JP2008255523A - 糸巻付切替手段付サンプル整経機及び整経方法 - Google Patents

糸巻付切替手段付サンプル整経機及び整経方法 Download PDF

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Abstract

【課題】整経ドラムと相対向して設置された回転給糸装置を使用し、予め設置された柄データ(糸配列順・色糸配列順)に従い、複本数の糸による柄設定ができるサンプル整経機の糸巻付切替手段(糸選択手段)を2つの糸巻付切替手段によって、ヤーンガイドの糸を整経ドラムに巻付ける巻付糸と整経ドラムに巻付けない休止糸とに切替えることができる糸巻付切替手段付サンプル整経機及び整経方法を提供する。
【解決手段】ヤーンガイドを固定式とし、整経ドラムと回転給糸装置の間に第1開口部及び第2開口部を有するリング状ガイドロッドを設け、糸巻付切替手段が、第1糸巻付切替手段と第2糸巻付切替手段の2つの糸巻付切替手段により、回転給糸装置の各ボビンから引出された糸を整経ドラム上に巻付ける巻付糸と整経ドラム上に巻付けない休止糸とに選択するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、整経ドラムと相対向して設置された回転給糸装置を使用し、予め設定された柄データ(糸配列順、色糸配列順)に従い、複本数による柄整経ができるサンプル整経機の糸巻付切替手段(糸選択手段)及び整経方法に関する。
整経ドラムと相対向して設置された回転クリールを使用し、予め設定された柄データ(糸配列順、色糸配列順)に従い、複本数による柄整経ができるサンプル整経機としては既に特許文献1、特許文献2、特許文献3が開示されている。
特許文献1で開示されているサンプル整経機の糸巻付切替手段は、ヤーンガイドを整経ドラムへの巻付位置と巻付休止位置とに変位・回動することにより複本数による柄整経を可能としている。
特許文献2で開示されているサンプル整経機の糸巻付切替手段は、ヤーンガイドを予め整経ドラムへの巻付位置に固定し、一方、各々のヤーンガイドに対応して可動式糸道規制ガイドを設け、該糸道規制ガイドを変位・回動することによって、整経ドラムへの巻付位置と巻付休止位置に糸道を変化させることにより複本数による柄整経を可能としている。
特許文献3で開示されているサンプル整経機の糸巻付切替手段は、ヤーンガイドを整経ドラムの巻付位置と巻付休止位置とに変位・回動する糸巻付切替手段と、整経ドラムと回転クリールとの間に設けられたリング状ガイドロッドの1部を開口し、開口部に可動片を設け、該可動片を正開・閉・逆開の3方向の動作とを併用して複本数による柄整経を可能としている。
特許第3454805号 特許第3764474号 特許第3795893号
前記特許文献1〜3のサンプル整経機の糸巻付切替手段(糸選択手段)は、ヤーンガイド又は糸道規制ガイドを変位・回動することにより糸の巻付切替えをしていたので変位・回動の駆動手段はヤーンガイドと同数必要であった。
本発明の目的は、整経ドラムと相対向して設置された回転給糸装置を使用し、予め設定された柄データ(糸配列順・色糸配列順)に従い、複本数の糸による柄設定ができるサンプル整経機の糸巻付切替手段(糸選択手段)を2つの糸巻付切替手段によって、ヤーンガイドの糸を整経ドラムに巻付ける巻付糸と整経ドラムに巻付けない休止糸とに切替えることができる糸巻付切替手段付サンプル整経機及び整経方法を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明の糸巻付切替手段付サンプル整経機は、
コンベアベルトを有する整経ドラムと、
該整経ドラムに相対向して設けられ、かつ複数個のボビンと該ボビンから引出された糸をガイドする複数個のヤーンガイドを有する回転給糸装置と、
予め設定された柄データ(糸配列順、色糸配列順)に従い、整経ドラムに巻付ける巻付糸と整経ドラムに巻付けない休止糸とに分ける糸巻付切替手段と、
