本発明の画像処理装置の一例である、MFP100のハードウエア構成を示す図である。図1に示すように、MFP100は、コントローラ110、通信インターフェース120、スキャナエンジン130、プリンタエンジン140、FAXボード150、ユーザインターフェース160、可搬性記録媒体読取装置170、HDD(Hard Disk Drive)180、バスライン190により構成される。
コントローラ110は、MFP100の全体の処理を制御する。
コントローラ110はその内部構成として、CPU(Central Prosessing Unit)111、CPU111を制御するプログラム等の固定的なデータを予め格納したROM(Read Only Memory)112、各種データを一時的に記憶するエリアを形成するメモリ(メインメモリ)113、とから構成される。
通信インターフェース120は、コントローラ110によって制御され、MFP100の外部装置との通信を行う。なお、通信インターフェース120は、イーサネット(登録商標)インターフェース、IEEE1284インターフェース、または、その他のインターフェースでも構成可能である。
スキャナエンジン130は、コントローラ110によって制御され、画像読取処理を実行する機能を有する。
プリンタエンジン140は、コントローラ110によって制御され、画像形成処理(印刷処理)を実行する。なお、プリンタエンジン140は、レーザービームプリンタ、インクジェットプリンタ、または、その他のプリンタでも構成可能である。
FAXボード150は、コントローラ110によって制御され、ファクシミリ通信処理を実行する。
ユーザインターフェース160は、コントローラ110から送られた情報の表示を行うとともに、ユーザから入力された情報をコントローラ110に伝えることができる。つまり、ユーザに対する情報の出力(提供)や、ユーザからの指示(情報)入力を行う。なお、ユーザインターフェース160としては、例えば、ディスプレイ(LCTやCRT等)、ポインティングデバイス(マウス、タッチペン等)や、キーボードによって構成可能である。さらに、他の構成として、タッチパネル、音声インターフェース等を利用することができる。
可搬性記録媒体読取装置170は、コントローラ110によって制御され、ICカードや、フロッピーディスク(登録商標)等の可搬性記録媒体の記録情報を読み込む処理を実行する。また、可搬性記録媒体読取装置170は、コントローラ110からの指示により図示しない可搬性記録媒体へアクセスし、可搬性記録媒体から情報を読み出して、コントローラ110に通知する。
HDD180は、各種データの書き込み、及び、読出しを行う機能を有する。そして、バスライン190は、これらコントローラ110と、通信インターフェース120、スキャナエンジン130、プリンタエンジン140、FAXボード150、ユーザインターフェース160、可搬性記録媒体読取装置170、HDD180を電気的に接続している。なお、バスライン190には、アドレスバス、データバス等を利用することができる。
以上のような構成を有するMFP100において、プリンタエンジン140を選択することでプリントジョブの発行が可能となる。また、スキャナエンジン130を選択することでスキャンジョブの発行が可能となる。さらに、プリンタエンジン140とスキャナエンジン130とを選択することで、コピージョブの発行が可能となる。また、プリンタエンジン140とスキャナエンジン130とFAXボード150とを選択することで、ファクシミリ受信ジョブ及びファクシミリ送信ジョブの発行が可能となる。
次に、本実施の形態に係るMFP100が有する機能を、図2を用いて説明する。図2は、本実施の形態に係るMFP100の機能ブロック図である。図2に示すように、MFP100は、指示入力手段210、データ入力手段220、記憶手段230、サイズ検出手段240、方式取得手段250、検知手段260、領域設定手段270、情報付加手段280、データ出力手段290を備える。
指示入力手段210は、MFP100を操作するユーザからの指示を受け付ける。ユーザからの指示の例としては、画像データの入力指示や画像データの出力指示のほか、入力または出力の条件の設定指示を挙げることができる。また、情報の付加指示の受付も行う。なお、指示入力手段210は、ユーザに選択肢を提示し、指示入力を促す構成を採用してもよい。ここで、指示入力手段210は、図1に示すユーザインターフェース160により実現される。また、外部装置からの遠隔操作によりユーザがMFPを制御する場合、指示入力手段210を通信インターフェース120により実現される。
データ入力手段220は、情報の付加対象となる画像データをアプリケーションにより生成、または通信インターフェース120もしくはスキャナエンジン130を介して外部から取得することにより処理対象の画像データを入力し、入力した画像データを記憶手段230に格納する。
また、データ入力手段220は、画像データに付加する情報(以下、「付加情報」という。)を生成、または取得することにより、付加情報を入力し、入力した付加情報を記憶手段230に格納する機能も備える。ここで、付加情報には、画像データが複写禁止データであることを示すための情報や、画像データが出力される装置の識別情報等のセキュリティ情報や、画像データの著作権を管理するための情報や、画像データの関連情報(例えば、画像データに関する情報の所在を示すURL等)等がある。複写禁止データを示すための情報としては、「複写禁止」との文字列や、複写禁止を意味するビット列等がある。なお、画像データ入力手段220は、通信インターフェース120により実現されてもよいし、スキャナエンジン130により実現されてもよい。
なお、データ入力手段220は、指示入力手段210を介してユーザにより指定された情報自体を付加情報として入力してもよいし、ユーザにより指定された設定指示に応じた付加情報を後述の記憶手段230から取得してもよい。ユーザにより指定された設定指示に応じた付加情報について、いくつかの例を示す。
