JP2008259551A - 空き台検出システム、空き台検出方法、プログラムおよび空き台検出装置 - Google Patents
空き台検出システム、空き台検出方法、プログラムおよび空き台検出装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008259551A JP2008259551A JP2007102443A JP2007102443A JP2008259551A JP 2008259551 A JP2008259551 A JP 2008259551A JP 2007102443 A JP2007102443 A JP 2007102443A JP 2007102443 A JP2007102443 A JP 2007102443A JP 2008259551 A JP2008259551 A JP 2008259551A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- game
- detection
- detecting
- vacant
- pachinko machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Abstract
【課題】確実に空き台を検出することができる空き台検出システム、空き台検出方法、プログラムおよび空き台検出装置を提供する。
【解決手段】ホールコンピュータ4は、パチンコ機11が遊技中であるか否かを検出する遊技検出手段を備え、空き台検出装置3は、パチンコ機11の上皿24内における台確保物の有無を検出する上皿検出手段46と、パチンコ機11の下皿25内における台確保物の有無を検出する下皿検出手段47と、パチンコ機の下方に載置される遊技球ボックス14内における台確保物の有無を検出するボックス検出手段48、49と、遊技検出手段が遊技中でないことを検出した状態で、上皿検出手段46、下皿検出手段47およびボックス検出手段48、49がいずれも「無」を検出したときに、パチンコ機11が空き台であると判定する空き台判定手段と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】ホールコンピュータ4は、パチンコ機11が遊技中であるか否かを検出する遊技検出手段を備え、空き台検出装置3は、パチンコ機11の上皿24内における台確保物の有無を検出する上皿検出手段46と、パチンコ機11の下皿25内における台確保物の有無を検出する下皿検出手段47と、パチンコ機の下方に載置される遊技球ボックス14内における台確保物の有無を検出するボックス検出手段48、49と、遊技検出手段が遊技中でないことを検出した状態で、上皿検出手段46、下皿検出手段47およびボックス検出手段48、49がいずれも「無」を検出したときに、パチンコ機11が空き台であると判定する空き台判定手段と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、遊技場において、遊技に供されていない遊技機を検出する空き台検出システム、空き台検出方法、プログラムおよび空き台検出装置に関するものである。
従来、パチンコ機等の遊技機が空き台であるか否かを検出する空き台検出システム(遊技機)が知られている。この空き台検出システムには、遊技機の受皿に受容されている遊技球を検出する遊技球検出センサ、操作ハンドルが把持されたことを検出するタッチセンサ、および入賞口への入賞を検出する入賞センサが配置されている。この場合、それぞれの検出センサからの検出結果に基づいて、当該遊技機が稼動中か否かを判定し、その稼動状態(稼動中または非稼動)に応じて発光装置の発光を制御することで、当該遊技機が空き台であるか(非稼動)否か(稼動中)を店員または顧客に対して報知する(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−223748号公報
しかしながら、上記の空き台検出システムでは、遊技機が稼動状態であるか否かを検出し、稼動状態でなければ空き台として検出する。このため、稼動していないが、顧客により確保されている遊技機(例えば、上皿や下皿に物が置かれている遊技機)である確保台に関しても空き台として検出してしまう問題がある。
このような問題点に鑑み、本発明は、確実に空き台を検出することができる空き台検出システム、空き台検出方法、プログラムおよび空き台検出装置を提供することを目的とする。
本発明の空き台検出システムは、遊技に供されていないパチンコ機を検出する空き台検出装置と、パチンコ機および空き台検出装置と接続されるホールコンピュータと、を有する空き台検出システムであって、ホールコンピュータは、パチンコ機が遊技中であるか否かを検出する遊技検出手段を備え、空き台検出装置は、パチンコ機の上皿内における台確保物の有無を検出する上皿検出手段と、パチンコ機の下皿内における台確保物の有無を検出する下皿検出手段と、パチンコ機の下方に載置される遊技球ボックス内における台確保物の有無を検出するボックス検出手段と、遊技検出手段が遊技中でないことを検出した状態で、上皿検出手段、下皿検出手段およびボックス検出手段がいずれも「無」を検出したときに、パチンコ機が空き台であると判定する空き台判定手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の空き台検出方法は、遊技に供されていないパチンコ機を検出する空き台検出方法であって、パチンコ機に接続されたコンピュータが、パチンコ機が遊技中であるか否かを検出する遊技検出ステップと、パチンコ機の上皿内における台確保物の有無を検出する上皿検出ステップと、パチンコ機の下皿内における台確保物の有無を検出する下皿検出ステップと、パチンコ機の下方に載置される遊技球ボックス内における台確保物の有無を検出するボックス検出ステップと、遊技検出ステップにおいて遊技中でないことを検出した状態で、上皿検出ステップ、下皿検出ステップおよびボックス検出ステップにおいていずれも「無」を検出したときに、パチンコ機が空き台であると判定する空き台判定ステップと、を実行することを特徴とする。
これらの構成によれば、ホールコンピュータにより、パチンコ機が遊技中で無いと検出された場合、各検出手段により、パチンコ機の上皿内、下皿内および遊技球ボックス内のいずれにも台確保物が無いことを検出した場合に空き台と判定するため、確保状態のパチンコ機である確保台を誤って空き台と判定することがない。これにより、パチンコ機が稼動していない場合においても、当該パチンコ機が空き台であることを確実に検出することができる。また、遊技中である場合は空き台と判定しないため、台確保物がないことによって遊技中であるにもかかわらず誤って空き台と判断するといった問題がない。
この場合、空き台判定手段は、上皿検出手段、下皿検出手段およびボックス検出手段のうちいずれかが「有」を検出し、所定時間経過後においても同様の結果を検出した場合、パチンコ機が空き台であると判定することが好ましい。
この構成によれば、当該パチンコ機が、顧客がパチンコ機選定のために一時的に確保している台(確保台)であるか、顧客に確保されたまま放置されている台(放置台)であるかを検出することができる。この場合、放置台のみを空き台として判定することができるため、更に確実、且つ正確な空き台の検出を行うことができる。
これらの場合、空き台検出装置は、空き台判定手段の判定結果を報知する報知手段をさらに備えたことが好ましい。
この構成によれば、空き台に関する情報を報知することで、顧客等に空き台を認識させることができ、ひいては、パチンコ機の稼働率の向上を見込める。
この場合、報知手段は、店員が所持する携帯情報端末に、判定結果を送信することにより報知を行うことが好ましい。
この構成によれば、店員がどこにいても判定結果を知ることができるため、例えば、放置台とみなされる遊技機の解放作業(空き台状態にする)等の作業効率を向上させることができる。
これらの場合、上皿検出手段は、パチンコ機の台ランプの下面に設けられ、上皿内を画像認識する認識カメラ、および上皿の上流側内側面に設けられ、検出光を上皿の長手方向に照射する光センサの少なくとも一方を、有していることが好ましい。
この構成によれば、パチンコ機の台ランプから、つまり上皿の上方から画像認識によって上皿内の台確保物の有無を検出する。この場合、上皿全体(上皿内の底部も)を画像認識することができ、上皿内に台確保物が存在するか否かを確実に検出することができる。また、光センサによる検出では、台確保物が光センサを遮るか否かで、その有無を判定することができるため、簡単に台確保物の検出を行うことができる。なお、光センサは、光透過型でも良いし、光反射型でも良い。また、光センサの代わりに、赤外線センサ等を用いることも可能である。
これらの場合、下皿検出手段は、上皿の下面に設けられ、下皿内を画像認識する認識カメラを、有していることが好ましい。
この構成によれば、上皿の下面から、つまり下皿の上方から画像認識によって下皿内の台確保物の有無を検出する。この場合、下皿全体(下皿内の底部も)を画像認識することができ、下皿内に台確保物が存在するか否かを確実に検出することができる。
これらの場合、ボックス検出手段は、下皿の下面に設けられ、遊技球ボックスに臨む物体を検出する光センサと、下皿の下面に設けられ、遊技球ボックス内を画像認識する認識カメラと、を有していることが好ましい。
この構成によれば、下皿の下面から、つまり遊技球ボックスの上方から画像認識によって、遊技球ボックスの有無および遊技球ボックス内の台確保物の有無を検出する。また、光センサにより、遊技球ボックス内の台確保物の有無、および遊技球ボックスの移動や、これに係る店員(あるいは顧客)の手の動き等を検出することができる。これらにより、遊技球ボックス内に台確保物が存在するか否かを確実に検出することができる。また、例えば、光センサの検出結果をトリガとして、認識カメラによる画像認識を行うことで、認識カメラによる画像認識処理を常時行う必要がなく、これに係る負荷を軽減することができる。なお、光センサは、光透過型でも良いし、光反射型でも良い。また、光センサの代わりに、赤外線センサ等を用いることも可能である。
