JP2008259310A - モールドモータ及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】モールド樹脂と電子部品が、モールドにより強固に接着しない材料の組合せあっても、防水性の高いモールドモータ及びその製造方法を得ること。
【解決手段】固定子鉄心2及び電子部品4をモールド樹脂6により一体にモールドし、前記電子部品4とモールド樹脂6の界面が外部に露出しているモールドモータ100において、前記界面に形成され、前記電子部品4及びモールド樹脂6の双方と接着性を有し、前記モールド樹脂6によるモールド時の熱により前記電子部品4及びモールド樹脂6の双方と接着した防水層5を備える。
【選択図】 図2
【解決手段】固定子鉄心2及び電子部品4をモールド樹脂6により一体にモールドし、前記電子部品4とモールド樹脂6の界面が外部に露出しているモールドモータ100において、前記界面に形成され、前記電子部品4及びモールド樹脂6の双方と接着性を有し、前記モールド樹脂6によるモールド時の熱により前記電子部品4及びモールド樹脂6の双方と接着した防水層5を備える。
【選択図】 図2
Description
本発明は、固定子鉄心や、コネクタ等の電子部品を、モールド樹脂でモールドしたモールドモータ及びその製造方法に関するものである。
従来、固定子に固定された回路基板と、前記回路基板上に実装された1以上の電子部品と、複数のブレードを備えた回転子と、前記固定子、前記1以上の電子部品及び前記回路基板を内部に含むように絶縁樹脂によって形成されたモールド部とを具備し、前記モールド部が前記電子部品及び前記回路基板を直接覆うように形成された状態において、前記モールド部が温度変化により膨張収縮したときに、前記電子部品と前記回路基板上の回路との間の電気的接続を破壊する可能性がある程度まで前記モールド部が膨張収縮する防水型ブラシレスモータにおいて、少なくとも前記1以上の電子部品と前記モールド部との間に、前記モールド部の前記膨張収縮によって発生する可能性のある前記電気的接続の破壊を防止する保護層を備え、前記保護層の剪断接着強さと厚みは、前記電気的接続の破壊を発生させる可能性のある前記膨張収縮が発生したときに、前記1以上の電子部品と前記保護層との間に剥離を生じさせることができるようにし、回路基板が破壊するのを防ぐものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記従来の技術によれば、電子部品とモールド部との間に、モールド部が温度変化により膨張収縮したときに前記モールド部の前記膨張収縮によって発生する可能性のある前記電子部品と回路基板上の回路との間の電気的接続の破壊を防止する保護層を設け、前記膨張収縮が発生したときに、前記電子部品と前記保護層との間に剥離を生じさせるようにしているので、前記電子部品と前記保護層との界面間に隙間が生じる。そのため、前記界面がモールドモータの外部に露出しているような場合には、防水性を得ることはできない、という問題があった。
モールド樹脂とモールドされる電子部品の界面が、モールドモータの外部に露出するモールドモータにおいて、露出する界面が十分に密着又は接着していないとき、露出した界が水等の液体に晒されると、液体が界面に滲入するため防水性を得ることができない。
モールドモータは、温度が上昇する運転時にも防水性が要求され、温度変化があっても界面が十分に密着又は接着している必要がある。しかしながら、一般的に、材料は、固有の熱膨張率に従って膨張、収縮するので、温度変化があると、密着していた場合は隙間が生じ、接着していた場合は熱応力により接着が剥がれて隙間が生じ、防水性が損なわれている。
上記のように、材料の界面がある場合の一般的な防水方法として、モールド樹脂と電子部品との間にエラストマーを浸入させ、モールド樹脂と電子部品とをエラストマーに密着させ、隙間を生じさせないようにする方法がある。
しかしながら、上記の方法では、モールド樹脂を注入するときの圧力が弱いため、エラストマーを十分に圧縮することができない。そのため、温度変化があると、材料の熱膨張率が異なるので、エラストマーと、モールド樹脂又は電子部品との間に隙間が生じ、防水性が損なわれている。
また、一般的な防水方法として、界面に凹凸を付けて接触面積を増やし、液体の浸入距離を長くして防水する方法がある。しかし、モールドモータの場合、電子部品が小さいため、十分な接触面積を確保することができず、この方法で防水性を得ることはできなかった。
また、一般的な防水の方法として、異種材料を接着する方法がある。しかしながら、樹脂モールドの場合、モールド樹脂が液体状態から固化するため、液体状態で接着させなければならない。そのため、モールド樹脂自身が、電子部品に接着するものでなければならなかった。
上記の互いに接着性のある組合せとして、モールド材にエポキシ樹脂、電子部品材にPPS樹脂又はBMC樹脂の組合せがある。しかしながら、モールド材にBMC樹脂を選んだ場合は、PPS樹脂製又はエポキシ樹脂製の電子部品と接着しないので別の組合せを探す必要があった。