ユーザは、画像データの種別や用途に応じた種々の情報を画像データに付加することで、画像データの有用性やセキュリティ精度を高めることを望んでいる。そこで、画像データの出力の際にユーザが機密データ出力モードを選択した場合、画像データの複写を禁止するための情報を付加情報とする。なお、かかる情報が付加された画像データが複写目的で読み取られた際、読み取った装置は、付加情報により読み取った画像データが複写禁止データであると認識可能となり、複写に関する一連の処理を中止する措置を講ずることが可能となる。
また、別の設定指示としては、MFP100の管理者によるセキュリティ指示が挙げられる。かかる設定指示の場合、画像データを出力するMFP100の識別情報や、ユーザの識別情報、出力日時等の追跡情報を、画像データに付加する付加情報とする。ここで、MFP100の識別情報を画像データに付加することで、いつ、どの装置により、誰によって画像データが出力されたが把握可能となる。
記憶手段230は、MFP100の処理に必要な各種情報を記憶する。具体的には、付加情報を付加するための領域(以下、「付加領域」という。)に関する情報や、データ入力手段220により入力された各種情報等を記憶する。ここで、付加領域に関する情報とは、付加領域の範囲を示す情報(以下、「領域情報」という。)である。なお、記憶手段230は、コントローラ110内のメモリ113や、HDD180により実現される。
サイズ検出手段240は、データ入力手段220により入力された画像データのサイズを検出する。画像データのサイズとして、A3、A4等の用紙サイズを検出してもよいし、解像度により定義される画像データのサイズを検出してもよい。なお、サイズ検出手段240は、図1に示すコントローラ110により実現されてもよいし、スキャナエンジン130により実現されてもよい。
方式取得手段250は、付加情報を付加領域に付加する際に用いる付加方式の識別情報を取得する。取得に際しては、記憶手段230に格納されている画像データやPDLデータのヘッダ部に記録されている付加方式、指示入力手段210により指定された付加方式、記憶手段230に格納されている付加方式の識別情報等を取得する。ここで、取得する情報としては、付加方式の識別情報ではなく付加方式自体としてもよい。なお、方式取得手段250は、図1に示す通信インターフェース120やユーザインターフェース160により実現されてもよいし、コントローラ110により実現されてもよい。
検知手段260は、方式取得手段250が取得した付加方式等の種別を検知する。具体的には、取得された付加方式の識別情報をキーとして、記憶手段230に格納されている種別を取得し、検知する。ここで、図3として、記憶手段230に格納されている対応表を例示する。ここで種別とは、「コード方式」や、「地紋方式」を挙げることができる。なお、両付加方式の大きな相違点は、後に画像データに付加した情報を、機械がコード情報として認識可能な形式で付加するか否かの違いである。つまり、検知手段260は、コード情報として認識可能な方式か否かを検知する手段とも換言できる。
次に、領域設定手段270について説明する。領域設定手段270は、付加情報の付加方式と、画像データに含まれるコンテンツ情報とに応じて、画像データ中に付加領域を設定する。なお、領域設定手段270は、図1に示すコントローラ110により実現される。
さらに、領域設定手段270の説明を詳細に行う。領域設定手段270は、記憶手段230に格納されている処理対象の画像データに含まれるコンテンツ情報の存在する範囲(以下、「コンテンツ領域」という。)を取得する。ここで、コンテンツ領域の取得に際しては、コンテンツ情報の外接矩形を取得する構成を採用すればよい。なお、コンテンツ情報の外接矩形は、画像データの背景色を特定し、背景色以外の画素の外接矩形を抽出することで取得することができる。背景色の特定は、画像データの色ヒストグラムを作成し、最も割合の多い色を背景色として決定する等、種々の方法が適用可能である。
そして、領域設定手段270は、方式取得手段240によって取得された付加方式が、コード方式か否かの情報と、取得されたコンテンツ領域とにより、画像データの範囲内に付加領域を設定する。画像データの範囲は、サイズ検出手段240により検出されたサイズ用いればよい。なお、画像データの範囲を考慮せず、コントローラ110内の不図示のメモリ内で、付加方式とコンテンツ領域とにより付加領域を設定してもよい。
ここで、付加方式がコード方式である場合、情報を付加した画像データに対して複写やノイズ補正等の画像処理を施しても一定の精度でコード情報が認識可能な手法での情報付加が望ましい。複写禁止コードや、画像処理の履歴を管理するためのトレース情報、紙と電子を融合させるためのURL等、一定の精度をもってコード情報を画像データから欠落してはいけない情報が付加される場合が多く想定されるからである。したがって、付加情報をコード方式で付加する場合、ある程度の濃度(または輝度)をもって情報の付加に用いるパターンを画像データに重畳しなければならない。したがって、領域設定手段270は、付加方式がコード方式である場合、コンテンツ情報に重複しない範囲に、付加領域を設定する。かかる付加領域をコンテンツ情報に重複しない範囲に設定することで、ある程度の濃度(または輝度)をもってパターンを重畳しても、コンテンツ情報の見栄えを保つことができる。
一方、コード方式以外で情報を付加する場合、例えば地紋方式で情報を付加する場合は上記事情は存在しない。逆に、コンテンツ情報と重複させることで、情報を付加する意義がより保たれる場合がある。したがって、領域設定手段270は、コード方式以外で情報を付加する場合、コンテンツ情報と重複する範囲に付加領域を設定する。
なお、コンテンツ領域はコンテンツ情報の外接矩形に限られるものではない。例えば、画像データに対して輪郭追跡処理を施すことでコンテンツ領域を取得し、付加領域を設定してもよい。
