JP2008261242A - 車輌のマフラ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 排気パイプを備える車輌のマフラ装置において、排気パイプの内側に、水滴捕捉部材が設けられている。また、前記水滴捕捉部材は、排気パイプから環状に内方突出した水滴堰き止め環と、水滴堰き止め環の内端から排気パイプの基部側に向けて環状に突出した突出環とを有する。
【選択図】図5
Description
本発明は上記問題点に鑑み、排気パイプの排気口から黒い液状の水滴が外部に排出されないようして、黒い液状の水滴で排気パイプの周囲を汚すことがないようにしたものである。
排気パイプの内側に、水滴捕捉部材が設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記水滴捕捉部材は、排気パイプから環状に内方突出した水滴堰き止め環と、水滴堰き止め環の内端から排気パイプの基部側に向けて環状に突出した突出環とを有する点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記排気パイプは上方突出しており、排気パイプにその上部側を湾曲させた湾曲部が設けられ、湾曲部の上方側に前記水滴捕捉部材が配置され、水滴捕捉部材の突出環がその突出端に向けて前上がりに傾斜されている点にある。
図1及び図2において、1は車輌であるトラクタで、前部のディーゼル等のエンジン2に伝動ケース(クラッチハウジング、ミッションケース等)3を連結して車体4が構成され、該車体4は左右一対の前輪5及び後輪6で支持されている。
車体4の後部上には、車体4の後部に三点リンク7を介して装着される作業機を昇降する油圧装置9が設けられており、この油圧装置9上には、外部に圧油を取り出し可能とすると共に、トラクタ1に装着される油圧作業機等の油圧機器を制御弁する補助コントロールバルブ10A,10B,10Cが、図例では、3連設けられている。
また、このトラクタ1にあっては、車体4上にキャビン15が搭載され、キャビン15は箱形状に形成され、左右一対の前支柱16と左右一対の後支柱17と左右一対の中間支柱18と屋根部材19とを有し、左右一対の前支柱16に手すり20がそれぞれ前方突出状に取り付けられている。キャビン15は、弾性ゴム等の緩衝材を介して車体4に取り付けられており、車体4の振動がキャビン15に伝達されにくく、またキャビン15内の騒音を低減するように構成されている。
図3及び図4に示すように、エンジン2にマフラ装置28が接続されている。マフラ装置28は、マフラ本体29と、マフラ本体29に接続されてボンネット14から外側方(横方向)に突出されたマフラパイプ30から主構成され、エンジン2に設けられた図示省略の排気マニホールドに接続されている。マフラ本体29に接続菅34が右側方に突設されている。
排気パイプ33の下端部は中間パイプ32に接続バンドにより接続されている。排気パイプ33の上端に排気口38が設けられている。排気パイプ33にパイプカバー39が外嵌されている。パイプカバー39は排気パイプ33よりも大径の円筒状に形成され、外周に多数の通気孔が設けられている。パイプカバー39は、排気パイプ33の上部側中途部から下端部亘って外嵌され、排気パイプ33の上端部はパイプカバー39から上方突出されている。
排気パイプ33の上端部(先端部)の内側に水滴捕捉部材43が設けられている。水滴捕捉部材43は排気口38の開口縁部に溶接等により固着して設けられ、水滴捕捉部材43は、排気パイプ33から環状に内方突出した水滴堰き止め環44と、水滴堰き止め環44の内端から排気パイプ33の基部側に向けて環状に突出された突出環45とを有している。
排気パイプ33は、上下方向の中途部の2箇所でマフラステー47と取付ブラケット48を介してキャビン15の右側の前支柱16に支持されている。
図9乃至図11に示すように、キャビン15の右側の前支柱16に取付ブラケット48が突設されている。取付ブラケット48の一端部は前支柱16に固着され、取付ブラケット48の他端部は手すり20に固着されている。
図9〜図11に示すように、1連目の補助コントロールバルブ10Aを操作する操作レバー24A、2連目の補助コントロールバルブ10Bを操作する操作レバー24Bは、その基部側に円筒形のボス74A,ボス74Bが固定され、これらボス74A,ボス74Bは1つの支軸69に軸心回りに回動自在で且つ軸心方向移動自在に外嵌されることで、操作レバー24A、操作レバー24Bが支軸69の軸心回りに揺動操作(回動操作)自在で、且つ支軸69の軸心方向(揺動軸心方向)に移動自在に支持されている。
支軸69の長手方向中央部に係止ピン75が外方突出状に挿通固定されており、操作レバー24Bのボス74Bは係止ピン75と一方の支持部材70との間で挟持されて、支軸69の軸心方向に移動不能とされている。操作レバー24Aのボス74Aと係止ピン75との間に、支軸69に外嵌された戻しバネ80が設けられ、戻しバネ80は、操作レバー24Aのボス74Aを支軸69に対して他方の支持部材71側に付勢している。
図11において、操作レバー24Aが仮想線Aで示す位置にあるときが中立位置であり、この中立位置Aから、仮想線Bで示す一方の操作位置、又は、仮想線Cで示す他方の操作位置まで操作レバー24Aが揺動操作可能とされており、中立位置Aから操作位置B,Cまでの操作範囲内にある操作レバー24Aから操作力を解除する(操作レバー24Aから手を放す等する)と、補助コントロールバルブ10Aの戻しバネのバネ力によって、操作レバー24Aが中立位置Aに自動復帰するようになっている。
