JP2008262531A - ペダル操作量検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ペダル操作量検出装置において、構成を簡素化して搭載性を向上すると共に高精度な操作量の検出を可能とする。
【解決手段】ブレーキペダル11と操作ロッド15の端部に固定されたクレビス16とを連結軸18により回動自在に連結し、ブレーキペダル11と連結軸18との間にブッシュ22を介装し、このブッシュ22における弾性変形可能なブッシュ本体22aの外周面に検出子23,24を装着し、ECU25が各検出子23,24が検出した歪荷重の比率に基づいてブレーキペダル11と操作ロッド15とのなす角度を推定し、この角度に基づいてブレーキペダル11の操作量、つまり、ペダル踏力及びペダルストロークを算出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、操作ペダルの回動動作を操作ロッドの直線動作に変換して操作対象手段に伝達されるペダル操作量を検出するペダル操作量検出装置に関するものである。
例えば、車両のブレーキ装置として、ブレーキペダルから入力された操作量(ペダルストロークや踏力など)に応じてブレーキ装置による制動力、つまり、このブレーキ装置を駆動するホイールシリンダへ供給する制動油圧を電気的に制御する電子制御式ブレーキ装置としてECB(Electronically Controlled Brake)が知られている。
このECBは、ポンプによって昇圧した油圧をアキュムレータに蓄えておき、運転者の制動要求に応じて調圧制御して制動油圧としてのホイールシリンダに供給するものである。即ち、運転者がブレーキペダルを踏み込むと、マスタシリンダがその操作量に応じた油圧を発生すると共に、作動油の一部がストロークシミュレータに流れ込み、ブレーキペダルの踏力に応じたブレーキペダルの操作量が調整される一方、ブレーキECUはペダルストロークに応じて車両の目標減速度を設定し、各車輪に付与する制動力分配を決定し、アキュムレータから各ホイールシリンダに対して所定の油圧を付与するようにしている。
このような電子制御式ブレーキ装置では、ブレーキペダルから入力された操作量(ペダルストロークや踏力など)を高精度に検出する必要がある。従来のブレーキペダルの操作量検出装置としては、下記特許文献1に記載されたものがある。
下記特許文献1に記載されたブレーキ装置は、上端部が車体に回動自在に支持されたブレーキペダルにて、中間部に入力ロッドの端部がクレビスを介して回動自在に連結し、回動レバーを回動自在に設けると共に踏力スイッチを固定し、回動レバーの端部により踏力スイッチの可動ロッドを押し込み可能とし、ブレーキペダルの操作により回動レバーが回動して踏力スイッチの可動ロッドを押し込むことで、ペダル踏力を検出可能としたものである。
特開2000−168532号公報
上述した従来のブレーキ装置におけるブレーキペダルの操作量検出装置では、ブレーキペダルの操作力を踏力スイッチに伝達するための回動レバーが必要となり、構造が複雑となって製造コストが上昇してしまう。また、ペダル踏力を高精度に検出するためには、この回動レバーの高い製造精度や組付精度などを確保しなければならず、搭載性が悪化してしまうという問題がある。
本発明は、このような問題を解決するためのものであって、構成を簡素化して搭載性を向上すると共に高精度な操作量の検出を可能とするペダル操作量検出装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のペダル操作量検出装置は、操作ペダルの回動動作を操作ロッドの直線動作に変換して操作対象手段に伝達されるペダル操作量を検出するペダル操作量検出装置において、前記操作ペダルの回動中心と前記操作ペダルと前記操作ロッドの連結点とを結ぶ第1直線と前記操作ロッドの直線動作方向に沿った第2直線とがなす角度を推定する角度推定手段と、該角度推定手段により推定された角度に基づいてペダル操作量を算出するペダル操作量算出手段とを具えたことを特徴とするものである。
本発明のペダル操作量検出装置では、前記角度推定手段は、前記操作ペダルと前記操作ロッドを連結する連結部に設けられて該連結部に作用する荷重を検出する荷重検出部を有し、該荷重検出部が検出した荷重に基づいて前記第1直線と前記第2直線とがなす角度を推定することを特徴としている。
本発明のペダル操作量検出装置では、前記操作ペダルと前記操作ロッドが連結部材により連結され、前記操作ペダルと前記連結部材の間または前記連結部材と前記操作ロッドの間に前記荷重検出部が介装されることを特徴としている。
本発明のペダル操作量検出装置では、前記荷重検出部は、前記操作ペダルの回動方向における異なる位置に複数設けられることを特徴としている。
本発明のペダル操作量検出装置では、前記操作ペダルと前記連結部材の間または前記連結部材と前記操作ロッドの間にブッシュが設けられ、前記荷重検出部は、前記ブッシュの歪量を検出することを特徴としている。