該糸巻付切替手段により休止糸となった糸を巻取回収する糸巻取リールと、
を含むサンプル整経機であって、
前記ヤーンガイドを固定式とし、前記整経ドラムと回転給糸装置との間に、第1開口部と第2開口部を有するリング状ガイドロッドを設け、
前記糸巻付切替手段が、休止糸から巻付糸に切替える第1糸巻付切替手段と巻付糸から休止糸に切替える第2糸巻付切替手段の2つの糸巻付切替手段により、回転給糸装置の各ボビンから引出された糸を整経ドラム上に巻付ける巻付糸と整経ドラム上に巻付けない休止糸とに選択することを特徴とする。
前記第1糸巻付切替手段は、前記リング状ガイドロッドの第1開口部を開閉する第1可動片と、該第1可動片を駆動する第1駆動手段からなり、該第1可動片が該開口部を閉鎖する閉鎖位置と該開口部を開口する開口位置に変位する構成とすることによって、前記第1可動片が閉鎖位置にあるときに休止糸が通過した場合は、休止糸のまま通過し、前記第1可動片が開口位置にあるときに休止糸が通過した場合は、前記開口部から整経ドラムに巻付く軌道に引出されることによって休止糸の中から整経ドラムへ巻付る糸と巻付られない糸に切替えることができる。
前記第2糸巻付切替手段は、前記リング状ガイドロッドの第2開口部近傍に設けられた第2可動片と第2可動片を駆動する第2駆動手段からなり、該第2可動片の先端が、整経ドラムへの巻付軌道に進出する進出位置と巻付糸軌道から退去している退去位置に変位する構成とすることによって、前記第2可動片の先端が進出位置にあるときに、整経ドラムへ巻付中の糸が通過した場合は、該第2可動片にそって第2開口部のすきまから休止糸軌道に引入れられ、前記第2可動片の先端が退去位置にあるときに、整経ドラムへ巻付中の糸が通過した場合は、巻付状態のまま通過することによって整経ドラムへ巻付中の糸の中から休止糸と巻付続行糸に切替えることができる。
前記第1可動片の開閉が回転給糸装置のヤーンガイド回転支持体の回転方向に向かって開閉する形とすると切替えがスムースに可能となる。又、好ましくはヤーンガイドは整経ドラム上の巻付軌道になるように固定することによって、休止糸が前記リング状ガイドロッドに接しながら回転する形態とすると前記第1可動片の開閉が小さくとも容易に切替えが可能となり、かつ、第1駆動手段の運動量を小さくでき、開閉の所要時間の短縮になり高速化が図れる。
前記第2可動片の形状が弓状に湾曲した形状とすると、巻付整経ドラムへの送付から巻付休止に切替えられた糸が湾曲した弧の部分をすべりながら休止糸に引入れられるので好ましい形状となる。
前記リング状ガイドロッドの第2開口部の両端部は平行に重なる部分を有し、かつ、一端側の先端部分が整経ドラム側に平行に重なる部分から先端部までの間が湾曲状に位置するような形状で、平行に重なる部分は糸が通過できる隙間を有している構成とすることが好ましい。又、前記リング状ガイドロッドの湾曲状先端部と整経ドラムの1部分に導入ガイドを設けることにより巻付糸から休止糸に軌道切替えを確実に行える。又、前記糸巻付切替手段は整経長を決める綾を形成するカット綾バーの近くに設置することが好ましい。
又、回転給糸装置に仕掛けるボビンの少なくとも1個を整経ドラムに巻付けない糸とし、それに対応するヤーンガイドの固定位置を回転給糸装置とリング状ガイドロッドの間の巻付け休止糸の糸道に予め固定し、該ボビンの糸を種糸とし、他の休止糸と一緒に糸巻取リールに仕掛けることにより、整経する糸の全てを一辺に整経ドラム上の巻付糸にする場合及び大部分の糸を整経ドラム上の巻付糸等にする場合の切替えがスムースに行えるので好ましい。なお、該種糸としては、他の糸よりも強度の強い糸を用い、強めの張力をかけて他の休止糸と一緒に糸巻取リールに仕掛けるのが好ましい。
