JP2008262338A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、記憶媒体及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、記憶媒体及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 装置の利用状況に応じて、ユーザの状態を移行させることで、セキュリティの向上と装置の利便性の向上を両立させることができる情報処理装置を提供する。
【解決手段】 情報処理装置にログインしたユーザを、所定のアイドル時間の経過後に情報処理装置から自動的にログアウトさせるが、あるユーザの操作画面がアクティブ状態で表示され、別のユーザの操作画面が非アクティブ状態にある場合、非アクティブ状態にある操作画面に対応するユーザを、所定のアイドル時間が経過しても情報処理装置から自動的にログアウトさせないように制御する。
【選択図】 図10

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、記憶媒体及びプログラムに関する。
従来、画像形成装置等の情報処理装置においてセキュリティを向上させるために、情報処理装置を利用しようとするユーザに対してユーザIDやパスワードを用いてログインすることを要求し、認証に成功したユーザに装置の利用権限を与える情報処理装置がある。
そのような情報処理装置の中でも、あるユーザを情報処理装置にログインさせたまま、別のユーザをログインさせることを許可する情報処理装置がある(特許文献1参照)。当該情報処理装置は、ユーザごとの操作画面に関する情報を保持しており、ユーザからの指示に基づいて、操作画面をユーザによる操作が可能な状態で表示させ、ユーザから設定や指示を受付ける。
この種の情報処理装置は、複数のユーザからの指示を同時に受付けることができないため、表示部に、ユーザによる操作が可能な状態で表示できる操作画面を1つに制限していることが多い。
そして、当該情報処理装置は、ユーザによる操作が可能な状態で表示されている操作画面に対応するユーザ以外のユーザを、装置にはログインしているが操作画面がユーザによる操作が不可能な状態にあるユーザとして、ログイン状態を維持させる。また、当該情報処理装置は、セキュリティを向上させるために情報処理装置にログインした状態にある複数のユーザのうち、ユーザによる操作が可能な状態で表示されている操作画面に対応するユーザ以外のユーザを所定時間の経過後に自動的にログアウトさせる。
特開2005−301601号公報
しかしながら、従来の方法では、操作可能な状態で表示されていない操作画面に対応するユーザを所定時間の経過後に自動的にログアウトさせていたため次のような課題がある。
例えば、あるユーザが操作画面を介して操作を行っているときに、別のユーザに情報処理装置を一時的に利用させたい場合がある。その場合、別のユーザは情報処理装置にログインし、当該別のユーザの操作画面を表示部に操作を受付可能な状態で表示させて操作を行う。その際に、元々操作を行っていたユーザの操作画面はユーザによる操作可能な状態で表示されなくなり、別のユーザによる情報処理装置の利用後、再び操作を行いたい場合でも所定の時間が経過していると自動的に情報処理装置からログアウトされてしまう。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、装置の利用状況に応じて、ユーザのログアウト制御を行うことで、セキュリティの向上と装置の利便性の向上を両立させることができる情報処理装置を提供することを目的とする。
複数のユーザがログインした状態を維持し、表示手段に表示されるべきログイン中のユーザの操作画面を、ユーザによる操作が可能なアクティブ状態またはユーザによる操作が不可能な非アクティブ状態に切替可能な情報処理装置であって、その情報処理装置にログインしたユーザを、所定のアイドル時間経過後に当該情報処理装置から自動的にログアウトさせるが、表示手段に第1のユーザの操作画面がアクティブ状態で表示され、第2のユーザの操作画面が非アクティブ状態にある場合、当該非アクティブ状態にある操作画面に対応する第2のユーザを、所定のアイドル時間が経過しても情報処理装置から自動的にログアウトさせないよう制御する。
本発明によれば、装置の利用状況に応じて、ユーザのログアウト制御を行うことで、セキュリティの向上と装置の利便性の向上を両立させることができる情報処理装置を提供することを目的とする。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を詳細に説明する。
まず、図1を参照して本発明を適用できるシステム構成を説明する。本実施形態では,
情報処理システムとして印刷システムを例に説明する。また本実施形態では、情報処理装置として画像データを用いたジョブを実行する画像処理装置を例に説明する。
図1において印刷システム1000は、画像処理装置101、サーバコンピュータ102、クライアントコンピュータ103を有する。そして、それらはネットワーク115によって接続されている。
制御部104は、ROM105(リードオンリーメモリ)に格納されたプログラムに従って各種制御をおこなう。
ROM105は、制御部104によって実行されるプログラムが格納されている。例えば、システムを起動するためのプログラムやプリンタ部114に印刷処理を行わせるための印刷プログラム、画面を表示するための表示制御プログラム等が格納されている。また制御部104が、図10、図16、図18、図19に示すようなフローチャートに示す制御を行うためのプログラムを記憶している。
RAM106(ランダムアクセスメモリ)は、制御部104のワークエリアやバッファとして利用される。例えば、RAM106は、制御部104によってROM105からロードされたアプリケーションプログラム等のプログラムを格納するために用いられる。また、画面を表示するための画像データを格納するために用いられる。
HDD107(ハードディスクドライブ)は画像データを記憶する。例えば、HDD107はスキャナ部113から読込んだ画像データ、あるいは、ネットワークI/F109を介して外部から受信した画像データを記憶する。また、ユーザを認証するために制御部104が参照する、ユーザごとのユーザIDやパスワード等を記憶する。さらに、ユーザが画像処理装置101にログインした際に、ユーザごとに異なる操作画面を表示できるように、ユーザIDに関連付けて設定画面情報を保持する。HDD107について詳しくは図4を用いて後に説明する。
SRAM108(スタティックランダムアクセスメモリ)は、専用電源を持ち、画像処理装置の電源が入っていない状態でも記憶したデータを保持する。
ネットワークI/F109(ネットワークインタフェース)は、例えば、サーバコンピュータ102やクライアントコンピュータ103のような外部装置と通信をおこなう際のインタフェース制御を行う。
PDL展開部110(Page Descrption Language)は、PDLデータを画像データに展開する。
ファクシミリ部111は、電話回線を介して受信した圧縮画像データを伸長して、伸長された画像データをHDD107へ転送し、また、HDD107から転送された画像データを圧縮して、圧縮された圧縮画像データを電話回線を介して送信する。