本発明のペダル操作量検出装置では、前記操作ペダルと前記連結部材の間または前記連結部材と前記操作ロッドの間にブッシュが設けられ、前記荷重検出部は、前記ブッシュの圧縮荷重を検出することを特徴としている。
本発明のペダル操作量検出装置では、前記ペダル操作量算出手段は、前記角度推定手段により推定された角度に基づいてペダル操作量としてのペダル踏力を算出することを特徴としている。
本発明のペダル操作量検出装置では、前記ペダル操作量算出手段は、前記角度推定手段により推定された角度に基づいてペダル操作量としてのペダルストロークを算出することを特徴としている。
本発明のペダル操作量検出装置では、前記角度推定手段は、前記荷重検出部が検出した荷重の変化に基づいて前記第1直線と前記第2直線とがなす角度を推定することを特徴としている。
本発明のペダル操作量検出装置では、前記荷重検出部は、前記操作ペダルの回動方向における異なる位置に複数設けられ、前記角度推定手段は、前記複数の荷重検出部が検出した荷重の比率に基づいて前記第1直線と前記第2直線とがなす角度を推定することを特徴としている。
本発明のペダル操作量検出装置では、前記荷重検出部は、前記操作ペダルの回動方向における異なる位置に複数設けられ、前記角度推定手段は、前記複数の荷重検出部が検出した荷重と荷重偏差の比率に基づいて前記第1直線と前記第2直線とがなす角度を推定することを特徴としている。
本発明のペダル操作量検出装置によれば、操作ペダルの回動中心と操作ペダルと操作ロッドの連結点とを結ぶ第1直線と操作ロッドの直線動作方向に沿った第2直線とがなす角度を推定する角度推定手段と、この角度推定手段により推定された角度に基づいてペダル操作量を算出するペダル操作量算出手段を設けたので、操作ペダルが操作されたとき、角度推定手段は、第1直線と第2直線とがなす角度を推定し、ペダル操作量算出手段は、推定された角度に基づいてペダル操作量を算出することとなり、構成を簡素化して搭載性を向上することができると共に、操作量の検出を高精度に行うことができる。
以下に、本発明に係るペダル操作量検出装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施例1に係るペダル操作量検出装置を表す水平断面概略構成図(図3のI−I断面図)、図2は、実施例1のペダル操作量検出装置における検出子の配置構成を表す図1のII−II断面図、図3は、実施例1のペダル操作量検出装置の正面図、図4は、実施例1のペダル操作量検出装置における荷重検出器の出力比に対する角度を表すグラフである。
実施例1のペダル操作量検出装置において、図1乃至図3に示すように、操作ペダルとしてのブレーキペダル11は、上端部が車体側の取付ブラケット12に支持軸13により回動自在に吊り下げ支持されており、下端部に乗員が踏み込み可能なペダル14が装着されている。一方、操作ロッド15は、先端部がブレーキ装置を作動制御する操作対象手段としてのマスタシリンダ及びブレーキブースタ(図示略)に連結されている。
また、操作ロッド15は、基端部にねじ部15aが形成されており、このねじ部15aがクレビス16に螺合し、ロックナット17が操作ロッド15に螺合すると共にクレビス16に接触することで、クレビス16に対する操作ロッド15(ねじ部15a)の螺合状態の弛緩が防止されている。このクレビス16は、二股部16a,16bを有しており、ブレーキペダル11の中間部におけるその両側にこの二股部16a,16bが所定間隔をもって位置し、連結軸18がブレーキペダル11及び二股部16a,16bを貫通することで、互いに回動自在に連結されている。
従って、乗員がブレーキペダル11を踏み込むと、このブレーキペダル11が支持軸13を介して回動し、その操作量(操作力)が連結軸18及びクレビス16を介して操作ロッド15に伝達されることで、この操作ロッド15が軸方向に移動し、ブレーキブースタ及びマスタシリンダを作動させることができる。
なお、本実施例では、ブレーキペダル11と操作ロッド15を連結する本発明の連結部は、連結軸18により構成されている。
そして、本実施例のペダル操作量検出装置は、ブレーキペダル11の回動動作を操作ロッド15の直線動作に変換してマスタシリンダ及びブレーキブースタに伝達されるペダル操作量としてのペダル踏力及びペダルストロークを検出するものである。そして、ブレーキペダル11の回動中心O1とブレーキペダル11と操作ロッド15の連結点O2とを結ぶ第1直線L1と、操作ロッド15の直線動作方向に沿った第2直線L2とがなす角度θL23を推定する角度推定部と、この角度推定部により推定された角度θL23に基づいてブレーキペダル操作量を算出するペダル操作量算出部とが設けられている。
この場合、角度推定部は、ブレーキペダル11と操作ロッド15を連結する連結部に設けられ、連結軸18に作用する荷重を検出する荷重検出部を有し、この荷重検出部が検出した荷重に基づいて第1直線L1と第2直線L2とのなす角度θL23を推定する。
