JP2008257671A - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、簡単な構成により、制限時間の設定や、リセットを行うことが可能な情報処理装置及び情報処理方法を提供する。
【解決手段】 HMD201、コントローラ202、及び、画像処理装置203から構成されたMRシステムにおいて、タイマーA1141、タイマーB1142、タイマーC1143に夫々異なるタイマー値を設定する。それぞれのタイマーに設定された値に基づき、使用経過メッセージの表示、HMD201の表示部の電源管理、HMD201とコントローラ202全体の電源管理を行ことにより、制限時間の設定や、リセットを管理する。
【選択図】 図2
【解決手段】 HMD201、コントローラ202、及び、画像処理装置203から構成されたMRシステムにおいて、タイマーA1141、タイマーB1142、タイマーC1143に夫々異なるタイマー値を設定する。それぞれのタイマーに設定された値に基づき、使用経過メッセージの表示、HMD201の表示部の電源管理、HMD201とコントローラ202全体の電源管理を行ことにより、制限時間の設定や、リセットを管理する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、情報処理装置及び情報処理方法に関し、特に、頭部装着型の表示装置の電源を制御する情報処理装置及び情報処理方法に関する。
近年、現実世界と仮想世界を、リアルタイムに、シームレスに融合させる技術として複合現実感、いわゆるMR(Mixed Reality)技術が知られている。MR技術の1つとして、ビデオシースルーHMD(Head Mounted display)が知られている。これは、HMD使用者の瞳位置から観察される現実空間と略一致する現実空間をビデオカメラ等で撮像し、その撮像画像にCG(Computer Graphics)画像を重畳した合成画像をHMD使用者の眼前に表示するものである。
図11はHMD使用者が、HMD1200を装着している様子を示す図である。HMD使用者はHMD1200を用いることでMR空間を体験することが可能となる。HMD1200を使用する使用者は、MR体験に没頭し使用時間の経過に気づかず、長時間に亘ってHMD1200を使用する可能性がある。
この長時間の使用を防止するために、装置の電源を起動してから一定時間経過するとHMD1200に表示される画像を停止してHMD1200の使用を制限する技術が、特許文献1に開示されている。
この特許文献1には、表示画像を停止する直前、または、停止後に延長操作を行うことで、連続してHMD1200を使用できることが開示されている。
しかしながら、特許文献1では、表示画像を停止する直前、または表示画像を停止した後にしか延長操作を行うことができない。そのため、例えば、表示が停止する前の任意の時間でHMDの使用者が交替した場合、交替した後のHMD使用者に対して、前の使用者と同じような使用制限を設定するためには、装置の再起動が必要であった。
特登録3679506号公報
従って、特許文献1に開示の技術は、制限時間が経過する前に、HMDの使用者が交替する場合、交替した後のHMD使用者は、電源を再起動させて使用制限時間を設定する。若しくは、前のHMD使用者用に設定された制限時間で使用を続け、制限時間が経過して表示画像が停止した直後に延長操作を行う必要があり、操作が煩わしかった。
本発明は、途中でHMDの使用者が変更になった場合などに、電源を再起動したり、前の使用制限の時間に達するのを待ったりすることなく、簡単な構成で新たな制限時間を設定することができる情報処理装置及び情報処理方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、簡単な構成により、制限時間の設定や、リセットを行うことが可能な情報処理装置及び情報処理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、画像を表示するための画像表示手段と、前記画像表示手段で表示される画像を出力する出力手段と、第一の設定時間と、第一の設定時間より長い第二の設定時間を記憶する記憶手段と、前記画像表示手段に電源を供給する第一の電源供給手段と、本装置の各部に電源を供給する第二の電源供給手段と、前記第一の設定時間が経過した後に、前記第一の電源供給手段による電源の供給を停止する第一の停止手段と、前記第二の設定時間が経過した後に、前記第二の電源供給手段による電源の供給を停止する第二の停止手段と、時間の延長を指示する時間延長手段と、前記時間延長手段により時間延長が指示されたとき、前記第一の電源供給手段による電源の供給が停止されている場合は、前記第一の電源供給手段による電源の供給を再開し、電源の供給が停止されていない場合は、前記第一の電源供給手段による電源の供給の時間を延長するように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の情報処理装置は、画像を表示するための画像表示装置に接続される情報処理装置であって、前記画像表示装置で表示される画像を出力する出力手段と、第一の設定時間と、第一の設定時間より長い第二の設定時間を記憶する記憶手段と、前記情報処理装置の各部に電源を供給する電源供給手段と、前記第一の設定時間が経過した後に、前記画像表示装置への電源の供給の停止を指示する指示手段と、前記第二の設定時間が経過した後に、前記電源供給手段による電源の供給を停止する停止手段と、時間の延長を指示する時間延長手段と、前記時間延長手段により時間延長が指示されたとき、前記画像表示装置の電源の供給が停止されている場合は、前記画像処理装置の電源の供給の再開を指示し、電源の供給が停止されていない場合は、前記画像表示装置の電源の供給の時間を延長するように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
更に、本願発明の情報処理方法は、画像を表示するための画像表示工程と、前記画像表示工程で表示される画像を送信する送信工程と、第一の設定時間と、第一の設定時間より長い第二の設定時間を記憶する記憶工程と、前記画像表示工程に電源を供給する第一の電源供給工程と、本装置の各部に電源を供給する第二の電源供給工程と、前記第一の設定時間が経過した後に、前記第一の電源供給工程による電源の供給を停止する第一の停止工程と、前記第二の設定時間が経過した後に、前記第二の電源供給工程による電源の供給を停止する第二の停止工程と、時間の延長を指示する時間延長工程と、前記時間延長工程により時間延長が指示されたとき、第一の電源供給工程による電源の供給が停止されている場合は、前記第一の電源供給工程による電源の供給を再開し、電源の供給が停止されていない場合は、第一の電源供給工程による電源を供給する時間を延長するように制御する制御工程とを有することを特徴とする。
また、本発明の情報処理方法は、画像を表示するための画像表示装置に接続される情報処理装置の情報処理方法であって、前記画像表示装置で表示される画像を出力する出力工程と、第一の設定時間と、第一の設定時間より長い第二の設定時間を記憶する記憶工程と、前記情報処理装置の各部に電源を供給する電源供給工程と、前記第一の設定時間が経過した後に、前記画像表示装置への電源の供給の停止を指示する指示工程と、前記第二の設定時間が経過した後に、前記電源供給手段による電源の供給を停止する停止工程と、時間の延長を指示する時間延長工程と、前記時間延長工程で時間延長が指示されたとき、前記画像表示装置の電源の供給が停止されている場合は、前記画像処理装置の電源の供給の再開を指示し、電源の供給が停止されていない場合は、前記画像表示装置の電源の供給の時間を延長するように制御する制御工程とを有することを特徴とする。
