JP2008250254A - 光学フィルタ、合波器、光源装置及び画像表示装置 - Google Patents

光学フィルタ、合波器、光源装置及び画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】光源の波長が変化しても、視認される明るさを一定にする光学フィルタを提供する。
【解決手段】光学フィルタは、所定の波長帯域において、比視感度特性に反比例する分光特性を有している。この光学フィルタを半導体レーザなどの光源と利用者の目との間に配置することによって、光源から射出する光の波長が変化しても、視認する明るさを一定にすることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、光学フィルタ及びそれを含む合波器、光源装置及び画像表示装置に関する。
従来より、レーザ光源などの発光素子を用いて画像を表示する画像表示装置が知られている。例えば、特許文献1には、3原色(赤色、緑色、青色)のレーザ光源を備え、これらのレーザ光源から画像信号に応じて変調されて射出される各色の光束を一つの光束に合波した後、水平方向及び垂直方向に走査し、利用者の網膜上に投射することで、利用者に虚像を視認させる網膜走査型画像表示装置が開示されている。
特開2005−084348号公報
しかし、レーザ光源などの発光素子は、その個体差や環境温度によって、射出する光束の波長が変わってしまうことがある。このような波長の変動は、画像表示装置の利用者にとっては、明るさの変動として視認されることになり、画像表示装置における画像表示品質のばらつきとなって現れる。
この問題を解決するために、このような波長変動に応じて発光素子から射出する光の強度を変動させるように制御して、利用者の視認する明るさを一定にすることも考えられるが、その制御が複雑となり現実的ではない。
本発明は、かかる課題を解決するためになされたもので、発光素子が射出する光束の波長が変化した場合にでも、利用者の視認する明るさを一定にすることができる光学フィルタおよびそれを含む合波器、光源装置および画像表示装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、少なくとも所定の波長帯域において分光特性を有する光学フィルタにおいて、前記所定の波長帯域において比視感度特性に反比例する分光特性を有する光学フィルタを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の光学フィルタであって、当該光学フィルタを反射型光学フィルタ又は透過型光学フィルタとしたことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の光学フィルタにおいて、前記所定の波長帯域における最大分光透過率又は最大分光反射率を0.9〜1としたことを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の光学フィルタにおいて、前記所定の波長帯域は、3原色の波長帯域のうちいずれか一色の波長帯域であることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、合波器であって、請求項4に記載の光学フィルタを含み、3原色の各色の波長帯域の光束を射出する発光素子から射出された各色の波長帯域の光束を波長選択的に反射または透過して、一つの光束に合波することを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、光源装置であって、請求項4に記載の光学フィルタにおいて、3原色の波長帯域のうちいずれか一色の波長帯域の光束を射出する発光素子と、前記発光素子が射出する光束の波長帯域を前記所定の波長帯域とする請求項4に記載の光学フィルタと、を有することを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の光源装置において、前記発光素子は、発光ダイオード又はレーザ素子であることを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、画像表示装置であって、請求項1〜4のいずれか一項に記載の光学フィルタを含み、画像信号に応じて変調された光束を前記光学フィルタを経由して光走査装置によって走査することで画像を表示することを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項5に記載の合波器を含み、画像信号に応じて変調された光束を前記合波器を経由して光走査装置によって走査することで画像を表示することを