JP2008256394A - レート検出装置およびこのレート検出装置を搭載した飛しょう体 - Google Patents
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Abstract
【課題】飛しょう体に搭載して用いた場合でも、角速度の誤検出やセンサの破損等がなく正常に機能させることができるレート検出装置を得ること。
【解決手段】レートセンサ組立体14の構成であるレートセンサ14aは、箱型ケーシングに振動吸収材14cを介して取り付けられ、またレートセンサ組立体14は、振動吸収部材15を介して基台12に取り付けられた支持部材13に固定される。飛しょう体の特異な振動は、振動吸収部材15及び振動吸収材14cにより吸収されるため、レートセンサ14aは角速度の誤検出やセンサの破損等なく正常に機能する。
【選択図】 図1
【解決手段】レートセンサ組立体14の構成であるレートセンサ14aは、箱型ケーシングに振動吸収材14cを介して取り付けられ、またレートセンサ組立体14は、振動吸収部材15を介して基台12に取り付けられた支持部材13に固定される。飛しょう体の特異な振動は、振動吸収部材15及び振動吸収材14cにより吸収されるため、レートセンサ14aは角速度の誤検出やセンサの破損等なく正常に機能する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、飛しょう体に搭載され、この飛しょう体の角速度を検出するレートセンサを用いたレート検出装置およびこのレート検出装置を搭載した飛しょう体に係わるもので、特に飛しょう体に搭載して用いるに適するレート検出装置およびこのレート検出装置を用いるに適する飛しょう体に関する。
従来、レートセンサには、一般的に機械式、流体式、光学式等があり、また機械式には、回転型、振動型等がある。
このレートセンサを用いたレート検出装置は、飛しょう体または地上を走行する車両等の移動体に搭載され、検出された角速度を用いて、飛しょう体または地上を走行する車両等の移動体の姿勢制御等の目的に供される。
レート検出装置は、飛しょう体に搭載する場合、一般的に3軸(ピッチ軸、ヨー軸およびロール軸)に対して、各軸周りの角速度を検出できるようになっている。
レート検出装置を飛しょう体または地上を走行する車両等の移動体に搭載した場合には、移動体の発生する振動を受けることになり、これに対応し得たレートセンサを用いる必要がある。
車両に適用された種々のレート検出装置の中には、例えばレートセンサによりヨーレートを検出し、車両の姿勢安定性を図ったものがある(例えば、図2に示す特許文献1参照)。
図2は、従来のヨーレート検出装置を搭載した車両のフロントプロテクタ部の要部の断面図である。
ヨーレート検出装置1は、フォークリフトのフロントプロテクタ2に取り付けられる。このヨーレート検出装置1は、複数の支持体3を介して平板状の基部4が取り付けられる。この基部4の上面には、支持部4a,4aが設けられ、この支持部4a,4aの上に板状のブラケット5が取り付けられる。更に、このブラケット5の上面にはヨーレートセンサ6が取り付けられる。そして、このブラケット5およびヨーレートセンサ6の上側から蓋7により覆うことによりヨーレート検出装置1が形成される。ヨーレート検出装置1の支持体3は、防振部材により形成されており、フォークリフトの運転時に振動が生じても一定の防振作用が得られる。
この従来のヨーレート検出装置によれば、車両の走行時に発生する振動の波形や振動数がほぼ特定されたものであって、その特有の振動を減衰させることにより、角速度の誤検出やセンサの破損が生じなく使用に耐えうるものであった。したがって、ヨーレートセンサ6は、フォークリフト運転時の特定の想定された、またヨー軸周りの角速度が検出可能であるので、車両等の移動体への適用にあたっては誤作動なく、正常に機能させることができる。
特開2000−74937号公報
しかしながら、飛しょう体に用いる場合には、空力、飛しょう体のエンジン、その他駆動部からの特異な振動を受けることになる。
飛しょう体にレート検出装置を設ける場合には、上記を考慮した、特異な振動に耐え得るレートセンサを要するが、レートセンサとしてできるだけ加工を加える必要がなく飛しょう体に搭載可能なレート検出装置及びこのレート検出装置を搭載した飛しょう体が求められていた。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、飛しょう体に搭載して用いた場合においても角速度の誤検出やセンサの破損等なく使用できるレート検出装置及びこのレート検出装置を搭載した飛しょう体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によれば、箱型ケーシングで覆われたレートセンサと、前記箱型ケーシングとレートセンサの間にありレートセンサを支持する振動吸収材とを備えたレート検出装置を提供する。
上記目的を達成するために、本発明によれば、箱型ケーシングで覆われたレートセンサと、前記箱型ケーシングを取り付けた支持部材の一部に接合された振動吸収部材とを備えたレート検出装置を提供する。
上記目的を達成するために、本発明によれば、飛しょう体のきょう体に取り付けられる基台と、この基台に対して振動吸収部材を介して取り付けられる支持部材と、この支持部材に取り付けられ、飛しょう体の角速度を検出するレートセンサとを具備したことを特徴とするレート検出装置を搭載した飛しょう体を提供する。
上記目的を達成するために、本発明によれば、飛しょう体のきょう体に取り付けられる基台と、この基台に対して振動吸収部材を介して取り付けられる支持部材と、この支持部材に取り付けられ、飛しょう体の角速度を検出するレートセンサ組立体とを具備し、前記レートセンサ組立体は、前記箱型ケーシングにてレートセンサを覆い、前記振動吸収材によりレートセンサを支持するものであることを特徴とするレート検出装置を搭載した飛しょう体を提供する。
本発明のレート検出装置によれば、飛しょう体に搭載して用いた場合において、特異な振動に対してもこれを吸収することができるため、角速度の誤検出やセンサの破損等なく使用できるレート検出装置を提供することができる。
また、本発明のレート検出装置を搭載した飛しょう体によれば、角速度の誤検出やセンサの破損等なく正常に機能できるレート検出装置を搭載した飛しょう体を提供することができる。