また、画像データに対して画素値のヒストグラムを求め、求めたヒストグラムからコンテンツ領域を取得し、取得されたコンテンツ領域に基づいて付加領域を設定してもよい。具体的には、画像データの端部から画素値のヒストグラムを求め、求めたヒストグラムの変化量が所定の閾値以上を示す箇所をコンテンツ情報のエッジと判断する。そして、画像データの端部からエッジと判断された箇所までを付加領域として設定する。
さらには、画像データの各画素の微分値を求め、求まった値によりエッジを検出する。そして、画像データの端部から検出されたエッジまでを付加領域として設定してもよい。なお、微分値の算出は、画像フィルタ等の公知の手法を用いればよい。
ここで、取得されたコンテンツ領域が複数存在する場合(複数の第1コンテンツ領域が存在する場合)には、全てのコンテンツ領域を包含する領域(以下、「第2のコンテンツ領域」という。)に応じて付加領域を設定してもよい。具体的には、全ての第1のコンテンツ領域を統合し、第2のコンテンツ領域を求める。そして、第2のコンテンツ領域の外接矩形を求め、求めた外接矩形の周辺に付加領域を設定する。この場合、コンテンツ領域間に付加情報が存在しない画像データを得ることができるため、よりコンテンツ情報の見栄えが損なわない画像データを得ることができる。ただし、第1のコンテンツ情報に基づいて付加領域を設定した手法の方が、より広い付加領域を確保できる。したがって、画像データに付加可能な情報量は多くなる。なお、第1のコンテンツ領域に基づいて情報が付加された画像データを図4に、第2のコンテンツ領域に基づいて情報が付加された画像データを図5に示す。
さらに、領域設定手段270は、指示入力手段210を介してユーザから入力された付加領域に関する形状指示(以下、「領域形状」という。)を考慮して付加領域を設定する構成を採用してもよい。具体的には、取得されたコンテンツ領域内に領域形状に対応した付加領域を設定することで、ユーザ所望の形状を有する付加領域を設定することができる。なお、かかる構成を採用する場合、領域生成手段270は、指示入力手段210を介して入力された形状指示に応じたテンプレートを記憶手段230から取得することで、ユーザ所望の形状を有する付加領域を設定する。ここで、記憶手段230が有する形状指示とテンプレートの関係を図6に示す。
情報付加手段280は、データ入力手段210により入力された付加情報を、方式取得手段250により取得された付加方式に応じて、所定のパターンへ変換する。そして、領域設定手段270で設定した付加領域に変換したパターンを重畳することで、処理対象の画像データに付加情報を付加する。
ここで、情報付加手段280による付加情報からパターンへの変換について説明する。
まず、方式取得手段250が、コード方式を付加方式として取得した場合について説明する。情報付加手段280は、データ入力手段220により取得された付加情報に対応するビット列の各ビットを、記憶手段230に格納されている情報を用いてパターンへと変換する。そして、変換したパターンを画像データに重畳する。具体的には、付加情報を1ビットづつ取得し、取得したビット列を所定の大きさの2次元配列(以下、「単位2次元配列」という。)に並べ替える。次に、情報付加手段280はこの単位2次元配列を縦方向、および横方向に繰り返し並べることで、サイズ検知手段230で検知した画像データの大きさを有する2次元配列を生成する。そして、生成された2次元配列のうち、領域設定手段270で設定された付加領域と重複する部分を各単位2次元配列のパターンに変換することで、画像データにパターンを重畳する。なお、付加情報の抽出精度を向上させるために、付加情報を数回繰り返したビット列をパターンに変換してもよい。
つぎに、方式取得手段250が、コード方式以外で情報を付加する方式を付加方式として取得した場合について、地紋方式による付加形式を例に挙げて説明する。情報付加手段280は、データ入力手段220により取得された付加情報をラスタ展開し、2値画像化した付加情報画像データを生成する。さらに、生成した付加情報画像データの黒画素を複写により再現されないサイズを有するパターンに置換し、白画素を複写により再現されるサイズを有するパターンに置換することで、地紋パターンを生成する。なお、黒画素を複写により再現されるサイズを有するパターンに置換し、白画素を複写により再現されないサイズを有するパターンに置換してもよい。そして、生成した地紋パターンを付加領域に重畳することで、処理対象の画像データに付加情報を付加する。
最後に、データ出力手段290について説明する。データ出力手段290は、付加情報が付加された画像データを出力する。ここで、通信インターフェース120を介して画像データ自体を外部出力してもよいし、プリンタエンジン140を用いて所定の媒体(出力用紙など)へ印刷する構成を採用してもよい。また、ユーザインターフェース160を用いて、画像データをパネル表示する構成を採用してもよい。
次に、以上のように構成された本実施の形態にかかるMFP100における処理の流れについて説明する。図7は、本実施の形態に係るMFP100における、処理の流れを示すフローチャートである。
まず、指示入力手段210は、画像データの出力指示をユーザから受け付ける(ステップS101)。このとき、指示受付手段210は、画像データに付加情報を付加する旨の指示も、併せてユーザから受け付ける。
次に、データ入力手段220は、付加情報の付加対象となる、処理対象の画像データを入力する(ステップS102)。なお、入力された画像データは、MFP100のHDD180により実現される記憶手段230に格納される。
続いて、サイズ検出手段240は、記憶手段230に格納されている画像データを読み出して、読み出した画像データのサイズを検出する(ステップS103)。なお、検出された画像データのサイズ情報は、記憶手段230に格納される。
さらに、方式取得手段250が付加情報を処理対象の画像データに付加する際に用いる付加方式の識別情報を取得し、検知手段260が、取得した付加方式の種別を検知する(ステップS104)。そして、領域設定手段270が、画像データのコンテンツ領域を取得し、コンテンツ情報と、付加方式の種別とに応じて、付加情報を付加するための領域を設定する。