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項6又は請求項7に記載の光源装置を含み、前記光源装置から射出する光束を光走査装置によって走査することで画像を表示することを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、請求項8〜10のいずれか一項に記載の画像表示装置は、前記光走査装置によって走査することで眼の網膜上に画像を投影表示する網膜走査型画像表示装置であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明にあっては、本発明の光学フィルタは、所定の波長帯域において、比視感度特性に反比例する分光特性を有している。従って、例えば、半導体レーザなどの発光素子から射出する光束を、当該光学フィルタを用いて透過または反射させることにより、その波長が変化しても、視認される明るさを一定にすることができる。
また、請求項2に記載の発明にあっては、前記光学フィルタを反射型光学フィルタ又は透過型光学フィルタとしている。従って、例えば、画像表示装置の光学系内に配置された反射ミラーに代えてこの反射型光学フィルタを用いることにより、小型化を妨げることなく、画像表示装置の利用者が視認する明るさを一定にすることができる。また、例えば、画像光が射出する箇所に透過型光学フィルタを配置するだけで容易に、画像表示装置の利用者が視認する明るさを一定にすることができる。
また、請求項3に記載の発明にあっては、前記反射型光学フィルタは、その最大分光透過率を0.9〜1とした。また、前記透過型光学フィルタは、その最大分光透過率を0.9〜1とした。このように最大分光透過率や最大分光透過率を設定することによって、光学フィルタによる光束のロスを可及的に抑制することができる。なお、より好ましくは最大分光透過率や最大分光透過率を0.95〜1の範囲にするのがよい。
また、請求項4に記載の発明にあっては、前記所定の波長帯域は、3原色の波長帯域のうちいずれか一色の波長帯域である。すなわち、本実施形態における光学フィルタは、赤色、緑色、青色のうちいずれか一色の波長帯域において、比視感度特性に反比例する分光特性を有することができ、従って、3原色の発光素子を用いた場合に各発光素子に対応させて配置できる。
また、請求項5に記載の発明にあっては、例えば、前記分光特性を持たせた複数個のダイクロイックミラーを用いて、発光素子から射出された各色の波長帯域の光束を波長選択的に反射または透過させて、一つの光束に合波する合波器とすることができる。よって、別途光学フィルタを設ける必要がない。
また、請求項6または請求項7に記載の発明にあっては、光源装置は、いずれか一色の波長帯域の光束を射出する発光素子(発光ダイオードまたは半導体レーザ)から射出する光束を、前記分光特性を有する光学フィルタを用いて透過または反射させる。これにより、発光素子から射出する光束の波長が変化しても、視認される明るさを一定にする光源装置を提供することができる。
また、請求項8に記載の発明にあっては、前記分光特性を有する光学フィルタを含ませて、画像信号に応じて変調された光束を前記光学フィルタを経由して光走査装置によって走査することで、光束の波長変化にかかわらず画像表示品質を安定させた画像表示装置を提供することができる。
また、請求項9に記載の発明にあっては、前記合波器を含ませて、画像信号に応じて変調された光束を前記合波器を経由して光走査装置によって走査することで、別途光学フィルタを設けることなく、光束の波長変化にかかわらず画像表示品質を安定させた画像表示装置を提供することができる。
また、請求項10に記載の発明にあっては、前記請求項6又は請求項7に記載の光源装置を含ませることにより、発光素子の波長変化にかかわらず画像表示品質を安定させた画像表示装置を提供することができる。
また、請求項11に記載の発明にあっては、発光素子の波長変化にかかわらず画像表示品質を安定させた網膜走査型画像表示装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら、その特徴部分である光学フィルタの分光特性を説明し、その後この光学フィルタを画像表示装置に適用したいくつかの例を説明する。
[1.光学フィルタの分光特性]
まず、光の波長と人間の視認する明るさとの関係を説明する。
