JP2008247106A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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賢司 東
Yasuyuki Yoshii
康之 吉井
Kazuya Yoshioka
加寿也 吉岡
Yukifumi Jinbo
志文 神保
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Abstract

【課題】衝撃吸収ストロークを十分に確保することができる電動パワーステアリング装置を提供すること。
【解決手段】電動パワーステアリング装置1は、軸方向X1に収縮可能なステアリングシャフト3と、このステアリングシャフト3を回転可能に支持する筒状のジャケット4と、ステアリングシャフト3に同軸的に連結された電動モータ5とを備える。ジャケット4は、筒状のアッパージャケット13と、このアッパージャケット13に嵌合するロアージャケット14とを含む。ジャケット4は、アッパージャケット13がロアージャケット14に対して下側に移動することにより、収縮する。電動モータ5は、ロアージャケット14内に収容されている。衝撃吸収のときには、ステアリングシャフト3およびジャケット4が収縮する。このとき、ロアージャケット14の外周14bに対してアッパージャケット13の内周13aが摺動することにより、衝撃が吸収される。
【選択図】図3

Description

この発明は、電動パワーステアリング装置に関するものである。
電動パワーステアリング装置は、電動モータを備えている。具体的には、ステアリングシャフトと直交するように電動モータを配置するコラムアシスト型の電動パワーステアリング装置が知られている(例えば特許文献1を参照)。
一方、ステアリングシャフトと同軸に電動モータを配置するコラムアシスト型の電動パワーステアリング装置が提案されている(例えば特許文献2を参照)。
特開2001−130421号公報 特開2003−327135号公報
特許文献1の電動パワーステアリング装置では、センサハウジングの内周にロアージャケットの下部を嵌合し、ロアージャケットの上部の外周にアッパージャケットを嵌合している。衝撃吸収のときに、アッパージャケットがセンサハウジングの上端面に当接するまで下降するストロークが、衝撃吸収ストローク全体の大部分を占めている。
しかし、センサハウジングの下方にギヤハウジングが連結され、このギヤハウジングの側方に突出するように、電動モータのモータハウジングが配置されている。すなわち、アッパージャケットよりも大径のセンサハウジングおよびギヤハウジングが、ステアリングコラムの下部において、ステアリングコラムの軸方向スペースを大きく占有している。このため、上記の衝撃吸収ストロークを大きくできない。
特許文献2では、ジャケットのロアージャケットの下部に、ロアージャケットよりも大径のセンサハウジングおよび減速機ハウジングおよびモータハウジングが順次連結されており、衝撃吸収のときには、ジャケット、センサハウジング、減速機ハウジングおよびモータハウジングを含むステアリングコラム全体を下方に移動させている。
このように衝撃吸収のときにステアリングコラム全体を移動させるため、この移動を許容するための大きな空きスペースがステアリングコラムの下方に必要である。このため、車両でのレイアウト上の制限等により、衝撃吸収ストロークを大きくできない。
この発明は、かかる背景のもとになされたものであり、衝撃吸収ストロークを十分に確保することができる電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、衝撃吸収のときに収縮可能なステアリングシャフト(3)と、このステアリングシャフトを回動可能に支持するジャケット(4)と、ステアリングシャフトに関連して操舵トルクを検出するためのトルクセンサ(12)と、操舵補助用の電動モータ(5)と、を備え、上記ジャケットは、筒状のロアージャケット(14)と、ロアージャケットの外周(14b)に直接または介在部材(27)を介して嵌合された筒状のアッパージャケット(13)と、を含み、トルクセンサ、ロータ(20)およびステータ(21)はロアージャケット内に収容され、ステータはロアージャケットに固定され、衝撃吸収のときに、アッパージャケットおよびロアージャケットが軸方向(X1)に相対移動するようにしてあることを特徴とする電動パワーステアリング装置(1,1a)である。