ここで、取得された付加方式が、コード方式か否かを判断し(ステップS105)、取得された付加方式がコード方式である場合、コンテンツ領域の周囲に付加情報を付加するための領域を設定する(ステップS106)。
一方、取得された付加方式がコード方式以外の付加方法である場合、コンテンツ領域と重複する領域を、付加情報を付加するための領域として設定する(ステップS107)。
そして、情報付加手段280が付加領域にパターンを重畳することにより、処理対象の画像データに付加情報を付加し(ステップS108)、データ出力手段290が、付加情報が付加された画像データを出力する(ステップS109)ことにより一連の処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態によると、領域設定手段270が、付加方式とコンテンツ情報とに応じて付加情報を付加するための領域を設定するため、処理対象の画像データにおけるコンテンツ情報の見栄えを保つことが可能となる。
なお、可搬性記録媒体読取装置170が読み取り対象とする可搬性記録媒体は特に限定されるものではなく、SDカードの他、コンパクトフラッシュ(登録商標)メモリーカード、スマートメディア(登録商標)、メモリースティック(登録商標)、ピクチャーカードなどのメモリ系の記録媒体、その他如何なる着脱可能な記録媒体を、単独あるいは組み合わせて採用することもできる。
また、上記各機能は、アセンブラ、C、C++、C#、Java(登録商標)、などのレガシープログラミング言語やオブジェクト指向ブログラミング言語などで記述されたコンピュータ実行可能なプログラムにより実現でき、ROM、EEPROM、EPROM、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、CD−ROM、CD−RW、DVD、SDカード、MOなど、装置が読み取り可能な記録媒体に格納して頒布することができる。
〔第2の実施の形態〕
以下に、図8乃至図13を用いて、本発明の第2の実施の形態にかかる画像処理装置について説明する。本実施の形態は、処理対象の画像データに対し異なる複数の付加方式による付加情報の付加を処理対象とする点で、第1の実施の形態における処理と相違する。
本実施の形態では、情報識別装置の一例として、PC(Personal Computer)300を用いた例を説明する。図8は、本実施の形態に係る情報識別装置としてのPC300のハードウエア構成を示す図である。なお、本実施の形態の説明において、第1の実施の形態と実質的に同一の機能構成を有する構成要素については重複説明を省略する。
PC300は、CPU310、RAM320、ROM330、外部記憶装置340、通信インターフェース350、ユーザインターフェース360、HDD(Hard Disk Drive)370、バスライン380を備える。
ROM330、外部記憶装置340、またはHDD370は、オペレーティングシステム、印刷データ生成プログラム等のソフトウェアを記憶する。また、CPU310は、こうしたROM330、外部記憶装置340、HDD370に記憶されたソフトウェアを実行し、バスライン270に接続された各デバイスを総括的に制御する。RAM220は、CPU310の主メモリであるワークエリアなどとして機能する。外部記憶装置340やHDD370は、ブートプログラム、オペレーティングシステム、各種のアプリケーションなどを記憶する。
通信インターフェース350は、CPU310によって制御されることにより、PC300の外部装置と通信を行う。例えば、通信インターフェース240は、イーサネット(登録商標)インターフェース、IEEE1284インターフェース、またはその他のインターフェースにより構成される。
ユーザインターフェース360は、CPU310から送られた情報の表示を行うとともに、ユーザから入力された情報をCPU310に伝えることができる。つまり、ユーザに対する情報の出力(提供)や、ユーザからの指示(情報)入力を行う。ここで、ユーザインターフェース350としては、例えばディスプレイ(LCTやCRT等)、ポインティングデバイス(マウス、タッチペン等)や、キーボードによって構成可能である。さらに他の構成として、タッチパネル、音声インターフェース等を利用することもできる。
そして、バスライン380は、これらCPU310と、ROM320、通信インターフェース350、ユーザインターフェース360等を電気的に接続している。なお、バスライン260には、アドレスバス、データバス等がある。
次に、図9を用いることにより、本実施の形態にかかるPC300の機能説明を行う。
図9は、本実施の形態にかかるPC300の機能ブロック図である。図9に示すように本実施の形態にかかるPC300は、指示入力手段410と、データ入力手段420と、記憶手段430と、サイズ検出手段440と、方式取得手段450と、検知手段460と、領域設定手段470と、情報付加手段480と、情報付加手段490とを備える。
以下、第1の実施の形態と異なる、方式取得手段450と、領域設定手段470について説明する。なお、その他の手段における機能は、MFP100における同一名称の手段が有する機能と共通するため、説明を割愛する。
方式取得手段450は、付加情報を画像データに付加する際に用いる付加方式の識別情報を取得する。取得に際しては、記憶手段430に格納されている画像データやPDLデータのヘッダ部に記録されている付加方式、指示入力手段410により指定された付加方式、記憶手段430に格納されている付加方式等を取得する。ここで、取得する情報としては、付加方式の識別情報ではなく、付加方式自体としてもよい。なお、方式取得手段450は、図8に示す通信インターフェース350やユーザインターフェース360により実現されてもよいし、CPU310により実現されてもよい。
