JP2006000478A - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】血流アーチファクトおよび脂肪信号を抑制でき、かつ、水成分の信号低下をきたさない撮像を行うことができる磁気共鳴イメージング装置を提供する。
【解決手段】撮像空間の被検体を非空間選択的に反転励起する高周波磁場と、被検体の撮像断面を含む領域を選択的に反転励起する高周波磁場とを順に印加した後、予め定めた特定の物質の磁化信号を選択的に抑制するため抑制用磁場パルスを印加し、その後、撮像断面のイメージング用パルスシーケンスを実行させる。2回の反転励起高周波磁場により血流アーチファクトを抑制する。抑制用磁場パルスにより特定の物質(例えば脂肪)の磁化信号を抑制でき、特定の物質を実質的に含まない撮像を行うことができる。抑制用磁場パルスを用いることにより、磁化の縦緩和を利用する従来技術と比較して、水成分の信号劣化を生じない。
【選択図】図2

Description

本発明は、磁気共鳴現象を利用して被検体の所望箇所を画像化する磁気共鳴イメージング装置に関する。
磁気共鳴イメージング装置(以下MRI装置と記す)は、核磁気共鳴(以下NMRと記す)現象を利用して、被検体の検査部位を構成するプロトン等についてのNMR信号を受信する。これにより、プロトン密度の空間分布や、励起状態の緩和現象の空間分布を画像化することができるため、人体頭部、腹部、四肢等の形態または機能を2次元もしくは3次元的に撮像することが可能である。
しかしながら、心臓のような血流が早い部位の撮影では、血流アーチファクトが生じ画質が劣化することが知られている。血流アーチファクトを抑止する方法として、ブラックブラッド法が知られている(非特許文献1,2)。この撮影方法は、例えば図4に示したように、被検体の磁化を非選択的に励起する反転RFパルス201を印加し、つぎに撮像断面を含む領域の磁化を選択的に励起する反転RFパルス202を印加する。反転RFパルス201により反転した非選択部位の血液の縦磁化成分が緩和により0になるタイミングで、イメージングのためのパルスシーケンス203(例えばファーストスピンエコー法)を実施する。これにより、パルスシーケンス203の時点では、縦磁化成分が0の血液が撮像断面を含む領域に血流により流入しているため、血流アーチファクトを含まないイメージングを行うことができる。この撮像方法は、反転パルス(反転RFパルス201,202)を2回印加することからダブルIR法とも呼ばれている。
ダブルIR法において、さらに心筋に含まれる脂肪を抑制する要望もあり、これに応える撮像方法として図5(a)に示したトリプルIR法が知られている(非特許文献3)。トリプルIR法は、被検体を非選択的に励起する反転RFパルス201、撮像断面を含む領域を選択励起する反転RFパルス202を順に励起した後、時間を離して撮像断面を含む領域を選択励起する反転RFパルス303を再度印加する。反転RFパルス201により反転した非選択部位の血液の縦磁化成分は、図5(c)に示したように緩和していく。一方、反転パルス303で反転した選択部位の脂肪の核スピンの縦磁化成分は、図5(b)に示したように緩和していく。よって、非選択部位の血液の縦磁化成分(図5(c))と選択部位の脂肪の縦磁化成分(図5(b))とが緩和により同時に0になるタイミングに一致するように、イメージングのためのパルスシーケンス203(例えばファーストスピンエコー法)を実施する。これにより、実質的に脂肪を含まない画像を得ることができるというものである。
日本放射線技術学会雑誌第58巻第9号、triple inversion recovery法を用いたT1 black bloodimagingの評価.土橋他、p.1237-1243,(2002) 日本放射線技術学会東京部会雑誌no.72,Double IR pulseを用いたfast spin echoblack blood imagingの基礎検討−sampling bandwidth, echo trainlength, echo spaceと画質の関係−.土橋他、p.80-83,(1999) 日本磁気共鳴医学会雑誌第18巻4号,呼吸停止下心電同期black-blood法による心臓の高速MR imaging.西 他、p.212-218(1998)
しかしながら、上記トリプルIR法は、縦磁化の緩和現象を利用して血流アーチファクトの低減と脂肪抑制とを行うため、非選択部位の血液の縦磁化成分(図5(c))と選択部位の脂肪の縦磁化成分(図5(b))とが緩和により同時に0に達するように、反転RFパルス201,202の印加タイミングと反転RFパルス303の印加タイミングとを正確に決定しなければならない。また、脂肪抑制は、反転RFパルス303を印加後の脂肪の縦磁化が水の縦磁化よりも速く緩和して0に達することを利用するものであるが、脂肪の縦磁化が0まで緩和する間に図5(b)のように水の縦磁化も緩和している。このため、水成分の信号強度が低下し、全体として画質が劣化する。