また、操作レバー24Aを中立位置Aから一方の操作位置B側に揺動操作すると、補助コントロールバルブ10Aが開き、油圧機器側に接続される2つのポートの内、一方のポートから油圧機器に圧油が供給され、他方のポートを介して油圧機器からの戻り油がタンク(ミッションケース)へと戻される。
また、操作レバー24Aを中立位置Aから操作位置B,Cに揺動操作するにしたがって、油圧機器への圧油の供給量が増大するようになっている。
操作レバー24Aのボス74Aに係合ピン81が溶接等に固着され、係合ピン81は頭部81aを有している。操作レバー24Aを中立位置Aから一方の操作位置Bまで揺動して、図10に示す如く戻しバネ80に抗して支持部材70側に移動させることにより、図11に示すように係合ピン81の頭部81aが係止ピン75に係脱自在に係合して、操作レバー24Aを一方の操作位置B側にロックするように構成されている。
また、操作レバー24Aを、一方の操作位置Bまで揺動操作して、戻しバネ80の付勢に抗して揺動軸心方向一方の支持部材70側に移動させると、図10に示すように、係合ピン81の頭部81aが、係止ピン75に係合可能な位置に移動し、この状態にて、操作レバー24Aを一方の操作位置Bから中立位置A側に若干戻すと、図12に示すように、係合ピン81の頭部81aが係止ピン75に係合する。この状態で、操作レバー24Aから手を放して、操作レバー24Aの操作力を解除しても、係合ピン81の頭部81aが係止ピン75に係合して、操作レバー24Aの他方の支持部材71側への移動が規制されると共に、係合ピン81の軸部が係止ピン75に接当していて、操作レバー24Aの中立位置A側への揺動が規制され、これによって、操作レバー24Aが、図10に示すように、一方の操作位置B近傍の操作位置に保持されるようになっている。
上記実施の形態によれば、バルブを操作する操作レバー24Aが、中立位置Aから操作位置Bに操作し、その操作力を解除すると、中立位置Aに自動復帰するように構成されているにも拘わらず、操作位置B側で係合ピン81の頭部81aを係止ピン75に係合させることにより、操作レバー24Aを操作位置B側に保持させることができ、バルブで制御される機器を連続作動させることができる。また、操作レバー24Aを、中立位置Aと操作位置Bとの間で自由に操作可能な通常操作位置から、係合ピン81が係止ピン75に係合可能な係合可能位置に変位可能としたことにより、操作レバー24Aを操作位置Bに操作し、該操作レバー24Aを把持したまま操作レバー24Aを係合可能位置に変位させることができ、操作性がよい。
従って、例えばラッピングマシン、ポテトハーベスタのように油を流し放しにして作業を行う作業機では、条件付きで仕様できる高価なバルブを使わずに操作レバー24Aを簡単かつ確実にロックして、油を流し放しにすることができ、便利である。
上記実施形態の場合、排気パイプ33の内面にすすが付着すると共に結露よる水滴が付着した状態で、エンジンを始動しても、水滴とすすとが混ざり合って黒い液状となった水滴Wは、排気ガスに押されて排気パイプ33の内面をつたわって上がり、水滴捕捉部材43の水滴堰き止め環44によって確実に堰き止められ、排気口38から排気パイプ33の外部に排出されず、排気パイプ33の内部に溜まる。そして、排気パイプ33の温度が上がってくると、黒い液状となった水滴Wは蒸発して消えてしまう。排気パイプ33の内面にU字状の水滴捕捉部材43を追加するだけで、黒い液状となった水滴Wの排出を防ぐことができて、黒い液状となった水滴Wの排出を製造容易でかつ安価に提供することができる。
また、前記実施の形態では、マフラ装置28の排気パイプ33は上方突出しているが、これに代え、マフラ装置28の排気パイプ33は前後方向又は側方に突出したものであってもよい。
28 マフラ装置
33 排気パイプ
41 湾曲部
43 水滴捕捉部材
44 水滴堰き止め環
45 突出環
Claims (3)
- 排気パイプ(33)を備える車輌のマフラ装置において、
排気パイプ(33)の内側に、水滴捕捉部材(43)が設けられていることを特徴とする車輌のマフラ装置。 - 前記水滴捕捉部材(43)は、排気パイプ(33)から環状に内方突出した水滴堰き止め環(44)と、水滴堰き止め環(44)の内端から排気パイプ(33)の基部側に向けて環状に突出した突出環(45)とを有することを特徴とする請求項1に記載の車輌のマフラ装置。
- 前記排気パイプ(33)は上方突出しており、排気パイプ(33)にその上部側を湾曲させた湾曲部(41)が設けられ、湾曲部(41)の上方側に前記水滴捕捉部材(43)が配置され、水滴捕捉部材(43)の突出環(45)がその突出端に向けて前上がりに傾斜されていることを特徴とする請求項2に記載の車輌のマフラ構造。
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- 2007-04-10 JP JP2007102947A patent/JP2008261242A/ja active Pending
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