JP2008253368A - Ti設定方法およびmri装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プリパレーションIR型脂肪抑制パルスによる脂肪抑制を伴うバランスドSSFPパルスシーケンス用の最適なTIを設定する方法、および、そのよう方法を利用するMRI装置を実現する。
【解決手段】プリパレーションIR型脂肪抑制パルスによる脂肪抑制を伴うバランスドSSFPパルスシーケンスで磁気共鳴イメージングを行うためのTIを設定するに当たり、前記パルスシーケンスの下での脂肪の磁化ベクトルの振る舞いを実スキャンと同一条件でシミュレーションし(602)、前記シミュレーションにおける脂肪抑制用のパルスの印加から前記磁化ベクトルの縦磁化が0になるまでの時間に基づいてTIを設定する(603)。前記パルスシーケンスは、複数回の脂肪抑制を含む。前記パルスシーケンスは、1回の脂肪抑制の後に複数回のkスペース上の異なるデータを採取する。
【選択図】図6

Description

本発明は、TI(Inversion Time)設定方法およびMRI(Magnetic Resonance Imaging)装置に関し、特に、プリパレーション(preparation)IR(Inversion Recovery)型脂肪抑制パルス(pulse)による脂肪抑制を伴うバランスド(balanced)SSFP(Steady State Free Precession)パルスシーケンス(pulse sequence)で磁気共鳴イメージング(Imaging)を行うためのTIを設定する方法、および、そのような方法を利用するMRI装置に関する。
磁気共鳴イメージング用のパルスシーケンスの1つに、バランスドSSFPパルスシーケンスがある。このパルスシーケンスは、1TR(Repetition Time)内の勾配磁場による横磁化の位相シフト(shift)を、1TR内に完全に巻き戻すようにしたもので、FIESTA(Fast Imaging employing Steady Stare Acquisition)またはFISP(Fast Imaging with Steady Stare Precession)等と呼ばれる。
このパルスシーケンスを使用したときは、磁場不均一の影響で再構成画像にバンドアーチファクト(band artifact)が出やすいので、その対策として、RF(radio frequency)励起をフェーズサイクリング(phase cycling)法で行うようにしている。
フェーズサイクリング法では、1TRごとにRF励起の位相を所定の階差ずつ逐次変化させる。位相階差は複数系列用意され、データ収集の繰り返し回数すなわちNex(number of excitation)の1回ごとに位相系列が切り替えられる。
そして、各回の収集データからそれぞれ画像を再構成し、それら画像について全加算、平均化、MIP(maximum intensity projection)、RMS(root mean square)等を行い、バンドアーチファクトのない画像を得るようにしている(例えば、特許文献1参照)。
磁気共鳴イメージングでは、脂肪抑制が重視される。脂肪抑制の一手法として、プリパレーションIR型脂肪抑制パルスによる脂肪抑制法がある。この手法では、中心周波数を脂肪の共鳴周波数に合わせたインバージョンパルス(inversion pulse)が、プリパレーションパルス(preparation pulse)として利用される。
撮像は、インバージョンパルスで予め脂肪の磁化を反転させ、回復過程の縦磁化が0になるタイミング(timing)で、イメージング用のデータを収集することにより行われる。磁化の反転から縦磁化が0になるまでの時間TI0は、脂肪の縦緩和時間T1に応じてほぼ一義的に定まる値であり、データ収集のタイミングTIは、このTI0に合わせて設定される(例えば、非特許文献1参照)。
米国出願公開第2006/0088083号明細書 荒木力(他)編、「MRI・CT用語事典」、第1版、株式会社メジカルレビュー社、2000年11月10日、p.94−97
プリパレーションIR型脂肪抑制パルスによる脂肪抑制をバランスドSSFPパルスシーケンスにおいて行うときは、kスペースの低周波数領域のデータ収集のタイミングTIをTI0に合わせる。フェーズサイクリング法を使用したときは、複数の位相系列においてIRをそれぞれ行い、そのつどタイミングTIでkスペースの低周波数領域のデータを収集する。