更に、本発明の情報処理装置は、画像を表示するための画像表示手段と、前記画像表示手段で表示される画像を出力する出力手段と、第一の設定時間と、第一の設定時間より長い第二の設定時間を記憶する記憶手段と、前記画像表示手段に電源を供給する第一の電源供給手段と、本装置の各部に電源を供給する第二の電源供給手段と、前記第一の設定時間が経過した後に、前記第一の電源供給手段による電源の供給を停止する第一の停止手段と、前記第二の設定時間が経過した後に、前記第二の電源供給手段による電源の供給を停止する第二の停止手段と、前記画像表示手段の使用状態を検出する使用状態検出手段と、前記使用状態検出により未使用状態から使用状態への変化を検出したとき、前記第一の電源供給手段による電源の供給が停止されている場合は、前記第一の電源供給手段による電源の供給を再開し、電源の供給が停止されていない場合は、前記第一の電源供給手段による電源の供給の時間を延長するように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の情報処理装置は、画像を表示するための画像表示手段と、前記画像表示手段で表示される画像を出力する出力手段と、第一の設定時間と、第一の設定時間より長い第二の設定時間を記憶する記憶手段と、前記画像表示手段に電源を供給する第一の電源供給手段と、本装置の各部に電源を供給する第二の電源供給手段と、前記第一の設定時間が経過した後に、前記第一の電源供給手段による電源の供給を停止する第一の停止手段と、前記第二の設定時間が経過した後に、前記第二の電源供給手段による電源の供給を停止する第二の停止手段と、前記画像表示手段の使用状態を検出する使用状態検出手段と、前記使用状態検出手段からの信号に基づいて前記画像表示手段にオブジェクトの表示を行う制御手段と、前記制御手段で表示された情報を消去するための消去手段を備え、前記制御手段でオブジェクトが前記画像表示手段に表示されている時に、前記消去手段でオブジェクトを消去したとき、前記第一の電源供給手段による電源の供給が停止されている場合は、前記第一の電源供給手段による電源の供給を再開し、電源の供給が停止されていない場合は、前記第一の電源供給手段による電源の供給の時間を延長するように制御し、更に第二の電源供給手段による電源を供給する時間を延長する延長手段を有することを特徴とする。
また、本発明の情報処理装置は、画像を表示するための画像表示手段と、前記画像表示手段で表示される画像を出力する出力手段と、第一の設定時間と、第一の設定時間より長い第二の設定時間を記憶する記憶手段と、前記画像表示手段に電源を供給する第一の電源供給手段と、本装置の各部に電源を供給する第二の電源供給手段と、前記第一の設定時間が経過した後に、前記第一の電源供給手段による電源の供給を停止する第一の停止手段と、前記第二の設定時間が経過した後に、前記第二の電源供給手段による電源の供給を停止する第二の停止手段と、前記画像表示手段の使用状態を検出する使用状態検出手段と、前記使用状態検出手段からの信号に基づいて前記画像表示手段の使用者を認証する認証手段を備え、前記認証手段により特定された使用者の前回使用時刻より一定時間経過しているとき、前記第一の電源供給手段による電源の供給が停止されている場合は、前記第一の電源供給手段による電源の供給を再開し、電源の供給が停止されていない場合は、前記第一の電源供給手段による電源の供給の時間を延長するように制御する制御手段とを有し、更に第二の電源供給手段による電源を供給する時間を延長する延長手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、表示用電源タイマーと装置用電源タイマーを制御することで、任意の時間でHMD使用者が変わった場合でも、装置を再起動することなく同じ時間で、HMDの使用制限を行うことができる。
本発明の好適な実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の一実施の形態に係るMRシステムの構成を示す図である。
図1は、本発明の一実施の形態に係るMRシステムの構成を示す図である。
図1において、ビデオシースルー型の頭部搭載型の表示装置(以下、HMD)201、ユーザI/F(インターフェース)部202aを含むコントローラ202、表示部203aを有する画像処理装置203とから構成されている。尚、ビデオシースルー型の表示装置に限らず、所謂光学シースルー型の表示装置であってもよい。
HMD201は、使用者の頭部に装着され、撮像部と、画像表示部、及び、それらを制御する制御部とを含んでいる。
撮像部はビデオカメラ等で構成され、使用者の視点の位置姿勢とほぼ同じ現実空間の画像を撮像できるような位置姿勢で取付けられており、使用者の観察している現実空間の画像を取得する。画像表示部は、撮像した現実空間画像に画像処理装置203で生成したCG画像を重畳したMR画像、撮像した現実空間画像、コントローラ202を介して供給される画像処理装置203からの出力画像などを、使用者に提供するために表示する。画像表示部は、使用者のそれぞれの眼の前に位置するように光学系を含む構成で取付けられている。
HMD201は、有線接続されたコントローラ202と通信を行う。HMD201とコントローラ202間は有線による通信に限らず、例えば、WLAN(Wireless Local Area Network)やWPAN(Wireless Personal Area Network)のような、小規模ネットワークを構成する無線通信方式を利用してもよい。
HMD201は、コントローラ202からの電源供給を受けて駆動することも、バッテリーで駆動することも可能である。また、ユーザI/F部202aを有しているが、この詳細については、後述する。
コントローラ202と有線接続された画像処理装置203は、CG画像の描画を行う画像処理部を有する。画像処理装置203はコントローラ202を介し、HMD201と通信を行う。また、表示部203aは、本システムを立ち上げた時に種々の設定を行うために必要な情報を表示したり、MRシステム全体、または、HMD201の状態等を確認したりするときに用いられる。また、画像処理装置203は、キーボードやマウスなどの入力部を備え、使用者がデータや命令等を入力し、入力されたデータの表示や、命令の結果等は、表示部203aに表示される。
HMD201は、撮像部で撮像した現実空間画像をコントローラ202を介して画像処理装置203へ出力し、コントローラ202から受信したCG画像と現実空間画像との合成合成を画像表示部によりHMD使用者に提示する。
図1では、画像処理装置203とコントローラ202を別々のハードウェア構成としているが、コントローラ202の持つ機能をすべて画像処理装置203内に実装して、一体化することや、画像処理装置203とコントローラ202がそれぞれ有する機能を集め、専用の画像処理装置を構成することも可能である。また、画像合成機能は、必ずしも画像処理装置コントローラ203側で有している必要はなく、HMD201、またはコントローラ202側に実装する構成でも良い。
図2は、図1に示したMRシステムにおける本実施の形態を実現するために必要な機能を示す機能ブロック図である。
HMD201は、画像表示部に表示する画像を撮像する撮像部を構成する撮像素子101L、101R、撮像画像とCG画像の合成画像を表示する表示部を構成する表示素子102L、102R、画像や信号を送受信する送受信I/F部103、その他不図示の機能部から構成される。なお、LやRは、それぞれ左眼用、右眼用であることを示している。
