JP2008259635A - 洗濯物の圧搾式脱水方法及び圧搾式脱水機 - Google Patents

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Abstract

【課題】通水性を備えたバスケット内に投入された洗濯物を押圧体で圧搾して脱水する方法及び装置に関し、洗濯物と共にバスケット内に流入した多量の水を速やかに排出して脱水時間を短縮すると共に、高速脱水に伴って増大する洗濯物の歪や応力を軽減して、破れなどの洗濯物の損傷を未然に防止する。
【解決手段】圧搾工程の立ち上げの際にエゼクタや真空ポンプなどの吸引機23でバスケット2内の過剰の水と空気を強制的に吸い出すことで、押圧体1による加圧力の立ち上げを速くする。吸引機23としてエゼクタを用いることにより、吸引動作の立上がりを早くでき、排水路24の切換などの操作を必要としない利点が得られる。エゼクタの駆動流体は、蒸気又は圧縮空気や水を使用する。圧搾工程に入って押圧体1の圧力が立ち上がった後もしばらく吸引を継続することで、脱水時間を更に短縮することができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、通水性を有する搬送ベルトやトレイ上に洗濯水と共に排出された洗濯物を上方から下降してくる押圧体の弾性押圧面で加圧して圧搾することにより、当該洗濯物に含まれている水分を脱水する方法及び装置に関するものである。
洗濯物の圧搾式脱水機は、洗濯物に含まれている水分を弾性押圧面(スポンジなどの中実弾性体の下面又は上部に加圧流体室を形成する弾性膜の下面)を備えた押圧体で押し絞って脱水する装置であり、主に連続水洗機などと組み合わせて業務用のタオルやシーツなどを大量に洗濯する洗濯ラインに用いられている。この種の圧搾式脱水機は、遠心脱水機等に比べて処理速度が速く、洗濯ロッド毎に塊となって洗濯機から排出される洗濯物の脱水に特に適しており、更に脱水後の洗濯物が所定形状の塊となるので、搬送コンベアなどによる洗濯物乾燥機への搬送にも都合がよい。
この種の圧搾式脱水機は、例えば図7に示すように、脱水済の洗濯物を搬送する搬送コンベア4の搬送方向上流端部分に配置される。洗濯機からの洗濯物排出シュート41が搬送コンベアの上流端部分に向けられ、シュート41から落下した洗濯物が周囲に広がらないように、多数の水抜き孔を設けた周壁17で搬送コンベアの上流端部分を囲ってある。この搬送コンベアの上流端部分は、押圧力を受ける受板5の上に載っており、当該受板上の搬送コンベア4の搬送面と周壁17とが、通水性を備えたバスケット2を形成している。洗濯機から洗濯物を受取るとき及び洗濯物を脱水するときは、周壁17の下縁は搬送コンベア4の搬送面に押接されており、バスケット]から脱水済洗濯物を搬出するときは、周壁17が上動して搬送ベルトと周壁17との間に洗濯物の搬送のための開口が形成される。
バスケット2の上方には、ロッド9を下向きにした昇降駆動装置(油圧シリンダやエアシリンダ)8が配置され、このロッド9の下端に押圧体1が固定されている。ロッド9の下降動作により、押圧体1がバスケット2内で下降し、受板5との間で洗濯物を圧搾して、当該洗濯物の脱水を行う。押圧体1は、下部をスポンジなどの中実の弾性体で形成するか、上部のベース円板10との間に流体を封入した流体室12を形成する弾性膜13を備えた構造とし、押圧体1の下面が洗濯物の上面の形状に従って変形することで、洗濯物が均一な圧力で押圧されるようになっている。
図7に示した圧搾式脱水機の動作について説明すると、押圧体1が上昇した状態でシュート41からバスケット2内に洗濯物が投入され、次に押圧体1が下降して受板5との間で洗濯物を押圧して水分を絞り出す。次に押圧体1が上昇してバスケット2内の圧力を開放し、少し遅れて周壁17が上昇する。次いで搬送コンベア4が駆動されて、脱水した洗濯物を乾燥機へと搬送する。この動作を繰返すことによって、シュート41から間欠的に投入される洗濯物の脱水が行われる。
押圧体1による圧搾動作は、弱い力で押圧体1を下降させ、そのあと油圧シリンダ8に供給する油圧力を上昇させて所定の最終圧まで上げ、そのあと所定時間の間当該最終圧を保持するという動作で行われている。