本発明の整経方法は、前記糸巻付切替手段付サンプル整経機を用いた整経方法であって、前記複数個のボビンのうち少なくとも1本に種糸を仕掛けておく種糸準備工程と、前記ボビンに仕掛けられた種糸と他のボビンに仕掛けられた糸とを一緒に前記糸巻取リールに仕掛ける糸仕掛け工程と、前記糸巻付切替手段の第1糸巻付切替手段と第2糸巻付切替手段の2つの糸巻付切替手段により、前記回転給糸装置の各ボビンから引出された糸を前記第1開口部及び第2開口部を介して整経ドラム上に巻付ける巻付糸と整経ドラム上に巻付けない休止糸とに選択しながら整経する整経工程と、前記種糸と前記休止糸とが互いに絡み合って前記糸巻取リールに巻取回収される巻取回収工程と、を含むことを特徴とする。
本発明の糸巻付切替手段付サンプル整経機によれば、従来の糸巻付切替手段(糸選択手段)の設置を省略することができるとともに整経ドラム上に巻付ける巻付糸と整経ドラム上に巻付ない休止糸との切り替えを一段と極めてスムーズに行うことができ、複本数同時整経による柄整経が可能となり、効率よく短時間で整経することができるという効果が達成される。
以下に、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明するが、図示例はあくまでも例示的なものであり、本発明の技術思想から逸脱しない限り図示例以外にも種々の変形が可能なことはいうまでもない。
図1は本発明の糸巻付切替手段付サンプル整経機の一つの実施の形態の全体を示す側面概略説明図である。図2は本発明の糸巻付切替手段付サンプル整経機の一つの実施の形態における整経ドラムの正面を示す概略説明図である。図3は本発明の糸巻付切替手段付サンプル整経機の一つの実施の形態において整経開始前に全ての糸を糸巻取リールに仕掛けた状態(糸は全て休止状態)を示す正面概略説明図である。図4は本発明の糸巻付切替手段付サンプル整経機の一つの実施の形態において整経が始まり第1糸巻付切替手段により糸が整経ドラムに巻き付けられた状態を示す正面概略説明図である。図5は本発明の糸巻付切替手段付サンプル整経機の一つの実施の形態において整経ドラムに巻付中の糸が第2糸巻付切替手段によって休止糸に切替えられる状態を示す正面概略説明図である。図6は本発明の糸巻付切替手段付サンプル整経機の一つの実施の形態において第1糸巻付切替手段、第2糸巻付切替手段及び導入ガイドの設置関係を示す側面概略説明図である。図7は第1糸巻付切替手段の閉鎖状態を示す動作説明図である。図8は第1糸巻付切替手段の開放状態を示す動作説明図である。図9は第2糸巻付切替手段の動作説明図である。図10は糸巻取リールの設置状態を示す側面概略説明図である。図11はリング状ガイドロッドの第2開口部を示す部分拡大図である。図12は、図11のA矢視拡大図である。図13は本発明の整経方法を示すフローチャートである。
図1において、10は糸巻付切替手段付サンプル整経機で、整経ドラム12を有している。該整経ドラム12は、該整経ドラム12に横架された複数本のドラムスポーク18と、該ドラムスポーク18の外面に移動可能に設置されたコンベアベルト20とから構成されている。このコンベアベルト20は整経ドラム12上に巻き付けた糸を搬送する搬送ベルトである。
30は床32上に設置された整経機フレームである。該フレーム30には主軸パイプ34が水平方向に設けられている(図10)。該主軸パイプ34には上記整経ドラム12がドラム板16を介して回転可能に取り付けられている。この整経ドラム12は、整経時には不図示のドラムロック機構により固定され、整経した糸を織布ビーム、ワープビームに巻き返す際はロックが解除され回転可能となる。38は床32上に回転給糸装置基台37と相対向して設置されたスライドベースであり、該スライドベース38の上面には整経機フレーム30が移動可能に載置され、整経ドラム12が回転給糸装置50に対して接離可能とされている。
回転給糸装置50は、該整経ドラム12に相対向して設けられており、複数個のボビン52と、該ボビン52から引出された糸54をガイドするためにヤーンガイド回転支持体60に設けられた複数個の固定ヤーンガイド66とを含む。前記回転給糸装置基台37には回転給糸装置フレーム42が設けられており、該回転給糸装置フレーム42には回転体フレーム55が設けられている。