ここで、方式取得手段450は、データ入力手段420から複数の付加情報を取得した場合、付加情報毎に付加方式の識別情報等を取得し、付加情報と付加方式の識別情報等とを関連付けを行った上で、記憶手段430に格納する。なお、付加情報と付加方式の識別情報等との関連付けの例を図10に示す。
また、データ入力手段420から単一の付加情報を取得した場合であっても、複数の付加方式の識別情報等を取得してもよい。この場合、(1)指示入力手段210から複数の方式による情報の付加を行う旨の指示設定を受けたことを契機として処理を行っても良いし、(2)指示入力手段210からのセキュリティレベルの設定に応じて複数の付加方式を取得するか否かを決定してもよい。
次に、領域設定手段470について説明する。領域設定手段470は、付加情報の付加方式と、画像データに含まれるコンテンツ情報とに応じて、画像データ中に付加領域を設定する。なお、領域生成手段470は、図8に示すCPU310により実現される。
さらに、領域設定手段470の説明を詳細に行う。領域設定手段470は、記憶手段430に格納されている処理対象の画像データに含まれるコンテンツ情報の存在する範囲(以下、「コンテンツ領域」という。)を取得する。ここで、コンテンツ領域の取得に際しては、コンテンツ情報の外接矩形を取得する構成を採用すればよい。なおコンテンツ情報の外接矩形は、画像データの背景色を特定し、背景色以外の画素の外接矩形を抽出することで取得することができる。背景色の特定は、画像データの色ヒストグラムを作成し、最も割合の多い色を背景色として決定する等、種々の方法が適用可能である。
なお、コンテンツ領域はコンテンツ情報の外接矩形に限られるものではない。例えば、画像データに対して輪郭追跡処理を施すことでコンテンツ領域を取得し、付加領域を設定してもよい。
また、画像データに対して画素値のヒストグラムを求め、求めたヒストグラムからコンテンツ領域を取得し、取得されたコンテンツ領域に基づいて付加領域を設定してもよい。具体的には、画像データの端部から画素値のヒストグラムを求め、求めたヒストグラムの変化量が所定の閾値以上を示す箇所をコンテンツ情報のエッジと判断する。そして、画像データの端部からエッジと判断された箇所までを付加領域として設定する。
さらには、画像データの各画素の微分値を求め、求まった値によりエッジを検出する。そして、画像データの端部から検出されたエッジまでを付加領域として設定してもよい。なお、微分値の算出は、画像フィルタ等の公知の手法を用いればよい。
そして、領域設定手段470は、記憶手段430に格納されている複数の付加情報毎に付加方式を取得し、取得した付加方式に応じて、付加情報をコンテンツ領域に重複する範囲に設定するか否かの情報である付加領域範囲を決定する。さらに、付加領域範囲とコンテンツ領域とにより、画像データ内に付加領域を設定する。ここで、領域設定手段470は付加方式として、「コード方式」と、「地紋方式」とを取得した場合、地紋方式による情報の付加領域(以下、「地紋領域」という。)をコンテンツ領域と重複する範囲に設定し、コード方式による情報の付加領域(以下、「コード領域」という。)をコンテンツ領域と重複しない範囲であって、地紋領域の周囲に設定する。
なお、コード領域をコンテンツ領域と重複しない範囲であって、地紋領域の周囲に設定した例を図11に示す。かかる機能により、付加情報が付加された画像データにおけるコンテンツ領域の見栄えを保つことができるとともに、画像データを走査して符号化による付加情報を検知する場合に、いち早く付加情報を検出可能となるからである。
次に、上記のように構成された本実施の形態にかかる画像処理装置における処理の流れについて説明する。図12は、本実施の形態にかかる画像処理装置における処理の流れを示すフローチャートである。
まず、指示入力手段410は、画像データの出力指示をユーザから受け付ける(ステップS201)。このとき、指示入力手段410は、画像データに付加情報を付加する際のモード設定の指示も、併せてユーザから受け付ける。
次に、データ入力手段420は、情報を付加する処理対象の画像データと、付加情報を入力し(ステップS202)、記憶手段430に画像データを格納する。続いて、サイズ検出手段は、記憶手段430に格納されている画像データを読み出して、読み出した画像データのサイズを検出する(ステップS203)。なお、検出された画像データのサイズ情報は、記憶手段230に格納される。
さらに、方式取得手段450が付加情報を処理対象の画像データに付加する際に用いる付加方式の識別情報を取得し、データ入力手段420が入力した付加情報毎に、検知手段460が、取得した付加方式の種別を検知する(ステップS204)。
ここで、本実施の形態では、ステップS201により受け付けたモード設定に応じて、ステップS202とステップS204の処理が異なる。ここで、設定されるモードには、大きく〈1〉付加情報の強度を優先するモードと、〈2〉付加情報量を優先するモードがある。
まず、〈1〉付加情報の強度を優先するモードの場合、ステップS202において入力した一つの付加情報に対して、ステップS204において、複数の付加方式の識別情報を取得する。識別情報の取得に際しては、ユーザインターフェース360により構成される指示入力手段410を介してユーザに識別情報の入力を促しても良いし、記憶手段430から識別情報を取得しても良い。そして、付加情報と付加方式の種別との組み合わせを複数設定する。ここで、〈1〉付加情報の強度を優先するモードにおけるステップS202からステップS204の詳細を図13に示す。
一方、〈2〉付加情報量を優先するモードの場合、ステップS202で複数の付加情報を入力し、ステップS204では、付加情報毎に付加方式の識別情報を取得する。そして、付加情報と付加方式の種別との組み合わせを複数設定する。ここで、〈2〉付加情報量を優先するモードにおけるステップS202からステップS204の詳細を図13に示す。
続いて、付加情報と付加方式の種別との組み合わせ毎に(付加情報毎に)、付加情報の領域設定処理へ移行する。領域設定手段470は、画像データのコンテンツ領域を取得し、コンテンツ領域と、付加方式の種別とに応じて、付加情報を付加するための領域を設定する。