さらに、モールド材にPPS樹脂を選んだ場合は、PPS樹脂製又はエポキシ樹脂製の電子部品と接着しないので同様に別の組合せを探す必要があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、モールド樹脂と電子部品が、モールドにより強固に接着しない材料の組合せあっても、防水性の高いモールドモータ及びその製造方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、固定子鉄心及び電子部品をモールド樹脂により一体にモールドし、前記電子部品とモールド樹脂の界面が外部に露出しているモールドモータにおいて、前記界面に形成され、前記電子部品及びモールド樹脂の双方と接着性を有し、前記モールド樹脂によるモールド時の熱により前記電子部品及びモールド樹脂の双方と接着した防水層を備えることを特徴とする。
この発明によれば、互いに接着性の低いモールド樹脂と電子部品材料の組み合わせでも、界面の防水性が保たれるので、多様な樹脂をモールド材料として用いることができ、機能性が高く、経済的な樹脂をモールド材として選択することができる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかるモールドモータ及びその製造方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかるモールドモータの実施の形態1のモールド樹脂注入前の状態を示す断面図であり、図2は、実施の形態1のモールドモータを示す断面図であり、図3は、比較例として示す従来のモールドモータの断面図である。
図1は、本発明にかかるモールドモータの実施の形態1のモールド樹脂注入前の状態を示す断面図であり、図2は、実施の形態1のモールドモータを示す断面図であり、図3は、比較例として示す従来のモールドモータの断面図である。
図1に示すように、モールド金型1には、円筒状の空洞1aが形成され、空洞1a内にモールド樹脂を注入するゲート1bが設けられている。空洞1a内に円筒状の固定子鉄心2を挿入する。固定子鉄心2の外周部2aとP側端部2bとO側端部2cには、モータをモールドするモールド樹脂を浸入させるための隙間が設けられている。
O側端部2cの隙間には、孔開き円盤状に形成されて電子部品を実装した回路基板3を配置する。回路基板3の外周部に、外部接続部となる電子部品としてのコネクタ4を配置する。コネクタ4の後端部4aは、空洞1a内に配置され、先端部4bは、空洞1a外に配置されている。
コネクタ4の後端部4aの外周部には、エポキシ系接着剤等からなる防水部材5を筒状に付着させている。以上説明したように、モールド金型1の円筒状の空洞1a内に、固定子鉄心2、回路基板3、コネクタ4及び防水部材5を配置し、ゲート1bから空洞1a内にモールド樹脂6(図2参照)を注入して固化させる。
モールド樹脂6が注入され、固化する過程で、モールド金型1の熱及び充填されるモールド樹脂6の熱により、防水部材5が加熱されて接着性を増し、モールド樹脂6及びコネクタ4に強固に接着して防水層5を形成する。
防水部材5の接着は、モールド樹脂6の硬化の過程で行われ、例えば、モールド樹脂6がBMC樹脂の場合は150℃、5分で硬化する。防水部材5に速硬化型のエポキシ系接着剤を用いれば、150℃、5分で、防水効果が高い接着力を得ることができる。また、防水部材5として、速硬化型のウレタン系接着剤を用いてもよい。
図2に示すように、モールド金型1からモールド樹脂6が固化したモールドモータ100を取り出し、両端部にO側ブラケット7及びP側ブラケット8を取り付けると、図示しないロータを収容する円柱状の空間2dを有する実施の形態1のモールドモータ100が製造される。
モールド樹脂6は、防水層5と強固に接着し、電子部品としてのコネクタ4は、防水層と強固に接着しており、モールド樹脂6及びコネクタ4が熱膨張して防水層5の界面に負荷が生じても剥がれないので、防水性が保たれる。
因みに、図3に示すような、モールド樹脂506とコネクタ504との間に防水層を設けない従来のモールドモータ500では、コネクタ504とモールド樹脂506とは熱膨張率が異なるので、モールドモータ500の起動・停止により温度上昇・下降を繰り返すと、大きさの異なる熱膨張により両者の界面に負荷がかかり、コネクタ504の表面からモールド樹脂506が剥離して両者間に隙間が生じ、この隙間から水などが浸入して防水性が損なわれる。
図3に示すような、防水層を設けない従来のモールドモータ500に、80℃の熱履歴を与えると、コネクタ504とモールド樹脂506の熱膨張率の違いから、材料間に隙間が生じて浸水して防水性が破られたが、図2に示すような、防水層5を備えるモールドモータ100は、80℃の熱履歴を与えても接着が剥がれず、防水性が保持された。
実施の形態2.