上記回転給糸装置フレーム42に設けられた回転体フレーム55の内側には、図10に示したように、ドライブシャフト44が設けられており該ドライブシャフト44によってヤーンガイド回転支持体60が回転可能とされている。該ヤーンガイド回転支持体60には複数個の固定ヤーンガイド66が設けられている。該回転体フレーム55に設けられた支持プレート53には、異種及び/又は同種の糸54を巻いてある複数本のボビン52が立てられている。56は該回転体フレーム55に設けられた糸貯留装置で、該ボビン52とヤーンガイド回転支持体60との間に位置しており、該ボビン52からの糸54を必要に応じて貯留する作用を行う。
該糸貯留装置56の前方には傘状の回転支持部材51が前記回転体フレーム55に設けられている。ヤーンガイド回転支持体60は、前記回転支持部材51とヤーンガイド回転支持部材57によってその周辺部で支持されるとともにその中心部はドライブシャフト44に接続され、該ドライブシャフト44の回転とともに回転するように構成されている。ヤーンガイド回転支持体60には複数本の固定ヤーンガイド66が取り付けられており、該固定ヤーンガイド66は、前記回転給糸装置50のヤーンガイド回転支持体60の回転とともに同軸的に回転する。該固定ヤーンガイド66の構成は図7〜図9によく示されているが、図7〜図9において、66aはヤーンガイド66の先端に設けられたガイド穴である。
図1〜図4において、67a〜67gは綾取バー(67aはカット綾上バー、67bはカット綾下バー)である。なお、69aはガイド上パイプ,69bガイド下パイプである。ガイド上パイプ69aは巻付状態から休止状態となる糸54の支点用ガイドとして作動するもので、この支点と整経ドラム12の中心に位置する糸回収ガイド70を結んだ線上に後述する糸切断装置76aが位置している。一方、ガイド下パイプ69bは休止状態から巻付状態となる糸54の支点用ガイドとして作動するもので、この支点と整経ドラム12の中心に位置する糸回収ガイド70を結んだ線上に後述する糸切断装置76bが位置している。糸巻付切替手段付サンプル整経機10のサンプル整経機としての基本的構成及び作用は上記した特許公報等により広く知られており、公知の構成及び作用についての詳細な説明は省略する。
図2〜5及び図10に示したように、前記整経ドラム12のドラム板16の中央部分の外方には、支持体68を介して糸回収ガイド70が設けられている。図10に示したように、該糸回収ガイド70は円錐形をしておりその一部が切り欠かれている形状をしており、その中央部には糸回収孔72が穿設されている。74はモータ75等によって駆動される糸巻取リールで、該糸回収孔72から該糸回収ガイド70の裏面側に誘導されてくる休止糸54aの巻取回収を行う。この糸巻取リール74の回転速度は、前記コンベアベルト20の整経中の移動速度より速い速度で行われるのが好適である。73は休止糸を誘導する方向転換ローラである。該糸回収ガイド70及び糸巻取リール74によって糸回収機構が構成される。図2〜図5において、76aは第1糸切断装置で,76bは第2糸切断装置である。ガイド上パイプ69a,ガイド下パイプ69bと糸回収孔72とをそれぞれ結ぶ線上又はその近傍に設置されている。該第1糸切断装置76aは、糸54が巻き付け休止状態から巻き付け状態へと変化した糸を切断し、また、該第2糸切断装置76bは、糸54が巻き付け状態から巻き付け休止状態へ変化した糸を切断する。なお、整経前に糸54をヤーンガイド66に仕掛けるが、この仕掛けた状態の仕掛糸の配置は休止糸54aと同様の配置となる。糸54の内一本の糸は他の整経用糸よりも強力な種糸とすることにより、糸回収の際にこの種糸と休止糸とが互いに絡み合って糸切れのない安定した回収が可能となる。この種糸を仕掛けるヤーンガイド66の固定位置は休止糸54aの糸軌道に固定し、他のヤーンガイド66の固定位置は巻付糸54bの糸軌道に固定すると、次に説明する糸の巻付切替えが容易となる。