即ち、ブレーキペダル11の中間部には、連結軸18の外径よりも大きい円形状をなす連結孔21が形成されている。円筒形状をなすブッシュ22は、内周面が連結軸18の外周面と所定の隙間を有すると共に外周面が連結孔21の内周面と所定の隙間を有するブッシュ本体22aと、内周面が連結軸18の外周面に接触すると共に外周面が連結孔21の内周面と所定の隙間を有する第1支持部22bと、内周面が連結軸18の外周面と所定の隙間を有すると共に外周面が連結孔21の内周面に接触する第2支持部22cとから構成されており、第2支持部22cにブレーキペダル11の端面に接触するフランジ部22dが形成されている。この場合、ブッシュ22は、ブッシュ本体22aが弾性部として機能し、外力に対して変形可能となっている。
このブッシュ22は、ブレーキペダル11の連結孔21に配置され、ブッシュ本体22aが連結孔21に対して所定隙間をもって遊嵌し、第2支持部22cが連結孔21に嵌合し、フランジ部22dがブレーキペダル11の端面に当接することで、このブッシュ22はブレーキペダル11に一体に固定されることとなる。また、連結軸18は、クレビス16の二股部16a,16bを貫通すると共に、ブレーキペダル11に固定されたブッシュ22内を貫通しており、ブッシュ本体22aに対して所定隙間をもって遊嵌し、第1支持部22bに嵌合することで、このブッシュ22と連結軸18とが互いに摺接可能となっている。
そして、ブッシュ22におけるブッシュ本体22aの外周面であって、周方向に所定距離だけ離れて、上述した荷重検出部としての、2つの検出子23,24が装着されている。本実施例では、ブッシュ本体22aの外周面にて、操作ロッド15が連結される反対側に2つの検出子23,24が装着されており、各検出子23,24は、周方向に所定角度θF12離間して配置されることで、連結軸18の周方向における異なる位置の荷重を検出することができる。
つまり、ブレーキペダル11が踏み込まれると、ブッシュ22の第2支持部22cに作用する荷重に対して、操作ロッド15からクレビス16、連結軸18を介してブッシュ22の第1支持部22bに対して反力荷重が作用するため、ブッシュ本体22aが変形する。このとき、検出子23,24は、歪量(荷重)を検出する。
上述した角度推定部及びペダル操作量算出部としての電子制御ユニット(ECU)25には、各検出子23,24の検出結果が入力され、このECU25は、各検出子23,24が検出した荷重の比率に基づいて、第1直線L1と第2直線L2とのなす角度θL23を推定し、この角度θL23に基づいてブレーキペダル11の操作量、つまり、ペダル踏力を算出する。
具体的には、ブレーキペダル11が踏み込まれたとき、ブッシュ22は、各支持部22b,22cを基点としてブッシュ本体22aが変形するため、検出子23は荷重F1を検出し、検出子24は荷重F2を検出する。ECU25は、検出子23が検出した荷重F1と検出子24が検出した荷重F2の比率に基づいて、第1直線L1と第2直線L2とのなす角度dθL23を推定する。ここで、角度dθL23は、初期位置からのイニシャライズされた第1直線L1と第2直線L2とのなす角度である。即ち、荷重の比率F2/F1と角度dθL23との関係は、図4のグラフに表す関係となっている。
ここで、ECU25が、検出子23が検出した荷重F1と検出子24が検出した荷重F2の比率に基づいて第1直線L1と第2直線L2とのなす角度dθL23を推定する手法について説明する。
荷重の比率RF12は、下記数式で規定される。
RF12=F2/F1
そして、基準となる荷重が作用したときの荷重の比率RF12kを、センサ固体の検定時に定義すると、下記数式で規定される。
RF12k=F2k/F1k
そのため、角度dθL23は、下記数式で規定される。ここで、Fb()は、基準となるFa()を補正する補正関数である。
dθL23=Fa(RF12k)
dθL23=Fa(RF12k)×Fb(F1)
このように正規化されると、検出子23の出力だけを用いたペダル踏力(操作ロッド軸力)Fは、下記の数式により算出される。ここで、Fd()は、基準となるFc()を補正する補正関数である。
Fk=F1k×Fc(dθL23)
F=F1×Fc(dθL23)×Fd(F1)
一方、検出子24の出力だけを用いたペダル踏力(操作ロッド軸力)Fは、下記の数式により算出される。ここで、Ff()は、基準となるFe()を補正する補正関数である。
Fk=F2k×Fe(dθL23)
F=F2×Fe(dθL23)×Ff(F2)
そして、各検出子23,24の出力比率を用いたペダル踏力(操作ロッド軸力)Fは、下記の数式により算出される。
F={F1×Fc(dθL23)×Fd(F1)+F2×Fe(dθL23)×Ff(F2)}/2
また、ペダルストロークSは、下記の数式により算出される。ここで、Fgは、ブレーキペダル11や操作ロッド15などの組付状態に応じた関数である。
S=Fg(dθL23)
