JP2008258923A - 無線通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 建造物内で満遍なく通信エリアを確保することができる、漏洩伝送路の敷設の制約が少ない無線通信システムを提供する。
【解決手段】 本発明の無線通信システムは、(1)基地局装置と、(2)基地局装置にアンテナとして接続された漏洩伝送路と、(3)漏洩伝送路に近接するように設置され、漏洩伝送路を介して基地局装置と無線通信を行う漏洩伝送路エリア内装置と、(4)漏洩伝送路エリア内装置と接続し、基地局装置に信号を与えたり、又は、基地局装置から信号を取り出したりすることができる漏洩伝送路エリア外装置とを有する。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明の無線通信システムは、(1)基地局装置と、(2)基地局装置にアンテナとして接続された漏洩伝送路と、(3)漏洩伝送路に近接するように設置され、漏洩伝送路を介して基地局装置と無線通信を行う漏洩伝送路エリア内装置と、(4)漏洩伝送路エリア内装置と接続し、基地局装置に信号を与えたり、又は、基地局装置から信号を取り出したりすることができる漏洩伝送路エリア外装置とを有する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、漏洩伝送路をアンテナとして用いた無線通信システムに関する。
従来、ビル等の建築物の高さ方向に沿って漏洩伝送路を敷設し、無線基地局装置のアンテナとして用いる技術が知られている。例えば、特許文献1では、図8に示すように、複数本の漏洩ケーブル100を建築物の高さ方向に沿って敷設し、各漏洩ケーブル100の基端にそれぞれ光−電気変換器110を設け、これら光−電気変換器110と屋内携帯情報端末装置130との間を光通信ケーブル140によって接続する技術が記載されている。
特開2003−169005
しかしながら、従来の技術においては、無線基地局からの信号は漏洩伝送路を伝わる距離に比例して伝送損失が大きくなり、建築物の高層へ行くほど漏洩伝送路から放射される電力が小さくなるため、通信範囲が狭まるといった課題があった。
このような課題を解決するために、各フロアで満遍なく無線通信エリアを確保すれば良く、特許文献1は、上述のように、複数の漏洩ケーブルを敷設することにより各フロアで満遍なく無線通信エリアを確保することを記載している。しかし、複数の漏洩ケーブルを敷設することは、コストや手間が大きくかかってしまう。また、既設のビルなどでは、漏洩ケーブルを敷設できる空間などが限定されており、各フロアで満遍なく無線通信エリアを確保する本数だけ、漏洩ケーブルを敷設できないことも生じる。
そのため、建造物内でほぼ満遍なく通信エリアを確保することができる、漏洩伝送路の敷設の制約が少ない無線通信システムが望まれている。
本発明の無線通信システムは、上記課題を解決するために、(1)基地局装置と、(2)前記基地局装置にアンテナとして接続された漏洩伝送路と、(3)前記漏洩伝送路に近接するように設置され、前記漏洩伝送路を介して前記基地局装置と無線通信を行う漏洩伝送路エリア内装置と、(4)前記漏洩伝送路エリア内装置と接続し、前記基地局装置に信号を与えたり、又は、前記基地局装置から信号を取り出したりすることができる漏洩伝送路エリア外装置とを有する。
本発明によれば、建造物内で満遍なく通信エリアを確保することができる、漏洩伝送路の敷設の制約が少ない無線通信システムを提供できる。
(A)第1の実施形態
以下、本発明による無線通信システムの第1の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
以下、本発明による無線通信システムの第1の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、第1の実施形態に係る無線通信システム100の全体構成と、各構成要素の設置位置とを示す説明図である。
第1の実施形態に係る無線通信システム100は、高層ビル1に関連して設けられるものであり、無線基地局装置2、同軸ケーブル3、漏洩伝送路4、無線中継装置6、端末装置8を有する。
無線基地局装置2は、例えば、高層ビル1の最下層又は最上層に設置される(図1は最下層に設置した例を示している)。端末装置8は、固定設置のものであっても良く、移動可能なものであっても良い。無線基地局装置2及び端末装置8間で、例えば、既知の無線LAN方式(例えば、IEEE802.11規格に準拠した方式)に準拠して通信を行うものである。