図4は、本発明にかかるモールドモータの実施の形態2のモールド樹脂注入前の状態を示す断面図であり、図5は、実施の形態2のモールド樹脂注入途中の状態を示す断面図である。
図4は、本発明にかかるモールドモータの実施の形態2のモールド樹脂注入前の状態を示す断面図であり、図5は、実施の形態2のモールド樹脂注入途中の状態を示す断面図である。
図4に示すように、モールド金型1には、円筒状の空洞1aが形成され、空洞1a内にモールド樹脂を注入するゲート1bが設けられている。空洞1a内に円筒状の固定子鉄心2を挿入する。固定子鉄心2の外周部2aとP側端部2bとO側端部2cには、モータをモールドするモールド樹脂6を浸入させるための隙間が設けられている。
O側端部2cの隙間には、孔開き円盤状に形成されて電子部品を実装した回路基板3を配置する。回路基板3の外周部に、外部接続部となる電子部品としてのコネクタ4を配置する。コネクタ4の後端部4aは、空洞1a内に配置され、先端部4bは、空洞1a外に配置されている。
コネクタ4の後端部4aの外周部には、防水層を形成するための防水部材としての孔開き円板状の防水シート25を配設している。防水シート25は、孔開き円板状のメッシュ素材に、エポキシ系接着剤等を含浸させ、液状の接着剤を半固形化したものである。なお、実施の形態1の防水部材5にも、筒状に形成したメッシュ素材にエポキシ系接着剤等を含浸させた防水シートを用いてもよい。
防水シート25は、円板状に形成されているので、その円板面は、コネクタ4の外周部に密着していない。以上説明したように、モールド金型1の円筒状の空洞1a内に、固定子鉄心2、回路基板3、コネクタ4及び防水部材としての円板状の防水シート25を配置し、ゲート1bから空洞1a内にモールド樹脂6を注入する。
図5に示すように、ゲート1bから空洞1a内にモールド樹脂6を注入すると、モールド樹脂6は、固定子鉄心2の外周部2a及びO側端部2cに浸入し、O側端部2cに浸入したモールド樹脂6が、流動圧力と熱により、通路を塞いでいる円板状の防水シート25の外周部を押し上げて円錐形から筒形に変形させ、防水シート25を、コネクタ4の後端部4aの外周部及び固化するモールド樹脂6に強固に接着させる。
防水部材(防水シート)5、25の接着は、モールド樹脂6の硬化の過程で行われ、例えば、モールド樹脂6がBMC樹脂の場合は150℃、5分で硬化、接着する。防水部材5に速硬化型のエポキシ系接着剤を用いれば、150℃、5分で、防水効果が高い接着力を得ることができる。また、防水部材5、25として、速硬化型のウレタン系接着剤を用いてもよい。
実施の形態2の円板状の防水シート25は、モールド前に、電子部品としてのコネクタ4と密着させる必要がないので、コネクタ4に仮留めできる筒形等に形成する必要がない。また、防水部材5を、接着時に低粘度化する材料とすれば、組立時に防水部材5を密着させるのが困難な形状の電子部品であっても、モールドモータの製造時には、密着させて強固に接着することができる。
図2に示すものと同様に、モールド金型1からモールド樹脂6が固化したモールドモータ200を取り出し、両端部にO側ブラケット7及びP側ブラケット8を取り付けると、図示しないロータを収容する円柱状の空間2dを有する実施の形態2のモールドモータ200が製造される。
モールド樹脂6は、防水層としての防水シート25と強固に接着し、電子部品としてのコネクタ4は、防水シート25と強固に接着しており、モールド樹脂6及びコネクタ4が熱膨張して防水層25の界面に負荷が生じても剥がれないので、防水性が保たれる。
実施の形態3.