従って、図1乃至図3に示すように、乗員がブレーキペダル11を踏み込むと、その踏力によりこのブレーキペダル11が支持軸13を中心として、図2及び図3にて時計回り方向に回動する。すると、その踏力がブレーキペダル11から連結軸18を介してクレビス16に入力され、更に、このクレビス16から操作ロッド15に伝達され、この操作ロッド15が前進する。
このとき、ブッシュ22は、ブッシュ本体22aがブレーキペダル11から入力される踏力により変位することで、検出子23,24が歪荷重を検出し、ECU25は、各検出子23,24が検出した歪荷重の比率に基づいて、第1直線L1と第2直線L2とのなす角度dθL23を推定し、この角度dθL23に基づいてブレーキペダル11の操作量、つまり、ペダル踏力及びペダルストロークを算出する。
このように実施例1のペダル操作量検出装置にあっては、ブレーキペダル11と操作ロッド15の端部に固定されたクレビス16とを連結軸18により回動自在に連結し、ブレーキペダル11と連結軸18との間にブッシュ22を介装し、このブッシュ22における弾性変形可能なブッシュ本体22aの外周面に検出子23,24を装着し、ECU25が、各検出子23,24が検出した歪荷重の比率に基づいてブレーキペダル11と操作ロッド15とのなす角度を推定し、この角度に基づいてブレーキペダル11の操作量、つまり、ペダル踏力及びペダルストロークを算出するようにしている。
従って、ブレーキペダル11が踏み込まれると、各検出子23,24がブレーキペダル11と連結軸18との間に作用する歪荷重を検出し、ECU25は、この検出子23,24が検出した歪荷重の比率に基づいて、ブレーキペダル11の回動中心O1とブレーキペダル11と操作ロッド15の連結点O2とを結ぶ第1直線L1と、操作ロッド15の直線動作方向に沿った第2直線L2とがなす角度θL23、つまり、ブレーキペダル11と操作ロッド15とのなす角度を推定し、この角度に基づいてブレーキペダル11の操作量、つまり、ペダル踏力及びペダルストロークを算出することとなり、ブレーキペダル11の踏力及びペダルストロークを検出子23,24に伝達するための別部材を不要とし、構成の簡素化を可能として搭載性を向上することができると共に、検出精度を向上することができる。
また、検出子23,24は、ブレーキペダル11と連結軸18との接触部分に作用する歪荷重を検出することで、検出子23,24を容易に装着することができ、構成の簡素化及び製造の容易性を向上することができる。また、この検出子23,24を連結軸18の周方向に所定角度で複数配置し、連結軸18の周方向における異なる複数の位置での歪荷重を検出することで、ブレーキペダル11の回動角度に拘らずペダル踏力を高精度に検出することができる。
図5は、本発明の実施例2に係るペダル操作量検出装置における検出子の配置構成を表す断面図である。なお、本実施例のペダル操作量検出装置における全体構成は、上述した実施例1とほぼ同様であり、図3を用いて説明すると共に、この実施例で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
実施例2のペダル操作量検出装置は、図3及び図5に示すように、ブレーキペダル11の回動動作を操作ロッド15の直線動作に変換してマスタシリンダ及びブレーキブースタに伝達されるペダル操作量としてのペダル踏力及びペダルストロークを検出するものである。そして、ブレーキペダル11の回動中心O1とブレーキペダル11と操作ロッド15の連結点O2とを結ぶ第1直線L1と、操作ロッド15の直線動作方向に沿った第2直線L2とがなす角度θL23を推定する角度推定部と、この角度推定部により推定された角度θL23に基づいてブレーキペダル操作量を算出するペダル操作量算出部とが設けられている。
この場合、角度推定部は、ブレーキペダル11と操作ロッド15を連結する連結部に設けられ、連結軸18に作用する荷重を検出する荷重検出部を有し、この荷重検出部が検出した荷重に基づいて第1直線L1と第2直線L2とのなす角度θL23を推定する。
即ち、ブレーキペダル11の中間部には、連結軸18の外径よりも大きい円形状をなす連結孔21が形成されている。円筒形状をなすブッシュ31は、内周面が連結軸18の外周面に嵌合可能となっている。ほぼ円筒形状をなすカラー32は、外周面が連結孔21の内周面に嵌合可能となっている。そして、カラー32は、内周面が多角形状をなし、ブッシュ31が挿入可能となっている。
このカラー32は、外周面がブレーキペダル11における連結孔21の内周面に密着して配置され、ブッシュ31は、このカラー32内に配置される。また、連結軸18は、クレビス16の二股部16a,16bを貫通すると共に、ブッシュ31内を貫通しており、このブッシュ31と連結軸18とが互いに摺接可能となっている。
