JP2008249755A - 音楽再生装置、音楽再生方法、及び、プログラムを格納した記録媒体 - Google Patents

音楽再生装置、音楽再生方法、及び、プログラムを格納した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な構成で、曲調が崩れることなく効果的にリズム系の音を強調することができる音楽再生装置、音楽再生方法、及び、プログラムを格納した記録媒体を提供する。
【解決手段】 リズム連動帯域抽出手段が、音楽信号からリズム系の基音が含まれる帯域よりも高い帯域でありかつボーカル、メロディ楽器の基音には連動せずにリズム系の音に連動してレベル変動が生じる帯域であるリズム連動帯域(例えば14000〜15000Hz)を抽出する。強調帯域抽出手段2が、音楽信号からリズム系の音を強調したい強調帯域(例えば100〜200Hz)を抽出する。信号レベル変換手段3が、リズム連動帯域抽出手段1により抽出されたリズム連動帯域の信号レベルに応じて強調帯域抽出手段2により抽出された強調帯域の信号レベルを変換する。加算手段4が、信号レベル変換手段3により変換された強調帯域の音楽信号を音楽信号に加算する。
【選択図】図1

Description

本発明は、音楽再生装置、音楽再生方法、及び、プログラムを格納した記録媒体に関するものである。
一般的に、楽器音などのリズム系の音は波形立ち上がり時の「アタック音」と、その後に持続する「余韻」とによって形成されており、これらは単独または組み合わされて音を形作っている。
例えば、ドラムから発生するリズム系の音では、ドラム・スティックで打たれた瞬間に音を発し始め、その後の音は減衰しながら僅かの時間継続して鳴り続ける。そして、ドラム・スティックによりドラムが励起された時に出る音がアタック音であり、一方、その後にドラムの皮の共鳴によって続く音が余韻である。
そして、低域アタック音のみ増幅するとドラムなどの迫力ある音の躍動感が増すことになり、また、高域アタック音のみ増幅するとシンバルなどの音がより透明感のあるクリアな音となることが予想され、既に、上記のようなアタック音を検出して、アタック音のみを特に効果的に強調して音楽を再生することが試みられている。
例えば特許文献1には、音楽信号を複数の周波数帯に分割し、各帯域信号の立ち上がりの急激な部分を示すアタック強調係数を計算し、その計算したアタック強調係数を帯域信号に乗算し、その後全帯域信号を合成するものが記載されている。
しかしながら、上記特許文献1に記載された方法では、単に帯域信号の振幅が急激に増加する部分をアタック音として検出するために、アタック音が無い音(例えばパイプオルガンなど)に対しても反応してしまい、曲調が崩れるという問題があった。
上記問題を解決するために、例えば特許文献2に記載されたアタック音検出装置が提案されている。このアタック音検出装置は、音楽信号を複数の周波数帯域に分割して各帯域信号の振幅増加分を検出し、各帯域信号の振幅増加分が全て略同一時刻に発生したときのみアタック音があることを検出して、その音を強調する装置である。しかしながら、上述した特許文献2に記載された装置では、複数の周波数帯域の全てに対して振幅増幅分を検出する必要があり、信号処理量が膨大になる、という問題があった。
特開2002−64895号公報 特開平9−319366号公報
本発明は、かかる問題を解決することを目的としている。即ち、本発明は、例えば、簡単な構成で、曲調が崩れることなく効果的にリズム系の音を強調することができる音楽再生装置、音楽再生方法、及び、プログラムを格納した記録媒体を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明は、音楽信号のリズム系の音を強調する音楽再生装置において、前記音楽信号から前記リズム系の基音が含まれる帯域よりも高い帯域でありかつボーカル、メロディ楽器の基音には連動せずに前記リズム系の音に連動してレベル変動が生じる帯域であるリズム連動帯域を抽出するリズム連動帯域抽出手段と、前記音楽信号から前記リズム系の音を強調したい強調帯域を抽出する強調帯域抽出手段と、前記リズム連動帯域抽出手段により抽出された前記リズム連動帯域の信号レベルに応じて前記強調帯域抽出手段により抽出された前記強調帯域の信号レベルを変換する信号レベル変換手段と、を有することを特徴とする音楽再生装置に存する。