本発明に係わるレート検出装置の実施形態について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明のレート検出装置を搭載した飛しょう体の実施形態を示す要部の断面図である。
図1に示す飛しょう体10は、この飛しょう体10の外殻を形成するきょう体11の内壁面に取り付けられる基台12と、この基台12の振動に対して振動吸収するゴム質材としての振動吸収部材15を介して取り付けられる支持部材13と、この支持部材13に支持され、飛しょう体10の角速度を検出するレートセンサ組立体14を備える。
基台12は、飛しょう体10の外殻を形成するきょう体11の内壁面11aに接合して固定されるフランジ12aを有するものである。
基台12には、支持部材13が取り付けられる。この支持部材13は、その周縁部に複数の透孔13aが設けられ、この透孔13aには、振動吸収するゴム質材である、例えばシリコンゴム製の振動吸収部材15が取り付けられる。振動吸収部材15には透孔15aが設けられており、支持部材13は、前記透孔15aに通した緊締具16により基台12に固定される。
支持部材13には、レートセンサ組立体14が取り付けられる。
レートセンサ組立体14は、角速度を検出する計測器であるレートセンサ14aと、レートセンサ14aを覆う箱型ケーシング14bと、レートセンサ14aに対する振動吸収するゴム質材としての振動吸収材14cから構成される。レートセンサ14aは、振動吸収材14cを介して箱型ケーシング14bに取り付けられる。
振動吸収材14cはレートセンサ14aを囲むように設けられてもよいし、レートセンサ14aと箱型ケーシング14bの間の一部に設けられてもよい。
図1に示すように、飛しょう体10が、例えばロール軸であるX軸周りに回転運動を生じた場合、レートセンサ14aにより回転運動の角速度が検出される。このとき飛しょう体からの特異な振動は、振動吸収部材15および振動吸収材14cにより振動が減衰されることで、レートセンサ14aの角速度の誤検出やセンサの破損等なく、正常に使用できる。
10 飛しょう体
11 きょう体
11a 内壁面
12 基台
12a フランジ
13 支持部材
13a 透孔
14 レートセンサ組立体
14a レートセンサ
14b 箱型ケーシング
14c 振動吸収材
15 振動吸収部材
15a 透孔
16 緊締具
X ロール軸
11 きょう体
11a 内壁面
12 基台
12a フランジ
13 支持部材
13a 透孔
14 レートセンサ組立体
14a レートセンサ
14b 箱型ケーシング
14c 振動吸収材
15 振動吸収部材
15a 透孔
16 緊締具
X ロール軸
Claims (6)
- 箱型ケーシングで覆われたレートセンサと、
前記箱型ケーシングとレートセンサの間にありレートセンサを支持する振動吸収材と、を備えたレート検出装置。 - 箱型ケーシングで覆われたレートセンサと、
前記箱型ケーシングを取り付けた支持部材に取り付けられた振動吸収部材と、を備えたレート検出装置。 - 前記振動吸収材または振動吸収部材は、シリコンゴム系であることを特徴とする請求工1または2記載のレート検出装置。
- 飛しょう体のきょう体に取り付けられる基台と、
この基台に対して振動吸収部材を介して取り付けられる支持部材と、
この支持部材に取り付けられ、飛しょう体の角速度を検出するレートセンサと、を具備したことを特徴とするレート検出装置を搭載した飛しょう体。 - 前記支持部材は、この支持部材に設けた透孔に設けられる振動吸収部材を介して基台側に固定されることを特徴とする請求項4記載のレート検出装置を搭載した飛しょう体。
- 飛しょう体のきょう体に取り付けられる基台と、
この基台に対して振動吸収部材を介して取り付けられる支持部材と、
この支持部材に取り付けられ、飛しょう体の角速度を検出するレートセンサ組立体と、を具備し、
前記レートセンサ組立体は、前記箱型ケーシングにてレートセンサを覆い、前記振動吸収材によりレートセンサを支持するものであることを特徴とするレート検出装置を搭載した飛しょう体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007096359A JP2008256394A (ja) | 2007-04-02 | 2007-04-02 | レート検出装置およびこのレート検出装置を搭載した飛しょう体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007096359A JP2008256394A (ja) | 2007-04-02 | 2007-04-02 | レート検出装置およびこのレート検出装置を搭載した飛しょう体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008256394A true JP2008256394A (ja) | 2008-10-23 |
Family
ID=39980113
Family Applications (1)
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JP2007096359A Pending JP2008256394A (ja) | 2007-04-02 | 2007-04-02 | レート検出装置およびこのレート検出装置を搭載した飛しょう体 |
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JP (1) | JP2008256394A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103605156A (zh) * | 2013-11-14 | 2014-02-26 | 西南科技大学 | 一种适用于土介质的爆破振动传感器安装夹具 |
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2007
- 2007-04-02 JP JP2007096359A patent/JP2008256394A/ja active Pending
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