本発明によれば、ステアリングシャフトをその軸方向に収縮させつつ、ロアージャケットに対してアッパージャケットを軸方向に移動させることにより、運転者から操舵部材に加えられた衝撃を吸収することができる。
このとき、従来、アッパージャケットの移動経路上に配置されていた電動モータおよびトルクセンサが、上記移動経路外であるロアージャケット内に配置されているので、アッパージャケットが電動モータ等に衝突することはない。したがって、衝撃吸収ストロークを十分に確保することができる。
また、ステアリングシャフトおよびジャケットを収縮させて衝撃を吸収するので、衝撃吸収ストロークの大きさが車両のレイアウトによって制限を受けることはない。
また、本発明において、上記ロアージャケットは、上下に配置されて互いに連結された第1および第2の部分(15,16)を含み、第1の部分に、トルクセンサと、電動モータの回転位置を検出する回転位置センサ(22)とが収容され、第2の部分に、ロータおよびステータが収容されている場合がある。
この場合、ロアージャケットが、その軸方向の上下に分割された第1および第2の部分により構成されているので、トルクセンサ、電動モータおよび回転位置センサを容易にロアージャケット内に配置することができる。すなわち、ロアージャケットを上下に分割することにより、ロアージャケットに対するトルクセンサ、電動モータおよび回転位置センサの組付性を向上させることができる。
なお、上記において、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素の参照符号を表すものであるが、これらの参照符号により特許請求の範囲を限定する趣旨ではない。
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電動パワーステアリング装置1の概略構成を示す模式図である。また、図2は、上記電動パワーステアリング装置1の一部の模式的な拡大断面図である。
図1を参照して、電動パワーステアリング装置1は、ステアリングホイール等の操舵部材2に連結されたステアリングシャフト3と、このステアリングシャフト3を回転可能に支持する筒状のジャケット4と、ステアリングシャフト3に同軸的に連結された操舵補助用の電動モータ5とを備えている。
ステアリングシャフト3は、直線状に延びる複数のシャフトによって構成されている。すなわち、ステアリングシャフト3は、操舵部材2に連結された筒状のアッパーシャフト6と、例えばラックアンドピニオン機構からなるステアリング機構10に連結された筒状のロアーシャフト7と、このアッパーシャフト6およびロアーシャフト7の間に配置された筒状の入力シャフト8および出力シャフト9とを含む。これらのシャフト6〜9は同軸的に配置されており、操舵部材2からステアリング機構10にかけて、アッパーシャフト6、入力シャフト8、出力シャフト9、ロアーシャフト7の順番で配置されている(以下では、ステアリングシャフト3の軸方向X1に沿う操舵部材2側を上側、ステアリング機構10側を下側とする)。
入力シャフト8は、アッパーシャフト6に嵌合している。アッパーシャフト6と入力シャフト8とは、軸方向X1に相対移動可能に、且つ、同行回転可能に連結されている。また、入力シャフト8は、出力シャフト9内に隙間を有した状態で嵌合している。入力シャフト8と出力シャフト9とは、トーションバー11を介して相対回転可能に連結されている。また、出力シャフト9は、ロアーシャフト7に嵌合している。出力シャフト9とロアーシャフト7とは、軸方向X1に相対移動不能に、且つ、同行回転可能に連結されている。
アッパーシャフト6が入力シャフト8に対して下側に移動することにより、ステアリングシャフト3が収縮するようになっている。入力シャフト8および出力シャフト9の重なり部の周囲に設けられたトルクセンサ12は、トーションバー11を介する入力シャフト8、出力シャフト9間の相対回転変位量に基づいて、運転者から操舵部材2に入力された操舵トルクを検出する。トルクセンサ12のトルク検出結果は、図示しないECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)に入力されるようになっている。
操舵部材2が操作(回動)されると、入力シャフト8および出力シャフト9が相対回転しつつ、各シャフト6〜9が同一方向に回動する。そして、この回動は、ステアリング機構10によってラック軸(図示せず)の軸方向移動に変換される。これにより、転舵輪(図示せず)の転舵が達成される。
ジャケット4は、直線状に延びる筒状のアッパージャケット13およびロアージャケット14を含む。ステアリングシャフト3は、アッパージャケット13およびロアージャケット14を挿通しており、これらのジャケット13,14内で回転可能に支持されている。
ロアージャケット14は、アッパージャケット13に直接嵌合している。アッパージャケット13とロアージャケット14とは、軸方向X1に相対移動可能に連結されている。アッパージャケット13がロアージャケット14に対して下側に移動することにより、ジャケット4が収縮するようになっている。
また、ロアージャケット14の上側には、アッパージャケット13の内周13aとステアリングシャフト3の外周によって区画された筒状の中空の空間101が形成されている。二次衝突による衝撃吸収のときに、アッパージャケット13がロアージャケット14に対して下側に移動すると、ロアージャケット14がこの中空の空間101に入り込むようになっている。
アッパージャケット13は、軸受31を介してアッパーシャフト6を回転可能に支持している。アッパージャケット13とアッパーシャフト6とは、軸方向X1に同行移動可能である。アッパージャケット13は、アッパーシャフト6の一部、入力シャフト8および出力シャフト9の一部を取り囲んでいる。
一方、ロアージャケット14は、複数の軸受32〜34を介して、入力シャフト8、出力シャフト9およびロアーシャフト7を回転可能に支持している。ロアージャケット14は、入力シャフト8の一部、出力シャフト9およびロアーシャフト7の一部を取り囲んでいる。
本実施形態では、ロアージャケット14がその軸方向に二分割されている。すなわち、ロアージャケット14は、操舵部材2側に配置された第1のジャケット15(第1の部分)と、ステアリング機構10側に配置された第2のジャケット16(第2の部分)とを含む。第1のジャケット15と第2のジャケット16とは、互いに固定されている。また、第1のジャケット15と第2のジャケット16とは、互いに等しい外径にされている。電動モータ5は、第2のジャケット16内に収容されている。また、トルクセンサ12は、第1のジャケット15内に収容されている。具体的には、第1のジャケット15の内周に保持された一対の軸受32,33の間にトルクセンサ12が配置されている。
入力シャフト8は、軸受32を介して第1のジャケット15に回転可能に支持されている。また、出力シャフト9は、軸受33を介して第1のジャケット15に回転可能に支持されている。また、第2のジャケット16の下端には、軸受34を保持する環状の軸受保持部材17が嵌合し、固定されている。
アッパージャケット13は、第1のブラケット18によって車体の一部100に固定されている。第1のブラケット18は、破断可能な合成樹脂製のピン(図示せず)を含んでいる。例えば車両の衝突のとき、所定値以上の衝撃が第1のブラケット18に加わると、上記合成樹脂製のピンが破断して、アッパージャケット13と車体の一部100との固定が解除されるようになっている。アッパージャケット13と車体の一部100との固定が解除されると、操舵部材2、アッパーシャフト6およびアッパージャケット13は、軸方向X1に同行移動可能となる。
一方、ロアージャケット14は、第2のブラケット19によって車体の一部100に固定されている。第2のブラケット19の一端は、第2のジャケット16に固定された軸受保持部材17の下面に固定さている。
電動モータ5は、ブラシレスモータであり、ロアーシャフト7に同軸的に固定された筒状のロータ20と、ロータ20の径方向に間隔を隔ててロータ20を取り囲む環状のステータ21とを含む。本実施形態に係る電動パワーステアリング装置1では、ロアーシャフト7が電動モータ5の回転軸として機能している。
ロータ20は、その外周に複数の永久磁石(図示せず)を保持している。ロータ20の外周は、N極およびS極がロータ20の周方向に交互に入れ替わる磁極となっている。ロータ20の軸方向長さは、ロアーシャフト7の軸方向長さよりも短くされている。ロータ20の回転位置は、第1のジャケット15内に収容された回転位置センサとしてのレゾルバ22によって検出されるようになっている。
レゾルバ22は、出力シャフト9に同軸的に連結された筒状のレゾルバロータ23と、このレゾルバロータ23をレゾルバ22の径方向に間隔を隔てて取り囲む環状のレゾルバステータ24とを含む。レゾルバ22は、トルクセンサ12の下側に配置されている。レゾルバステータ24は、第1のジャケット15の内周に同軸的に固定されている。レゾルバ22は、出力シャフト9の回転位置を検出することでロータ20の回転位置を検出することができる。
なお、ロータ20の回転位置を検出する装置としては、上記レゾルバ22に限らず、ロータリエンコーダ等の他の装置を用いてもよい。
ステータ21は、ロータ20の径方向に間隔を隔ててロータ20を取り囲む環状のステータコア25と、このステータコア25に巻回されたコイル26とを含む。ステータコア25は、第2のジャケット16の内周に同軸的に保持されている。
ステータコア25は、例えば軟磁性材料等で形成されており、ロータ20とほぼ同じ軸方向長さを有している。具体的には、ステータコア25は、環状のヨーク(図示せず)と、このヨークの内周面からその径方向内方に延設された複数のティース(図示せず)とを含む。上記コイル26は、各ティースに巻回されている。ステータコア25は、その内周面が、ロータ20の外周面に対向するように配置されている。
電動モータ5は、ECUによって制御される。すなわち、ECUは、トルクセンサ12のトルク検出結果や図示しない車速センサの車速検出結果等に基づいて電動モータ5を制御する。ECUが電動モータ5を制御することにより、電動モータ5からステアリングシャフト3に操舵補助力としての出力トルクが直接伝達される。これにより、運転者の操舵が補助される。
図3は、衝撃吸収後の電動パワーステアリング装置1の状態を示す図である。この図3において、二点鎖線で示された操舵部材2は、衝撃吸収前における操舵部材2の位置を示している。
図1および図3を参照して、車両が衝突を起こしていない通常時では、操舵部材2が、定位置(図1に示す位置、または、図3において二点鎖線で示す位置)に保持されている。この状態から、車両が衝突(1次衝突)して運転者が操舵部材2に衝突(2次衝突)すると、運転者から操舵部材2に衝撃が加えられる。そして、この操舵部材2に加えられた衝撃は、アッパーシャフト6およびアッパージャケット13等を介して、第1のブラケット18に伝達される。
第1のブラケット18に加えられた衝撃が所定値を超えると、上述のように第1のブラケット18によるアッパージャケット13と車体の一部100との固定が解除される。そして、操舵部材2、アッパーシャフト6およびアッパージャケット13等は下側に移動する。
このとき、ロアージャケット14は、その上側に形成された中空の空間101に入り込む。すなわち、中空の空間101は、衝撃吸収のときに、ロアージャケット14の進入を許容する空き空間となっている。また、アッパージャケット13等が下側に移動すると、アッパージャケット13の内周13aは、ロアージャケット14の外周14bに対して摺動する。これにより、アッパージャケット13に、その移動方向と逆方向の摩擦抵抗(衝撃吸収荷重)が加えられる。この衝撃吸収荷重によって上記2次衝突による衝撃が吸収される。
操舵部材2、アッパーシャフト6およびアッパージャケット13等は、アッパーシャフト6の下端6aが、入力シャフト8に形成された環状段部8aに当接する位置まで、下方に移動できるようになっている。すなわち、本実施形態に係る電動パワーステアリング装置1の衝撃吸収ストロークL1は、車両が衝突を起こしていない状態におけるアッパーシャフト6の下端6aの位置(図1に示す位置)から、車両が衝突を起こしてアッパーシャフト6の下端6aが入力シャフト8の環状段部8aに当接する位置(図3に示す位置)までの軸方向X1に沿う長さに相当する。
以上のように本実施形態では、ステアリングシャフト3およびステアリングコラム(ジャケット4)の軸方向スペースの一部を占有している電動モータ5、トルクセンサ12およびレゾルバ22が、ロアージャケット14内に配置されている。すなわち、アッパージャケット13の移動経路上に配置されていた電動モータ5、トルクセンサ12およびレゾルバ22が、上記移動経路外であるロアージャケット14内に配置されている。したがって、衝撃吸収のときに、アッパージャケット13が電動モータ5等に衝突することはない。これにより、衝撃吸収ストロークを十分に確保することができる。
また、ロアージャケット14が、その軸方向に分割された2つの部材(第1のジャケット15および第2のジャケット16)によって構成されているので、ロアージャケット14に対して電動モータ5、トルクセンサ12およびレゾルバ22を容易に組付けることができる。
