JP2008253486A - ゴルフ用手袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィット感が良好なゴルフ用手袋を提供する。
【解決手段】ゴルフ用手袋は、装着者の掌に当接する手掌部3の少なくとも一部を含む領域を構成する本体パーツ1Aと、装着者の指に当接する部分において本体パーツ1Aに縫合される襠材とを備える。本体パーツ1Aは、手掌部3側の装着者の指の関節部以外に当接する部分の幅を広げるように設けられた拡幅部321,331,341,351と、手掌部3側の装着者の指の関節部に当接する部分の幅を拡幅部に対して減じるように設けられた凹部322,332,342,352とを有する。襠材は、凹部322,332,342,352に嵌り合うように形成された凸部を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ゴルフ用手袋に関し、特に、ゴルファーが装着するゴルフ用手袋に関する。
ゴルフクラブのグリップ部の握り方は、以下の点で特徴的である。すなわち、スキーのストックや野球バットのグリップ部を握る場合、図20(a)に示すように、ストックやバットのグリップ部Gを指(人差指〜小指)の方向(図20(a)中の上下方向)に対して垂直に配置し、その状態で指を揃えて握る(図20(b))のが一般的である。これに対し、ゴルフクラブのグリップ部を握る場合は、図21(a)に示すように、人差指側が指先側にずれるようにゴルフクラブのグリップGを指(人差指〜小指)の方向(図21(a)中の上下方向)に対して斜めに配置し、その状態で人差指側を甲側、小指側を掌側に少しずらして握る(図21(b))のが一般的である。
スキー用や野球用の手袋が従来から用いられており、同様に、ゴルファーが装着するゴルフ用手袋も従来から広く用いられている。
スキーのストックや野球バットなどを握る場合、それらのグリップ部には手袋の手掌部が主に当接する。これに対し、ゴルフクラブを握る場合、そのグリップ部には、手袋の手掌部のみならず、手掌部から指部の側面側にずれた位置も当接することになる。
ゴルフ用手袋の指部は、掌材、甲材およびそれらの間に設けられる2片の襠(まち)材を互いに縫合することにより構成されるのが一般的である。典型的には、掌材、甲材および2片の襠材が略四角形を形成するように、4箇所が縫い合わされる。
上記のように、ゴルフクラブのグリップ部を握る場合は、手袋における手掌部から指部の側面側にずれた位置がグリップ部に当接するので、掌材と襠材との間の縫目がゴルファーの指とグリップ部との間に介在しやすい傾向にある(図21(b)中の「a」部)。ゴルファーの指とグリップ部との間に縫目が介在することにより、異物感が発生し、フィット感が悪化する。外観を重視して掌材と襠材とを内縫いで縫合した場合は指部の内側に突出部が形成されるため、当該縫目がゴルファーの指とグリップ部との間に介在することによるフィット感の悪化が顕著になる。フィット感の向上の観点からは、ゴルファーの掌とグリップ部との間に縫目の無いゴルフ用手袋が望まれる。
ところで、従来の手袋が記載された文献としては、特開2006−28676号公報(特許文献1)、特開2005−281872号公報(特許文献2)、実開平7−18765号公報(特許文献3)、登録実用新案第3054132号公報(特許文献4)、特開2000−265306号公報(特許文献5)、実開平6−52877号公報(特許文献6)および実用新案公告第2886号公報(特許文献7)などが挙げられる。
特許文献1〜5においては、指部を除く手掌部と指部とを別々の部材で構成するようにした手袋が開示されている。
特許文献6においては、ゴルフ用手袋において、手掌本体の各指部の幅を手甲本体の各指部の幅よりも広くすることが記載されている。
また、特許文献7においては、装着者の指の関節部分において掌材が太くなり、それ以外の部分で襠材が太くなるように、掌材と襠材とに凹凸を設けることが記載されている。
特開2006−28676号公報 特開2005−281872号公報 実開平7−18765号公報 登録実用新案第3054132号公報 特開2000−265306号公報 実開平6−52877号公報 実用新案公告第2886号公報