本発明の他の空き台検出システムは、遊技に供されていないパチンコ機を検出する空き台検出装置と、パチンコ機および空き台検出装置と接続されるホールコンピュータと、を有する空き台検出システムであって、ホールコンピュータは、パチンコ機が遊技中であるか否かを検出する遊技検出手段を備え、空き台検出装置は、パチンコ機の上部に配設され、パチンコ機の上皿内およびパチンコ機の下方に載置される遊技球ボックス内を、それぞれ画像認識して台確保物の有無を検出する画像認識手段と、パチンコ機の上部に配設され、パチンコ機の下皿に臨む物体の有無および遊技球ボックスに臨む物体の有無を検出する光検出手段と、遊技検出手段が遊技中でないことを検出した状態で、光検出手段により下皿および遊技球ボックスについていずれも「無」を検出し、且つ画像認識手段により上皿内および遊技球ボックス内についていずれも「無」を検出したときに、パチンコ機が空き台であると判定する空き台判定手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の他の空き台検出方法は、遊技に供されていないパチンコ機を検出する空き台検出方法であって、パチンコ機に接続されたコンピュータが、パチンコ機が遊技中であるか否かを検出する遊技検出ステップと、パチンコ機の上部に配設され、パチンコ機の下皿に臨む物体の有無および遊技球ボックスに臨む物体の有無を検出する光検出ステップと、パチンコ機の上部に配設され、パチンコ機の上皿内およびパチンコ機の下方に載置される遊技球ボックス内を、それぞれ画像認識して台確保物の有無を検出する画像認識ステップと、遊技検出ステップにおいて遊技中でないことを検出した状態で、光検出ステップにおいて、下皿および遊技球ボックスについていずれも「無」を検出し、且つ画像認識ステップにおいて、上皿内および遊技球ボックス内についていずれも「無」を検出したときに、パチンコ機が空き台であると判定する空き台判定ステップと、を実行することを特徴とする。
これらの構成によれば、ホールコンピュータにより、遊技機が遊技中で無いと判定された場合に、認識カメラにより、パチンコ機の上方から上皿全体および遊技球ボックス全体を画像認識することができ、上皿内および/または遊技球ボックス内に台確保物が存在しないことを検出することができる。また、光センサにより、パチンコ機の上方から下皿および遊技球ボックスに臨む物体の有無(例えば、台確保物を入れる人の手の動きや、台確保物等)を検出することにより、下皿および/または遊技球ボックスに台確保物が存在しないことを検出することができる。これらの検出結果から、パチンコ機が稼動していない場合において、確保台を誤って空き台と判定することがなく、当該パチンコ機が空き台であることを確実に検出することができる。また、遊技球ボックスについては、光センサによる検出結果をトリガとして、認識カメラによる画像認識を行うことで、認識カメラによる画像認識処理を常時行う必要がなく、これに係る負荷を軽減することができる。なお、光センサは、光透過型でも良いし、光反射型でも良い。また、光センサの代わりに、赤外線センサ等を用いることも可能である。
この場合、空き台判定手段は、画像認識手段および光検出手段のうちいずれかが「有」を検出し、所定時間経過後においても同様の結果を検出した場合、パチンコ機が空き台であると判定することが好ましい。
この構成によれば、当該パチンコ機が、顧客がパチンコ機選定のために一時的に確保している台(確保台)であるか、顧客に確保されたまま放置されている台(放置台)であるかを検出することができる。この場合、放置台のみを空き台として判定することができるため、更に確実、且つ正確な空き台の検出を行うことができる。
本発明の他の空き台検出システムは、遊技に供されていない回胴式遊技機を検出する空き台検出装置と、回胴式遊技機および空き台検出装置と接続されるホールコンピュータと、を有する空き台検出システムであって、ホールコンピュータは、回胴式遊技機が遊技中であるか否かを検出する遊技検出手段を備え、空き台検出装置は、回胴式遊技機の受皿内における台確保物の有無を検出する受皿検出手段と、遊技検出手段が遊技中でないことを検出した状態で、受皿検出手段が「無」を検出したときに、回胴式遊技機が空き台であると判定する空き台判定手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の他の空き台検出方法は、遊技に供されていない回胴式遊技機を検出する空き台検出方法であって、回胴式遊技機に接続されたコンピュータが、回胴式遊技機が遊技中であるか否かを検出する遊技検出ステップと、回胴式遊技機の受皿内における台確保物の有無を検出する受皿検出ステップと、遊技検出ステップにおいて遊技中でないことを検出した状態で、受皿検出ステップにおいて「無」を検出したときに、回胴式遊技機が空き台であると判定する空き台判定ステップと、を実行することを特徴とする。
これらの構成によれば、ホールコンピュータにより、回胴式遊技機が遊技中で無いと検出された場合、受皿検出手段により、回胴式遊技機の受皿内に台確保物が無いことを検出することができる。これにより、回胴式遊技機が稼動していない場合において、確保台を誤って空き台と判定することがなく、当該回胴式遊技機が空き台であることを確実に検出することができる。
この場合、空き台判定手段は、受皿検出手段が「有」を検出し、所定時間経過後においても同様の結果を検出した場合、回胴式遊技機が空き台であると判定することが好ましい。
この構成によれば、当該回胴式遊技機が、顧客が回胴式遊技機の選定のために一時的に確保している台(確保台)であるか、顧客に確保されたまま放置されている台(放置台)であるかを検出することができる。この場合、放置台のみを空き台として判定することができるため、更に確実、且つ正確な空き台の検出を行うことができる。
これらの場合、受皿検出手段は、回胴式遊技機の本体の下面に設けられ、受皿内を画像認識する認識カメラ、および受皿の内側面に設けられた光センサの少なくとも一方を、有していることが好ましい。
この構成によれば、受皿の上方から画像認識によって受皿内の台確保物の有無を検出する。この場合、受皿全体(受皿内の底部も)を画像認識することができ、受皿内に台確保物が存在するか否かを確実に検出することができる。また、光センサによる検出では、台確保物が光センサを遮るか否かで、その有無を判定することができるため、簡単に台確保物の検出を行うことができる。なお、光センサは、光透過型でも良いし、光反射型でも良い。また、光センサの代わりに、赤外線センサ等を用いることも可能である。
本発明のプログラムは、コンピュータに、上記に記載の空き台検出方法における各ステップを実行させるためのものであることを特徴とする。
これを用いることにより、各ステップにより、遊技機が稼動していない場合においても、当該遊技機が空き台であることを確実に検出することができるプログラムを提供することができる。
本発明の空き台検出装置は、上記に記載の空き台検出方法におけるコンピュータとして機能することを特徴とする。
これを用いることにより、確実に空き台を検出することができる空き台検出装置を提供することができる。
以下、添付の図面を参照して、本実施形態に係る空き台検出システムについて説明する。本実施形態に係る空き台検出システムは、遊技機の上皿、下皿および遊技球ボックスにおける台確保物の有無を検出することにより、当該遊技機が空き台であるか否かを検出するシステムである。本実施形態では、遊技機としてパチンコ機を想定し、文中の「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は、パチンコ機で遊技を行う遊技者(顧客)から見た方向に従う。また、顧客が遊技機選定のために一時的に確保している台を「確保台」、顧客に確保されたまま放置されている台を「放置台」、顧客が遊技を行っていない台を「空き台」と称する。なお、本実施形態の空き台検出システムは、パチンコ機以外の遊技機(例えば、回胴式遊技機)にも適用することが可能である。
図1は、第1実施形態に係る空き台検出システム1のシステム構成図である。同図に示すように、空き台検出システム1は、遊技機ユニット2と、遊技機ユニット2における台確保物の有無を検出する空き台検出装置3と、複数の遊技機ユニット2を管理するホールコンピュータ4と、から構成され、それぞれが、遊技場内LAN5によって相互に接続されている。
遊技機ユニット2は、遊技対象となる遊技機11と、遊技機11の上部に配置された遊技機ランプ12(台ランプ)と、遊技機11の左部に配置された台間装置13と、遊技機11の下方に載置された遊技球ボックス14と、で構成されており、空き台検出装置3、ホールコンピュータ4および空き台検出コントローラ50と遊技場内LAN5で接続されている。また、遊技機11と遊技機ランプ12と、は遊技場内専用線15でも接続されている。
図2に示すように、遊技機11は、前面に広く設けた遊技盤21と、遊技盤21の前面を覆う透光板を有する前扉22と、前面右下部に設けられ、遊技球の発射操作を行うためのハンドル23と、遊技盤21の下側に配設した遊技球を貯めるための上皿24と、上皿24の下方に配設した下皿25と、を備えている。また、遊技機11毎に固有の遊技機番号が割当てられており、この遊技機番号により、遊技機11を一意に特定できるようになっている。
遊技盤21は、ハンドル23から打ち出された遊技球を導くガイドレール26によって囲まれた遊技領域Aを有し、この遊技領域A内には、遊技球の軌道を変更させる複数の遊技釘27と、遊技球が入賞すると上皿24もしくは、下皿25に所定数の遊技球を払い出させる複数の入賞口28と、遊技球が入ると使用済み遊技球として処理されるアウト口29が設けられている。また、遊技盤21の中央部には開口が形成され、この開口には裏側から液晶表示装置30が臨んでいる。
そして、遊技機11は、遊技機ランプ12、台間装置13、空き台検出装置3およびホールコンピュータ4と連携し、遊技状況に応じて遊技に関する情報の送受信を行う。
遊技機ランプ12は、ランプの点灯/消灯(あるいは、点滅)により、従業員および顧客に遊技状況を報知するものであり、例えば、大当たり発生時や遊技機11に異常が発生した場合(遊技機11の故障や前扉22の開放等)に、ランプを点灯(点滅)させることにより、異常を報知するようになっている。また、遊技機ランプ12の下面には、後述する上皿認識センサ46を支持する支持台31が配設されている(図3参照)。
図1に示すように、台間装置13は、紙幣を挿入する紙幣挿入口35と、ICカードを挿入するカード挿入口36と、から成る貸出し装置37と、遊技球の玉数等を表示する表示装置38と、を有している。この場合、貸出し装置37は、遊技者が、紙幣挿入口35に紙幣を挿入、あるいは、カード挿入口36にICカード(プリペイド機能付き)を挿入することにより、紙幣またはICカードを識別し、その投入金額に応じた遊技球の貸出しを行う。
表示装置38は、遊技球の貸出し可能金額等を表示し、遊技客に利用可能な金額を報知する。遊技球ボックス14は、大当り発生時等に払出される遊技球を確保(保管)するためのものあり、持ち運び可能な状態で、遊技機11の下方に載置されている。
ホールコンピュータ4は、遊技場内から離れた遊技事務所等に設置されると共に、遊技場内LAN5により各遊技機ユニット2や空き台検出装置3等と接続されている。ホールコンピュータ4は、ディスプレイ41、キーボード42および遊技機管理データベース43を有しており、各遊技機11の稼動情報(稼動中か否か)や、障害情報等を管理する。また、遊技機管理データベース43では、各遊技機11の大当たり回数、出玉数および遊技状況等の遊技機11の情報や、貸出し装置37の入金状況等を遊技機番号と関連付けて管理する。
