JP2008252731A - 画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】違和感を覚えさせない良質な立体画像を視認者に視認させることができる画像表示装置を提供する。
【解決手段】制御部13は、右眼画像R及び左眼画像Lを表示する際における右眼画像Rと左眼画像Lとの相対位置と、撮像する際における右眼画像Rと左眼画像Lの相対位置が揃っていない場合に、表示時の相対位置と撮像時の相対位置を揃えるように、表示制御を行う。
【選択図】図3

Description

本発明は、所定周期で撮像された右眼用の画像である右眼画像と、前記所定周期で撮像された左眼用の画像である左眼画像とを表示する画像表示装置に関する。
近年、立体画像の需要はますます高まりつつあり、両眼視差による立体知覚を利用した立体画像を提供するための画像撮像技術及び画像表示技術の開発が精力的に行われている。
従来、右眼用の画像である右眼画像と左眼用の画像である左眼画像とを撮像するための撮像方式として、2台のカメラにより右眼画像と左眼画像とを所定周期で略同時に撮像する第1撮像方式と、1台の液晶シャッタカメラにより右眼画像と左眼画像とを所定周期の略半周期差で交互に撮像する第2撮像方式とが知られている。又、右眼画像と左眼画像とを表示するための表示方式として、右眼画像と左眼画像とを2系列のデータにより同時に表示する第1表示方式と、右眼画像と左眼画像とを1系列のデータにより交互に表示する第2表示方式とが知られている。
図13(a)に示すように、第1撮像方式では、2台のカメラにより、右眼画像R(R1,R2,R3…)と左眼画像L(L1,L2,L3…)とが所定周期(1/60秒)で同時に撮像される。又、図13(b)に示すように、第2撮像方式では、1台のカメラにより、右眼画像R(R2,R4…)と左眼画像L(L1,L3…)とが所定周期の半周期(1/120秒)差で交互に撮像される。尚、第2撮像方式では、右眼画像又は左眼画像の撮像間隔は、所定周期(1/60秒)である。
一般的に、第1撮像方式により撮像された右眼画像と左眼画像とは、第1表示方式によれば時間的ずれを生じることなく表示され(例えば、特許文献1参照)、第2撮像方式により撮像された右眼画像と左眼画像とは、第2表示方式によれば時間的ずれを生じることなく表示される。
特公平7−50945号公報
しかし、映像コンテンツ作製者が使用する撮像方式と映像コンテンツ上映者側が使用する表示方式とは、必ずしも整合性を有していないという実情がある。
例えば、図13(a)に示す第1撮像方式で同時に撮像された右眼画像R(R2)と左眼画像L(L1)とを、図14(a)に示す第2表示方式で交互に表示すると、右眼画像Rは左眼画像Lに対して本来表示されるべきタイミングより常に遅れて表示されるため、視認者は違和感を覚える。
又、図13(b)に示す第2撮像方式でL→Rの順で交互に撮像された右眼画像R(R1)と左眼画像L(L1)とを、図14(b)に示す第1表示方式で同時に表示すると、右眼画像Rは左眼画像Lに対して本来表示されるべきタイミングより常に早く表示されるため、視認者は違和感を覚える。
また、撮像方式と表示方式が整合する場合であっても問題が発生することがある。例えば、図13(b)に示す第2撮像方式で撮像された画像を、第2表示方式で表示する場合であっても、図14(c)に示すように、フリッカの発生を軽減させるために、同じ右眼画像R、左眼画像Lを交互に2回ずつ、表示時間を本来の半分にして繰り返して表示するような場合、各画像は周期的に表示されないため、視認者は違和感を覚える。
このように、撮像方式と表示方式とが整合していない場合や、撮像方式と表示方式とが整合している場合であっても、画像の表示回数を変更したときには、視認者に良質な立体画像を表示することができないという問題があった。
そこで、本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、視認者に違和感を覚えさせない立体画像を表示することができる画像表示装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴に係る画像表示装置は、両眼視差による立体知覚を利用して立体視させるための右眼画像及び左眼画像からなる立体画像を表示する画像表示装置であって、撮像装置により撮像された右眼画像と、左眼画像を入力する入力部と、これらの画像を表示する際における右眼画像と左眼画像の相対位置と、撮像する際における右眼画像と左眼画像の相対位置が揃っていない場合に、表示時の相対位置と撮像時の相対位置を揃えるように表示制御を行う制御部と、前記制御部による表示制御に基づいて、右眼及び左眼画像を表示する表示部とを備えることを要旨とする。
本発明の第2の特徴に係る画像表示装置は、両眼視差による立体知覚を利用して立体視させるための右眼画像及び左眼画像からなる立体画像を表示する画像表示装置であって、撮像装置により撮像された右眼画像と、左眼画像とを入力する入力部と、右眼画像及び左眼画像を表示する表示部と、前記表示部の仕様に応じて、入力部に入力された右眼画像及び左眼画像の輝度、表示時間、表示順序、所定周期あたりの表示回数を制御する制御部を備えることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記右眼画像及び前記左眼画像がそれぞれ同時に撮像される場合において、前記制御部は、前記右眼画像及び前記左眼画像の輝度、前記右眼画像及び前記左眼画像の表示回数、及び、前記表示回数1回当たりの表示時間の少なくともいずれかを下記数1を満たすように制御し、
Figure 2008252731
(数1において、Nは前記右眼画像の表示回数を表し、Wrは前記右眼画像の輝度を表し、ΔTrは前記右眼画像の表示回数1回当たりの表示時間を表し、Torは前記右眼画像の表示開始時刻を表し、Tcrは前記右眼画像の表示終了時刻を表し、Mは前記左眼画像の表示回数を表し、Wlは前記左眼画像の輝度を表し、ΔTlは前記左眼画像の表示回数1回当たりの表示時間を表し、Tolは前記左眼画像の表示開始時刻を表し、Tclは前記左眼画像の表示終了時刻を表し、Tは前記所定の周期を表す。)、前記表示部は、前記右眼画像と前記左眼画像とを交互に表示することを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、右眼画像及び左眼画像がそれぞれ同時に撮像される場合において、前記制御部は、前記右眼画像及び前記左眼画像のうち、一方の画像の表示回数を偶数に設定し、他方の画像の表示回数を奇数に設定し、前記表示部は、前記右眼画像と前記左眼画像とを交互に表示することを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、本発明の第3の特徴に係り、前記制御部は、前記右眼画像について表示回数1回当たりの表示時間を均等に割り当てるとともに、前記左眼画像について表示回数1回当たりの表示時間を均等に割り当てており、前記右眼画像に割り当てられる総表示時間は、前記左眼画像に割り当てられる総表示時間と等しいことを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、右眼画像及び左眼画像がそれぞれ交互に撮像される場合において前記制御部は、前記右眼画像及び前記左眼画像の輝度、前記右眼画像及び前記左眼画像の表示回数、及び、前記表示回数1回当たりの表示時間の少なくともいずれかを下記数2を満たすように制御し、