特許文献1には、この種の圧搾式脱水機において、洗濯物を弾性膜で加圧脱水する際に洗濯物の中央が高く周辺部ほど低くなることに起因して、脱水率が不均一となるのを防止することを目的として、洗濯物の下方中央部に位置する受圧面側に吸引脱水部材を設けた洗濯物の脱水装置が提案されている。この脱水装置では、バスケット内で塊状に堆積した洗濯物の中央部に水が残るのを防止するために、底板の中央部のみから水を吸引している。
また、特許文献2には、洗濯物を圧搾する押圧体に空気の供給管又は水の導出管に連結された多くの孔を設けた圧搾式脱水機が提案されており、バスケットの上部からの水の導出(上部排水)の終相の間、圧縮空気をバスケットの上部に導入し、水をバスケットの上部から排出する構造の圧搾式脱水機が提案されている。
実開昭58−74493号公報 特開昭60−242895号公報
圧搾式脱水機は、連続水洗機で洗濯された洗濯物の脱水に用いられることが多い。連続水洗機は、複数の洗濯槽を備えており、洗濯済みの洗濯物は、最終段の洗濯槽からスクープと呼ばれる回転ガイドで一括してすくい出されて排出され、このとき相当量の洗濯水(すすぎ水)が洗濯物と一緒に排出されてくる。
一方、圧搾式脱水機のバスケットは、脱水時に生ずる内圧に耐えるために相当の強度を必要とし、周壁や受板5は、数cm以上の厚さが必要で、これに設ける水抜き孔の開口面積もあまり大きくすることができない。脱水速度を速くするには、圧搾工程の初期段階から押圧体の加圧力を大きくして洗濯物と共にバスケット2内に流入した多量の洗濯水を速やかに排出する必要がある。
洗濯物が通水性や通気性の低い布帛で作られたものであると、洗濯物の布帛の間にできる袋状の部分に洗濯水や空気が溜った状態となる。洗濯物にこのような水溜りや空気溜りがあるとき、押圧体の加圧力を急速に上昇させると、水溜りや空気溜り内の水が周囲の布帛を通過しきれないで布帛を破る危険がある。そのため、従来方法では、脱水時間の短縮に限界があった。
連続水洗機から排出された品物は、シュートによって自重で脱水機のバスケット内へと投入される。このとき、バスケットの底面に対して洗濯物が斜めに落下するため、バスケット内で洗濯物の偏在が生じる。
洗濯物がバスケットに偏在していると、洗濯物の一部に強い押圧力が作用し、その部分の洗濯物に大きなひずみが作用して、洗濯物に破れなどの損傷が起こる。また偏った状態のまま脱水を行うと、脱水率のばらつきの原因となる問題がある。
脱水工程が終了して押圧体が上昇するとき、洗濯物が押圧面(押圧体の下面)に密着して押圧面との界面が負圧状態になると、洗濯物が押圧体に貼り付いたままの状態となり、当該洗濯物が脱水機から排出されずに留まったり、次に投入された洗濯物に混入するという問題が生ずる。
この発明は、圧搾式脱水機で洗濯物の脱水を行うときに、洗濯物と共にバスケット内に流入した多量の水を速やかに排出して脱水時間を短縮するとともに、高速脱水に伴って増大する洗濯物の歪や応力を軽減して、破れなどの洗濯物の損傷を未然に防止することを第1の課題としている。
また、この発明は、上記第1の課題を解決した洗濯物の圧搾式脱水機において、バスケット内の洗濯物の偏在や脱水した後の押圧体の下面への洗濯物の貼付きを防止する技術手段を提供しようとするものである。
この発明は、圧搾工程の立ち上げの際にエゼクタや真空ポンプなどの吸引機23でバスケット2内の過剰の水と空気を強制的に吸い出すことで、押圧体1による加圧力の立ち上げを速くすることにより、上記第1の課題を解決している。特に吸引機23としてエゼクタを用いることにより、吸引動作の立上がりを早くでき、また吸引中の排水と吸引を停止した後の排水とを、共にエゼクタを通して行うことが可能で、排水路24の切換などの操作を必要としない利点が得られる。エゼクタの駆動流体は、蒸気又は圧縮空気や水を使用する。
圧搾工程に入って押圧体1を昇降するシリンダ8の圧力が立ち上がった後もしばらくエゼクタによる水の吸い出しを継続することで、洗濯物から搾り出された水を外部へとスムーズに排出することができ、脱水時間を短縮することができる。
従来の圧搾式脱水機では、洗濯物と共にバスケット2内に持ち込まれた洗濯水(すすぎ水)は、バスケット底面や周面の水抜き孔18、19を通って排出されるが、この発明の方法及び装置では、エゼクタを連結した吸引口20、46と水抜き孔18、19の両方による排水、またはエゼクタを連結した吸引口のみからの排水を行ってもよい。