特許文献1〜5に記載された手袋では、指部を除く手掌部と指部とを別々の部材で構成することにより、手掌部と指の側面部との間の縫目が無くなる代わりに、指部の根元に縫目が位置することになる。したがって、フィット感の向上を十分に期待することができない場合がある。
特許文献6に記載された手袋では、手掌部と指の側面部の間、および、指部の根元に縫目が存在しなくなる。しかしながら、特許文献6に記載の手袋では、指部において手掌部を構成する部材を拡幅しているため、手掌部を構成する部材の指部がコの字状(C字状)になり、指を曲げる際の抵抗が大きくなる。装着者が指を曲げにくくなる結果、フィット感の向上が十分に期待できなくなる場合がある。
特許文献7に記載された手袋では、装着者の指の関節部分に相当する位置において手掌部を構成する部材が拡幅されているため、特許文献6の場合と同様に、装着者が指を曲げにくくなり、フィット感の向上が十分に期待できなくなる場合がある。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、フィット感が良好なゴルフ用手袋を提供することにある。
本発明に係るゴルフ用手袋は、装着者の人差指、中指、薬指および小指の各指をそれぞれ受け入れる人差指部、中指部、薬指部および小指部を有するゴルフ用手袋であって、装着者の掌に当接する手掌部の少なくとも一部を含む領域を構成する第1パーツと、手掌部における装着者の指に当接する部分に縫合される第2パーツとを備える。
なお、上記第1パーツは、手掌部のみを構成するものであってもよいし、装着者の掌に当接する手掌部と装着者の手の甲に当接する手甲部とを構成するものであってもよい。
1つの局面では、本発明に係るゴルフ用手袋において、第1パーツは、人差指部、中指部、薬指部および小指部のうちの少なくとも1箇所の指部において、手掌部側の装着者の指の関節部以外に当接する部分の幅を広げるように設けられた拡幅部と、手掌部側の装着者の指の関節部に当接する部分の幅を拡幅部に対して減じるように設けられた凹部とを有し、第2パーツは、隣接する第1パーツに向かって突出し、凹部に嵌り合うように形成された凸部を有する。
上記構成によれば、第1と第2パーツの縫目が掌と指の側面との境界から指の側面側にずれるため、ゴルフ用手袋を装着してゴルフクラブのグリップ部を握ったときに、関節部以外の部分では、ゴルファーの手とゴルフクラブのグリップ部との間に縫目が介在しない。更に、関節部では第1パーツに凹部が設けられているため、装着者が指を曲げやすい。また、第2パーツに上記凹部に嵌合する凸部を設けることで、関節部と関節部以外とにおいて指部の周囲長を合わせることができるので、関節部では指部に必要な周囲長を確保するとともに、関節部以外の部分では指部の周囲長が不必要に大きくなってごわつき感が生じることを抑制することができる。以上の結果として、ゴルフ用手袋において、良好なフィット感が得られる。
なお、本願明細書において「指の関節部」とは、指の第1関節と第2関節とを意味する。なお、「第1関節」とは、指の先端に近い関節を意味し、「第2関節」とは、指の「第1関節」と指の付根との間に位置する関節を意味する。
また、上記ゴルフ用手袋において、「凹部」および「凸部」は、典型的には第1関節部と第2関節部の双方に形成されるが、第1関節部と第2関節部の一方のみに「凹部」および「凸部」が形成されてもよい。
好ましくは、上記ゴルフ用手袋において、手掌部を構成する第1パーツは、縫合前の状態で装着者の人差指から小指の各指に当接する部分間の中心間隔が、指先側に向かうにつれて広がるように形成されている。ここで、第1と第2パーツの縫合後においては、各指部は略平行に形成される。
好ましくは、上記ゴルフ用手袋において、第1と第2パーツが重ね合わせ縫いにより縫合されている。
上記構成によれば、第1と第2パーツを重ね合わせ縫いで縫合することで、仮に当該縫合線がゴルファーの手とゴルフクラブのグリップ部との間に介在したとしても、ごわつき感を小さく抑制することが可能である。
1つの局面では、上記ゴルフ用手袋において、人差指部、中指部、薬指部および小指部の全ての指部において、各指部の少なくとも一方の側面側に拡幅部および凹部が設けられている。