操作部112は、複数のハードキーからなるキーボード、タッチパネル、LCD、LED等で構成され、ユーザが各種操作、指示を行うために用いるものである。制御部104は、当該操作部112を介して受付けた指示に従って各種制御を行う。また、制御部104は、操作部112が備えるタッチパネルを用いて、ユーザに対して印刷状況や警告等の表示や通知を行う。操作部112について詳しくは後で図3を用いて説明する。
スキャナ部113は、制御部104からの指示に基づいて原稿を読み取り、画像データに変換する。制御部104は、変換された画像データをプリンタ部114を用いて記録用紙に印刷する。また、制御部104は、変換された画像データをHDD107に記憶することもできる。
内部バス116は、上述した画像処理装置101内の構成要素を接続し、互いのデータの送受を行うものである。
画像処理装置101は、これらの構成を有し、図13に示すような操作画面を介して、ユーザからコピー機能、ファクス機能、データ送信機能、後述するボックス機能等に関する設定を受付け、受付けた設定に基づいてそれらの機能を実行する。
次に図2の画像処理装置の断面図を用いて、画像処理装置101の構成について説明する。なお、図2は図1に示した画像処理装置101の一つの例であり、画像処理装置101の構成はここに示すものに限られるものではない。
図2に示すように、画像処理装置101は原稿読取部201と印刷部202とからなる。
ユーザが操作部112を用いてスキャン開始、もしくは、コピー開始の指示を出すと、その指示が制御部104に伝えられ、制御部104は原稿読取部201に対して原稿画像の読取りを開始するように指示する。
画像読取り開始の指示により、原稿給送部203の原稿給紙トレイ204に載置された原稿Dは、分離ローラ205によって1枚ずつ分離され、順次搬送ローラ206によってプラテンガラス207上に搬送される。プラテンガラス207上を通過した原稿Dは、排紙ローラ208によって排紙トレイ209に排紙される。
プラテンガラス207上を通過する原稿Dに光源210から当てられて反射した光は、レンズ系211を介してCCDイメージセンサ212で画像データとして読み取られる。CCDイメージセンサ212で読み取られた画像データは、いったん制御部104に転送され、HDD107に記憶される。
プリンタ部114では、HDD107に記憶された画像データがレーザー出力部213に送られ、画像データに基づいたレーザー光がレーザー出力部213から出力される。出力されたレーザー光は結像レンズ系214を通過し、ミラー215で反射されて感光体216面上に集光結像する。
感光体216は、あらかじめ一次帯電器217によって帯電されており、ミラー215で反射された光が照射されることによって静電潜像が形成され、次に現像器218によって静電潜像を現像してトナー像が形成される。
給紙部221から給送されたシートSは、レジストローラ224で斜行が補正され、さらにタイミングが合わされて画像形成部へ送られる。
画像形成部では、感光体216のトナー像が、送られてきたシートSに転写用帯電器219によって転写される。トナー像が転写されたシートSは、分離帯電器220によって感光体216から分離される。
分離されたシートSは搬送装置225により定着装置226に搬送されて、定着装置226で熱と圧力によりシートSにトナー画像が永久定着される。画像が定着されたシートSは、排紙ローラ227によってシート処理部228に搬送される。
シート処理部228に搬送されたシートSは、搬送ローラ229、230によって処理トレイ231に搬送される。処理トレイ231に順次搬送されたシートSは整合部材232によってシート束に整合される。整合されたシート束は、ユーザからの指定に従い、必要に応じて不図示のステイプルユニットによってステイプル処理される。そして、束排出ローラ233によって積載トレイ234に排出される。
このようにして、原稿Dの印刷物が1部出来上がり、この動作をユーザの所望する部数になるまで繰り返す。
次に、図3を用いて、上述した画像処理装置101における操作部112の構成について説明する。
操作部112は、ハードキーによるユーザ操作を受付けるキー入力部302、ソフトキー(表示キー)によるユーザ操作を受付けるタッチパネル部301を有する。
まず、キー入力部302について説明する。
操作部電源スイッチ303は、操作部112の電源のオン/オフを切替えるために用いられる。
スタートキー305は、例えば、スキャナ部113を用いた原稿読取動作や、読み取った原稿の印刷処理といった一連の動作を、印刷ジョブとして、画像処理装置101の制御部104に実行させるための指示をユーザから受付ける際に用いられるキーである。また、スタートキー305は、HDD107に記憶された画像データをネットワークI/F109を介して外部に送信する動作を、データ送信ジョブとして、画像処理装置101の制御部104に実行させるための指示をユーザから受付ける際に用いられるキーである。
ストップキー304は、受付けた印刷ジョブの処理を中断する指示をユーザから受付けるためのキーである。テンキー308は、印刷部数の設定やパスワードの入力等をユーザにより実行させるためのキーである。クリアキー309は、テンキー308を介してユーザにより入力された、例えばユーザIDやパスワード等の入力値を削除するためのキーである。
リセットキー306は、ユーザにより設定された各種設定を無効にし、設定値をデフォルト状態に戻す指示をユーザから受付けるためのキーである。
ユーザモードキー307は、ユーザごとのシステム設定を行うための画面をタッチパネル部301に表示させるためのキーである。
IDキー310は、ユーザが画像処理装置101にログインする際に用いられるキーである。当該IDキー310が押されると、制御部104は、タッチパネル部301にパスワード入力画面を表示する。そして、制御部104は、そのパスワード入力画面を介して入力されたユーザIDとパスワードを用いてユーザ認証をおこなう。ユーザ認証に成功した場合、制御部104は、認証に成功したユーザが画像処理装置101にログインすることを許可し、当該ユーザ用の操作画面をタッチパネル部301に表示する。
次に、タッチパネル部301について説明する。タッチパネル部301は、LCD(Liquid Crystal Display)と、その上に貼られた透明電極からなるタッチパネルディスプレイを有する。当該タッチパネル部301は、ユーザからの各種設定を受付ける機能と、ユーザに情報を提示する機能とを有する。例えば、LCD上に表示された表示キーに該当する個所がユーザにより押下されたことを検知すると、制御部104は当該表示キーに応じた処理を実行する。なお、タッチパネル部301に表示される画面の表示例については後述する。以下の説明では、タッチパネル部301を、表示部301ともいう。
次に、図4を用いて、上述した画像処理装置101の本実施形態におけるHDD107の構成について説明する。
HDD107は、テンポラリ領域401やボックス領域402、ユーザ情報管理領域408、標準画面記憶領域409などに分けられている。
テンポラリ領域401は、制御部104が一時的にデータを格納する領域である。例えば、制御部104は、クライアントコンピュータ103から印刷指示とともに送られてきた画像データをテンポラリ領域401に格納する。また、制御部104は、当該画像データを印刷する場合に画像データを展開するが、展開後のデータもテンポラリ領域401に一時的に格納する。