吸引機23による洗濯水や空気の吸引は、押圧体1による洗濯物の圧搾が開始される前のタイミングで行う。バスケット底面からの吸引だけでなく、上からの吸引、横からの吸引も可能である。上からの吸引のときは押圧体1に吸引機23に連通された導管15を設ける。また、横からの吸引のときは、バスケットの周壁17の外周を囲む外筒43と当該周壁との間に吸引機23に連結した空室44を形成し、バスケットの周壁17にこの空室44に通じる多数の水抜き孔18を設ける。底面から吸引する脱水機では、押圧体1に空気の導管15を設けておき、圧搾工程が終了したあと、再度吸引機23を運転することにより、押圧体1への脱水済洗濯物の貼付きを防止できる。
また、容量の大きい吸引機23を設けてバスケット内の洗濯水の排出能力を大きくすることにより、バスケットに設けられる水抜き孔18、19を小面積にすることができる。この構造では、吸引機23の運転を開始するまでのしばらくの間、洗濯物と同時に排出される多量の水をバスケット内に溜めておくことが可能で、その水溜りの中で洗濯物が動きやすい状態となるため、投入時の洗濯物の偏在を軽減することができる。
また、吸引機23に接続された水抜き孔18、19をバスケットの底面や周面に設けた構造では、圧搾工程が終了して押圧力が開放されたときに洗濯物と押圧面との界面に生ずる負圧状態を解消するため、押圧体1に空気を引き込む導管15を設けて、押圧面13と張り付いた洗濯物との界面に空気を導入して負圧状態となるのを防ぎ、貼り付きを防止する構造を採用することができる。
すなわち、押圧体1の上面から押圧面13へと空気を通過させるための多数の空気孔45を備え、それぞれの空気孔にはスリーブを装着して伸縮可能な導管15によって連結する。押圧体上面側の空気の導入口には、必要により逆止弁又は自動切換弁(ソレノイド弁)を取り付け、圧搾時に押圧体の下面側から水や空気が逆流しない構造とすることもできる。空気の取り入れ口は、大気開放とするが、圧縮空気配管を接続して強制的に空気を送り込んでもよい。
本願の請求項1の発明に係る洗濯物の圧搾式脱水方法は、底面(脱水済の洗濯物を搬送する搬送ベルト3の搬送面やドレーなど)と下縁をこの底面から離隔させることができる周壁17とで形成されたバスケット2と、多数の水抜き孔を通してこのバスケット内に連通されている排水口20と、前記バスケット内に上方から挿入されている押圧体1と、この押圧体を昇降する昇降駆動装置8とを備えた洗濯物の圧搾式脱水機の前記バスケットに洗濯物を洗濯水と共に投入して前記押圧体を下降させることにより、当該押圧体と前記底面との間で当該洗濯物及び洗濯水を加圧して脱水する洗濯物の脱水方法でにおいて、前記排水口又は当該排水口と別にして前記バスケット内に連通させた吸引口45に吸引機23を連結し、前記加圧を開始する前から当該加圧の初期にかけての期間、前記吸引機を運転して前記バスケット内の洗濯水を吸引したあと、前記押圧体による洗濯物の圧搾による脱水を行うことを特徴とするものである。
水ぬれによって面に貼付きやすくなる布帛でできた洗濯物を脱水するときは、本願の請求項2に記載したように、上記の洗濯物の脱水方法において、押圧体1の下面に空気を導く導管15を設け、当該押圧体による洗濯物の加圧が終了して押圧力が開放されたあと、吸引機23を所定時間運転し、押圧体1の下面に貼り付いた脱水済洗濯物の剥離を促すことが好ましい。
この出願の請求項4〜7の発明は、上記方法を実施する圧搾式脱水機の発明であり、請求項4の脱水機はバスケット2の底面から洗濯水を吸引するものである。すなわち、本願の請求項4の発明に係る洗濯物の圧搾式脱水機は、通水性底面と下縁をこの底面から離隔させることができる周壁17とで形成されたバスケット2と、多数の水抜き孔19を通してこのバスケット内に連通されている排水口20と、前記バスケット内に上方から挿入されている押圧体1と、この押圧体を昇降する昇降駆動装置8とを備え、前記バスケットに洗濯物を洗濯水と共に投入して前記押圧体を下降させることにより、当該押圧体と前記底面との間で当該洗濯物及び洗濯水を加圧して脱水する洗濯物の圧搾式脱水機において、前記底面が前記押圧体の押圧力を受ける受板5の平坦な上面に添設した孔開き板22で形成され、当該受板の上面には当該受板に設けた前記排水口に底面全体から水を導く導水溝21が形成され、前記排水口に接続された吸引機23を備えていることを特徴とする、洗濯物の圧搾式脱水機である。