図1ないし図3に示すように、空き台検出装置3は、遊技機ランプ12下面の支持台31の先端に設けられた上皿認識センサ46(上皿検出手段)と、上皿24の下面に設けられた下皿認識センサ47(下皿検出手段)と、下皿25の下面に設けられたボックス認識センサ48(下皿検出手段)と、下皿の下面、且つボックス認識センサ48の手前側に設けられたボックス光センサ49(下皿検出手段)と、遊技機ランプ12の左側に配置され、これら各センサを制御する空き台検出装置本体45と、空き台検出装置本体45から受信した情報を、従業員に報知する空き台検出コントローラ50(報知手段)と、を有している。
また、空き台検出装置本体45と、空き台検出コントローラ50と、は遊技場内LAN5により接続されており、各センサからの情報は、空き台検出装置本体45に集約され、空き台検出装置本体45から空き台検出コントローラ50へ送信される。
上皿認識センサ46は、画像認識カメラ(図示省略)を有しており、画像認識カメラにより、上皿24内を上方から画像認識し、上皿24内の状態を検出する。上皿認識センサ46による画像認識の範囲は、上皿24を包括するように設定されているため(図2および図3の点線の範囲)、上皿24の全体(上皿24の底部も)を確実に画像認識することができる。また、上皿認識センサ46による画像認識結果は、上皿画像データとして空き台検出装置本体45に送信される。
下皿認識センサ47は、画像認識カメラ(図示省略)を有しており、画像認識カメラにより、下皿25内を上方から画像認識し、下皿25内の状態を検出する。下皿認識センサ47による画像認識の範囲は、下皿25を包括するように設定されているため(図2および図3の1点鎖線の範囲)、下皿25の全体(下皿25の底部も)を確実に画像認識することができる。また、下皿認識センサ47による画像認識結果は、下皿画像データとして空き台検出装置本体45に送信される。
ボックス光センサ49は、赤外線センサ(図示省略)を有しており、赤外線センサにより、遊技球ボックス14の上方から遊技球ボックス14の底部に向かって検出光が照射される(図2および図3の矢印)。そして、赤外線センサから照射される光が遮断されることにより、遊技球ボックス14内の物体(台確保物等)、遊技球ボックス14の移動および遊技球ボックス14の上を横切る物体(人の手等)等を検出する。また、ボックス光センサ49による検出結果(検出信号)は、空き台検出装置本体45に送信される。
ボックス認識センサ48は、画像認識カメラ(図示省略)を有しており、画像認識カメラにより、遊技球ボックス14内を上方から画像認識し、遊技球ボックス14内の状態を検出する。ボックス認識センサ48による画像認識の範囲は、遊技球ボックス14の底部が認識可能なように設定されているため(図2および図3の2点鎖線の範囲)、遊技球ボックス14の内部全体を確実に画像認識することができる。また、ボックス認識センサ48による画像認識結果は、ボックス画像データとして空き台検出装置本体45に送信される。
これらボックス光センサ49およびボックス認識センサ48により、遊技球ボックス14の状態の検出を確実に行なうことができる。また、ボックス認識センサ48は、ボックス光センサ49による検出結果をトリガとして、画像認識を開始する。これにより、ボックス認識センサ48(画像認識カメラ)が常時認識する場合と比較して、画像認識処理の回数を減らすことができ、画像認識処理に係る制御負荷を軽減させることができる。
なお、上述では、ボックス光センサ49による検出を赤外線センサによって行っているが、これに限らず、光透過型フォトインタラプタや光反射型フォトインタラプタ等を用いてもよい。また、図4に示すように、上皿24の上流側内側面に光センサ49aを設け、検出光を上皿24の長手方向(図中の矢印方向)に照射することで、上皿24内の物体(台確保物等)を検出するようにしてもよい。
空き台検出装置本体45は、上述の各センサ(上皿認識センサ46、下皿認識センサ47、ボックス認識センサ48およびボックス光センサ49)の制御を行う装置本体であり、遊技機11の稼動信号が検出されていない場合(非稼動時)に、定期的に各センサを駆動させる。
また、後述する空き台検出装置本体45の記憶部97に記憶されている上皿24内に何も無い状態の画像データ(以下、「上皿基本画像データ」と称す。)、下皿25内に何も無い状態の画像データ(以下、「下皿基本画像データ」と称す。)、および遊技球ボックス14内に何もない状態(または、遊技球ボックス14自体が無い状態)の画像データ(以下、「ボックス基本画像データ」と称す。)と、各認識センサから送信される各画像データと、をそれぞれ比較することにより、上皿24、下皿25および遊技球ボックス14の台確保物の有無を検出する。
空き台検出装置本体45は、遊技機11の上皿24、下皿25および遊技球ボックス14に何も無いことを検出した場合(各基本画像データと各画像データと、がそれぞれ一致した時)は、当該遊技機11を空き台として判定し(空き台検出手段)、その判定結果を空き台検出コントローラ50に送信する。
一方、遊技機11の上皿24、下皿25および遊技球ボックス14のいずれかに物体(台確保物等)が有ることを検出した場合(各基本画像データと各画像データと、の比較おいて、いずれかに差異を検出した場合)は、所定時間経過後に再び画像比較を行い、その比較の結果においても物体(台確保物等)が有ることを検出した場合には、当該遊技機11を放置台と見なし、これを空き台として判定し(空き台検出手段)、その判定結果を空き台検出コントローラ50に送信する。これにより、当該遊技機11が、確保台であるか、放置台であるかを検出することができる。この場合、放置台のみを空き台として判定することができるため、更に確実、且つ正確な空き台の検出を行うことができる。
空き台検出コントローラ50は、ディスプレイ51、キーボード52、無線送信手段53を有し、空き台検出装置本体45からの判定結果に基づいて、従業員あるいは、場内アナウンス等により報知する。これにより、従業員または顧客に対し、空き台の存在、あるいは、放置台の存在を認識させることができる。
また、例えば、従業員が所持する携帯情報端末(インカム等)に、無線通信を介して放置台が有る旨を報知することで、従業員がどこに居ても、当該報知情報を得ることができ、放置台と見なされる遊技機11の解放作業(空き台状態にする)等の作業効率を向上させることができる。
次に、図5ないし図10の制御ブロック図を参照し、各装置の制御構成について説明する。図5に示すように、遊技機11は、ネットワーク制御部55と、専用線制御部56と、打出制御部57と、払出制御部58と、表示処理部59と、LED(発光ダイオード)部60と、ボタン入力検出部61と、ハンドル部62と、異常検出センサ部63と、記憶部64と、各部と接続され遊技機11を制御する制御部65と、ネットワーク制御部55により制御されるネットワークIF部66と、専用線制御部56により制御される専用線IF部67と、打出制御部57により制御される玉打出装置68と、払出制御部58により制御される玉払出装置69と、表示処理部59により制御される液晶表示装置30と、を備えている。
ネットワーク制御部55は、ホールコンピュータ4との通信を制御するところであり、遊技場内LAN5への接続口であるネットワークIF部66を介してのデータ通信を制御する。専用線制御部56は、遊技機ランプ12との通信を制御するところであり、専用線IF部67を介して、対応する遊技機ランプ12と直接接続されている。そして、遊技機11の遊技状況に基づく遊技機ランプ12の点灯/消灯に関する通信を制御する。
打出制御部57は、ハンドル部62からの信号(ハンドルの回転状況に関する信号)を、制御部65を介して受信し、そのハンドルの回転状況に応じた、遊技球の発射速度、発射する遊技球の玉数等の制御を行う。この制御結果に基づいて、玉打出装置68から遊技領域Aに遊技球を打出す。
払出制御部58は、ボタン入力検出部61からの信号(ボタンが押されたか否か、または、押された回数等)を、制御部65を介して受信し、そのボタン入力信号に応じた遊技球を払出すための制御を行う。この制御に基づいて、玉払出装置69から所定の遊技球を払出す。また、大当りが発生したことが制御部65により検出された場合においては、その大当りの規模に応じた遊技球を払出すように制御し、この制御結果に基づいて、玉払出装置69から所定の遊技球を払出す。
表示処理部59は、制御部65からの指示により、抽選結果等の遊技状況に応じた画像(図柄)の表示処理を行う。そして、液晶表示装置30に当該画像を表示する。LED部60は、制御部65により制御されており、大当り等が発生すると、制御部65からの指示によりランプ(LED)の点灯/消灯を行い、遊技機11の装飾効果や演出効果を高める。異常検出センサ部63は、遊技機11で異常が発生した場合、その異常を検出し、制御部65に通知する。記憶部64は、遊技機11の遊技状況(大当り回数、入賞回数等)や打出/払出された遊技球の玉数を記憶する。
これら各部が、制御部65によって制御されることにより、例えば、遊技機11に異常が発生した場合、制御部65は、異常検出センサ部63からの異常通知を受信し、その通知内容に基づいて、ネットワークIF部66を介してホールコンピュータ4に異常を通知する。また、専用線IF部67を介して、遊技機ランプ12に異常発生に対応するランプ表示要求を出す。
次に、図6を参照して、遊技機ランプ12の制御構成について説明する。遊技機ランプ12は、ネットワーク制御部71と、専用線制御部72と、表示処理部73と、記憶部74と、各部と接続され遊技機ランプ12を制御する制御部75と、表示制御部73により制御される表示装置76と、ネットワーク制御部71により制御されるネットワークIF部77と、専用線制御部72により制御される専用線IF部78と、を備えている。
ネットワーク制御部71は、ホールコンピュータ4との通信を制御するものであり、遊技場内LAN5への接続口であるネットワークIF部77を介して、遊技機ランプ12の点灯/消灯を示すデータをホールコンピュータ4に送信する等の制御を行う。専用線制御部72は、遊技機11との通信を制御するものであり、専用線IF部78を介して、対応する遊技機11と直接接続されている。そして、遊技機11の遊技状況に基づく遊技機ランプ12の点灯/消灯の指示データを受信する等の制御を行う。
表示処理部73は、ホールコンピュータ4および遊技機11からの遊技機ランプ12の点灯/消灯の指示に基づき、表示装置76(ランプ本体)の点灯処理および消灯処理を行う。記憶部74は、ホールコンピュータ4および遊技機11からの遊技機ランプ12の制御指示に対応する遊技機ランプ12の点灯/消灯パターン等を記憶する。
