JP2008247843A5

JP2008247843A5 -

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Publication number: JP2008247843A5
Application number: JP2007092758A
Authority: JP
Filing date: 2007-03-30
Publication date: 2010-05-13
Anticipated expiration: 2027-03-30

Description

すなわち、本発明は下記式（１）−１、（１）−２、（１）−３、（１）−４、（１）−５または（１）−６で示されるイミド化合物である。

また、本発明は、導電性支持体と、該導電性支持体上の中間層と、該中間層上の感光層とを有する電子写真感光体において、該中間層が、上記式（１）−１、（１）−２、（１）−３、（１）−４、（１）−５または（１）−６で示されるイミド化合物を含むことを特徴とする電子写真感光体である。

本発明のイミド化合物は、下記式（１）−１、（１）−２、（１）−３、（１）−４、（１）−５または（１）−６で示される非対称イミド化合物である。

（MALDI-TOF MS：ブルカー・ダルトニクス（株）製ultraflex）（加速電圧：２０ｋＶ、モード：Reflector、分子量標準品：フラーレンＣ６０）で、質量分析により分子量を測定した所、ピークトップ値として４５６が得られた。また、図２に示す赤外吸収スペクトル、図３に示すプロトンＮＭＲより、上記式（１）−１で示されるイミド化合物であることを確認した。

上記導電性支持体上に上記式（１）−１で示されるイミド化合物を３部、ポリアミド樹脂（アミランCM8000、東レ（株）製）７部とをブタノール１２０部、メタノ−ル１００部、ＤＭＦ３０部とに溶解した溶液を浸漬塗布法で塗布した。次いで、９０℃で５分間乾燥し、膜厚が０．７μｍの中間層を形成した。

式（Ａ）の繰り返し単位ユニットとスチレンの共重合体（式（Ａ）の繰り返し単位ユニット３０モル％、分子量Ｍｗ４２０００）５部と上記式（１）−１で示されるイミド化合物５部とを、ＤＭＦ１００部と、メタノール１００部とに溶解した。この溶液を浸漬塗布法で塗布し、１５０℃で３０分間乾燥し、膜厚が０．７μｍの中間層を形成した。

（実施例１４）
イミド化合物として上記式（１）−３で示されるイミド化合物を用いた以外は実施例１３と同様に電子写真感光体を作製し同様な評価を行った。

（実施例２１）
イミド化合物として上記式（１）−６で示されるイミド化合物を用いた以外は実施例２０と同様に電子写真感光体を作製し同様な評価を行った。

は本発明の電子写真感光体を有するプロセスカートリッジを有する電子写真装置の概略構成の例を示す図である。本発明の上記式（１）−１で示されるイミド化合物の赤外吸収スペクトルである。本発明の上記式（１）−１で示されるイミド化合物のＮＭＲである。

Claims

下記式（１）−１、（１）−２、（１）−３、（１）−４、（１）−５または（１）−６で示されるイミド化合物。
導電性支持体と、該導電性支持体上の中間層と、該中間層上の感光層とを有する電子写真感光体において、該中間層が、請求項１に記載のイミド化合物を含むことを特徴とする電子写真感光体。
前記感光層が、電荷発生層と、該電荷発生層上の電荷輸送層とを有し、該電荷輸送層が正孔輸送材料を含む請求項２に記載の電子写真感光体。
前記中間層が、ポリアミド樹脂を含む請求項２または３に記載の電子写真感光体。
請求項２〜４のいずれか１項に記載の電子写真感光体と、該電子写真感光体の表面を帯電する帯電手段、該電子写真感光体の表面に形成された静電潜像をトナーで現像することによって該電子写真感光体の表面にトナー像を形成する現像手段、及び、トナー像を転写材に転写した後の該電子写真感光体の表面に残余するトナーを除去、回収するクリーニング手段からなる群より選ばれる少なくとも１つの手段とを共に一体に支持し、電子写真装置本体に着脱自在であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
請求項２〜４のいずれか１項に記載の電子写真感光体、該電子写真感光体の表面を帯電する帯電手段、帯電された電子写真感光体に対して露光を行うことによって該電子写真感光体の表面に静電潜像を形成する露光手段、該電子写真感光体の表面に形成された静電潜像をトナーで現像することによって該電子写真感光体の表面にトナー像を形成する現像手段、及び、該電子写真感光体の表面に形成されたトナー像を転写材に転写する転写手段を備えることを特徴とする電子写真装置。