そして、ブッシュ31の外周面であって、周方向に所定距離だけ離れて、上述した荷重検出部としての、2つの検出子33,34が装着されている。本実施例では、ブッシュ31の外周面にて、操作ロッド15が連結される側とは反対側に2つの検出子33,34が装着されており、各検出子33,34は、連結軸の中心O2を通る直線L3に対して周方向に沿って上方側及び下方側に等間隔で配置されており、各検出子33,34は所定角度θF12離間して配置されていることで、連結軸18の周方向における異なる位置の荷重を検出することができる。また、カラー32は、その内周面に各検出子33,34に対向して平面部32a,32bが形成されており、各検出子33,34は、ブッシュ31の外周面とカラー32の平面部32a,32bで挟持されており、この各検出子33,34は、ブッシュ31とカラー32との間の圧縮荷重を、連結軸18の周方向における異なる位置で検出することができる。
また、本実施例のペダル操作量検出装置では、荷重検出部としての検出子33,34に対して余荷重を付与する余荷重付与手段が設けられている。即ち、ブレーキペダル11には、操作ロッド15が連結される側に外部から直線L3に沿って連結孔21に連通するねじ孔35が形成されると共に、このねじ孔35に対応するカラー32には貫通孔36が形成され、更に、この貫通孔36に対応するブッシュ31の外周部には、この貫通孔36とほぼ同径の球面形状をなす凹部37が形成されている。そして、余荷重付与手段としての余荷重調整ボルト38は、ブレーキペダル11のねじ孔35に螺合すると共に、先端部が貫通孔36を貫通してブッシュ31の凹部37に係合してこのブッシュ31を押圧することで、ブッシュ31の外周面に装着された各検出子33,34をカラー32の平面部32a,32bに隙間なく密着させ、この検出子33,34に対して余荷重を付与している。この場合、余荷重調整ボルト38のねじ込み量を調整してブッシュ31の押圧力を変更することで、検出子33,34に付与する余荷重を調整することができる。
つまり、ブレーキペダル11が踏み込まれると、ブッシュ31に作用する荷重に対して、操作ロッド15からクレビス16を介してブッシュ31に対して反力荷重が作用するため、検出子33,34は、カラー32の内周面とブッシュ31の外周面との間で圧縮されることとなり、圧縮荷重を検出することができる。
上述した角度推定部及びペダル操作量算出部としての電子制御ユニット(ECU)25には、各検出子33,34が検出した圧縮荷重F11,F12が入力され、このECU25は、各検出子33,34が検出した圧縮荷重F11,F12の比率に基づいて、第1直線L1と第2直線L2とのなす角度θL23を推定し、この角度θL23に基づいてブレーキペダル11の操作量、つまり、ペダル踏力及びペダルストロークを算出する。なお、このECU25による各検出子33,34が検出した圧縮荷重の比率に基づいて、第1直線L1と第2直線L2とのなす角度θL23を推定する手法、並びに、この角度θL23に基づいてブレーキペダル11のペダル踏力とペダルストロークを算出する手法の具体例は、上述した実施例1と同様であるため、説明は省略する。
従って、乗員がブレーキペダル11を踏み込むと、その踏力によりこのブレーキペダル11が支持軸13を中心として、図3及び図5にて時計回り方向に回動する。すると、その踏力がブレーキペダル11から連結軸18を介してクレビス16に入力され、更に、このクレビス16から操作ロッド15に伝達され、この操作ロッド15が前進する。
このとき、検出子33,34は、ブレーキペダル11から入力される踏力により圧縮されることで圧縮荷重を検出し、ECU25は、各検出子33,34が検出した圧縮荷重の比率に基づいて、第1直線L1と第2直線L2とのなす角度dθL23を推定し、この角度dθL23に基づいてブレーキペダル11の操作量、つまり、ペダル踏力及びペダルストロークを算出する。
このように実施例2のペダル操作量検出装置にあっては、ブレーキペダル11と操作ロッド15の端部に固定されたクレビス16とを連結軸18により回動自在に連結し、ブレーキペダル11と連結軸18との間にブッシュ31及びカラー32を介装し、このブッシュ31とカラー32との間に検出子33,34を装着し、ECU25が、各検出子33,34が検出した圧縮荷重の比率に基づいてブレーキペダル11と操作ロッド15とのなす角度を推定し、この角度に基づいてブレーキペダル11の操作量、つまり、ペダル踏力及びペダルストロークを算出するようにしている。
従って、ブレーキペダル11が踏み込まれると、各検出子33,34がブレーキペダル11の連結孔21と連結軸18との間で、ブッシュ31とカラー32により圧縮されることで、この圧縮荷重を検出し、ECU25は、この検出子33,34が検出した圧縮荷重の比率に基づいて、ブレーキペダル11の回動中心O1とブレーキペダル11と操作ロッド15の連結点O2とを結ぶ第1直線L1と、操作ロッド15の直線動作方向に沿った第2直線L2とがなす角度θL23、つまり、ブレーキペダル11と操作ロッド15とのなす角度を推定し、この角度に基づいてブレーキペダル11の操作量、つまり、ペダル踏力及びペダルストロークを算出することとなり、ブレーキペダル11の踏力及びペダルストロークを検出子33,34に伝達するための別部材を不要とし、構成の簡素化を可能として搭載性を向上することができると共に、検出精度を向上することができる。