光に対する目の感度を一般に視感度と呼ぶが、この視感度は、図1に示すように、光の波長によって異なる。この図1には555(nm)の波長を基準としたときの各波長の光の相対的な明るさ(相対強度)が示されており、555(nm)の波長の光で相対強度が最も強くなり、人間には最も明るく視認される。このように555(nm)の波長の光を基準に、相対的に表された視感度が比視感度である。本実施形態においては、この図1を含む図面において、青色、緑色、赤色の範囲を矢印で指し示しているがこれは簡易的な記載(実際には、シアン、マゼンダ、イエローなどが含まれる)であり、より厳密には、青色の波長帯域は450〜485nmあたり、緑色の波長帯域は500〜565nmあたり、赤色の波長帯域は625〜740nmあたりとなる。
物理量に対して、明るさの感覚を元に評価する諸量を測光量という。物理量である光パワー[W]に対応する量が光束[lumen]である。光束と光パワーの関係は以下の式で表される。
光束[lumen]=683[lumen/W]×光パワー[W]×比視感度V(λ) ・・・(1)
なお、この(1)式において683[lumen/W]は最大視感度であり、波長555nmの光の光パワーと光束の変換係数である。また、比視感度V(λ)は、図1に従った係数であり、例えば、光の波長が555nmのときでは1となり、光の波長が520nmのときでは0.71となる。
ところで、3原色の各色の光源を用いて画像を表示する画像表示装置においては、各光源の個体差や環境温度によって、光源が射出する光束の波長が変わってしまうことがある。このような波長の変動は、上述のように視感度に影響することから、画像表示装置の利用者にとっては、明るさの変動として視認されることになり、画像表示装置における画像表示品質がばらつくことになる。
例えば、緑色の光束を射出する光源において、射出光束の波長の設計値を555nmとしたものであっても、個体差や温度変化によってその波長が540nmとなったり、570nmになったりすることがある。従って、例えば、波長が540nmとなったときには比視感度が0.954となることから明るさが4.6%減少し、波長が570nmとなったときには比視感度が0.952となることから明るさが4.8%減少することになる。
本実施形態における光学フィルタは、このように光源の射出光束の波長が変化したときにでも、視認される光束の明るさを変動させないようにするものであり、比視感度特性に反比例する分光特性を有している。この分光特性は、例えば、干渉膜フィルタなどを用いることによって形成することができる。
例えば、緑の波長帯域のうち、520〜570nmの波長帯域において、比視感度特性に反比例する分光特性を有する光学フィルタでは、図2に示す分光特性を有することになる。ここで、分光特性とは、反射型タイプの場合には分光反射特性(入射される光が所定方向に反射される割合)を意味し、透過型タイプの場合には分光透過特性(入射される光が所定方向に透過される割合)を意味する。
光学フィルタが反射型タイプである場合、図2に示す相対強度は分光反射特性を指し、520nmの波長のときに入射した光は所定方向にほぼすべて反射されて分光反射率が略1となる。すなわち、520〜570nmの波長帯域において、この520nmの波長に対する分光反射率が最大(最大分光反射率)となる。この520nmから波長が長くなるに従い、分光反射率が小さくなっていき、555nmで最低分光反射率の0.71となり、555nmから570nmにかけて分光反射率が大きくなっていく。なお、この図2に示す分光反射特性を有する光学フィルタでは、520〜570nm以外の波長帯域では、分光反射率が略1となる。従って、青色の波長帯域や赤色の波長帯域の光束が入射したときには、所定方向にほぼ全て反射する。
また、光学フィルタが透過型タイプである場合、図3に示す相対強度は分光透過特性を指し、520nmの波長のときに入射した光は所定方向にほぼすべて透過されて分光透過率が略1となる。すなわち、520〜570nmの波長帯域において、この520nmの波長に対する分光透過率が最大(最大分光透過率)となる。この520nmから波長が長くなるに従い、分光透過率が小さくなっていき、555nmで最低分光透過率の0.71となり、555nmから570nmにかけて分光透過率が大きくなっていく。なお、この図2に示す分光透過特性を有する光学フィルタでは、520〜570nm以外の波長帯域では、分光透過率が略1となる。従って、青色の波長帯域や赤色の波長帯域の光束が入射したときには、所定方向にほぼ全て透過する。
このように本実施形態における光学フィルタでは、比視感度に反比例する分光特性(分光反射特性や分光透過特性)を有していることから、図3に示すように、光源13と人間の眼10の瞳孔12との間にこの光学フィルタ11を設けることにより、光源13から射出する光束の波長が変化しても、視認される明るさを一定にすることができる。
例えば、光学フィルタ11は図2に示す光学特性を有するものとし、光源13は緑色の光束を射出する光源であってその射出光束の波長の設計値を540nmとした光源としたときに、光源13から設計値どおりの540nmの波長の光束が100の明るさ(光束量)で射出されたとすると、光学フィルタ11の540nmでの相対強度が0.744(図2参照)であるため、この光学フィルタ11を通過(経由)することによってその明るさが74.4になって、人間の目に入射されることになる。このとき、個体差や温度変化によってその波長が550nmとなると、550nmの波長の比視感度が0.995(540nmの波長の比視感度は0.954。図1参照)であるため、光源13から射出される光束の明るさは104.3となるが、光学フィルタ11の550nmでの相対強度が0.713(図2参照)であるため、この光学フィルタ11を通過することによってその明るさ77.4になる。また、個体差や温度変化によってその波長が530nmとなったとき、530nmの比視感度が0.862(図1参照)であるため、光源13から射出される光束の明るさは90.4となるが、光学フィルタ11の530nmでの相対強度が0.823(図2参照)であるため、この光学フィルタ11を通過することによってその明るさが77.4になる。このように、光学フィルタ11を通過させることによって、光源13から射出する光束の波長が変化しても、視認される明るさを一定にすることができる。
光学フィルタに上述した分光特性を持たせるには、光学フィルタの基板表面に多層膜を形成し、それによる光の干渉を利用した干渉膜フィルタが使用される。
ここで、上述では、所定の波長帯域における最大分光反射率及び最大分光透過率を略1として説明したが、これらの最大分光反射率及び最大分光透過率は0.9〜1とすることが好ましく、より好ましくは、0.95〜1である。すなわち、最大分光透過率又は最大分光反射率を0.9〜1とすることにより、光学フィルタ11を通過させることによる光束のロスを可及的に抑えることができる。
[2.網膜走査型画像表示装置の概要]
[2.1.網膜走査型画像表示装置の全体概要]
次に、本実施形態における画像表示装置の一例として網膜走査型画像表示装置16を例に挙げて、その概略構成を説明する。図4に本発明の実施形態における網膜走査型画像表示装置16の全体構成を示す。この網膜走査型画像表示装置16は、その利用者である観察者の瞳孔12に光束を入射させて網膜14上に画像を投影することによって、観察者の眼10の瞳孔12の前方において虚像を視認させるための装置である。
網膜走査型画像表示装置16は、外部から供給される画像信号Sを読み出し、読み出した画像信号に応じて強度変調された光束を生成して射出する光束生成器20を備え、さらに、その光束生成器20と観察者の眼10との間には、光束生成器20で生成され、光ファイバ100を介して射出される光束(レーザー光)を平行光化するコリメート光学系61と、このコリメート光学系61で平行光化された光束を画像表示のために水平方向(1次方向)に走査する水平走査部70で水平方向に走査された光束を垂直方向(2次方向)に走査する垂直走査部80と、水平走査部70と垂直走査部80との間に設けられたリレー光学系75と、このように水平方向と垂直方向に走査された光束(以下、「走査光束」とする。)を瞳孔12に射出するためのリレー光学系90を備えている。
図4に示すように、光束生成器20には、外部から供給される画像信号Sが入力され、それに基づいて画像を合成するための要素となる各信号等を発生する信号処理回路21が設けられ、この信号処理回路21において、青色(B)、緑色(G)、赤色(R)の各画像信号22a〜22cが生成され、出力される。また、信号処理回路21は、水平走査部70で使用される水平同期信号23と、垂直走査部80で使用される垂直同期信号24とをそれぞれ出力する。
さらに、光束生成器20は、3つの画像信号(B,R,G)22a〜22cをそれぞれ光束にする光源装置30と、これらの3つの光束を1つの光束に結合して任意の光束を生成するための光合成部40とを備えている。
光源装置30は、青色の光束を発生させるBレーザ34及びBレーザ34を駆動するBレーザドライバ31と、緑色の光束を発生させるGレーザ35及びGレーザ35を駆動するGレーザドライバ32と、赤色の光束を発生させるRレーザ36及びRレーザ36を駆動するRレーザドライバ33とを備えている。
光合成部40は、光源装置30から入射する光束を平行光にコリメートするように設けられたコリメート光学系41、42、43と、このコリメートされた光束を合成するための合波器110(第1のダイクロイックミラー44、第2のダイクロイックミラー45、第3のダイクロイックミラー46)と、合成された光束を光ファイバ100に導く結合光学系47とを備えている。
各レーザ34、35、36から射出したレーザ光は、コリメート光学系41、42、43によってそれぞれ平行化された後に、ダイクロイックミラー44、45、46に入射される。その後、これらのダイクロイックミラー44、45、46により、各光束が波長に関して選択的に反射・透過される。具体的には、Bレーザ34から射出した青色光束は、コリメート光学系41によって平行光化された後に、ダイクロイックミラー44に入射される。Gレーザ35から射出した緑色光束は、コリメート光学系42を経て第2のダイクロイックミラー45に入射される。Rレーザ36から射出した赤色光束は、コリメート光学系43を経て第3のダイクロイックミラー46に入射される。それら3つのダイクロイックミラー44、45、46にそれぞれ入射された3原色の光束は、波長選択的に反射または透過して結合光学系47に達し、集光され光ファイバ100に入射される。
水平走査部70及び垂直走査部80は、光ファイバ100から入射された光束を画像として投影可能な状態にするために、水平方向と垂直方向に走査して走査光束とするものである。水平走査部70は、光束を水平方向に走査するため偏向面を有する偏向素子71と、この偏向素子71を共振させ、偏向素子71の偏向面(走査面)を揺動させる駆動信号を発生する水平走査制御回路72とを有している。また、垂直走査部80は、光束を垂直方向に走査するための偏向素子81と、この偏向素子81を駆動させる垂直走査制御回路82とを備えている。この水平走査制御回路72と垂直走査制御回路82は、信号処理回路21から出力される水平同期信号23と垂直同期信号24に基づいてそれぞれ駆動する。なお、この水平走査部70、垂直走査部80及びリレー光学系75により光走査装置が形成される。
また、水平走査部70と垂直走査部80との間での光束を中継するリレー光学系75を備えており、偏向素子71によって水平方向に走査された光は、リレー光学系75を通って、偏向素子81によって垂直方向に走査されて、走査光束として、リレー光学系90へ射出される。
[2.2.合波器について]
次に、上述の第1〜第3のダイクロイックミラー44〜46を備えた合波器110について説明する。図5は、上述の第1〜第3のダイクロイックミラー44〜46を備えた合波器110の構成を説明するための図である。各ダイクロイックミラー44,45,46は、比視感度特性に反比例する分光特性を有する光学フィルタである。
この合波器110には、Bレーザ34、Gレーザ35、Rレーザ36から射出され、平行光化された各光束を、その本体の内部に入射させる入光部121,122,123が所定間隔を有して離間してそれぞれ設けられている。そして、この合波器110の内部には、第1のダイクロイックミラー44,第2のダイクロイックミラー45,第3のダイクロイックミラー46が配設されている。
第1のダイクロイックミラー44は、入光部121から入射した青色の光束を図6に示す分光反射特性で反射させるものである。この第1のダイクロイックミラー44は、その表面(反射面)に、青色の波長帯域のうち440nm±20nmの範囲の波長帯域において、図6に示すように比視感度特性に反比例する分光反射特性(図6において「R」を示す実線)を有しており、その他の波長帯域では分光反射率を略1としている。
また、第2のダイクロイックミラー45は、入光部122から入射した緑色の光束を図7に示す分光反射特性で反射させるものである。この第2のダイクロイックミラー45は、その表面(反射面)に、緑色の波長帯域のうち540nm±20nmの範囲の波長帯域において、図7に示すように比視感度特性に反比例する分光反射特性(図7において「R」を示す実線)を有しており、また、440nm±20nmの範囲の波長帯域において、分光透過率を略1としている。
また、第3のダイクロイックミラー46は、入光部123から入射した赤色の光束を図8に示す分光透過特性で裏面から表面に透過させるものである。この第3のダイクロイックミラー46は、赤色の波長帯域のうち650nm±20nmの範囲の波長帯域において、図8に示すように比視感度特性に反比例する分光透過特性(図8において「T」を示す破線)を有している。
合波器110は、以上のように構成されていることから、光源であるBレーザ34、Gレーザ35、Rレーザ36からの各色の光束の波長が変動したときでも、Bレーザ34の射出光束の波長が440nm±20nmの範囲、Gレーザ35の射出光束の波長が540nm±20nmの範囲、Rレーザ36の射出光束の波長が650nm±20nmの範囲であるときには、利用者に視認される画像を構成する各色の明るさを一定に保つことができ、従って画像表示品質を安定させることができる。
すなわち、Bレーザ34からの射出光束は、第1のダイクロイックミラー44で反射され、次に、第2のダイクロイックミラー45を透過し、さらに第3のダイクロイックミラー46で反射されて結合光学系47へ入射されるが、第1のダイクロイックミラー44が440nm±20nmの範囲の波長帯域において、図6に示すように、比視感度特性と反比例する分光反射特性を有しているため、Bレーザ34の射出光束の波長が440nm±20nmの範囲で変動しても、第1のダイクロイックミラー44で補正されて、青色の明るさは一定に保たれる。その後、第2のダイクロイックミラー45を透過した光束は、第3のダイクロイックミラー46で反射されて結合光学系47へ入射されるが、第2のダイクロイックミラー45は、図7に示すように、440nm±20nmの範囲の波長帯域において、分光透過効率が略1となっており、第3のダイクロイックミラー46は、図8に示すように、440nm±20nmの範囲の波長帯域において、分光反射効率が略1となっていることから、第1のダイクロイックミラー44で反射された青色の光束は、第2のダイクロイックミラー45をほぼすべて透過し、第3のダイクロイックミラー46でほぼ全て反射されて、結合光学系47へ入射される。
また、Gレーザ35からの射出光束は、第2のダイクロイックミラー45で反射され、さらに、第3のダイクロイックミラー46で反射されて結合光学系47へ入射されるが、第2のダイクロイックミラー45が540nm±20nmの範囲の波長帯域において、図7に示すように、比視感度特性と反比例する分光反射特性を有しているため、Gレーザ35の射出光束の波長が540nm±20nmの範囲で変動しても、第2のダイクロイックミラー45で補正されて、緑色の明るさは一定に保たれる。その後、第2のダイクロイックミラー45で反射された光束は、第3のダイクロイックミラー46で反射されて結合光学系47へ入射されるが、第3のダイクロイックミラー46は、540nm±20nmの範囲の波長帯域において、分光反射効率が略1となっていることから、第2のダイクロイックミラー45で反射された光束は、第3のダイクロイックミラー46でほぼ全て反射されて、結合光学系47へ入射される。
また、Rレーザ36からの射出光束は、第3のダイクロイックミラー44を透過して結合光学系47へ入射されるが、第3のダイクロイックミラー46が650nm±20nmの範囲の波長帯域において、図8に示すように、比視感度特性と反比例する分光透過特性を有しているため、Rレーザ36の射出光束の波長が650nm±20nmの範囲で変動しても、第3のダイクロイックミラー46で補正されて、赤色の明るさは一定に保たれる。
以上のように、本実施形態における合波器110にあっては、各ダイクロイックミラー44、45、46は、各色の波長帯域においてそれぞれ比視感度特性に反比例する分光特性を備えている。これにより、各レーザ34、35、36が射出する光束の波長変動が発生しても、視認される光の明るさを一定にすることができる。
[2.3.光学フィルタを適用した他の合波器について]
次に、光学フィルタを適用した他の合波器120について説明する。上述の合波器110の各ダイクロイックミラー44,45,46は、それぞれ各色の波長帯域において比視感度特性に反比例する分光特性を有するものであったが、この合波器120は、図9に示すように、ダイクロイックミラーが二つであり、一つのダイクロイックミラーは二色の波長帯域において比視感度特性に反比例する分光特性を有し、もう一つのダイクロイックミラーは一色の波長帯域において比視感度特性に反比例する分光特性を有している。
すなわち、この合波器120には、Bレーザ34、Gレーザ35、Rレーザ36から射出され、平行光化された各光束を、その本体116の内部に入射させる入光部121,122,123を有し、本体116の内部には、第4のダイクロイックミラー114および第5のダイクロイックミラー115が所定間隔を有して離間して設けられている。この2つのダイクロイックミラー114、115は、Rレーザ36及びBレーザ34の光路に対して所定角度(45度)を有して配設されている。また、Gレーザ35の光路がBレーザ34およびRレーザ36の光路に対して直角になるように入光部122が配置される。
第4のダイクロイックミラー114は、その表面(反射面)に赤色の波長帯域のうち650nm±20nmの範囲の波長帯域において、図10に示すような比視感度特性に反比例する分光反射特性(Rを示す実線)を有しており、入光部123から入射した赤色の光束をその表面で反射する。さらに、この第4のダイクロイックミラー114は、緑色の波長帯域のうち540nm±20nmの範囲の波長帯域において、図10に示すような比視感度特性に反比例する分光透過特性(Tを示す破線)を有しており、入光部123から入射した緑色の光束を裏面から表面に透過させる。
第5のダイクロイックミラー115は、その表面(反射面)に、青色の波長帯域のうち440nm±20nmの範囲の波長帯域において、図11に示すような比視感度特性に反比例する分光反射特性(Rを示す実線)を有している。また、540nm±20nmの範囲及び650nm±20nmの範囲において、図11に示すような分光透過率が略1の分光透過特性(Tを示す破線)を有している。
合波器120は、以上のように構成されていることから、光源であるBレーザ34、Gレーザ35、Rレーザ36からの各色の光束の波長が変動したときでも、Bレーザ34の射出光束の波長が440nm±20nmの範囲、Gレーザ35の射出光束の波長が540nm±20nmの範囲、Rレーザ36の射出光束の波長が650nm±20nmであるときには、利用者に視認される画像を構成する各色の明るさを一定に保つことができることから、画像表示品質を安定させることができる。
すなわち、Bレーザ34からの射出光束は、第5のダイクロイックミラー115によって反射(経由)されて、結合光学系47へ入射される。この第5のダイクロイックミラー115は、440nm±20nmの範囲の波長帯域において、比視感度特性と反比例する分光反射特性を有していることから、利用者に視認される青色の明るさを一定に保つことができる。
また、Rレーザ36からの射出光束は、第4のダイクロイックミラー114によって反射され、第5のダイクロイックミラー115を透過(経由)して、結合光学系47へ入射される。650nm±20nmの範囲の波長帯域において、第4のダイクロイックミラー114は比視感度特性と反比例する分光反射特性を、第5のダイクロイックミラー115は分光透過率を略1とした分光透過特性を有していることから、第4のダイクロイックミラー114によって利用者に視認される赤色の明るさを一定に保つことができる。
また、Gレーザ35からの射出光束は、第4のダイクロイックミラー114及び第5のダイクロイックミラー115を透過して、結合光学系47へ入射される。540nm±20nmの範囲の波長帯域において、第4のダイクロイックミラー114は比視感度特性と反比例する分光透過特性を、第5のダイクロイックミラー115は分光透過率を略1とした分光透過特性をそれぞれ有していることから、第4のダイクロイックミラー114によって利用者に視認される緑色の明るさを一定に保つことができる。
以上のように、本実施形態における合波器120にあっては、第5のダイクロイックミラー115は、青色の波長帯域において比視感度特性に反比例する分光特性を備え、第4のダイクロイックミラー114は、赤色及び緑色の波長帯域において比視感度特性に反比例する分光特性を備えていることから、各レーザ34、35、36が射出する光束の波長変動が発生しても、視認される光の明るさを一定にすることができる。
[2.4.透過型の光学フィルタを用いた光源装置の適用例]
上述の実施形態の画像表示装置では、各レーザ34、35、36(光源装置の一例に相当)が射出する光束の波長変動が発生した場合にでも、視認される光の明るさを一定にするために、合波器110,120を用いたが、合波器110,120に比視感度特性に反比例する分光特性を設ける代わりに、レーザ34、35、36に比視感度特性に反比例する分光特性を持たせるようにしてもよい。
ここで、透過型の光学フィルタ11を用いたレーザ34、35、36の構成を図12に示す。ここでレーザ34、35、36の発光素子として、半導体レーザまたは発光ダイオードが用いられる。以下、半導体レーザを用いた場合を例に挙げて説明する。
図12に示すように、各レーザ34、35、36は、支持部材119に半導体レーザ118が配設されており、この半導体レーザ118は透過性カバー18により覆われている。
また、透過性カバー18内において、半導体レーザ118の射出面と対向した位置には、比視感度特性に反比例する分光特性を備えた透過型光学フィルタ11が配設されている。
このように、半導体レーザ118が発する光束は、透過型光学フィルタ11を介して射出されるようにしており、これによって半導体レーザ118の発する光束の波長が変動しても、透過型光学フィルタ11を介して、瞳孔12に入ってくる光の明るさを一定にすることができる。
例えば、半導体レーザ118が緑色の波長領域のうち540nm±20nmの範囲で射出する波長がばらつく場合、540nm±20nmの範囲で図2の一点鎖線(透過率T)で示すような比視感度特性に反比例する分光透過特性を持った光学フィルタ11を介して、緑色の光束を射出する。これにより、半導体レーザ118の波長が温度変化等によって変動しても、Gレーザ35が射出する光束の明るさを一定にすることができる。