他の局面では、上記ゴルフ用手袋において、人差指部、中指部、薬指部および小指部のうちの少なくとも1箇所の指部において、各指部の親指側にのみ拡幅部および凹部が設けられている。
さらに他の局面では、上記ゴルフ用手袋において、人差指部、中指部、薬指部および小指部のうちの少なくとも1箇所の指部において、各指部の両側に拡幅部および凹部が設けられている。
好ましくは、上記ゴルフ用手袋において、人差指部、中指部、薬指部および小指部のうちの少なくとも1箇所の指部において、拡幅部は、装着者の指の先端と当該指の第1関節との間に当接する第1拡幅部と、装着者の指の第1関節と当該指の第2関節との間に当接する第2拡幅部と、装着者の指の第2関節と当該指の根元との間に当接する第3拡幅部とを含み、第1拡幅部の幅に対して第2拡幅部の幅が広く、該第2拡幅部の幅に対して第3拡幅部の幅が広い。
上記構成によれば、グリップ時に指とグリップ部との間に縫目が介在することをより確実に防止することができる。
本発明に係るゴルフ用手袋において、他の局面では、人差指部、中指部、薬指部および小指部のうちの少なくとも1箇所の指部において、各指部における手掌部側の装着者の指の関節部に当接する部分の第1パーツの幅が、当該指部における第1パーツの他の部分の幅に対して相対的に狭くなるように第1パーツが形成され、第2パーツは、隣接する第1パーツに向かって突出し、第1パーツにおける関節部に位置する指部の周囲長を補うように形成された凸部を有する。
上記構成によれば、第1と第2パーツの縫目が掌と指の側面との境界から指の側面側にずれるため、ゴルフ用手袋を装着してゴルフクラブのグリップ部を握ったときに、関節部以外の部分では、ゴルファーの手とゴルフクラブのグリップ部との間に縫目が介在しない。他方、関節部では手掌部を構成する第1パーツの幅が狭く設定されているため、装着者が指を曲げやすい。また、第1パーツにおける関節部に当接する部分の幅を補う凸部を設けることで、関節部と関節部以外とにおいて指部の周囲長を合わせることができるので、関節部では指部の必要な周囲長を確保するとともに、関節部以外の部分では指部の周囲長が不必要に大きくなってごわつき感が生じることを抑制することができる。以上の結果として、ゴルフ用手袋において、良好なフィット感が得られる。
なお、上記ゴルフ用手袋において、典型的には、第1関節部と第2関節部の双方において第1パーツの幅を第1パーツの他の部分の幅に対して「相対的に狭く」形成するが、第1関節部と第2関節部の一方のみにおいて第1パーツの幅を第1パーツの他の部分の幅に対して「相対的に狭く」形成するようにしてもよい。
本発明によれば、上記のように、異物感を抑制し、フィット感を良好にしたゴルフ用手袋を提供することができる。
以下に、本発明の実施の形態について説明する。なお、同一または相当する部分に同一の参照符号を付し、その説明を繰返さない場合がある。
なお、以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。また、以下の実施の形態において、各々の構成要素は、特に記載がある場合を除き、本発明にとって必ずしも必須のものではない。また、以下に複数の実施の形態が存在する場合、特に記載がある場合を除き、各々の実施の形態の特徴部分を適宜組合わせることは、当初から予定されている。
図1は、本発明の1つの実施の形態に係るゴルフ用手袋を手の甲側から見た状態を示す図である。図1を参照して、本実施の形態に係るゴルフ用手袋1は、装着者の手の甲に当接する手甲部2と、装着者の掌に当接する手掌部3(図2〜図6参照)とを有する。ここで、「掌」とは手首から先の内側の面(指を含む)を意味し、「手の甲」とは掌の反対側を意味する。
ゴルフ用手袋1には、装着者の親指、人差指、中指、薬指および小指をそれぞれ受け入れる親指部10、人差指部20、中指部30、薬指部40および小指部50がそれぞれ形成されている。