コントローラ202は、画像処理装置203から受信した画像に、文字情報や記号情報等の2次元オブジェクトを合成するオブジェクト合成部111L、111R、表示素子102L、102Rへの個別の電源供給を含むHMD201への電源供給を制御する表示電源制御部112(第一の電源供給手段に対応する)、コントローラ202自身への電源供給を制御する装置電源制御部113(第二の電源供給手段に対応する)、後述する各時間を管理するタイマー部114、装置の延長操作等の使用者からの操作を受け付けるユーザI/F部115(202a)、各部を制御する制御部116、画像や信号等を送受信する送受信I/F部117、118、その他不図示の機能部から構成される。
ここで、ユーザI/F部115の外観を図5に示す。図5において、501、502は、タイマー値等を設定するためのボタンであり、503は延長操作を行うためのボタンであり、504は電源のオン又はオフを指示するためのボタンである。
タイマー部114は、HMD201の電源を管理するためのタイマーA1141、コントローラ202の電源を管理するためのタイマーB1142、HMDの使用開始から一定時間経過したことをHMD使用者に伝えるための、メッセージ表示を管理するためのタイマーC1143から構成される。
画像処理装置203は、PCやWSなどで構成され、画像や信号等を送受信する送受信I/F部122、受信した撮像画像の位置姿勢に対応するCG画像を生成するCG画像生成部123L、123Rと、受信した撮像画像と生成したCG画像とを合成するCG画像合成部121L、121R、その他不図示の機能部から構成される。尚、CG画像の生成、合成に関しては、公知の技術を用いれば良いので詳細な説明は省略する。
上述の構成において、HMD201の撮像素子101L、101Rがそれぞれ撮像した画像を、送受信I/F部103、117、118を介して画像処理装置203に送信する。
画像処理装置203は、受信した撮像画像に対するCG画像の生成、合成を行い、この合成画像を送受信I/F部122を介してコントローラ202へ送信する。
コントローラ202は、表示する画像に文字や記号情報等の情報を追加する場合は、オブジェクト合成部111L、111Rで、画像処理装置203から受信した画像に、追加する情報の重畳を行う。そして、コントローラ202は、画像を表示画像として、送受信I/F部117を介してHMD201へ送信する。HMD201は、受信した表示画像を表示素子102L、102Rで表示することで、使用者はリアルタイムに撮像した画像にCG画像を重畳した合成画像を見ることが可能となる。
これによってHMD使用者は、撮像画像とCG画像が合成された合成画像に、文字等の情報が重畳された表示画像を見ることが可能となる。文字等の情報としては、使用者に何かの情報を知らせるためのメッセージや、HMD201の設定を変更するために必要な情報等がある。
以上の構成により、ビデオシースルーHMDを装着することで、現実世界と仮想世界とがリアルタイムにシームレスに融合した複合現実世界を体験できる。
続いて、本実施の形態における時間管理について、図3に示すフローチャートを用いて説明する。時間管理は、例えば、任意の時間でHMD使用者が変わった場合でも、装置を再起動することなく、各使用者毎に、同じ制限時間でHMDの使用を制限することができる。
図3において、まずS100において、MRシステム全体の起動を行う。これは、MRシステム全体の電源がオフ状態のときに、画像処理装置203の不図示のスイッチにより、MRシステム全体の電源がオン状態になる。尚、画像処理装置が休止状態のときに、コントローラ202のボタン504を使用者が押すことによりオン状態になる構成であってもよい。
S101において、制御部116は、MRシステム全体の初期化を行うとともに、コントローラ202の電源を管理するためのタイマーB1142にタイマー値(第二の設定時間に対応する)を設定する。タイマーB1142は、HMD201とコントローラ202の電源がオンされてから、自動的に電源をオフするまでの時間(設定時間)を管理するためのタイマーである。
S102において、制御部116は、HMD201の電源を管理するためのタイマーA1141にタイマー値(第一の設定時間に対応する)を設定する。タイマーA1141は、HMD201の電源がオンされてから、HMD201の表示素子102L、102Rの電源をオフするまでの時間を管理するためのタイマーである。
S103において、制御部116は、メッセージ表示を管理するためのタイマーC1143にタイマー値を設定する。使用経過メッセージとは、HMD201を使用してから(実際にはHMD201の電源がオンになってから)一定の時間が経過した旨のメッセージのことである。タイマーC1143は、HMD201の電源オンから使用経過メッセージを表示するまでの時間を管理するためのタイマーである。
タイマーA1141とタイマーC1143は、HMD201の使用制限を行うためのタイマーであり、タイマーB1142は、装置の省エネのためのタイマーとなる。尚、各タイマー値の関係は以下のようになっている。
(タイマーC1143のタイマー値)<(タイマーA1141のタイマー値)<(タイマーB1142のタイマー値)
尚、本実施の形態では、それぞれ、15分、20分、60分を計測するタイマー値が設定されるものとする。
(タイマーC1143のタイマー値)<(タイマーA1141のタイマー値)<(タイマーB1142のタイマー値)
尚、本実施の形態では、それぞれ、15分、20分、60分を計測するタイマー値が設定されるものとする。
これらのタイマーには、図3に示すフローのように装置電源オン時、または後述する延長操作の実施時に、それぞれの値が設定される。
各タイマー値については、予め決められメモリ等に記憶された値、またはコントローラ202と画像処理装置203の通信初期化のネゴシエーション時に決定してよく、更には、ユーザI/F部115のボタン501、502を用いて使用者が設定できるようにしてもよい。
S104において、各タイマーは、設定している値を1デクリメントを行う。本実施例ではタイマー値は1づつデクリメントを行って判定するダウンカウンタを使用しているがアップカウンタでもよい。
S105において、制御部116は、ユーザI/F部109で使用者からの延長操作が行われたかの判定を行う。延長操作とはHMD201の使用時間の延長を指示するための操作のことである。例えば、HMD使用者が変わった時に、使用者が延長操作を行う。
S105の判定で延長操作されていた場合は、S106において、制御部116は、使用経過メッセージ表示中かの判定を行う。使用経過メッセージ表示中であれば、延長操作によって使用経過メッセージを消去する必要があるため、S107において、制御部116の制御の下に、オブジェクト合成部111L、111Rは使用経過メッセージの消去を行う。これによってHMD使用者には、使用経過メッセージが消えた画面が見える。
S108において、制御部116は、HMD201の表示電源がオフされているか判定を行う。表示電源がオフされている場合、HMD201を使用するため、S109において、制御部116の制御の下に、表示電源制御部112は、表示素子102L、102Rに対して表示電源のオンを行う。
また、S105において延長操作が実施されていると判断された場合は、表示電源オン、オフの制御に関わらず各タイマーを再設定することになる。そのためにS101の処理に戻る。