バスケットの底面中央に設けた排水口に吸引機を接続した圧搾式脱水機は、特許文献1に示されている。しかし、特許文献1記載の発明は、中央が高くなった状態で堆積した洗濯物の中央部の水を吸引して脱水率を均一化するものであり、洗濯機から洗濯物と共に排出される多量の水を予備脱水した後の含水率の比較的少ない洗濯物の脱水を行うのに用いる圧搾式脱水機の構造である。従って、特許文献1記載の圧搾式脱水機は、多量の水を短時間で吸引する必要はなく、バスケットの底面に設けられる水抜き孔も小径のものでよいから、バスケットの底板に押圧力に耐える十分な強度を付与することができる。
これに対してこの発明に係る圧搾式脱水機は、予備脱水機を設けることなく1台の脱水機でバスケット内の多量の水の排出から大きな加圧力を伴う圧搾までの一連の脱水を短時間で行うことができるようにしたものである。多量の洗濯水を短時間で脱水するためには、バスケットの底面に径の大きな水抜き孔を設ける必要があり、そのため、バスケットの底面を形成している孔開き板22(図2参照)を押圧体1の押圧力に耐える強度のものとすることが困難である。
本願の上記の発明においては、孔開き板22を平坦な上面を有する受板5に添設した構造とし、押圧体1の押圧力を受板5で受けることにより、孔開き板22に面積の大きな水抜き孔19を設けることを可能にすると共に、バスケット2の底面全体から大量の水を吸引除去できるように、複数の放射状の導水溝21を設けた構造としてある。孔開き板22を支える機能の点では、導水溝21の幅は狭い方が好ましい。従って、導水溝22は、幅狭いものを数多く設けるのがよい。
連続水洗機から多量の洗濯水と共に排出される洗濯物を予備脱水を行うことなく、かつ洗濯物を傷めることなく、所望の脱水率まで短時間で脱水するには、脱水初期の押圧力が加わる前ないし押圧力が低い間に多量の水をバスケット2から排出できるようにすることが不可欠になる。バスケットの底面から排水及び吸引を行う構造の圧搾式脱水機では、上記請求項4の構造を備えることによって初めて本願の請求項1記載の方法により、予備脱水を行うことなく、かつ洗濯物を傷めることなく高速脱水が可能になるのである。
押圧体1は、洗濯物をバスケットの底面に向けて押圧するので、圧搾工程の終期に洗濯物から流出する水を排水する排水口20は、バスケットの底面に設けるのが有利である。一方、洗濯物がバスケットに投入された直後から圧搾工程の初期にかけてバスケット内に滞留する多量の洗濯水は、バスケットの周壁や上方から吸引する構造であっても効率よく排出することができる。水分を含んだ洗濯物は、一般に比重が1より大きいので、バスケットの下方に洗濯物が沈降する傾向にあり、バスケット内で洗濯物を浮遊させるほど多量に流入してくる過剰な洗濯水は、バスケットの周面ないし上方から吸引するのがより効果的であるともいえる。
この出願の請求項5の発明に係る圧搾式脱水機は、バスケットの周面から吸引する構造であり、請求項6の発明に係る圧搾式脱水機は、上方から吸引する構造である。このような構造を採用した場合、バスケットの底面に設ける水抜き孔19や排水口20は、比較的小面積のものでよいこととなり、当該底面の通水性と強度のジレンマを回避することができる。
すなわち、本願の請求項5の発明に係る洗濯物の圧搾式脱水機は、底面と下縁をこの底面から離隔させることができる通水性周壁17とで形成されたバスケット2と、このバスケット内に上方から挿入されている押圧体1と、この押圧体を昇降する昇降駆動装置8とを備え、前記バスケットに洗濯物を洗濯水と共に投入して前記押圧体を下降させることにより、当該押圧体と前記底面との間で当該洗濯物及び洗濯水を加圧して脱水する洗濯物の圧搾式脱水機において、前記周壁とその外周を覆う外筒43との間に形成された空室44と、この空室と前記バスケット内とを連通するべく前記周壁に設けられた多数の水抜き孔18と、前記空室の底部に連結された吸引機23とを備えていることを特徴とする、洗濯物の圧搾式脱水機である。