図2は、ゴルフ用手袋1の手甲部2および手掌部3を構成する本体パーツ1Aを示す図である。図2を参照して、本体パーツ1Aは、ゴルフ用手袋1における手甲部2および手掌部3の主要部分を構成する。手甲部2は、人差指当接部220、中指当接部230、薬指当接部240および小指当接部250を含み、手掌部3は、人差指当接部320、中指当接部330、薬指当接部340および小指当接部350を含む。図2に示すように、本体パーツ1Aにおいては、手甲部2の人差指当接部220と手掌部3の人差指当接部320とが連続している。
手掌部3における人差指当接部320、中指当接部330、薬指当接部340および小指当接部350は、それぞれ、拡幅部321,331,341,351および凹部322,332,342,352を有する。拡幅部321,331,341,351は、装着者の指の関節部以外に相当する位置に形成される。他方、凹部322,332,342,352は、装着者の指の関節部に相当する位置に形成される。したがって、本体パーツ1Aでは、指部における関節部以外に当接する部分の手掌部3の幅(A1)が、関節部に当接する部分の手掌部3の幅(B1)よりも広い。
図3は、図2に示す本体パーツ1Aの変形例を示す図である。上述した図2の例では、中指当接部330および薬指当接部340の両側(図2中の左右両側)に拡幅部331,341および凹部332,342が形成されているのに対し、本変形例は、図3に示すように、中指当接部330および薬指当接部340における親指側にのみ(図3中における右側にのみ)、拡幅部331,341および凹部332,342が形成されていることを特徴とする。
図4は、図2に示す本体パーツ1Aの他の変形例を示す図である。上述した図2,図3の例では、本体パーツ1Aが手甲部2および手掌部3を構成するのに対し、本変形例は、本体パーツ1Aは手掌部3のみを構成し、手甲部3は他の本体パーツ(図示せず)により構成することを特徴とする。
図5,図6は、比較例に係る本体パーツ1Aを示す図である。なお、図5は、本体パーツ1Aが手甲部2および手掌部3を構成する場合を示し、図6は、本体パーツ1Aが手掌部3のみを構成する場合を示す。
図5,図6の例では、図2〜図4の例で示した拡幅部および凹部が各指当接部に形成されていない。したがって、図5,図6の例では、縫合前の状態で各指部を構成する部分を略平行に形成しても、本体パーツ1Aにおける各指部に相当する部分の幅を確保することができる。
しかしながら、図2〜図4のように、各指当接部に拡幅部および凹部を形成する場合、各指部を構成する部分を略平行に形成すると、関節部において、本体パーツ1Aにおける各指部に相当する部分の幅が不足することになる。
これに対し、本実施の形態に係るゴルフ用手袋1では、図2〜図4に示すように、手掌部3を構成する本体パーツ1Aは、縫合前の状態で各指部を構成する部分の中心間隔が、指先側に向かうにつれて広がるように形成されている。このようにすることで、本体パーツ1Aにおける各指部に相当する部分の幅を確保することができる。
図7は、中指部30における掌側の本体パーツ1Aと側面部を構成する襠材4との縫合部を拡大して示した図である。図7を参照して、本体パーツ1Aにより構成された手掌部3は、襠材4と縫い合わされる。襠材4は、凹部332に嵌り合うように形成された凸部431を有する。このような凸部431を設けることにより、凹部332により減じられた中指部30の周囲長が補われ、装着者の指の関節部以外に相当する部分(A部)に位置する中指部30の周囲長と、該装着者の指の関節部に相当する部分(B部)に位置する中指部30の周囲長とを合わせることができる。
なお、図7では、中指部30を例に挙げて説明したが、人差指部20,薬指部40およぼ小指部50においても、同様の構造が採用される。
次に、ゴルフ用手袋1における指部(人差指部20〜小指部50)の断面を模式的に示した図8,図9を用いて、指部における各部材の縫合方法について説明する。なお、図8,図9中の二点鎖線は、装着者の指を示す。