漏洩伝送路4は、無線基地局装置2のアンテナとして機能するものであり、同軸ケーブル3を介して、無線基地局装置2と接続されている。漏洩伝送路4は、高層ビル1の高さ方向に沿って敷設されたものであり、各フロアの中央部を通っている。漏洩伝送路4を、例えば、エレベータ空間や階段の空間に敷設するようにしても良い。
漏洩伝送路4が無線基地局装置2のアンテナとして機能することにより、無線基地局装置2の無線通信エリア5が漏洩伝送路4によって形成される。漏洩伝送路4から放出される電力は、漏洩伝送路4の断面方向に同心円状に広がる。また、漏洩伝送路4を伝送する際に損失があるため、漏洩伝送路4の終端側ほど放出される電力が小さくなる。そのため、無線通信エリア5は、漏洩伝送路4を中心に半径R1の円状に広がり、高層ビル1の下層ほど無線通信エリア5(R1)が大きく、上層へ行くほど無線通信エリア5(R1)は小さくなる。
図1では、1個の無線中継装置6を示しているが、無線中継装置6はフロア毎に設けられているものである。なお、端末装置8が存在することがあり得ないフロアがあれば、そのフロアには無線中継装置6を設置しないようにしても良い。
無線中継装置6は、無線基地局装置2の無線通信エリア5がフロア全域をカバーしていないことを補償するために設けられた中継装置である。無線中継装置6は、無線基地局装置2の無線通信エリア5内に設置され、無線基地局装置2と同一の通信周波数で通信を行うものである。無線中継装置6は、いわゆるリピータ機能(WDS;Wireless Distribution System)を有するものであり、無線基地局装置2との間で、既知のアクセスポイント間通信方式に従って、無線通信を実行するものである。
ここで、無線中継装置6の無線通信エリア7は、当該無線中継装置6が設置されているフロア全域をカバーするようになされている。無線中継装置6の無線通信エリア7は、無線中継装置6を中心に同心円状に広がり、半径R2の通信エリアをもつ。半径R2は、無線中継装置6の特性(送信電力や受信感度など)に依存し、設置する階層によらずに一定にできる。
なお、図1とは異なるが、同一のフロアに、複数の無線中継装置6を、各無線通信装置の無線通信エリアが一部重複するようにいもづる方式に設けて(例えば、直線状に間欠的に配置して)、フロア全域をカバーするようにしても良い。また、指向性を有する無線中継装置6を適用する場合には、無線基地局装置2の無線通信エリア5内に、指向方向が異なる複数の無線中継装置6を設けて、フロア全域をカバーするようにしても良い。
無線中継装置6は、自己の無線通信エリア7内に位置している無線機能を持った端末装置8からの信号を、そのまま無線基地局装置2へ伝送し、逆に、無線基地局装置2からの信号を、自己の無線通信エリア7内に位置している端末装置8へそのまま伝送する。これにより、端末装置8は無線通信基地局2との通信が可能となる。
なお、無線中継装置6を、無線基地局装置2の通信エリア限界R1等の漏洩伝送路4から遠い位置へ設置した場合、端末装置8と無線中継装置6の通信よりも、無線中継装置6と無線基地局装置2の通信速度が遅くボトルネックになる可能性がある。例えば、無線基地局装置2は、受信電力が弱い場合には、その場合でも通信を有効にできるように、リンク速度(スループット)を低速に切り替えるので、無線中継装置6と無線基地局装置2の通信速度の方が遅くなることもあり得る。そのため、無線中継装置6を、漏洩伝送路4に近接した、無線基地局装置2から供給される電力が高い位置に設置し、無線中継装置6と高速な無線通信を確保することが好ましい。
図2は、端末装置8と無線通信基地局2との通信におけるシーケンス例を示すシーケンス図である。
端末装置8が、無線通信基地局2へ宛てたデータ要求命令(無線信号)を送信すると(S1)、自己の無線通信エリア7内にその端末装置8が位置している無線中継装置6が、そのデータ要求命令(無線信号)を捕捉し、リピート機能によってそのまま無線送信する。無線中継装置6が、無線基地局装置2の無線通信エリア5内に設けられているため、無線中継装置6がリピート機能によってそのまま無線送信したデータ要求命令は、漏洩伝送路4、同軸ケーブル3を順次介し、無線基地局装置2によって受信される(S2)。
この要求命令に応じ、無線基地局装置2がデータを出力(送信)すると、同軸ケーブル3を介して漏洩伝送路4に与えられ、漏洩伝送路4から放射(無線送信)され、無線中継装置6がそのデータ(無線信号)を捕捉する(S3)。そして、無線中継装置6がリピート機能によってデータをそのまま無線送信し、端末装置8によって受信される(S4)。