S105において、ユーザI/F部115で延長操作が行われていない場合、S110において、制御部116は、タイマーC1143がカウント値が0になったかの判定を行う。タイマーC1143のカウント値が0になった場合、制御部1116は、使用経過メッセージを表示すると判定し、S111において、制御部116は、オブジェクト合成部111L、111Rに、使用経過メッセージの重畳を指示する。オブジェクト合成部111L、111Rは、使用経過メッセージを作成し画像処理装置203から受信した画像に対して使用経過メッセージを重畳する。その後、使用経過メッセージが重畳された画像が表示素子102L、102Rに、例えば図4に示すように表示されることで、HMD使用者はHMDを使用してから一定時間経過した旨のメッセージを見ることができ、一定時間連続使用していることを認識できる。
S112において、制御部116は、タイマーA1141のカウント値が0になったかの判定を行う。タイマーA1141のカウント値が0になった場合、HMDの使用制限のため、S113において、制御部116の制御の下、装置電源制御部112は、表示素子102L、102Rに対して電源供給を停止することで表示電源をオフする。その際、S114において、制御部116は、オブジェクト合成部111L、111Rに対して、使用経過メッセージの重畳の取りやめを指示し、使用経過メッセージが消去される。これにより、再び、表示電源がオンされた場合は、使用経過メッセージが重畳されていない画面が表示されることになる。尚、S109、S113における処理動作が、第一の停止手段に対応する。
S113において、表示電源のオフを行うことで、HMD使用者はHMD201を装着しても画像を見ることはできなくなる。S113の表示電源をオフする時に、現在HMD201に設定されている設定値の保存を行って、HMD201全体の電源をオフしてもよい。この場合、S109の表示電源のオン時に、この保存している内容を読み出して設定を行うことで、省電力効果を高めつつ迅速な復帰が行われる。
S115において、制御部116は、タイマーB1142のカウント値が0になったかの判定を行う。タイマーB1142のカウント値が0になった場合、S116において、制御部116の制御の下、装置電源制御部113は、HMD201、コントローラ202の電源供給を停止し、装置の電源をオフする。装置電源のオフをする時、現在HMD201、コントローラ202に設定されている設定値の保存を行ってもよい。この場合、S100の起動時の処理で、この保存している内容を読み出して設定を行う。タイマーB1142のカウント値が0でない場合は、S104のタイマーデクリメント処理に戻る。尚、S116における処理動作が、第二の停止手段に対応する。
図6は、図3のフローに従った時のMRシステムの時間経過を模式的に示した図である。
図6において、(a)は、延長操作なしの時の例である。装置電源オン後、15分経過すると使用経過メッセージが表示(通知)され、その後5分経過すると表示電源オフとなり、その後40分経過すると電源オフとなる。
(b)は、使用経過メッセージ表示中に延長操作をした時の例である。延長操作を行うと、使用経過メッセージが消去され、その後15分すると再度使用経過メッセージが表示される。その後5分経過すると表示電源オフとなり、その後40分経過すると電源オフとなる。
(c)は、使用経過メッセージ表示前に延長操作を実施した場合、(d)は、表示電源オフ中に延長操作を実施し、電源の供給が再開した場合の例である。
(b)は、使用経過メッセージ表示中に延長操作をした時の例である。延長操作を行うと、使用経過メッセージが消去され、その後15分すると再度使用経過メッセージが表示される。その後5分経過すると表示電源オフとなり、その後40分経過すると電源オフとなる。
(c)は、使用経過メッセージ表示前に延長操作を実施した場合、(d)は、表示電源オフ中に延長操作を実施し、電源の供給が再開した場合の例である。
図3のフローに従うと、延長操作を実施するとHMD使用制限のための表示用電源のタイマーだけでなく、装置用電源のタイマーも延長されることになる。
本実施の形態では、時間延長の操作を行うことでHMD使用制限を管理するタイマーと装置電源を管理するタイマーを再設定する。これによって、任意の時間でHMD使用者が変わった場合でも、装置を再起動することなく同じ時間でHMDの使用制限を行うことができる。また、表示電源オフとなっても装置の電源は入っているため、HMDに対して、コントローラ202から、又は、コントローラ202を介して画像処理装置203から設定を行うこともできる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、延長操作を行うことでHMD使用制限を管理するタイマーと装置電源を管理するタイマーを再設定する方法について説明を行った。本実施の形態では、延長操作を行った時、装置電源を管理するタイマーは再設定せず、HMD使用制限を管理するタイマーのみ再設定する方法について説明する。
実施の形態1では、延長操作を行うことでHMD使用制限を管理するタイマーと装置電源を管理するタイマーを再設定する方法について説明を行った。本実施の形態では、延長操作を行った時、装置電源を管理するタイマーは再設定せず、HMD使用制限を管理するタイマーのみ再設定する方法について説明する。
本実施の形態では、装置電源のタイマーを再設定しないためHMD使用中に装置電源がオフする場合がある。したがってHMD使用中に装置電源がオフする場合、装置電源がオフする前に、装置電源がオフする旨のメッセージを表示する。
以降、このメッセージについては、電源オフメッセージとして説明する。例えば、この電源オフメッセージは、HMD使用者には図9のように見える。電源オフメッセージを表示する時間は、予め決まった時間であるが、コントローラ202と画像処理装置203との通信初期化のネゴシエーション時に決定しても、ユーザI/F部115からの入力でもよい。
尚、本実施の形態の構成は、図2と同じ構成である。
図7は、本実施の形態の処理動作を示すフローチャートであるが、図3と同じに処理についてはその説明を省略する。
S102において、タイマーB1142にタイマー値を設定した後、S117において、制御部116は、タイマーC1143に、タイマー値の設定を行う。この設定方法は、図8に従って行う。
図8は、タイマーC1143に、タイマー値の設定を行う処理を示すフローチャートである。
図8のS200において、制御部116は、タイマーB1142のカウント値と、電源オフメッセージ表示時間の比較を行う。これは、装置電源オフ迄の残り時間が、電源オフメッセージを表示する時間であるか否かを判断するためのである。
カウント値より電源オフメッセージ表示時間が大きい場合、延長操作を行っても、既に電源オフメッセージ表示しなければならないことを意味する。従って延長操作実施後、直に電源オフメッセージを表示する必要があるため、S201において、制御部116は、タイマーC1143にはタイマー値0を設定する。
装置用電源のタイマー値の方が大きい場合、S202において、制御部116は、タイマーC1143には通常にタイマー値を設定する。
再び、図7に戻って、S105で延長操作の判定後、S118において、制御部116は、タイマーB1142のカウントが終了したかの判定を行う。終了している場合、S116において、制御部116の制御の下、装置電源制御部113は装置全体を電源OFFする。