また、本願の請求項6の発明に係る洗濯物の圧搾式脱水機は、底面と下縁をこの底面から離隔させることができる周壁17とで形成されたバスケット2と、このバスケット内に上方から挿入されている押圧体1と、この押圧体を昇降する昇降駆動装置8とを備え、前記バスケットに洗濯物を洗濯水と共に投入して前記押圧体を下降させることにより、当該押圧体と前記底面との間で当該洗濯物及び洗濯水を加圧して脱水する洗濯物の圧搾式脱水機において、前記押圧体の下面に開口する水抜き孔45と、当該水抜き孔に連結された吸引機23とを備えていることを特徴とする、洗濯物の圧搾式脱水機である。
上記の各圧搾式脱水機の吸引機23としては、請求項7に記載のように、エゼクタを用いるのが好ましい。特に排水口と吸引口を同一箇所とした構造では、吸引機23としてエゼクタを用いるのが特に有効である。
以下、図面を参照してこの発明の実施形態を説明する。図1は、この発明の圧搾式脱水機の第1実施例の要部を押圧体1とバスケット2とを断面にして示した図で、図7の右側(搬送コンベアの下流側)から見た図である。この図では、搬送ベルト3がその設置位置を示す線分で模式的に示されている。搬送コンベア4は、その搬送ベルトが装置フレーム(図示せず)に固定した受板5の上面を滑り移動するように設けられている。
受板5には、搬送ベルトの両側に4本のタイロッド6が立設され、その上端に上板7が固定され、この上板に昇降駆動装置である油圧シリンダ8がそのロッド9を下向きにして装着されている。ロッド9の下端には、押圧体1が固定されている。押圧体1は、ベース円板10とその周面に周囲上縁を気密状態で固定した皿状ゴム膜11で形成されており、ベース円板10と皿状ゴム膜11の間に形成される流体室12に流体(水)が充填されてロッド9の押圧力を皿状ゴム膜11の下面である弾性押圧面13に伝達している。図の弾性押圧面13は、上方に部分球面状に湾曲した形状となっている。
図の押圧体1には、弾性押圧面13の下面に空気を導入する導管15が設けられている。この導管15は、逆止弁16を介して大気開放されている。逆止弁16は、弾性押圧面13の下側が負圧になったとき、弾性押圧面13の下に空気を流入させる方向にして設けられている。
受板5の上方の搬送ベルトの上には、円筒形の周壁17がタイロッド6に案内されて上下動可能に装着されている。押圧体1は、下降したときに周壁17の内周に昇降自在に嵌り込む寸法関係となっている。周壁17は図示しないエアシリンダで上方に持ち上げることができるようになっている。周壁17の下縁は、自重により搬送ベルトの上面に押し付けられており、搬送ベルトを駆動して脱水済みの洗濯物を搬出するとき、前記エアシリンダにより上動する。
周壁17は、厚さ3cm程の金属製の円筒で、内周から外周に貫通する多数の水抜き孔18が設けられている。押圧体1を下動して水分を多量に含んだバスケット内の洗濯物14を押圧する圧搾工程の初期には、水抜き孔18から勢いよく水が流出する。
受板5の平坦な上面の中央には、排水口20が設けられ、図2の例では、この排水口から放射状に延びる8本の導水溝21が設けられている。受板5には、排水口20及び導水溝21を含む上面全体を覆うように表面の滑らかなパンチングメタル22がその下面を添設させた状態で覆着されている。洗濯物を介してバスケット底面に作用する強大な押圧力は、排水口20及び導水溝21が設けられていない部分の受板上面で受け止められる。この構造は、受板5に押圧体1から作用する押圧力を受け止めると共に、当該押圧力による搬送ベルトの損傷を防止し、かつ圧搾工程の初期に多量の洗濯水を速やかに排水するための構造として好適である。
排水口20は、受板5の中央部の凹所として形成されており、この排水口にエゼクタ23に連結された吸引通路24が連通している。エゼクタ23は、駆動流体入口25から空気や水を高速で流入させることにより、吸引通路24内に負圧を生じさせる装置で、吸引された水は、駆動流体26と共にエゼクタ23から流出する。すなわち、第1実施例の圧搾式脱水機は、排水口20を吸引口として用いる構造で、エゼクタの流体口25から駆動流体を流入させることにより、負圧力でバスケット2の底面から積極的に洗濯水を吸い出すことができる構造となっている。なお、このエゼクタに代えて真空ポンプを設けることもできる。