その場合、1回目のIRは磁化の平衡状態において行われるが、2回目以降のIRは磁化の定常状態において行われる。したがって、脂肪の縦磁化が0になるタイミングTI0は、1回目は脂肪の縦緩和時間T1に応じてほぼ一義的に定まるものとなるが、2回目以降は、TR、フリップアングル(flip angle)、フェーズエンコード(phase encode)等の影響により、1回目とは異なるものとなる。
このため、毎回同じTIでkスペースの低周波数領域のデータを収集しても、脂肪抑制を正しく行うことができない。フェーズサイクリング法に限らず、バランスドSSFPパルスシーケンスでNexが2以上の2Dスキャン(2-dimensional scan)や3Dスキャン(3-dimensional scan)を行う場合も、複数回のIRが必要なので同様な問題が生じる。
そこで、本発明の課題は、プリパレーションIR型脂肪抑制パルスによる脂肪抑制を伴うバランスドSSFPパルスシーケンス用の最適なTIを設定する方法、および、そのよう方法を利用するMRI装置を実現することである。
課題を解決するための発明は、第1の観点では、プリパレーションIR型脂肪抑制パルスによる脂肪抑制を伴うバランスドSSFPパルスシーケンスで磁気共鳴イメージングを行うためのTIを設定する方法であって、前記パルスシーケンスの下での脂肪の磁化ベクトルの振る舞いを実スキャンと同一条件でシミュレーションし、前記シミュレーションにおける脂肪抑制用のパルスの印加から前記磁化ベクトルの縦磁化が0になるまでの時間に基づいてTIを設定することを特徴とするTI設定方法である。
課題を解決するための発明は、第2の観点では、前記パルスシーケンスは、複数回の脂肪抑制を含むことを特徴とする第1の観点に記載のTI設定方法である。
課題を解決するための発明は、第3の観点では、前記パルスシーケンスは、1回の脂肪抑制の後に複数回のkスペース上の異なるデータを採取することを特徴とする第1の観点に記載のTI設定方法である。
課題を解決するための発明は、第4の観点では、前記パルスシーケンスは、1回目の脂肪抑制の前にアイドリングビューを有することを特徴とする第3の観点に記載のTI設定方法である。
課題を解決するための発明は、第5の観点では、前記パルスシーケンスは、フェーズサイクリング法によるRF励起を含むことを特徴とする第4の観点に記載のTI設定方法である。
課題を解決するための発明は、第6の観点では、前記パルスシーケンスは、繰返しが非等間隔なRF励起を含むことを特徴とする第1の観点に記載のTI設定方法である。
課題を解決するための発明は、第7の観点では、前記RF励起は体動に同期することを特徴とする第6の観点に記載のTI設定方法である。
課題を解決するための発明は、第8の観点では、前記体動は呼吸であることを特徴とする第7の観点に記載のTI設定方法である。
課題を解決するための発明は、第9の観点では、前記パルスシーケンスは、Nexが2以上の2Dスキャン用のパルスシーケンスであることを特徴とする第1の観点に記載のTI設定方法である。
課題を解決するための発明は、第10の観点では、前記パルスシーケンスは、3Dスキャン用のパルスシーケンスであることを特徴とする第1の観点に記載のTI設定方法である。
課題を解決するための発明は、第11の観点では、プリパレーションIR型脂肪抑制パルスによる脂肪抑制を伴うバランスドSSFPパルスシーケンスで磁気共鳴イメージングを行うMRI装置であって、前記パルスシーケンスの下での脂肪の磁化ベクトルの振る舞いを実スキャンと同一条件でシミュレーションするシミュレーション手段と、前記シミュレーションにおける脂肪抑制用のパルスの印加から前記磁化ベクトルの縦磁化が0になるまでの時間に基づいてTIを設定するTI設定手段と、前記パルスシーケンスの実行時にkスペースの低周波数領域のデータ収集を前記TIによって定まるタイミングで行うデータ収集手段を具備することを特徴とするMRI装置である。
課題を解決するための発明は、第12の観点では、前記パルスシーケンスは、複数回の脂肪抑制を含むことを特徴とする第11の観点に記載のMRI装置である。
課題を解決するための発明は、第13の観点では、前記パルスシーケンスは、1回の脂肪抑制の後に複数回のkスペース上の異なるデータを採取することを特徴とする第11の観点に記載のMRI装置である。
課題を解決するための発明は、第14の観点では、前記パルスシーケンスは、1回目の脂肪抑制の前にアイドリングビューを有することを特徴とする第13の観点に記載のMRI装置である。
