JP2008248481A - 地下構造物用鉄蓋 - Google Patents

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Abstract

【課題】スリップ防止効果が従来のデザイン鉄蓋よりも遥かに高く、しかも巾の狭いタイヤが鉄蓋上に侵入しても横滑りしにくく、且つ新しい美的感覚のデザイン鉄蓋を提供する。
【解決手段】
本体1の上面に凹部1aを設け、この凹部上に平面形状が任意の形状の凸模様3,3’を点状に交互に整列配置して指定された図柄Aを形成し、且つ前記凹部1aの周辺部に同じく前記凸模様3を点状に整列配置してリング状のスリップ防止帯Bを設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、マンホール蓋や地下防火貯水槽等の地下構造物用鉄蓋の開口部に設置されるデザイン鉄蓋に関するものである。
周知のように、マンホールや地下防火貯水槽等の地下構造物の開口部に設置される鉄蓋の表面には、例えば、市町村指定のマークや風景、草花、樹木、動物、建物、消防車等を凹凸模様で施したり、あるいは幾何学的な凹凸模様を施し、鉄蓋の設置位置を一目で判るようにすると共に、装飾的な効果により景観の美化を図っている。
これらの鉄蓋の中、デザイン鉄蓋と称される鉄蓋は、市場の要求が強いが、一般に図柄は、輪郭溝を施すと共に周囲を凹部として形成したものであるため、凸部となった部分の上面の大きさが不均一で、幾何学的な凹凸模様のように均一ではないため、自転車のように、タイヤ巾の狭いものでは、横滑りし、ハンドルを取られる場合がある。
そこで、本発明者等は先に実開昭58−42252号公報及び実開昭63−86156号公報に記載されるように、デザイン模様の表面に更に凹凸模様を設けることを提案したが、スリップ防止の持続効果が小さかった。
実開昭58−42252公報 実開昭63−86156公報
そこで本発明は、スリップ防止効果が従来のデザイン鉄蓋よりも高く、しかもタイヤ巾の狭い自転車等が鉄蓋上に侵入しても横滑りしにくい、市場の要求が強いデザイン鉄蓋を提供することを目的とするものである。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、請求項1記載の発明は、本体の上面に凹部を設け、この凹部上に平面形状が任意の形状の凸模様を点状に整列配置して指定された図柄を形成したことを特徴とする地下構造物用鉄蓋である。前記凸模様は、平面形状が丸形、三角形から多角形の中、何れかの形状のものが用いられる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、本体上面に設けた凹部の周辺部に前記図柄と同じく前記凸模様を点状に整列配置してリング状スリップ防止帯を設けたことを特徴とする地下構造物用鉄蓋である。
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の発明において、凸模様による図柄のない空白部に、前記図柄を形成した凸模様より低い凸模様を整列配置、または前記図柄を形成した凸模様の密度より粗く凸模様を整列配置したことを特徴とする地下構造物用鉄蓋である。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3記載のいずれかの発明において、前記本体上面の凹部周辺部に、凹部の底面から本体外縁上に向う傾斜面を設けたことを特徴とする地下構造物用鉄蓋である。
請求項5記載の発明は、請求項1ないし4記載のいずれかの発明において、前記凸模様は高さの高いものと低いものを交互に配置したことを特徴とする地下構造物用鉄蓋である。
請求項1記載の発明は、指定された図柄を凸模様を点状に整列配置することにより構成したので、図柄を構成した各部のスリップ防止力は平均化されるため、図柄上で、巾の狭いタイヤの自転車が従来のように横滑りすることがない。
請求項2記載の発明によれば、凹部周辺部に凸模様を点状に整列配置したリング状のスリップ防止帯が設けられているので、凸模様のない空白部分があっても、図柄部分とリング状のスリップ防止帯部分にタイヤが乗ることになるので、巾の狭いタイヤの自転車の横滑りを一層軽減する効果があり、市場の要求が強いスリップ防止効果のあるデザイン鉄蓋を提供することができる。