第1の実施形態の無線通信システム100によれば、漏洩伝送路4によって形成される無線基地局装置2の無線通信エリア5内に、無線中継装置6を設置してフロア全域をカバーするようにしたので、漏洩伝送路4を用いたことによる、無線基地局装置2の直接の無線通信エリア5が階層毎に相違することが問題となることはない。言い換えると、無線中継装置6の特性によって、無線基地局装置2の無線通信エリア(7)が決まるため、階層によらず、一定の通信エリアを確保することができる。
また、漏洩伝送路4の敷設本数が1本で済むため、コストや設置の手間を省くことができる。さらに、敷設本数が1本で済むため、建設予定や建設中の高層ビル1だけでなく、既に建設された高層ビル1に対しても、第1の実施形態の無線通信システム100を容易に適用することができる。例えば、漏洩伝送路4をエレベータ空間や階段の空間に敷設するようにすれば、既に建設された高層ビル1に対しても、第1の実施形態の無線通信システム100を適用できる。
さらに、上述のような効果を生じさせる中心の構成要素である、無線中継装置6には、リピート機能を有する市販の無線LANのアクセスポイント装置を適用でき、入手などが容易であり、システムの低廉化に寄与している。
第1の実施形態に係る無線通信システム100の利用形態としては、例えば、以下のようなシステムを挙げることができる。端末装置8でデータを収集し、無線基地局装置2に接続されたデータベース(図示せず)にデータを格納することや、無線基地局装置2に接続されたサーバ(図示せず)にデータを送り、解析し、端末装置8で解析結果を受取るシステムを挙げることができる。
例えば、端末装置8として、温度、湿度などの、空調設備や熱源設備などの所定特性を検知するセンサを搭載した通信端末を適用し、無線基地局装置2が、センサからの情報を収集してデータベースに与えたりするような、建物に関するセンサネットワークに、第1の実施形態の無線通信システム100を適用可能である。
以上のように、端末装置8からデータをアップロードする方向での利用に、第1の実施形態の無線通信システム100は有用である。
(B)第2の実施形態
次に、本発明による無線通信システムの第2の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
次に、本発明による無線通信システムの第2の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図3は、第2の実施形態に係る無線通信システム100Aの全体構成と、各構成要素の設置位置とを示す説明図であり、第1の実施形態との同一、対応部分には同一符号を付して示している。
第2の実施形態に係る無線通信システム100Aは、無線中継装置6及び端末装置8間の接続がLANケーブル9を介してなされる点が第1の実施形態と異なっており、その他の構成は、第1の実施形態と同様である。すなわち、第2の実施形態では、端末装置8は、LANケーブル9による有線接続により無線中継装置6と通信を行うようになされている。
端末装置8が通信可能な通信エリアは、LANケーブル9の長さによって決まる。例えば、安価で一般的に利用されている100base−Txといったケーブルを使用した場合、最大伝送距離は100mであるため、無線基地局装置2の通信エリア限界R1より十分な通信エリアを確保することができる。
第2の実施形態によっても、上述した第1の実施形態と同様な効果を奏することができる。
(C)第3の実施形態
次に、本発明による無線通信システムの第3の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
次に、本発明による無線通信システムの第3の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図4は、第3の実施形態に係る無線通信システム100Bの全体構成と、各構成要素の設置位置とを示す説明図であり、第1の実施形態との同一、対応部分には同一符号を付して示している。
第3の実施形態に係る無線通信システム100Bは、第1の実施形態の無線中継装置6に代え、無線端末装置10を備え、また、端末装置8に代え、端末制御装置12を備えている。
無線端末装置10は、無線基地局装置2の通信エリア5内に設置され、漏洩伝送路4を介して、無線基地局装置2と無線通信を行うものであり、無線基地局装置2との関係では、無線端末として動作するものである。また、無線端末装置10は、端末制御装置12によって、無線端末としての動作がリモートコントロールされるものである。