課題を解決するための発明は、第15の観点では、前記パルスシーケンスは、フェーズサイクリング法によるRF励起を含むことを特徴とする第14の観点に記載のMRI装置である。
課題を解決するための発明は、第16の観点では、前記パルスシーケンスは、繰返しが非等間隔なRF励起を含むことを特徴とする第11の観点に記載のMRI装置である。
課題を解決するための発明は、第17の観点では、前記RF励起は体動に同期することを特徴とする第16の観点に記載のMRI装置である。
課題を解決するための発明は、第18の観点では、前記体動は呼吸であることを特徴とする第17の観点に記載のMRI装置である。
課題を解決するための発明は、第19の観点では、前記パルスシーケンスは、Nexが2以上の2Dスキャン用のパルスシーケンスであることを特徴とする第11の観点に記載のMRI装置である。
課題を解決するための発明は、第20の観点では、前記パルスシーケンスは、3Dスキャン用のパルスシーケンスであることを特徴とする第11の観点に記載のMRI装置である。
本発明によれば、プリパレーションIR型脂肪抑制パルスによる脂肪抑制を伴うバランスドSSFPパルスシーケンスで磁気共鳴イメージングを行うためのTIを設定するに当たり、前記パルスシーケンスの下での脂肪の磁化ベクトルの振る舞いを実スキャンと同一条件でシミュレーションし、前記シミュレーションにおける脂肪抑制用のパルスの印加から前記磁化ベクトルの縦磁化が0になるまでの時間に基づいてTIを設定するので、プリパレーションIR型脂肪抑制パルスによる脂肪抑制を伴うバランスドSSFPパルスシーケンス用の最適なTIを設定する方法、および、そのよう方法を利用するMRI装置を実現することができる。
前記パルスシーケンスは、複数回の脂肪抑制を含むので、脂肪抑制を適切に行うことができる。
前記パルスシーケンスは、1回の脂肪抑制の後に複数回のkスペース上の異なるデータを採取するので、脂肪抑制を適切に行うことができる。
前記パルスシーケンスは、1回目の脂肪抑制の前にアイドリングビューを有するので、IRを最初から定常状態において行うことができる。
前記パルスシーケンスは、フェーズサイクリング法によるRF励起を含むので、磁場不均一の影響を受けない撮像を行うことができる。
前記パルスシーケンスは、繰返しが非等間隔なRF励起を含むので、被検体の状態に適応したRF励起を行うことができる。
前記RF励起は体動に同期するので、体動に同期した撮像を行うことができる。
前記体動は呼吸であるので、呼吸同期の撮像を行うことができる。
前記パルスシーケンスは、Nexが2以上の2Dスキャン用のパルスシーケンスであるので、脂肪抑制された高画質の2D画像を撮像することができる。
前記パルスシーケンスは、3Dスキャン用のパルスシーケンスであるので、脂肪抑制された3D画像を撮像することができる。
以下、図面を参照して発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。なお、本発明は、発明を実施するための最良の形態に限定されるものではない。図1にMRI装置のブロック(block)図を示す。本装置は、発明を実施するための最良の形態の一例である。本装置の構成によって、MRI装置に関する発明を実施するための最良の形態の一例が示される。本装置の動作によって、TI設定方法に関する発明を実施するための最良の形態の一例が示される。
図1に示すように、本装置はマグネットシステム(magnet system)100を有する。マグネットシステム100は、主磁場コイル(coil)部102、勾配コイル部106およびRF(radio frequency)コイル部108を有する。これら各コイル部は概ね円筒状の形状を有し、互いに同軸的に配置されている。
マグネットシステム100の内部空間(ボア:bore)に、被検体1が、クレードル(cradle)500に横臥状態で搭載されて、図示しない搬送手段により搬入および搬出される。主磁場コイル部102は、マグネットシステム100の内部空間に静磁場を形成する。静磁場の方向は概ね被検体1の体軸の方向に平行である。すなわち、いわゆる水平磁場を形成する。主磁場コイル部102は例えば超伝導コイルを用いて構成される。なお、超伝導コイルに限らず常伝導コイル等を用いて構成しても良い。
マグネットシステム100は、水平磁場方式のものに変えて、静磁場の方向が被検体1の体軸に垂直な垂直磁場方式のものを用いるようにしても良い。垂直磁場方式では、静磁場発生用に永久磁石が利用される。