これら各部が、制御部75によって制御されることにより、例えば、遊技機11からのランプ点灯指示を、専用線IF部78を介して受信し、その指示に基づく点灯パターンを記憶部74から読出し、表示処理部73により、当該点灯パターンでの処理を行うことで、表示装置76を点灯させる。
次に、図7を参照して、台間装置13の制御構成について説明する。台間装置13は、紙幣識別部81と、カード読取部82と、ネットワーク制御部83と、表示処理部84と、記憶部85と、各部と接続され台間装置13を制御する制御部86と、ネットワーク制御部83により制御されるネットワークIF部87と、表示処理部84により制御される表示装置38と、を備えている。
紙幣識別部81は、顧客が、紙幣挿入口35から挿入した紙幣の金額および真偽を識別する。カード読取部82は、顧客が、カード挿入口36から挿入したICカードの読み取りを行い、読み取り結果を制御部86に送信する。ネットワーク制御部83は、遊技機11、ホールコンピュータ4との通信を制御するところであり、遊技場内LAN5への接続口であるネットワークIF部87を介してのデータ通信を制御する。
表示処理部84は、紙幣識別部81の紙幣識別結果、カード読取部82によるICカードの読取結果および遊技機11からの遊技情報に基づき、該当する遊技球の貸出し可能金額等を表示装置38に表示する表示処理を行う。記憶部126は、投入された金額、貸出し/払出し玉数等の情報を記憶する。
これら各部が、制御部86によって制御されることにより、例えば、紙幣識別部81に紙幣が投入されると、紙幣識別結果(金額、真偽等)を制御部86に送信する。制御部86は、識別結果に基づいて、投入された金額や貸出し玉数等の情報を、ネットワークIF部87を介してホールコンピュータ4に送信する。
次に、図8を参照して、ホールコンピュータ4の制御構成について説明する。ホールコンピュータ4は、キーボード42と、表示処理部91と、ネットワークIF部92と、記憶部93と、各部と接続されホールコンピュータ4を制御する制御部94と、表示処理部91により制御されるディスプレイ41と、を備えている。
キーボード42は、管理者による文字情報の入力を行うものである。表示処理部91は、キーボード42により入力された文字情報や、各種情報(遊技機管理データベース43の情報等)の表示処理を行い、ディスプレイ41に表示する。ネットワークIF部92は、遊技場内LAN5と接続するための接続口であり、これにより、遊技機ユニット2および空き台検出装置3等との通信を行う。記憶部93は、遊技機管理データベース43であり、遊技機番号と、それに関連付けられた遊技動向(大当り回数、出玉数や入金額等)や稼動状況等の各遊技機11に関する情報が記憶されている。
これら各部が、制御部94によって制御されることにより、例えば、ネットワークIF部92を介して遊技機11からの出玉情報を取得すると、その出玉情報と遊技機番号とを関連付けて遊技機管理データベース43に記録する。これにより、遊技機11毎の出玉の収支等を管理することができる。また、遊技機11に異常が発生した場合においては、遊技機11の異常検出センサ部63からの通知により、即座に異常を把握することができ、この異常情報に基づいて、迅速に障害対応を行うことができる。
次に、図9および図10を参照して、空き台検出装置3の制御構成について説明する。空き台検出装置3は、空き台検出装置本体45と、上皿認識センサ46と、下皿認識センサ47と、ボックス認識センサ48と、ボックス光センサ49と、空き台検出コントローラ50と、を備えている。
空き台検出装置本体45は、ネットワークIF部95と、センサIF部96と、記憶部97と、これらを制御する制御部98と、を有している。ネットワークIF部95は、遊技場内LAN5と接続するための接続口であり、これにより、空き台検出コントローラ50およびホールコンピュータ4との通信を行う。また、センサIF部96は、上皿認識センサ46、下皿認識センサ47、ボックス認識センサ48およびボックス光センサ49と接続するための接続口であり、これにより、各センサに駆動信号を送信したり、あるいは、各センサから画像データを受信したりする。
記憶部97は、各基本画像データ(上皿基本画像データ、下皿基本画像データおよびボックス基本画像データ)や各センサから送信される各画像データ(上皿画像データ、下皿画像データおよびボックス画像データ)等の画像データ、および自身の装置ID等を記憶する。
上皿認識センサ46は、センサIF部96を介して空き台検出装置本体45と接続されており、空き台検出装置本体45(制御部98)からの駆動信号を受け、遊技機11の上皿24内を画像認識し、その画像認識結果を上皿画像データとして空き台検出装置本体45に送信する。
下皿認識センサ47は、センサIF部96を介して空き台検出装置本体45と接続されており、空き台検出装置本体45(制御部98)からの駆動信号を受け、遊技機11の下皿25内を画像認識し、その画像認識結果を下皿画像データとして空き台検出装置本体45に送信する。
ボックス認識センサ48は、センサIF部96を介して空き台検出装置本体45と接続されており、空き台検出装置本体45(制御部98)からの駆動信号を受け、遊技機11の遊技球ボックス14内を画像認識し、その画像認識結果をボックス画像データとして空き台検出装置本体45に送信する。
ボックス光センサ49は、センサIF部96を介して空き台検出装置本体45と接続されており、空き台検出装置本体45(制御部98)からの駆動信号を受け、遊技機11の遊技球ボックス14内に検出光を照射して物体(台確保物等の遮蔽物)の有無を検出し、その結果を空き台検出装置本体45に送信する。
これら各部が、制御部98によって制御されることにより、例えば、制御部98がネットワークIF部95を介してホールコンピュータ4から遊技機11の稼動情報を取得する。当該遊技機11が、非稼動の場合、制御部98は、上皿認識センサ46に対し、駆動信号を送信する。上皿認識センサ46は、遊技機11の上皿24内を画像認識し、その結果を上皿画像データとして制御部98に送信する。制御部98は、上皿画像データを受信すると、その上皿画像データと記憶部97に記憶した上皿基本画像データと、を画像認識エンジンにより比較する。これにより、両画像が同一である場合、当該遊技機11の上皿24には何も無いと判定し、その旨を空き台検出コントローラ50に送信する。
一方、両画像が異なる場合、制御部98は、所定時間経過後に、再び、上記と同様の処理を行い、同様の結果(両画像が異なる)を得た場合は、当該遊技機11は放置台であると見なし、これを空き台として判定する。これにより、正確な空き台の検出を行うことができる。
図10に示すように、空き台検出コントローラ50は、表示処理部101と、ネットワークIF部102と、音声出力部103と、記憶部104と、キーボード52と、これらを制御する制御部105と、表示処理部101により制御されるディスプレイ51と、音声出力部103により制御される無線送信手段53と、を備えている。
ネットワークIF部102は、遊技場内LAN5と接続するための接続口であり、これにより、空き台検出装置本体45等との通信を行う。キーボード52は、管理者による文字情報の入力を行うものである。表示処理部101は、キーボード52により入力された文字情報や、各種情報(空き台検出装置本体45から受信した遊技機11の空き台情報等)の表示処理を行い、ディスプレイ51に表示する。
音声出力部103は、遊技機11の空き台情報等(判定結果)に対応する音声データを、無線送信手段53を介して従業員の携帯情報端末(無線インカム等)に送信する。記憶部104は、空き台検出装置本体45の装置IDと遊技機番号を関連付けたテーブル、空き台検出装置本体45の判定結果に対応した音声データ等を記憶する。
これら各部が制御部105によって制御されることにより、例えば、制御部105は、空き台検出装置本体45からの判定結果(放置台に関する情報)を、ネットワークIF部102を介して受信し、その判定結果に対応した音声データを記憶部104から読み出す。制御部105は、読み出した音声データを音声出力部103に送信し、音声出力部103は、無線送信手段53を介して従業員の携帯情報端末に送信する。これにより、従業員は、どこに居ても放置台の存在を認識でき、放置台の解放作業(空き台状態にする)を迅速に行うことができる。
次に、図11ないし図13のフローチャートを参照し、各事象における空き台検出システム1の処理手順について述べる。最初に、図11に基づいて、空き台検出装置3により、遊技機11の上皿24および下皿25の状態を検出する処理手順について説明する。なお、上皿24の状態検出の処理と、下皿25の状態検出の処理と、は同じであるため、ここでは、上皿24の状態検出の処理について説明する。
まず、空き台検出装置本体45は、ホールコンピュータ4に対して、遊技機稼動情報要求を送信する(S001)。遊技機稼動情報要求を受信したホールコンピュータ4は、該当する遊技機11が稼動(遊技中)しているか否かを検出し(遊技検出手段)、検出結果を空き台検出装置本体45に送信する(S002)。空き台検出装置本体45は、ホールコンピュータ4からの検出結果を受信し(S003)、当該遊技機11が稼動しているか否かをチェックする(S004)。
当該遊技機11が稼動している場合(S004:YES)、上皿タイマーをクリアし(S005)すると共に、待機タイマーをセットし、所定時間待機した後、待機タイマーをクリアする(S006)。そして、空き台検出装置本体45は、再度、ホールコンピュータ4に対し、遊技機稼動情報要求を送信する(S001)。
一方、当該遊技機11が稼動していない場合(S004:NO)、空き台検出装置本体45は、上皿認識センサ46を駆動する(S007)。駆動した上皿認識センサ46は、遊技機11の上皿24の画像認識を行い、その画像認識結果を、上皿画像データとして空き台検出装置本体45に送信する(S008)。空き台検出装置本体45は、上皿画像データを取得し(S009)、上皿画像データと、基本上皿画像データと、を比較処理し(S010)、両画像に差異があるか否かをチェックする(S011)。
画像比較処理の結果、差異がない場合(S011:NO)、空き台検出装置本体45は、当該遊技機11の上皿24には、物体(台確保物等)が無いと判定し、判定結果を空き台検出コントローラ50に報知すると共に、上皿タイマーをクリアし(S012)、待機タイマーにより所定時間待機する(S006)。
一方、画像比較処理の結果、差異がある場合(S011:YES)、空き台検出装置本体45は、この画像比較処理が、初回か否かをチェックする(S013)。画像比較処理が、初回である場合(S013:YES)、空き台検出装置本体45は、上皿タイマーをセットし(S014)、待機タイマーにより所定時間待機後(S006)、再び、ホールコンピュータ4に遊技機稼動情報要求を送信する(S001)。