図5は、無線端末装置10の内部構成を示すブロック図である。無線端末装置10は、無線基地局装置2との無線通信処理(変復調や、符号化、復号化、電力増幅など)を実行する第1の無線通信部20と、端末制御装置12との無線通信処理を実行する第2の無線通信部21と、無線基地局装置2や端末制御装置12との通信処理を制御する通信制御部22と、無線基地局装置2や端末制御装置12からの信号を解析し、処理内容を分析する被リモートコントロール部23とを有する。被リモートコントロール部23には、無線端末装置10などに提供する画像情報やデータなどの記憶部が含まれている。
端末制御装置12は、無線通信機能をもち、無線端末装置10の通信エリア11内で無線端末装置10をリモートコントロールするものである。端末制御装置12は、例えば、無線通信機能を有するパソコン(例えば、LANカードが装着されたパソコン)などが該当し、無線端末装置10の動作をコントロールするものである。なお、端末制御装置12の詳細構成の図示は省略する。
無線端末装置10は、無線基地局装置2と通信可能であるため、端末制御装置12は、無線端末装置10をリモートコントロールし、無線基地局装置2の通信エリア外においても無線基地局装置2からデータを引き出すことが可能である。
図6は、端末制御装置12が無線基地局装置2からデータを引き出す際のシーケンス例を示すシーケンス図である。
端末制御装置12は、無線基地局装置2からデータを引き出すことが必要になったときには、無線端末装置10の操作権を要求する信号(無線信号)を送信する(S10)。端末制御装置12が無線端末装置10の通信エリア11内に存在するので、操作権を要求する信号(無線信号)は、無線端末装置10によって捕捉される。
第2の無線通信部21から操作権を要求する信号が与えられた通信制御部22は、他の端末制御装置12に操作権を付与していないことを確認し、第2の無線通信部21から肯定応答(OK)を送信させると共に(S11)、被リモートコントロール部23から、操作用の画面情報を取り出し、第2の無線通信部21から送信させる(S12)。無線端末装置10から送信された肯定応答(OK)や操作用の画面情報は、端末制御装置12によって受信される。
端末制御装置12に表示された操作用の画面に基づいて、利用者が、無線基地局装置2からの所望データを要求すると、端末制御装置12は、リモートコントロール先の無線端末装置10に対し、無線基地局装置2から所望データを取り出すことを要求する命令(例えば、画面上の操作されたアイコンを規定している)を送信する(S13)。
第2の無線通信部21からデータ要求命令の信号が与えられた通信制御部22は、被リモートコントロール部23にその信号を引き渡し、被リモートコントロール部23は、無線基地局装置2から所望データを取り出すことの要求であることを認識し、通信制御部22経由で、第1の無線通信部21から、無線基地局装置2に対するデータ要求を送信させる(S14)。以上のようにして、無線端末装置10から無線送信されたデータ要求は、漏洩伝送路4、同軸ケーブル3を順次介し、無線基地局装置2によって受信される。
無線基地局装置2は、このデータ要求に応じたデータを送信する(S15)。無線基地局装置2から出力されたデータは、同軸ケーブル3を介して漏洩伝送路4に与えられ、漏洩伝送路4から放射(無線送信)され、無線端末装置10がそのデータ(無線信号)を捕捉する。
第1の無線通信部20からデータが与えられた通信制御部22は、被リモートコントロール部23にそのデータを引き渡し、被リモートコントロール部23は、そのデータを含めた画面情報を形成し、通信制御部22経由で第2の無線通信部21から送信させる(S16)。無線端末装置10から送信された、要求データを含む画面情報は、端末制御装置12によって受信され、適宜表示される。
以上のように、第3の実施形態に係る無線通信システム100Bの利用形態としては、例えば、無線基地局装置2に接続されたデータベース(図示せず)に格納されたデータを端末制御装置12で閲覧する場合を挙げることができる。このように、無線基地局装置2からデータをダウンロードする方向での利用に、第3の実施形態に係る無線通信システム100Bは有用である。
この第3の実施形態の無線通信システム100Bによれば、漏洩伝送路4によって形成される無線基地局装置2の無線通信エリア5内に、無線端末装置10を設置してフロア全域をカバーするようにしたので、漏洩伝送路4を用いたことによる、無線基地局装置2の直接の無線通信エリア5が階層毎に相違することが問題となることはない。言い換えると、無線端末装置10の特性によって、無線基地局装置2の無線通信エリア(11)が決まるため、階層によらず、一定の通信エリアを確保することができる。
また、漏洩伝送路4の敷設本数が1本で済むため、コストや設置の手間を省くことができる。さらに、敷設本数が1本で済むため、建設予定や建設中の高層ビル1だけでなく、既に建設された高層ビル1に対しても、第3の実施形態の無線通信システム100Bを容易に適用することができる。
