JP2008251057A - 顧客ポイント付与システム - Google Patents

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JP2008251057A JP2008185703A JP2008185703A JP2008251057A JP 2008251057 A JP2008251057 A JP 2008251057A JP 2008185703 A JP2008185703 A JP 2008185703A JP 2008185703 A JP2008185703 A JP 2008185703A JP 2008251057 A JP2008251057 A JP 2008251057A
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Abstract

【課題】
興行場所に設置された情報端末装置により、興行参加者の利用履歴情報の収集を可能とし、興行参加者へ支払った金額以外の尺度によってもポイントを付与することにより、効果的に興行への参加・利用促進を図る。
【解決手段】
データベースセンターと、通信手段を介して前記データベースセンターに接続された複数の情報端末装置と、を備える顧客ポイント付与システムにおいて、前記情報端末装置は、顧客に対して予め配布され、各顧客に割り当てられた顧客識別番号を記憶した記憶媒体を挿入して前記記憶媒体から前記顧客識別番号を読み取り、顧客が参加した興行コンテンツの識別番号と関連付けて1件の利用履歴として記憶し、一定時間ごとにデータベースセンターに転送する。また、前記データベースセンターでは、前記利用履歴から、興行コンテンツの上映・上演時間に相関したポイント計数処理を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、サービス事業者または興行主が情報端末を通じて、顧客の利用に関連したマーケティング情報の収集、分析を行うとともに、顧客の利用を促進させ固定客化を図るために、利用頻度に応じた特典(ポイント)付与を行うシステムに関する。
映画、音楽、イベント、スポーツ等の興行において、チケット販売を目的とした装置、情報処理システムは存在するが、興行に参加した観客への販売促進や付加価値サービスを行うことを前提としたものはなかった。一方、一般の物販、交通サービス業等においては、顧客を固定化するために、利用頻度、購買金額の累積、交通サービスにおける利用距離の蓄積、等に応じた特典を顧客に返す販売促進の方法は存在する。これらは計数の単位が回数であれ、距離であれ、それらは料金と比例する関係にあり、結局は顧客の支払った金額に応じて特典を付与するものといえる。
本発明では、映画、音楽、イベント、スポーツ等の興行において、興行に参加した顧客への販売促進と付加価値サービスを可能とする仕組みを提供する。特に、興行参加に費やした時間など、興行参加者の支払った金額以外の他の尺度によってポイントを計数することにより、興行との一体感を醸成し、顧客の心理に訴え、従来にない固定化と、興行への参加促進の効果を狙うことを可能とした仕組みを提供する。
請求項1に記載の発明は、データベースセンターと、通信手段を介して前記データベースセンターに接続された複数の情報端末と、を備えるポイント付与システムにおいて、前記情報端末は、顧客識別番号を読みとる読み取り手段と、その時に顧客が受けたサービス、上映されたコンテンツまたはスポーツイベントの識別番号を、前記読み取り手段が読みとった顧客識別番号と関連付けて、アテンドデータとして、一時的に記憶する記憶装置と、前記記憶装置に記憶された前記アテンドデータを、あるタイミングで前記通信手段を介して前記データベースセンターへ送信する送信制御部と、を備え、
前記データベースセンターは、前記情報端末から送信された前記アテンドデータを受信する受信手段と、前記アテンドデータを記憶するデータベースと、前記データベースのデータから顧客の利用に応じたポイントを計数し、前記顧客番号に関連づけてデータベースに記憶するポイント計数処理部と、を備えるように構成する。
上記のように構成された顧客ポイント付与システムによれば、顧客が映画館またはイベント会場などに入場する際、会場入口に設置された情報端末に入場券とともに記憶媒体を挿入すると、記憶媒体から顧客識別情報が、入場券からコンテンツ(イベントまたはサービス)識別情報が、それぞれ取得されて1件のアテンドレコードとして、記憶装置内に記憶される。送信制御部はあるタイミングで(一日一回定期的に、またはイベント終了後など)記憶装置内に蓄積されたアテンドレコードをデータベースセンターに送信する。データベースセンターではアテンドレコードを受信しデータベースに記憶し、ポイント計数処理部の働きにより顧客毎に利用ポイントを計数する。ポイント値が一定の値に達した顧客には何らかの特典を付与されたことを通知する。こうして顧客へのポイント付与による利用促進と顧客の固定化が図られる。