勾配コイル部106は、互いに垂直な3軸、すなわち、スライス(slice)軸、位相軸および周波数軸の方向において、それぞれ静磁場強度に勾配を持たせるための3つの勾配磁場を生じる。
静磁場空間における互いに垂直な座標軸をx,y,zとしたとき、いずれの軸もスライス軸とすることができる。その場合、残り2軸のうちの一方を位相軸とし、他方を周波数軸とする。また、スライス軸、位相軸および周波数軸は、相互間の垂直性を保ったままx,y,z軸に関して任意の傾きを持たせることも可能である。
スライス軸方向の勾配磁場をスライス勾配磁場ともいう。位相軸方向の勾配磁場を位相エンコード(encode)勾配磁場ともいう。周波数軸方向の勾配磁場をリードアウト(read out)勾配磁場ともいう。リードアウト勾配磁場は周波数エンコード勾配磁場と同義である。このような勾配磁場の発生を可能にするために、勾配コイル部106は3系統の勾配コイルを有する。本書では、勾配磁場を単に勾配ともいう。
RFコイル部108は、静磁場空間に被検体1の体内のスピン(spin)を励起するためのRF磁場を形成する。本書では、RF磁場を形成することをRF励起信号の送信ともいう。また、RF励起信号をRFパルス(pulse)ともいう。
励起されたスピンが生じる電磁波すなわち磁気共鳴信号は、RFコイル部108によって受信される。RFコイル部108は、送信系と受信系が別々であって良い。磁気共鳴信号は、周波数ドメイン(domain)すなわちフーリエ(Fourier)空間についてのサンプリング(sampling)信号となる。
位相軸方向および周波数軸方向の勾配により、磁気共鳴信号のエンコードを2軸で行えば、磁気共鳴信号は2次元フーリエ空間についてのサンプリング信号として得られ、スライス勾配をも利用してエンコードを3軸で行えば3次元フーリエ空間についての信号として得られる。各勾配は、2次元あるいは3次元フーリエ空間における信号のサンプリング位置を決定する。本書では、フーリエ空間をkスペース(k-space)ともいう。
勾配コイル部106には勾配駆動部130が接続されている。勾配駆動部130は勾配コイル部106に駆動電力を与えて勾配磁場を発生させる。勾配駆動部130は、勾配コイル部106における3系統の勾配コイルに対応して、3系統の駆動回路を有する。
RFコイル部108にはRF駆動部140が接続されている。RF駆動部140はRFコイル部108に駆動電力を与えてRFパルスを送信させ、被検体1の体内のスピンを励起する。
RFコイル部108には、また、データ(data)収集部150が接続されている。データ収集部150は、RFコイル部108が受信した受信信号をディジタルデータ(digital data)として収集する。
勾配駆動部130、RF駆動部140およびデータ収集部150にはシーケンス(sequence)制御部160が接続されている。シーケンス制御部160は、勾配駆動部130ないしデータ収集部150をそれぞれ制御して磁気共鳴信号の収集を遂行する。
シーケンス制御部160は、例えばコンピュータ(computer)等を用いて構成される。シーケンス制御部160はメモリ(memory)を有する。メモリはシーケンス制御部160用のプログラム(program)および各種のデータを記憶している。シーケンス制御部160の機能は、コンピュータがメモリに記憶されたプログラムを実行することにより実現される。本書では、スピンの励起とそれに引き続く磁気共鳴信号の収集をスキャン(scan)ともいう。
データ収集部150の出力側はデータ処理部170に接続されている。データ収集部150が収集したデータはデータ処理部170に入力される。データ処理部170は、例えばコンピュータ等を用いて構成される。データ処理部170はメモリを有する。メモリはデータ処理部170用のプログラムおよび各種のデータを記憶している。
データ処理部170はシーケンス制御部160に接続されている。データ処理部170はシーケンス制御部160の上位にあってそれを統括する。データ処理部170の機能は、データ処理部170がメモリに記憶されたプログラムを実行することによりを実現される。
データ処理部170は、データ収集部150が収集したデータをメモリに記憶する。メモリ内にはデータ空間が形成される。このデータ空間はkスペースに対応する。データ処理部170は、kスペースのデータを逆フ−リエ変換することにより画像を再構成する。
