JP2008249354A - 方位測定装置 - Google Patents

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【課題】空中線素子の数を大きく増加することなく、測定方位の精度を向上させることを可能にする方位測定装置を得ること。
【解決手段】方位の測定を行うための第1〜第5の空中線素子2011〜2015は第1の円202の円周上に等間隔に配置されている。第6および第7の空中線素子2016、2017は、第5の空中線素子2015と共に、ほぼ正三角形となる三角形の3つの頂点の位置に配置されている。換言すれば、第5〜第7の空中線素子2015〜2017は、第1の円202よりも半径の長い第2の円203の円周上にほぼ位置している。これにより、第1〜第5の空中線素子2011〜2015のみを用いた場合と比べ、各方位の測定精度が向上する。
【選択図】図1

Description

本発明は、たとえば不法電波の監視を行う場合のように到来する電波の方位を空中線素子を使用して測定する方位測定装置に関する。
複数の空中線素子を使用して、同一の電波の到来する時間差あるいは位相差を測定することで、その電波の到来する方位を測定することができる。
図5は、2つの空中線素子を使用した場合の方位測定原理を示したものである。第1の空中線素子1011と第2の空中線素子1012とは、間隔d(以下、空中線間隔dという。)だけ離れて固定されている。電波の発信源が十分遠い場所であるものとする。方位θから電波102が到来するものとする。このとき、この図6で示されるような配置関係にあると、第1の空中線素子1011は第2の空中線素子1012よりも距離l(エル)だけ電波の発信源から遠くなる。したがって、電波は第1の空中線素子1011で、第2の空中線素子1012よりも距離(経路差)lに相当する遅延時間の経過後に到来することになる。経路差と、到来方位の関係式は、次の(1)式で表わすことができる。
sinθ=l/d
∴ θ=sin-1 l/d ……(1)
経路差lは、同一の電波の位相差として検出することができる。したがって、距離が既知の2点における電波の位相差を測定することで、受信した電波の到来方位の算出が可能になる。経路差の測定誤差が一定であると仮定すると、空中線間隔dが大きくなるほど、方位測定誤差を小さくすることができることは、式(1)により明らかである。
従来の方位測定装置では、それぞれの空中線素子を等間隔となるように配置している。測定方位がある程度特定できる場合は、この方位とほぼ直交する方向に直線状に配置する例もあるが、全周の測定を可能とするために、一般的には鉄塔の上に複数の空中線素子を円形となるように配置している。
図6は、空中線素子を円周上に等間隔に5つ配置した5素子空中線の例を示したものである。図で黒点でそれぞれの空中線素子101を表わしている。この例では、所定の径の円周111上に空中線素子101が等間隔に5つ配置されている。これにより、どの方角から電波が到来しても、5つの空中線素子101のうちの2つが空中線間隔d(図5)を大きくとることができる。
ところで、測定方位の精度を向上させるためには、それぞれの空中線素子の素子間隔を確保しながら開口面積を大きく確保する必要がある。このためには、すべての空中線素子の配置を変えると共に、素子数の変更も必要となる。
図7は、図6の空中線装置よりも測定方位の精度を向上させる従来の空中線装置の一例を表わしたものである。開口面積を大きくするために、図6と同一位置に配置した円周111よりも大径の円周(図示せず)上に、より多くの空中線素子101を配置するようにしている。この例では空中線素子101が合計9つ配置されている。
図7に示した空中線装置の場合、測定方位の精度をより向上させることができるようになる。しかしながら、図6の空中線装置から改良しようとした場合に、すべての空中線素子101の配置を変更する必要が生じる。また、空中線素子101の数および配置面積も大幅に増加する。したがって、たとえば鉄塔上に図6に示したような5素子空中線を配置していた場合、鉄塔そのものを大型にするか、補強しなければならない。