ボックス領域402は、ボックス機能が用いられるときに利用される領域である。ボックス領域1、ボックス領域2、ボックス領域3・・・というように、複数のボックス領域にわけられており、制御部104は、ユーザからの指示に基づいて各ボックス領域に画像データを格納する。後で、制御部104は、ユーザからの指示に基づいて、各ボックス領域に格納された画像データの印刷や外部への送信等を実行する。また、ユーザは各ボックス領域に個別のパスワードを設定しておくこともできる。パスワードが設定されている場合、ユーザがボックス領域を指定して、当該ボックス領域に格納された画像データを参照する際に、制御部104は、指定されたボックス領域に設定されたパスワードの入力をユーザに要求する。制御部104は、入力されたパスワードを認証し、認証に成功したことを条件に、当該パスワードが設定されたボックス領域内にある画像データのリストをタッチパネル部301に表示する。そして、制御部104は、リストの画像データが選択されて、印刷指示を受付けた場合にユーザから当該画像データの印刷を行う。
ユーザ情報管理領域408は、ユーザごとの認証情報や状態情報、画像処理装置101の利用権限等を記憶しておく領域である。例えば、図5に示すユーザ管理テーブル500の形式で、制御部104は、ユーザごとのユーザIDやパスワード等の認証情報や、画像処理装置101にログインした状態にあるか否か等の状態をユーザ情報管理領域408に記憶しておく。また、制御部104は、例えば、図6の状態遷移管理テーブル600に示す形式で、ユーザごとに画像処理装置101にログインした時刻や、後述する各種設定情報を記憶しておく。
以上に説明したような構成を有する画像処理装置101にて、制御部104は、以下に例示する制御を行う。
まず、制御の概要を説明する。
本実施形態の画像処理装置101は、本画像処理装置101を利用しようとするユーザに対して、ユーザIDとパスワードの入力を要求する。そして、制御部104は、入力されたユーザIDとパスワードに基づいてユーザ認証を行い、認証に成功したユーザに画像処理装置101の利用を許可する。また、本実施形態の画像処理装置101は、制御部104が、あるユーザが画像処理装置101にログイン状態を維持したまま、別のユーザが画像処理装置101にログインすることを維持する。つまり、制御部104は、当該画像処理装置101に複数のユーザをログインした状態で維持可能である。
また、制御部104は、予めユーザIDとパスワードを登録してある複数のユーザの情報をHDD107に保持し、当該情報に基づいた制御を行う。具体的に、制御部104は、ユーザごとに、ユーザ名やパスワード、各ユーザの状態情報を上述したユーザ管理テーブル500を用いて管理する。例えば、制御部104はユーザ管理テーブル500の「状態」欄505を用いて、ユーザごとの操作画面の状態を管理する。ここで、制御部104が、ユーザ管理テーブル500を用いて管理するユーザごとの操作画面の状態には、以下の3つの状態があるので、それぞれについて説明しておく。
(状態1:アクティブ状態)
画像処理装置101にログインした状態にあるユーザの操作画面が、タッチパネル部301に、ユーザによる操作が可能な状態で表示されている状態。操作画面がアクティブ状態にある場合において、ユーザは画像処理装置101に対し当該アクティブ状態にある操作画面を介して、コピー機能や、データ送信機能、ボックス機能等による処理に関する設定やジョブの実行を指示することができる。例えば、ユーザAの操作画面がアクティブ状態にある場合に、制御部104は、図13に示すような操作画面を、タッチパネル部301を占有する形で表示する。制御部104は、この操作画面を介してジョブの設定およびジョブの実行要求を受付けた場合に、当該処理をユーザAのジョブとして実行し、実行したジョブの情報をユーザAの履歴情報として記憶する。
(状態2:非アクティブ状態)
画像処理装置101にログインした状態にあるユーザの操作画面が、画像処理装置101のタッチパネル部301にユーザによる操作が可能な状態で表示されていない状態。操作画面が非アクティブ状態にあると、ユーザは、画像処理装置101に対し、操作部112を介して、コピー機能や、データ送信機能、ボックス機能を用いた処理に関する設定や、ジョブの実行要求不可能である。この場合、ユーザは、操作画面を非アクティブ状態から、アクティブ状態に切替えるように指示を出し、アクティブ状態になった操作画面を介して、ジョブの設定や実行要求を行う。
(状態3:ログアウト状態)
ユーザが画像処理装置101にログインしていない状態。もちろん、ログアウト状態において、ユーザの操作画面はタッチパネル部301に表示されておらず、ユーザは画像処理装置101に対して、コピー機能やデータ送信機能やボックス機能を用いた処理に関する設定や、ジョブの実行要求を行うことはできない。
なお、(状態1)及び(状態2)のことを、いずれも画像処理装置101にログインした状態であるため、ログイン状態ともいう。
これらの(状態1)〜(状態3)を、制御部104は、図5のユーザ管理テーブル500で、予め登録されたユーザIDに関連付けて格納する。そして、制御部104は、ユーザの状態の遷移があった場合に、ユーザ管理テーブル500の「状態」欄505の情報を書き換える。このように、ユーザの状態の遷移に応じてユーザの状態情報を更新することにより、後に制御部104は、当該ユーザ管理テーブルを参照して、各ユーザが(状態1)〜(状態3)のどの状態にあるかを判定することができる。
なお、図5のユーザ管理テーブル500の「ログイン状態」欄504には、各ユーザが、画像処理装置101にログインした状態にある場合に「1」が、ログインした状態にない場合には「0」が、制御部104により書き込まれる。
このように、制御部104は、ユーザ管理テーブル500を用いて、ユーザの状態を管理する。
また、制御部104は、図6の状態遷移管理テーブル600を用いて、ユーザの状態を切替可能に制御する。
「ログイン時刻」欄603は、ユーザが画像処理装置101にログインした時刻を記録する欄である。制御部104は、ユーザIDに関連付けて、ユーザが画像処理装置101にログインした時刻を「ログイン時刻」欄603に記憶する。
「ログアウト基準時刻」欄604は、ユーザをログアウトさせるまでの時間を計測する際の起点となるログアウト基準時刻が記録された欄である。制御部104は、ユーザごとにログアウト基準時刻を起点とし、「ログアウト移行時間」欄605に記録されたログアウト移行時間が経過した後に、そのユーザを画像処理装置101からログアウトさせる。
ログアウト基準時刻は、ユーザが当該ユーザ用の操作画面がアクティブ状態で表示されているときに、操作部112を用いて、最後に操作を行ったことに応じて更新される。例えば、制御部104は、あるユーザが当該ユーザ用の操作画面がアクティブ状態にあるときに、タッチパネル部301に表示された操作画面上のキーや、キー入力部302のキーの操作が行われた際に「ログアウト基準時刻」欄604に記録された時刻を更新する。また、ログアウト基準時刻は、ユーザの操作画面がアクティブ状態や非アクティブ状態に切り替わったときにも設定、あるいは更新される。
「ログアウト移行時間」欄605は、画像処理装置101にログインしているユーザを、制御部104が、そのユーザのログアウト基準時刻を起点とし、自動的にログアウトさせるまでの時間を記録した欄である。制御部104は、ログイン状態のユーザが存在すると判定した場合に、そのログイン状態のユーザごとに、ログアウト基準時刻から「ログアウト移行時間」欄605に設定された時間が経過したか否かを判定する。そして、制御部104は、ログアウト基準時刻から「ログアウト移行時間」欄605に設定された時間が経過したと判定したユーザを、画像処理装置101からログアウトさせる。