押圧体1には、リニアスケール27の下端が固定されて、このリニアスケール27により押圧体1の位置を検出できるようになっている。
油圧シリンダ8には、図3に示すように、正逆回転可能な油圧ポンプ30で作動油が供給されている。ロッド9を下降させる方向の作動油通路31には、圧力センサ32が設けられている。押圧体1が洗濯物を押圧したときの押圧力は、この圧力センサ32により検出されている。
油圧ポンプ30は、回転子軸をポンプ軸に直結したサーボモータ34により回転駆動されている。サーボモータ34は、サーボドライバ35を介してコントローラ(サーボ制御器)で制御されている。サーボモータ34の回転数、回転速度及びトルクは、シーケンサ(制御器)36の設定値に基づいて制御されており、シーケンサ36の設定値は、タッチパネル37からのモード切替信号や設定値変更信号などによって変更される。コントローラ38へは、リニアスケール27及び圧力センサ32の検出信号がフィードバック信号として与えられており、コントローラ38は、シーケンサ36から与えられる回転数、回転速度及びトルクの指令値と、リニアスケール27や圧力センサ32で検出された計測値との差信号に基づいて、サーボモータ34を制御している。
上記のように、回転数と回転トルクとをフィードバック制御可能なサーボモータ34を正逆回転可能な容積型の油圧ポンプ30に直結して油圧シリンダ8の動作を制御することにより、油圧シリンダ8を駆動する油圧回路を単純化することができ、かつ応答性の良い正確な押圧動作を実現することができる。
次に、この発明の圧搾脱水方法の好ましい例を、図4を参照して説明する。図4は、横軸に時間をとり縦軸に油圧シリンダに供給される押圧力をとって表した図で、aは初期工程、b及びcは圧搾工程、dは圧抜き工程、eは押圧体1が上昇位置に復帰する復帰工程、f及びgはエゼクタ23の運転区間である。縦軸のP0は初期圧、P1及びP2は第1及び第2中間圧、Pmは最終圧(保持圧)である。また、50は初期脈動動作、51は加圧時脈動動作である。この脈動動作の期間は、振動回数又は振動時間で設定される。
図4の例では、バスケット2内に洗濯物が投入されたあと、油圧シリンダ8の反ロッド側の油室に油圧を供給して押圧体1を下降させ、この下降途中の時点でエゼクタ23の運転を開始している。そして、油圧力が初期圧P0に達したあと、当該初期圧と0圧力との間で押圧体1に初期脈動動作50を行わせている。この脈動動作50のあと、油圧シリンダ8への供給圧を最終圧Pmへと徐々に増加させる昇圧工程bと当該最終圧で所定時間押圧を続ける保圧工程cからなる圧搾工程に入る。エゼクタ23の運転は、昇圧工程bの初期の段階で終了する。図の例では、昇圧工程bの途中の中間圧P1、P2に達したとき、及び最終圧Pmに達したときに、油圧シリンダ8に供給する油圧力を脈動させて押圧体1にハンマリング動作(ハンマで打つような衝撃的な押圧力を洗濯物に与える動作)動作を行わせている。
押圧体1にこのような初期脈動動作50及び圧搾時脈動動作51を行わせることにより、急速な押圧によって洗濯物に部分的ないし局部的な過大な歪や応力が作用するのを避けることができる。また、初期脈動動作50により、バスケット2内での洗濯物の偏在が緩和され、洗濯物の均一な押圧を可能にする作用が発揮される。
圧搾工程が終了した後、油圧シリンダ8に供給する油圧力を開放し、更にロッドを上昇させる側に油圧を供給して押圧体1を上昇させる。図4の例では、圧抜き工程dが終了したあとに再度エゼクタ23を所定時間運転している、このときのエゼクタ23の運転によりバスケット2内に負圧が発生し、押圧体の押圧面13と洗濯物の上面との間に導管15から空気が流入して、押圧面13に洗濯物が付着するのを防止している。
圧搾を開始する前の初期工程や圧搾工程の初期の段階にエゼクタ23や真空ポンプでバスケット2内の洗濯水を積極的に吸引して排出することにより、洗濯物の布帛で囲まれた空間に多量の水や空気が残留したまま急速に押圧されたときに、それらの水や空気が布帛を急激に通過することによって生ずる洗濯物の損傷が防止できる。また、脱水初期の水分が非常に多い状態のときに、エゼクタ23や真空ポンプでバスケット2内の水を積極的に吸引排出することにより、脱水時間を大幅に短縮することができる。すなわち、連続水洗機から多量の洗濯水と共に排出された洗濯物を、一台の装置で洗濯物を損傷させることなく短時間で脱水できる。