S119において、制御部116は、電源オフメッセージ表示を行うか判定を行う。タイマーB1142のカウント値が示す時間より、電源オフメッセージ表示時間の方が大きい場合、電源オフメッセージ表示を行うと判定する。電源オフメッセージの表示を行うと判定した場合、S120において、制御部116の制御の下、オブジェクト合成部111L、111Rで受信した表示画像に対して電源オフメッセージの重畳を行う。この時、HMD使用者は例えば図9のような画像を見ることで、しばらく経過すると装置の電源がオフされることを認識できる。
S105において延長操作が実施されていない場合、S121において、制御部116は、電源オフメッセージを表示するかの判定を行う。S119と同様、タイマーB1142のカウント値が示す時間より、電源オフメッセージ表示時間の方が大きい場合、電源オフメッセージの表示を行うと判定する。
電源オフメッセージの表示が必要と判定した場合、S122において、制御部116の制御の下、オブジェクト合成部111L、111Rで受信した表示画像に対して電源オフメッセージの重畳を行う。この時、もし使用経過メッセージが表示されていた場合は、使用経過メッセージの消去を行う。
図10は、図7、8のフローに従った時のMRシステムの時間経過を模式的に示した図である。図10では使用経過メッセージ用タイマーを15分、表示電源オフ時のタイマーを20分、電源オフのメッセージ表示を5分間、装置電源オフまでのタイマーを120分としている。
図10の(a)は,電源オン後60分経過して、延長操作を行った時の例である。この場合、装置電源オフ前にはHMDを使用していないため、電源オフメッセージは表示されない。本実施の形態では装置電源オフ前に、HMDを使用していない時、電源オフメッセージを表示しないと説明しているが、HMDを使用していない時でも装置電源オフ前に電源オフメッセージを表示するようにしてもよい。
(b)は、装置電源オフの15分前に、延長操作を実施した時の例である。この場合、装置電源オフの5分前に、電源オフメッセージが表示される。
(c)は、装置電源オフの22分前に、延長操作を実施した時の例である。この場合、使用経過メッセージが表示された後、2分経過すると装置電源オフの5分前になる。このため使用経過メッセージが表示されてから2分経過後、装置電源オフメッセージが表示される。
(d)は、使用経過メッセージ表示中に延長操作を行い、延長操作実施後3分経過した時に、電源オフメッセージが表示された場合の例である。
(e)は、装置電源オフの2分前に延長操作を行った時の例である。この場合、延長操作実施直後に電源オフメッセージが表示される。
(b)は、装置電源オフの15分前に、延長操作を実施した時の例である。この場合、装置電源オフの5分前に、電源オフメッセージが表示される。
(c)は、装置電源オフの22分前に、延長操作を実施した時の例である。この場合、使用経過メッセージが表示された後、2分経過すると装置電源オフの5分前になる。このため使用経過メッセージが表示されてから2分経過後、装置電源オフメッセージが表示される。
(d)は、使用経過メッセージ表示中に延長操作を行い、延長操作実施後3分経過した時に、電源オフメッセージが表示された場合の例である。
(e)は、装置電源オフの2分前に延長操作を行った時の例である。この場合、延長操作実施直後に電源オフメッセージが表示される。
本実施の形態では、延長操作を行っても装置用電源タイマー値は再設定しないようにした。延長操作を行っても装置用電源タイマー値は再設定しないことで、実施例の形態1と比較するとHMD使用制限を保ちつつ、さらに装置自体の連続使用を保つことが可能となる。
(実施の形態3)
実施の形態1、2では使用者による延長操作によってHMD使用制限を管理するタイマーと装置電源を管理するタイマーを再設定する方法について説明を行った。
実施の形態1、2では使用者による延長操作によってHMD使用制限を管理するタイマーと装置電源を管理するタイマーを再設定する方法について説明を行った。
本実施の形態では、HMDの使用状態を検出して、2つのタイマーを再設定する方法について説明する。
図12は、本実施形態に係るMRシステムの機能ブロック図である。図2と比べると使用状態検出部130が追加されている。使用状態検出部130は、HMDが使用者により使用されているか、使用されていないかを検出する。
図13は、使用状態検出部130の具体的な例を示す図である。図13(a)において、HMD201に、使用状態検出部130に対応しているセンサ204が取り付けられている。使用者がHMD201を装着すると、センサ204はOFF状態となり、装着を外すとON状態となる。このセンサ204は光学式センサであってもスイッチ式のセンサであっても良い。
図13(b)において、手持ち型表示装置(Hand Held Displays、以下HHD)の場合であり、HHD210に使用状態検出部130に対応しているスイッチ211が取り付けられている。HHD210を未使用時、HHD210はクレードルに置かれるためスイッチ211はON状態となり、HHD210を使用時、HHD210はクレードルから離れるため、スイッチ211はOFF状態となる。
このようなセンサを用いることより、HMD201、HHD210の使用、未使用状態を検出する。本実施形態では図13(a)のHMDの場合に対して説明を行う。また、本実施例では使用状態の検出にON、OFFによるセンサを用いているが、撮像部の位置姿勢を検知するためのジャイロセンサ等のセンサを用いて動きを検知し、所定時間以上動きが無いことを検知することで、未使用状態を検出してもよい。
図14は、本実施の形態の処理動作を示すフローチャートであるが、図3と同じ処理についてはその説明を省略する。
S300において、HMDの使用再開の判定を行う。この判定の詳細を、図15を用いて説明する。
図15のS400において、制御部116の制御の下、使用状態検出部130は、使用者がHMD201を装着中か装着中でないかの判定を行う。装着中でない場合は、使用をしていないため、S404において使用再開でないと判定する。
装着中の場合は、S401において制御部116はタイマーカウンタが1つ前の時の装着状態を参照する。S402において、タイマーカウンタの1つ前の時の装着状態が装着中の場合は、HMDの使用を継続しているためS404において使用再開でないと判定する。装置起動直後のために、S401においてタイマーカウンタが1つ前の時の装着状態を参照できない場合は、1つ前の状態を未装着の状態として判定を行う。
S402において装着中でないと判定した場合、未装着から装着状態に変わったことになるため、S403において使用再開であると判定する。
図14に戻って、S300において使用再開と判定した場合はS106以降の処理を行い、使用再開でないと判定した場合はS110以降の処理を行う。
図16は、図14、15のフローに従った時のMRシステムの時間経過を模式的に示した図である。図16では使用経過メッセージ用タイマーを15分、表示電源オフ時のタイマーを20分、装置電源オフまでのタイマーを60分としている。
図16の(a)は、1回目の使用開始から10分後に使用者が交替した場合の例である。交替した際、1回目の使用中の時間であるが、2回目の使用時(装着時)に、タイマーと装置電源を管理するタイマーを再設定する。これにより、2回目の使用後15分経過すると使用経過のメッセージが表示される。図16の(b)は、1回目の使用終了後10分経過して、使用者が変わった場合の例である。図16の(c)は、装着後、電源ONを行った場合の例である。電源ON後から15分経過すると使用経過メッセージが表示される。本実施例では装着を外した後も表示電源についての制御は行わないとして説明を行っているが、装着を外した後に表示電源をOFFにしてもよい。