一方、画像比較処理が、初回でない場合(S013:NO)、空き台検出装置本体45は、上皿タイマーの計測時間が、所定時間経過したか否かをチェックする(S015)。上皿タイマーの計測時間が、所定時間経過していない場合(S015:NO)、空き台検出装置本体45は、待機タイマーにより所定時間待機後(S006)、再び、ホールコンピュータ4に、遊技機稼動情報要求(S001)を送信する。
一方、上皿タイマーの計測時間が、所定時間経過している場合(S015:YES)、空き台検出装置本体45は、当該遊技機11は放置台であると見なし、当該遊技機11を放置台として判定する(空き台判定手段)。そして、空き台検出装置本体45は、上皿タイマーをクリアすると共に、この判定結果と、自身の装置IDと、を空き台検出コントローラ50に送信する(S016)。
空き台検出コントローラ50は、判定結果および空き台検出装置本体45の装置IDを受信する(S017)。そして、受信した空き台検出装置本体45の装置IDから、当該遊技機11の遊技機番号を特定する(S018)。次に、空き台検出コントローラ50は、受信した判定結果に基づいた音声データを出力する(S019)すると共に、無線送信手段により従業員の携帯情報端末(無線インカム)に送信する(S020)。
同様の処理を下皿25対しても行うことにより、空き台検出装置3は、遊技機11の上皿24および下皿25には、物体が無いことを検出できる。また、上皿24または下皿25に物体が有ることを検出した場合において、その検出した物体が、台を確保するための物体(台確保物)ではないことを判定することができるため、結果として、当該遊技機11は、放置台であり、実際には空いている台(空き台)として検出できる。
次に、図12および図13を参照し、空き台検出装置3により、遊技機11の遊技球ボックス14の状態を検出する処理手順について説明する。
まず、空き台検出装置本体45は、ホールコンピュータ4に対して、遊技機稼動情報要求を送信する(S031)。遊技機稼動情報要求を受信したホールコンピュータ4は、該当する遊技機11が稼動(遊技中)しているか否かを検出し(遊技検出手段)、検出結果を空き台検出装置本体45に送信する(S032)。空き台検出装置本体45は、ホールコンピュータ4からの検出結果を受信し(S033)、当該遊技機11が稼動しているか否かをチェックする(S034)。
当該遊技機11が稼動している場合(S034:YES)、待機タイマーAをセットし、所定時間待機した後、待機タイマーAをクリアする(S035)。そして、空き台検出装置本体45は、再度、ホールコンピュータ4に対し、遊技機稼動情報要求を送信する(S031)。
一方、当該遊技機11が稼動していない場合(S034:NO)、空き台検出装置本体45は、ボックス光センサ49(赤外線センサ)を駆動する(S036)。駆動したボックス光センサ49は、遊技球ボックス14内の物体(台確保物等)、遊技球ボックス14の移動および遊技球ボックス14の上を横切る物体(人の手等)等の検出結果を、空き台検出装置本体45に送信する(S037)。空き台検出装置本体45は、その検出結果をチェックする(S038)。
ボックス光センサ49により、物体等が検出されなかった場合(S038:NO)、空き台検出装置本体45は、待機タイマーBをセットし、所定時間待機した後、待機タイマーBをクリアする(S039)。そして、空き台検出装置本体45は、再度、ボックス光センサ49を駆動する(S036)。
一方、ボックス光センサ49により、物体等が検出された場合(S038:YES)、空き台検出装置本体45は、ボックス認識センサ48を駆動する(S040)。駆動したボックス認識センサ48は、遊技機11の遊技球ボックス14の画像認識を行い、その画像認識結果を、ボックス画像データとして空き台検出装置本体45に送信する(S041)。空き台検出装置本体45は、ボックス画像データを取得し(S042)、ボックス画像データと、基本ボックス画像データと、を比較処理し(S043)、両画像に差異があるか否かをチェックする(S044)。
画像比較処理の結果、差異がない場合(S044:NO)、空き台検出装置本体45は、当該遊技機11の遊技球ボックス14には、物体(台確保物等)が無いと判定し、判定結果を空き台検出コントローラ50に報知すると共に、ボックスタイマーをクリアし(S045)、待機タイマーAにより所定時間待機する(S035)。一方、画像比較処理の結果、差異がある場合(S044:YES)、空き台検出装置本体45は、この画像比較処理が、初回か否かをチェックする(S046)。
画像比較処理が、初回である場合(S046:YES)、空き台検出装置本体45は、ボックスタイマーをセットし(S047)、所定時間待機後(S048)、再び、ボックス認識センサ48を駆動する(S040)。一方、画像比較処理が、初回でない場合(S046:NO)、空き台検出装置本体45は、ボックスタイマーの計測時間が、所定時間経過したか否かをチェックする(S049)。
ボックスタイマーの計測時間が、所定時間経過していない場合(S049:NO)、空き台検出装置本体45は、所定時間待機後(S048)、再び、ボックス認識センサ48を駆動する(S040)。一方、ボックスタイマーの計測時間が、所定時間経過している場合(S049:YES)、空き台検出装置本体45は、当該遊技機11を放置台として見なし、当該遊技機11は放置台であると判定する(空き台判定手段)。そして、ボックスタイマーをクリアすると共に、この判定結果と、自身の装置IDと、を空き台検出コントローラ50に送信する(S050)。
空き台検出コントローラ50は、判定結果および空き台検出装置本体45の装置IDを受信する(S051)。そして、受信した空き台検出装置本体45の装置IDから、当該遊技機11の遊技機番号を特定する(S052)。次に、空き台検出コントローラ50は、受信した判定結果に基づいた音声データを出力する(S053)すると共に、無線送信手段により従業員の携帯情報端末(無線インカム)に送信する(S054)。
これにより、空き台検出装置3は、遊技機11の遊技球ボックス14には、物体が無いことを検出できる。また、遊技球ボックス14に物体が有ることを検出した場合において、その検出した物体が、台を確保するための物体(台確保物)ではないことを判定することができるため、結果として、当該遊技機11は、放置台であり、実際には空いている台(空き台)として検出できる。
また、上述の上皿24、下皿25および遊技球ボックス14の検出処理結果が、いずれも物体が無いと判定される(空き台判定手段)ことにより、検出処理対象の遊技機11が、空き台であることを確実に検出することができる。
以上のように、第1実施形態よれば、遊技機11が遊技中で無い場合、各センサ(上皿認識センサ46や下皿認識センサ47等)により、遊技機11の上皿24内、下皿25内および遊技球ボックス14内のいずれにも物体(台確保物等)が無いことを検出した場合に空き台と判定するため、確保状態の遊技機11である確保台を誤って空き台と判定することがない。これにより、遊技機11が稼動していない場合においても、当該遊技機が空き台であることを確実に検出することができる。また、遊技中である場合は空き台と判定しないため、物体(台確保物等)がないことによって遊技中であるにもかかわらず誤って空き台と判断するといった問題がない。
また、当該遊技機11が、顧客が遊技機11の選定のために一時的に確保している台(確保台)であるか、顧客に確保されたまま放置されている台(放置台)であるかを検出することができ、この場合、放置台のみを空き台として判定することができるため、更に確実、且つ正確な空き台の検出を行うことができる。
なお、第1実施形態では、空き台検出装置本体45を外付け装置として設置しているが、これに限らず、例えば、図14に示すように、台間装置13に空き台検出装置本体45を内蔵し、各センサを接続ケーブル106により台間装置13に接続するようにしても良いし、あるいは、台間装置13自体に空き台検出装置本体45と同等の機能を持たせてもよい。
次に、図15ないし図20を参照し、本発明の第2実施形態に係る空き台検出システム1aについて説明する。第2実施形態の空き台検出システム1aの基本的な構成は、第1実施形態の空き台検出システム1と同一であるため、ここでは、異なる部分について説明する。
第2実施形態の空き台検出システム1aは、遊技機11の上皿24内、下皿25内および遊技球ボックス14内の物体の有無の検出に用いる各センサの設置場所および当該センサによる認識範囲と、空き台検出装置本体45aの設置場所とが、第1実施形態の空き台検出システム1と異なる。
空き台検出装置3aは、遊技機ランプ12aと一体に形成された空き台検出装置本体45aと、空き台検出装置本体45aから受信した情報を、従業員に報知する空き台検出コントローラ50a(報知手段、図17参照)と、を備えている。また、空き台検出装置本体45aは、遊技機ランプ12aの内部の下面に当接して配置された画像認識センサ111(画像認識手段)と、遊技機ランプ12aの内部の下面に当接し、且つ画像認識センサ111の手前に位置するように配置された対人センサ112(光検出手段)と、を有している。なお、空き台検出装置本体45aおよび空き台検出コントローラ50aの処理動作は、第1実施形態のそれらと同じであるため、説明は省略する。
画像認識センサ111は、画像認識カメラ(図示省略)を有しており、画像認識カメラにより、上皿24内および遊技球ボックス14内を上方から画像認識し、上皿24内および遊技球ボックス14内の状態を検出する。画像認識センサ111による画像認識の範囲は、上皿24および遊技球ボックス14を包括するように設定されているため(図15および図16の点線の範囲)、上皿24の全体および遊技球ボックス14の全体を確実に画像認識することができる。また、画像認識センサ111による画像認識結果は、上皿画像データおよびボックス画像データとして、遊技場内LAN5を介して空き台検出装置本体45aに送信される。
対人センサ112は、赤外線センサ(図示省略)を有しており、赤外線センサにより、遊技機11の上方から遊技球ボックス14の底部に向かって検出光が照射される(図15および図16の矢印)。そして、赤外線センサから照射される光が遮断されることにより、下皿25の前方を通過する物体(台確保物を下皿25に入れるときの人の手等)、遊技球ボックス14内の物体(台確保物等)、遊技球ボックス14の移動および遊技球ボックス14の上を横切る物体(人の手等)等を検出する。また、対人センサ112による検出結果(検出信号)は、遊技場内LAN5を介して空き台検出装置本体45aに送信される。
これら、画像認識センサ111および対人センサ112の検出結果に基づいて、空き台検出装置本体45aは、対象となる遊技機11が、空き台であるか否かを判定することとなる。そして、空き台検出コントローラ50aにより、その判定結果に基づいた情報が、従業員または顧客に報知される。