また、検出子33,34は、ブレーキペダル11と連結軸18との接触部分に作用する圧縮荷重を検出することで、検出子33,34を容易に装着することができ、構成の簡素化及び製造の容易性を向上することができる。また、この検出子33,34を連結軸18の周方向に所定角度で複数配置し、連結軸18の周方向における異なる複数の位置での歪荷重を検出することで、ブレーキペダル11の回動角度に拘らずペダル踏力を高精度に検出することができる。
更に、ブレーキペダル11に外部から連結孔21に連通するねじ孔35及び貫通孔36を形成すると共に、この貫通孔36に対応するブッシュ31の外周部に凹部37を形成し、余荷重調整ボルト38をこのねじ孔35に螺合して先端部をブッシュ31の凹部37に係合して押圧するようにしている。従って、ブッシュ31の外周面に装着された各検出子33,34をカラー32の平面部32a,32bに隙間なく密着させ、この検出子33,34に対して余荷重を付与することでブッシュ31を適正に支持し、支持剛性を向上することができると共に、検出子33,34がブレーキペダル11と連結軸18との間に作用する荷重を高精度に検出することができ、その結果、低コスト化を可能とすることができる。
また、この余荷重調整ボルト38のねじ込み量を調整してブッシュ31の押圧力を変更することで、検出子33,34に付与する余荷重を調整可能としており、製造精度にばらつきがあっても、検出子33,34をカラー32の内周面に隙間なく密着させることができ、検出子33,34による高精度な検出精度を確保することができる。
図6−1は、本発明の実施例3に係るペダル操作量検出装置における荷重変動平均に対するペダルストロークを表すグラフ、図6−2は、実施例3のペダル操作量検出装置におけるペダルストロークに対するブースタ入力荷重を表すグラフ、図6−3は、実施例3のペダル操作量検出装置における荷重変動平均に対する補正係数を表すグラフ、図7−1は、一次平均によりペダルストロークを算出するストローク変換微分値を表すグラフ、図7−2は、一次平均及び三角関数変換によりペダルストロークを算出するストローク変換微分値を表すグラフである。なお、本実施例のペダル操作量検出装置における全体構成は、上述した実施例2とほぼ同様であり、図5を用いて説明すると共に、この実施例で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
実施例3のペダル操作量検出装置は、図3及び図5に示すように、ブレーキペダル11の回動動作を操作ロッド15の直線動作に変換してマスタシリンダ及びブレーキブースタに伝達されるペダル操作量としてのペダル踏力及びペダルストロークを検出するものである。そして、ブレーキペダル11の回動中心O1とブレーキペダル11と操作ロッド15の連結点O2とを結ぶ第1直線L1と、操作ロッド15の直線動作方向に沿った第2直線L2とがなす角度θL23を推定する角度推定部と、この角度推定部により推定された角度θL23に基づいてブレーキペダル操作量を算出するペダル操作量算出部とが設けられている。
この場合、角度推定部は、ブレーキペダル11と操作ロッド15を連結する連結部に設けられ、連結軸18に作用する荷重を検出する荷重検出部を有し、この荷重検出部が検出した荷重の変化、具体的には、分力の変化に基づいて第1直線L1と第2直線L2とのなす角度θL23を推定する。
即ち、角度推定部及びペダル操作量算出部としての電子制御ユニット(ECU)25には、各検出子33,34が検出した圧縮荷重F11,F12が入力され、このECU25は、各検出子33,34が検出した圧縮荷重F11,F12とこの圧縮荷重F11,F12の偏差の比率に基づいて、これを三角関数に換算して平均化することで、第1直線L1と第2直線L2とのなす角度θL23を推定し、この角度θL23に基づいてブレーキペダル11の操作量、つまり、ペダル踏力及びペダルストロークを算出する。
具体的には、ブレーキペダル11が踏み込まれたとき、ブッシュ22は、各支持部22b,22cを基点としてブッシュ本体22aが変形するため、検出子23は荷重F11を検出し、検出子24は荷重F12を検出する。ECU25は、検出子23が検出した荷重F1と検出子24が検出した荷重F2とその偏差の比率に基づいて、第1直線L1と第2直線L2とのなす角度dθL23を推定する。
ここで、ECU25が、検出子23が検出した荷重F11と検出子24が検出した荷重F12の比率に基づいて第1直線L1と第2直線L2とのなす角度dθL23を推定し、この角度dθL23からペダル踏力FとペダルストロークSを求める手法について説明する。
荷重と荷重偏差の比率(荷重変動平均)RFbは、下記数式で規定される。
RF22=(F12−F11)/F11+(F12−F11)/F20
ここで、荷重平均F20=F11+F12であることから、
RF22=F12/F11−F11/F12
そのため、角度dθL23は、荷重変動平均RF22に基づいた関数として規定することができる。