次に、本発明における糸の巻付切替手段について説明する。まず、図6〜図8及び図11によって、第1糸巻付切替手段について説明する。図6〜図8及び図11において、82はリング状のガイドロッドで、整経ドラム12の回転給糸装置50側の端部に取り付けられている。該ガイドロッド82の一部分には第1開口部84が開口して形成されている。該第1開口部84には第1糸巻付切替手段を構成する第1可動片86が第1開口部84をヤーンガイド回転方向に対して開口しまた閉鎖することができるように回動可能に取り付けられている。この第1可動片86は、該第1開口部84を閉鎖する不動作位置(図7)、及び該第1開口部84を開口する動作位置(図8)の2方向に第1駆動手段87によって移動可能とされている。
休止糸から巻付糸に切替える場合には、図8に示すように、指示された糸54aが第1開口部84を通過する前に第1可動片86を動作位置(開口状態)にして通過させると、指示された糸54aは第1可動片86に沿って第1開口部84から整経ドラム12上に引出され、巻付糸54bに切替わる。
休止糸から休止糸に続行させる場合(切替えない場合)には、図7に示すように、指示された糸54aが第1開口部84を通過する前に第1可動片86を不動作位置(閉鎖状態)にして通過させると、指示された糸54aはそのまま休止糸54aとなる。
次いで、図6、図9、図11及び図12によって、第2糸巻付切替手段について説明する。図11において前記リング状ガイドロッドの82の両端部82a,82bは平行に重なる部分を有し、かつ一端側の先端部分82aが整経ドラム12側に平行に重なる部分から先端部までの間が湾曲状に位置するような形状で、平行に重なる部分は糸が通過できる隙間、すなわち第2開口部85を有している。図6に示したように、第2糸巻付切替手段を構成する湾曲状の第2可動片88は前記第1可動片86の設置位置のヤーンガイド回転方向、即ち糸巻付方向の前方の整経ドラム12の外側端部に設けられている。該第2可動片88は動作位置(図9の点線:糸の巻付軌道に進出する位置)及び不動作位置(図9の実線:糸の巻付軌道位置から退去している位置)の2方向に第2駆動手段90によって移動可能とされている。
巻付糸から休止糸に切替える場合には、図9に示すように、指示された糸54bが第2可動片88を通過する前に、第2可動片88を動作位置、すなわち点線で示した進出位置にして通過させると、指示された糸54bは第2可動片88、導入ガイド94により、第2開口部85から休止糸軌道に引入れられ、休止糸54aに切替わる。尚、図2〜図6において、94は整経ドラム12の先端に取付けられた導入ガイドで、第2可動片88により休止糸に切替えられた糸をリング状ガイドロッド82と回転支持体60との間の休止糸軌道に誘導する部材である。
巻付糸からそのまま巻付糸として続行する場合(切替えない場合)には、図9に示すように、指示された糸54bが第2可動片88を通過する前に第2可動片88を不動作位置、すなわち実線で示した退却位置にして通過させると、指示された糸54bはそのまま巻付糸54bとなる。
上記した構成によりその作用を説明する。整経作業の開始に先立って、前記ボビン52から引き出した全ての糸54(内一本は種糸)を前記ヤーンガイド66の先端のガイド穴66aに通した後、図3に示すように(最初は全て仕掛糸、即ち休止状態であるので図面上は54aで示した)糸回収ガイド70の糸回収孔72を通して糸巻取リール74に巻付け固定する。この状態から整経を開始する。即ち、予め設定された柄データ(糸配列順、色糸配列順)によって指定されたヤーンガイド66が第1開口部84を通過する前に、第1可動片86を動作位置(開口状態)にして通過させると、指示された糸54aは第1可動片86に沿って第1開口部84から整経ドラム12上に引出され、巻付糸54bとなり、整経が開始される。巻付糸となった糸は、ヤーンガイド66が1回転以上経過後、第1糸切断装置76aにより切断される。