本発明は、血流アーチファクトおよび脂肪信号を抑制でき、かつ、水成分の信号低下をきたさない撮像を行うことができる磁気共鳴イメージング装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、撮像空間の被検体を非空間選択的に反転励起する高周波磁場と、被検体の撮像断面を含む領域を選択的に反転励起する高周波磁場とを順に印加した後、予め定めた特定の物質の磁化信号を選択的に抑制するため抑制用磁場パルスを印加し、その後、撮像断面のイメージング用パルスシーケンスを実行させる。2回の反転励起高周波磁場により、撮像断面を含む領域の磁化は非励起状態(静磁場と同じ向き)になり、それ以外の領域の磁化は反転励起状態(静磁場と反対の向き)になるため、反転している磁化が縦緩和により0になるタイミングでイメージング用パルスシーケンスを実行することにより血流アーチファクトを抑制できる。しかも、抑制用磁場パルスにより特定の物質(例えば脂肪)の磁化信号が抑制されるため、特定の物質を実質的に含まない撮像を行うことができる。抑制用磁場パルスを用いることにより、磁化の縦緩和を利用する従来技術と比較して、水成分の信号劣化を生じない。
抑制用磁場パルスとしては、特定の物質を選択的に励起するための高周波磁場と、励起された特定の物質の磁化方向を分散させるための傾斜磁場とを含むものを用いることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態のMRI装置について説明する。
本実施の形態のMRI装置は、図1に示したように、被検体401が配置される撮像空間に静磁場を発生する静磁場発生装置402と、撮像空間に傾斜磁場を発生する傾斜磁場コイル403と、撮像空間の被検体401に高周波磁場を印加するRFコイル404と、被検体401が発生するNMR信号を受信するRFプローブ405と、被検体401を搭載するベッド412とを有している。この他に、RF送信部410、信号検出部406、信号処理部407、制御部411、表示部408、傾斜磁場電源409を有している。
傾斜磁場コイル403は、X、Y、Z3方向の傾斜磁場をそれぞれ発生する3つのコイルを含み、傾斜磁場電源409からの信号に応じて、所定のタイミングで所定の方向および強度の傾斜磁場を発生する。3方向の傾斜磁場は、スライス選択傾斜磁場(Gs)、位相エンコード傾斜磁場(Gp)、読み取り(周波数)エンコード傾斜磁場(Gr)として用いられる。RFコイル404は、RF送信部の信号に応じて所定の高周波磁場(RFパルス)を発生する。RFプローブ405が受信したNMR信号は、信号検出部406で検出され、信号処理部407で画像再構成等の演算処理が行われることにより、画像信号に変換される。画像は、表示部408に表示される。傾斜磁場電源409、RF送信部410、信号検出部406の動作は、制御部411によって制御され、制御のタイムチャートは一般にパルスシーケンスと呼ばれている。
本実施の形態では、制御部411の制御により図2(a)に示したようなパルスシーケンスを実行することにより、血流アーチファクトおよび脂肪信号を抑制した高画質撮影を行う。まず、被検体401を非選択的に励起する断熱反転RFパルス101を印加し、直後に、撮像断面を含む領域(スライス)を選択的に励起する断熱反転RFパルス102を印加する。断熱反転パルス102の印加時には、スライス選択のためのスライス選択傾斜磁場(Gs)102bを同時に印加する。よって、スライス内の磁化は、図2(b)に示したように反転RFパルスを2回(断熱反転RFパルス101,102)受けることにより非励起状態(静磁場と同じ向き)と同じ向きになる。一方、スライス外の領域の磁化は、図2(c)に示したように断熱反転RFパルス101により反転励起した状態(静磁場と逆向き)となる。なお、断熱反転RFパルス101,102としては、スライス内で均一な180°のフリップ角を与えるためにパルスの大きさと位相を制御して高速断熱通過条件を満たすようにした反転パルスを用いている。
つぎに、脂肪抑制プリパルス103を印加する。脂肪抑制プリパルス103は、脂肪を選択的に励起するための周波数選択性のガウス型RFパルス105と、クラッシャー用傾斜磁場パルス106とを含む。ガウス型のRFパルス105は、脂肪プロトンの周波数に合わせてラーモア方程式により決定された周波数分布を有し、脂肪プロトンを選択的に励起する。ガウス型RFパルス105の印加により、脂肪の縦磁化を90度倒す。クラッシャー用傾斜磁場パルス106は、X,Y、Zの各軸に印加される強力な傾斜磁場であり、ガウス型RFパルス105を印加した直後に印加される。この傾斜磁場パルス106はクラッシャーとして作用し、脂肪の磁化方向をXYZ空間の各方向に分散させる。これにより、つぎのRFパルスが印加されても脂肪の磁化は励起されず、脂肪信号を抑制することができる。なお、クラッシャー用傾斜磁場パルス106が、抑制している血流信号に悪影響を及ぼさないようにするようため、ガウス型RFパルス105の前に、クラッシャー用傾斜磁場パルス106と極性が異なり大きさが等しい傾斜磁場パルス107を印加しておくことが可能である。