Figure 2008252731
(数2において、Nは前記右眼画像の表示回数を表し、Wrは前記右眼画像の輝度を表し、ΔTrは前記右眼画像の表示回数1回当たりの表示時間を表し、Torは前記右眼画像の表示開始時刻を表し、Tcrは前記右眼画像の表示終了時刻を表し、Mは前記左眼画像の表示回数を表し、Wlは前記左眼画像の輝度を表し、ΔTlは前記左眼画像の表示回数1回当たりの表示時間を表し、Tolは前記左眼画像の表示開始時刻を表し、Tclは前記左眼画像の表示終了時刻を表し、Tは前記所定の周期を表す。)、 前記表示部は、前記右眼画像と前記左眼画像とを同時に表示することを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記表示部は複数の映像を同時に表示可能であって、撮像装置が交互に撮像することで得られた右眼及び左眼画像を前記複数の表示部を用いて表示させるとき、前記制御部は、右(左)眼画像の表示期間が、複数の連続する左(右)眼画像の表示期間と重複するよう、右眼画像、左眼画像を表示させる制御を行うことを要旨とする。
本発明の第8の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記表示部は複数の映像を同時に表示可能であって、撮像装置が交互に撮像することにより得られた右眼及び左眼画像を前記複数の表示部を用いて表示させるとき、前記制御部は、右(左)眼画像と撮像フレーム期間が重複している複数の左(右)眼画像を少なくとも含む複数の画像を合成した合成画像を生成し、右(左)眼画像と合成画像の表示タイミングを揃えるように表示制御を行うことを要旨とする。
本発明の第9の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記右眼画像及び前記左眼画像がそれぞれ所定周期で交互に撮像されている場合において、前記制御部は、前記右眼画像及び前記左眼画像の輝度、前記右眼画像及び前記左眼画像の表示回数、及び、前記表示回数1回当たりの表示時間の少なくともいずれかを下記数3を満たすように制御し、
Figure 2008252731
(数3において、Nは前記右眼画像の表示回数を表し、Wrは前記右眼画像の輝度を表し、ΔTrは前記右眼画像の表示回数1回当たりの表示時間を表し、Torは前記右眼画像の表示開始時刻を表し、Tcrは前記右眼画像の表示終了時刻を表し、Mは前記左眼画像の表示回数を表し、Wlは前記左眼画像の輝度を表し、ΔTlは前記左眼画像の表示回数1回当たりの表示時間を表し、Tolは前記左眼画像の表示開始時刻を表し、Tclは前記左眼画像の表示終了時刻を表し、Tは前記所定の周期を表し、Kは正の整数を表す。)前記表示部は、前記右眼画像と前記左眼画像とを交互に表示することを要旨とする。
本発明の第10の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記右眼画像及び前記左眼画像の少なくとも一方には、前記右眼画像及び前記左眼画像が交互に撮像されたか、前記右眼画像及び前記左眼画像が同時に撮像されたかを示す撮像方式情報が付加されており、前記制御部は、前記撮像方式情報に基づいて前記表示制御を行うことを要旨とする。
本発明の第11の特徴は、複数の撮像装置のそれぞれにより右眼及び左眼画像がぼぼ同じタイミングで順次撮像されるとき、前記制御部は、前記右(左)眼画像と同時に撮像される左(右)眼画像とこの次に撮像される左(右)眼画像を少なくとも含む複数の画像から合成した合成画像を生成し、前記右(左)眼画像を前記所定周期の半周期間、前記表示部により表示させた後、前記合成画像を前記所定周期の半周期間、前記表示部により表示させる制御を繰り返し行うことを要旨とする。
本発明に係る画像表示装置によれば、視認者に違和感を覚えさせない立体画像を表示することができる。
《第1実施形態》 −第2表示方式の場合−
次に、本発明の第1実施形態について説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。
従って、具体的な寸法等は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
〈画像表示装置10のブロック構成〉
図1は、画像表示装置10の構成を示す。本実施形態に係る画像表示装置10は、所定周期で右眼用に撮像された画像である右眼画像と、当該所定周期で左眼用に撮像された画像である左眼画像とを表示する。以下において、「第1撮像方式」とは、右眼画像と左眼画像とを所定周期で略同時に撮像する方式であり、「第2撮像方式」とは、右眼画像と左眼画像とを所定周期の略半周期差で交互に撮像する方式である。
例えば、「第1撮像方式」では、2台のカメラで両眼画像が同時に撮像される。或いは、1台のカメラに立体撮影アダプタを装着することにより、両眼画像を同時に撮像する場合も第1撮像方式に含まれる。
第2撮像方式では、基本的には1台の液晶シャッタカメラにより右眼画像と左眼画像交互に撮像する場合を言うが、複数台のカメラにより右眼画像と左眼画像交互に撮像する場合も含む。
また、「第1表示方式」とは、右眼画像と左眼画像とを2系列のデータにより同時に表示する方式であり、「第2表示方式」とは、右眼画像と左眼画像とを1系列のデータにより交互に表示する方式である。
例えば、「第1表示方式」では、2台のプロジェクタ(表示装置)により複数の画像(両眼画像)が同時に表示される。或いは、パララックスバリア方式のような1台の表示装置により、複数の画像を同時表示させる場合も含む。
「第2表示方式」は、基本的には1台の表示装置により右眼画像と左眼画像交互に表示する場合をいうが、この構成に限定されるものではない。なお、本実施形態に係る画像表示装置10は、右眼画像Rと左眼画像Lとを第2表示方式により表示する。
本実施形態に係る画像表示装置10は、取得部11、判別部12、制御部13及び表示部14を備える。
取得部11は画像再生装置(不図示)等から、右眼画像Rと左眼画像Lとを取得する。取得部11は、取得した右眼画像Rと左眼画像Lとの少なくとも一方に付与された撮像方式情報Pを判別部12に転送する。ここで、撮像方式情報Pとは、右眼画像R及び左眼画像Lが第1撮像方式により撮像されたのか、第2撮像方式により撮像されたのかを示す情報である。また、取得部11は、取得した右眼画像Rと左眼画像Lとを表示部14に転送する。
判別部12は、撮像方式情報Pに基づいて、右眼画像Rと左眼画像Lとが第1撮像方式により撮像されたのか、第2撮像方式により撮像されたのかを判別する。判別部12は、判別結果を制御部13に通知する。なお、判別部12は、制御部13と一体とすることができる。
制御部13は、右眼画像R及び左眼画像Lの表示制御を行う。即ち、制御部13は、判別部12から通知される判別結果に基づいて、右眼画像R及び左眼画像Lを表示する際における右眼画像Rと左眼画像Lとの時間軸上における相対位置を、右眼画像R及び左眼画像Lを撮像する際における右眼画像Rと左眼画像Lとの相対位置に揃えるように表示制御を行う。相対位置及び表示制御は本発明の特徴的部分に係るため後に詳説する。
表示部14は、制御部13による表示制御に基づいて、取得部11から取得する右眼画像R及び左眼画像Lを所定周期に合わせて表示する。本実施形態において、「所定周期に合わせて表示する」とは、右眼画像Rと左眼画像Lとが撮像された所定の周期に適合するように、右眼画像Rと左眼画像Lとを第2表示方式により表示することをいう。本実施形態に係る表示部14は、DLP方式を利用したシャッタメガネプロジェクタである。従って、表示部14は、右眼画像Rと左眼画像Lとを第2表示方式により表示する。
〈画像表示装置10の動作〉
図2は、本実施形態に係る画像表示装置10の動作を示すフロー図である。
ステップ101において、取得部11は、右眼画像Rと左眼画像Lとを取得し、撮像方式情報Pを判別部12に転送する。
ステップ102において、判別部12は、撮像方式情報Pに基づいて、右眼画像Rと左眼画像Lとが、第1撮像方式により撮像されたのか、第2撮像方式により撮像されたのかを判別し、判別結果を制御部13に通知する。
ステップ103において、制御部13は、右眼画像R及び左眼画像Lを表示する際における右眼画像Rと左眼画像Lとの相対位置を、右眼画像R及び左眼画像Lを撮像する際における右眼画像Rと左眼画像Lとの時間軸上における相対位置に揃えるように表示制御を行う。上記において用いた「相対位置」及び「表示制御」の用語については、本発明の特徴的部分に係るため後に詳説する。なお、第2表示方式と整合性のある第2撮像方式によって右眼画像Rと左眼画像Lが撮像されている場合、制御部13は、基本的には、入力された順番に従って撮影画像を表示させれば良い。
ステップ104において、表示部14は、制御部13による表示制御に基づいて、右眼画像R及び左眼画像Lを、第2表示方式によって所定周期に合わせて表示する。
〈制御部13による表示制御〉
制御部13は、表示時における右眼画像Rと左眼画像Lとの時間軸上における相対位置を、撮像時における右眼画像Rと左眼画像Lとの相対位置に揃えるように表示制御を行う。以下、相対位置について説明した後に、表示部14における表示制御の一例について説明する。
(1)右眼画像Rと左眼画像Lとの相対位置について
制御部13は、第2表示方式により右眼画像R及び左眼画像Lを表示する際における右眼画像Rと左眼画像Lとの相対位置を、第1撮像方式により右眼画像R及び左眼画像Lを撮像する際における右眼画像Rと左眼画像Lとの相対位置に揃えるように表示制御を行う。ここで、「撮像する際における右眼画像Rと左眼画像Lとの相対位置」とは、右眼画像Rが撮像された時刻と、左眼画像Lが撮像された時刻との時間軸上における相対的な位置関係である。従って、第1撮像方式により撮像されている場合、右眼画像Rと左眼画像Lとは所定周期T(1/60秒)毎に同時に撮像されているため(図13(a)参照)、時間軸上の相対位置は同じである。
また、「表示する際における右眼画像Rと左眼画像Lとの相対位置」とは、表示される右眼画像Rの輝度、表示回数及び表示時間から定まる右眼画像Rの「重心位置Cr」と、表示される左眼画像Lの輝度、表示回数及び表示時間により定まる左眼画像Lの「重心位置Cl」との時間軸上における相対的な位置関係を意味する。
従って、第1撮像方式で撮像した画像を第2表示方式で表示する場合、「表示時における右眼画像Rと左眼画像Lとの時間軸上の相対位置と、撮像時における右眼画像Rと左眼画像Lとの時間軸上の相対位置とを近似するように制御する」ことは、「重心位置Crと重心位置Clとの差を0に近づくように制御する」ことと同意である。このように、重心位置Crと重心位置Clとの差を0に近づくように制御することにより、右眼画像Rと左眼画像Lとが、視認者によって同時に視認される。
以下、右眼画像R1と左眼画像L1との「重心位置」について説明する。
図3は、右眼画像R1と左眼画像L1とを所定周期T(1/60秒)内において交互に4回ずつ表示する場合を示している。この場合、右眼画像Rの重心位置Crは、次の(イ)によって定められる。
Figure 2008252731
…(イ)
上記(イ)において、rは右眼画像R1にかかる係数であることを表し、iはいずれの表示回(1〜4回目)にかかる係数であるかを表し、Nは表示回数(4回)を表し、Wは各表示回における輝度を表し、ΔTは1回の表示当たりの表示時間を表し、Toは各表示回における表示開始時刻を表し、Tcは各表示回の表示終了時刻を表す。従って、各表示回数におけるΔTは、Tc−Toにより求められる。ここで、本実施形態における輝度とは、表示部14が、右眼画像R1又は左眼画像L1の1回の表示当たりの表示時間ΔTの間、全点灯した場合の輝度である。即ち、図3では、右眼画像R1及び左眼画像L1の各表示回における輝度は異なっている。なお、表示部14が各表示回における輝度を調整できない場合には、各表示回における輝度は一定の値となるが、この場合にも、上記(イ)は成立する。このように、上記(イ)において、表示される画像の重心位置を定義するために輝度Wをも考慮するのは、低輝度の画像に対する視覚による認識が、高輝度の画像に対する視覚による認識よりも相対的に遅れるという錯視効果(プルフリッヒ効果)を加味したためである。
同様に、左眼画像L1の重心位置Clは、Crと同様に次の(ロ)によって定義される。
Figure 2008252731
…(ロ)
上記(ロ)において、lは左眼画像L1にかかる係数であることを表し、Mは表示回数(4回)を表しており、その他については上記(イ)の場合と同様である。
制御部13は、上記(イ)により定められる右眼画像R1の重心位置Crと、上記(ロ)により定められる左眼画像L1の重心位置Clとの差|Cr−Cl|が0に近づくように、右眼画像R1と左眼画像L1との輝度、右眼画像R1と左眼画像L1との表示回数、及び表示回数1回当たりの表示時間の少なくともいずれかを制御する。
また、制御部13は、表示部14が右眼画像R2及び左眼画像L2以降の画像を表示する際においても、上記と同様に、それぞれの重心位置の差が0に近づくように制御する。
(2−1)表示回数及び表示回数1回当たりの表示時間のみを制御する場合
以上は、第2表示方式により表示される右眼画像Rと左眼画像Lの輝度、表示回数及び表示回数1回当たりの表示時間を、第1撮像方式に整合するように制御する場合について説明した。以下では、表示回数及び表示回数1回当たりの表示時間のみ(輝度についての制御は行わない)を、第1撮像方式に整合するように制御する場合について説明する。
制御部13は、所定周期T(1/60秒)において、右眼画像R1又は左眼画像L1の一方の画像の表示回数を偶数に設定し、他方の画像の表示回数を奇数に設定して交互に表示するように表示制御を行う。また、右眼画像R1について表示回数1回当たりの表示時間を均等に割り当てるとともに、左眼画像L1について表示回数1回当たりの表示時間を均等に割り当てている。従って、右眼画像R1に割り当てられる総表示時間は、左眼画像L1に割り当てられる総表示時間と等しい。
図4は、右眼画像R1の表示回数を1回、左眼画像L1の表示回数を2回として交互に表示する場合を示している。本実施形態では、制御部13は、右眼画像R1と左眼画像L1とについて、左眼画像L1を240分の1秒表示させた後、右眼画像R1を120分の1秒表示させ、続いて左眼画像L1を240分の1秒表示させるように制御する。
このような制御を行った場合、右眼画像R1の重心位置Crと左眼画像L1の重心位置Clとが、図4に示すように、x1で一致する。即ち、制御部13は、右眼画像R1の重心位置Crと、左眼画像L1の重心位置Clとの差|Cr−Cl|が0となるように、右眼画像R1と左眼画像L1との輝度、表示回数及び表示回数1回当たりの表示時間を制御している。
このことは、上記(イ)及び(ロ)から導かれる下記(ハ)が成り立つことからも確認することができる。
Figure 2008252731
・・・(ハ)
上記(ハ)に、N=1、M=2、W=1(図4では輝度を変更していないため1を代入する。)、ΔTr=1/120秒、Tor=1/240秒、Tcr=3/240秒、ΔTl=1/240秒、Tol=0秒(1回目の表示)、3/240秒(2回目の表示)、Tcl=1/240秒(1回目の表示)、4/240秒(2回目の表示)を代入すると、(ハ)は成立する。
このような制御部13の表示制御により、表示時における右眼画像Rと左眼画像Lとの時間軸上の相対位置と、撮像時における右眼画像Rと左眼画像Lとの時間軸上の相対位置とが近似することが確認された。このことは、右眼画像R2及び左眼画像L2以降についても同様である。
以上により、右眼画像R1及び左眼画像L1は、制御部13の表示制御によって、撮像された所定の周期に合わせて表示される。
(2−2)表示部14による表示
次に、表示部14(DLP方式を利用したシャッタメガネプロジェクタ)が、第2表示方式により右眼画像Rと左眼画像Lとを表示する動作について図5を用いて説明する。以下、図4に示した右眼画像R1と左眼画像L1との表示について説明する。
本実施形態では、表示部14は、微小ミラーアレイによる反射型表示素子を用いるプロジェクタである。微小ミラーアレイの一例は、Texas Instruments(商標)Inc.から入手可能なデジタル光処理(DLP)チップである。微小ミラーアレイの各ミラーは、2の異なる角度の状態を持ち、第1の状態のときは光をスクリーンに導かない黒表示であり、第2の状態のときは光をスクリーンに導く白表示であるとする。図5における斜線部分は、ミラーが第1の状態にあることを示し、斜線なき部分は、第2の状態であることを示す。第1の状態と第2の状態との時間をPWM(Pulse Width Modulation)方式により制御することにより、複数階調の輝度を表現することができる。一例として、表示期間を、16:8:4:2:1の比率で分割し、微小ミラーアレイの各ミラーが第1又は第2の状態となる時間を組合せることにより、32階調(即ち、画素値0〜31)の輝度を表現することができる。
ここで、本実施形態では、撮像時における左眼画像L1の画素値は19であり、右眼画像R1の画素値は0であるものとする。従って、表示部14は、図5(a)に示すように、左眼画像L1(画素値19)を表示する1/240秒の19/32の期間はミラーを第2の状態にするとともに、右眼画像R1(画素値0)を表示する1/120秒の期間はミラーを第1の状態にする。これにより、撮像時の輝度を変更することなく右眼画像R1と左眼画像L1とを表示することができる。
一方、以上のような複雑な制御が困難である場合には、表示部14は、図5(b)に示すように表示してもよい。即ち、左眼画像L1が表示される1回目の期間を16:8:4:2:2の比率で分割し、左眼画像L1が表示される2回目の期間を16:8:4:2の比率分割する。この場合、左眼画像L1を1回目に表示する1/240秒の20/32の期間はミラーを第2の状態にして画素値20で表示し、左眼画像L1を2回目に表示する1/240秒の18/30の期間はミラーを第2の状態にして画素値18で表示することにより、左眼画像L1の平均画素値を19として表示することができる。
以上のような表示制御によれば、以下のように立体視が可能となる。
プロジェクタの光路上には映像光を偏光させる偏光版と、偏光方向を切り替える液晶パネルが配置されている。表示素子には、右眼画像と左眼画像とを時間的に交互に表示し、右眼画像を表示しているときはS偏光となり、左眼画像を表示しているときはP偏光となるように液晶パネルを制御する。視認者は、右眼用にS偏光を透過する偏光板と、左眼用にP偏光を透過する偏光板とを備える偏光メガネを装着する。これにより右眼及び左眼に右眼画像及び左眼画像が適切に観察され、立体視が可能となる。
<作用及び効果>
本実施形態に係る画像表示装置10によれば、制御部13は、右眼画像R及び左眼画像Lを表示する際における右眼画像Rと左眼画像Lとの相対位置を、右眼画像R及び左眼画像Lを撮像する際における右眼画像Rと左眼画像Lとの相対位置に揃えるように、表示制御を行う。
具体的には、制御部13は、第1撮像方式により撮像された右眼画像Rと左眼画像Lとを第2表示方式により表示する際には、上記(イ)により定義される重心位置Crと、上記(ロ)により定義される重心位置Clとの差|Cr−Cl|が0に近づくように、右眼画像Rと左眼画像Lとの輝度、表示回数及び表示回数1回当たりの表示時間を制御する。
このように重心位置Crと重心位置Clとの差を0に近づけることにより、右眼画像Rと左眼画像Lとは、視認者によって同時に視認される。この結果、視認者に違和感を覚えさせない立体画像を表示することができる。
以上のように、|Cr−Cl|の値が0に近づく程、視認者は良質な立体画像を視認することができる。しかし、従来、第1撮像方式で撮像された右眼画像Rと左眼画像Lとを第2表示方式で表示する場合(図14(a)参照)、右眼画像Rが左眼画像Lより所定周期T(1/60秒)の半周期(T/2)遅れて表示されていた。従って、|Cr−Cl|の値がT/2より小さければ従来の表示方法と比較して有利な効果が認められる。
《第1実施形態の変形例》
図6は、右眼画像及び左眼画像がそれぞれ同時に撮像されている場合において、右眼画像、左眼画像を交互に表示させる他の例である。制御部13は、左眼画像L1を所定周期の半周期間だけ表示させた後、これと同時に撮像された右眼画像R1とこの次に撮像される右眼画像R2を合成した合成画像R1+R2を所定周期の半周期だけ表示させる。
次に、制御部13は、左眼画像L2を所定周期の半周期間だけ表示させた後、これと同時に撮像された右眼画像R2とこの次に撮像される右眼画像R3を合成した合成画像R2+R3を所定周期の半周期だけ表示させる。以下、制御部13は、同様の制御を繰り返す。
この方法によれば右眼画像と左眼画像の重心位置の相対関係を保った表示制御を行うことが可能である。いま、所定周期を1/60[s]としたとき、撮影時(図6(a))に関して、左眼画像L1の重心位置は1/120[s]であり、合成画像R1+R2の重心位置は1/60[s]となる。したがって、撮影時における2つの画像の重心位置の差は1/120[s]である。
一方、表示時(図6(b))に関しては、左眼画像L1の重心位置は1/240[s]であり、合成画像R1+R2の重心位置は3/240[s]となる。したがって、表示時における画像間の重心位置の相対時刻の差も1/120[s]であり、この相対時刻の差を同じに保つことができる。
《第2実施形態》 −第1表示方式の場合−
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態に係る画像表示装置20は、第1表示方式により右眼画像と左眼画像とを同時に、或いはほぼ同時に表示する。
〈画像表示装置20のブロック構成及び動作〉
図7は、画像表示装置20の構成を示す。本実施形態に係る画像表示装置20は、取得部21、判別部22、制御部23及び表示部24を備える。本実施形態に係る画像表示装置20では、取得部21が第2撮像方式により撮像された右眼画像Rと左眼画像Lとを取得し、表示部24が第1表示方式により右眼画像Rと左眼画像Lとを表示する。その他の構成及び動作は、上記第1実施形態に係る画像表示装置10と同様であるため説明を省略する。
以下、本実施形態に係る制御部23における、輝度、表示回数及び表示時間の制御について詳説する。
〈制御部23における表示制御〉
(1)右眼画像Rと左眼画像Lとの相対位置
制御部23は、第2撮像方式で(例えば、2台のカメラでそれぞれを用いて)撮像された右眼画像R及び左眼画像Lを、同一の表示部により表示させるための制御を行う。このために、撮像された右眼及び左眼画像の相対位置と、表示する右眼及び左眼画像の相対位置を揃えるような制御を行う。
ここで、「撮像時における右眼画像Rと左眼画像Lとの時間軸上の相対位置」とは、右眼画像Rが撮像された時刻と、左眼画像Lが撮像された時刻との時間軸上における相対的な位置関係を意味する。従って、第2撮像方式により撮像されている場合、右眼画像Rと左眼画像Lとは所定周期T(1/60秒)の半周期T/2(1/120秒)差で交互に撮像されている(撮像フレーム期間が所定周期の半周期間ずれている)ため(図13(b)参照)、時間軸上の相対位置はT/2(1/120秒)である。
また、「表示時における右眼画像Rと左眼画像Lとの時間軸上の相対位置」とは、表示される右眼画像Rの輝度、表示回数及び表示時間により定まる右眼画像Rの「重心位置Cr」と、表示される左眼画像Lの輝度、表示回数及び表示時間によって定まる左眼画像Lの「重心位置Cl」との時間軸上における相対的な位置関係を意味する。
従って、第2撮像方式で撮像した画像を第1表示方式で表示する場合、「表示時における右眼画像Rと左眼画像Lとの時間軸上の相対位置と、撮像時における右眼画像Rと左眼画像Lとの相対位置とを近似するように制御する」ことは、「重心位置Crと重心位置Clとの差をT/2に近づくように制御する」ことと同意である。このように、重心位置Crと重心位置Clとの差をT/2に近づくように制御することにより、右眼画像Rと左眼画像Lとは、視認者によって交互に視認される。
以下、右眼画像R1と左眼画像L2との「重心位置」について説明する。
図8は、右眼画像R1と左眼画像L2とを4回ずつ表示し、かつ、重心位置Crと重心位置Clとの差をT/2とする場合について示している。
この場合、右眼画像Rの重心位置Crは、次の(二)によって定義される。なお、下記(二)は上記(イ)と同じである。
Figure 2008252731
…(二)
上記(二)において、rは右眼画像R1にかかる係数であることを表し、iはいずれの表示回(1〜4回目)にかかる係数であるかを表し、Nは表示回数(4回)を表し、Wは各表示回における輝度を表し、ΔTは各表示回数1回当たりの表示時間を表し、Toは各表示回における表示開始時刻を表し、Tcは各表示回の表示終了時刻を表す。従って、各表示回数におけるΔTは、Tc−Toにより求められる。ここで、本実施形態における輝度とは、表示部14が、右眼画像R1又は左眼画像L1の1回の表示当たりの表示時間ΔTの間、全点灯した場合の輝度である。
同様に、左眼画像L2の重心位置Clは、Crと同様に次の(ホ)によって定義される。なお、下記(ホ)は上記(ロ)と同じである。
Figure 2008252731
…(ホ)
上記(ホ)において、lは左眼画像L2にかかる係数であることを表し、Mは表示回数(4回)を表しており、その他については上記Crの場合と同様である。
制御部23は、上記(二)により定められる右眼画像R1の重心位置Crと、上記(ホ)により定められる左眼画像L1の重心位置Clとの差|Cr−Cl|がT/2に近づくように、右眼画像R1と左眼画像L2との輝度、表示回数及び表示回数1回当たりの表示時間を制御する。
また、制御部23は、表示部24が右眼画像R3及び左眼画像L4以降の画像を表示する際においても、上記と同様に、それぞれの重心位置の差がT/2に近づくように制御する。
(2−1)表示回数及び表示回数1回当たりの表示時間のみを制御する場合
以上は、右眼画像Rと左眼画像Lとの撮像時における輝度、表示回数及び表示回数1回当たりの表示時間を、第1表示方式に整合するように制御する場合について説明した。以下では、表示回数及び表示回数1回当たりの表示時間のみを、第1表示方式に整合するように制御する場合について説明する。以下においても、右眼画像R2と左眼画像L1との制御について説明する。
制御部23は、右眼画像R2又は左眼画像L1のうち一方の画像が他方の画像より所定周期(1/60秒)の半周期遅れて表示されるように、右眼画像R2と左眼画像L1との表示制御を行う。
図9は、右眼画像R2及び左眼画像L1の表示回数を1回として同時に表示する場合を示している。また、右眼画像R2と左眼画像L1との1回当たりの表示時間は、それぞれが撮像された所定周期T(1/60秒)である。
図9に示すように、制御部23は、交互に撮像された左眼画像L1と右眼画像R2とをそれぞれ60分の1秒ずつ表示させるとともに、図13(b)に示すように後に撮像された右眼画像R2を左眼画像L1から120分の1秒だけ遅れて表示させるように制御する。なお、微小ミラーアレイによる反射型表示素子を用いたプロジェクタである表示部24は、輝度、表示回数及び表示時間を、上記第1実施形態に記載したのと同様に制御することができる。
以上のような表示制御によれば、以下のように立体視が可能となる。
DLPプロジェクタを2台準備し、右眼用のプロジェクタはS偏光の映像光を投射し、左眼用のプロジェクタはP偏光の映像光を投射することにより、右眼画像と左眼画像とを同時に表示する。視認者は、右眼用にS偏光を透過する偏光板と、左眼用にP偏光を透過する偏光板とを備える偏光メガネを装着する。これにより右眼及び左眼に右眼画像及び左眼画像が適切に観察され、立体視が可能となる。
このような制御を行った場合、図9に示すように、左眼画像L1の重心位置Clと右眼画像R2の重心位置Crとは、時間軸上のy1とy2となり、1/120秒の差が生じる。即ち、制御部23は、右眼画像R2の重心位置Crと、左眼画像L1の重心位置Clとの差|Cr−Cl|がT/2(1/120秒)となるように制御している。
このことは、上記(二)及び(ホ)から導かれる下記(へ)が成り立つことからも確認することができる。
Figure 2008252731
・・・(ヘ)
上記(へ)に、N=1、M=1、W=1(図9では輝度を変更していないため1を代入する。)、ΔTr=1/60秒、Tor=1/120秒、Tcr=3/120秒、ΔTl=1/60秒、Tol=0秒、Tcl=2/120秒を代入すると、上記(へ)は成り立つ。
以上より、制御部23が、右眼画像R2と左眼画像L1とが所定周期表示されるとともに、右眼画像R2又は左眼画像L1のうち一方が他方より所定周期の半周期遅れて表示されるように制御することにより、表示時における右眼画像R2と左眼画像L1との時間軸上の相対位置と、撮像時における右眼画像R2と左眼画像L1との時間軸上の相対位置とが近似することが確認される。
このことは、右眼画像R4及び左眼画像L3以降についても同様である。
<作用・効果>
本実施形態に係る画像表示装置20によれば、制御部23は、右眼画像R及び左眼画像Lを表示する際における右眼画像Rと左眼画像Lとの相対位置を、右眼画像R及び左眼画像Lを撮像する際における右眼画像Rと左眼画像Lとの相対位置に揃えるように表示制御を行う。
具体的には、制御部23は、第2撮像方式により撮像された右眼画像Rと左眼画像Lとを第1表示方式により表示する際には、上記(二)により定義される右眼画像Rの重心位置Crと、上記(ホ)により定義される左眼画像Lの重心位置Clとの差|Cr−Cl|が所定周期の半周期(T/2)に近づくように、右眼画像Rと左眼画像Lとの輝度、表示回数及び表示時間を制御する。
このように重心位置Crと重心位置Clとの差をT/2に近づけることにより、右眼画像Rと左眼画像Lとは、視認者によって交互に視認される。この結果、視認者に違和感を覚えさせない立体画像を表示することができる。
以上のように、|Cr−Cl|の値がT/2に近づく程、視認者は良質な立体画像を視認することができる。ところで、従来、第2撮像方式で撮像された右眼画像Rと左眼画像Lとを第1表示方式で表示する場合(図14(b)参照)、右眼画像Rが左眼画像Lに対して本来表示されるべきタイミングより所定周期T(1/60秒)の1/2の期間早く表示されていた。従って、|Cr−Cl|の値は、Tより小さければ従来の表示方法と比較して有利な効果が認められる。
〈第2実施形態の変形例〉
次に本実施形態の変形例について説明する。
本変形例では、右眼画像R及び左眼画像Lがそれぞれ交互に撮像されており、右眼画像R及び左眼画像Lのうち、一方の画像の所定周期は、他方の画像の所定周期と所定周期の半周期(T/2)の差を有している(図13(b)参照)。
制御部23は、一方の画像と所定周期が重複している複数の他方の画像が合成された合成画像を取得して、一方の画像及び合成画像の表示タイミングを揃えるように表示制御を行う。
具体的には、図10に示すように、左眼画像L(L1,L3,L5・・・)が所定周期T(1/60秒)の時間だけ表示され、又、左眼画像Lが撮像された周期の前後の周期(図13(b)参照)において撮像された右眼画像Rの合成画像(R2+R4、R4+R6、R6+R8・・・)が所定周期T(1/60秒)の時間だけ表示される。この場合、左眼画像Lは、合成画像より所定周期Tの半周期(1/120秒)遅れて表示させるように制御する。
このようなフレーム補間方法としては、例えば、以下の3つの方法、もしくはその組み合わせを用いることができる。
第1の方法は、右眼画像R2のフレームと右眼画像R4のフレームの同じアドレス(x,y)の画素値を所定の割合(寄与率)で足し合わせて、合成画像(R2+R4)の同じアドレス(x,y)の画素値とする方法である。寄与率が共に50%であれば、合成画像の重心はR2のフレームとR4のフレームの中心となる。寄与率に応じて、合成画像の重心位置を移動させることもできる。
第2の方法は、右眼画像R2のフレームと右眼画像R4のフレームとの対応点マッチングを取り、R2のフレームとR4のフレームの同じ情報を示すと判定された対応点の中心位置に対応する、合成画像(R2+R4)のアドレスの画素値を、対応点の画素値とする方法である。合成画像の重心はR2のフレームとR4のフレームの中心となる。また、対応点を結んだ線上の他の点を選択することで、合成画像の重心位置を移動させることもできる。
第3の方法は、フレームを領域に分割し、演算により動きベクトルを取得し、間の合成画像を生成する方法である。合成画像(R2+R4)の1フレームを生成する際の動き予測には、少なくとも前の周期に撮像された右眼画像R2のフレームと後の周期に撮像された右眼画像R4のフレームとを利用し、合成画像のフレームにおける各領域の表示位置を判定し合成画像を生成する。
なお、以上のフレーム補間方法では、合成画像を生成するために利用する各画像フレームの画素値の寄与率に応じて、合成画像の重心位置を移動させることができる。また、3つ以上の画像フレームを利用して合成画像を生成する場合には、各画像フレームの画素値の寄与率を考慮して重心を求めることができる。
表示部24は、以上のような表示制御に基づいて、右眼画像Rと左眼画像Lとを第1表示方式により同時に表示する。
このように制御した場合、図10に示したように、右眼画像R4が、左眼画像L3とL5との間で表示されるのと同様の効果が生まれる。即ち、図13(b)に示すように、所定周期の半周期差で交互に撮像された右眼画像Rと左眼画像Lとが、所定周期Tの半周期差で交互に表示される。従って、本変更例に係る制御部23は、右眼画像R及び左眼画像Lを表示する際における右眼画像Rと左眼画像Lとの相対位置を、右眼画像R及び左眼画像Lを撮像する際における右眼画像Rと左眼画像Lとの相対位置に揃えるように、表示制御を行っている。
《その他の実施形態》
本発明は上記の実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、上記実施形態では、右眼画像Rと左眼画像Lとが撮像される所定周期Tを60分の1秒としたが、動画として認識される程度に短い周期であればよい。
又、上記実施形態では、表示部14及び24として、微小ミラーアレイによる反射型表示素子を用いるプロジェクタを用いたが、プラズマディスプレイ等の自発光型ディスプレイや液晶ディスプレイ等の非自発光型ディスプレイを用いても同様の効果を得ることができる。プラズマディスプレイ等の場合における表示画像データの制御は、微小ミラーアレイによる反射型表示素子を用いるプロジェクタの場合と同様に行うことができる。液晶ディスプレイ等の場合における表示画像データの制御は、PWM制御の代わりに、各画素への印加電圧により透過率を制御することで行うことができる。
又、上記第1実施形態では、TcとToとが一致するものとして記載したが(図3参照)、TcとToとは離れていてもよい。
又、上記第1実施形態では、制御部13が輝度のみ変更しない場合について記載したが、輝度のみ変更する場合であっても、|Cr−Cl|<T/2の関係を満たす限り、同様の効果が得られる。具体的には、図11(a)に示すように、図14(a)に示す従来の表示制御と同様に表示する場合であっても、左眼画像L1の輝度を小さくすることにより、左眼画像L1の重心位置と右眼画像R1の重心位置との相対位置の差を0に近づけることができる。また、図11(b)に示すように表示する場合であっても、左眼画像L1の輝度を小さくする一方、右眼画像R1の輝度を大きくすることにより、左眼画像L1の重心位置と右眼画像R1の重心位置との相対位置の差を0に近づけることができる。このように、本発明によれば、|Cr−Cl|<T/2の関係を満たす限り、様々な制御方法を採ることができる。
又、上記第2実施形態では、制御部13が輝度のみ変更しない場合について記載したが、輝度のみ変更する場合であっても、0<|Cr−Cl|<Tの関係を満たす限り、同様の効果が得られる。具体的には、図12(a)に示すように、図14(b)に示す従来の表示方法と同様に表示する場合であっても、右眼画像R1の輝度を小さくすることにより、左眼画像L1の重心位置と右眼画像R1の重心位置との相対位置の差をT/2に近づけるることができる。このように、本発明によれば、0<|Cr−Cl|<Tの関係を満たす限り、様々な表示制御を行うことができる。
又、上記第2実施形態では、第1撮像方式により撮像された右眼画像Rと左眼画像Lとを、第2表示方式により表示する場合について説明したが、第2撮像方式により撮像された右眼画像Rと左眼画像Lとを、図14(c)に示すような第2表示方式により表示する場合であっても、T/2K<|Cr−Cl|<T(1−1/2K)の関係を満たす限り、同様の効果が得られる。ここで、Kは正の整数を表す。具体的には、図12(b)に示すように、左眼画像L1の輝度を大きくするとともに、右眼画像R2の輝度を小さくすることにより、左眼画像L1の重心位置と右眼画像R1の重心位置との相対位置の差をT/2に近づけることができる。このように、第2撮像方式により撮像された右眼画像Rと左眼画像Lとを、第2表示方式により表示する場合には、T/2K<|Cr−Cl|<T(1−1/2K)の関係を満たす限り、様々な表示制御を行うことができる。
又、上記実施形態では、判別部12が撮像方式情報Pに基づいて、撮像方式を自動的に判別することとしたが、手動により撮像方式を制御部13に入力してもよい。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
第1実施形態に係る画像表示装置の構成を示す図である。 第1実施形態に係る画像表示装置の動作を示す図である。 第1実施形態に係る画像表示装置における表示制御を説明するための図である。 第1実施形態に係る画像表示装置における表示制御を説明するための図である。 第1実施形態に係る画像表示装置における表示制御を説明するための図である。 第1実施形態に係る画像表示装置における他の表示制御を説明するための図である。 第2実施形態に係る画像表示装置の構成を示す図である。 第2実施形態に係る画像表示装置における表示制御を説明するための図である。 第2実施形態に係る画像表示装置における表示制御を説明するための図である。 第2実施形態に係る表示画像データの構成を示す図である。 第1実施形態に係る画像表示装置における表示制御を説明するための図である。 第2実施形態に係る画像表示装置における表示制御を説明するための図である。 従来の第1撮像方式及び第2撮像方式の概要を示す図である。 従来の画像表示装置における表示制御を説明するための図である。
符号の説明
Cl…重心位置、Cr…重心位置、L…左眼画像、P…撮像方式情報、R…右眼画像、T…所定周期、W…輝度、10…画像表示装置、11…取得部、12…判別部、13…制御部、14…表示部、20…画像表示装置、21…取得部、22…判別部、23…制御部、24…表示部

Claims (11)

  1. 両眼視差による立体知覚を利用して立体視させるための右眼画像及び左眼画像からなる立体画像を表示する画像表示装置であって、
    撮像装置により撮像された右眼画像と、左眼画像とを入力する入力部と、
    これらの画像を表示する際における右眼画像と左眼画像の相対位置と、撮像する際における右眼画像と左眼画像の相対位置が揃っていない場合に、表示時の相対位置と撮像時の相対位置を揃えるように表示制御を行う制御部と、
    前記制御部による表示制御に基づいて、右眼及び左眼画像を表示する表示部とを備えることを特徴とする画像表示装置。
  2. 両眼視差による立体知覚を利用して立体視させるための右眼画像及び左眼画像からなる立体画像を表示する画像表示装置であって、
    撮像装置により撮像された右眼画像と、左眼画像とを入力する入力部と、
    右眼画像及び左眼画像を表示する表示部と、
    前記表示部の仕様に応じて、入力部に入力された右眼画像及び左眼画像の輝度、表示時間、表示順序、所定周期あたりの表示回数を制御する制御部を備えることを特徴とする画像表示装置。
  3. 右眼画像及び左眼画像がそれぞれ同時に撮像される場合において、
    前記制御部は、右眼画像及び左眼画像の輝度、右眼画像及び左眼画像の表示回数、及び、表示回数1回当たりの表示時間の少なくともいずれかを下記数1を満たすように制御し、
    Figure 2008252731
    (数1において、Nは右眼画像の表示回数を表し、Wrは右眼画像の輝度を表し、ΔTrは右眼画像の表示回数1回当たりの表示時間を表し、Torは右眼画像の表示開始時刻を表し、Tcrは右眼画像の表示終了時刻を表し、Mは左眼画像の表示回数を表し、Wlは左眼画像の輝度を表し、ΔTlは左眼画像の表示回数1回当たりの表示時間を表し、Tolは左眼画像の表示開始時刻を表し、Tclは左眼画像の表示終了時刻を表し、Tは前記所定周期を表す。)
    前記表示部は、右眼画像と左眼画像とを交互に表示することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  4. 右眼画像及び左眼画像がそれぞれ同時に撮像される場合において、
    前記制御部は、前記右眼画像及び前記左眼画像のうち、一方の画像の表示回数を偶数に設定し、他方の画像の表示回数を奇数に設定し、
    前記表示部は、前記右眼画像と前記左眼画像とを交互に表示することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  5. 前記制御部は、前記右眼画像について表示回数1回当たりの表示時間を均等に割り当てるとともに、前記左眼画像について表示回数1回当たりの表示時間を均等に割り当てており、
    前記右眼画像に割り当てられる総表示時間は、前記左眼画像に割り当てられる総表示時間と等しいことを特徴とする請求項4に記載の画像表示装置。
  6. 右眼画像及び左眼画像がそれぞれ交互に撮像される場合において、
    前記制御部は、右眼画像及び左眼画像の輝度、右眼画像及び左眼画像の表示回数、及び、表示回数1回当たりの表示時間の少なくともいずれかを下記数2を満たすように制御し、
    Figure 2008252731
    (数2において、Nは右眼画像の表示回数を表し、Wrは右眼画像の輝度を表し、ΔTrは右眼画像の表示回数1回当たりの表示時間を表し、Torは右眼画像の表示開始時刻を表し、Tcrは右眼画像の表示終了時刻を表し、Mは左眼画像の表示回数を表し、Wlは左眼画像の輝度を表し、ΔTlは左眼画像の表示回数1回当たりの表示時間を表し、Tolは左眼画像の表示開始時刻を表し、Tclは左眼画像の表示終了時刻を表し、Tは前記所定の周期を表す。)
    前記表示部は、右眼画像と左眼画像とを同時に表示することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  7. 前記表示部は複数の映像を同時に表示可能であって、撮像装置が交互に撮像することで得られた右眼及び左眼画像を前記複数の表示部を用いて表示させるとき、
    前記制御部は、右(左)眼画像の表示期間が、複数の連続する左(右)眼画像の表示期間と重複するよう、右眼画像、左眼画像を表示させる制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  8. 前記表示部は複数の映像を同時に表示可能であって、撮像装置が交互に撮像することにより得られた右眼及び左眼画像を前記複数の表示部を用いて表示させるとき、
    前記制御部は、右(左)眼画像と撮像フレーム期間が重複している複数の左(右)眼画像を少なくとも含む複数の画像を合成した合成画像を生成し、右(左)眼画像と合成画像の表示タイミングを揃えるように表示制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  9. 右眼画像及び左眼画像がそれぞれ所定周期で交互に撮像されている場合において、
    前記制御部は、右眼画像及び左眼画像の輝度、右眼画像及び左眼画像の表示回数、及び、表示回数1回当たりの表示時間の少なくともいずれかを下記数3を満たすように制御し、
    Figure 2008252731
    (数3において、Nは右眼画像の表示回数を表し、Wrは右眼画像の輝度を表し、ΔTrは右眼画像の表示回数1回当たりの表示時間を表し、Torは右眼画像の表示開始時刻を表し、Tcrは右眼画像の表示終了時刻を表し、Mは左眼画像の表示回数を表し、Wlは前記左眼画像の輝度を表し、ΔTlは左眼画像の表示回数1回当たりの表示時間を表し、Tolは左眼画像の表示開始時刻を表し、Tclは左眼画像の表示終了時刻を表し、Tは前記所定周期を表し、Kは正の整数を表す。)
    前記表示部は、右眼画像と左眼画像とを交互に表示することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  10. 右眼画像及び左眼画像の少なくとも一方には、右眼画像及び左眼画像が交互に撮像されたか、同時に撮像されたかを示す撮像方式情報が付加されており、
    前記制御部は、前記撮像方式情報に基づいて前記制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  11. 複数の撮像装置のそれぞれにより右眼及び左眼画像がほぼ同じタイミングで順次撮像されるとき、
    前記制御部は、
    前記右(左)眼画像と同時に撮像される左(右)眼画像とこの次に撮像される左(右)眼画像を少なくとも含む複数の画像から合成した合成画像を生成し、
    前記右(左)眼画像を前記所定周期の半周期間、前記表示部により表示させた後、前記合成画像を前記所定周期の半周期間、前記表示部により表示させる制御を繰り返し行うことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
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