本実施の形態では、使用者による延長操作ではなく装置の使用状態によりHMD使用制限を管理するタイマーと装置電源を管理するタイマーを再設定するようにした。これにより、例えば図16の(a)のような場合において、実施の形態1では2回目に使用する使用者が延長操作を忘れて使用した場合、交替後5分経過すると使用経過メッセージが表示される。本実施の形態では、使用者が交替する際の延長操作のように使用者が操作を行う必要がないため、実施の形態1と比較すると使用者交替時のHMD使用制限をより確実に行うことが可能となる。
(実施の形態4)
実施の形態3ではHMDの使用状態を検出して、HMD使用制限を管理するタイマーと装置電源を管理するタイマーを再設定する場合について説明を行った。本実施の形態では、装置電源を管理するタイマーは再設定せず、HMD使用制限を管理するタイマーのみ再設定する方法について説明する。
実施の形態3ではHMDの使用状態を検出して、HMD使用制限を管理するタイマーと装置電源を管理するタイマーを再設定する場合について説明を行った。本実施の形態では、装置電源を管理するタイマーは再設定せず、HMD使用制限を管理するタイマーのみ再設定する方法について説明する。
本実施形態の構成は図12と同様であるので、実施の形態2と同じ個所については説明を省略する。
図17は、本実施の形態の処理動作を示すフローチャートである。図7と同じ処理についてはその説明を省略する。
図17のS300において、HMD100の使用再開の判定を行う。この判定の詳細は図15と同様である。
S300において使用再開と判定した場合はS118以降の処理を行い、使用再開でないと判定した場合はS121以降の処理を行う。
図18は、図17のフローに従った時の装置の時間経過を模式的に示した図である。図18では使用経過メッセージ用タイマーを15分、表示電源オフ時のタイマーを20分、電源オフのメッセージ表示を5分間、装置電源オフまでのタイマーを120分としている。
図18の(a)は,電源オン後60分経過して、二人目の使用者がHMDを使用した時の例である。
(b)は、装置電源オフの15分前に、二人目の使用者がHMDを使用した時の例である。この場合、装置電源オフの5分前に、電源オフメッセージが表示される。
(c)は、装置電源オフの22分前に、二人目の使用者がHMDを使用した時の例である。この場合、使用経過メッセージが表示された後、2分経過すると装置電源オフの5分前になる。このため使用経過メッセージが表示されてから2分経過後、装置電源オフメッセージが表示される。
(d)は、使用経過メッセージ表示中に使用者交替を行い、交替後3分経過した時に、電源オフメッセージが表示された場合の例である。
(e)は、装置電源オフの2分前に二人目の使用者がHMDを使用した時の例である。この場合、使用者交替直後に電源オフメッセージが表示される。
(b)は、装置電源オフの15分前に、二人目の使用者がHMDを使用した時の例である。この場合、装置電源オフの5分前に、電源オフメッセージが表示される。
(c)は、装置電源オフの22分前に、二人目の使用者がHMDを使用した時の例である。この場合、使用経過メッセージが表示された後、2分経過すると装置電源オフの5分前になる。このため使用経過メッセージが表示されてから2分経過後、装置電源オフメッセージが表示される。
(d)は、使用経過メッセージ表示中に使用者交替を行い、交替後3分経過した時に、電源オフメッセージが表示された場合の例である。
(e)は、装置電源オフの2分前に二人目の使用者がHMDを使用した時の例である。この場合、使用者交替直後に電源オフメッセージが表示される。
本実施の形態では、使用状態を検出して未使用から使用状態に変わっても装置用電源タイマー値は再設定しないようにした。実施の形態3と比較するとHMD使用制限を保ちつつ、さらに装置自体の連続使用を保つことが可能となる。
(実施の形態5)
実施の形態3、4ではHMDの使用状態を検出して、HMD使用制限を管理するタイマーと装置電源を管理するタイマーを再設定する方法について説明を行った。本実施の形態では、HMD装着後に使用者が操作を行うことで、2つのタイマーを再設定する方法について説明する。
実施の形態3、4ではHMDの使用状態を検出して、HMD使用制限を管理するタイマーと装置電源を管理するタイマーを再設定する方法について説明を行った。本実施の形態では、HMD装着後に使用者が操作を行うことで、2つのタイマーを再設定する方法について説明する。
尚、本実施の形態の構成は、図12と同じ構成である。
図19は本実施の形態において、HMD201を使用者が装着した時に、HMD使用者に表示する内容を示す図である。
図19の(a)はHMDを装着直後に表示されるメッセージであり、HMD使用者に対して長時間の使用を控えるように通知するためのメッセージである。図19の(b)は図19(a)の表示が消えた後に表示されるイメージであり、HMD使用者がHMDを正しく装着できているか確認するためのイメージである。図19の(c)はHMDを使用開始した時のイメージである。図19の(b)によってHMD使用者が正しくHMDを装着できた後、使用者は、例えば図5の502のボタンを押すことで図19の(c)のよう現実空間を観察することになり、HMDを使用できるようになる。
図20は、本実施の形態の処理動作を示すフローチャートであるが、図14と同じ処理についてはその説明を省略する。
S101〜S103において各タイマーにタイマー値を設定した後、S500において制御部116は装置用電源のタイマーを1つデクリメントする。
S501において、制御部116は、現在HMDを使用者が使用しているかの判定を行う。S501のHMD使用の判定は、後述するS509やS511で判定した結果を参照して判定を行う。なお、装置起動直後は使用していないと判断する。
S501で使用中でないと判定した場合、S502において制御部116は装置用電源のタイマーのカウント値が0になったかの判定を行う。装置用電源タイマーのカウント値が0になった場合、S116において、制御部116の制御の下、装置電源制御部113は、HMD201、コントローラ202の電源供給を停止し、装置の電源をオフする。
S503において、制御部116の制御の下、使用状態検出部130を用いて、HMDが未装着状態から装着状態に変化したかの判定を行う。装着状態が未装着から装着状態に変化したと判定した場合は、使用再開と認識し、S106以降の処理を行う。S503において未装着状態のままと判定した場合、使用再開していないと認識し、S500の処理に戻る。
使用再開と判定した後、S504において制御部116の制御の下、オブジェクト合成部111L、Rは使用開始前のメッセージを合成する。これによりHMD使用者はHMDを装着した後、図19の(a)のメッセージを確認することができる。S504の後、数秒経過してからS505の処理を行う。S505において制御部116の制御の下、オブジェクト合成部111L、Rはメッセージを消去する。
S506において、制御部116の制御の下、オブジェクト合成部111L、Rは装着確認用のイメージを合成する。これによりHMD使用者は図19の(b)のイメージを見ながらHMDの装着状態を確認し、直すことができる。
HMD使用者が装着状態を確認後、ボタンを押下することで、S507において制御部116は、ユーザI/F部115を介してボタンが押下されたと判定し、S508の処理を行う。S508において、制御部116の制御の下、オブジェクト合成部111L、Rは装着確認用のイメージを消去する。装着確認用のイメージを消去後、S509において制御部116はHMD使用中の状態に移行する。