ここで、取得された付加方式が、コード情報として認識可能な形式以外での付加方式か否かを判断する(ステップS205)。そして、取得された付加方式がコード方式である場合、かかる方式により付加情報が付加される範囲(付加領域範囲)をコンテンツ領域の周囲と決定し(ステップS206)、決定した付加領域範囲の情報を記憶手段430に格納する。一方、取得された付加方式がコード方式以外の付加方法である場合、かかる方式により付加される付加情報の付加領域範囲を、コンテンツ領域と決定し(ステップS207)、決定した付加領域範囲の情報を記憶手段430に格納する。
そして、全ての付加情報に対する付加領域範囲の決定が完了したか否かを判断し(ステップS208)、完了している場合はステップS209に進む。一方、完了していない場合は、ステップS205に戻り、未処理の付加情報に対する付加領域範囲の決定を行う。
続いて、領域設定手段470は、決定された付加領域範囲と、処理対象の画像データにおけるコンテンツ領域とに応じて、付加領域を設定する(ステップS209)。
そして、情報付加手段480が設定された付加領域にパターンを重畳することにより、処理対象の画像データに付加情報を付加し(ステップS210)、付加情報が付加された画像データを、データ出力手段490を出力する(ステップS211)。
以上説明したように、本実施の形態によると、領域設定手段470が付加情報毎に、付加方式とコンテンツ情報とに応じて付加情報を付加するための領域を設定するため、処理対象の画像データにおけるコンテンツ情報の見栄えをたもつことができると共に、付加情報の有用性を高めることが可能となる。
なお、第1の実施の形態においてはMFP100を画像処理装置として、第2の実施の形態においてはPC300を画像処理装置として本発明の説明を行ったが、相互に適応可能であることは言うまでもない。
また、外部記憶装置340としては、特に限定されるものではなく、SDカードの他、コンパクトフラッシュ(登録商標)メモリーカード、スマートメディア(登録商標)、メモリースティック(登録商標)、ピクチャーカードなどのメモリ系の記録媒体、その他如何なる着脱可能な記録媒体を、単独あるいは組み合わせて採用することもできる。
また、上記各機能は、アセンブラ、C、C++、C#、Java(登録商標)、などのレガシープログラミング言語やオブジェクト指向ブログラミング言語などで記述されたコンピュータ実行可能なプログラムにより実現でき、ROM、EEPROM、EPROM、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、CD−ROM、CD−RW、DVD、SDカード、MOなど装置可読な記録媒体に格納して頒布することができる。
また、情報識別装置としては、上述した実施の形態の複合機能を有したMFP100やPC300に限られるものではなく、特定の用途に応じて、サーバ、複写機やプリンタや印刷機などの画像形成装置、携帯電話やPDAや携帯型電子遊技装置などの携帯情報端末、スキャナなどの画像読取装置、デジタルカメラやデジタルビデオカメラなどの撮像装置、テレビジョンやHDDレコーダやオーディオセットなどの音声映像入出力置、カーナビゲーションなどの車載電子装置またはデジタル家電機器など、着脱可能な記録媒体との情報のやり取りが可能な機器であれば、本発明の情報抽出装置の一例として構成することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態で説明したものに限らず、種々の変形実施が可能である。また、第1、および第2の実施の形態で説明したものに限定されず、これらと均等な手法も本発明の技術的範囲に含まれる。
第1の実施の形態にかかる画像処理装置としてのMFP100のハードウエア構成を示す図である。 第1の実施の形態にかかる画像処理装置としてのMFP100の機能ブロック図である。 第1の実施の形態にかかる記憶手段230が格納するデータの一例を示す図である。 第1の実施の形態において、第1のコンテンツ領域に応じて付加領域を設定した場合の画像データの模式図である。 第1の実施の形態において、第2のコンテンツ領域に応じて付加領域を設定した場合の画像データの模式図である。 第1の実施の形態にかかる記憶手段230が格納する、形状指示とテンプレートとの関係を示す図である。 第1の実施の形態にかかる処理フロー図である。 第2の実施の形態にかかる画像処理装置としてのPC300のハードウエア構成を示す図である。 第2の実施の形態にかかる画像処理装置としてのPC300の機能ブロック図である。 第2の実施の形態にかかる記憶手段430が格納するデータの一例を示す図である。 第2の実施の形態において、付加情報が付加された画像データの模式図である。 第2の実施の形態にかかる処理フロー図である。 第2の実施の形態にかかる、付加情報の取得における詳細な処理フロー図である。 従来技術により付加情報が付加された画像データの模式図である。
符号の説明
100 MFP
110 コントローラ
120 通信インターフェース
130 スキャナエンジン
140 プリンタエンジン
150 FAXボード
160 ユーザインターフェース
170 可搬性記録媒体読取装置
180 HDD
190 バスライン
210 指示入力手段
220 データ入力手段
230 記憶手段
240 サイズ検出手段
250 方式取得手段
260 検知手段
270 領域設定手段
280 情報付加手段
290 データ出力手段
300 PC
310 CPU
320 RAM
330 ROM
340 外部記憶装置
350 通信インターフェース
360 ユーザインターフェース
370 HDD
380 バスライン
410 指示入力手段
420 データ入力手段
430 記憶手段
440 サイズ検出手段
450 方式取得手段
460 検知手段
470 領域設定手段
480 情報付加手段
490 データ出力手段