データ処理部170には、表示部180および操作部190が接続されている。表示部180はグラフィックディスプレー(graphic display)等で構成される。操作部190はポインティングデバイス(pointing device)を備えたキーボード(keyboard)等で構成される。
表示部180は、データ処理部170から出力される再構成画像および各種の情報を表示する。操作部190は、使用者によって操作され、各種の指令や情報等をデータ処理部170に入力する。使用者は、表示部180および操作部190を通じてインタラクティブ(interactive)に本装置を操作することが可能である。
図2に、バランスドSSFPパルスシーケンスを示す。パルスシーケンスは左から右に進行する。図2において、(1)はRF信号のパルスシーケンスを示す。(2)−(4)はいずれも勾配磁場のパルスシーケンスを示す。(2)はスライス勾配、(3)は周波数エンコード勾配、(4)はフェーズエンコード勾配である。なお、静磁場は一定の磁場強度で常時印加されている。
図2に示すように、α°パルスによるスピン励起が行われる。スピン励起はスライス勾配Gsliceの下での選択励起である。スピン励起は、周期TRで繰り返し行われる。周期TRはパルス繰り返し時間とも呼ばれる。本書では、パルス繰り返し時間を単にTRともいう。1TRが1ビュー(view)に相当する。
1TRの間に印加される周波数エンコード勾配Gfreqによってエコーが読み出される。なお、エコーはその中心信号で表現する。α°パルスの中心からエコー中心までの時間がエコータイム(echo time)TEである。本書では、エコータイムを単にTEともいう。通常は、TE=TR/2となるように、周波数エンコード勾配Gfreqが設定される。
1TRの間に、スピン励起の直後と次のスピン励起の直前にそれぞれフェーズエンコード勾配Gphaseが印加される。これら1対のフェーズエンコード勾配Gphaseは、大きさおよび極性が互いに対称的になっている。これによって、前側のフェーズエンコード勾配Gphaseによってフェーズエンコードの巻き上げが行われ、後ろ側のフェーズエンコード勾配Gphaseによってフェーズエンコードの巻き戻しが行われる。フェーズエンコード量は1TRごとに変更される。フェーズエンコードおよび周波数エンコードによってエコーを読み出すことにより、kスペースのデータがサンプリングされる。
図3に、kスペース概念図を示す。図3に示すように、kスペースの横軸kxは周波数軸であり、縦軸kyは位相軸である。図3において、複数の横長の長方形がそれぞれ位相軸上のデータサンプリング位置を表す。長方形内に記入された数字はフェーズエンコード量を表す。フェーズエンコード量はπ/Nで正規化してある。Nは位相方向のサンプリング数である。位相方向のサンプリング数はビュー数とも呼ばれる。
フェーズエンコード量は位相軸kyの中心で0である。中心から両端にかけてフェーズエンコード量が次第に増加する。増加の極性は互いに逆である。サンプリング間隔すなわちフェーズエンコード量の階差はπ/Nである。フェーズエンコード量が小さい領域は低周波数領域となる。フェーズエンコード量が大きい領域は高周波数領域となる。
本装置は、このようなデータ収集を、フェーズサイクリング法にのっとって行う。すなわち、α°パルスの位相を1TRごとに所定の階差ずつ変更しながら行う。位相階差の系列は複数系列用意され、データ収集の繰り返し回数すなわちNex(number of excitation)の1回ごとに切り替えて使用される。
本書では、位相階差の系列をフェーズ系列と呼ぶ。フェーズ系列は、例えば、Nexが4のときは4系列用意される。そして、第1のフェーズ系列が1回目のデータ収集に使用され、第2のフェーズ系列が2回目のデータ収集に使用され、第3のフェーズ系列が3回目のデータ収集に使用され、第4のフェーズ系列が4回目のデータ収集に使用される。
第1のフェーズ系列の位相階差は例えば180°であり、第2のフェーズ系列の位相階差は例えば72°であり、第3のフェーズ系列の位相階差は例えば144°であり、第4のフェーズ系列の位相階差は例えば216°である。
図4に、プリパレーションIR型脂肪抑制パルスによる脂肪抑制を伴うバランスドSSFPパルスシーケンスによるスキャンの進行を模式的に示す。図4に示すように、最初に脂肪抑制用のプレパレーションFatSATが行われ、その後に、バランスドSSFPパルスシーケンスBldSSFPが複数TRにわたって行われる。