つぎに、イメージングのためのパルスシーケンス104を実施する。パルスシーケンス104は、所望の撮像シーケンスを用いることが可能であり、例えばファーストスピンエコー法を用いることができる。パルスシーケンス104は、スライス外(非選択部位)の血液の縦磁化成分(図2(c))が緩和により0になるタイミング(反転RFパルス101の照射から350ms以下)と一致させて、最初の励起パルスを照射するように設定する。これにより、血流信号を抑制し、血流アーチファクトを抑制することができる。
また、本実施の形態では、ガウス型のRFパルス105とクラッシャー用傾斜磁場パルス106による脂肪磁化の分散によって脂肪信号の抑制を行うため、脂肪磁化の分散が有効に作用している時間(通常100ms程度)内にイメージングのためのパルスシーケンス104を開始するように全体のパルスシーケンスを設定する。これにより、脂肪信号を抑制して実質的に脂肪を含まない画像を得ることができる。
本実施の形態のMRI装置のパルスシーケンスは、従来の脂肪の縦磁化が緩和により0になるタイミングと正確に一致させることにより脂肪抑制を行うパルスシーケンスと比較すると、タイミングの制約が小さく自由度が大きい。しかも、クラッシャーにより脂肪磁化を分散させているため、水等の他の組織の縦磁化にはほとんど影響を与えることがなく、水等の他の組織の信号に劣化が生じないという効果が得られる。
このように本実施の形態のMRI装置では、血流アーチファクトおよび脂肪信号を抑制でき、かつ、水成分の信号低下をきたさない撮像を行うことができる。
本実施の形態のパルスシーケンスは、心臓の短軸撮影や長軸撮影に好適に用いることができる。この場合、特定の心位相で撮像を行うため、脈波ゲートを併用することができ、ディレイ時間500msとすることができる。また、典型的なイメージング用のパルスシーケンス104として、例えば、撮像視野300mm、TR=1RR、TE=5.2ms、FA=90degree、スライス厚=7mm、撮像マトリクス=192×192、再構成マトリクス=256×256、エコーファクター=16、ショット数=12、エコー間隔=5.2ms、計測ウインドウ=83.2ms、エコー順=セントリック、息止め撮影12RR、シングルスライス撮影とすることができる。なお、頸動脈の撮影のように心位相によって形状が変化しない部位についての撮影の場合には、脈波ゲートを使用せず撮影を行うことがもちろん可能である。
つぎに、本発明の第2の実施の形態のMRI装置について説明する。第2の実施の形態のMRI装置は、第1の実施の形態のMRI装置と同様に構成であるが、制御部411がマルチスライス撮影のパルスシーケンスを行う点が異なっている。
本実施の形態のマルチスライスのパルスシーケンスを、図3(a)に示した3スライスを撮像するシーケンスを例に説明する。まず、被検体401を非選択的に励起する断熱反転RFパルス101を印加する。次に、第1、第2および第3スライスの撮像断面を含む領域をスラブ選択する断熱反転RFパルス102を印加する。
つぎに、脂肪抑制プリパルス303をスライス非選択で印加する。脂肪抑制プリパルス303は、第1の実施の形態の脂肪抑制プリパルス103と同様に、脂肪を選択的に励起する周波数選択性のガウス型RFパルス105と、強力な傾斜磁場をX,Y,Z各軸に印加される傾斜磁場パルス106とを含むが、第2の実施の形態の脂肪抑制プリパルスは、スライス非選択で印加され、全スライスの脂肪の磁化を分散させ、全スライスの脂肪信号を抑制する。
次に、イメージングのためのパルスシーケンス104-1を第1スライスに、パルスシーケンス104-2を第2スライスに、パルスシーケンス-3を第3スライスに実施する。
第2の実施の形態は、図3(a)のようなマルチスライスのパルスシーケンスを実行するものであり、スライス非選択で脂肪抑制プリパルス303を印加することにより、スライスごとに脂肪抑制プリパルスを印加する必要がなく短時間に多くのスライスを撮影できる。ただし、本パルスシーケンスでは、脂肪抑制プリパルス303の脂肪抑制作用が有効な時間内にイメージング用パルスシーケンス104-1、104-2、104-3を実行する必要がある。また、脂肪抑制プリパルス303からパルスシーケンス104-1、104-2、104-3までの時間が短いほどスライス間での画質を均等にすることができる。このため、スライス数は、2ないし3スライスが実用的である。
なお、図3(a)のシーケンスでは、反転RFパルス102として、第1、第2および第3スライスの撮像断面を含む領域を一度に励起するスラブ選択パルスを用いたが、図3(b)に示すように第1、第2および第3スライスごとに反転RFパルス102-1、102-2、102-3を印加するシーケンスにすることも可能である。