図8は、図7におけるA部(関節部以外)に相当する部分の断面を示し、図9は、図7におけるB部(関節部)に相当する部分の断面を示している。図8,図9を参照して、装着者の指を受け入れる指部(人差指部20〜小指部50)は、本体パーツ1Aと、2つの襠材4とを縫い合わせることにより筒状に形成されている。なお、図8,図9の例では、手掌部3側の本体パーツ1Aと襠材4とは、図8,図9中のα部において、互いに内側に折り曲げられた状態で縫合(本願明細書では、これを「内縫い」と称する。)され、手甲部2側の本体パーツ1Aと襠材4とは、図8,図9中のβ部において、襠材4上に本体パーツ1Aを重ねた状態で縫合(本願明細書では、これを「重ね合わせ縫い」と称する。)されている。
装着者の指の関節部以外においては、手掌部3側の本体パーツ1Aの幅が広く設定されているため、図8に示すように、本体パーツ1Aと襠材4との縫合部(α部)が、手掌部3から指の側面側に回り込んだ位置に形成されている。ゴルフクラブのグリップ部を握る場合は、手掌部3から指の側面側にずれた位置がグリップ部に当接する傾向にあるため、上記のように、本体パーツ1Aと襠材4との縫合部を手掌部3と指の側面との境界部分から指の側面側にシフトさせることで、グリップ時に指とグリップ部との間に縫目が介在することを抑制することができ、良好なフィット感が得られる。
他方、装着者の指の関節部においては、図9に示すように、手掌部3を構成する本体パーツ1Aは、平面状に形成されている。図8の構造を関節部に適用した場合、図10(a)に示すように、関節部において手掌部3を構成する本体パーツ1Aがコの字状に形成されるため、指を曲げる際の抵抗が大きく、指が曲げにくくなり、結果としてフィット感が悪化する。これに対し、図9の構造を関節部に適用した場合、図10(b)に示すように、関節部において手掌部3を構成する本体パーツ1Aが平面状に形成されているため、指を曲げる際の抵抗が比較的小さく、指を曲げやすくなり、結果としてフィット感が良好になる。なお、図9に示す断面では、グリップ時に指とグリップ部との間に内縫いの縫合部(α部)が介在することになるが、関節部においては、グリップ時に指とグリップ部とが直接接触する度合いが少ないため、フィット感には大きくは影響しない。
なお、上述した図2,図3に示す本体パーツ1Aの例では、人差指当接部320の親指側には、上記の拡幅部および凹部は設けられていない。これは、図2,図3の例では、人差指当接部320の親指側では、そもそも本体パーツ1Aと襠材4との縫合線が存在しないため、縫合線が装着者の手とゴルフクラブのグリップ部との間に介在することによるフィット感の悪化の問題が生じないからである。
また、上述した図2〜図4に示す本体パーツ1Aの例では、小指当接部350の親指と反対側には、上記の拡幅部および凹部は設けられていない。これは、小指当接部350の親指と反対側は、グリップ時にゴルフクラブのグリップ部と接し難い部分であるため、この部分において、縫合線が装着者の手とゴルフクラブのグリップ部との間に介在することによるフィット感の悪化の問題が生じ難いからである。
本実施の形態に係るゴルフ用手袋において、本体パーツ1Aは、たとえば羊革、山羊革、牛革等の天然皮革、基布を主として不織布で構成した人工皮革、または基布を主として織布で構成した合成皮革などにより構成される。なお、手甲部2と手掌部3とを別部材で構成する際は、手甲部2側に伸縮性の高い素材を用い、手掌部3側に耐磨耗性の高い素材を用いることが好ましい。また、襠材4は、本体パーツ1Aと同じ素材で形成されてもよいし、別の素材で構成されてもよい。たとえば、襠材4に伸縮性の高いニット素材を含めることで、ゴルフ用手袋を装着した際のフィット感を向上させることができる。
図11は、関節部以外に相当する部分の指部の変形例の断面を示す。図11の例では、手掌部3側の本体パーツ1Aと襠材4とを重ね合わせ縫いにより縫合し(α部参照)、手甲部2側の本体パーツ1Aと襠材4とを内縫いにより縫合している(β部参照)。手掌部3と襠材4とを内縫いで縫合した場合、仮に、グリップ時に手掌部3側の本体パーツ1Aと襠材4との縫合線が指とグリップ部との間に介在すると、図12(a)に示すように、指部内で一部分が三重に重なることになり、ごわつき感が大きくなる。これに対し、手掌部3と襠材4とを重ね合わせ縫いで縫合した場合、仮に、グリップ時に手掌部3側の本体パーツ1Aと襠材4との縫合線が指とグリップ部との間に介在したとしても、図12(b)に示すように、指部内で多くても二重の重なりしか生じないため、手掌部3と襠材4とを内縫いで縫合した場合と比較して、ごわつき感を抑制し、フィット感の悪化を抑えることが可能である。