請求項3記載の発明は、指定された図柄を凸模様を点状に整列配置することにより構成すると共に図柄を構成しない部分に前記図柄を形成した凸模様より低い凸模様を整列配置または前記図柄を構成した部分より密度を粗に凸模様を点在させ、その凸模様の高低差または密度差によりコントラストを持たせたので、図柄を歩行者等に視認させると共に、図柄以外の部分による横滑り現象を軽減し、且つ図柄を点描で表現したので、今迄のデザイン鉄蓋とは異なる新しい効果がある。
請求項4記載の発明によると、雨水や土砂等を凹部から速やかに排出して、歩行者が足を汚したり、車両のタイヤがスリップするのを効果的に防止することができる。
また、請求項5項記載の発明によると、表面に溝と弾力性があるタイヤと凸模様との係合力、所謂なじみがよくなりタイヤの横滑りの防止効果が向上する。
図1は本発明の実施例1を示す平面図、図2はQ−Q’の拡大断面、図3は図柄を形成した部分の拡大平面図、図4は図3のP−P’の断面で、1はマンホール蓋受枠2に従来周知のテーパ嵌合されるマンホール鉄蓋の本体、3,3’は凸模様である。
この実施例1における凸模様3は高さが5mm、凸模様3’は高さが2.5mmで、それぞれ平面形状が円形で、上方に先細に形成され、4mmの間隔で点状に整列配置され、本体1の凹部1aの中央部には凸模様3と3’を交互に配置して設定された図柄Aを形成し、本体1の周辺部には凸模様3’のみでリング状のスリップ防止帯Bを構成している。
実施例1では上記のように、本体1の凹部1aに凸模様3,3’を点状に整列配置して図柄Aとリング状のスリップ防止帯Bを配置したので、従来のデザイン鉄蓋の問題点、即ち図柄A部のスリップ防止効果の不均一を解消すると共に、図柄空白部Cの存在による通過タイヤの横滑りを軽減したデザイン鉄蓋を提供することができた。
ここでは図示しないが、図柄Aを実施例1と同様に凸模様3または凸模様3と3’で形成し、図柄A以外の部分には図柄Aの部分よりも低い凸模様3’を整列配置、または密度を粗にして凸模様3または凸模様3と3’を整列配置したものである。なお、実施例1におけるリング状スリップ防止帯Bは仕様により配置する。
この実施例の構成によれば、凸模様で図柄Aを形成してもコントラストの差により図柄は浮き出て見え、歩行者に視認され難くなることがなく、又従来のデザイン鉄蓋より横滑り現象が著しく軽減されたデザイン鉄蓋を提供することができる。なお、実施例1におけるリング状スリップ防止帯Bを更に配置したものとすれば横滑り現象を殆ど生じないものとすることができる。
図5は実施例3のQ−Q’部の拡大断面を示すもので、本体1の上面に設けた凹部1aの周辺部に凹部1aの底面から本体1の外縁上部に向う傾斜面4を設けたものである。なお、他の構成は実施例1または実施例2と同様である。
なお、この場合、凹部周辺に設けるリング状のスリップ防止帯の凸模様3は、図2に示した実施例1における凸模様3の下部が傾斜面4の下に恰も沈んだ状態に設けられる。
実施例3の本体1の周辺部の構成によると、凹部1aに入った雨水、土砂等は、車両の通過により排出され易くなり、歩行者の足を泥水で汚したり、凸模様のスリップ防止効果の低下を防止する効果がある。
実施例1の平面図。 図1のQ−Q’部の拡大断面。 図1の図柄を形成した部分の拡大平面図。 図3のP−P’部の断面。 実施例3のQ−Q’部の拡大断面。
符号の説明
1 本体
1a 凹部
2 マンホール蓋受枠
3,3’ 凸模様
4 傾斜面
A 図柄
B リング状スリップ防止帯
C 図柄空白部

Claims (5)

  1. 本体の上面に凹部を設け、この凹部上に、平面形状が任意の形状の凸模様を点状に整列配置して指定された図柄を形成したことを特徴とする地下構造物用鉄蓋。
  2. 本体上面に設けた凹部の周辺部に前記図柄と同じく前記凸模様を点状に整列配置してリング状スリップ防止帯を設けたことを特徴とする請求項1記載の地下構造物用鉄蓋。
  3. 凸模様による図柄のない空白部に、前記図柄を形成した凸模様より低い凸模様を整列配置または前記図柄を形成した凸模様の密度より粗く凸模様を整列配置したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の地下構造物用鉄蓋。
  4. 前記本体上面の凹部周辺部に、凹部の底面から本体外縁上に向う傾斜面を設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の地下構造物用鉄蓋。
  5. 前記凸模様は高さの高いものと低いものを交互に配置したことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の地下構造物用鉄蓋。
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