S501においてHMDを使用中であると判定した場合、S510において、制御部116の制御の下、使用状態検出部130はHMDが装着状態であるかの判定を行う。S510において装着状態でないと判定した場合、HMDが使用中の状態から未使用の状態に遷移したと判定し、S511において制御部116はHMD未使用の状態に移行する。S510においてHMDは装着中であると判定した場合は、HMDは引き続き使用中のため、S512、S513において制御部116は、表示用電源のタイマー、使用経過メッセージのタイマーをそれぞれ1つデクリメントする。
図21は、図20のフローに従った時の装置の時間経過を模式的に示した図である。図21では使用経過メッセージ用タイマーを15分、表示電源オフ時のタイマーを20分、装置電源オフまでのタイマーを120分としている。
実施の形態3では装着後、HMD使用制限を管理するタイマーと装置電源を管理するタイマーを再設定するようにした。本実施例では装着後にHMDを正しく装着したと使用者が確認後、2つのタイマーを再設定している。このため、使用制限内を最大限に、HMDを使用することが可能となる。
(実施の形態6)
実施の形態3、4、5ではHMDの使用状態を検出して、HMD使用制限を管理するタイマーと装置電源を管理するタイマーを再設定する方法について説明を行った。本実施の形態では、HMDの装着時にユーザ認証を行うことで、2つのタイマーを再設定する方法について説明する。
実施の形態3、4、5ではHMDの使用状態を検出して、HMD使用制限を管理するタイマーと装置電源を管理するタイマーを再設定する方法について説明を行った。本実施の形態では、HMDの装着時にユーザ認証を行うことで、2つのタイマーを再設定する方法について説明する。
図22は、本実施形態の機能ブロック図である。図12と比べるとユーザ識別素子131、ユーザ情報部132が追加されている。ユーザ識別素子131は、HMD使用者の網膜を撮影して使用者を識別する素子である。本実施の形態ではユーザ識別素子131を用いてHMDを使用している使用者の識別を行うと説明するが、ユーザI/F部115を用いてユーザID、パスワード等の入力を行うことでユーザ認証を行っても良い。
また、指紋認証や静脈認証のようなバイオ認証を用いてもよい。ユーザ情報部132は、網膜の情報と対応するユーザID、前回の使用終了時刻(前回使用時刻)が対応付けられて保存されている書き換え可能なメモリであり、例えば図23のように構成される。
図24は、本実施の形態の処理動作を示すフローチャートである。図14と同じ処理についてはその説明を省略する。
S300の処理で、使用再開と判定した場合、S600において制御部116の制御の下、ユーザ識別素子131はHMD使用者の網膜を撮影し、この情報を制御部116に送る。制御部116はこの情報を元に、各ユーザの網膜情報が入っているユーザ情報部132にアクセスを行い使用者の特定を行う。本実施の形態では、ユーザ情報部132はHMD202にあるが、画像処理ユニット203にあってもよいし、画像処理ユニット203が接続しているネットワーク上のサーバにあってもよい。
S601において、制御部116は特定した使用者が前回使用を終了してからの時間を計算する。前回使用を終了してからの時間が予め設定された時間経過しているか判定を行い、一定時間経過していれば、S106以降の処理を行いHMDの使用を再開する。一定時間経過していなければ、S104の処理に遷移し、HMDの使用を再開しない。
S300において使用再開でないと判定した場合、S602において制御部116の制御の下、使用状態検出部130を用いて装着状態を判定する。S602において装着状態でないと判定した場合、使用を中断したと判断し、S603において制御部116は使用者と終了時刻をユーザ情報119に保存する。
図25は、図24のフローに従った時の装置の時間経過を模式的に示した図である。図25では使用経過メッセージ用タイマーを15分、表示電源オフ時のタイマーを20分、装置電源オフまでのタイマーを60分、使用再開可能な時間を10分以上としている。また、図25では同じ使用者が使用した場合についての図である。
図25の(a)は使用再開まで10分間空いているため装着後、使用可能になる。図25の(b)は使用再開まで5分間しか経過していないため使用可能にならない。
本実施の形態では、装着後にユーザ認証を行うことで、一定時間経過している時のみ、HMD使用制限を管理するタイマーと装置電源を管理するタイマーを再設定するようにした。実施の形態1〜5と比べると、同じ使用者が使用を再開する場合の制限を設けることが可能となる。
(その他の実施の形態)
また、本発明の目的は、以下のようにすることによって達成されることはいうまでもない。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体(または記憶媒体)を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
また、本発明の目的は、以下のようにすることによって達成されることはいうまでもない。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体(または記憶媒体)を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行う。その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれたとする。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を上記記録媒体に適用する場合、その記録媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
Claims (15)
- 画像を表示するための画像表示手段と、
前記画像表示手段で表示される画像を出力する出力手段と、
第一の設定時間と、第一の設定時間より長い第二の設定時間を記憶する記憶手段と、
前記画像表示手段に電源を供給する第一の電源供給手段と、
本装置の各部に電源を供給する第二の電源供給手段と、
前記第一の設定時間が経過した後に、前記第一の電源供給手段による電源の供給を停止する第一の停止手段と、
前記第二の設定時間が経過した後に、前記第二の電源供給手段による電源の供給を停止する第二の停止手段と、
時間の延長を指示する時間延長手段と、
前記時間延長手段により時間延長が指示されたとき、前記第一の電源供給手段による電源の供給が停止されている場合は、前記第一の電源供給手段による電源の供給を再開し、電源の供給が停止されていない場合は、前記第一の電源供給手段による電源の供給の時間を延長するように制御する制御手段とを有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記時間延長手段により時間延長が指示されたとき、第二の電源供給手段による電源を供給する時間を延長する延長手段を、更に有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記第一の電源供給手段による電源の供給を停止する前に、メッセージを使用者に通知する通知手段を、更に有することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