なお、すべてのレーザ34、35、36に比視感度特性に反比例する分光透過特性を持った光学フィルタを配設しても、一色のレーザのみ(例えば、Gレーザ35のみ)にこの光学フィルタを適用してもよい。
以上のように、本実施形態における光学フィルタは、半導体レーザなどの発光素子から射出する光束の波長が変化しても、利用者の視認する明るさを一定にすることができる光学フィルタ、合波器、光源装置並びにこれらを含む画像表示装置及び網膜走査型表示装置を提供することができる。
本発明の実施の形態のうちのいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
例えば、レーザとダイクロイックミラーとによって、各色の明るさを一定にするようにしてもよい。具体的には、青色の波長帯域については、レーザに上述の光学フィルタを適用し、赤色及び緑色の波長帯域については、合波器に上述の光学フィルタを適用する。また、各色の波長帯域についてレーザとダイクロイックミラーの組み合わせで一つの上述した光学フィルタの特性を持たせるようにしてもよい。
一般的な比視感度特性を示すグラフである。 本発明の一実施形態における光学フィルタの比視感度特性に反比例した特性を示すグラフである。 本発明の一実施形態における光学フィルタの構成を説明する説明図である。 本発明の一実施形態における網膜走査型画像表示装置の構成を示す説明図である。 本発明の一実施形態における合波器の構成を示す説明図である。 第1のダイクロイックミラーにおける分光特性を示すグラフである。 第2のダイクロイックミラーにおける分光特性を示すグラフである。 第3のダイクロイックミラーにおける分光特性を示すグラフである。 図5とは別の合波器の構成を示す説明図である。 第4のダイクロイックミラーにおける分光特性を示すグラフである。 第5のダイクロイックミラーにおける分光特性を示すグラフである。 本発明の一実施形態における透過型の光源装置の構成を示す説明図である。
符号の説明
11 光学フィルタ
30 光源装置
16 網膜走査型画像表示装置
18 発光ダイオード
110 120 合波器
44 45 46 ダイクロイックミラー

Claims (11)

  1. 少なくとも所定の波長帯域において分光特性を有する光学フィルタにおいて、
    前記所定の波長帯域において比視感度特性に反比例する分光特性を有する光学フィルタ。
  2. 反射型光学フィルタ又は透過型光学フィルタであることを特徴とする請求項1に記載の光学フィルタ。
  3. 前記所定の波長帯域における最大分光透過率又は最大分光反射率を0.9〜1としたことを特徴とする請求項2に記載の光学フィルタ。
  4. 前記所定の波長帯域は、3原色の波長帯域のうちいずれか一色の波長帯域であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の光学フィルタ。
  5. 請求項4に記載の光学フィルタを含み、3原色の各色の波長帯域の光束を射出する発光素子から射出された各色の波長帯域の光束を波長選択的に反射または透過して、一つの光束に合波することを特徴とする合波器。
  6. 3原色の波長帯域のうちいずれか一色の波長帯域の光束を射出する発光素子と、
    前記発光素子が射出する光束の波長帯域を前記所定の波長帯域とする請求項4に記載の光学フィルタと、を有することを特徴とする光源装置。
  7. 前記発光素子は、発光ダイオード又はレーザ素子であることを特徴とする請求項6に記載の光源装置。
  8. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の光学フィルタを含み、画像信号に応じて変調された光束を前記光学フィルタを経由して光走査装置によって走査することで画像を表示することを特徴とする画像表示装置。
  9. 請求項5に記載の合波器を含み、画像信号に応じて変調された光束を前記合波器を経由して光走査装置によって走査することで画像を表示することを特徴とする画像表示装置。
  10. 請求項6又は請求項7に記載の光源装置を含み、前記光源装置から射出する光束を光走査装置によって走査することで画像を表示することを特徴とする画像表示装置。
  11. 請求項8〜10のいずれか一項に記載の画像表示装置は、前記光走査装置によって走査することで眼の網膜上に画像を投影表示する網膜走査型画像表示装置であることを特徴とする画像表示装置。
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