ログアウト移行時間を計測する起点となるログアウト基準時刻は、ユーザによる操作があった場合に更新される。つまり、制御部104は、画像処理装置101にログインしているユーザを、そのユーザによる操作がないアイドル状態のままログアウト移行時間に設定された時間が経過した場合に当該ユーザをログアウトさせるように制御する。この制御は、ユーザの操作画面がアクティブ状態でも非アクティブ状態でも、制御部104によって同様に実行される。
「ログアウト移行時間」欄605の設定は、例えば、図8に示す画面で設定できる。例えば、アクティブ状態で表示されている操作画面に対応するユーザによって、ユーザモードキー307が押されたことを検出すると、制御部104は、図7に示す当該ユーザ用の設定項目選択画面700をタッチパネル部301に表示する。
この設定項目選択画面700でログアウト移行時間設定キー706が押されたことを検出すると、制御部104は、図8に示す画面をタッチパネル部301に表示する。制御部104は、図8に示す選択画面で、プラスキーとマイナスキーが押されたことを検出して数値を増減し、OKキーが押された場合に、設定された数値を当該アクティブ状態にあるユーザの「ログアウト移行時間」欄605に設定する。
このようにユーザごとに異なるログアウト移行時間を設定できるようにすることで、装置の利便性を向上させることができる。また、ログアウト移行時間は設定しなくても、デフォルトの状態で、ユーザ全員に対して所定の値が設定されていてもよいことはいうまでもない。
以上に説明した構成、及び、図5に示すユーザ管理テーブル500や図6に示す状態遷移管理テーブル600を用いて、制御部104は、図10のフローチャートに示す制御をおこなう。
本実施形態では、ユーザAが画像処理装置101にログインする場合を例にとって説明する。制御部104は、ユーザAからログイン要求を受付けると図10のフローチャートに示す制御を開始する。
まず、S1001で、制御部104は、ユーザAからログイン要求があると、図11に示すパスワード入力画面をタッチパネル部301に表示する。例えば、制御部104は、IDキー310が押されたか否かを判定し、IDキー310が押されたと判定した場合に、図11のパスワード入力画面をタッチパネル部301に表示する。
次にS1002で、制御部104は、図11に示すアクティブキー1103または非アクティブキー1104が押された場合に、パスワード入力画面のユーザID欄1101とパスワード欄1102に入力されたユーザIDとパスワードを用いてユーザ認証を行う。具体的に、制御部104は、入力されたユーザIDとパスワードを、予めHDD107のユーザ管理テーブル500に登録されたユーザIDとパスワードとを比較し、一致するものがあるか否かを判定する。一致するものがない場合、例えば、制御部104は、認証に失敗したことをパスワード入力画面に表示し、再度ユーザからユーザIDとパスワードを受付け、当該ユーザIDとパスワードを用いてユーザ認証を行う。認証に成功した場合には、制御部104は、状態遷移管理テーブル500のログイン時刻に記録された時刻を更新し、S1003に処理を進める。
S1003で、制御部104は、ユーザAがアクティブ状態でログインすることを要求したか、非アクティブ状態でログインすることを要求したかを判定する。例えば、制御部104は、S1002で、図11に示すパスワード入力画面のアクティブキー1103の押下によってログイン要求が行われたと判定すると、S1004に処理を進める。一方、制御部104は、S1002で、パスワード入力画面の非アクティブキー1104の押下によってログイン要求が行われたと判定すると、S1011に処理を進める。
S1004で、ユーザAの操作画面をアクティブ状態で表示する際に、他にアクティブ状態で表示されている操作画面に対応するユーザが存在する場合には、そのユーザの操作画面を非アクティブ状態に切替える必要がある。
そのため、S1004において、制御部104は、ユーザAがログインしたときに、既に操作画面がアクティブ状態で表示されている別のユーザが存在するか否かを判定する。以降、当該別のユーザをユーザBとして説明を続ける。S1004において、制御部104は、ユーザ管理テーブル500の「状態」欄505を参照し、操作画面がアクティブ状態で表示されているユーザBがいると判定した場合に、S1005に処理を進める。一方、制御部104は、ユーザ管理テーブル500の「状態」欄505を参照し、操作画面がアクティブ状態で表示されているユーザBが存在しないと判定した場合に、S1008に処理を進める。
S1005で、制御部104は、アクティブ状態で表示されたユーザ(ユーザB)の操作画面を非アクティブ状態に切替えるか否か、ユーザに決定させるための図12に示す画面をタッチパネル部301に表示する。そして、S1006に処理を進める。
S1006で、制御部104は、アクティブ状態で表示されたユーザ(ユーザB)の操作画面を非アクティブ状態に切替えるか否か判定する。例えば、制御部104は、図12に示す画面で、Yesキー1201が押された場合、ユーザBの操作画面を非アクティブ状態に移行させるように指示がなされたと判定し、S1007に処理を進める。
S1007で、制御部104は、アクティブ状態で表示されたユーザBの操作画面を非アクティブ状態に切替えるための処理を行う。具体的に、制御部104は、ユーザ管理テーブルの「状態」欄505に登録された状態のうち、アクティブ状態として登録されたユーザBの「状態」欄505を非アクティブ状態に書き換える。そして、S1008に処理を進める。
S1008で、制御部104は、ユーザAの操作画面をアクティブ状態で表示するための制御をおこなう。例えば、制御部104は、図5のユーザ管理テーブルのうち、ユーザAの「ログイン状態」欄504が「0」であれば「1」に書き換え、「状態」欄505を「アクティブ状態」に書き換える。そして、制御部104は、図13に示すユーザAの操作画面をタッチパネル部301に表示し、以降、当該操作画面を介して受付けた指示に基づく制御を行う。その後、制御部104は、図16のフローチャートに示す制御を行う。図16のフローチャートに示す制御についての説明は後で行う。
一方、S1006において、図12に示す画面で、Noが押された場合に、S1009に処理を進め、ユーザAの操作画面を非アクティブ状態にするための設定を行う。具体的に、制御部104は、ユーザAの「ログイン状態」欄504が「0」であれば「1」に書換え、「状態」欄505を「非アクティブ状態」に書き換える。
そして、S1010に処理を進め、制御部104は、図14に示すユーザBの操作画面をタッチパネル部301にアクティブ状態で表示させる。そして、制御部104は、当該操作画面を介して受付けた指示に基づく制御を行う。また、制御部104は、図18のフローチャートに示す制御を行う。図18のフローチャートに示す制御についての説明は後で行う。
一方、S1003で、制御部104は、S1002においてパスワード入力画面の非アクティブキー1104が押されたと判定すると、処理をS1011に進める。