また、それぞれの空中線素子をビルの屋上等の高所に別々に配置しているような場合、屋上の面積のように配置スペースが限られてしまう場合が多い。したがって、図6に示した配置を図7に示した配置に拡大することが可能でない場合も多い。更に、空中線素子101の数が大幅に増加することで、方位測定装置の規模が大幅に増大し、コストアップも大幅になるという問題もあった。
円周に沿って複数の空中線素子を配置する一方で、これらと異なる位置に1本の空中線素子を配置することも提案されている(たとえば特許文献1参照)。この提案では、図5あるいは図6に示したように円周上に等間隔に空中線素子を配置すると共に、この円周の中心位置で、上または下に明らかにずれた位置に1本の空中線素子を配置している。
特開平4−157383号公報(第1ページ右下欄第5行目〜第8行目、図2、図5)
この提案は従来の2次元的な方位の測定の他に、高さ方向の入射角を測定可能にして3次元的な方位の測定を可能にするものである。追加された1本の空中線素子は円周の中心位置に配置されているので、図5における考察からも明らかなように空中線間隔dを拡張する効果は期待することができないからである。
したがって、以上説明したように従来の方位測定装置では、方位測定の精度を上げようとすると、空中線素子の配置される円周をより大きなものに変更する必要が生じ、これにより方位測定装置の規模が大幅に増大し、コストアップも大幅になることになった。
そこで本発明の目的は、空中線素子の数を大きく増加することなく、測定方位の精度を向上させることを可能にする方位測定装置を提供することにある。
請求項1記載の発明では、(イ)円周上に複数の空中線素子を等間隔に配置した空中線素子群と、(ロ)この空中線素子群の前記した円周を構成する円の外側の領域に配置され、それぞれが前記した円の中心から異なる方位に配置された複数の空中線素子とを方位測定装置に具備させる。
すなわち本発明では、円周上に複数の空中線素子を等間隔に配置した空中線素子群を配置すると共に、この空中線素子群の前記した円周を構成する円よりも外側に、それぞれが前記した円の中心から異なる方位に配置された複数の空中線素子を配置する。これにより、空中線素子群とこれらを構成する円の外側の空中線素子とで各種の方向から飛来する電波に対する空中線間隔を空中線素子群内の空中線素子のみを使用する場合よりも大きくすることができる。
一例としては、前記した複数の空中線素子は2つの空中線素子であり、これら2つの空中線素子と空中線素子群を構成する空中線素子の1つとを結ぶ形状は正三角形と同一あるいはこれに近似している。この正三角形の形状を構成する3つの空中線素子(このうちの1つの空中線素子は空中線素子群を構成する空中線素子である。)はあらゆる角度から飛来する電波に対する空中線間隔を効果的に大きく設定することができる。
また、他の例としては、前記した複数の空中線素子は3つの空中線素子であり、これら3つの空中線素子と前記空中線素子群を構成する空中線素子の1つとを結ぶ形状は正方形と同一あるいはこれに近似している。この正方形の形状を構成する4つの空中線素子(このうちの1つの空中線素子は空中線素子群を構成する空中線素子である。)はあらゆる角度から飛来する電波に対する空中線間隔を効果的に大きく設定することができる。
請求項4記載の発明では、(イ)第1の直径からなる円周上に複数の空中線素子を等間隔に配置した空中線素子群と、(ロ)この空中線素子群の前記した円周を構成する第1の直径の円の外側の領域に配置され、それぞれが空中線素子群の中の1つの空中線素子と共に前記した第1の直径よりも大きな第2の直径の円周上に等間隔に配置された複数の空中線素子とを方位測定装置に具備させる。
すなわち本発明では、第1の直径からなる円周上に空中線素子群として複数の空中線素子を等間隔に配置すると共に、追加的に配置される複数の空中線素子と前記した空中線素子群の1つの空中線素子が第1の直径よりも大きな第2の直径の円周上に等間隔に配置されるようにしている。これにより、第2の直径を基準として方位測定の際の空中線間隔をより大きく設定することができる。
前記した複数の空中線素子は空中線素子群の構成する面と同一面に配置されてもよいし、前記した複数の空中線素子は空中線素子群の構成する面と垂直方向に距離を置いた位置にそれぞれ配置されていてもよい。後者の場合には先の特許文献1と同様に3次元的な方位の測定が可能になる。