図13は、関節部以外に相当する部分の指部の他の変形例の断面を示す。図13の例では、指部の親指側のみにおいて本体パーツ1Aと襠材4との縫合部(α部)を手掌部3から指の側面側に回り込んだ位置に形成している。この場合、図13に示すように、襠材4の幅を左右で異ならせる必要がある。
次に、図14〜図20を用いて、中指当接部330における拡幅部331および凹部332の形態の変形例について説明する。なお、図14〜図20では、中指当接部330を例に挙げて説明するが、人差指当接部320、薬指当接部340および小指当接部350においても、同様の変形例を適用することは、当然に可能である。
上述の例では、拡幅部331の幅が指部の長さ方向全体にわたって略一定である例について説明したが、図14,図15に示すように、拡幅部331の幅は、中指当接部330の長さ方向に沿って変化してもよい。図14,図15の例では、指の先端と第1関節との間に当接する第1拡幅部331Aの幅(C1)と、第1関節と第2関節との間に当接する第2拡幅部332Aの幅(C2)と、第2関節と指の根元との間に当接する第3拡幅部の幅(C3)とを互いに異ならせている。図14の例では、第1拡幅部の幅(C1)に対して第2拡幅部の幅(C2)を広く、かつ、第2拡幅部の幅(C2)に対して第3拡幅部の幅(C3)を広く形成している。また、図15の例では、第1拡幅部の幅(C1)に対して第2拡幅部の幅(C2)を狭く形成し、第1拡幅部の幅(C1)および第2拡幅部の幅(C2)に対して第3拡幅部の幅(C3)を広く形成している。
たとえば、図14に示される形態を採用した場合は、次のような効果が考えられる。上述したように、ゴルフクラブのグリップ部を握る際は。ゴルフクラブのグリップ部を人差指から小指の方向に対して斜めに配置し、その状態で人差指側を甲側、小指側を掌側に少しずらして握ることにより、手掌部から指の側面側にずれた位置もゴルフクラブのグリップ部に当接することになるが、この状態がより顕著に生じるのは指の根元側であって、指の先端側では、グリップ部をしっかりと握ることにより、主として指の手掌部側がグリップ部に当接することになる(すなわち、グリップ時には、ゴルファーの指が捩れている)。したがって、グリップ時に指とグリップ部との間に縫目が介在することを防止するために本体パーツ1Aを手掌部3から指の側面側に回り込ませる必要性は、指の先端側から指の根元側に向かうにつれて高くなる。図14に示される形態によれば、このような要請に応えて、グリップ時に指とグリップ部との間に縫目が介在することをより確実に防止することができる。
また、図16〜図19に示すように、凹部332の形態には、様々な変形例が考えられる。すなわち、凹部332は、図16に示すように、半円状の形状を有してもよいし、図17に示すように、V字状の形状を有してもよいし、図18に示すように、V字と曲線を組合わせた形状を有してもよいし、図19に示すように、比較的なだらかな曲線により規定される形状を有してもよい。
図19に示すように、比較的なだらかな曲線により凹部332の形状を規定した場合は、本体パーツ1Aと襠材4との縫合が行ないやすくなる。他方、このようにすることで、拡幅部331の範囲が低減されるので、グリップ時に指とグリップ部との間に縫目が介在する可能性が若干増大する。しかしながら、凹部332の範囲を広くすることで、ゴルファー毎の関節部の位置のばらつきに対応しやすいゴルフ用手袋を提供することができる。
本願発明者は、各指部における関節部の位置を定めるため、「手囲」が23cmの手袋を装着している複数のゴルファーの各指の関節の位置を測定した。その結果を表1に示す。
Figure 2008253486
表1において、
1.「人差指長さ」,「中指長さ」,「薬指長さ」,「小指長さ」は、各指を投影した投影面の中央線上の長さ(指の先端から指の付根のしわまでの長さ)であり、
2.「第1関節距離」,「第2関節距離」は、各指の先端から第1関節および第2関節(しわ中央)までの、各指を投影した投影面の中央線上の長さであり、