図5は、この発明の圧搾式脱水機の第2実施例を示した図である。この第2実施例は、バスケット2内の洗濯水を周壁17の下部に設けた吸引兼用の排水口20から排出する構造の例である。以下、図1で説明した構造と異なる部分のみを説明し、図1の構造と同一の部分は、同一の符号を付して説明を省略する。
図5の構造では、受板5に排水口が設けられておらず、従って、図2に示したような導水溝も設けらていない。バスケットの周壁17の水抜き孔18が設けられている部分には、その外周面に外筒43が装着されている。外筒43の上端と下端は、周壁17の外周面に気密状態で溶着されている。外筒43の内径は、周壁17の外径より大きく、外筒43と周壁17との間に空室44が形成されている。空室44の下端には、吸引兼用の排水口20が開口しており、この排水口に接続した可撓性パイプからなる吸引通路24がエゼクタ23に連結されている。その他の構造及び動作は、第1実施例と同じである。
この第2実施例の脱水機では、洗濯物と共に連続水洗機からバスケット2内に流入した多量の洗濯水及び押圧体1で洗濯物を押圧したときに当該洗濯物から搾り出された水は、周壁17に設けた水抜き孔から空室44に流れ込み、排水口20から吸引又は排出される。
なお、図1及び5において、エゼクタ23が排水口20より高い位置に描かれているが、実際には低い位置に設けてエゼクタ23を運転しないときの排水も吸引通路24を通って円滑に排水されるようにしてある。なお、この第2実施例のものにおいて、圧搾時に洗濯物から搾り出される水を排出するための排水口をバスケットの底面に設けることもできる。この場合のバスケット底面の排水口は、流出する水が少量であるから、図2に示すような導水溝21を設けない構造とすることができる。
図6は、この発明の圧搾式脱水機の第3実施例を示した図で、バスケットの上方から吸引を行い、バスケットの底面から排水を行う例である。この実施例においても、第1実施例と異なる部分のみを説明し、その他は図面に図1と同一の符号を付して説明を省略する。
バスケット底面の排水口20は、エゼクタ23には接続されておらず、圧搾時に洗濯物14から搾り出された水を自重により流出させる構造である。図2に示すような放射状の導水溝21は、設けなくてもよいが、設ける構造が好ましい。
押圧体1には、押圧面13に開口する空気孔45が設けられ、これらの空気孔には導管15が接続され、ベース円板10に設けた空室46で纏められてエゼクタ23に接続されている。その他の構造は、図1に示した第1実施例と同じである。
この第3実施例の脱水機におけるエゼクタ23の運転タイミングは、第1実施例と同様であるが、圧抜き工程後の運転は行われない。すなわち、エゼクタ23は、押圧体1が自重で下降してから圧搾工程の初期の段階までの間運転されるだけである。自重で降下した押圧体1は、バスケット2内に溜まった洗濯水の上面に衝突するが、その衝突の時点ないしそれより前のタイミングでエゼクタ23を運転する。このエゼクタの運転により、洗濯物14の上方に溜まっている多量の洗濯水が導管15を通って排出される。このとき、バスケット底部の排水口20からもある程度の洗濯水が排水される。
そして、押圧体1が油圧シリンダ8で押し下げられてバスケット2内の圧力が高くなると、エゼクタ23の運転を停止した後もバスケット2内の水は、上方から導管15及びエゼクタ23を経て排水され、また下方から排水口20を経て排水される。そして、圧搾工程が終了して、油圧シリンダ8の圧抜きが行われ、次いで押圧体1が上昇工程に入って押圧体の下部が負圧になると、導管15から押圧面13と洗濯物との間に空気が自動的に流入し、押圧面13への洗濯物の付着を防止する。エゼクタ23は、駆動流体を停止すれば分岐した管路として機能するので、吸引機としてエゼクタ23を用いることにより、空気孔45を洗濯水の吸引口として用いることができる。
圧搾式脱水機の第1実施例を示す断面側面図 受板の一部破壊平面図 押圧体の駆動系を示すブロック図 運転パターンの例を示す線図 圧搾式脱水機の第2実施例を示す断面側面図 圧搾式脱水機の第3実施例を示す断面側面図 圧搾式脱水機と搬送コンベアを示す模式的な側面図