Claims (16)

  1. コンテンツ情報を含む画像データに付加情報を付加する画像処理装置であって、
    前記画像データに対する、前記付加情報の付加方式を取得する方式取得手段と、
    取得された前記付加方式と前記コンテンツ情報とに応じて前記付加情報を付加するための領域を設定する領域設定手段と、
    設定された前記領域に、前記付加方式により前記付加情報を付加する情報付加手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記領域設定手段は、取得された前記付加方式に応じて前記コンテンツ情報の周囲に領域を設定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 取得された前記付加方式が符号化による情報の付加方式であるか、地紋パターンによる情報の付加方式であるかを検知する検知手段を備え、
    前記領域設定手段は、取得された前記付加方式が前記符号化による情報の付加方式であると検知された場合、前記コンテンツ情報の周囲に領域を設定することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記方式取得手段が前記符号化による情報の付加方式と、前記地紋パターンによる付加方式とを取得した場合、
    前記領域設定手段は、前記地紋パターンにより付加情報を付加するための領域を設定する一方、前記地紋パターンを包含する範囲に前記符号化により付加情報を付加するための領域を設定することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記領域設定手段は、前記画像データの端部から前記コンテンツ情報までの距離に応じて、該コンテンツ情報の周囲に前記符号化により付加情報を付加するための領域を生成することを特徴とする請求項3または4に記載の画像処理装置。
  6. 前記付加情報は、前記画像データの種別を表す種別情報、または前記画像データの出力履歴である履歴情報のうち、少なくとも一つであることを特徴とする請求項1乃至5に記載の画像処理装置。
  7. 前記付加情報が前記画像データの種別を表すための種別情報である場合、
    前記方式取得手段は、前記付加情報の付加方式として、符号化による情報の付加方式を取得することを特徴とする請求項1乃至6に記載の画像処理装置。
  8. コンテンツ情報を含む画像データに付加情報を付加する画像処理方法であって、
    前記画像データに対する、前記付加情報の付加方式を取得する方式取得ステップと、
    取得された前記付加方式と前記コンテンツ情報とに応じて前記付加情報を付加するための領域を設定する領域設定ステップと、
    設定された前記領域に、前記付加方式により前記付加情報を付加する情報付加ステップと、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  9. 前記領域設定ステップは、取得された前記付加方式に応じて前記コンテンツ情報の周囲に領域を設定することを特徴とする請求項8に記載の画像処理方法。
  10. 取得された前記付加方式が符号化による情報の付加方式であるか、地紋パターンによる情報の付加方式であるかを検知する検知ステップを有し、
    前記領域設定ステップは、取得された前記付加方式が前記符号化による情報の付加方式であると検知された場合、前記コンテンツ情報の周囲に領域を設定することを特徴とする請求項9に記載の画像処理方法。
  11. 前記方式取得ステップが前記符号化による情報の付加方式と、前記地紋パターンによる付加方式とを取得した場合、
    前記領域設定ステップは、前記地紋パターンにより付加情報を付加するための地紋領域を設定する一方、前記地紋パターンを包含する範囲に前記符号化により付加情報を付加するための領域を設定することを特徴とする請求項10に記載の画像処理方法。
  12. 前記領域設定ステップは、前記画像データの端部から前記コンテンツ情報までの距離に応じて、該コンテンツ情報の周囲に前記符号化により付加情報を付加するための領域を生成することを特徴とする請求項10または11に記載の画像処理方法。
  13. 前記付加情報は、前記画像データの種別を表す種別情報、前記画像データの出力履歴である履歴情報のうち、少なくとも一つであることを特徴とする請求項8乃至12に記載の画像処理方法。
  14. 前記付加情報が前記画像データの種別を表すための種別情報である場合、
    前記方式取得ステップは、前記付加情報の付加方式として、符号化による情報の付加方式を取得することを特徴とする請求項8乃至13に記載の画像処理方法。
  15. コンピュータに、請求項8乃至14に記載の画像処理方法を実行させることを特徴とするプログラム。
  16. 請求項15に記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2008046363A 2007-03-19 2008-02-27 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、および記録媒体 Expired - Fee Related JP5004828B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008046363A JP5004828B2 (ja) 2007-03-19 2008-02-27 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、および記録媒体
US12/076,393 US8325970B2 (en) 2007-03-19 2008-03-18 Apparatus, method, and computer product for image processing
CN2008100951660A CN101277358B (zh) 2007-03-19 2008-03-18 用于图像处理的装置和方法
EP08250973A EP1973324A1 (en) 2007-03-19 2008-03-19 Apparatus, method, and computer product for image processing

