JP2008261531A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の空気調和機の風向変更羽根の位置検出方法では、アナログ出力信号をＡＤポートに入力し一定時間でサンプリングしているため、停止させようとする位置から大きくずれてしまうという課題があった。
【解決手段】フォトインタラプタ１と、羽根を駆動するモータに同期して回転しフォトインタラプタ１の出力をパルス信号をＯＮ／ＯＦＦするスリット５を有する位置検出器４を設けることにより、フォトインタラプタ１に入力されたパルス信号がＯＮの間、フォトインタラプタ１から出力されたパルス信号をカウントすることで空気調和機の羽根を任意の位置に停止させることができる。
【選択図】図１
【解決手段】フォトインタラプタ１と、羽根を駆動するモータに同期して回転しフォトインタラプタ１の出力をパルス信号をＯＮ／ＯＦＦするスリット５を有する位置検出器４を設けることにより、フォトインタラプタ１に入力されたパルス信号がＯＮの間、フォトインタラプタ１から出力されたパルス信号をカウントすることで空気調和機の羽根を任意の位置に停止させることができる。
【選択図】図１
Description
本発明は、空気調和機のモータにより駆動された羽根の任意の位置を検出することができる空気調和機に関するものである。
従来、この種の空気調和機の位置検出は、モータにより駆動させられた羽根の位置を検出するフォトインタラプタ１の出力を制御基板２内のマイコン３に入力し、羽根の位置を検出している（例えば、特許文献１参照）。
図４は、特許文献１に記載された従来の空気調和機に設置された位置検出器の回路図、図５はその構成を示す配置図である。フォトインタラプタ１の出力信号を直接入力させ、任意の位置に羽根を停止させている。
特開平９−１７８２５９号公報
しかしながら、前記従来の構成では、フォトインタラプタ１の出力信号は、モータに備えた位置検出器４により任意の位置でフォトインタラプタ１の信号をＯＮ／ＯＦＦしている。フォトインタラプタ１からの出力はアナログ信号で、図６のような特性を示すため、マイコン３の入力ポートは、ＡＤ入力ポートとする必要がある。ＡＤポートでは、一定時間でサンプリングをしているため、閾値電圧を検出して羽根を停止させようとしても、既に本来停止すべき位置から大きくズレてしまうという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、羽根の位置ズレを少なくして停止させることができる空気調和機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機は、フォトインタラプタの入力信号をマイコンからパルス信号として送信し、モータと同期して動作する位置検出器によって出力信号をＯＮ／ＯＦＦさせ、マイコンに返ってきたパルス信号をカウントして羽根の停止位置を検出させることにより、空気調和機の羽根を任意の位置で、ズレを少なく安定に停止させることができる。
本発明の空気調和機は、風向変更用の羽根を任意の位置で、正確に安定的に停止させることができる。
本発明は、空気調和機の風向変更用の羽根の位置を検出するフォトインタラプタと、モータに同期して回転する位置検出器に、フォトインタラプタの入力信号としてパルス信号送信するマイコンと、フォトインタラプタの出力信号をＯＮ／ＯＦＦする検出窓を備えたことを特徴とするものである。
これにより、風向変更用の羽根を任意の位置で、正確に停止させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
（実施の形態１）
図１は、本発明の第１の実施の形態における回路図を示す。図２は、フォトインタラプタ１と位置検出器４との配置図である。図３は、フォトインタラプタ１の出力信号と位置検出器４の出力信号の特性グラフである。
図１は、本発明の第１の実施の形態における回路図を示す。図２は、フォトインタラプタ１と位置検出器４との配置図である。図３は、フォトインタラプタ１の出力信号と位置検出器４の出力信号の特性グラフである。
空気調和機に設置されている上下羽根は、ステッピングモータにより駆動され任意の位置まで移動する。任意の位置を検出するためにフォトインタラプタ１に入力するパルス信号とフォトインタラプタ１とモータに同期して回転する位置検出器４が設けられており、フォトインタラプタ１は、位置検出器４の開口部からパルス信号として出力され、出力信号のパルスをカウントすることで、停止位置を検出する。停止位置から任意のパルス数をカウントすることで、上下羽根を任意の位置で安定的に停止させることができる。
以上のように、本発明は、風向変更羽根に限らず、稼動機構の位置を検出する必要のある、空気調和機以外の機器の用途にも適用できる。
１ フォトインタラプタ
２ 制御基板
３ マイコン
４ 位置検出器
５ スリット
２ 制御基板
３ マイコン
４ 位置検出器
５ スリット
Claims (1)
- 空気調和機に取付けられたモータにより駆動される風向変更用の羽根の位置を検知するフォトインタラプタと、前記フォトインタラプタの入力にパルス信号を送信するマイコンと、前記フォトインタラプタの出力信号をＯＮ／ＯＦＦする検出窓を有する位置検出器を備えたことを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007103641A JP2008261531A (ja) | 2007-04-11 | 2007-04-11 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007103641A JP2008261531A (ja) | 2007-04-11 | 2007-04-11 | 空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008261531A true JP2008261531A (ja) | 2008-10-30 |
Family
ID=39984138
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007103641A Pending JP2008261531A (ja) | 2007-04-11 | 2007-04-11 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2008261531A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018211633A1 (ja) * | 2017-05-17 | 2018-11-22 | 三菱電機株式会社 | サーキュレータ及びサーキュレータシステム |
| CN109506347A (zh) * | 2018-10-22 | 2019-03-22 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种扫风电机同步运行的控制方法、系统及空调器 |
-
2007
- 2007-04-11 JP JP2007103641A patent/JP2008261531A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018211633A1 (ja) * | 2017-05-17 | 2018-11-22 | 三菱電機株式会社 | サーキュレータ及びサーキュレータシステム |
| CN109506347A (zh) * | 2018-10-22 | 2019-03-22 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种扫风电机同步运行的控制方法、系统及空调器 |
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