請求項2に記載の発明は、データベースの中に、サービス事業者または興行主が提供するサービス品目、イベントまたはコンテンツ品目ごとに、それらの識別番号と、対応するポイント係数、またはポイント基準値を予め定めた表を設定しておき、ポイント計数部はこの表を参照して顧客毎のポイントを計数する請求項1に記載の顧客ポイント付与システムである。こうすることにより、サービス事業者または興行主は入場料金と直接相関のないポイント計算方法を採ることができる。
請求項3に記載の発明は、データベースの中に、サービス事業者または興行主が提供するサービス品目、イベントまたはコンテンツ品目ごとに、それらの識別番号と、それらの興行予定時間(映画等の上映時間)に相関するポイント係数、またはポイント基準値を設定した表を設定しておき、ポイント計数処理部はこの表を参照して顧客毎のポイントを計数する請求項1に記載の顧客ポイント付与システムである。こうすることにより、利用者がそのサービス、イベント、上映に参加するために費やした時間に応じたポイント計算方法を採ることができ、熱心な顧客にはより多くの特典を与えることにより、より効果的に顧客の固定化と利用促進を図ることができる。
請求項4に記載の発明は、データベースの中に、イベント当日または顧客が利用した日付、時点ではじめて確定される条件(イベント実施条件)に応じたポイント補正係数、またはポイント補正値をイベント終了後に記録しておき、ポイント計数処理部はポイント計算の際、このイベント実施条件に応じた補正係数、または補正値も加味して計数することを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3に記載の顧客ポイント付与システムである。こうすることにより、当日の天候、気象条件、入場者数、等に応じて、ポイントを増減させることができ、熱心な顧客にはより多くの特典を与え、興行との一体感を醸成せしめることにより、より効果的に顧客の固定化と利用促進を図ることができる。
請求項5に記載発明は、データベースセンターと、通信手段を介して前記データベースセンターに接続された複数の情報端末と、を備えたシステム構成に置いて、前記情報端末は、顧客識別番号を読みとる読み取り手段と、前記読み取り手段により読みとった前記顧客識別番号を、顧客の参加した興行コンテンツの識別番号と関連づけて、アテンドデータとして一時的に記憶する記憶装置と、前記記憶装置に記憶された前記アテンドデータを、前記通信手段を介して前記データベースセンターへ送信する送信制御部と、を備え、前記データベースセンターは、前記情報端末から送信された前記データを受信する受信手段と、前記アテンドデータを記憶するデータベースと、を備えるよう構成する。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の顧客ポイント付与システムにおいて、前記データベースセンターに、顧客に当該顧客の興行コンテンツへの参加履歴を通知する顧客通知手段を備えることを特徴とする顧客ポイント付与システムである。例えば、顧客に電子メールを送付したり、顧客別の専用Web頁を用意し、そこにカスタマイズした情報を掲示するものである。
請求項7に記載の発明は、請求項1から請求項6のいずれかに記載の顧客ポイント付与システムにおいて、前記顧客識別番号読取り手段は、顧客に対して予め配布され、各顧客に割り当てられた顧客識別番号を記憶した記憶媒体を挿入されて、前記記憶媒体から前記顧客識別番号を読取ることを特徴とするものである。今日広く利用されている磁気カードや、今後普及が予想されるICカードをそのような記憶媒体として用いることが考えられる。
本発明にかかるシステムによれば、映画等の興行、スポーツ等の観戦等において、顧客を固定化するために、顧客の利用頻度に応じて特典付与を行うに当たり、単純に金銭に比例させるのではなく、上映・上演時間など、顧客の支払った金額以外の他の尺度によってポイントを計数することにより、より熱心な顧客により多くのポイントを与えることが可能になるので、顧客の心理に訴え、興行と一体感のある利用を促し、従来にない固定化の効果を狙うことが可能となる。
また、このような仕組みを持たせることにより、顧客の顧客カード利用が促進され、顧客のマーケティング情報がより容易に収集される。情報端末装置10は入場券のチェックを行うだけでなく、顧客の興行への参加動向を把握する情報収集装置として利用することができる。さらに、本発明によるシステムではデータベースセンター50において、様々な分析が行える構成となっているため、興行主の必要とする様々なマーケティング分析が可能である。
以下本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1に本発明の実施形態にかかる顧客ポイント付与システム100の概略を示す。本実施形態による顧客ポイント付与システムは、大別して、情報端末装置10と、データベースセンター50により構成され、両者は通信路2により接続されている。尚、実際には複数の情報端末10がデータベースセンター50と接続されるが、説明の便宜上、図1においては一つの情報端末のみ示す。
以下の説明では、映画の上映、観劇の上演、イベント実施、スポーツの試合の実施など、どこか空間的に決められた場所に人を集めて、一定時間娯楽を提供するサービスを行う主体を興行主と表現する。前記提供されるサービス自体を興行コンテンツと表現する。前記空間的に決められた場所を興行場所と表現する。興行場所に行って提供される娯楽サービスを受ける人、受けた人を観客と表現する。観客に成り得る顧客カードを所有している人を顧客と表現する。
先ず、顧客ポイント付与システム100の動作の概要を説明する。本発明による顧客ポイント付与システム100においては、顧客は、各人が予め配布された自己専用の顧客カード4を有している。観客は興行場所に入場する際、入場券または入場料金とともに顧客カード4を情報端末装置10に挿入する。観客にとっては入場券または入場料金の投入の他に顧客カード4を挿入するのは手間であるが、顧客カード4の挿入によりポイントがたまり、いずれは特典として自分に返ってくるのを知っているので、問題ではない。
顧客カード4にはその顧客の識別番号を記憶しており、情報端末装置10は、興行への参加に関連する様々な情報を当該識別番号と関連づけてアテンドレコードとして、情報端末10内に一時的に記憶する。情報端末10は、所定時間毎に前記アテンドレコードをデータベースセンター50へ送信する。データベースセンター50は、送信された情報を整理し、各顧客毎のポイント値を更新してデータベースに記憶するとともに、必要に応じてデータの分析を行う。このようにして顧客の利用促進と、固定化を図るポイント付与が行われる。
続いて、顧客ポイント付与システム100の各構成部分について、より詳細に説明する。
先ず、顧客カード4について図2を参照して説明する。顧客カード4は、各顧客を識別するためのカードであり、所定の申請手続きを行うことにより、本システムの管理者が発行する。図2(A)に、顧客カードの申込書の一例を示す。図示のように、顧客カードの申込者は自己の氏名、住所、電子メールアドレス、性別、職業などの所定の情報を申込書に記入し、顧客カードの申請を行う。これに対して、システム管理者は、申請者に顧客識別番号を割り当て、当該顧客識別番号が磁気的に記録された顧客カード4を申請者に発行する。図2(B)に顧客カード4の例を示す。顧客識別番号は磁気ストライプ5の部分に記憶される。本発明においては、顧客が自己のカード4を情報端末装置10に挿入することにより興行コンテンツを個々の顧客と関連付けることが可能となる。
次に情報端末装置10の構成について図1及び図3を参照して説明する。図1は情報端末装置10の機能ブロックを示しており、図3はその外観を示している。先ず、情報端末装置10の外観について図3を参照して説明する。情報端末装置10の正面パネル上には、操作ガイド表示器11、入場チケット挿入口12および顧客カード挿入口13が設けられている。観客は興行場所への入場の際、操作ガイド表示器11の指示に従って、入場チケットをチケット挿入口12に挿入し、同時に顧客カード4を顧客カード挿入口13に挿入する。
次に、図1を参照して、情報端末10の機能ブロックについて説明する。情報端末10は利用履歴ファイル14を有し、この中に顧客のアテンドレコードが一時的に記憶される。利用履歴ファイル14には、入場チケット処理部15、顧客カード処理部16、クロック17、などが接続されている。
入場チケット処理部15は、情報端末装置10の正面パネルに設けられた入場チケット挿入口12と連動し、挿入された入場チケットの磁気ストライプに記憶された興行コンテンツ識別番号、興行コンテンツ価格を読みとり、利用履歴ファイル14へ送る。
顧客カード処理部16は、情報端末装置10の正面パネルに設けられた顧客カード挿入口13と連動し、挿入された顧客カード4の磁気ストライプ5に記憶された顧客識別番号を読みとり、利用履歴ファイル14へ送る。
クロック17は情報端末10内部に設けられたカウンタまたはMPUなどにより構成され、日時を管理している。顧客が興行場所の情報端末10に入場チケットと顧客カードを挿入した時刻を利用履歴ファイル14へ送信する。
以上の構成により、観客が情報端末10に入場チケットと顧客カード4を挿入すると、興行コンテンツ識別番号、コンテンツ価格、顧客識別番号、その時の時刻が1件のアテンドレコードとして利用履歴ファイル14に送られ、一時的に記憶される。
また、情報端末装置10は、各情報端末装置固有の情報を記憶している、情報端末装置個別設定ファイル18を有する。情報端末固有の情報とは、その端末装置自身の識別番号などである。さらに、情報端末装置10は制御部19を有する。制御部19は情報端末装置10内の各構成部を統括的に制御するとともに、データベースセンター50との通信の制御も行う。
次に、図1を参照してデータベースセンター50の構成について説明する。データベースセンター50は利用履歴データベース52、興行マスターデータベース54、情報端末装置マスターデータベース56、顧客マスターデータベース58、及び分析用データベース62を含む。
利用履歴データベース52は、各情報端末10の利用履歴ファイル14に貯えられたアテンドレコードを集めて記憶するデータベースであり、通信路2および通信サーバー68を介してアテンドレコードを受け取る。1件のアテンドレコードは情報端末識別番号、顧客識別番号、興行年月日、
記録時刻、興行コンテンツ識別番号、興行コンテンツ価格などのデータを含む。
興行マスターデータベース54は、興行コンテンツに関するデータを興行コンテンツごとに記憶している。具体的には、コンテンツ識別番号、コンテンツ名称、コンテンツ上演日時、出演・出場者(対戦チーム名)、上映(上演、所用)予定時間、ポイント計数時に参照されるポイント基準値(ポイント係数)、入場者数、当日気温、当日天候、結果(勝敗)、ポイント補正値(補正係数)などを記憶する。
情報端末装置マスターデータベース56は、各情報端末装置10についてのデータを記憶する。具体的には、情報端末装置の識別番号、各情報端末装置の設置場所、情報端末装置の形式などである。
顧客マスターデータベース58は、顧客カード4を所有する各顧客に対する情報(顧客の識別番号、氏名、住所、性別、電子メールアドレスなど)を記憶する。これらは図2(A)に示す申込書に記載された事項である。また各顧客に対応付けられた累計ポイント数も記憶されている。
分析用データベース62は、興行コンテンツの販売履歴データの分析に使用されるデータベースであり、データベースサーバー66の制御下で各データベース52乃至58から必要なデータを取り出し、分析処理を行う際に使用される。
また、データベースセンター50は、ポイント計数処理部65を備える。ポイント計数処理部65は、前述のポイント数の計算を行う。ポイント数計算の詳細については後述する。
データベースセンター50は、更にプリンタなどの出力部64を有し、分析結果や各データベースに記憶された情報の表示などを行う。またデータベースセンター50の全体を管理するコントローラ63が設けられている。
次に、顧客ポイントシステム100の動作について説明する。
本システムにおいては、先ず顧客がシステム管理者(データベースセンター)に対して、顧客カードの申請を行う。この手続を図4を参照して説明する。まず、顧客は図2(A)に示すような申込書に必要事項を記入し(ステップS10)、カード発行の申請を行う(ステップS12)。データベースセンター50では、申し込み書に記入された情報を顧客マスターデータベース58へ入力し(ステップS14)、顧客マスターデータベース58へのデータの追加処理を行う(ステップS16)。そして顧客カード4を発行し(ステップS18)、顧客へ配布する(ステップS20)。こうして顧客は自己の顧客カード4を入手する。カード4の磁気ストライプ5部分には当該顧客の顧客識別番号が記録されている。
次に、顧客が興行場所に入場する際の情報端末による操作の動作について図5を参照して説明する。先ず、顧客は情報端末10の顧客カード挿入口13、入場チケット挿入口12に、それぞれ、自己の顧客カード4および入場チケットを挿入する(ステップS32およびS34)。チケット処理部15は入場チケットが既にシステムに登録済みであるかどうかを、入場チケットの磁気ストライプ部分に記録されている内容を調べて検査し(ステップS36)、もし既にシステムに入力済みであるなら、顧客カード4および入場チケットを排出して終了する(ステップS46)。入場チケットがシステムに未登録なものであれば、制御部19は利用履歴ファイル14の中に新しいアテンドレコードを用意させ、カード処理部16が顧客カード14の磁気ストライプ部分から読みとった顧客識別番号を、前記アテンドレコードの当該フィールドに書き込む(ステップ38)。さらに、チケット処理部15が入場チケットから読みとった興行識別番号およびチケット価格を前記アテンドレコードの当該フィールドに書き込む(ステップS40)。そして、クロック17より得られる現在時刻を前記アテンドレコードの当該フィールドに記入する(ステップS42)。以上で入場時におけるアテンドレコードの作成処理は終わる。
制御部19は、当該チケットがシステムに登録された旨の情報をチケット処理部15に書き込ませ(ステップS44)、制御部19内の記憶領域の当該興行識別番号に対応する入場者数カウンタ値を1つ増加させる(ステップS45)。顧客カード4および入場チケットを排出して終了する(ステップS46)。なお、その回の興行が始まる前に(または1日1回予め設定された時刻に)、情報端末装置10は制御部19の動作により、データベースセンターにアクセスして、当日のその情報端末装置が設置された場所で興行予定のコンテンツの興行識別番号を入手しておき、制御部19内の記憶領域に当日有効な興行識別番号とこの識別番号に対応した入場数カウント値(初期値はゼロとする)を記憶させておく。
この一連の操作において、操作の案内を操作ガイド表示器11で表示する。また、情報端末装置の設定により、その回の興行が始まる前に(または1日1回予め設定された時刻に)、データベースセンターにアクセスして、制御部19内の記憶領域にその時点の興行コンテンツの基準ポイント値、ポイント係数、興行所用時間をセットさせておき、これらと入場チケットから得られる情報(チケット価格など)からポイントを計算して、操作ガイド表示器11に「今回の参加によりあなたのポイントは○○点加算されます(当日の条件によりさらに加算されることもあります)」と表示させることも可能である。
また、顧客が興行場所に入場する際、情報端末装置10がデータベースセンター50と交信して、当該顧客の顧客マスター情報を取り出すことにより、入場時に当該顧客の累計ポイント数を表示器11に表示させるようにしてもよい。
次に、こうして収集されたアテンドデータの集計処理について図6(A)を参照して説明する。この集計処理はデータベースセンター50において定期的に行われる。例えば、毎日のバッチ処理として夜間の所定時刻になると(ステップS50)、データ送信機能を起動し(ステップS52)、情報端末装置10からデータベースセンター50へその日に収集された利用履歴ファイル内のアテンドデータを送信する(ステップS54)。詳細には、顧客識別番号、レコード生成日時、興行コンテンツ識別番号、入場券価格、などである。なお、情報端末装置識別番号など情報端末装置設定ファイルに記録されている情報はアテンドレコードの中ではなく、送信時のヘッダ情報の形態でデータベースセンターに送信される。このヘッダ情報の中には、当日行われた興行の興行コンテンツ識別番号毎の入場者数も含まれる。送信が終わると、情報端末装置10側では利用履歴ファイル内のデータを消去する(ステップS56)。
データベースセンター50では、コントローラ63の制御下でこれら送信されたアテンドレコードを利用履歴データベース52内に記憶する。この時に、各アテンドレコードに情報端末識別番号などを挿入する(ステップS58)。またヘッダ情報に含まれる各興行コンテンツ毎の入場者数などの情報は、他の情報端末装置から同様に送信されたヘッダ情報の当該情報と合算されて、コントローラ63内の記憶領域に一時的に記憶される。並行して、興行当日の情報(天候、気温、試合結果など)を入力部67から入力して、前記入場者数データと併せて、当該興行コンテンツの興行当日のデータとして興業コンテンツデータベースを更新する(ステップS60)。次にステップS62にて、各顧客毎に今回の興行参加に基づいたポイント計数処理を行う。この方法については後述する。そして各顧客毎に累計ポイントを集計して、顧客マスターデータベース58を更新する。以上が本システムの1回のデータ集計処理の流れである。
次に、顧客の中に一定のポイントに達した顧客があるかどうか調べるポイントチェック処理について図6(B)を参照して説明する。この処理は前述の利用履歴データ集計処理の実行間隔よりも長い間隔(例えば週に一度または月に一度など)で実行すればよい。まず顧客マスターデータベース58から1件の顧客レコードを取り出す(ステップS64)、その顧客の累計ポイント値が一定値以上となっているかどうかを調べ(ステップS66)、該当すれば通知顧客リストに追加する(ステップS68)、全ての登録顧客についてこのチェックを行う(ステップS70)。最後に今回のポイントチェック処理で作成された通知顧客リストの各顧客に、ポイントが一定の量に達したため一定の特典を受ける権利が与えられましたとの旨の通知を行う。図7はその一例である(映画館を想定した場合)。この通知は電子メール、ダイレクトメールなどが考えられる。電子メールの場合にはデータベースセンター内にメールサーバーをもうければ自動的に通知することが可能である。
次に、ポイントの係数処理について詳しく説明する。図6(A)のステップS62にて、ポイント数の計数を行う。本発明によるシステムの場合には、ポイント数の計算は、興行マスターデータベース54に予め記述されているポイント基準値またはポイント係数に基づいて行う。具体的には、数1または数2による計算が考えられる。こうして算出された今回のポイント値を用いて、顧客マスターデータベース58の各顧客毎のポイント値を更新する。
(数1)
今回のポイント値=(ポイント基準値)
(数2)
今回のポイント値=(ポイント係数)*(コンテンツの入場券価格)
ポイント基準値を興行コンテンツの上映・上演時間(興行予定時間または興行実績時間)など、時間に相当する値と定めておけば、数3または数4によりポイント値を時間単位で計数することができる。このようにして興行イベントに参加した時間の長さに応じたポイントを付与することができる。
(数3)
今回のポイント値=(興行コンテンツの上映・上演時間)
(数4)
今回のポイント値=(ポイント係数)*(興行コンテンツの上映・上演時間)
また、図6(A)で述べたデータベースセンターの集計処理によれば、同一興行コンテンツに参加した人数、同一のコンテンツを同一の興行場所で観た人数などを集計し、これらの数値(同時入場者数)が一定基準以下の場合にはポイント値を割り増しするように今回のポイント値を計算することも可能である。これらの情報は、興行マスターデータベースの各興行コンテンツのレコード内容に記録される。また図6(A)のステップS60の動作で述べたように、データベースセンターにおいて、その日の気象条件を興行終了後入力し、興行マスターデータベースに記憶させることにより、例えば、夏期に置いては最高気温が34度を越えた場合、冬季においては最高気温が5度を下回った場合または雪が降った場合などの条件でポイント値を割り増しするように今回のポイント値を計算させることも可能である。あるいはスポーツイベントの場合には試合結果を興行マスターデータベースに記憶させ、試合結果に従ってポイント値の割り増しを図ることが可能である。
これらの場合にはポイント計算するには、利用履歴データベースとともに、興行マスターデータベースの当該興行コンテンツレコードも参照する必要があり、ポイント計算は数5や数6の式となる。但し数5および数6において(今回のポイント値)は前記数1から数4の何れかの式で算出された値である。
(数5)
補正された今回のポイント値=(ポイント補正値)+(今回のポイント値)
(数6)
補正された今回のポイント値=(ポイント補正係数)*(今回のポイント値)
データベースセンター50では必要に応じて分析処理が実行される。分析処理は様々な観点から行われるが、各データベースから必要なデータを分析用データベース62へ転送して行う。例えば、顧客毎の興行参加履歴の分析を行う場合には、顧客識別番号を利用して顧客データベース58内の顧客に関する情報(例えば、年齢、性別、職業など)と利用履歴データベース52内の興行参加履歴データとを関係付けることにより、年齢別、職業別、居住地別などの属性と興行参加実績との相関性の分析を行うことができる。また、情報端末装置の識別番号より、情報端末マスターデータベース56と利用履歴データベース52とを関連付けることにより、情報端末装置毎の興行参加実績、情報端末装置が設置された地域ごとの興行参加実績などを分析することができる。例えば利用履歴データベースの各アテンドレコードと顧客マスタデータベースの顧客属性を対応付けることにより、図8のような分析が可能である。図8は売れ筋興行コンテンツ(映画タイトル)と、そのチケット単価と、それを見に来た顧客の年齢とを関係付けてプロットしたものである。分析結果は、このように図、リスト、表などの形態でプリンタなどの出力部64を介して出力され、その後の興行戦略の検討資料として使用される。
(第2の実施例)次に、これまで説明した実施形態の変形例である第2の実施例に関して以下に引き続き説明する。映画館の興行に関して説明する。
図9は、第2の実施例の顧客ポイント付与システム200の全体構成図である。基本的には、顧客ポイント付与システム100と同じであるが、幾つか部分的に異なる部分がある。まず構成上の相違点について説明する。
情報端末装置10は、入場チケットは磁気カードではなく紙製のもので券面上に識別番号文字またはバーコードを印字したものを想定している。よってチケット処理部15は、バーコードリーダーまたはOCR読取りの機能を備える。さらに、カード処理部16の代わりにキーボード20を備える。キーボード20は来場者が入場チケットを提示する代わりにパスワードを入力するためのものである。
データベースセンター50の構成は、顧客ポイント付与システム100の場合と基本的に変わらない。ただし、顧客ポイント付与システム200では、顧客の入会申し込み、興行への参加(映画鑑賞)申し込みを、顧客の所有しているコンピュータ30や専用の顧客用端末入力装置31から、ネットワーク9を介して受付けられることもできるように構成される。顧客の入会申し込み、興行への参加申し込み、興行会場での入場手続きについて次に説明する。
図10は、顧客登録申請処理のフロー図である。まず顧客は、顧客の端末で申込データを入力する(S110)。入力項目は、「氏名」、「郵便番号」、「住所」、「生年月日」、「性別」、「職業」、「電話番号」、「電子メールアドレス」などである。その内容をデータベースセンター50に送付する(S112)。データベースセンター50では、申込データを受付け(S114)、顧客マスターデータベースにそのデータを追加登録する(S116)。そして一定の規則で顧客識別番号を発行し(S118)、それを顧客に通知する(S120)。この一連の処理は、データベースセンター50が通信サーバー68の機能の一部としてWWWサーバー機能を備えることで、顧客所有のコンピュータ30からWWWブラウザを用いて、インターネットを通じて行うように実現してもよい。
図11は、興行への参加(映画鑑賞)申し込みのフロー図である。まず顧客は、顧客の端末で申込データを入力する(S130)。入力項目は、「顧客識別番号」、「興行名」、「利用場所」、「利用予定日時」、「利用金額」、「利用人数」などである。その内容をデータベースセンター50に送付する(S132)。データベースセンター50では、申込データを受付け(S134)、顧客マスターデータベースにそのデータを興行参加予定データとして登録する(S136)。尚、興行への参加(映画鑑賞)申し込みの一連の処理も、顧客所有のコンピュータ30からWWWブラウザを用いて、インターネットを通じて行うように実現してよい。
顧客は、興行参加申し込み時に興行会場への入場方法を選択できる。入場方法としては、1)データベースセンター50から印刷された入場チケットを郵送してもらい、そのチケットを会場に持参する方法、2)データベースセンター50から、入場用のパスワードを電子メールで通知してもらい、これを会場入口の情報端末装置に入力する方法、3)データベースセンター50のWWWサイトで、顧客だけが閲覧できる頁上に入場用のパスワードを提示してもらい、これを会場入口の情報端末装置に入力する方法、等がある。以下の説明では上記2)または3)を選択したとして説明する。
図11に戻る。データベースセンター50は、一定の規則でパスワード番号を発行し(S138)、それを上記2)または3)の方法で顧客に通知する(S140)。データベースセンター50では、興行イベントごとに、予約申し込みをした顧客番号と、その顧客に与えたパスワードを対応づけたパスワードテーブルを作成保持する。
図12は、興行会場での入場手続きのフロー図である。顧客は、通知されたパスワードを会場入口の情報端末装置10のキーボード20から入力する(S150)。情報端末装置10は、このパスワードをデータベースセンター50に照会する(S152)。データベースセンター50では、前記パスワードテーブルを参照して、入力されたパスワードがその興行イベントに関して有効なものなのかどうか検査する(S154)。有効でなければ入場を拒否すべき旨の返答を情報端末装置10に返す(S160)。有効であれば、「予約した顧客の利用が行われた」という事実により利用履歴データベース52を更新し(S156)、情報端末装置10に入場を許可すべき旨の応答を返す(S158)。
会場への入場方法として、チケット持参を選んだ場合は、データセンター50は後の利用履歴データ更新のために、チケット券面に顧客を特定できるよう顧客識別番号文字またはそのバーコードを印字しておく。後で、回収したチケットから顧客を特定し、「予約した顧客の利用が行われた」という事実により利用履歴データベース52を更新することができる。チケットからの顧客特定は、情報端末装置10が顧客識別番号を読取りこれをデータベースセンター50に送付することによるか、回収したチケットをデータセンター50に持ち込み、人手により顧客識別番号を入力するか、により行われる。前者の方が能率的であることは言うまでもない。
顧客がWWWブラウザで興行参加申し込みを行う時に、その場で料金を電子決済できるように顧客ポイント付与システム200を構成することも可能である。この場合には、顧客はWWWブラウザ上でクレジット番号を含めて申込データを入力し、これを暗号化してデータベースセンター50に送付する。データベースセンター50では、金融機関のネットワークとの間で定められた通信プロトコルで、決済金額、クレジット番号など決済に必要な情報をやり取りする電子決済用ゲートウエイを備えておく必要がある。
アテンドデータの集計処理、顧客のポイントチェック処理は、実施例1の顧客ポイント付与システム100と同様である。ポイントが一定の量に達した顧客には、電子メールまたはダイレクトメールにより、図17のような通知を行う。顧客の鑑賞履歴を含めて通知するのは、映画の鑑賞履歴を通知することが、映画好きな顧客に歓迎されることがあるからである。
データベースセンター50では、必要に応じて分析処理が実行される。図13はそのような分析例の一つである。特定の興行会場について興行参加回数の多い優良顧客の住所の分布を地図と重ね合わせて表示している。このような分析は顧客マスターデータベース58と利用履歴データベース52を関連付けることにより可能である。図13により、優良顧客はどのような地域に分布しているか、が特定でき、優良顧客の分布範囲内にありながら優良顧客でない顧客を特定することなどにこの分析結果を活用することができる。
図14は、別の分析例である。SFなど映画の特定の分野に絞って、優良顧客が鑑賞した実績を年度別に比較したグラフである。このような分析は興行マスターデータベース54と利用履歴データベース52を関連付けることにより可能である。図14の分析からは、ヒットする映画の主題の傾向などを知ることができる。
図15は、別の分析例である。累計鑑賞時間の多い顧客のランキングリストである。このようなリストを作成することにより優良顧客を特定することができる。
この他、以下のような分析が可能である。
1)上映時間分析−顧客が一定期間に何時間映画を見ているか
2)顧客毎の購入パターン分析−どのような映画を見ているか、回数や映画種類、頻度、指定席か自由席か
3)年齢別売れ筋映画分析−どの映画が何歳の顧客に見られているか
4)時間帯別売れ筋映画分析−どの映画が何時、何曜日に見られているか
5)地域分析−映画館の場所の影響により観客状況がどのように変化するか
6)映画館間の利用状況分析−異なる映画館を同一顧客がどのように利用しているか。居住地や勤務地との関係はどうか。
図16は、分析結果の様々な利用形態を示すチャート図である。データベース52から58から必要なデータを取り出して用意した分析用データ900から抽出されたデータ901は、データ抽出結果を出力装置に転送して(S5)、人間による分析を行う(S8)ほか、データ抽出結果に基づきDMを作成し(S6)、顧客にDM送付する(S7)利用形態や、データ抽出結果に基づき顧客毎に電子メールを作成し(S9)、顧客に電子メールを送付する(S10)利用形態や、データ抽出結果に基づき顧客別の販促用Web頁を生成し(S11)、顧客にこのWeb頁を閲覧させる(S12)などの、顧客一人一人にカスタマイズした販促活動に有効に活用することができる。
例えば、データベースセンターからは月次で顧客が鑑賞した映画の種類や上映日時、観賞場所を報告するとともに、顧客が鑑賞した映画館の今後の上映予定、顧客が鑑賞した映画と同ジャンルの映画の紹介、顧客が鑑賞した映画の主演俳優・女優が出演する他の映画の紹介等を、DM、電子メール、顧客別のWeb頁により行うことができる。
以上、本発明の実施の形態を二つの実施例により述べた。顧客識別カードは磁気カードに限定されるものではなく、顧客識別の機能を有したカードであればなんでもよい。
入場チケットも磁気チケットに限るものではなく、興行識別機能を有したカードであればよい。また、入場チケット以外の方法で興行コンテンツを識別できる場合は、入場チケットの挿入口12と入場チケットの入力処理部15は必須ではない。情報端末装置10とデータベースセンター50との間のデータ転送手段はオフラインであってもよい。


本発明の第1の実施例のシステム100全体の構成を示すブロック図である。 顧客カード及びその申込書の例を示す図である。 情報端末装置10の外観を説明する図である。 顧客カードの申請手続きを示すフローチャートである。 興行場所入場時の情報端末装置10の動作を示すフローチャートである。 利用履歴データの集計処理と累計ポイントチェック処理の動作を示すフローチャートである。 顧客への特典通知の一例を示す図である。 マーケティング分析結果の一例を示す図である。 第2の実施例のシステム200の全体構成図である。 システム200の顧客登録申請のフローチャートである。 システム200の興行参加申込みのフローチャートである。 システム200の興行会場入場時のフローチャートである。 分析例2である。 分析例3である。 分析例4である。 分析結果の利用説明チャートである。 顧客への通知例2である。
符号の説明
2…通信路
4…顧客カード
10…情報端末装置
11…操作ガイド表示器
12…入場チケット挿入口
13…顧客カード挿入口
14…利用履歴ファイル
15…入場チケット処理部
16…顧客カード処理部
17…クロック
18…情報端末装置設定ファイル
19…制御部
30…顧客の所有しているコンピュータ
31…専用顧客端末入力装置
50…データベースセンター
52…利用履歴データベース
54…興行マスターデータベース
56…情報端末装置マスターデータベース
58…顧客マスターデータベース
62…分析用データベース
63…コントローラ
64…出力部
65…ポイント計数処理部
66…データベースサーバー
67…入力部
68…通信サーバー
100…顧客ポイント付与システム
200…顧客ポイント付与システム

Claims (7)

  1. データベースセンターと、通信手段を介して前記データベースセンターに接続された複数の情報端末と、を備えたシステム構成に置いて、
    前記情報端末は、
    顧客識別番号を読みとる読み取り手段と、
    前記読み取り手段により読みとった前記顧客識別番号を、顧客の参加した興行コンテンツの識別番号と関連づけて、アテンドデータとして一時的に記憶する記憶装置と、
    前記記憶装置に記憶された前記アテンドデータを、前記通信手段を介して前記データベースセンターへ送信する送信制御部と、を備え、
    前記データベースセンターは、
    前記情報端末から送信された前記データを受信する受信手段と、前記アテンドデータを記憶するデータベースと、
    前記データベースのデータから顧客の利用に応じたポイントを計数し、前記顧客番号に関連づけてデータベースに記憶するポイント計数処理部と、を備えることを特徴とする顧客ポイント付与システム
  2. 前記ポイント計数処理部は、サービス事業者または興行主が顧客に提供する興行コンテンツ毎に、予め定めたポイント基準値またはポイント係数に従って、計数することを特徴とする請求項1に記載の顧客ポイント付与システム。
  3. 前記ポイント計数処理部は、サービス事業者または興行主が顧客に提供する興行コンテンツの興行予定時間または興行実績時間に応じたポイント基準値またはポイント係数に従って、計数することを特徴とする請求項1に記載の顧客ポイント付与システム。
  4. 前記ポイント計数処理部は、興行当日の時点ではじめて確定される条件あるいは興行の結果を加えて、計数することを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3に記載の顧客ポイント付与システム。
  5. データベースセンターと、通信手段を介して前記データベースセンターに接続された複数の情報端末と、を備えたシステム構成に置いて、
    前記情報端末は、
    顧客識別番号を読みとる読み取り手段と、
    前記読み取り手段により読みとった前記顧客識別番号を、顧客の参加した興行コンテンツの識別番号と関連づけて、アテンドデータとして一時的に記憶する記憶装置と、
    前記記憶装置に記憶された前記アテンドデータを、前記通信手段を介して前記データベースセンターへ送信する送信制御部と、を備え、
    前記データベースセンターは、
    前記情報端末から送信された前記データを受信する受信手段と、前記アテンドデータを記憶するデータベースと、を備えることを特徴とする顧客ポイント付与システム
  6. 請求項5に記載の顧客ポイント付与システムにおいて、前記データベースセンターに、顧客に当該顧客の興行コンテンツへの参加履歴を通知する顧客通知手段を備えることを特徴とする顧客ポイント付与システム。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の顧客ポイント付与システムにおいて、前記顧客識別番号読取り手段は、顧客に対して予め配布され、各顧客に割り当てられた顧客識別番号を記憶した記憶媒体を挿入されて、前記記憶媒体から前記顧客識別番号を読取るものである顧客ポイント付与システム。
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