このように角度dθL23に対応した荷重変動平均RF22が求められると、ペダルストロークSは、下記の数式により算出される。ここで、Fは、ブレーキペダル11や操作ロッド15などの組付状態に応じた関数であり、図6−1のように規定される。
S=F(RF22)
また、ペダルストロークSと踏力Fとの関係では、図6−2に示すように、センサ値と理論値は差が発生する。そのため、補正係数(ストローク変換値)が必要となり、ペダル踏力(操作ロッド軸力)Fは、下記の数式により算出される。ここで、Fは、補正係数(ストローク変換値)であり、図6−3のように規定される。
F=F20×F(Rf12)
従って、乗員がブレーキペダル11を踏み込むと、その踏力によりこのブレーキペダル11が支持軸13を中心として、図3及び図5にて時計回り方向に回動する。すると、その踏力がブレーキペダル11から連結軸18を介してクレビス16に入力され、更に、このクレビス16から操作ロッド15に伝達され、この操作ロッド15が前進する。
このとき、検出子33,34は、ブレーキペダル11から入力される踏力により圧縮されることで圧縮荷重を検出し、ECU25は、各検出子33,34が検出した圧縮荷重の比率に基づいて、第1直線L1と第2直線L2とのなす角度dθL23を推定し、この角度dθL23に基づいてブレーキペダル11の操作量、つまり、ペダル踏力及びペダルストロークを算出する。
この場合、各検出子33,34が検出した荷重F11,F12に基づいて荷重と荷重偏差の比率(荷重変動平均)RFbを算出し、この荷重変動平均RFbからストローク変換値Fを用いてペダル踏力Fを算出するとき、このストローク変換値Fは、ブレーキペダル11の作動角に応じて変化するものとなる。このとき、一次平均によりペダル踏力Fを算出する場合、図7−1に示すように、ストローク変換微分値は、ブレーキペダル11の作動角に応じて−0.037から−0.029の間で大きくばらついてしまう。一方、一次平均及び三角関数変換によりペダル踏力Fを算出する場合、図7−2に示すように、ストローク変換微分値は、ブレーキペダル11の作動角に応じて−0.029から−0.0282の間で収束する。
このように実施例3のペダル操作量検出装置にあっては、ブレーキペダル11と操作ロッド15の端部に固定されたクレビス16とを連結軸18により回動自在に連結し、ブレーキペダル11と連結軸18との間にブッシュ31及びカラー32を介装し、このブッシュ31とカラー32との間に検出子33,34を装着し、ECU25が、各検出子33,34が検出した圧縮荷重と荷重偏差の比率に基づいてブレーキペダル11と操作ロッド15とのなす角度を推定し、この角度に基づいてブレーキペダル11の操作量、つまり、ペダル踏力及びペダルストロークを算出するようにしている。
従って、ブレーキペダル11が踏み込まれると、各検出子33,34がブレーキペダル11の連結孔21と連結軸18との間で、ブッシュ31とカラー32により圧縮されることで、この圧縮荷重を検出し、ECU25は、この検出子33,34が検出した圧縮荷重F11,F12とその偏差の比率、つまり、荷重変動平均Rf22に基づいてブレーキペダル11と操作ロッド15とのなす角度を推定し、この角度に基づいてブレーキペダル11の操作量、つまり、ペダル踏力及びペダルストロークを算出することとなり、この場合、一次平均及び三角関数変換を用いることで、特定したブレーキペダル11の作動角に対して検出精度を向上することができる。
なお、上述した実施例2、3では、検出子33,34をブッシュ31の外周面に装着し、このブッシュ31の外周面とカラー32の平面部32a,32bとによる圧縮荷重を検出するようにしたが、この構成に限定されるものではない。例えば、カラー32をなくし、検出子33,34をブッシュ31の外周面に装着し、このブッシュ31の外周面と連結孔21の内周面とによる圧縮荷重を検出するようにしてもよく、検出子33,34をブッシュ31の内周面に装着し、このブッシュ31の内周面と連結軸18の外周面とによる圧縮荷重を検出するようにしてもよい。
また、上述した各実施例では、ブレーキペダル11と連結軸18との間にブッシュ22,31を介装し、このブッシュ22,31に検出子23,24,33,34を設けたが、連結軸18と操作ロッド15との間、例えば、クレビス16と連結軸18との間やクレビス16と操作ロッド15との間に設けてもよい。また、各実施例では、検出子23,24,33,34を2つ配設したが、その数に限定されるものではなく、取付性や精度に応じて適宜設定すればよいものである。
以上のように、本発明に係るペダル操作量検出装置は、操作ペダルと操作ロッドとのなす角度に基づいてペダル操作量を検出することで、構成を簡素化して搭載性を向上すると共に高精度な操作量の検出を可能とするものであり、いずれのペダル操作量検出装置にも有用である。
本発明の実施例1に係るペダル操作量検出装置を表す水平断面概略構成図(図3のI−I断面図)である。 実施例1のペダル操作量検出装置における検出子の配置構成を表す図1のII−II断面図である。 実施例1のペダル操作量検出装置の正面図である。 実施例1のペダル操作量検出装置における荷重検出器の出力比に対する角度を表すグラフである。 本発明の実施例2に係るペダル操作量検出装置における検出子の配置構成を表す断面図である。 本発明の実施例3に係るペダル操作量検出装置における荷重変動平均に対するペダルストロークを表すグラフである。 実施例3のペダル操作量検出装置におけるペダルストロークに対するブースタ入力荷重を表すグラフである。 実施例3のペダル操作量検出装置における荷重変動平均に対する補正係数を表すグラフである。 一次平均によりペダルストロークを算出するストローク変換微分値を表すグラフある。 一次平均及び三角関数変換によりペダルストロークを算出するストローク変換微分値を表すグラフある。
符号の説明
11 ブレーキペダル(操作ペダル)
15 操作ロッド
16 クレビス(連結部材)
18 連結軸(連結部材)
21 連結孔
22,31 ブッシュ
23,24,33,34 検出子(荷重検出部)
25 電子制御ユニット、ECU(操作量算出手段)
32 カラー
38 余荷重調整ボルト(余荷重調整手段)

Claims (11)

  1. 操作ペダルの回動動作を操作ロッドの直線動作に変換して操作対象手段に伝達されるペダル操作量を検出するペダル操作量検出装置において、
    前記操作ペダルの回動中心と前記操作ペダルと前記操作ロッドの連結点とを結ぶ第1直線と、前記操作ロッドの直線動作方向に沿った第2直線とがなす角度を推定する角度推定手段と、
    該角度推定手段により推定された角度に基づいてペダル操作量を算出するペダル操作量算出手段と、
    を具えたことを特徴とするペダル操作量検出装置。
  2. 請求項1に記載のペダル操作量検出装置において、
    前記角度推定手段は、前記操作ペダルと前記操作ロッドを連結する連結部に設けられて該連結部に作用する荷重を検出する荷重検出部を有し、該荷重検出部が検出した荷重に基づいて前記第1直線と前記第2直線とがなす角度を推定することを特徴とするペダル操作量検出装置。
  3. 請求項2に記載のペダル操作量検出装置において、
    前記操作ペダルと前記操作ロッドが連結部材により連結され、前記操作ペダルと前記連結部材の間または前記連結部材と前記操作ロッドの間に前記荷重検出部が介装されることを特徴とするペダル操作量検出装置。
  4. 請求項2または3に記載のペダル操作量検出装置において、
    前記荷重検出部は、前記操作ペダルの回動方向における異なる位置に複数設けられることを特徴とするペダル操作量検出装置。
  5. 請求項2から4のいずれか一つに記載のペダル操作量検出装置において、
    前記操作ペダルと前記連結部材の間または前記連結部材と前記操作ロッドの間にブッシュが設けられ、前記荷重検出部は、前記ブッシュの歪量を検出することを特徴とするペダル操作量検出装置。
  6. 請求項2から4のいずれか一つに記載のペダル操作量検出装置において、
    前記操作ペダルと前記連結部材の間または前記連結部材と前記操作ロッドの間にブッシュが設けられ、前記荷重検出部は、前記ブッシュの圧縮荷重を検出することを特徴とするペダル操作量検出装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一つに記載のペダル操作量検出装置において、
    前記ペダル操作量算出手段は、前記角度推定手段により推定された角度に基づいてペダル操作量としてのペダル踏力を算出することを特徴とするペダル操作量検出装置。
  8. 請求項1から6のいずれか一つに記載のペダル操作量検出装置において、
    前記ペダル操作量算出手段は、前記角度推定手段により推定された角度に基づいてペダル操作量としてのペダルストロークを算出することを特徴とするペダル操作量検出装置。
  9. 請求項2に記載のペダル操作量検出装置において、
    前記角度推定手段は、前記荷重検出部が検出した荷重の変化に基づいて前記第1直線と前記第2直線とがなす角度を推定することを特徴とするペダル操作量検出装置。
  10. 請求項9に記載のペダル操作量検出装置において、
    前記荷重検出部は、前記操作ペダルの回動方向における異なる位置に複数設けられ、前記角度推定手段は、前記複数の荷重検出部が検出した荷重の比率に基づいて前記第1直線と前記第2直線とがなす角度を推定することを特徴とするペダル操作量検出装置。
  11. 請求項9に記載のペダル操作量検出装置において、
    前記荷重検出部は、前記操作ペダルの回動方向における異なる位置に複数設けられ、前記角度推定手段は、前記複数の荷重検出部が検出した荷重と荷重偏差の比率に基づいて前記第1直線と前記第2直線とがなす角度を推定することを特徴とするペダル操作量検出装置。
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