3.「第1関節割合」,「第2関節割合」は、「各指長さ」に対する各指の先端から第1関節,第2関節までの距離の割合であり、
4.「関節位置範囲」は、A〜Jの10人の平均±2σの値であり、ゴルファーの約97%の人の関節位置が入ると予想される範囲である。
表1に示される「関節位置範囲」に相当する部分に手袋の関節部を設けることで、大部分のゴルファーに適した手袋を提供することができる。ただし、関節部の範囲は、表1に示す関節位置の範囲に必ずしも限定されず、手袋の仕様に応じて適宜変更され得るものである。
上述した内容について要約すると、以下のようになる。すなわち、本実施の形態に係るゴルフ用手袋1は、装着者の掌に当接する手掌部3の少なくとも一部を含む領域を構成する「第1パーツ」としての本体パーツ1Aと、装着者の指に当接する部分において本体パーツ1Aに縫合される「第2パーツ」としての襠材4とを備える。
本体パーツ1Aは、手掌部3側の装着者の指の関節部以外に当接する部分(図7中のA部)の幅を広げるように設けられた拡幅部321,331,341,351と、手掌部3側の装着者の指の関節部に当接する部分(図7中のB部)の幅を拡幅部321,331,341,351に対して減じるように設けられた凹部322,332,342,352とを有する。襠材4は、本体パーツ1Aに向かって突出し、凹部322,332,342,352に嵌り合うように形成された凸部(たとえば図7中の中指部30における凸部431)を有する。
換言すると、本体パーツ1Aは、各指部における手掌部3側の装着者の関節部に当接する部分(図7中のB部)の幅(図2〜図4中のB1)が当該指部における他の部分(図7中のA部)の幅(図2〜図4中のA1)よりも狭くなるように形成されている。また、襠材4は、本体パーツ1Aに向かって突出し、装着者の関節部に位置する指部の周囲長を補うように形成された凸部(たとえば図7中の中指部30における凸部431)を有する。
なお、本実施の形態では、人差指部20、中指部30、薬指部40および小指部50の全ての指部において、各指部の少なくとも一方の側面側に拡幅部321,331,341,351および凹部322,332,342,352を設けた例について説明したが、一部の指部のみに拡幅部および凹部を設けるようにしてもよい。
また、拡幅部321,331,341,351および凹部322,332,342,352の形状は、図2〜図4に示すものに限定されず、図2〜図4に示すものよりも各指部における本体パーツ1Aの幅が緩やかに変化するものであってもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の1つの実施の形態に係るゴルフ用手袋を手の甲側から見た状態を示す図である。 図1に示されるゴルフ用手袋の本体パーツを示す図である。 図1に示されるゴルフ用手袋の本体パーツの変形例を示す図である。 図1に示されるゴルフ用手袋の本体パーツの他の変形例を示す図である。 図2,図3に示される本体パーツの比較例を示す図である。 図4に示される本体パーツの比較例を示す図である。 図1に示されるゴルフ用手袋の指部(中指部)における手掌部と側面部との縫合部を拡大して示した図である。 図7におけるA部に相当する部分の指部の断面を模式的に示した図である。 図7におけるB部に相当する部分の指部の断面を模式的に示した図である。 指の曲げにくさ/曲げやすさについて説明する図である。 図7におけるA部に相当する部分の指部の変形例の断面を模式的に示した図である。 縫い方によるごわつき感の違いについて説明する図である。 図7におけるA部に相当する部分の指部の他の変形例の断面を模式的に示した図である。 本体パーツにおける各指当接部の変形例を示した図(その1)である。 本体パーツにおける各指当接部の変形例を示した図(その2)である。 本体パーツにおける各指当接部の変形例を示した図(その3)である。 本体パーツにおける各指当接部の変形例を示した図(その4)である。 本体パーツにおける各指当接部の変形例を示した図(その5)である。 本体パーツにおける各指当接部の変形例を示した図(その6)である。 グリップ部と該グリップ部を握る手の指の方向との関係について説明する図(その1)である。 グリップ部と該グリップ部を握る手の指の方向との関係について説明する図(その2)である。