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007070882 2007-03-19
JP2007070882 2007-03-19
JP2008046363A JP5004828B2 (ja) 2007-03-19 2008-02-27 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、および記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008263591A true JP2008263591A (ja) 2008-10-30
JP5004828B2 JP5004828B2 (ja) 2012-08-22

Family

ID=39985715

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008046363A Expired - Fee Related JP5004828B2 (ja) 2007-03-19 2008-02-27 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、および記録媒体

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5004828B2 (ja)
CN (1) CN101277358B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010232835A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Apollo Japan Co Ltd マルチ情報埋込装置及び方法、マルチ情報読取装置及び方法、並びにマルチ情報印刷媒体
JP2014014156A (ja) * 2013-09-09 2014-01-23 Apollo Japan Co Ltd マルチ情報埋込装置及び方法、マルチ情報読取装置及び方法、並びにマルチ情報印刷媒体
JP2015042499A (ja) * 2014-12-04 2015-03-05 セイコーエプソン株式会社 印刷装置及び印刷方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5522302B1 (ja) * 2013-08-16 2014-06-18 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及び情報処理プログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003110827A (ja) * 2001-09-27 2003-04-11 Canon Inc 付加情報処理装置、方法及びプログラム
JP2004112607A (ja) * 2002-09-20 2004-04-08 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム
JP2006345383A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Canon Inc 地紋制御装置、2次元コードの配置、方法および媒体

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003110827A (ja) * 2001-09-27 2003-04-11 Canon Inc 付加情報処理装置、方法及びプログラム
JP2004112607A (ja) * 2002-09-20 2004-04-08 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム
JP2006345383A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Canon Inc 地紋制御装置、2次元コードの配置、方法および媒体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010232835A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Apollo Japan Co Ltd マルチ情報埋込装置及び方法、マルチ情報読取装置及び方法、並びにマルチ情報印刷媒体
JP2014014156A (ja) * 2013-09-09 2014-01-23 Apollo Japan Co Ltd マルチ情報埋込装置及び方法、マルチ情報読取装置及び方法、並びにマルチ情報印刷媒体
JP2015042499A (ja) * 2014-12-04 2015-03-05 セイコーエプソン株式会社 印刷装置及び印刷方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5004828B2 (ja) 2012-08-22
CN101277358A (zh) 2008-10-01
CN101277358B (zh) 2011-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8081348B2 (en) Image processing device, method and program product processing barcodes with link information corresponding to other barcodes
US8610929B2 (en) Image processing apparatus, control method therefor, and program
JP4732315B2 (ja) 画像処理装置及び方法
JP4999730B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及び制御プログラム
US20080267464A1 (en) Image processing apparatus, image processing method, and recording medium recorded with program thereof
US8189213B2 (en) Image forming apparatus capable of using security code for communication
US8315424B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and program product
JP2009182512A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び記録媒体
JP2006303870A (ja) 画像形成装置及び方法
US8325970B2 (en) Apparatus, method, and computer product for image processing
JP2008154106A (ja) 秘匿処理方法,画像処理装置および画像形成装置
JP5004828B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、および記録媒体
EP1973330B1 (en) Image processing apparatus and image processing method
US8755064B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, and information processing program protecting security of an object in a document
JP4973462B2 (ja) 画像読取装置及び画像読取システム
JP4135758B2 (ja) 画像形成装置、画像形成システム及びプログラム
US7952750B2 (en) Image processing apparatus and image processing method
US20070242312A1 (en) Image forming apparatus capable of using security code for communication
US20060274390A1 (en) Image processing device, image processing method, and image processing program product allowing reproduction of information lost in printing
JP4795309B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム
JP4587123B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム
JP2008263593A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、および記録媒体
KR101080412B1 (ko) 스캐너 드라이버에서의 rfid를 이용한 부분 스캔/복사방법 및 장치
JP2008160675A (ja) 画像生成装置、複製制御装置、プログラム、および印刷媒体
JP2010272952A (ja) 交付文書確認システム、交付文書生成装置、交付文書確認装置、交付文書の確認方法及びコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101006

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111220

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120306

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120515

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120522

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150601

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5004828

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees