JP2008252744A - 増幅装置における電力供給方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 VHF帯のTV信号が完全停波した場合にはVHF増幅回路に対して無駄な電力を送り続けることを地上においての操作で中止できる増幅装置を提供しようとする。
【解決手段】 高所に設置された増幅部において、VHF増幅回路の電力供給回路には、パルスの有無によって入り切り作動するスイッチ要素を備えさせ、地上に備えさせる電源部には、直流の電力に電力制御用のパルスを重畳させ、常時は上記パルスの有無によって入り切り作動するスイッチ要素を介して上記VHF増幅回路への電力の供給を可能にし、高所に配設されているUHF増幅回路の動作を続行させた状態で、高所における上記VHF増幅回路を休止状態にする場合には、地上における電源部において、上記電力制御用のパルスの重畳を中止して、VHF増幅回路への電力の供給を遮断する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、TV信号を増幅する増幅装置に関し、詳しくはVHF信号、UHF信号等のTV信号を高所に設けられた増幅部で増幅し、地上に設置されるテレビ受像機に向けてTV信号を送るようにすると共に、地上から高所に設置した増幅部に向けて電力を送るようにした増幅装置及び増幅装置における電力供給方法に関する。
従来より、VHF信号、UHF信号等のTV信号を高所に設けられた増幅部で増幅し、地上に設置されるテレビ受像機に向けてTV信号を送るようにすると共に、地上から高所に設置した増幅部に向けて電力を送るようにした増幅装置は広く知られている。例えばこの種の装置においては特許文献1に示されるものがある。
上記特許文献1に開示されている増幅装置において、増幅部は、高所に配設されている。そして、入力側がVHFアンテナに連なるVHF信号入力端子に接続され、出力側が出力端子に接続されていているVHF増幅回路と、入力側がUHFアンテナに連なるUHF信号入力端子に接続され、出力側が上記出力端子に接続されているUHF増幅回路と、入力側がBS・CSアンテナに連なるBS・CS信号入力端子に接続され、出力側が上記出力端子に接続されているBS・CS増幅回路とを備える増幅部を備える。
しかも、その高所に配設されている増幅部から地上に配置される受像機に向けての信号は、上記の出力端子と受像機との間に備えさせる伝送線を通して伝達するようにしている。
さらに、地上においては、電源部を備え、交流電源の電力を、技術常識に基づき所定低電圧の電力に変えて上記伝送線に重畳させて高所に配置させている上記増幅部に送出するようにしてある。
上記のように増幅部を高所に配置すると、アンテナと増幅部の距離を近くできるためアンテナから入力される微弱なTV信号を至近距離において増幅し、良質のTV信号を受像機に向けて送出することのできる利点がある。
特開2004−201254公報
このような構成の増幅装置では、将来VHF帯のTV放送が終了し、VHF帯のTV信号が完全停波した場合においても、上記VHF増幅回路に対して地上から電力を送り続けることになり、VHF増幅回路において無駄な電力は消費され続けることになる問題点がある。
しかも上記のVHF帯のTV信号が完全停波した場合において、仮に、VHF増幅回路の電力供給を中止しようとしても、UHF増幅回路には電力を送り続けなければならないので、VHF増幅回路の電力供給のみを中止することのできない悩みがある。
最後の手段として、高所に配設されている増幅部のケースを開いてVHF増幅回路の電力供給点を切断することも考えられるが、高所、例えば屋根上に上がって切断作業をすることは、素人には危険を伴い、実用的でない。
更に将来、例えば2011年にVHF帯のTV放送が終了し、VHF帯のTV信号が完全停波すると同時期に、現在のUHF帯における地上アナログ放送と地上デジタル放送が利用している周波数帯域(470〜770MHz:図2(A)参照)において、地上アナログ放送が完全停波し、それを原因として、現在利用されているUHF帯における470〜770MHzの内、図2(B)に示される710〜770MHzの周波数帯が、他のサービスに割当てられた場合、上記地上デジタル放送の受信に新たな障害が発生する問題点がある。
このような地上デジタル放送の受信に生ずる障害の除去に関しては専門家の助けを必要とし、余分な出費が必要となる問題点がある。
本件出願の目的は、将来VHF帯のTV放送が終了し、VHF帯のTV信号が完全停波した場合にはVHF増幅回路に対して無駄な電力を送り続けることを中止できる増幅装置を提供しようとするものである。
他の目的は、VHF増幅回路に対して無駄な電力を送り続けることを中止する操作が地上においてすることのできる増幅装置を提供しようとするものである。
他の目的は、現在のUHF帯における地上アナログ放送が完全停波し、地上デジタル放送が残された場合においても、地上デジタル放送の受信に新たな障害が生じないような手段を地上において施すことのできるようにもできる増幅装置を提供しようとするものである。
他の目的及び利点は図面及びそれに関連した以下の説明により容易に明らかになるであろう。
本発明の増幅装置における電力供給方法は、
入力側がVHFアンテナに連なるVHF信号入力端子に接続され、出力側が出力端子に接続されていているVHF増幅回路と、
入力側がUHFアンテナに連なるUHF信号入力端子に接続され、出力側が上記出力端子に接続されているUHF増幅回路とを備える増幅部は、高所に配設されていて、増幅部から地上に配置される受像機に向けての信号は、上記の高所に配設されている出力端子と地上における受像機との間に備えさせる伝送線を通して伝達するようにし、
一方、地上においては電源部を備え、上記高所に備えさせている増幅部において必要とする電力の供給は、上記伝送線に重畳させて送出して、上記VHF増幅回路と、UHF増幅回路とを夫々作動させるようにしている増幅装置における電力供給方法において、
上記VHF増幅回路の電力供給回路には、予めパルスの有無によって入り切り作動するスイッチ要素を備えさせておき、
一方、上記地上に備えさせる電源部においては、常態では、出力させる直流の電力に電力制御用のパルスを重畳させ、又は重畳させないで、常時は上記パルスの有無によって入り切り作動するスイッチ要素を介して上記VHF増幅回路への電力の供給を可能にし、上記電源部から出力された電力を、上記増幅部にける上記VHF増幅回路と、UHF増幅回路に供給し、上記VHF増幅回路とUHF増幅回路とを夫々作動させ、
上記電源部において、上記高所に配設されているUHF増幅回路の動作を続行させた状態で、上記高所における上記VHF増幅回路を休止状態にする場合には、
上記地上における電源部において、上記電力制御用のパルスの重畳を中止し、又は重畳を開始して、上記パルスの有無によって入り切り作動するスイッチ要素を開放して、
VHF増幅回路に供給される電力を、上記高所に配設されている増幅部に送出させないようにして上記UHF増幅回路の動作を続行させた状態でVHF増幅回路を休止状態にするものである。
以上のように本発明は、地上における電源部においてパルスの重畳操作をすることにより、VHF増幅回路に供給される電力を送出させないようにすることができ、これにより、高所に存在するVHFの増幅回路の電源を遮断できる特長があり、UHF増幅回路を損傷させることなくVHFの増幅回路に対する無駄な電力を節減させる上に大きな効果がある。
その上、高所に存在するVHFの増幅回路の電源を遮断する場合、地上において作業することができるので、その操作は極めて安全に行うことのできる作業上の効果もある。
さらに将来VHF帯のTV放送が終了し、VHF帯のTV信号が完全停波すると同時に、現在のUHF帯における地上アナログ放送と地上デジタル放送が利用している周波数帯域において、地上アナログ放送が完全停波し、それを原因として、現在利用されているUHF帯における710〜770MHzの周波数帯が、他のサービスに割当てられた場合でも、上記地上デジタル放送の受信に対する新たな障害は、地上における操作でもって、予め除去しておくことのできる効果もある。
以下本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。図1は、家屋と、家屋における高所に配置された複数種のアンテナ及びアンテナと増幅部との位置関係の概念図。図2はUHF帯における地上アナログ放送と地上デジタル放送が利用している周波数帯域と、将来地上デジタル放送の受信に用いられる周波数帯域との比較図、図3はVHF帯のTV信号とUHF帯のTV信号との受信回路と、それらの回路に対する電力の供給回路を説明する為の回路図、図4はVHF帯のTV信号とUHF帯のTV信号とBS/CS帯の受信回路と、それらの回路に対する電力の供給回路を説明する為の回路図、図5は、図3、図4に示される選択手段とは異なる回路構成の例を示す選択手段の回路図である。
なお上記図に表れる技術的事項においては、電源部16,選択手段32、電力制御手段47に係わる構成についての以下の説明に於て加えられる新規な技術的事項(部材構成、組合せ、機能等)の説明に係わる事項は別論として、他の技術的事項は特許文献1に開示される等して、当業者間においては広く知られているので、その点に関する公知の技術的事項についての説明は重複するので、この明細書においては重複する説明を一部省略する。
図1において、1は建造物として例示する家屋の外形を示し、2は、家屋1の屋根の上に樹立させた支柱を示す。3、4、5、8、9は、高所に配設された周知のVHFアンテナ、UHFアンテナ、BS・CSアンテナ、増幅部9を内蔵するケース、増幅部等を示す。3a、4a、5a、11、12は、増幅部9のVHF入力端子、UHF入力端子、BS・CS入力端子、出力端子、伝送線(同軸ケーブル)等を示す。家屋1の内の15、16、17、20、21は夫々周知の分配器、電源部(電源供給装置)、テレビ受像機、テレビ端子、電源出力端子を示し、18、18aは同軸ケーブルを示す。
なお家屋1の内の同軸ケーブル18、12は、図3、4からも明らかなように電源部16から高所における増幅部9において必要とする電力を重畳させて送出するのに用いる。
次に上記増幅部9は、例えば図3、4から明らかなように入力側がVHFアンテナ3に連なるVHF信号入力端子3aに接続され、出力側が出力端子11に接続されていているVHF増幅回路25と、入力側がUHFアンテナ4に連なるUHF信号入力端子4aに接続され、出力側が上記出力端子11に接続されているUHF増幅回路35を備える。更には図4のように、入力側がBS・CSアンテナに連なるBS・CS信号入力端子5aに接続され、出力側が上記出力端子11に接続されているBS・CS増幅回路42とを備える。
この増幅部9は、建造物の高所に配設されていて、増幅部9から地上に配置される受像機17に向けての信号は、上記の高所に配設されている出力端子11と地上における受像機17との間に備えさせる伝送線12を通して伝達するようにしてある。
一方、地上においては電源部16を備え、上記高所に備えさせている増幅部9において必要とする電力は、上記伝送線12に重畳させて送出し、図示のように接続されて上記VHF増幅回路25と、UHF増幅回路35と、BS・CS増幅回路42とを夫々作動させるようにしてある。
なお上記VHF信号入力端子3aと出力端子11との間に接続されているVHF増幅回路25と、上記UHF信号入力端子4aと出力端子11との間に接続されているUHF増幅回路35との夫々前後に配置する回路としては周知のように種々な要求に対応して好みの回路を備えさせればよい。図3、4においては次のような簡易な回路を例示した。
図3、4において26、27、28は周知のVHF帯通過フィルタと、VHF・UHF帯通過フィルタと、電源分離フィルタの存在を示し、また31、36は、ハイパスフィルタ、UHF帯通過フィルタ等の存在を示した。
次に、47は電力制御手段でパルスの重畳の有無でスイッチ要素76が入り切りし、端子71に入力される電力が、端子72に出たり出なかったりするようにした回路である。
パルス検出回路75は周知の構成であって、電源部16において重畳されたパルスを検出する回路である。76はスイッチ要素であり、スイッチ機能を有するトランジスタを例示する。即ち、ベース76bにパルス検出回路75からの信号が入ると、ON状態となり、コレクタ76cからエミッタ76e、端子72に電力が送出される。しかし、パルス検出回路75からの信号が無くなると、当然のことながらスイッチ要素76は遮断状態となる。
次に図3(B)に例示するスイッチ要素77は、リレー回路を用いた例を示す,77aはリレ用コイル、77bはスイッチを示す。この回路によればパルス検出回路75からの出力76bの有無により、リレ用コイル77aが励磁されたり、されなかったりする。その結果スイッチの入り切りが行われ、上記端子76eの出力が出たり、出なかったりする。
なお端子72に対する出力は、常時はパルスを検出させて電力を出力させたり、又は常時はパルスを送らないで、電力を出力させ、VHF増幅回路25に対する休電時にのみパルスを出力させて回路遮断を行うようにしても良い。
なお端子71に入力される電力は、図示から明らかなように端子73に対してはストレートで出力されるように結線されている。
この外に夫々必要に応じて図示外の周知の回路要素を含めて回路構成を行うと良い。
以上のように構成すると、VHFアンテナ3に連なるVHF信号入力端子3aから上記出力端子11に適正なVHF信号を、UHFアンテナ4に連なるUHF信号入力端子4aから上記出力端子11に適正なUHF信号を夫々出力でき、地上の受像機17に適正な信号を届けることができるようにしてある。
また上記BS・CS信号入力端子5aと出力端子11との間に接続されているBS・CS増幅回路42の前後に配置する回路としては周知のように種々な回路が知られているので種々な要求に対応して好みの回路を備えさせればよい。図4においては、BSアンテナに向けて電力を供給する為の電源分離フィルタ40、定電圧回路45、中間周波数帯通過フィルタ(1032〜2602MHz)41、ハイパスフィルタ(BS・CS信号通過用)43等を図示のように例示した。図4のように、さらには公知の回路要素を加えることによって回路構成することによってBS・CSアンテナで受信したテレビ信号は、端子5aから入り、増幅されて出力端子11に至り、地上の受像機17に適正な信号を届けることができる。
次に、上記UHF信号入力端子4aとUHF増幅回路35との間には、図3、4、5から明らかなようにUHF帯域通過回路38と、特定帯域低減回路39と、それらの両回路を選択利用可能に切り替える為の切替手段37とを備えている選択手段32が介在させてある。
上記切替手段37は、VHF増幅回路25に供給される電力が供給されている状態では、UHF帯域通過回路38を利用可能に選択し、上記電力が供給されない状態では、特定帯域低減回路39が選択利用されるように構成してある。
上記UHF帯域通過回路38は、UHF信号入力端子4aに連なる入力端33と、UHF増幅回路35に連なる出力端34との間に介在させるもので、切替スイッチ37b を閉じた状態(実線)で用いるものである。
上記特定帯域低減回路39は、図2(B)に表れている地上デジタル放送帯(470~710MHz)の右側に表示した帯域、即ち、図2(A)のアナログ放送終了後に他へ転用されるであろうところの帯域に入来することが予想される妨害波を低減させるためのバンドストップ用のフィルタの存在を示し、例えばバンドエリミネータフィルタ、トラップ回路など任意の回路が用いられる。
この特定帯域低減回路39はUHF信号入力端子4aに連なる入力端33と、UHF増幅回路35に連なる出力端34との間に介在させるもので、切替スイッチ37b を波線で表示した側(図3、4において下側)に切り替えて閉じた状態で用いるものである。すると当然のことながら、UHF増幅回路35に入力される上記妨害波は低減され、UHF増幅回路35は望ましい動作状態になる。
図3、4に示される上記切替手段37は、例えば説明を簡便にするためにリレー回路を用いた例を示す。コイル37a は、アース37cと電源端子37e との間に接続されている。電源端子37eは VHF増幅回路25に供給される電力が供給される状態となるように接続されている。従ってVHF増幅回路25に電力(例えば所定電圧が15v)が供給されている状態では、切替スイッチ37bは実線の位置で閉じた状態となり、UHF帯域通過回路38を利用可能に選択される。上記電力、例えば電圧が15vの電力が供給されない状態では、切替スイッチ37bは破線の位置で閉じた状態となり、特定帯域低減回路39が選択利用されることになる。
次に地上に備えさせる電源部16には、ACプラグ50を通して受け取る交流電源(商用周波数)の電力を、直流の電力にする為の整流回路54を備えさせる。
上記電源部の整流回路から出力された電力は、上記増幅部9において、上記VHF増幅回路25とUHF増幅回路35に供給して、上記VHF増幅回路25とUHF増幅回路35とを夫々作動させるようにしてある。
図3、4、図6に示される電源部16の個々の部材は広く知られているものが用いられる。16aは任意の硬質材料例えばプラスチック材で形成されたケース本体、16bは凹状に形成されたケースの端子収容室16cを覆う為の開閉自在のケースの蓋、21は電源出力端子(テレビ信号受入端子)、22は電源分離フィルタ、23はテレビ端子、51は電圧降下用のトランスを夫々示す。53は周知のパルスの重畳手段を示し、53bはパルス発信機で、増幅部9までの距離及び増幅部に付設するパルス検出回路75のタイプに対応する周期性のあるものが用いられる(例えば周期:20乃至30KHz)を示す。53aは重畳回路を示し、パルス発信機53bからのパルス信号を重畳して、端子21から増幅部9へ送り出すためのものである。パルスの重畳手段53に備えさせた回路遮断手段(スイッチ)は、これを遮断すれば、重畳回路53aでの重畳機能が消失するようにしてある(又は、これを「入り」又は「切り」の操作でもって重畳回路53aでの重畳機能の「入り」又は「切り」ができるようにしておいても良い)。
この回路遮断手段56は、必要な時点で回路が遮断(又は接続)されればよいので、例えば図3、4、図6に示されるように汎用の入り切り可能なスイッチ、あるいは図6(B)で示されるように、常時は接続されている電線であって、ペンチで切断できるように構成しても良い。
上記構成のものについて動作を説明する。
ACプラグ50から入来する商用電源は、トランス51で低圧となり、整流器54において整流され、その電力は、任意の電圧、例えば15Vの電力となり、図3、4に示される回路の接続状態から明らかなように増幅部9における対応する電力制御手段47を経由してUHF増幅回路35、BS・CSの増幅回路42、VHF増幅回路25、選択手段32の電源端子37eに供給され、VHF増幅回路25を作動させると共に選択手段32におけるリレー37a、切替スイッチ37bを作動させて、図3、4に示されるように、UHF信号入力端子4aとUHF増幅回路35との間に、UHF帯域通過回路38を介在させる。
この状態では、VHFアンテナ3、UHFアンテナ4、BS・CSアンテナ5から増幅部9の夫々のアンテナに係わる入力端子3a、4a、5aに対して対応するテレビ信号が入力される。増幅部9においては図3、4に示されるような構成であるから、入力端子3aからのテレビ信号はVHF増幅回路25で増幅され出力端子11を、また入力端子4aからのテレビ信号はUHF増幅回路35で増幅され出力端子11を、また入力端子5aからのテレビ信号はBS増幅回路42で増幅され出力端子11を夫々経由してテレビ受像機17に適正なテレビ信号を夫々送る。
このような受信状態において、例えば2011年にVHF帯のTV放送が終了すると同時に、UHF帯における地上アナログ放送が完全停波した場合には、上記電源部16における回路遮断手段56を切断する(または接続する)。すると、電力制御手段47でパルスの重畳の有無でスイッチ要素76が切り、端子71に入力される電力が、端子72に出ない状態となり、高所におけるVHF増幅回路25は休止状態となり、これに対する電力の供給は終了する。よって以後の電力消費は生じない。
また同時に、選択手段32におけるリレー37aに対する電力供給も終了し、切替スイッチ37bを作動させて、図3、4に破線で示すように、UHF信号入力端子4aとUHF増幅回路35との間に、特定帯域低減回路39を介在させる。これによりUHF信号入力端子4aから入来する信号の内、前述のように妨害波となる恐れのある帯域を低減(除去)させる。
次に、図3及び図4の選択手段32は、切替手段において簡便のためにリレー37に係わる構成を用いた例を示すものであるが、この点の回路構成においては、任意周知の別の回路構成を用いて全く同様の機能を発揮させることが出来る。例えば図5に示されるものであっても全く同様の機能を発揮させることができる。
そこでダイオード(スイッチ)37g 、37h と、トランジスタ30を用いて切替手段37を構成した点において異なる例を示す図5について説明する。
図5に示される選択手段32は、上記地上の電源部16において、上記高所に配設されているUHF増幅回路35の前段にUHF帯域通過回路38を介在させた状態で動作を続行させ、その状態で上記高所における上記VHF増幅回路25を休止状態にする場合に、VHF増幅回路に供給される電力を、上記高所に配設されている増幅部に送出させないようにして上記UHF増幅回路の動作を続行させた状態でVHF増幅回路を休止状態にすると共に、VHF増幅回路に電力を供給しないようにすることにより、上記UHF信号入力端子4aとUHF増幅回路35との間に特定帯域低減回路39を選択的に介在出来るようにし、そこの機能が発揮できるようにしたものである。
なお説明にあたり、図5において前述の図1〜図4及び図6のものと機能、性質又は特徴等が同一又は均等構成と考えられる部分には、前述の図1〜図4及び図6のものと同一の符号を付して重複する説明を省略する。
切替手段37は、図4に示す場合と同様にUHF帯域通過回路38と、特定帯域低減回路39を備える。
上記切替手段37は、VHF増幅回路25に電力が供給されている状態では、UHF帯域通過回路38を利用可能に選択し、上記電力が供給されない状態では、特定帯域低減回路39が選択利用されるように構成してある。
図5において37f は端子73に接続されている電源端子を示し、37cはアースを示す。60、61、62、63は、周知の回路要素を示し、高周波通過・直流阻止型コンデンサー、高周波阻止・直流通過型コイル、バイアス用抵抗、干渉防止用の抵抗を夫々示す。
37g は、電源端子37eに電圧が印加されて通電状態にある場合は高周波を通過させ、電圧の印加が無くなった場合は高周波を通過させない性質のPINダイオード(スイッチ)を示し、
37h は、電源端子37fに電圧(15V)が印加され、しかもスイッチ機能を有するトランジスタ30が通電状態にあるという条件の場合は高周波を通過させ、トランジスタ30のスイッチ機能が遮断状態になった場合は高周波を通過させない性質のPINダイオード(スイッチ)を示す。
図5に示されるトランジスタ30は、周知のスイッチ機能を有するものであればよい。例えば図示のものは、NPN形のシリコントランジスタで構成されており、ベース30bとエミッタ30eとの間の電圧が0.6V~0.7V近辺以上に上昇するか、又は0.6V~0.7V近辺以下に降下するかによってコレクタ30cの電流が流れたり(ON)、流れなかったり(OFF)するスイッチ機能を利用するものである。
次に上記図5の選択手段32において、UHF帯域通過回路38が選択利用される場合について説明する。
電源端子37eにVHF増幅回路25に供給され電圧が掛かっている場合は、アース37cと電源端子37eの間に電流が流れる。従って、
入力端33からのUHFの高周波信号はコンデンサー60、ダイオード37g、コンデンサー60を経由して、即ち、UHF帯域通過回路38を通過してUHF増幅回路35に至る。
この場合、電源端子37fには15Vの電圧が加わっており、電源端子37eには15Vの電圧が加わっている。トランジスタ30のベース30bに連なる干渉防止用の抵抗63とバイアス用抵抗62の値を対応選定することにより、干渉防止用抵抗63とバイアス用抵抗62の間には、実質的な電圧は生じない(少なくともベース30bとエミッタ30eとの間の電圧を0.6V近辺以下にすることが出来る)。従って、トランジスタ30はOFF状態となり、ダイオード(スイッチ)37h、37hに電流を流すことはなく、入力端33からのUHFの高周波信号は、特定帯域低減回路39には流れない。