次に、巻付中の糸54bの中から、予め設定された柄データ(糸配列順、色糸配列順)により一時的に不要となる場合は、指定されたヤーンガイド66が第2可動片88を通過する前に、第2可動片88を動作位置(図9の点線:巻付糸軌道に進出した位置)にして通過させると、指示された糸54bは第2可動片88及び導入ガイド94に沿って第2開口部85から休止糸軌道に引入れられ、図5の糸54cの軌道を経て他の休止糸54aと糸回収ガイド70付近で撚合わされる。この巻付糸54bから休止糸54aになった糸は、ヤーンガイド66が3回転以上経過後に第2切断装置76bにより切断される。切断された糸回収ガイド70側の切断端は、第1切断装置76aにより切断された糸回収ガイド70側の糸と一緒に糸巻取リール74に巻取られる。又、ヤーンガイドの糸は、他の休止糸54aの糸と一緒に撚合わさりながら糸巻取リールに巻き取られる。この糸が予め設定された柄データにより再び巻付糸54bとなる時は、前記第1糸巻付切替手段により巻付糸54bとなり、整経ドラム12に巻付ける糸に切替えられる。
なお、上記した実施の形態においては、回転給糸装置50においてヤーンガイド60を有するヤーンガイド回転支持体60は回転給糸装置フレーム42にドライブシャフト44を介して一体的に装着された例が示されているが、ヤーンガイド回転支持体60と回転給糸装置フレーム42とを別体として設置し、互いに同期的に回転させる構成としても同様の作用効果が達成される。
本発明の整経方法を図13に基づいて説明する。まず、整経にあたって、糸巻付切替手段付サンプル整経機10の複数個のボビン52のうち少なくとも1本に種糸(他の糸54よりも強度の強い糸)を仕掛けておく(種糸準備工程;ステップ110)。次に、ボビン52に仕掛けられた種糸と他のボビンに仕掛けられた糸とを一緒に糸巻取リール74に仕掛ける(糸仕掛け工程;ステップ120)。
そして、リング状ガイドロッド82の第1開口部84を開閉する第1可動片86と、該第1可動片86を駆動する第1駆動手段87からなる第1糸巻付切替手段と、リング状ガイドロッド82の第2開口部85近傍に設けられた第2可動片88と第2可動片88を駆動する第2駆動手段90からなる第2糸巻付切替手段の2つの糸巻付切替手段により、回転給糸装置50の各ボビン52から引出された糸54を第1開口部84及び第2開口部85を介して整経ドラム12上に巻付ける巻付糸54bと整経ドラム12上に巻付けない休止糸54aとに選択しながら整経する(整経工程;ステップ130)。整経の間、休止糸54aは種糸と互いに絡み合って糸巻取リール74に巻取回収される(巻取回収工程;ステップ140)。このようにして、本発明の整経方法が行われる。
本発明の糸巻付切替手段付サンプル整経機の一つの実施の形態の全体を示す側面概略説明図である。 本発明の糸巻付切替手段付サンプル整経機の一つの実施の形態における整経ドラムの正面を示す概略説明図である。 本発明の糸巻付切替手段付サンプル整経機の一つの実施の形態において整経開始前に全ての糸を糸巻取リールに仕掛けた状態(糸は全て休止状態)を示す正面概略説明図である。 本発明の糸巻付切替手段付サンプル整経機の一つの実施の形態において整経が始まり第1糸巻付切替手段により糸が整経ドラムに巻き付けられた状態を示す正面概略説明図である。 本発明の糸巻付切替手段付サンプル整経機の一つの実施の形態において整経ドラムに巻付中の糸が第2糸巻付切替手段によって休止糸に切替えられる状態を示す正面概略説明図である。 本発明の糸巻付切替手段付サンプル整経機の一つの実施の形態において第1糸巻付切替手段、第2糸巻付切替手段及び導入ガイドの設置関係を示す側面概略説明図である。 第1糸巻付切替手段の閉鎖状態を示す動作説明図である。 第1糸巻付切替手段の開放状態を示す動作説明図である。 第2糸巻付切替手段の動作説明図である。 糸巻取リールの設置状態を示す側面概略説明図である。 リング状ガイドロッドの第2開口部を示す部分拡大図である。 図11のA矢視拡大図である。 本発明の整経方法を示すフローチャートである。
符号の説明