S1011で、制御部104は、他にアクティブ状態のユーザ(ユーザB)が存在するか否かを判定する。アクティブ状態のユーザBが存在すると判定した場合に、制御部104は、S1012でユーザAの操作画面を非アクティブ状態にする。そして、S1013で、制御部104は、図14に示すユーザBの操作画面をタッチパネル部301にアクティブ状態で表示させる。そして、制御部104は、当該操作画面を介して受付けた指示に基づく制御を行う。また、制御部104は、図18のフローチャートに示す制御を行う。図18のフローチャートに示す制御についての説明は後で行う。
一方、S1011で、制御部104は、他に操作画面がアクティブ状態で表示されているユーザ(ユーザB)が存在しないと判定した場合に、S1014でユーザAの操作画面を非アクティブ状態にする。そして、S1015で、図15のユーザ選択画面をタッチパネル部301に表示する。そして、制御部104は、当該画面を介して受付けた指示に基づく制御を行う。例えば、ユーザは当該画面のユーザ表示欄1503に表示されたユーザを選択し、アクティブ状態キー1501や、ログアウトキー1502を押下することで、選択されたユーザの状態を移行する。制御部104は、ユーザが選択された状態でアクティブ状態キー1501が押された場合に、選択されたユーザの操作画面を非アクティブ状態からアクティブ状態に切替える。また制御部104は、ユーザが選択された状態で、ログアウトキー1502が押された場合に、選択されたユーザをログアウトさせる。また、制御部104は、図18のフローチャートに示す制御を行う。
次に、制御部104が、ログイン状態にあるユーザの状態を移行する制御について、図16、図18のフローチャートを用いて説明する。
まず、操作画面がアクティブ状態で表示されているユーザ(先の例に引き続き、ユーザAとして説明する。)に対して、制御部104が行う制御を、図16を用いて説明する。
S1601で、制御部104は、操作画面をアクティブ状態に移行したユーザAの「ログアウト基準時刻」欄604に記録されたログアウト基準時刻を設定する。既に設定されている場合には、更新する。
そして、ユーザAの操作画面がアクティブ状態で表示されている際に、制御部104は、図13のユーザA用の操作画面をタッチパネル部301に表示し、当該操作画面を介して、例えば、印刷設定や、ボックス機能設定等の様々な設定を受付ける。また、制御部104は、ユーザAの操作画面がアクティブ状態で表示されている場合に、図16のフローチャートのS1602〜S1605に示す処理を、繰り返し行う。
ただ、ユーザAの状態がアクティブ状態である場合に、ログアウト基準時刻を起点としてログアウト移行時間が経過するまでの間、操作部112により操作がなされなかった場合に、制御部104は、S1605からS1606に処理を進める。しかし、ログアウト移行時間が経過する前に、操作部112を介して何かしらの操作を受付けたと判定した場合には、S1603からS1604に処理を進める。そしてS1604で、制御部104は、図6の状態遷移管理テーブル600に記憶されているユーザのログアウト基準時刻を更新しS1605に処理を進める。
また、上述したS1602〜S1605の処理の途中で、別のユーザ(ユーザC)によってIDキー310が押下され、制御部104が図10のS1001〜S1008の処理を実行し、ユーザCをアクティブ状態でログインすることを許可した場合を想定する。この場合、S1602からS1607に処理を進め、制御部104は、アクティブ状態で表示されているユーザAの操作画面を非アクティブ状態に切替える。
そして、S1608で、制御部104は、図17に示す別のユーザ(ユーザC)の操作画面をタッチパネル部301に、アクティブ状態で表示する。
その後、S1609で、制御部104は、ユーザCの操作画面がアクティブ状態で表示されているうちは、ユーザAを非アクティブ状態で維持する。尚、S1611に示すように、ユーザCの操作画面がアクティブ状態で表示されている場合には、制御部104は、ユーザAがアイドル状態のまま、ログアウト基準時刻からユーザAに対して設定されているログアウト移行時間が経過してもユーザAをログアウトさせない。
これによって、例えば、元々ユーザAがアクティブ状態で表示された操作画面を介して作業を行っているときに、別のユーザ(ユーザC)に画像処理装置101の利用を譲った場合であっても、ユーザAが意図せずログアウトされる不具合を防止することができる。
その後、S1609で、制御部104は、ユーザCの操作画面がアクティブ状態ではなくなった場合に、S1610に処理を進め、ユーザAの操作画面をアクティブ状態で表示する。そして、ステップS1601に処理を進め、ログアウト基準時刻を設定しなおす。
このように、制御部104は、ユーザCの操作画面がアクティブ状態にある場合に、操作画面が非アクティブ状態にあるユーザAをログアウトさせずに、ユーザAをログアウトさせるまでの時間を予め設定されたログアウト移行時間よりも延長する。
また、制御部104が、S1602〜S1605の処理を行っている際に、操作部112による操作が、「ログアウト移行時間」欄606に記録された時間なされたなかった場合に、S1606に処理を進める。S1606で、制御部104は、ユーザAを画像処理装置101からログアウトさせる。この際に、制御部104は、タッチパネル部301に図15に示す画面を表示する。
なお、以上に説明した図16に示すフローチャートの処理の途中において、例えば図13に示すユーザAの操作画面で非アクティブ状態キー1309が押された場合には、ユーザAの操作画面を非アクティブ状態に切替え、図15に示す画面を表示する。また、制御部301は、ユーザAに対して図18に示すフローチャートの処理を行う。一方、図16に示すフローチャートの処理の途中で、図13に示す操作画面でログアウトキー1310が押された場合に、制御部104は、図15に示す画面を表示しユーザAを画像処理装置101からログアウトさせるための処理を行う。
また、制御部104は、ユーザCの操作画面がアクティブ状態で表示されている場合に、さらに別のユーザ(ユーザD)が画像処理装置101に、アクティブ状態でログインすることを許可する。
その場合、制御部104は、ユーザCの操作画面をアクティブ状態から非アクティブ状態に移行し、ユーザDの操作画面をアクティブ状態でタッチパネル部301に表示する。そして、制御部104は、ユーザDの操作画面がアクティブ状態で表示されている場合には、ユーザCに対して設定されているログアウト移行時間が経過しても、ユーザCを画像処理装置101からログアウトさせない。また、同様に、制御部104は、ユーザDの操作画面がアクティブ状態にある場合に、ユーザAに対して設定されているログアウト移行時間が経過しても、ユーザAを画像処理装置101からログアウトさせない。その後、制御部104は、ユーザDの操作画面がアクティブ状態ではなくなった場合に、ユーザCの操作画面をアクティブ状態で表示する。尚、この際も、制御部104は、ユーザCの操作画面がアクティブ状態で表示されている場合には、ユーザAに対して設定されているログアウト移行時間が経過しても、ユーザAを画像処理装置101からログアウトさせない。
このように、操作画面がアクティブ状態で表示されているあるユーザ(ユーザA)がいる場合に、別のユーザ(ユーザC)によってIDキー310が押下され、ログインすることを許可した場合に、制御部104は次の制御を行う。制御部104は、元々設定を行っていたユーザ(ユーザA)を所定時間の経過後に、画像処理装置からログアウトすることを禁止する。それによって、別のユーザに画像処理装置101の利用権限を一時的に譲ったユーザが、画像処理装置101から意図せずログアウトされることを防ぐことができる。