また、第1および第2の実施の形態のパルスシーケンスは、非選択的励起パルスを2回(反転RFパルス101,RFパルス105)印加するため、磁化回復のために繰り返し時間TRを長めに設定する必要があるが、第2の実施の形態のようにマルチスライス撮影にすることにより、1回のTRで複数スライスを撮像でき、短時間に効率よく撮影にすることが可能である。
このように、第2の実施の形態では、マルチスライス撮影でありながら、血流アーチファクトおよび脂肪信号を抑制でき、かつ、水成分の信号低下をきたさない撮像を行うことができる。
第1および第2の実施の形態では、脂肪抑制プリパルス103、303として、周波数選択性のガウス型RFパルス105とクラッシャー用プリパルス106とを用いているが、他の脂肪抑制作用のあるパルスを用いることも可能である。例えば、特開平09-266895号公報に記載されている化学シフトの差を利用して脂肪プロトンを選択励起する二項式パルスを用いることができる。この二項式パルスは、奇数番目と偶数番目に照射するパルスの極性を正負反転させたパルスである。
また、イメージング用パルスシーケンス104として、ここではファーストスピンエコー(FSE)を例示したが他のパルスシーケンスを用いることももちろん可能である。例えば、GRASE(Gradient And Spin Echo)やtrueFISP(Fast Imaging
with Steady state Precession)等を好適に用いることができる。
本実施の形態のMRI装置の全体構成を示すブロック図。 (a)は第1の実施の形態のMRI装置で実施するパルスシーケンスを示す説明図であり、(b)および(c)は、スライス内外の磁化の向きと大きさの変化をシーケンスに沿ってそれぞれ示す説明図である。 (a)は第2の実施の形態のMRI装置で実施するマルチスライスのパルスシーケンスを示す説明図であり、(b)は反転パルス102を各スライスごとに印加するマルチスライスのシーケンスを示す説明図である。 従来の血流アーチファクトの抑制のための撮像パルスシーケンスを示す説明図。 (a)は従来の血流アーチファクトおよび脂肪信号の抑制のためのパルスシーケンスを示す説明図であり、(b)および(c)は、スライス内外の磁化の向きと大きさの変化をシーケンスに沿ってそれぞれ示す説明図である。
符号の説明
401・・・被検体、402・・・静磁場発生装置、403・・・傾斜磁場コイル、404・・・RFコイル、405・・・RFプローブ、406・・・信号検出部、407・・・信号処理部、408・・・表示部、409・・・傾斜磁場電源、410・・・RF送信部、411・・・制御部、412・・・ベッド。

Claims (3)

  1. 被検体が配置される撮像空間に静磁場を発生させる静磁場発生部と、前記撮像空間に傾斜磁場を印加する傾斜磁場発生部と、前記撮像空間に高周波磁場を印加する高周波発生部と、前記傾斜磁場発生部と前記高周波発生部とを制御して所定のパルスシーケンスを実行させる制御部とを有し、
    前記制御部は、前記撮像空間の被検体を非空間選択的に反転励起する高周波磁場と、前記被検体の撮像断面を含む領域を空間選択的に反転励起する高周波磁場とを順に印加した後、予め定めた特定の物質の磁化信号を選択的に抑制するため抑制用磁場パルスを印加し、その後、前記撮像断面のイメージング用パルスシーケンスを実行させることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  2. 被検体が配置される撮像空間に静磁場を発生させる静磁場発生部と、前記撮像空間に傾斜磁場を印加する傾斜磁場発生部と、前記撮像空間に高周波磁場を印加する高周波発生部と、前記傾斜磁場発生部と前記高周波発生部とを制御して所定のパルスシーケンスを実行させる制御部とを有し、
    前記制御部は、前記撮像空間の被検体を非空間選択的に反転励起する高周波磁場と、前記被検体の複数の撮像断面を含む領域を空間選択的に反転励起する高周波磁場とを順に印加した後、予め定めた特定の物質の磁化信号を選択的に抑制するための抑制用磁場パルスを非空間選択的に印加し、その後、前記複数の撮像断面についてイメージング用パルスシーケンスを順に実行することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  3. 請求項1または2に記載の磁気共鳴イメージング装置において、前記抑制用磁場パルスは、前記特定の物質を選択的に励起するための高周波磁場と、励起された前記特定の物質の磁化方向を分散させるための傾斜磁場とを含むことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
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