10:糸巻付切替手段付サンプル整経機、12:整経ドラム、16:ドラム板、18:ドラムスポーク、20:コンベアベルト、30:整経機フレーム、32:床、34:主軸パイプ、37:回転給糸装置基台、38:スライドベース、42:回転給糸装置フレーム、44:ドライブシャフト、50:回転給糸装置、51:回転支持部材、52:ボビン、53:支持プレート、54:糸、56:糸貯留装置、57:ヤーンガイド回転支持部材、60:ヤーンガイド回転支持体、66:ヤーンガイド、66a:ガイド穴、67a〜67f:綾取バー、68:支持体、69a:ガイド上パイプ、69b:ガイド下パイプ、70:糸回収ガイド、72:糸回収孔、74:糸巻取リール、75:モータ、76a,76b:糸切断装置、82:ガイドロッド、82a,82b:ガイドロッドの両端部、82a:湾曲状先端部、84:第1開口部、85:第2開口部、86:第1可動片、87:第1駆動手段、88:第2可動片、90:第1駆動手段、92:サブガイドロッド、94:導入ガイド。

Claims (5)

  1. コンベアベルトを有する整経ドラムと、
    該整経ドラムに相対向して設けられ、かつ複数個のボビンと該ボビンから引出された糸をガイドする複数個のヤーンガイドを有する回転給糸装置と、
    該ボビンから引出された糸を整経ドラムに巻付ける巻付糸と整経ドラムに巻付けない休止糸とに分ける糸巻付切替手段と、
    該休止糸を巻取回収する糸巻取リールと、
    を含むサンプル整経機であって、
    前記ヤーンガイドを固定式とし、前記整経ドラムと回転給糸装置の間に第1開口部及び第2開口部を有するリング状ガイドロッドを設け、
    前記糸巻付切替手段が、第1糸巻付切替手段と第2糸巻付切替手段の2つの糸巻付切替手段により、回転給糸装置の各ボビンから引出された糸を整経ドラム上に巻付ける巻付糸と整経ドラム上に巻付けない休止糸とに選択することを特徴とする糸巻付切替手段付サンプル整経機。
  2. 前記第1糸巻付切替手段が、前記リング状ガイドロッドの第1開口部を開閉する第1可動片と該第1可動片を駆動する第1駆動手段からなり、該第1可動片が第1開口部を閉鎖する閉鎖位置及び第1開口部を開口する開口位置に変位することを特徴とする請求項1記載の糸巻付切替手段付サンプル整経機。
  3. 前記第2糸巻付切替手段が、前記リング状ガイドロッドの第2開口部近傍に設けられた第2可動片と該第2可動片を駆動する第2駆動手段からなり、該第2可動片が巻付糸軌道に進出する進出位置及び巻付糸軌道から退去している退去位置に変位することを特徴とする請求項1又は2記載の糸巻付切替手段付サンプル整経機。
  4. 前記ヤーンガイドの固定位置については、全てのヤーンガイドの少なくとも1個のヤーンガイドは、前記リング状ガイドロッドと回転給糸装置との間、つまりボビンから引出された糸が休止糸の糸軌道になるように固定し、他のヤーンガイドは整経ドラム状に巻付ける巻付糸の糸軌道に固定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の糸巻付切替手段付サンプル整経機。
  5. 請求項1〜4いずれか1項記載の糸巻付切替手段付サンプル整経機を用いた整経方法であって、
    前記複数個のボビンのうち少なくとも1本に種糸を仕掛けておく種糸準備工程と、
    前記ボビンに仕掛けられた種糸と他のボビンに仕掛けられた糸とを一緒に前記糸巻取リールに仕掛ける糸仕掛け工程と、
    前記糸巻付切替手段の第1糸巻付切替手段と第2糸巻付切替手段の2つの糸巻付切替手段により、前記回転給糸装置の各ボビンから引出された糸を前記第1開口部及び第2開口部を介して整経ドラム上に巻付ける巻付糸と整経ドラム上に巻付けない休止糸とに選択しながら整経する整経工程と、
    前記種糸と前記休止糸とが互いに絡み合って前記糸巻取リールに巻取回収される巻取回収工程と、
    を含むことを特徴とする整経方法。
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