さらに、第3の実施形態の無線通信システム100Bによれば、無線基地局装置2及び端末制御装置12間の通信には、無線端末装置10及び端末制御装置12間のリンクが確立されることを要するので、無線基地局装置2及び無線端末装置10の通信内容を受信可能な端末制御装置12は、リンクが確立されたものだけとなり、第1及び第2の実施形態より、セキュリティ面を高くすることができる。
(D)他の実施形態
上記各実施形態の説明においても、種々変形実施形態に言及したが、さらに、以下に例示するような変形実施形態を挙げることができる。
上記各実施形態の説明においても、種々変形実施形態に言及したが、さらに、以下に例示するような変形実施形態を挙げることができる。
上述した第3の実施形態に対する変形実施形態として、図7に示すように、無線端末装置10及び端末制御装置12間をLANケーブル9によって有線接続したものを挙げることができる。
上記各実施形態では、ビル1内の漏洩伝送路が1本のものを示したが、大型ビルの場合には、無線中継装置6や無線端末装置10を適用することを前提としていても、ビルの右サイド及び左サイドのように、複数本の漏洩伝送路を設けるようにしても良い。また、無線基地局装置2を、40階建てのビルの20階に設置した場合には、1〜19階用の漏洩伝送路と、20〜40階用の漏洩伝送路とが別体のものであっても良い。
また、上記各実施形態では、漏洩伝送路4を鉛直方向(ビルの長手方向)に沿って設けたものを示したが、鉛直方向から多少傾斜しているものであっても良い。
さらに、上記各実施形態では、各フロアの無線中継装置6や無線端末装置10の通信能力(通信エリアの半径)が同じものを示したが、漏洩伝送路4の通信エリアが狭いフロアの無線中継装置6や無線端末装置10の通信能力ほど大きくするようにしても良い。
さらにまた、上記各実施形態では、本発明の無線通信システムをビルに適用したものを示したが、船舶やダムなどの他の建造物に適用することができる。
1…高層ビル、2…無線基地局装置、3…同軸ケーブル、4…漏洩伝送路、6…無線中継装置、8…端末装置、9…LANケーブル、10…無線端末装置、12…端末制御装置、100、100A、100B、100C…無線通信システム。
Claims (6)
- 基地局装置と、
前記基地局装置にアンテナとして接続された漏洩伝送路と、
前記漏洩伝送路に近接するように設置され、前記漏洩伝送路を介して前記基地局装置と無線通信を行う漏洩伝送路エリア内装置と、
前記漏洩伝送路エリア内装置と接続し、前記基地局装置に信号を与えたり、又は、前記基地局装置から信号を取り出したりすることができる漏洩伝送路エリア外装置と
を有することを特徴とする無線通信システム。 - 前記漏洩伝送路が建造物の長手方向に沿って敷設され、前記漏洩伝送路エリア内装置が、長手方向の直交方向で前記建造物を区画した各区画にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
- 前記漏洩伝送路エリア内装置と前記漏洩伝送路エリア外装置とが無線接続するものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信システム。
- 前記漏洩伝送路エリア内装置と前記漏洩伝送路エリア外装置とが有線接続するものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信システム。
- 前記漏洩伝送路エリア内装置は、前記基地局装置と前記漏洩伝送路エリア外装置とで授受する信号を単に中継するものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の無線通信システム。
- 前記漏洩伝送路エリア内装置は、前記漏洩伝送路エリア外装置によって遠隔操作されるものであり、前記漏洩伝送路エリア外装置による遠隔操作に応じて、前記基地局装置と信号を授受することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の無線通信システム。
Priority Applications (1)
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2007
- 2007-04-04 JP JP2007098810A patent/JP2008258923A/ja not_active Abandoned
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