符号の説明
1 押圧体
2 バスケット
5 受板
8 油圧シリンダ
15 導管
17 周壁
19 パンチングメタル
20 排水口
21 導水溝
22 パンチングメタル
23 エゼクタ
43 外筒
44 空室
45 空気孔
a 初期工程
b 昇圧工程
c 保圧工程
f,g エゼクタの運転区間

Claims (7)

  1. 底面(実施例では搬送ベルト(3)の搬送面)と下縁をこの底面から離隔させることができる周壁(17)とで形成されたバスケット(2)と、多数の水抜き孔を通してこのバスケット内に連通されている排水口(20)と、前記バスケット内に上方から挿入されている押圧体(1)と、この押圧体を昇降する昇降駆動装置(8)とを備え、
    前記バスケットに洗濯物を洗濯水と共に投入して前記押圧体を下降させることにより、当該押圧体と前記底面との間で当該洗濯物及び洗濯水を加圧して脱水する洗濯物の圧搾式脱水方法であって、
    前記排水口又は当該排水口と別にして前記バスケット内に連通させた吸引口(45)に吸引機(23)を連結し、前記加圧を開始する前から当該加圧の初期にかけての期間、前記吸引機を運転して前記バスケット内の洗濯水を吸引したあと、前記押圧体による洗濯物の圧搾による脱水を行うことを特徴とする、洗濯物の圧搾式脱水方法。
  2. 前記押圧体の下面に空気を導く導管(15)を設け、当該押圧体による洗濯物の加圧が終了して押圧力が開放されたあと、前記吸引機を所定時間運転し、前記押圧体(1)の下面に貼り付いた脱水済洗濯物の剥離を促すことを特徴とする、請求項1記載の圧搾式脱水方法。
  3. 前記吸引機がエゼクタである、請求項1又は2記載の圧搾式脱水方法。
  4. 通水性底面と下縁をこの底面から離隔させることができる周壁(17)とで形成されたバスケット(2)と、多数の水抜き孔(19)を通してこのバスケット内に連通されている排水口(20)と、前記バスケット内に上方から挿入されている押圧体(1)と、この押圧体を昇降する昇降駆動装置(8)とを備え、
    前記バスケットに洗濯物を洗濯水と共に投入して前記押圧体を下降させることにより、当該押圧体と前記底面との間で当該洗濯物及び洗濯水を加圧して脱水する洗濯物の圧搾式脱水機において、
    前記底面が前記押圧体の押圧力を受ける受板(5)の平坦な上面に添設した孔開き板(22)で形成され、当該受板の上面には当該受板に設けた前記排水口に底面全体から水を導く導水溝(21)が形成され、前記排水口に接続された吸引機(23)を備えていることを特徴とする、洗濯物の圧搾式脱水機。
  5. 底面と下縁をこの底面から離隔させることができる通水性周壁(17)とで形成されたバスケット(2)と、このバスケット内に上方から挿入されている押圧体(1)と、この押圧体を昇降する昇降駆動装置(8)とを備え、
    前記バスケットに洗濯物を洗濯水と共に投入して前記押圧体を下降させることにより、当該押圧体と前記底面との間で当該洗濯物及び洗濯水を加圧して脱水する洗濯物の圧搾式脱水機において、
    前記周壁とその外周を覆う外筒(43)との間に形成された空室(44)と、この空室と前記バスケット内とを連通するべく前記周壁に設けられた多数の水抜き孔(18)と、前記空室の底部に連結された吸引機(23)とを備えていることを特徴とする、洗濯物の圧搾式脱水機。
  6. 底面と下縁をこの底面から離隔させることができる周壁(17)とで形成されたバスケット(2)と、このバスケット内に上方から挿入されている押圧体(1)と、この押圧体を昇降する昇降駆動装置(8)とを備え、
    前記バスケットに洗濯物を洗濯水と共に投入して前記押圧体を下降させることにより、当該押圧体と前記底面との間で当該洗濯物及び洗濯水を加圧して脱水する洗濯物の圧搾式脱水機において、
    前記押圧体の下面に開口する水抜き孔(45)と、当該水抜き孔に連結された吸引機(23)とを備えていることを特徴とする、洗濯物の圧搾式脱水機。
  7. 前記吸引機がエゼクタである、請求項4、5又は6記載の圧搾式脱水機。
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