図4は、本発明の別の実施形態に係る電動パワーステアリング装置1aの一部の模式的な拡大断面図である。この図4において、上述の図1および図2に示された各部と同等の構成部分については、図1および図2と同一の参照符号を付してその説明を省略する。
図4を参照して、この図4に示す実施形態が、上述の実施形態と主に相違するのは、アッパージャケット13と、ロアージャケット14との間に介在部材としての筒状の摩擦部材27が介在していることにある。
摩擦部材27は、ロアージャケット14の外周14bに沿うように当該ロアージャケット14を取り囲んでいる。摩擦部材27としては、例えば、合成樹脂部材や、その径方向外方に突出する弾性変形可能な突起がその周方向に沿って複数形成された金属製の筒状部材を用いることができる。この摩擦部材27を、アッパージャケット13とロアージャケット14との間に介在させることにより、アッパージャケット13がロアージャケット14に対して下側に移動する際に、安定した大きさの摩擦抵抗をアッパージャケット13に付与することができる。
この発明は、以上の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。例えば、上述の実施形態では、電動モータ5としてブラシレスモータを例示したが、これに限らず、その他の種類の電動モータ5を用いてもよい。
また、上述の実施形態では、ロアージャケット14が、2つの部材(第1のジャケット15および第2のジャケット16)によって構成されている例について説明したが、単一の部材によって構成されていてもよい。すなわち、第1のジャケット15および第2のジャケット16が、単一の部材で一体に形成にされていてもよい。
また、上述の実施形態では、電動モータ5の出力トルクがステアリングシャフト3に直接伝達される場合について説明したが、これに限らず、電動モータ5の出力トルクが減速機構を介してステアリングシャフト3に伝達されるようにしてもよい。
また、ステアリングシャフトをその軸方向に伸縮させて操舵部材の位置を調節する、いわゆるテレスコ機構が備えられた電動パワーステアリング装置に、本発明を適用してもよい。
本発明の一実施形態に係る電動パワーステアリング装置の概略構成を示す模式図である。 上記電動パワーステアリング装置の一部の模式的な拡大断面図である。 衝撃吸収後の電動パワーステアリング装置の状態を示す図である。 本発明の別の実施形態に係る電動パワーステアリング装置の一部の模式的な拡大断面図である。
符号の説明
1,1a・・・電動パワーステアリング装置、3・・・ステアリングシャフト、4・・・ジャケット、5・・・電動モータ、12・・・トルクセンサ、13・・・アッパージャケット、14・・・ロアージャケット、14b・・・外周(ロアージャケットの外周)、15・・・第1のジャケット(第1の部分)、16・・・第2のジャケット(第2の部分)、20・・・ロータ、21・・・ステータ、22・・・レゾルバ(回転位置センサ)、27・・・摩擦部材(介在部材)、X1・・・軸方向

Claims (2)

  1. 衝撃吸収のときに収縮可能なステアリングシャフトと、
    このステアリングシャフトを回動可能に支持するジャケットと、
    ステアリングシャフトに関連して操舵トルクを検出するためのトルクセンサと、
    操舵補助用の電動モータと、を備え、
    上記ジャケットは、筒状のロアージャケットと、ロアージャケットの外周に直接または介在部材を介して嵌合された筒状のアッパージャケットと、を含み、
    トルクセンサ、ロータおよびステータはロアージャケット内に収容され、
    ステータはロアージャケットに固定され、
    衝撃吸収のときに、アッパージャケットおよびロアージャケットが軸方向に相対移動するようにしてあることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 請求項1において、上記ロアージャケットは、上下に配置されて互いに連結された第1および第2の部分を含み、
    第1の部分に、トルクセンサと、電動モータの回転位置を検出する回転位置センサとが収容され、
    第2の部分に、ロータおよびステータが収容されていることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101503105B1 (ko) 2011-09-29 2015-03-17 주식회사 만도 자동차의 충격 흡수식 조향컬럼

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