次に、図17を参照して、第2実施形態の空き台検出装置3aの制御構成について説明する。空き台検出装置3aは、空き台検出装置本体45aと、空き台検出コントローラ50aと、を備えている。
空き台検出装置本体45aは、画像認識センサ111と、対人センサ112と、ネットワークIF部113と、記憶部114と、これらを制御する制御部115と、を有している。ネットワークIF部113は、遊技場内LAN5と接続するための接続口であり、これにより、空き台検出コントローラ50aおよびホールコンピュータ4との通信を行う。記憶部114は、各基本画像データ(上皿基本画像データおよびボックス基本画像データ)、各センサから送信される各画像データ(上皿画像データおよびボックス画像データ)、および自身の装置ID等を記憶する。
画像認識センサ111は、制御部115からの駆動信号を受け、遊技機11の上皿24内、あるいは遊技球ボックス14内を画像認識し、その画像認識結果を上皿画像データ、あるいはボックス画像データとして制御部115に送信する。
対人センサ112は、制御部115からの駆動信号を受け、遊技機11の遊技球ボックス14に向かって検出光を照射し、下皿25の前方を横切る物体、あるいは遊技球ボックス14の物体(台確保物等の遮蔽物)の有無を検出し、その結果を空き台検出装置本体45aに送信する。
これら各部が、制御部115によって制御されることにより、例えば、制御部115がネットワークIF部113を介してホールコンピュータ4から遊技機11の稼動情報を取得する。当該遊技機11が、非稼動の場合、制御部115は、画像認識センサ111に対し、駆動信号を送信する。画像認識センサ111は、遊技機11の上皿24内を画像認識し、その結果を上皿画像データとして制御部115に送信する。
制御部115は、上皿画像データを受信すると、その上皿画像データと記憶部114に記憶した上皿基本画像データと、を画像認識エンジンにより比較する。これにより、両画像が同一である場合、当該遊技機11の上皿24には何も無いと判定し、その旨を空き台検出コントローラ50aに送信する。
一方、両画像が異なる場合、制御部115は、所定時間経過後に、再び、上記と同様の処理を行い、同様の結果(両画像が異なる)を得た場合は、当該遊技機11は放置台であると見なし、これを空き台として判定する。これにより、正確な空き台の検出を行うことができる。
次に、図18ないし図20のフローチャートを参照し、各事象における空き台検出システム1の処理手順について述べる。最初に、図18に基づいて、空き台検出装置3aにより、遊技機11の上皿24の状態を検出する処理手順について説明する。
まず、空き台検出装置本体45aは、ホールコンピュータ4に対して、遊技機稼動情報要求を送信する(S051)。遊技機稼動情報要求を受信したホールコンピュータ4は、該当する遊技機11が稼動(遊技中)しているか否かを検出し(遊技検出手段)、検出結果を空き台検出装置本体45aに送信する(S052)。空き台検出装置本体45aは、ホールコンピュータ4からの検出結果を受信し(S053)、当該遊技機11が稼動しているか否かをチェックする(S054)。
当該遊技機11が稼動している場合(S054:YES)、上皿タイマーをクリアする(S055)と共に、待機タイマーをセットし、所定時間待機した後、待機タイマーをクリアする(S056)。そして、空き台検出装置本体45aは、再度、ホールコンピュータ4に対し、遊技機稼動情報要求を送信する(S051)。
一方、当該遊技機11が稼動していない場合(S054:NO)、空き台検出装置本体45aは、画像認識センサ111を駆動する(S057)。駆動した画像認識センサ111は、遊技機11の上皿24の画像認識を行い、その画像認識結果を、上皿画像データとして空き台検出装置本体45aに送信する(S058)。空き台検出装置本体45aは、上皿画像データを取得し(S059)、上皿画像データと、基本上皿画像データと、を比較処理し(S060)、両画像に差異があるか否かをチェックする(S061)。
画像比較処理の結果、差異がない場合(S061:NO)、空き台検出装置本体45aは、当該遊技機11の上皿24には、物体(台確保物等)が無いと判定し、判定結果を空き台検出コントローラ50に報知すると共に、上皿タイマーをクリアし(S062)、待機タイマーにより所定時間待機する(S056)。
一方、画像比較処理の結果、差異がある場合(S061:YES)、空き台検出装置本体45aは、この画像比較処理が、初回か否かをチェックする(S063)。画像比較処理が、初回である場合(S063:YES)、空き台検出装置本体45aは、上皿タイマーをセットし(S064)、待機タイマーにより所定時間待機後(S056)、再び、ホールコンピュータ4に遊技機稼動情報要求を送信する(S051)。一方、画像比較処理が、初回でない場合(S063:NO)、空き台検出装置本体45aは、上皿タイマーの計測時間が、所定時間経過したか否かをチェックする(S065)。
上皿タイマーの計測時間が、所定時間経過していない場合(S065:NO)、空き台検出装置本体45aは、待機タイマーにより所定時間待機後(S056)、再び、ホールコンピュータ4に、遊技機稼動情報要求(S051)を送信する。一方、上皿タイマーの計測時間が、所定時間経過している場合(S065:YES)、空き台検出装置本体45aは、当該遊技機11は放置台であると見なし、当該遊技機11は空き台であると判定する(空き台判定手段)。そして、空き台検出装置本体45aは、上皿タイマーをクリアすると共に、この判定結果と、自身の装置IDと、を空き台検出コントローラ50aに送信する(S066)。
空き台検出コントローラ50aは、判定結果および空き台検出装置本体45aの装置IDを受信する(S067)。そして、受信した空き台検出装置本体45aの装置IDから、当該遊技機11の遊技機番号を特定する(S068)。次に、空き台検出コントローラ50aは、受信した判定結果に基づいた音声データを出力する(S069)すると共に、無線送信手段により従業員の携帯情報端末(無線インカム)に送信する(S070)。
これにより、空き台検出装置3aは、遊技機11の上皿24には、物体が無いことを検出できる。また、上皿24に物体が有ることを検出した場合において、その検出した物体が、台を確保するための物体(台確保物)ではないことを検出することができるため、結果として、当該遊技機11は、放置台であり、実際には空いている台(空き台)として検出できる。
次に、図19および図20を参照し、空き台検出装置3aにより、遊技機11の下皿25および遊技球ボックス14の状態を検出する処理手順について説明する。
まず、空き台検出装置本体45aは、ホールコンピュータ4に対して、遊技機稼動情報要求を送信する(S091)。遊技機稼動情報要求を受信したホールコンピュータ4は、該当する遊技機11が稼動(遊技中)しているか否かを検出し(遊技検出手段)、検出結果を空き台検出装置本体45aに送信する(S092)。空き台検出装置本体45aは、ホールコンピュータ4からの検出結果を受信し(S093)、当該遊技機11が稼動しているか否かをチェックする(S094)。
当該遊技機11が稼動している場合(S094:YES)、待機タイマーAをセットし、所定時間待機した後、待機タイマーAをクリアする(S095)。そして、空き台検出装置本体45aは、再度、ホールコンピュータ4に対し、遊技機稼動情報要求を送信する(S091)。
一方、当該遊技機11が稼動していない場合(S094:NO)、空き台検出装置本体45aは、対人センサ112(赤外線センサ)を駆動する(S096)。駆動した対人センサ112は、遊技機11の下皿25の前方を横切る物体(人の手等)、および遊技球ボックス14内の物体(台確保物等)、遊技球ボックス14の移動および遊技球ボックス14の上を横切る物体(人の手等)等の検出結果を、空き台検出装置本体45aに送信する(S097)。空き台検出装置本体45aは、その検出結果をチェックする(S098)。
対人センサ112により、物体等が検出されなかった場合(S098:NO)、空き台検出装置本体45aは、待機タイマーBをセットし、所定時間待機した後、待機タイマーBをクリアする(S099)。そして、空き台検出装置本体45aは、センサタイマーAをクリアする(S106)と共に、再度、対人センサ112を駆動する(S096)。一方、対人センサ112により、物体等が検出された場合(S098:YES)、空き台検出装置本体45aは、対人センサ112が、下皿25または遊技球ボックス14のどちらで物体等を検出したかを確認し(S100)、その検出結果が下皿25か否かをチェックする(S101)。
対人センサ112による検出結果が、下皿25のものである場合(S101:YES)、空き台検出装置本体45aは、この検出結果が、初回の検出結果か否かをチェックする(S102)。下皿25における検出結果が、初回の検出結果である場合(S102:YES)、空き台検出装置本体45aは、センサタイマーAをセットし(S103)、所定時間待機後(S104)、再び、対人センサ112を駆動する(S096)。一方、下皿25における検出結果が、初回の検出結果では無い場合(S102:NO)、空き台検出装置本体45aは、センサタイマーAの計測時間が、所定時間経過したか否かをチェックする(S105)。
センサタイマーAの計測時間が、所定時間経過していない場合(S105:NO)、空き台検出装置本体45aは、待機タイマーAにより所定時間待機する(S095)。一方、センサタイマーAの計測時間が、所定時間経過している場合(S105:YES)、空き台検出装置本体45aは、当該遊技機11は放置台であると見なし、当該遊技機11は空き台であると判定する(空き台判定手段)。そして、センサタイマーAをクリアすると共に、この判定結果と、自身の装置IDと、を空き台検出コントローラ50aに送信する(S107)。
空き台検出コントローラ50aは、判定結果および空き台検出装置本体45aの装置IDを受信する(S108)。そして、受信した空き台検出装置本体45aの装置IDから、当該遊技機11の遊技機番号を特定する(S109)。次に、空き台検出コントローラ50aは、受信した判定結果に基づいた音声データを出力する(S110)すると共に、無線送信手段により従業員の携帯情報端末(無線インカム)に送信する(S111)。
これにより、空き台検出装置3aは、遊技機11の下皿25に物体が有ることを検出した場合において、その検出した物体が、台を確保するための物体(台確保物)ではないことを検出することができる。これにより、結果として、当該遊技機11は、放置台であり、実際には空いている台(空き台)として検出できる。