次に上記図5の選択手段32において、特定帯域低減回路39が選択利用される場合について説明する。
電源端子37eにおいて、VHF増幅回路25に供給される電圧が遮断された場合は、アース37cと電源端子37eの間にあるダイオード37gには電流は流れない。従って、入力端33からのUHFの高周波信号はダイオード37gで遮断される。
一方、VHF増幅回路25に供給される電力(電圧)が無くなると、電源端37eには電圧が無くなる。従って、前述のようにトランジスタ30のベース30bに連なる干渉防止用の抵抗63とバイアス用抵抗62の値を対応選定しておくことにより、干渉防止用抵抗63とバイアス用抵抗62の間の電圧を実質的に高めることができる。少なくともベース30bとエミッタ30eとの間の電圧を0.7V近辺以上にすることが出来るので、トランジスタ30をONの状態にし、端子37fとアース37cとの間、即ち、コイル61、ダイオード37h、コイル61、トランジスタ30、コイル61、ダイオード37h、コイル61を通電状態にする。
その結果、入力端33からのUHFの高周波信号は、コンデンサー60、ダイオード37h、コンデンサー60、特定帯域低減回路39、コンデンサー60、ダイオード37h、コンデンサー60を経由して、即ち、特定帯域低減回路39を通過してUHF増幅回路35に至る。
は、家屋と、家屋における高所に配置された複数種のアンテナ及びアンテナと増幅部との位置関係を概念図。 はUHF帯における地上アナログ放送と地上デジタル放送が利用している周波数帯域と、将来地上デジタル放送の受信に用いられる周波数帯域との比較図、 はVHF帯のTV信号とUHF帯のTV信号との受信回路と、それらの回路に対する電力の供給回路を説明する為の回路図、 はVHF帯のTV信号とUHF帯のTV信号とBS/CS帯の受信回路と、それらの回路に対する電力の供給回路を説明する為の回路図、 は、図3に示される選択手段とは異なる回路構成の例を示す選択手段の回路図である。 (A)と(B)は共に電源部のケースと回路遮断手段56の関係を説明する為の斜視図。
符号の説明
1・・・建造、2・・・支柱、3・・・VHFアンテナ、3a・・・VHF入力端子、4・・・UHFアンテナ、4a・・・UHF入力端子、5・・・BS・CSアンテナ、5a・・・BS・CS入力端子、8・・・ケース、9・・・増幅装置、11・・・出力端子、12・・・伝送線(同軸ケーブル)、15・・・分配器、16・・・電源部(電源供給装置)、16aはケース本体、16bはケースの蓋、16cはケースの端子収容室、17・・・テレビ受像機、18、18a、・・・同軸ケーブル、20・・・テレビ端子、21・・・電源出力端子、22・・・電源分離フィルタ、23・・・テレビ端子、25・・・VHFの増幅回路、26・・・VHF帯通過フィルタ、27・・・VHF・UHF帯通過フィルタ、28・・・電源分離フィルタ、30・・・トランジスタ、31・・・ハイパスフィルタ、
32・・・選択手段、33・・・入力端、34・・・出力端、35・・・UHFの増幅回路、36・・・UHF帯通過フィルタ、37・・・切替手段(リレー)、37a・・・コイル、37b・・・切替スイッチ(実線)、37c・・・アース、37d・・・切替後のスイッチ(破線)、37e・・・電源端子、37f・・・電源端子、37g・・・ダイオード(スイッチ)、37h・・・ダイオード(スイッチ)、38・・・UHF帯域通過回路、39・・・特定帯域低減回路、40・・・電源分離フィルタ、41・・・中間周波数帯通過フィルタ(1032〜2602MHz)42・・・BS・CSの増幅回路、43・・ハイパスフィルタ、45・・・定電圧回路、

Claims (2)

  1. 入力側がVHFアンテナに連なるVHF信号入力端子に接続され、出力側が出力端子に接続されていているVHF増幅回路と、
    入力側がUHFアンテナに連なるUHF信号入力端子に接続され、出力側が上記出力端子に接続されているUHF増幅回路とを備える増幅部は、高所に配設されていて、増幅部から地上に配置される受像機に向けての信号は、上記の高所に配設されている出力端子と地上における受像機との間に備えさせる伝送線を通して伝達するようにし、