図6は、本発明にかかるモールドモータの実施の形態3の防水層を示す拡大断面図である。実施の形態3の防水層35は、電子部品としてのコネクタ4の後端部4aの外周部に接着するリング状の第1防水層35cと、モールド樹脂6に接着するリング状の第2防水層35bと、第1防水層35cと第2防水層34bとの間に挟まれて両者を保持するリング状の保持層35aと、を備えている。
図6は、本発明にかかるモールドモータの実施の形態3の防水層を示す拡大断面図である。実施の形態3の防水層35は、電子部品としてのコネクタ4の後端部4aの外周部に接着するリング状の第1防水層35cと、モールド樹脂6に接着するリング状の第2防水層35bと、第1防水層35cと第2防水層34bとの間に挟まれて両者を保持するリング状の保持層35aと、を備えている。
第1防水層35cは、コネクタ4と接着し易い材料で形成され、第2防水層35bは、モールド樹脂6と接着し易い材料で形成され、保持層35aは、第1防水層35c及び第2防水層35bと接着し易い材料で形成されている。
実施の形態3の防水層35によれば、電子部品4及びモールド樹脂6双方に接着する防水層材料が存在しない場合であっても、第1防水層35c、保持層35a及び第2防水層35bを介して、電子部品4とモールド樹脂6とが強固に接着するので、防水性を得ることができる。
実施の形態4.
図7は、本発明にかかるモールドモータの実施の形態4のモールド樹脂注入前の状態を模式的に示す断面図であり、図8は、実施の形態4のモールドモータのモールド樹脂注入前の他の状態を模式的に示す断面図であり、図9は、実施の形態4のモールド樹脂注入途中の状態を示す断面図であり、図10は、実施の形態4のモールドモータを模式的に示す断面図である。
図7は、本発明にかかるモールドモータの実施の形態4のモールド樹脂注入前の状態を模式的に示す断面図であり、図8は、実施の形態4のモールドモータのモールド樹脂注入前の他の状態を模式的に示す断面図であり、図9は、実施の形態4のモールド樹脂注入途中の状態を示す断面図であり、図10は、実施の形態4のモールドモータを模式的に示す断面図である。
図7に示すように、モールド金型41には、円柱状の空洞41aが形成され、空洞41a内にモールド樹脂を注入するゲート41bが設けられている。空洞41a内に、円盤状の電子部品43及びモータの固定子鉄心42を密着させて挿入する。固定子鉄心42の外周部42aとP側端部42bには、モータをモールドするモールド樹脂46を浸入させるための隙間が設けられている。電子部品43の固定子鉄心42側の面の外周部には、エポキシ系接着剤等からなる防水部材45を付着させている。
図7に示す防水部材45の代わりに、図8に示すように、孔開き円板状の防水シート45aを用いてもよい。防水シート45aは、孔開き円板状のメッシュ素材に、エポキシ系接着剤等を含浸させ、液状の接着剤を半固形化したものである。
防水シート45aが、モールド金型41の空洞41a内に挿入されるときは、電子部品43に付着させずに、固定子鉄心42の中間部に嵌合させている。以上説明したように、モールド金型41の円柱状の空洞41a内に、電子部品43、固定子鉄心42、防水層45又は防水シート45aを配置し、ゲート41bから空洞41a内にモールド樹脂46を注入する。
図9に示すように、ゲート41bから空洞41a内にモールド樹脂46を注入すると、モールド樹脂46は、固定子鉄心42のP側端部42b及び外周部42aに浸入し、外周部42aに浸入したモールド樹脂46が、流動圧力と熱により、外周部42aを塞いでいる円板状の防水シート45aを押し上げ、防水シート45aを、電子部品43及び固化するモールド樹脂46に強固に接着させる。
防水部材45又は防水シート45aの接着は、モールド樹脂46の硬化の過程で行われ、例えば、モールド樹脂46がBMC樹脂の場合は150℃、5分で硬化する。防水部材45又は防水シート45aに速硬化型のエポキシ系接着剤を用いれば、150℃、5分で、防水効果が高い接着力を得ることができる。また、防水部材45又は防水シート45aとして、速硬化型のウレタン系接着剤を用いてもよい。