- 前記第二の電源供給手段による電源の供給を停止する前に、電源の停止のメッセージをユーザに通知する通知手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記通知手段は、前記画像表示手段に文字情報を重畳して表示することを特徴とする請求項3又は4に記載の情報処理装置。
- 前記画像表示手段は、頭部搭載型の表示装置であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。
- 画像を表示するための画像表示装置に接続される情報処理装置であって、
前記画像表示装置で表示される画像を出力する出力手段と、
第一の設定時間と、第一の設定時間より長い第二の設定時間を記憶する記憶手段と、
前記情報処理装置の各部に電源を供給する電源供給手段と、
前記第一の設定時間が経過した後に、前記画像表示装置への電源の供給の停止を指示する指示手段と、
前記第二の設定時間が経過した後に、前記電源供給手段による電源の供給を停止する停止手段と、
時間の延長を指示する時間延長手段と、
前記時間延長手段により時間延長が指示されたとき、前記画像表示装置の電源の供給が停止されている場合は、前記画像処理装置の電源の供給の再開を指示し、電源の供給が停止されていない場合は、前記画像表示装置の電源の供給の時間を延長するように制御する制御手段とを有することを特徴とする情報処理装置。 - 画像を表示するための画像表示工程と、
前記画像表示工程で表示される画像を送信する送信工程と、
第一の設定時間と、第一の設定時間より長い第二の設定時間を記憶する記憶工程と、
前記画像表示工程に電源を供給する第一の電源供給工程と、
本装置の各部に電源を供給する第二の電源供給工程と、
前記第一の設定時間が経過した後に、前記第一の電源供給工程による電源の供給を停止する第一の停止工程と、
前記第二の設定時間が経過した後に、前記第二の電源供給工程による電源の供給を停止する第二の停止工程と、
時間の延長を指示する時間延長工程と、
前記時間延長工程により時間延長が指示されたとき、第一の電源供給工程による電源の供給が停止されている場合は、前記第一の電源供給工程による電源の供給を再開し、電源の供給が停止されていない場合は、第一の電源供給工程による電源を供給する時間を延長するように制御する制御工程とを有することを特徴とする情報処理方法。 - 画像を表示するための画像表示装置に接続される情報処理装置の情報処理方法であって、
前記画像表示装置で表示される画像を出力する出力工程と、
第一の設定時間と、第一の設定時間より長い第二の設定時間を記憶する記憶工程と、
前記情報処理装置の各部に電源を供給する電源供給工程と、
前記第一の設定時間が経過した後に、前記画像表示装置への電源の供給の停止を指示する指示工程と、
前記第二の設定時間が経過した後に、前記電源供給手段による電源の供給を停止する停止工程と、
時間の延長を指示する時間延長工程と、
前記時間延長工程で時間延長が指示されたとき、前記画像表示装置の電源の供給が停止されている場合は、前記画像処理装置の電源の供給の再開を指示し、電源の供給が停止されていない場合は、前記画像表示装置の電源の供給の時間を延長するように制御する制御工程とを有することを特徴とする情報処理方法。 - 前記時間延長工程により時間延長が指示されたとき、第二の電源供給工程による電源を供給する時間を延長する延長工程を更に有することを特徴とする請求項8に記載の情報処理方法。
- 画像を表示するための画像表示手段と、
前記画像表示手段で表示される画像を出力する出力手段と、
第一の設定時間と、第一の設定時間より長い第二の設定時間を記憶する記憶手段と、
前記画像表示手段に電源を供給する第一の電源供給手段と、
本装置の各部に電源を供給する第二の電源供給手段と、
前記第一の設定時間が経過した後に、前記第一の電源供給手段による電源の供給を停止する第一の停止手段と、
前記第二の設定時間が経過した後に、前記第二の電源供給手段による電源の供給を停止する第二の停止手段と、
前記画像表示手段の使用状態を検出する使用状態検出手段と、
前記使用状態検出により未使用状態から使用状態への変化を検出したとき、前記第一の電源供給手段による電源の供給が停止されている場合は、前記第一の電源供給手段による電源の供給を再開し、電源の供給が停止されていない場合は、前記第一の電源供給手段による電源の供給の時間を延長するように制御する制御手段とを有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記使用状態検出手段により未使用状態から使用状態への変化を検出したとき、第二の電源供給手段による電源を供給する時間を延長する延長手段を、更に有することを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
- 画像を表示するための画像表示手段と、
前記画像表示手段で表示される画像を出力する出力手段と、
第一の設定時間と、第一の設定時間より長い第二の設定時間を記憶する記憶手段と、
前記画像表示手段に電源を供給する第一の電源供給手段と、
本装置の各部に電源を供給する第二の電源供給手段と、
前記第一の設定時間が経過した後に、前記第一の電源供給手段による電源の供給を停止する第一の停止手段と、
前記第二の設定時間が経過した後に、前記第二の電源供給手段による電源の供給を停止する第二の停止手段と、
前記画像表示手段の使用状態を検出する使用状態検出手段と、
前記使用状態検出手段からの信号に基づいて前記画像表示手段にオブジェクトの表示を行う制御手段と、
前記制御手段で表示された情報を消去するための消去手段を備え、
前記制御手段でオブジェクトが前記画像表示手段に表示されている時に、前記消去手段でオブジェクトを消去したとき、前記第一の電源供給手段による電源の供給が停止されている場合は、前記第一の電源供給手段による電源の供給を再開し、電源の供給が停止されていない場合は、前記第一の電源供給手段による電源の供給の時間を延長するように制御し、更に第二の電源供給手段による電源を供給する時間を延長する延長手段を有することを特徴とする情報処理装置。 - 画像を表示するための画像表示手段と、
前記画像表示手段で表示される画像を出力する出力手段と、
第一の設定時間と、第一の設定時間より長い第二の設定時間を記憶する記憶手段と、
前記画像表示手段に電源を供給する第一の電源供給手段と、
本装置の各部に電源を供給する第二の電源供給手段と、
前記第一の設定時間が経過した後に、前記第一の電源供給手段による電源の供給を停止する第一の停止手段と、
前記第二の設定時間が経過した後に、前記第二の電源供給手段による電源の供給を停止する第二の停止手段と、
前記画像表示手段の使用状態を検出する使用状態検出手段と、
前記使用状態検出手段からの信号に基づいて前記画像表示手段の使用者を認証する認証手段を備え、
前記認証手段により特定された使用者の前回使用時刻より一定時間経過しているとき、前記第一の電源供給手段による電源の供給が停止されている場合は、前記第一の電源供給手段による電源の供給を再開し、電源の供給が停止されていない場合は、前記第一の電源供給手段による電源の供給の時間を延長するように制御する制御手段とを有し、更に第二の電源供給手段による電源を供給する時間を延長する延長手段を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記画像表示手段は、頭部搭載型の表示装置、又は、手持ち型表示装置であることを特徴とする請求項1乃至7、11乃至14の何れか1項に記載の情報処理装置。
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