    一方、地上においては電源部を備え、上記高所に備えさせている増幅部において必要とする電力の供給は、上記伝送線に重畳させて送出して、上記VHF増幅回路と、UHF増幅回路とを夫々作動させるようにしている増幅装置における電力供給方法において、
    上記VHF増幅回路の電力供給回路には、予めパルスの有無によって入り切り作動するスイッチ要素を備えさせておき、
    一方、上記地上に備えさせる電源部においては、常態では、出力させる直流の電力に電力制御用のパルスを重畳させ、又は重畳させないで、常時は上記パルスの有無によって入り切り作動するスイッチ要素を介して上記VHF増幅回路への電力の供給を可能にし、上記電源部から出力された電力を、上記増幅部にける上記VHF増幅回路と、UHF増幅回路に供給し、上記VHF増幅回路とUHF増幅回路とを夫々作動させ、
    上記電源部において、上記高所に配設されているUHF増幅回路の動作を続行させた状態で、上記高所における上記VHF増幅回路を休止状態にする場合には、
    上記地上における電源部において、上記電力制御用のパルスの重畳を中止し、又は重畳を開始して、上記パルスの有無によって入り切り作動するスイッチ要素を開放して、
    VHF増幅回路に供給される電力を、上記高所に配設されている増幅部に送出させないようにして上記UHF増幅回路の動作を続行させた状態でVHF増幅回路を休止状態にすることを特徴とする増幅装置における電力供給方法。
  2. 入力側がVHFアンテナに連なるVHF信号入力端子に接続され、出力側が出力端子に接続されていているVHF増幅回路と、
    入力側がUHFアンテナに連なるUHF信号入力端子に接続され、出力側が上記出力端子に接続されているUHF増幅回路とを備える増幅部は、高所に配設されていて、増幅部から地上に配置される受像機に向けての信号は、上記の高所に配設されている出力端子と地上における受像機との間に備えさせる伝送線を通して伝達するようにし、
    一方、地上においては電源部を備え、上記高所に備えさせている増幅部において必要とする電力の供給は、上記伝送線に重畳させて送出して、上記VHF増幅回路と、UHF増幅回路とを夫々作動させるようにしている増幅装置における電力供給方法において、
    上記UHF信号入力端子とUHF増幅回路との間には、UHF帯域通過回路と、特定帯域低減回路とを選択利用可能に介在させると共に、
    それらの両回路は、VHF増幅回路に電力を供給している状態では、上記UHF帯域通過回路が選択され、VHF増幅回路に電力を供給していない状態では、特定帯域低減回路が選択されるようにしておき、更に、
    上記VHF増幅回路の電力供給回路には、予めパルスの有無によって入り切り作動するスイッチ要素を備えさせておき、
    一方、上記地上に備えさせる電源部においては、常態では、出力させる直流の電力に電力制御用のパルスを重畳させ、又は重畳させないで、常時は上記パルスの有無によって入り切り作動するスイッチ要素を介して上記VHF増幅回路への電力の供給を可能にし、上記電源部から出力された電力を、上記増幅部にける上記VHF増幅回路と、UHF増幅回路に供給し、上記VHF増幅回路とUHF増幅回路とを夫々作動させ、
    上記電源部において、上記高所に配設されているUHF増幅回路の動作を続行させた状態で、上記高所における上記VHF増幅回路を休止状態にする場合には、
    上記地上における電源部において、上記電力制御用のパルスの重畳を中止し、又は重畳を開始して、上記パルスの有無によって入り切り作動するスイッチ要素を開放して、
    VHF増幅回路に供給される電力を、上記高所に配設されている増幅部に送出させないようにして上記UHF増幅回路の動作を続行させた状態でVHF増幅回路を休止状態にすると共に、VHF増幅回路に電力を供給しないようにすることにより、上記UHF信号入力端子とUHF増幅回路との間に上記特定帯域低減回路を介在させるようにしたことを特徴とする増幅装置における電力供給方法。
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