Nexの次の回でも、先頭において脂肪抑制用のプレパレーションFatSATが行われ、その後に、バランスドSSFPパルスシーケンスBldSSFPが複数TRにわたって行われる。以下、同様である。
脂肪抑制用のプレパレーションFatSATは、中心周波数を脂肪の共鳴周波数に合わせたインバージョンパルスRFで脂肪の磁化を反転させ、次いで飽和用の勾配磁場Gphaseを印加することによって行われる。
図5に、IRとフェーズエンコードの関係を示す。図5の(1)はインバージョンパルスのタイムチャート、(2)は脂肪の縦磁化のタイムチャート、(3)はフェーズエンコードのタイムチャートである。
図5に示すように、インバージョンパルスで一旦負に反転した脂肪の縦磁化は、ある時定数で正に向かって緩和し、時刻TI0で0をよぎる。フェーズエンコードは、時刻TIにおいてフェーズエンコード量が0となり、かつ、その前後でフェーズエンコード量が小さくなるように設定されている。TIはTI0に等しくしてあり、これによって、kスペースの低周波数領域のデータが、脂肪の縦磁化が0になるタイミングを中心として収集される。
なお、時刻TI0で縦磁化が0になるのは脂肪の磁化だけであり、データ収集の対象である水の縦磁化は0にはならない。また、kスペースの高周波数領域のデータは、時刻TI0から離れたタイミングで収集されるが、脂肪抑制には影響がない。
TI0は、磁化が平衡状態にあるときと定常状態にあるときとで異なるが、本装置では、そのようなTI0の相違に対応して最適なTIがそれぞれ設定され、それを用いて、脂肪抑制を伴う撮像が行われる。
図6に、本装置の動作のフロー(flow)図を示す。図6に示すように、ステップ(step)601で、スキャンプロトコル(scan protocol)を設定する。スキャンプロトコルの設定は、使用者によって行われる。これによって、例えば、プリパレーションIR型脂肪抑制パルスによる脂肪抑制を伴うフェーズサイクリング法によるバランスドSSFPパルスシーケンスの各種パラメータが定まる。
ステップ602で、シミュレーション(simulation)を行う。シミュレーションは、データ処理部170によって行われる。データ処理部170は、本発明におけるシミュレーション手段の一例である。
データ処理部170は、プリパレーションIR型脂肪抑制パルスによる脂肪抑制を伴うフェーズサイクリング法によるバランスドSSFPパルスシーケンスの下での、脂肪の磁化ベクトルの振る舞いについて、シミュレーションを行う。
シミュレーションには、ステップ601で設定されたスキャンパラメータが使用される。これによって、実スキャンと同一条件でのシミュレーションが行われる。シミュレーションの詳細については、後にあらためて説明する。
ステップ603で、TI設定を行う。TIの設定は、データ処理部170により、シミュレーションの結果に基づいて行われる。データ処理部170は、本発明におけるTI設定手段の一例である。
データ処理部170は、シミュレーションによって判明した脂肪の磁化ベクトルの振る舞いから、縦磁化が0になるタイミングTI0を特定し、それに一致するようにTIを設定する。TI0は、平衡状態におけるIRと定常状態におけるIRがそれぞれ特定され、それに合わせて、平衡状態用のTIと定常状態用のTIがそれぞれ設定される。
ステップ604で、スキャンを行う。スキャンは、シーケンス制御部160による制御の下で、マグネットシステム100、勾配駆動部130、RF駆動部140およびデータ収集部160によって行われる。これらは、本発明におけるデータ収集手段の一例である。シーケンス制御部160は、ステップ601で設定されたスキャンプロトコルにより、ステップ603で設定されたTIを用いてスキャンを制御する。
その際、平衡状態でのIRを伴うスキャンに対しては平衡状態用のTIを適用し、定常状態でのIRを伴うスキャンに対しては定常状態用のTIを適用する。これによって、kスペースの低周波数領域のデータは、どの回のIRについても、脂肪の縦磁化が0になるタイミングを中心として収集される。
ステップ605で、画像再構成を行う。画像再構成はデータ処理部170によって行われる。kスペースの低周波数領域のデータが、どの回のIRについても、脂肪の縦磁化が0になるタイミングを中心として収集されているので、再構成画像は脂肪が抑制されたものとなる。