一方、対人センサ112による検出が、下皿25のものでない(遊技球ボックス14のものである)場合(S101:NO)、空き台検出装置本体45aは、センサタイマーAをクリアする(S112)。そして、空き台検出装置本体45aは、画像認識センサ111を駆動する(S0113)。駆動した画像認識センサ111は、遊技機11の遊技球ボックス14の画像認識を行い、その画像認識結果を、ボックス画像データとして空き台検出装置本体45aに送信する(S114)。空き台検出装置本体45aは、ボックス画像データを取得し(S115)、ボックス画像データと、基本ボックス画像データと、を比較処理し(S116)、両画像に差異があるか否かをチェックする(S117)。
画像比較処理の結果、差異がない場合(S117:NO)、空き台検出装置本体45aは、当該遊技機11の遊技球ボックス14には、物体(台確保物等)が無いと判定し、判定結果を空き台検出コントローラ50aに報知すると共に、センサタイマーBをクリアし(S118)、待機タイマーAにより所定時間待機する(S095)。
一方、画像比較処理の結果、差異がある場合(S117:YES)、空き台検出装置本体45aは、この画像比較処理が、初回か否かをチェックする(S119)。画像比較処理が、初回である場合(S119:YES)、空き台検出装置本体45aは、センサタイマーBをセットし(S120)、所定時間待機後(S121)、再び、画像認識センサ111を駆動する(S113)。一方、画像比較処理が、初回でない場合(S119:NO)、空き台検出装置本体45aは、センサタイマーBの計測時間が、所定時間経過したか否かをチェックする(S122)。
センサタイマーBの計測時間が、所定時間経過していない場合(S122:NO)、空き台検出装置本体45aは、所定時間待機後(S121)、再び、画像認識センサ111を駆動する(S113)。一方、センサタイマーBの計測時間が、所定時間経過している場合(S122:YES)、空き台検出装置本体45aは、当該遊技機11は放置台であると見なし、当該遊技機11は空き台であると判定する(空き台判定手段)。そして、センサタイマーBをクリアすると共に、この判定結果と、自身の装置IDと、を空き台検出コントローラ50aに送信する(S107)。この後、空き台検出コントローラ50aは、上記の下皿25の場合と同様の処理を行う(S108〜S111)。
これらにより、空き台検出装置3aは、遊技機11の下皿25および遊技球ボックス14には、物体が無いことを検出できる。また、下皿25の前方に物体が有ることを検出した場合、または遊技球ボックス14に物体が有ることを検出した場合において、その検出した物体が、台を確保するための物体(台確保物)ではないことを検出することができるため、結果として、当該遊技機11は、放置台であり、実際には空いている台(空き台)として検出できる。
また、上述の上皿24、下皿25および遊技球ボックス14の検出処理結果が、いずれも物体が無いと判定される(空き台判定手段)ことにより、検出処理対象の遊技機11が、空き台であることを確実に検出することができる。
このように、第2実施形態によれば、遊技球ボックス14を光検出および画像検出することによって、遊技球ボックス14に物体が無いことを検出するため、より確実に空き台を検出できる。また、遊技機ランプ12a内部に対人センサ112が搭載されているため、遊技台ランプ12aを交換するのみで、空き台検出が行える。これにより、既存の設備の改造等を行う必要がなく、簡単に各遊技場(店舗)に導入することができる。
次に、図21ないし図23を参照し、本発明の第3実施形態の空き台検出システム1bについて説明する。第3実施形態の空き台検出システム1bは、第1実施形態の空き台検出システム1(パチンコ機用)を、回胴式遊技機121(スロットマシン)に適用したものであり、回胴式遊技機121における受皿123内の物体の有無の検出を行うものである。なお、第3実施形態の空き台検出システム1bの基本的な構成および処理動作は、第1実施形態の空き台検出システム1と同一であるため、ここでは、異なる部分について説明する。
図21および図22に示すように、回胴式遊技機121の受皿123は、回胴式遊技機本体122の下部に配設されており、遊技機11(パチンコ機)の受皿(上皿24または下皿25)に比して、広く形成されている。このため、当該受皿123内における物体(台確保物等)の検出には、複数(2台)の受皿認識センサ124a、124b(受皿検出手段)と、受皿光センサ125(受皿検出手段)と、を用いて行う。
受皿認識センサ124(124a、124b)は、画像認識カメラ(図示省略)を有しており、回胴式遊技機本体122の下面に、且つ中心線(図21の1点鎖線)に対して左右対称となる位置に設けられている。そして、画像認識カメラにより、受皿123内を上方から画像認識し、受皿123内の状態を検出する。1台の受皿認識センサ124による画像認識の範囲は、受皿123の半分以上の領域を包括するように設定されており、2台の受皿認識センサ124a、124bの画像認識範囲は、受皿123の中心付近で重なるようになっている(図21の点線)。これにより、受皿123全体(受皿内の底部も)を画像認識することができ、受皿123内に物体(台確保物等)が存在するか否かを確実に検出することができる。
受皿光センサ125は、赤外線センサ(図示省略)を有しており、受皿123の内面底部の一端に配置されている。そして、赤外線センサにより、受皿123の一端から他端に向かって、長手方向に検出光が照射される(図21および図23の矢印)。そして、受皿光センサ125から照射される光が遮断されることにより、受皿123の物体(人の手や台確保物等)を検出する。これにより、台確保物が光センサを遮るか否かで、その有無を判定することができるため、簡単に台確保物の検出を行うことができる。
これら、受皿認識センサ124および受皿光センサ125の検出結果に基づいて、空き台検出装置3bは、回胴式遊技機121が遊技中でないことが検出された場合(遊技機検出手段)、対象となる回胴式遊技機121が空き台であるか否かを判定することとなる(空き台判定手段)。そして、空き台検出コントローラ(図示省略)により、その判定結果に基づいた情報が、従業員または顧客に報知される。
なお、上述では、2台の受皿認識センサ124を用いて受皿123内の画像認識を行っているが、これに限るものではなく、1台、あるいは複数台(2台以上)の受皿認識センサ124を配置して画像認識を行っても良い。
このように、第3実施形態によれば、回胴式遊技機121においても、正確に空き台であることを検出することができる。その他、上述の第1実施形態および第2実施形態に示した各機能を適用することで、同様の作用・効果を得ることができる。
なお、上記の第1実施形態第ないし3実施形態に示した、空き台検出システム1の機能をプログラムとして提供することが可能である。また、そのプログラムを記憶媒体(図示省略)に格納して提供することも可能である。記録媒体としては、CD−ROM、フラッシュROM、メモリカード(コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア、メモリースティック等)、コンパクトディスク、光磁気ディスク、デジタルバーサタイルディスクおよびフレキシブルディスク等を利用することができる。
また、上述した実施例によらず、空き台検出システム1の装置構成や処理工程等について、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
1、1a、1b…空き台検出システム 3、3a、3b…空き台検出装置 4…ホールコンピュータ 11…遊技機 45、45a…空き台検出装置本体 46…上皿認識センサ 47…下皿認識センサ 48…ボックス認識センサ 49…ボックス光センサ 50…空き台検出コントローラ 111…画像認識センサ 112…対人センサ 121…回胴式遊技機 124、124a、124b…受皿検出センサ A…遊技領域
Claims (17)
- 遊技に供されていないパチンコ機を検出する空き台検出装置と、
前記パチンコ機および前記空き台検出装置と接続されるホールコンピュータと、を有する空き台検出システムであって、
前記ホールコンピュータは、
前記パチンコ機が遊技中であるか否かを検出する遊技検出手段を備え、
前記空き台検出装置は、
前記パチンコ機の上皿内における台確保物の有無を検出する上皿検出手段と、
前記パチンコ機の下皿内における台確保物の有無を検出する下皿検出手段と、
前記パチンコ機の下方に載置される遊技球ボックス内における台確保物の有無を検出するボックス検出手段と、
前記遊技検出手段が遊技中でないことを検出した状態で、前記上皿検出手段、前記下皿検出手段および前記ボックス検出手段がいずれも「無」を検出したときに、前記パチンコ機が空き台であると判定する空き台判定手段と、を備えたことを特徴とする空き台検出システム。 - 前記空き台判定手段は、前記上皿検出手段、前記下皿検出手段および前記ボックス検出手段のうちいずれかが「有」を検出し、所定時間経過後においても同様の結果を検出した場合、前記パチンコ機が空き台であると判定することを特徴とする請求項1に記載の空き台検出システム。
- 前記空き台検出装置は、
前記空き台判定手段の判定結果を報知する報知手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の空き台検出システム。 - 前記報知手段は、店員が所持する携帯情報端末に、前記判定結果を送信することにより報知を行うことを特徴とする請求項3に記載の空き台検出システム。
- 前記上皿検出手段は、前記パチンコ機の台ランプの下面に設けられ、前記上皿内を画像認識する認識カメラ、および前記上皿の上流側内側面に設けられ、検出光を前記上皿の長手方向に照射する光センサの少なくとも一方を、有していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の空き台検出システム。
- 前記下皿検出手段は、前記上皿の下面に設けられ、前記下皿内を画像認識する認識カメラを、有していることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の空き台検出システム。
- 前記ボックス検出手段は、前記下皿の下面に設けられ、前記遊技球ボックスに臨む物体を検出する光センサと、
前記下皿の下面に設けられ、前記遊技球ボックス内を画像認識する認識カメラと、を有していることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の空き台検出システム。 - 遊技に供されていないパチンコ機を検出する空き台検出装置と、
前記パチンコ機および前記空き台検出装置と接続されるホールコンピュータと、を有する空き台検出システムであって、
前記ホールコンピュータは、
前記パチンコ機が遊技中であるか否かを検出する遊技検出手段を備え、
前記空き台検出装置は、