次に、非アクティブ状態にあるユーザ(ここでも、先の例に引き続き、ユーザAとして説明する。)に対して、制御部104が行う制御を図18に示すフローチャートを用いて説明する。
まずS1801で、制御部104は、ユーザBのログアウト基準時刻を設定する。
そして、S1802で、制御部105は、ユーザAのログアウト基準時刻から、ユーザAに対して設定されたログアウト移行時間が経過したかを判定し、経過していないと判定した場合にS1802の処理を繰り返す。一方、S1802で、制御部104は、ユーザAに対して設定されたログアウト移行時間が経過したと判定した場合にS1803に処理を進め、ユーザAをログアウトさせる処理を行い、処理を終了する。
尚、操作画面を非アクティブ状態からアクティブ状態に切替える際には、図15に示す画面において、操作画面をアクティブ状態に切替えたいユーザを選択し、アクティブ状態キー1501が押すとよい。その際に、制御部104は、選択されたユーザの操作画面をアクティブ状態で表示する。
このように、操作画面が非アクティブ状態にあるユーザをログアウト移行時間の経過後に画像処理装置101からログアウトさせることでセキュリティを向上させるが、装置の利用状況によって、ログアウトさせないことで装置の利便性も向上させることができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、ユーザCに対して画像処理装置101の利用を許可したユーザAの操作画面が非アクティブ状態に移行した場合に、当該ユーザCの操作画面がアクティブ状態にある場合には、ユーザAをログアウトさせる処理を行わない。そして、この状態、つまり、ユーザCの操作画面がアクティブ状態にある場合に、さらに別のユーザ(ユーザD)が画像処理装置101に、アクティブ状態でログインすることができる例について説明した。
第1の実施形態では、ユーザDの操作画面がアクティブ状態で画像処理装置101にログインした場合に、制御部104は、アクティブ状態で表示されていたユーザCの操作画面を非アクティブ状態に移行し、ユーザD用の操作画面をタッチパネル部301に表示する。そして、制御部104は、ユーザDの操作画面がアクティブ状態にある場合には、ログアウト移行時間が経過しても、ユーザC及びユーザAを画像処理装置101からログアウトさせない。つまり、ユーザDがアクティブ状態にある場合に、制御部104は、ユーザAとユーザCに対して画像処理装置101からログアウトさせるための処理を行うことを禁止し、ユーザA及びユーザCの非アクティブ状態を維持するように制御する。
しかしながら、この方法で、ログアウト移行時間の経過後にログアウトさせる処理をおこなわない対象となった非アクティブ状態のユーザが無制限に増えていくと、例えば、HDD107のリソースが減少し、制御部104の処理速度が低下することが懸念される。
そこで、第2の実施形態では、ログアウト処理を停止する非アクティブ状態のユーザの数に制限をかける例を説明する。
第2の実施形態では、S1611以外の制御は第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
第2の実施形態において、制御部104は、S1611で、あるユーザを、予め設定されたログアウト移行時間が経過してもログアウトしない状態にした場合に、当該状態と同じ状態にあるユーザの数が、所定数以上存在することになるか否か判定する。その結果、ユーザにより予め設定された数以上になると判定した場合には、制御部104は、次に示す処理を行う。
制御部104は、最も以前から非アクティブ状態にあるユーザを画像処理装置101からログアウトさせる。
それによって、予め設定されたログアウト移行時間の経過後にログアウトさせるための処理を行わない非アクティブ状態のユーザが、無制限に増加することを防ぐことができ、リソースの低減による処理速度の低下を防ぐことができる。
(第3の実施形態)
上述した実施形態では、あるユーザの操作画面がアクティブ状態で、別のユーザに画像処理装置101の利用を許可し、それによって操作画面が非アクティブ状態に移行したユーザに対してのみ所定時間経過後にログアウトするための処理を行わない例を説明した。
しかし、次に示す制御を行ってもよい。制御部104は、操作画面がアクティブ状態で表示されているユーザが存在しない場合には、操作画面が非アクティブ状態にあるユーザを、ログアウト移行時間の経過後に画像処理装置101からログアウトさせる。しかしながら、操作画面がアクティブ状態で表示されているユーザが存在する場合には、制御部104は、操作画面が非アクティブ状態にあるユーザ全員に対して、ログアウト移行時間経過後にログアウトさせるための処理を行わないように制御する。その制御例を、図19に示す。
まず、S1801で、制御部104は、ユーザAのログアウト基準時刻を設定する。
次に、S1802で、制御部104は、ログアウト基準時刻を起点とし、ログアウト移行時間が経過したか否か判定する。ログアウト移行時間が経過していないと判定した場合に、制御部104は、S1802の処理を繰り返す。一方、ログアウト以降時間が経過したと判定した場合には、制御部104は、S1901に処理を進める。
S1901で、制御部301は、操作画面がアクティブ状態で表示されているユーザが存在するか否か判定する。操作画面がアクティブ状態で表示されているユーザが存在すると判定した場合には、S1902に処理を進め、制御部104は、ユーザAのログアウト基準時刻を更新し、S1802に処理を進める。
このように、操作画面がアクティブ状態で表示されているユーザが存在する場合には、制御部104は、操作画面が非アクティブ状態にあるユーザを、ログアウト移行時間が経過しても、画像処理装置101からログアウトさせる処理を行わない。
それによって、操作画面がアクティブ状態で表示されているユーザの作業が長引いた場合でも、操作画面が非アクティブ状態にあるユーザが、画像処理装置101から、意図せずログアウトされてしまうことを防ぐことができる。
このように、操作画面が非アクティブ状態にあるユーザをログアウト移行時間の経過後に画像処理装置101からログアウトすることでセキュリティを向上させるが、装置の利用状況によっては、ログアウトさせないことで装置の利便性も向上させることができる。
(その他の実施形態)
以上の実施形態では、アクティブ状態の操作画面を表示部301を占有する形で操作画面を表示し、非アクティブ状態の操作画面は表示部301に表示しない例を説明したが、アクティブ状態と非アクティブ状態は次のように定義することもできる。例えば、図9に示すユーザごとの操作画面901と操作画面902のうち、操作画面901のように、操作画面がハイライト表示されており、ユーザは当該操作画面を介してジョブの設定や実行要求を行うことができる状態をアクティブ状態ということもできる。それに対して、図9の操作画面902のように、操作画面またはその一部が表示部301に表示されてはいるものの、ハイライト表示されておらず、ユーザは当該操作画面を介してジョブの設定や実行要求を行えない状態を非アクティブ状態ということもできる。非アクティブ状態にある操作画面に対応するユーザは、非アクティブ状態にある操作画面をアクティブ状態にするように指示した後に、アクティブ状態切替えられた操作画面を介して、ジョブの設定や実行指示を行う。アクティブ状態及び非アクティブ状態をこのように定義した場合でも、実施形態1〜実施形態3に説明した制御と同様の制御を行うことができる。
また、以上の実施形態では、画像処理装置101にログインする方法として、IDキー310を押下し、図11の画面を表示部301に表示させ、ユーザIDとパスワードを入力してログインする場合について説明した。しかし、画像処理装置101にログインする方法はこれに限るものではない。たとえば、画像処理装置101がデバイスポートを備えていて、例えばユーザは通信可能なIDカードをデバイスポートに差し込むことによって、ログインする方法を用いてもよい。この場合、画像処理装置101の制御部104は、差し込まれたIDカード内に記憶されているユーザIDとパスワードを読み取り、ユーザ認証に成功した場合に、そのユーザを画像処理装置101にログインすることを許可する。尚、このログイン方法の場合、あるユーザの操作画面がアクティブ状態にある場合に、別のユーザがIDカードを用いてログインする際に、アクティブ状態にあるユーザの操作画面を表示したまま非アクティブ状態で画像処理装置101にログインさせるとよい。それによって、もともとアクティブ状態にあった操作画面で操作を行っているユーザの操作を妨げることなく、別のユーザを画像処理装置101にログインすることができる。IDカードは、画像処理装置101と有線で通信するものに限らず、無線通信するものであってもよい。
以上の実施形態で説明した画像処理装置101では、制御部104が、タッチパネル部301に画面を表示する例を説明したが、タッチパネル部301が、独自に制御部と表示用メモリを備える構成にしてもよい。その場合、制御部301は、表示用のデータをタッチパネル部が備える表示用メモリに送り、タッチパネル部が備える制御部が、当該表示用メモリに記憶された表示用のデータに基づいて表示を行う。
以上の本形態で既述の制御で特に重要な構成の例を以下に順番に例示する。
まず、本形態の画像データを用いたジョブを実行する画像処理装置を例にとって説明した情報処理装置は、複数のユーザがログインした状態を維持する。また、その情報処理装置は、表示手段に表示されるべきログイン中のユーザの操作画面を、ユーザによる操作が可能なアクティブ状態またはユーザによる操作が不可能な非アクティブ状態に切替可能に構成されている。
上記構成を前提に、例えば、その情報処理装置が備える制御部104は、次のように構成されている。制御部104は、情報処理装置にログインしたユーザを、所定のアイドル時間経過後に、当該情報処理装置から自動的にログアウトさせる。
また、上記構成を前提に、制御部104は、表示手段にあるユーザ(第1のユーザ)の操作画面がアクティブ状態で表示され、別のユーザ(第2のユーザ)の操作画面が非アクティブ状態にある場合、次の制御を行う。制御部104は、当該非アクティブ状態にある操作画面に対応する別のユーザ(第2のユーザ)を、所定のアイドル時間が経過しても情報処理装置から自動的にログアウトさせないよう制御する。
このように、本形態は、以上に例示したような制御を実行可能に構成されている。
また、制御部104は、第1のユーザの操作画面が表示手段にアクティブ状態で表示されている場合に、非アクティブ状態にある操作画面に対応する第2のユーザの操作画面をアクティブ状態に切替えるように指示がなされると、次の制御を行う。制御部104は、第2のユーザの操作画面を非アクティブ状態からアクティブ状態に切替え、第1のユーザの操作画面をアクティブ状態から非アクティブ状態に切替える。
このように本形態は、以上に例示したような制御を実行可能に構成されている。
また、制御部104は、表示手段に第1のユーザの操作画面をアクティブ状態で表示する場合に、第1のユーザ以外の操作画面を表示手段に表示しないよう制御する。
このように本形態は、以上に例示したような制御を実行可能に構成されている。
また、制御部104は、所定時間が経過しても情報処理装置からログアウトさせないよう制御する対象となったユーザが所定数以上存在する場合に、当該ユーザのうちのいずれかのユーザを情報処理装置からログアウトさせる。
このように本形態は、以上に例示したような制御を実行可能に構成されている。
以上の例示したような本実施形態の情報処理装置により奏することが可能な効果以下に例示する。
例えば、装置の利用状況に応じて、ユーザの状態を移行させることで、セキュリティの向上と装置の利便性の向上を両立させることができる。
尚、以上の実施形態で説明した、情報処理システム(例えば、印刷システム)は、情報処理装置(画像処理装置101)と他の装置(クライアントコンピュータ、および/または、サーバコンピュータ)とからなるシステムとして説明した。しかし、これに限らず、情報処理システム(例えば、印刷システム)は、情報処理装置(画像処理装置101)単体からなっていてもよい。
例えば、上述した実施形態では、ユーザごとの認証情報を画像処理装置101内のHDD107に記憶する例を説明したが、履歴情報は、サーバコンピュータ105、あるいはクライアントコンピュータが記憶しておく構成にしてもよい。
また、以下に、図20に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像処理装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図20は、本発明に係る画像処理装置で読取可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図10、図16、図18に示す制御手順が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより実行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、HDD、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、コンピュータ読取可能な記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、次のようなものがある。例えば、クライアントコンピュータ103のブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのものを、HDD等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをHDD等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布することもできる。そして、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することもできる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現される場合に限らない。例えば、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づいた制御を行うことも可能である。例えば、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の実施形態に係る画像処理システムのシステム構成を表す図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置におけるハードウェア構成を表す図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置のユーザの操作部を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置のHDDを説明するための図である。 本発明の実施形態に係るユーザ管理テーブルを説明するための図である。 本発明の実施形態に係る遷移状態管理テーブルを説明するための図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル部に表示する表示画面の例を説明する図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル部に表示する表示画面の例を説明する図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル部に表示する表示画面の例を説明する図である。 本発明の実施形態に係る制御手順の例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態に係るタッチパネル部に表示する表示画面の例を説明する図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル部に表示する表示画面の例を説明する図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル部に表示する表示画面の例を説明する図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル部に表示する表示画面の例を説明する図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル部に表示する表示画面の例を説明する図である。 本発明の実施形態に係る制御手順の例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態に係るタッチパネル部に表示する表示画面の例を説明する図である。 本発明の実施形態に係る制御手順の例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態に係る制御手順の例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態に係るプログラムコード群を説明する図である。
符号の説明
101 画像処理装置
102 サーバコンピュータ
103 クライアントコンピュータ
104 制御部
107 HDD
112 操作部
113 スキャナ部
114 プリンタ部
301 タッチパネル部
307 ユーザモードキー
310 IDキー

Claims (10)

  1. 複数のユーザがログインした状態を維持し、表示手段に表示されるべきログイン中のユーザの操作画面を、ユーザによる操作が可能なアクティブ状態またはユーザによる操作が不可能な非アクティブ状態に切替可能な情報処理装置であって、
    前記情報処理装置にログインしたユーザを、所定のアイドル時間経過後に当該情報処理装置から自動的にログアウトさせる制御手段を備え、
    前記制御手段は、前記表示手段に第1のユーザの操作画面がアクティブ状態で表示され、前記第2のユーザの操作画面が非アクティブ状態にある場合、当該非アクティブ状態にある操作画面に対応する前記第2のユーザを、前記所定のアイドル時間が経過しても前記情報処理装置から自動的にログアウトさせないよう制御することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1のユーザの操作画面が前記表示手段にアクティブ状態で表示されている場合に、非アクティブ状態にある操作画面に対応する前記第2のユーザの操作画面をアクティブ状態に切替えるように指示がなされると、
    前記第2のユーザの操作画面を非アクティブ状態からアクティブ状態に切替え、前記第1のユーザの操作画面をアクティブ状態から非アクティブ状態に切替えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記表示手段に前記第1のユーザの操作画面をアクティブ状態で表示する場合に、前記第1のユーザ以外の当該操作画面を前記表示手段に表示しないよう制御することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記所定のアイドル時間が経過しても前記情報処理装置からログアウトさせないよう制御する対象となったユーザが所定数以上存在する場合に、当該ユーザのうちのいずれかのユーザを前記情報処理装置からログアウトさせることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 複数のユーザがログインした状態を維持し、表示手段に表示されるべきログイン中のユーザの操作画面を、ユーザによる操作が可能なアクティブ状態またはユーザによる操作が不可能な非アクティブ状態に切替可能な情報処理装置の制御方法であって、
    前記情報処理装置にログインしたユーザを、所定のアイドル時間経過後に当該情報処理装置から自動的にログアウトさせるが、
    前記表示手段に第1のユーザの操作画面がアクティブ状態で表示され、前記第2のユーザの操作画面が非アクティブ状態にある場合、当該非アクティブ状態にある操作画面に対応する前記第2のユーザを、前記所定のアイドル時間が経過しても前記情報処理装置から自動的にログアウトさせないよう制御することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  6. 前記第1のユーザの操作画面が前記表示手段にアクティブ状態で表示されている場合に、非アクティブ状態にある操作画面に対応する前記第2のユーザの操作画面をアクティブ状態に切替えるように指示がなされると、
    前記第2のユーザの操作画面を非アクティブ状態からアクティブ状態に切替え、前記第1のユーザの操作画面をアクティブ状態から非アクティブ状態に切替えることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置の制御方法。
  7. 前記表示手段に操作画面をアクティブ状態で表示する場合に、当該操作画面を前記表示手段を占有するように表示することを特徴とする請求項5または請求項6に記載の情報処理装置の制御方法。
  8. 前記所定のアイドル時間が経過しても前記情報処理装置からログアウトさせないよう制御する対象となったユーザが所定数以上存在する場合に、当該ユーザのうちのいずれかのユーザを前記情報処理装置からログアウトさせることを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれかに記載の情報処理装置の制御方法。
  9. 請求項5乃至請求項8のいずれかに記載の情報処理装置の制御方法を、前記情報処理装置のコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  10. 請求項5乃至請求項8のいずれかに記載の情報処理装置の制御方法を、前記情報処理装置のコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体。
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