脂肪の磁化の振る舞いに関するシミュレーションについて説明する。ブロッホ(Bloch)MR磁化ベクトルシミュレーション自体は、一般的にいろいろなシーケンスの磁化の振る舞いを調査する場合等に用いられている。
回転座標系の Bloch方程式とその解は(1)式で与えられる。ここに、M0は縦磁化の平衡状態を表す。
Figure 2008253368
バランスド SSFP の励起直前の磁化のX,Y,Z 成分をそれぞれ mx,my,mz とする。時刻 t=0 にX 軸方向のRF に励起された時の フリップアングル を A とすると、磁化は以下となる。
Figure 2008253368
式 (1),(2) より Mz,Mx,My を求める。時間 TR の間に横磁化が磁場不均一等で受ける位相回転を B とした時、時刻 t=TR すなわち次の励起直前の磁化 Mx,My.Mz は(3)式となる。
Figure 2008253368
ここに、 E1 = exp[-TR/T1], E2 = exp[-TR/T2] で、それぞれ T1緩和,T2緩和を表す。
送信位相の増分 180度の送信位相の場合を考える。これは一般的な バランスド SSFPの送信位相である。送信位相の増分 180度の場合はその制御は (3)式の A の符号を励起ごとに反転すれば良い。
また FatSATは、その フリップアングルをCとすると、(4) 式で表現できる。初期状態(5)式から (4),(3)式をスキャン条件に合わせ順に計算すれば、擬似的なスキャンができ、所望の時刻の磁化の状態を求めることができる。
Figure 2008253368
図7に、MR磁化ベクトルシミュレーション結果の一例を示す。脂肪のT1/T2は 242/43ms、 励起パルスの送信位相は180度(0-180-0180)、 励起パルスのフリップアングルは60度である。なお、磁化の振動を抑制するためにFat SAT パルスの前後でRF パルス の フリップアングルを段階的に変えている。
2回目のFat SATまでの励起回数は 256、繰り返し時間TR は5.8ms、Fat SAT のフリップアングル 150度である。また TR 間のケミカルシフト(Chemical Shift)による位相シフト Bはゼロとした。これはRF フェーズサイクリングを伴う バランスド SSFP では、各フェーズサイクリング位相角にとってケミカルシフトによる位相シフト Bはそれぞれ違って感じられるので、 バランスド SSFP の信号強度の基本となる送信位相180度で代表させて求めるためである。
この例では1回目のFat SAT後縦磁化がゼロとなる TI0 は 139ms、 2回目の TI0 は 87ms となっている。 2D スキャンでは、フェーズサイクリングを行わない場合は、1回目の最適値 TI=139msでkスペース の低周波領域を収集し、フェーズサイクリングを行う場合は、2回目の最適値 TI=87ms で kスペース の低周波領域を収集するようにすれば良い。なお、フェーズサイクリングを行う場合1回目のFat SAT の直前に、ある程度磁化を定常状態に持っていくためのアイドリングビュー(Idling View)が必要である。
この手法は 3D スキャンにも応用が可能である。 3DバランスドSSFP では複数回の Fat SAT を必要とするため、フェーズサイクリングの有無に関わらずFat SAT は定常状態に近い状態に適用される。したがって、2回目の Fat SAT 後のTI0を使えば良い。ただし、呼吸ゲート併用時等、RF を照射しない待ち時間が存在する場合は、RF励起が非等間隔になり、磁化が平衡状態に近くなるため、1回目の Fat SAT 後のTI0 を使用すればよい。
上記の説明では (3)式のケミカルシフトによる TR 内の位相シフト B は 0 としたが、フェーズサイクリングを行わない場合は0 でなくても良い。これによって、TIは脂肪のオフレゾナンスも考慮した最適化となる。なお、B は磁場強度と TR が決まれば決定される変数である。
本発明の実施の形態の一例のMRI装置のブロック図である。 本発明の実施の形態の一例のMRI装置が実行するSSFPパルスシーケンスを示す図である。 kスペース概念図を示す図である。 プリパレーションIR型脂肪抑制パルスによる脂肪抑制を伴うバランスドSSFPパルスシーケンスによるスキャンの進行を示す図である。 IRとフェーズエンコードの関係を示す図である。 本発明の実施の形態の一例のMRI装置の動作を示すフロー図である。 磁化ベクトルシミュレーション結果の一例を示す図である。
符号の説明