実施の形態4の防水部材45又は防水シート45aを、接着時に低粘度化する材料とすれば、組立時に防水部材45を密着させるのが困難な形状の電子部品43であっても、モールドモータの製造時には、密着させて強固に接着することができる。
図10に示すように、モールド金型41からモールド樹脂46が固化したモールドモータ400を取り出せば、実施の形態4のモールドモータ400が製造される。
モールド樹脂46及び電子部品43は、防水部材45又は45aと強固に接着しており、モールド樹脂46及び電子部品43が熱膨張して防水部材(防水層)45又は45aの界面に負荷が生じても剥がれないので、防水性が保たれる。
以上のように、本発明にかかるモールドモータは、防水性が高いモータとして有用である。
1,41 モールド金型
2,42 固定子鉄心
3,43 回路基板(電子部品)
4 コネクタ(電子部品)
5,25,35,45,45a 防水層(防水部材、防水シート)
6,46 モールド樹脂
7 O側ブラケット
8 P側ブラケット
100,200,400 モールドモータ
2,42 固定子鉄心
3,43 回路基板(電子部品)
4 コネクタ(電子部品)
5,25,35,45,45a 防水層(防水部材、防水シート)
6,46 モールド樹脂
7 O側ブラケット
8 P側ブラケット
100,200,400 モールドモータ
Claims (5)
- 固定子鉄心及び電子部品をモールド樹脂により一体にモールドし、前記電子部品とモールド樹脂の界面が外部に露出しているモールドモータにおいて、
前記界面に形成され、前記電子部品及びモールド樹脂の双方と接着性を有し、前記モールド樹脂によるモールド時の熱により前記電子部品及びモールド樹脂の双方と接着した防水層を備えることを特徴とするモールドモータ。 - 前記防水層は、
前記電子部品と接着性を有する第1の防水層と、
前記モールド樹脂と接着性を有する第2の防水層と、
前記第1、第2の防水層間に介在し、該第1、第2の防水層の双方と接着性を有する保持層と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載のモールドモータ。 - 前記防水層は、モールドされる前はシート状に形成された防水部材であることを特徴とする請求項1又は2に記載のモールドモータ。
- モールド金型内に、固定子鉄心及び電子部品を配置し、防水部材を前記電子部品に付着させるステップと、
前記モールド金型内にモールド樹脂を注入し、該モールド樹脂の熱により、前記防水部材を前記電子部品及びモールド樹脂に接着させて防水層を形成するステップと、
を含むことを特徴とするモールドモータの製造方法。 - モールド金型内に、固定子鉄心及び電子部品を配置し、防水部材を前記電子部品に接触しない近傍に配置するステップと、
前記モールド金型内にモールド樹脂を注入し、該モールド樹脂の圧力により前記防水部材を前記電子部品と接触する位置に移動させ、該モールド樹脂の熱により、前記防水部材を前記電子部品及びモールド樹脂に接着させて防水層を形成するステップと、
を含むことを特徴とするモールドモータの製造方法。
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---|---|---|---|
JP2007098786A JP2008259310A (ja) | 2007-04-04 | 2007-04-04 | モールドモータ及びその製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102434466A (zh) * | 2010-08-02 | 2012-05-02 | 日本电产高科电机控股公司 | 马达泵及其制造方法 |
WO2021131744A1 (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-01 | 山洋電気株式会社 | 回転電動機 |
-
2007
- 2007-04-04 JP JP2007098786A patent/JP2008259310A/ja active Pending
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