請求項7記載の発明は、音楽信号のリズム系の音を強調する音楽再生方法において、前記音楽信号から前記リズム系の基音が含まれる帯域よりも高い帯域でありかつボーカル、メロディ楽器の基音には連動せずに前記リズム系の音に連動してレベル変動が生じる帯域であるリズム連動帯域を抽出すると共に前記音楽信号から前記リズム系の音を強調したい強調帯域を抽出する工程と、前記工程により抽出された前記リズム連動帯域の信号レベルに応じて前記強調帯域の信号レベルを変換させる工程と、を順次行うことを特徴とする音楽再生方法に存する。
請求項8記載の発明は、コンピュータに音楽信号のリズム系の音を強調する処理を行わせるプログラムを格納した記録媒体において、前記音楽信号から前記リズム系の基音が含まれる帯域よりも高い帯域でありかつボーカル、メロディ楽器の基音には連動せずに前記リズム系の音に連動してレベル変動が生じる帯域であるリズム連動帯域が、前記コンピュータにより抽出され、前記音楽信号から前記リズム系の音を強調したい強調帯域が、前記コンピュータにより抽出され、そして、前記抽出された前記リズム連動帯域の信号レベルに応じて前記強調帯域の信号レベルが、前記コンピュータにより変換されるようにしたことを特徴とするプログラムを記録した記録媒体に存する。
以下、本発明に係る音楽再生装置の一最良の形態を、図1及び図2の図面を参照して説明する。なお、図1及び図2は本発明に係る音楽再生装置の基本構成の一例を示す構成図である。
本発明者は、簡単な構成で、曲調が崩れることなく効果的にリズム系の音を強調すべく検討を重ねた結果、リズム系の基音が含まれる帯域よりも高い帯域に、音楽信号にボーカル、メロディ楽器の基音には連動せずにリズム系の音に連動してレベル変動が生じるリズム連動帯域が存在することを見い出し、本発明に係る音楽再生装置を完成するに至った。
即ち、図1及び図2に示すように、音楽信号のリズム系の音を強調するための音楽再生装置は、音楽信号からリズム系の基音が含まれる帯域よりも高い帯域でありかつボーカル、メロディ楽器の基音には連動せずにリズム系の音に連動してレベル変動が生じる帯域であるリズム連動帯域を抽出するリズム連動帯域抽出手段1と、音楽信号からリズム系の音を強調したい強調帯域を抽出する強調帯域抽出手段2と、リズム連動帯域抽出手段1により抽出されたリズム連動帯域の信号レベルに応じて強調帯域抽出手段2により抽出された強調帯域の信号レベルを変換する信号レベル変換手段3と、を有している。
これによれば、信号レベル変換手段3が、リズム連動帯域抽出手段1により抽出されたリズム連動帯域の信号レベルに応じて強調帯域抽出手段2により抽出された強調帯域の信号レベルを変換することにより、複数の帯域毎にアタック音を検出することなく、簡単な構成で、曲調が崩れることなく効果的にリズム系の音を強調することができる。
また、音楽再生装置は、リズム連動帯域が、10000Hz以上18000Hz以下の範囲に設定されていてもよい。
これによれば、メロディに連動することなく、リズムのみに連動する音を強調させることができ、より一層、効果的にリズム系の音を強調することができる。
また、音楽再生装置は、強調帯域が、リズム連動帯域と重ならないように設定されていてもよい。
これによれば、互いに異なる帯域である強調帯域、リズム連動帯域の両方の信号レベルが大きいときのみに強調することができるため、より一層、効果的にリズム系の音を強調することができる。
また、音楽再生装置は、信号レベル変換手段3により変換された強調帯域の音楽信号を音楽信号に加算する加算手段4を有していてもよい。
これによれば、加算手段4によりリズムを強調した強調帯域の音楽信号を原音(音楽信号)に重畳することができる。
また、図1に示すように、音楽再生装置は、信号レベル変換手段3が、リズム連動帯域の音楽信号のレベルを検知して当該レベルに応じた信号を出力するレベル検知手段6と、強調帯域抽出手段2により抽出された強調帯域の音楽信号とレベル検知手段6の出力信号とを乗算する乗算手段3Aと、から構成されていてもよい。
これによれば、乗算手段3Aを用いて強調帯域の音楽信号とレベル検知手段6の出力信号とを乗算するだけで簡単に、強調帯域の音楽信号の信号レベルが小さいとき、リズム連動帯域の音楽信号の信号レベルが大きくても強調しないようにすることができる。また、強調帯域の音楽信号の信号レベルが大きくても、リズム連動帯域の音楽信号の信号レベルが小さければ強調しないようにすることができるので、より一層、簡単な構成で、効果的にリズム系の音を強調することができる。
また、図2に示すように、音楽再生装置は、信号レベル変換手段3が、強調帯域抽出手段2により抽出された強調帯域の音楽信号を増幅するゲイン調整可能な増幅手段3Bと、リズム連動帯域抽出手段1により抽出されたリズム連動帯域の音楽信号の信号レベルに応じて増幅手段3Bのゲインを調整するゲイン調整手段3Cと、から構成されていてもよい。
これによれば、増幅手段3B、ゲイン調整手段3Cを用いて、リズム連動帯域の信号レベルに応じて強調帯域の信号レベルを変換することができる。
また、本発明の一実施の形態に係る音楽再生方法は、音楽信号のリズム系の音を強調する音楽再生方法において、音楽信号からリズム系の基音が含まれる帯域よりも高い帯域でありかつボーカル、メロディ楽器の基音には連動せずにリズム系の音に連動してレベル変動が生じる帯域であるリズム連動帯域を抽出すると共に音楽信号からリズム系の音を強調したい強調帯域を抽出する工程と、工程により抽出されたリズム連動帯域の信号レベルに応じて強調帯域の信号レベルを変換させる工程と、を順次行う。
これによれば、リズム連動帯域の音楽信号の信号レベルに応じて強調帯域の音楽信号の信号レベルを変換することにより、複数の帯域毎にアタック音を検出することなく、簡単な構成で、曲調が崩れることなく効果的にリズム系の音を強調することができる。
また、本発明の一実施の形態に係るプログラムを格納した記録媒体は、音楽信号からリズム系の基音が含まれる帯域よりも高い帯域でありかつボーカル、メロディ楽器の基音には連動せずにリズム系の音に連動してレベル変動が生じる帯域であるリズム連動帯域が、コンピュータにより抽出され、音楽信号からリズム系の音を強調したい強調帯域が、コンピュータにより抽出され、そして、抽出されたリズム連動帯域の信号レベルに応じて強調帯域の信号レベルが、コンピュータにより変換されるようにする。
これによれば、リズム連動帯域の音楽信号の信号レベルに応じて強調帯域の音楽信号の信号レベルを変換することにより、複数の帯域毎にアタック音を検出することなく、簡単な構成で、曲調が崩れることなく効果的にリズム系の音を強調することができる。
次に、上述した音楽再生装置の実施例を以下説明する。まず、本発明者は、音楽信号のうち20〜200Hz、200〜1000Hz、1000Hz〜10000Hz、10000Hz以上の各周波数帯を抽出し、各周波数帯の信号レベルの変動と、ボーカル、メロディ楽器の基音及びリズム系の音と、の関係を調べてみた。結果を表1に示す。
Figure 2008249755
表1に示すように、20〜200Hzでは、リズム系の音が多く含まれており、そのレベル変動は音楽リズムに連動することが多いことが分かった。200Hz〜1000Hzでは、音楽を構成する主な楽器の基音が集中しており、そのレベル変動はリズム系の音だけでなくメロディにも連動することが分かった。1000Hz〜10000Hzでは、音楽を構成する主な楽器の倍音が多く含まれ、そのレベル変動はリズム系だけでなくメロディにも連動することが分かった。そして、リズム系の基音が含まれる帯域(20Hz〜200Hz)よりも高い10000Hz以上の高域で、ボーカル、メロディ楽器の基音には連動せずにリズム系の音にのみ連動するリズム連動帯域が存在することが分かった。
そこで、本発明者は、上記リズム連動帯域の音楽信号を利用してリズム系の音を強調すべく、図3に示すように音楽再生装置100を構成した。なお、図3は音楽再生装置の構成の一例を示す構成図である。
この音楽再生装置100は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)やCD(Compact Disc)、ハードディスク(Hard Disk)などの記録媒体に記録されているデジタルの音楽信号をスピーカによって再生可能な信号に処理する。この音楽再生装置100には、処理した音楽情報を再生する出力部200が接続されている。
出力部200は、音楽再生装置100から出力される音楽信号を再生出力する。この出力部200は、デジタル/アナログ(D/A)変換器210と、アンプ220と、スピーカ230とを備えている。D/A変換器210は、音楽再生装置100に接続され、音楽再生装置100から出力されるデジタルの音楽信号をアナログに変換する。そして、D/A変換器210は、アナログに変換した音楽信号をアンプ220へ出力する。
アンプ220は、D/A変換器210に接続されているとともに、スピーカ230に接続されている。このアンプ220は、D/A変換器210から出力されるアナログの音楽信号を増幅してスピーカ230から出力させる。
音楽再生装置100は、上述した記憶媒体から読み取ったデジタルの音楽信号が入力されるDIR(Digital Interface Receiver:デジタルインタフェースレシーバ)101と、圧縮された音楽信号を復調するデコーダ102と、復調された音楽信号の例えばミキシング処理やエフェクト処理などの各種信号処理を行うDSP(Digital Signal Processor:デジタル信号処理装置)103と、DSP103を制御するCPU104とから構成されている。
次に、上述したDSP103の構成について図4を参照して以下説明する。DSP103は図示しないメモリに記憶されたプログラムにより、音楽信号を3つのルートR1、R2、R3に分岐すると共に、リズム連動帯域抽出手段としてのバンドパスフィルタ(以下BPF)1と、強調帯域抽出手段としてのBPF2−1と、増幅部5と、増幅手段としての増幅部3B−1と、レベル検知手段としてのレベル検知部6と、信号レベル変換手段、乗算手段としての乗算部3A−1と、加算手段としての加算部4と、遅延部7〜9と、を備えている。
上記BPF1は、ルートR3上に設けられ、音楽信号から上述したリズム連動帯域を抽出するフィルタである。本実施例では、BPF1は例えば14000Hz〜15000Hzを抽出するように設けられている。
上記BPF2−1は、ルートR2上に設けられ、音楽信号からリズム系の音を強調したい強調帯域を抽出するフィルタである。本実施例では、BPF2−1は例えば人が音楽を聴いたときにその音・帯域をリズムと判断する帯域(リズム系楽器の基音)であって、かつボーカルやメロディ楽器の基音(200Hz〜1000Hz)以外の帯域である100Hz〜200Hzを抽出するように設けられている。
上記増幅部5は、BPF1が抽出したリズム連動帯域の音楽信号を増幅するものである。上記増幅部3B−1は、BPF2−1が抽出した強調帯域の音楽信号を増幅するものである。
レベル検知部6は、BPF1が抽出したリズム連動帯域の音楽信号を平滑化してその信号レベルを検知するものである。このレベル検知部6としては、例えば全波整流部と50Hz以下の周波数を通過させるローパスフィルタとから構成しても良いし、リズム連動帯域の音楽信号の瞬時振幅をホールドする構成でも良いし、リズム連動帯域の音楽信号の実効値を算出する構成でもよい。即ち、レベル検知部6は、リズム連動帯域の時間の経過に応じた信号レベルの変化を平滑化する構成であればよい。
乗算部3A−1は、BPF2−1により抽出された強調帯域の音楽信号に、レベル検知部6によってリズム連動帯域の音楽信号を平滑化した信号を乗算するものである。この乗算部3A−1によって、BPF1により抽出されたリズム連動帯域の信号レベルに応じてBPF2−1により抽出された強調帯域の信号レベルを変換することができる。即ち、乗算部3A−1は、リズム連動帯域の信号レベルが大きいほど強調帯域の信号レベルが大きくなるように変換できる。
加算部4は、乗算部3A−1によって変換された強調帯域の音楽信号を音楽信号(原音)に加算するものである。
また、遅延部7〜9はそれぞれ、各ルートR1、R2、R3上に設けられている。各遅延部7〜9は、BPF1、2−1を使ったフィルタ処理による音楽信号の群遅延やレベル検知部6の処理遅延に起因する各ルートR1、R2、R3での位相のズレを整えるために設けてある。
上述したDPS103内での信号処理動作について以下説明する。まず、DPS103内に音楽信号が入力されると、DPS103内のBPF1が音楽信号からリズム連動帯域の音楽信号を抽出すると共にBPF2−1が音楽信号から強調帯域の音楽信号を抽出する。BPF1によって抽出されたリズム連動帯域の音楽信号は、増幅器5で増幅され、レベル検知部6で平滑化され、さらに遅延部9で遅延されて位相を整えた後に、乗算部3A−1に入力される。
一方、BPF2−1によって抽出された強調帯域の音楽信号は、増幅器3B−1で増幅され、遅延部8で遅延されて位相を整えた後に、乗算部3A−1に入力される。そして、乗算部3A−1では、強調帯域の音楽信号とリズム連動帯域の音楽信号を平滑化した信号とが乗算され、リズム連動帯域の音楽信号の信号レベルに応じて強調帯域の音楽信号が変換される。乗算部3A−1に変換された強調帯域の信号レベルは、加算部4によって音楽信号(原音)に加算される。
上述した音楽再生装置の効果について表2を参照して以下説明する。
Figure 2008249755
入力された音楽信号がリズム系の音であるときは、表2のパターン1に示すようにリズム連動帯域の信号レベル、強調帯域の信号レベルの両レベルが大きくなる。よって、強調帯域の音楽信号を大きく増幅させて原音に加算することができ、リズム系の音を強調することができる。また、入力された音楽信号がリズム系の音でなくても、表2のパターン2に示すようにメロディなどの影響により強調帯域の信号レベルが大きくなることがある。しかしながら、リズム連動帯域の信号レベルが小さければ、乗算部3A−1により乗算しても強調帯域の音楽信号はほとんど増幅されない。このため、リズム系の音でない音が強調されることがない。
また、入力された音楽信号がリズム系の音でなくても、表2のパターン3に示すようにメロディなどの影響によりリズム連動帯域の信号レベルが大きくなることがある。しかしながら、強調帯域の信号レベルが小さければ、乗算部3A−1により乗算しても強調帯域の音楽信号はほとんど増幅されない。このため、リズム系の音でない音が強調されることがない。さらに、表3のパターン4に示すように入力された音楽信号がリズム系の音でないとき、リズム連動帯域、強調帯域の両信号レベルが大きくなる確率はほとんどない。これにより、リズム系の音を正確に強調することができる。
次に、本発明者は、上記BPF1の通過帯域を200Hz〜400Hz、400Hz〜600Hz、600Hz〜800Hz、800Hz〜1000Hz、1000Hz〜2000Hz、2000Hz〜3000Hz、3000Hz〜4000Hz、4000Hz〜5000Hz、5000Hz〜6000Hz、6000Hz〜7000Hz、7000Hz〜8000Hz、8000Hz〜9000Hz、10000Hz〜12000Hz、12000Hz〜14000Hz、14000Hz〜16000Hz、16000Hz〜18000Hz、18000Hz〜20000Hzとして音楽再生装置100を各々作製して、音楽信号を再生してみた。結果を表3に示す。
Figure 2008249755
表3に示すように、BPF1の通過帯域を200Hz〜400Hzに設定すると、リズム系の音以外でも音が揺らいでしまい、この200Hz〜400Hzをリズム連動帯域に設定することができないことが分かった。また、BPF1の通過帯域を400Hz〜600Hzに設定すると、リズム感が出なくなってしまい、この400Hz〜600Hzをリズム連動帯域に設定することができないことが分かった。同様に、BPF1の通過帯域を600Hz〜2000Hzの間に設定すると、リズム系の音以外にもボーカルやメロディの音にも連動して強調されてしまい、この600Hz〜2000Hzをリズム連動帯域に設定することができないことが分かった。
また、BPF1の通過帯域を2000Hz〜5000Hzの間に設定すると、200Hz〜2000Hzのときほどではないが、リズム系の音以外にもボーカルやメロディの音にもやや連動して強調されてしまい、この2000Hz〜5000Hzをリズム連動帯域に設定することができないことが分かった。
また、BPF1の通過帯域を5000Hz〜7000Hzの間に設定すると、2000Hz〜5000Hzのときほどではないが、リズム系の音以外にもボーカルやメロディの音にもやや連動して強調されてしまい、躍動感が少なく、この5000Hz〜7000Hzをリズム連動帯域に設定することができないことが分かった。
また、BPF1の通過帯域を7000Hz〜9000Hzの間に設定すると、5000Hz〜7000Hzのときほどではないが、リズム系の音以外にもボーカルやメロディの音にもやや連動して強調されてしまい、やや躍動感が少なく、この7000Hz〜9000Hzをリズム連動帯域に設定することができないことが分かった。
また、BPF1の通過帯域を10000Hz〜16000Hzの間に設定すると、ボーカルやメロディの音には連動せずにリズム系の音に連動してリズムが強調され、この10000Hz〜16000Hzをリズム連動帯域に設定できることが分かった。
また、BPF1の通過帯域を16000Hz〜18000Hzの間に設定すると、若干音の揺らぎはあるもののリズム系の音に連動してリズムが強調され、この16000Hz〜18000Hzもリズム連動帯域を設定できることが分かった。また、BPF1の通過帯域を18000Hz〜20000Hzの間に設定すると、音の揺らぎが激しくなり、この18000Hz〜20000Hzをリズム連動帯域に設定することができないことが分かった。
以上のことから、リズム連動帯域を10000Hz〜18000Hzの間に設定すれば、曲調が崩れることなく効果的にリズム系の音を強調することができることが分かった。また、リズム連動帯域を10000Hz〜16000Hzの間に設定すれば、より一層曲調が崩れることなく効果的にリズム系の音を強調することができることが分かった。
上述したように、本実施例では、リズム連動帯域を14000Hz〜15000Hzに設定しているので、曲調が崩れることなく効果的にリズム系の音を強調することができる。
上述した実施例によれば、DPS103は、リズム系の基音が含まれる帯域よりも高い帯域でありかつ音楽信号からボーカル、メロディ楽器の基音には連動せずにリズム系の音に連動してレベル変動が生じる帯域であるリズム連動帯域を抽出するBPF1と、音楽信号からリズム系の音を強調したい強調帯域を抽出するBPF2−1と、BPF1により抽出されたリズム連動帯域の音楽信号の信号レベルに応じてBPF2−1より抽出された強調帯域の音楽信号の信号レベルを変換する乗算部3A−1と、を有している。これにより、乗算部3A−1が、BPF1により抽出されたリズム連動帯域の音楽信号の信号レベルに応じてBPF2−1により抽出された強調帯域の音楽信号の信号レベルを変換することにより、複数の帯域毎にアタック音を検出することなく、簡単な構成で、曲調が崩れることなく効果的にリズム系の音を強調することができる。
また、上述した実施例によれば、リズム連動帯域が、10000Hz以上18000Hz以下の範囲に設定されているので、メロディに連動することなく、リズムのみに連動する音を強調させることができ、より一層、効果的にリズム系の音を強調することができる。
また、上述した実施例によれば、強調帯域(100Hz〜200Hz)がリズム連動帯域(14000Hz〜15000Hz)と重ならないように設定されているので、表2に示すように互いに異なる帯域である強調帯域、リズム連動帯域の両方の信号レベルが大きいときのみに強調することができるため、より一層、効果的にリズム系の音を強調することができる。
また、上述した実施例によれば、乗算部3A−1により変換された強調帯域の音楽信号を音楽信号に加算する加算部4を有しているので、加算部4によりリズムを強調した強調帯域の音楽信号を原音(音楽信号)に重畳することができる。
また、上述した実施例によれば、BPF2−1により抽出された強調帯域の音楽信号に、レベル検知部6により平滑化したリズム連動帯域の音楽信号を乗算する乗算部3A−1によって、BPF1により抽出されたリズム連動帯域の音楽信号の信号レベルに応じてBPF2−1により抽出された強調帯域の音楽信号の信号レベルを変換しているので、乗算部3A−1を用いて強調帯域の音楽信号とレベル検知部6の出力信号とを乗算するだけで簡単に、表2に示すように強調帯域の音楽信号の信号レベルが小さいとき、リズム連動帯域の音楽信号の信号レベルが大きくても強調しないようにすることができる。また、強調帯域の音楽信号の信号レベルが大きくても、リズム連動帯域の音楽信号の信号レベルが小さければ強調しないようにすることができるので、より一層、簡単な構成で、効果的にリズム系の音を強調することができる。
なお、上述した実施例によれば、強調帯域は100Hz〜200Hzの間であったが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、図5に示すように、100Hz〜200Hzを抽出するBPF2−1に加えて、15000Hz以上を強調帯域として抽出するBPF2−2を設けても良い。図1と図5との異なる点は、音楽信号をさらにルートR4に分岐する点、ルートR4上に強調帯域抽出手段としてのBPF2−2、増幅部3B−2、遅延部10を設ける点、リズム連動帯域の信号レベルと15000Hz以上の強調帯域の信号レベルとを乗算する信号レベル変換手段、乗算手段としての乗算部3A−2をさらに設ける点である。図5に示すように、15000Hz以上を強調することにより、リズム音の高次倍音を強調して、リズム音の鋭さを強調することができる。
また、上述した実施例によれば、強調帯域としては100Hz〜200Hz、15000以上として音楽の躍動感を強調していたが、上述した実施例に限定されるものではなく、リズム系の音を強調したい帯域であれば別の帯域でもよい。また、上述した実施例によれば、リズム連動帯域と重ならないように強調帯域を設定していたが、本発明はこれに限ったものではない。リズム連動帯域と重なるように強調帯域を設定してもよい。
また、上述した実施例によれば、音楽信号を分岐する各ルートR1〜R3の全てに遅延部7〜9を設けていたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、図5に示すように、各ルートR1〜R4のうち最も大きな群遅延が発生するルートR2には遅延部を設けないようにしてもよい。
また、上述した実施例によれば、乗算部3A−2、3A−3を用いて、BPF1により抽出されたリズム連動帯域の信号レベルに応じてBPF2−1によって抽出された強調帯域の信号レベルを変換していたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、図6に示すように、増幅部3A−1をゲイン調整可能なものとし、BPF1により抽出されたリズム連動帯域の信号レベルに応じて増幅器3Aのゲインを調整するゲイン調整手段としてのゲイン調整部3C−1を設けてもよい。これによれば、増幅部3A−1、ゲイン調整部3C−1を用いて、リズム連動帯域の信号レベルに応じて強調帯域の信号レベルを変換することができる。
また、上述した実施形態によれば、リズム連動帯域としては、14000Hz〜15000Hzに設定されていたが、本発明はこれに限ったものではない。上述したようにリズム連動帯域は、10000Hz以上18000Hz以下、好ましくは10000Hz以上16000Hzの範囲内に設定していればどの範囲でもよい。
また、上述した実施形態によれば、BPF1、BPF2−1、2−2、増幅部3B−1、5、乗算部3A−1、3A−2、ゲイン調整部3C−1、加算部4、遅延部7〜10をDSP103で構成していたが、本発明はこれに限ったものではなく、全部を同等の働きをするアナログ回路で構成しても良いし、一部を同等の働きをするアナログ回路で構成してもよい。
また、前述した実施例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明に係る音楽再生装置の基本構成の一例を示す構成図である。 本発明に係る音楽再生装置の基本構成の一例を示す構成図である。 本発明に係る音楽再生装置の一実施の形態を示すブロック図である。 図3に示す音楽再生装置を構成するDSPの構成を示すブロック図である。 他の実施例における図3に示す音楽再生装置を構成するDSPの構成を示すブロック図である。 他の実施例における図3に示す音楽再生装置を構成するDSPの構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 BPF(リズム連動帯域抽出手段)
2−1 BPF(強調帯域抽出手段)
2−2 BPF(強調帯域抽出手段)
3A−1 乗算部(信号レベル変換手段、乗算手段)
3A−2 乗算部(信号レベル変換手段、乗算手段)
3B−1 増幅部(増幅手段)
3C−1 ゲイン調整部(ゲイン調整手段)
4 加算部(加算手段)

Claims (8)

  1. 音楽信号のリズム系の音を強調する音楽再生装置において、
    前記音楽信号から前記リズム系の基音が含まれる帯域よりも高い帯域でありかつボーカル、メロディ楽器の基音には連動せずに前記リズム系の音に連動してレベル変動が生じる帯域であるリズム連動帯域を抽出するリズム連動帯域抽出手段と、
    前記音楽信号から前記リズム系の音を強調したい強調帯域を抽出する強調帯域抽出手段と、
    前記リズム連動帯域抽出手段により抽出された前記リズム連動帯域の信号レベルに応じて前記強調帯域抽出手段により抽出された前記強調帯域の信号レベルを変換する信号レベル変換手段と、
    を有することを特徴とする音楽再生装置。
  2. 前記リズム連動帯域が、10000Hz以上18000Hz以下の範囲に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の音楽再生装置。
  3. 前記強調帯域が、前記リズム連動帯域と重ならないように設定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の音楽再生装置。
  4. 前記信号レベル変換手段により変換された前記強調帯域の音楽信号を前記音楽信号に加算する加算手段を有することを特徴とする請求項1〜3何れか1項に記載の音楽再生装置。
  5. 前記信号レベル変換手段が、前記リズム連動帯域の音楽信号のレベルを検知して当該レベルに応じた信号を出力するレベル検知手段と、前記強調帯域抽出手段により抽出された強調帯域の音楽信号と前記レベル検知手段の出力信号とを乗算する乗算手段と、から構成されていることを特徴とする請求項1〜4何れか1項に記載の音楽再生装置。
  6. 前記信号レベル変換手段が、前記強調帯域抽出手段により抽出された強調帯域の音楽信号を増幅するゲイン調整可能な増幅手段と、前記リズム連動帯域抽出手段により抽出された前記リズム連動帯域の信号レベルに応じて前記増幅手段のゲインを調整するゲイン調整手段と、から構成されていることを特徴とする請求項1〜4何れか1項に記載の音楽再生装置。
  7. 音楽信号のリズム系の音を強調する音楽再生方法において、
    前記音楽信号から前記リズム系の基音が含まれる帯域よりも高い帯域でありかつボーカル、メロディ楽器の基音には連動せずに前記リズム系の音に連動してレベル変動が生じる帯域であるリズム連動帯域を抽出すると共に前記音楽信号から前記リズム系の音を強調したい強調帯域を抽出する工程と、
    前記工程により抽出された前記リズム連動帯域の信号レベルに応じて前記強調帯域の信号レベルを変換させる工程と、
    を順次行うことを特徴とする音楽再生方法。
  8. コンピュータに音楽信号のリズム系の音を強調する処理を行わせるプログラムを格納した記録媒体において、
    前記音楽信号から前記リズム系の基音が含まれる帯域よりも高い帯域でありかつボーカル、メロディ楽器の基音には連動せずに前記リズム系の音に連動してレベル変動が生じる帯域であるリズム連動帯域が、前記コンピュータにより抽出され、
    前記音楽信号から前記リズム系の音を強調したい強調帯域が、前記コンピュータにより抽出され、そして、
    前記抽出された前記リズム連動帯域の信号レベルに応じて前記強調帯域の信号レベルが、前記コンピュータにより変換されるようにしたことを特徴とするプログラムを記録した記録媒体。
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