100 : マグネットシステム
102 : 主磁場コイル部
106 : 勾配コイル部
108 : RFコイル部
130 : 勾配駆動部
140 : RF駆動部
150 : データ収集部
160 : シーケンス制御部
170 : データ処理部
180 : 表示部
190 : 操作部
500 : クレードル

Claims (20)

  1. プリパレーションIR型脂肪抑制パルスによる脂肪抑制を伴うバランスドSSFPパルスシーケンスで磁気共鳴イメージングを行うためのTIを設定する方法であって、
    前記パルスシーケンスの下での脂肪の磁化ベクトルの振る舞いを実スキャンと同一条件でシミュレーションし、
    前記シミュレーションにおける脂肪抑制用のパルスの印加から前記磁化ベクトルの縦磁化が0になるまでの時間に基づいてTIを設定する
    ことを特徴とするTI設定方法。
  2. 前記パルスシーケンスは、複数回の脂肪抑制を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のTI設定方法。
  3. 前記パルスシーケンスは、1回の脂肪抑制の後に複数回のkスペース上の異なるデータを採取する
    ことを特徴とする請求項1に記載のTI設定方法。
  4. 前記パルスシーケンスは、1回目の脂肪抑制の前にアイドリングビューを有する
    ことを特徴とする請求項3に記載のTI設定方法。
  5. 前記パルスシーケンスは、フェーズサイクリング法によるRF励起を含む
    ことを特徴とする請求項4に記載のTI設定方法。
  6. 前記パルスシーケンスは、繰返しが非等間隔なRF励起を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のTI設定方法。
  7. 前記RF励起は体動に同期する
    ことを特徴とする請求項6に記載のTI設定方法。
  8. 前記体動は呼吸である
    ことを特徴とする請求項7に記載のTI設定方法。
  9. 前記パルスシーケンスは、Nexが2以上の2Dスキャン用のパルスシーケンスである
    ことを特徴とする請求項1に記載のTI設定方法。
  10. 前記パルスシーケンスは、3Dスキャン用のパルスシーケンスである
    ことを特徴とする請求項1に記載のTI設定方法。
  11. プリパレーションIR型脂肪抑制パルスによる脂肪抑制を伴うバランスドSSFPパルスシーケンスで磁気共鳴イメージングを行うMRI装置であって、
    前記パルスシーケンスの下での脂肪の磁化ベクトルの振る舞いを実スキャンと同一条件でシミュレーションするシミュレーション手段と、
    前記シミュレーションにおける脂肪抑制用のパルスの印加から前記磁化ベクトルの縦磁化が0になるまでの時間に基づいてTIを設定するTI設定手段と、
    前記パルスシーケンスの実行時にkスペースの低周波数領域のデータ収集を前記TIによって定まるタイミングで行うデータ収集手段
    を具備することを特徴とするMRI装置。
  12. 前記パルスシーケンスは、複数回の脂肪抑制を含む
    ことを特徴とする請求項11に記載のMRI装置。
  13. 前記パルスシーケンスは、1回の脂肪抑制の後に複数回のkスペース上の異なるデータを採取する
    ことを特徴とする請求項11に記載のMRI装置。
  14. 前記パルスシーケンスは、1回目の脂肪抑制の前にアイドリングビューを有する
    ことを特徴とする請求項13に記載のMRI装置。
  15. 前記パルスシーケンスは、フェーズサイクリング法によるRF励起を含む
    ことを特徴とする請求項14に記載のMRI装置。
  16. 前記パルスシーケンスは、繰返しが非等間隔なRF励起を含む
    ことを特徴とする請求項11に記載のMRI装置。
  17. 前記RF励起は体動に同期する
    ことを特徴とする請求項16に記載のMRI装置。
  18. 前記体動は呼吸である
    ことを特徴とする請求項17に記載のMRI装置。
  19. 前記パルスシーケンスは、Nexが2以上の2Dスキャン用のパルスシーケンスである
    ことを特徴とする請求項11に記載のMRI装置。
  20. 前記パルスシーケンスは、3Dスキャン用のパルスシーケンスである
    ことを特徴とする請求項11に記載のMRI装置。
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