以上説明したように本発明によれば、空中線素子群とこれに追加された形の複数の空中線素子で方位測定装置の空中線素子を構成するので、既存の空中線素子群を使用して方位の測定精度を簡単に向上させることが可能であり、既存の設備の有効利用を図ることができる。また、一次測定のように精度をそれほど要しない測定の場合には、空中線素子群のみの測定も可能であり、必要に応じて、追加された形の複数の空中線素子との測定を行うことで、測定の効率化を図ることができる。
更に本発明によれば、1つの円周上に限定して空中線素子を配置する必要がない。このため、それぞれの配置状況に応じて自由度の高い空中線素子の配置を行い、比較的少ない空中線素子の数で開口面積を確保して、方位測定精度を向上することができる。
以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
図1は、本実施例の方位測定装置を構成する空中線素子の二次元的な配置を示したものである。図1でX軸とY軸は、地上のある高さの点である原点「0」と同一の高さの平面に含まれている。原点「0」を中心として、第1〜第5の空中線素子2011〜2015が半径aの第1の円202の円周上に、72度ずつの角度を置いて等間隔に配置されている。ここで符号aは測定しようとする電波の波長に依存した任意の長さである。
本実施例では、第1〜第5の空中線素子2011〜2015からなる空中線素子群から距離的に離れた第6および第7の空中線素子2016、2017も、同一の方位測定装置200を構成するものとして配置している。ここで、第6および第7の空中線素子2016、2017は、第1〜第5の空中線素子2011〜2015の中でX軸成分に関して一番距離的に遠い第5の空中線素子2015と共に、ほぼ正三角形となる三角形の3つの頂点の各位置に配置されている。すなわち、第5〜第7の空中線素子2015〜2017は、第1の円202よりも半径の長い第2の円203の円周上にほぼ位置しているということができる。
このような第1〜第7の空中線素子2011〜2017の配置構造は、幾つかの手法で実現する。第1の手法としては、第1〜第5の空中線素子2011〜2015が既存の鉄塔の上に設置された5素子空中線であり、残りの第6および第7の空中線素子2016、2017は、新たに建築した2つの鉄塔にそれぞれ配置した1素子空中線からなるものである。この場合には、2つの鉄塔を新たに建築して第6および第7の空中線素子2016、2017をこれらに1つずつ配置するだけで本実施例の第1〜第7の空中線素子2011〜2017の配置構造を実現することができる。
もちろん、建物の屋上等の比較的高い場所に直接、あるいはこれらの場所や平地に合計7つの鉄塔を建てて、これらのそれぞれに1素子空中線を配置する構造で第1〜第7の空中線素子2011〜2017の配置構造を実現することも可能である。
図2は、これら第1〜第7の空中線素子を使用した方位測定装置の全体的な構成を表わしたものである。方位測定装置200を構成する第1の空中線素子2011の受信した電波による第1の受信信号2111は、第1の受信機2121に入力される。第1の受信機2121には、図示しないCPU(Central Processing Unit)を用いた制御処理部213によって制御される局部発信機214の作成した測定周波数に応じた基準信号215が入力される。
第1の受信機2121は、この基準信号215を基にして第1の受信信号2111を周波数変換して、その出力としての第1の信号2171を第1のA/D変換部2181に入力する。第1のA/D変換部2181は、A/D変換して得られた第1のデジタル信号2191を第1の直交変換部2201に供給する。第1の直交変換部2201は、この第1のデジタル信号2191を実数部Iと虚数部Qからなる第1の複素データ2211に変換する。この第1の複素データ2211は、方位処理部222に入力される。
以上、第1の空中線素子2011の受信した電波が第1の複素データ2211に変換されて方位処理部222に入力されるまでの処理を説明したが、第2の空中線素子2012〜第7の空中線素子2017についても同様の処理が行われる。そこで、これらの回路部分の説明は省略する。
方位処理部222は、ステアリングベクトル格納部223および制御処理部213と接続されている。ステアリングベクトル格納部223には、到来方位に応じた第1〜第7の空中線素子2011〜2017のパターンデータが、測定周波数ごとに事前測定した結果として格納されている。方位処理部222は、設定された周波数に対応するパターンデータを、ステアリングベクトル格納部223から取り出す。そして、第1〜第7の直交変換部2201〜2207から入力される受信データとしての第1〜第7の複素データ2211〜2217との相関をとることによって、到来電波の方位を算出するようになっている。
方位算出のためには、MUSIC(Multiple Signal Classification)法、ESPRIT(Estimation of Signal Parameters via Rotational Invariance Techniques)法等のアルゴリズムが存在し、方位処理部222がいずれのアルゴリズムを採用するかは自由である。ここでは、MUSIC法を採用したものとして、方位算出の原理を簡単に説明する。
第1〜第7の空中線素子2011〜2017からなるアレーアンテナによる入力ベクトルをX(t)とする。アレーアンテナの素子数をKとする。本実施例では素子数Kは「7」であるが、入力ベクトルをX(t)を表わす一般式は次の(2)式の通りとなる。
X(t)={X1(t),X2(t),…,XK(t)} ……(2)
この(2)式を用いて、次の式(3)によりK次元の自己相関行列Sを算出する。
S=E[X(t)XH(t)] ……(3)
ただし、符号Hは共役転置を表わす。
この自己相関行列Sの一般固有値問題を解くと、得られる固有値は、次の(4)式で表わされる。
λ1≧λ2≧…≧λL>λL+1=λL+2…=λK ……(4)
この(4)式で符号Lが到来波数となる。ここで求められた符号Lと固有ベクトル{eL+1…eK}の関係および到来方位θの関数である{eL+1…eK}の関係から、到来方位θの評価関数Pmu(θ)は次の(5)式から求めることができる。
Figure 2008249354
ただし符号ENは次の(6)式で表わされる。
N=[eL+1,…,eK] ……(6)
また、a(θ)はアレーの応答ベクトルである。
評価関数Pmu(θ)が、ピークを示す{θL,…,θK}が、算出される電波の到来方位となる。
このように本実施例では、第1の円202の円周上の第1〜第5の空中線素子2011〜2015を既存の空中線素子群とすると、これに第6および第7の空中線素子2016、2017を追加的に配置している。これにより、第1の円202よりも半径の長い第2の円203の円周上の第5〜第7の空中線素子2015〜2017を主として用いた方位測定が可能になる。
図2に示した制御処理部213は、演算によって求められた方位の測定結果225を出力端子226に出力する。出力端子226には、測定結果225として出力されるデータの種類に応じて、図示しないプリンタやディスプレイが接続されることになる。
<発明の第1の変形例>
図3は、本発明の第1の変形例における第1〜第7の空中線素子の配置構造を示したものである。第1の円202の円周上には、図1と同様に第1〜第5の空中線素子2011〜2015が配置されている。この図で外枠301がビルの屋上で鉄塔を建てることのできるスペースであるとする。第1の円202が、図示のように外枠301の一方に偏った位置に配置されているとし、第6および第7の空中線素子2016、2017の2つを増設するとする。この場合、第6および第7の空中線素子2016、2017の2つと第1〜第5の空中線素子2011〜2015の内のいずれかが正三角形を構成するように第6および第7の空中線素子2016、2017の位置を定めることも可能である。しかしながら、外枠301内のスペースを有効活用して、一点鎖線302で示した二等辺三角形に近い形状で図示のように第6および第7の空中線素子2016、2017の位置を定める方が、全方位に対する方位測定の精度が上がる。
このように空中線素子群の第1の円202の外側に配置される第6および第7の空中線素子2016、2017は、たとえば第5の空中線素子2015と正三角形の各頂点を形成する位置に存在する必要はない。ただし、これら第6および第7の空中線素子2016、2017は、第1の円202の中心あるいは第1〜第5の空中線素子2011〜2015を基点とするときそれぞれ異なった方位に存在する必要がある。仮に、第5〜第7の空中線素子2015〜2017がすべて同一直線上に配置されていたとすると、この直線と直交する方向に近似した方向での方位の測定は精度よく行われるが、この直線と傾きがあまり変わらない方向での方位の測定の精度が十分向上しないからである。
<発明の第2の変形例>
図4は、本発明の第2の変形例における第1〜第8の空中線素子の配置構造を示したものである。この第2の変形例では、第1〜第5の空中線素子2011〜2015に対して第6〜第8の空中線素子2016〜2018の3つの空中線素子を増設する場合の理想的な配置を示している。第5〜第8の空中線素子2015〜2018の各位置が一点鎖線311で示す正方形の各頂点と一致している。これは、第1の円202よりも半径が長い第2の円312の円周上に第5〜第8の空中線素子2015〜2018がそれぞれ位置していることを意味しており、最大の開口面積となる。
なお、実施例および各変形例では、各空中線素子がすべて同一平面内に位置していることを前提として説明を行ったが、追加された第6〜第8の空中線素子2016〜2018が第1の円202の存在する面とは異なった上下位置に配置されていてもよい。これにより、方位だけでなく仰角や俯角の測定も可能になる。
また、実施例および変形例では第1の円202の円周上に第1〜第5の空中線素子2011〜2015が配置されるものとして説明したが、これらの空中線素子は全方位の測定に際して3つ以上であればその個数が特に限定されるものではないことは当然である。第1の円202の外側に配置する空中線素子の数も特に限定されるものでないことは当然である。
本発明の一実施例における方位測定装置を構成する空中線素子の二次元的な配置を示した配置説明図である。 本実施例の方位測定装置の全体的な構成を表わしたブロック図である。 本発明の第1の変形例における第1〜第7の空中線素子の配置構造を示した配置説明図である。 本発明の第2の変形例における第1〜第8の空中線素子の配置構造を示した配置説明図である 2つの空中線素子を使用した場合の方位測定原理を示した説明図である。 空中線素子を円周上に等間隔に5つ配置した5素子空中線の例を示した配置説明図である。 図6の空中線装置よりも測定方位の精度を向上させる従来の空中線装置の一例を表わした配置説明図である。
符号の説明
200
2011〜2015 第1〜第5の空中線素子(空中線素子群)
2015〜2018 第5〜第8の空中線素子
202 第1の円
203、312 第2の円
213 制御処理部
222 方位処理部

Claims (6)

  1. 円周上に複数の空中線素子を等間隔に配置した空中線素子群と、
    この空中線素子群の前記円周を構成する円の外側の領域に配置され、それぞれが前記円の中心から異なる方位に配置された複数の空中線素子
    とを具備することを特徴とする方位測定装置。
  2. 前記複数の空中線素子は2つの空中線素子であり、これら2つの空中線素子と前記空中線素子群を構成する空中線素子の1つとを結ぶ形状は正三角形と同一あるいはこれに近似していることを特徴とする請求項1記載の方位測定装置。
  3. 前記複数の空中線素子は3つの空中線素子であり、これら3つの空中線素子と前記空中線素子群を構成する空中線素子の1つとを結ぶ形状は正方形と同一あるいはこれに近似していることを特徴とする請求項1記載の方位測定装置。
  4. 第1の直径からなる円周上に複数の空中線素子を等間隔に配置した空中線素子群と、
    この空中線素子群の前記円周を構成する前記第1の直径の円の外側の領域に配置され、それぞれが前記空中線素子群の中の1つの空中線素子と共に前記第1の直径よりも大きな第2の直径の円周上に等間隔に配置された複数の空中線素子
    とを具備することを特徴とする方位測定装置。
  5. 前記複数の空中線素子は前記空中線素子群の構成する面と同一面に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項4記載の方位測定装置。
  6. 前記複数の空中線素子は前記空中線素子群の構成する面と垂直方向に距離を置いた位置にそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項1または請求項4記載の方位測定装置。
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