JP2008260204A - 建築用合わせ板 - Google Patents
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Abstract
【課題】
従来の建築用合わせ板の多数の溝は巾方向に突き抜けているため曲げに対して強度が弱く、かつ横から溝が見えて見栄えが良くない。本発明は反り、ねじれが生ぜず、かつ曲げに対して強度が強くて見栄えが良く、さらに二枚の板材を容易に、正確に接着できる建築用合わせ板を提供することである。
【解決手段】
板目取りした二枚の板材を貼り合わせた建築用合わせ板において、前記板材の巾方向の両端に突き抜けておらず、かつ巾方向にのびる複数の溝を形成している。二枚の板材の溝同士は貼り合わされた状態で一致するように形成している。
【選択図】 図4
Description
ドアなどの建具の框等に使用される建築用合わせ板に関する。
丸太より板目取りした長尺の板材は乾燥すると反りが生じ易い。
そのため従来の建築用合わせ板として二枚の板材を張り合わせて互いに接着させている。その一方の板材には巾方向に突き抜けた多数の溝を形成し木材の繊維を切断して反り、ねじれを防止している(例えば特許文献1参照)。
特開2000−135705
従来の建築用合わせ板の多数の溝は巾方向に突き抜けているため曲げに対して強度が弱く、かつ横から溝が見えて見栄えが良くない。本発明は反り、ねじれが生ぜず、かつ曲げに対して強度が強くて見栄えの良い建築用合わせ板を提供することである。
上記の目的を達成するために請求項1記載の発明は、板目取りした二枚の板材を貼り合わせた建築用合わせ板において、前記板材の巾方向の両端に突き抜けておらず、かつ巾方向に伸びる複数の溝を形成していることを特徴とする。請求項2記載の発明は、二枚の板材の溝同士は貼り合わされた状態で一致するように形成していることを特徴とする。
請求項1記載の発明においては、溝は板材の巾方向の両端に突き抜けていないので見栄えが良く、曲げに対して強度が大であり、かつ溝が木材の繊維を切断しているため反り、ねじれが防止できる。また請求項2記載の発明においては、長尺の板材同士を長手方向と巾方向容易に、かつ正確に接着できる。
図1は丸太を板目取りした長尺の板材1を示す。その板材1の巾方向の両端に突き抜けておらず、かつ巾方向に伸びる複数の溝2を図2、図3に示すように形成する。溝2の深さは、板厚の70から80%が好ましい。二枚の板材1は、溝同士が向かい合うように接着されて建築用合わせ板が出来る。
なお二枚の板材の溝同士は、図4に示すごとく一致するように形成されていることがより好ましい。一方の板材のいずれか一箇所の溝2内に溝巾と溝長さと略等しく、かつ溝深さより大きな位置決め板3を置き、その後他方の板材の対応する溝2位置決め板3を嵌めて板材同士を図5に示すごとく接着する。このようにすることによって長尺の板材同士を長手方向と巾方向容易に、かつ正確に接着できる。
図6は、合わせ板の第二の実施例を示し、溝4をジグザグ状に形成したものである。
図7は、合わせ板の第三の実施例を示し、この二つのジグザグ状の溝5を組み合わせたものである。
図8は、合わせ板の第四の実施例を示し、溝6を斜めに形成したものである。
図9は、合わせ板の第五の実施例を示し、溝7Aと溝7BをU溝7Cで接続したものである。
1 丸太を板目取りした長尺の合わせ板
2 溝
3 位置決め板
Claims (2)
- 板目取りした二枚の板材を貼り合わせた建築用合わせ板において、前記板材の巾方向の両端に突き抜けておらず、かつ巾方向に伸びる複数の溝を形成していることを特徴とする建築用合わせ板。
- 二枚の板材の溝同士は貼り合わされた状態で一致するように形成していることを特徴とする請求項1記載の建築用合わせ板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007104471A JP2008260204A (ja) | 2007-04-12 | 2007-04-12 | 建築用合わせ板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007104471A JP2008260204A (ja) | 2007-04-12 | 2007-04-12 | 建築用合わせ板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008260204A true JP2008260204A (ja) | 2008-10-30 |
Family
ID=39983061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007104471A Pending JP2008260204A (ja) | 2007-04-12 | 2007-04-12 | 建築用合わせ板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008260204A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020089978A (ja) * | 2018-12-03 | 2020-06-11 | 株式会社ユニウッドコーポレーション | 準不燃又は難燃木材と、その生産方法 |
-
2007
- 2007-04-12 JP JP2007104471A patent/JP2008260204A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020089978A (ja) * | 2018-12-03 | 2020-06-11 | 株式会社ユニウッドコーポレーション | 準不燃又は難燃木材と、その生産方法 |
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