符号の説明
1 ゴルフ用手袋、1A 本体パーツ、2 手甲部、3 手掌部、4 襠材、10 親指部、20 人差指部、30 中指部、40 薬指部、50 小指部、220 人差指当接部、230 中指当接部、240 薬指当接部、250 小指当接部、320 人差指当接部、321 拡幅部、322 凹部、330 中指当接部、331 拡幅部、331A 第1拡幅部、331B 第2拡幅部、331C 第3拡幅部、332 凹部、340 薬指当接部、341 拡幅部、342 凹部、350 小指当接部、351 拡幅部、352 凹部、431 凸部。

Claims (8)

  1. 装着者の人差指、中指、薬指および小指の各指をそれぞれ受け入れる人差指部、中指部、薬指部および小指部を有するゴルフ用手袋であって、
    装着者の掌に当接する手掌部の少なくとも一部を含む領域を構成する第1パーツと、
    前記手掌部における装着者の指に当接する部分に縫合される第2パーツとを備え、
    前記第1パーツは、前記人差指部、中指部、薬指部および小指部のうちの少なくとも1箇所の指部において、
    前記手掌部側の前記装着者の指の関節部以外に当接する部分の幅を広げるように設けられた拡幅部と、
    前記手掌部側の前記装着者の指の関節部に当接する部分の幅を前記拡幅部に対して減じるように設けられた凹部とを有し、
    前記第2パーツは、隣接する前記第1パーツに向かって突出し、前記凹部に嵌り合うように形成された凸部を有する、ゴルフ用手袋。
  2. 前記手掌部を構成する第1パーツは、縫合前の状態で装着者の人差指から小指の各指に当接する部分間の中心間隔が、指先側に向かうにつれて広がるように形成されている、請求項1に記載のゴルフ用手袋。
  3. 前記第1と第2パーツが重ね合わせ縫いにより縫合されている、請求項1または請求項2に記載のゴルフ用手袋。
  4. 前記人差指部、中指部、薬指部および小指部の全ての指部において、各指部の少なくとも一方の側面側に前記拡幅部および前記凹部が設けられている、請求項1から請求項3のいずれかに記載のゴルフ用手袋。
  5. 前記人差指部、中指部、薬指部および小指部のうちの少なくとも1箇所の指部において、各指部の親指側にのみ前記拡幅部および前記凹部が設けられている、請求項1から請求項3のいずれかに記載のゴルフ用手袋。
  6. 前記人差指部、中指部、薬指部および小指部のうちの少なくとも1箇所の指部において、各指部の両側に前記拡幅部および前記凹部が設けられている、請求項1から請求項3のいずれかに記載のゴルフ用手袋。
  7. 前記人差指部、中指部、薬指部および小指部のうちの少なくとも1箇所の指部において、前記拡幅部は、前記装着者の指の先端と当該指の第1関節との間に当接する第1拡幅部と、前記装着者の指の第1関節と当該指の第2関節との間に当接する第2拡幅部と、前記装着者の指の第2関節と当該指の根元との間に当接する第3拡幅部とを含み、
    前記第1拡幅部の幅に対して前記第2拡幅部の幅が広く、該第2拡幅部の幅に対して前記第3拡幅部の幅が広い、請求項1から請求項6のいずれかに記載のゴルフ用手袋。
  8. 装着者の人差指、中指、薬指および小指の各指をそれぞれ受け入れる人差指部、中指部、薬指部および小指部を有するゴルフ用手袋であって、
    装着者の掌に当接する手掌部の少なくとも一部を含む領域を構成する第1パーツと、
    前記手掌部における装着者の指に当接する部分に縫合される第2パーツとを備え、
    前記人差指部、中指部、薬指部および小指部のうちの少なくとも1箇所の指部において、各指部における前記手掌部側の前記装着者の指の関節部に当接する部分の前記第1パーツの幅が、当該指部における前記第1パーツの他の部分の幅に対して相対的に狭くなるように前記第1パーツが形成され、
    前記第2パーツは、隣接する前記第1パーツに向かって突出し、前記関節部に位置する指部の周囲長を補うように形成された凸部を有する、ゴルフ用手袋。
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