前記パチンコ機の上部に配設され、前記パチンコ機の上皿内および前記パチンコ機の下方に載置される遊技球ボックス内を、それぞれ画像認識して台確保物の有無を検出する画像認識手段と、
前記パチンコ機の上部に配設され、前記パチンコ機の下皿に臨む物体の有無および前記遊技球ボックスに臨む物体の有無を検出する光検出手段と、
前記遊技検出手段が遊技中でないことを検出した状態で、前記光検出手段により前記下皿および前記遊技球ボックスについていずれも「無」を検出し、且つ前記画像認識手段により前記上皿内および遊技球ボックス内についていずれも「無」を検出したときに、前記パチンコ機が空き台であると判定する空き台判定手段と、を備えたことを特徴とする空き台検出システム。 - 前記空き台判定手段は、前記画像認識手段および前記光検出手段のうちいずれかが「有」を検出し、所定時間経過後においても同様の結果を検出した場合、前記パチンコ機が空き台であると判定することを特徴とする請求項8に記載の空き台検出システム。
- 遊技に供されていない回胴式遊技機を検出する空き台検出装置と、
前記回胴式遊技機および前記空き台検出装置と接続されるホールコンピュータと、を有する空き台検出システムであって、
前記ホールコンピュータは、
前記回胴式遊技機が遊技中であるか否かを検出する遊技検出手段を備え、
前記空き台検出装置は、
前記回胴式遊技機の受皿内における台確保物の有無を検出する受皿検出手段と、
前記遊技検出手段が遊技中でないことを検出した状態で、前記受皿検出手段が「無」を検出したときに、前記回胴式遊技機が空き台であると判定する空き台判定手段と、を備えたことを特徴とする空き台検出システム。 - 前記空き台判定手段は、前記受皿検出手段が「有」を検出し、所定時間経過後においても同様の結果を検出した場合、前記回胴式遊技機が空き台であると判定することを特徴とする請求項10に記載の空き台検出システム。
- 前記受皿検出手段は、前記回胴式遊技機の本体の下面に設けられ、前記受皿内を画像認識する認識カメラ、および前記受皿の内側面に設けられた光センサの少なくとも一方を、有していることを特徴とする請求項10または11に記載の空き台検出システム。
- 遊技に供されていないパチンコ機を検出する空き台検出方法であって、
前記パチンコ機に接続されたコンピュータが、
前記パチンコ機が遊技中であるか否かを検出する遊技検出ステップと、
前記パチンコ機の上皿内における台確保物の有無を検出する上皿検出ステップと、
前記パチンコ機の下皿内における台確保物の有無を検出する下皿検出ステップと、
前記パチンコ機の下方に載置される遊技球ボックス内における台確保物の有無を検出するボックス検出ステップと、
前記遊技検出ステップにおいて遊技中でないことを検出した状態で、前記上皿検出ステップ、前記下皿検出ステップおよび前記ボックス検出ステップにおいていずれも「無」を検出したときに、前記パチンコ機が空き台であると判定する空き台判定ステップと、を実行することを特徴とする空き台検出方法。 - 遊技に供されていないパチンコ機を検出する空き台検出方法であって、
前記パチンコ機に接続されたコンピュータが、
前記パチンコ機が遊技中であるか否かを検出する遊技検出ステップと、
前記パチンコ機の上部に配設され、前記パチンコ機の下皿に臨む物体の有無および前記遊技球ボックスに臨む物体の有無を検出する光検出ステップと、
前記パチンコ機の上部に配設され、前記パチンコ機の上皿内および前記パチンコ機の下方に載置される遊技球ボックス内を、それぞれ画像認識して台確保物の有無を検出する画像認識ステップと、
前記遊技検出ステップにおいて遊技中でないことを検出した状態で、前記光検出ステップにおいて、前記下皿および前記遊技球ボックスについていずれも「無」を検出し、且つ前記画像認識ステップにおいて、前記上皿内および遊技球ボックス内についていずれも「無」を検出したときに、前記パチンコ機が空き台であると判定する空き台判定ステップと、を実行することを特徴とする空き台検出方法。 - 遊技に供されていない回胴式遊技機を検出する空き台検出方法であって、
前記回胴式遊技機に接続されたコンピュータが、
前記回胴式遊技機が遊技中であるか否かを検出する遊技検出ステップと、
前記回胴式遊技機の受皿内における台確保物の有無を検出する受皿検出ステップと、
前記遊技検出ステップにおいて遊技中でないことを検出した状態で、前記受皿検出ステップにおいて「無」を検出したときに、前記回胴式遊技機が空き台であると判定する空き台判定ステップと、を実行することを特徴とする空き台検出方法。 - コンピュータに、請求項13ないし15のいずれかに記載の空き台検出方法における各ステップを実行させるためのプログラム。
- 請求項13ないし15のいずれかに記載の空き台検出方法におけるコンピュータとして機能することを特徴とする空き台検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007102443A JP2008259551A (ja) | 2007-04-10 | 2007-04-10 | 空き台検出システム、空き台検出方法、プログラムおよび空き台検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007102443A JP2008259551A (ja) | 2007-04-10 | 2007-04-10 | 空き台検出システム、空き台検出方法、プログラムおよび空き台検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008259551A true JP2008259551A (ja) | 2008-10-30 |
Family
ID=39982530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007102443A Withdrawn JP2008259551A (ja) | 2007-04-10 | 2007-04-10 | 空き台検出システム、空き台検出方法、プログラムおよび空き台検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008259551A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012030717A2 (en) * | 2010-08-31 | 2012-03-08 | Fmc Corporation | Bed bug monitoring device |
JP2012115482A (ja) * | 2010-11-30 | 2012-06-21 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機 |
JP2013070974A (ja) * | 2011-09-29 | 2013-04-22 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機 |
-
2007
- 2007-04-10 JP JP2007102443A patent/JP2008259551A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012030717A2 (en) * | 2010-08-31 | 2012-03-08 | Fmc Corporation | Bed bug monitoring device |
WO2012030717A3 (en) * | 2010-08-31 | 2012-05-31 | Fmc Corporation | Bed bug monitoring device |
JP2012115482A (ja) * | 2010-11-30 | 2012-06-21 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機 |
JP2013070974A (ja) * | 2011-09-29 | 2013-04-22 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI468209B (zh) | 具紙牌停止功能之紙牌讀取牌盒及使用該牌盒之系統 | |
TWI481436B (zh) | 紙牌處理裝置、用於識別紙牌處理裝置中之非預期紙牌之方法及用於維持在紙牌處理裝置中使用之紙牌之運行存貨清單之方法 | |
US7510186B2 (en) | Systems, methods and articles to facilitate delivery of playing cards | |
WO2009110232A1 (ja) | カードシュータ装置 | |
JP6347625B2 (ja) | 遊技機及び遊技枠 | |
JP2010233938A (ja) | 遊技媒体取扱システム及び各台対応装置 | |
JP2023039956A (ja) | カジノシステム | |
JP2013135809A (ja) | 遊技用システムおよび遊技用装置 | |
JP2008259551A (ja) | 空き台検出システム、空き台検出方法、プログラムおよび空き台検出装置 | |
JP2008245916A (ja) | 遊技機特定システム、rfid読取装置、コンピュータ、遊技機特定システムの制御方法およびプログラム | |
JP5769389B2 (ja) | 台間装置 | |
JP6370560B2 (ja) | 遊技機および遊技枠 | |
JP2017205284A (ja) | 遊技場用システム | |
JP6668434B2 (ja) | 遊技情報表示装置 | |
JP5611413B2 (ja) | 封入式遊技機 | |
JP7409702B2 (ja) | 遊技機 | |
JP7409701B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6682136B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2018126657A (ja) | 遊技機 | |
JP7030082B2 (ja) | 遊技機 | |
JP7426153B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2003181069A (ja) | 遊技用装置 | |
JP6178903B2 (ja) | 情報表示装置及びこれを用いた遊技場システム | |
JP4945069B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5330053B2 (ja) | 記憶媒体処理システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20100706 |