JP2008245567A - 釣竿 - Google Patents
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Abstract
【課題】バランス錘を取り出さなくても、装着されているバランス錘の配置を確認できる釣竿を提供する。
【解決手段】元竿10の後端部にバランス錘を露出させて装着しているか、或いは、元竿後端部に錘収納筒部14を形成し、該錘収納筒部の筒壁に、内部に収納したバランス錘20A,20B,20Cが視認できる穴14A,14B,14C又は透明状窓部を設けているか、或いは錘収納筒部の筒壁を透明状部材で形成する。
【選択図】図2
【解決手段】元竿10の後端部にバランス錘を露出させて装着しているか、或いは、元竿後端部に錘収納筒部14を形成し、該錘収納筒部の筒壁に、内部に収納したバランス錘20A,20B,20Cが視認できる穴14A,14B,14C又は透明状窓部を設けているか、或いは錘収納筒部の筒壁を透明状部材で形成する。
【選択図】図2
Description
本発明は、バランス用の錘を装着可能に構成した釣竿に関する。
釣竿を軽量に構成しても、釣竿重心が釣竿把持部よりも前方位置にあれば、所謂、持ち重り感が生じる。この欠点を解消するために、元竿後端部にバランス用の錘を装着することがある。また、投擲を主体とする釣竿では、投擲バランスを良くするために元竿後端部にバランス用の錘を設ける場合も有る。こうした釣竿バランス用の錘の装着例として下記特許文献1,2がある。前者の構造では、錘を切断して重量調整可能に構成している。後者では、複数個のバランス用錘をねじの螺合によって着脱自在に構成している。
実開昭63−174671号公報
特開平10−271936号公報
前者の場合は、予め特定釣人に適合するバランス錘に調整設定する構成のため、調整後はバランス錘の重量を変更することは考慮されていない。しかし、後者の場合は、複数個のバランス錘を螺合によって装着しており、いつでも変更調整可能に構成しており、釣りの状況に応じて適切なバランス錘に設定できる。しかし、このため、種々の重量に設定でき、現状の重量の確認では、わざわざ尻栓を外して装着済みのバランス錘を外部に取り出さなければ総重量等、バランス状態を確認できない煩わしさがある。
依って解決しようとする課題は、バランス錘を取り出さなくても、装着されているバランス錘の配置を確認できる釣竿を提供することである。
依って解決しようとする課題は、バランス錘を取り出さなくても、装着されているバランス錘の配置を確認できる釣竿を提供することである。
第1の発明では、元竿後端部に錘収納筒部を形成し、該錘収納筒部の筒壁に、内部に収納したバランス錘が視認できる穴又は透明状窓部を設けているか、或いは錘収納筒部の筒壁を透明状部材で形成していることを特徴とする釣竿を提供する。
第2の発明では、第1の発明のバランス錘の外周には、そのバランス錘の種類を識別できる目印を設けているよう構成する。
バランス錘の種類とは、重さの種類や比重の種類等である。識別できる目印とは、数字や色や模様等である。
第2の発明では、第1の発明のバランス錘の外周には、そのバランス錘の種類を識別できる目印を設けているよう構成する。
バランス錘の種類とは、重さの種類や比重の種類等である。識別できる目印とは、数字や色や模様等である。
第1の発明では、装着した状態のバランス錘を直接視認できるため、装着状態のバランス錘を取り出すことなく、総重量等のバランス状態を確認できる。また、錘収納筒部にバランス錘を収納する構造のため、元竿の長さを変化させることなくバランス錘の重量を選定収容できる他、バランス錘を保護できる。
第2の発明では、外周に設けた目印によってバランス錘の種類が視認できるため、バランス錘の確認が容易である。
第2の発明では、外周に設けた目印によってバランス錘の種類が視認できるため、バランス錘の確認が容易である。
以下、本発明を図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は本発明に係る釣竿の例としての投竿の全体側面図であり、図2は図1の要部拡大側面図であり、図3はその縦断面図である。エポキシ樹脂等の合成樹脂を炭素繊維等の強化繊維で強化した繊維強化樹脂製竿管である元竿本体部10には、リール装着部11が設けられており、ここにリール(ここではスピニングリール)Rが装着されている。この元竿本体部10の後端には本体部用栓体12が接着固定されている。この栓体12の中央部には所定の雌ネジ12Nが形成されている。元竿本体部の後端部外周には、元竿本体部と同じ種類又は異なる種類の繊維強化樹脂、或いは合成樹脂材等によって形成された短い錘収納筒部14が固着されている。
上記錘収納筒部14の後端部には尻栓16が螺着されていると共に、この尻栓中央部に設けた貫通穴を通し、この尻栓16の外側からネジ杆18が挿入装着されている。このネジ杆18の雄ネジは、前記栓体12の雌ネジ12Nと螺合する。尻栓16とネジ杆18は一体化されていてもよい。この尻栓16と栓体12との間には、例えば比重や重量の異なる複数個の環状のバランス錘の中から適宜選択され、この例では3個のバランス錘20A,20B,20Cを配設できる。
錘収納筒部14内へのバランス錘の収納方法としては、単に各バランス錘の中央貫通穴に前記ネジ杆18を挿通させるだけの方法もあり、また、本実施例のように、夫々に、ネジ杆18に螺合する雌ネジ20AN,20BN,20CNを設けていてもよい。このように雌ネジを設けていれば、ネジ杆18を回して錘収納筒部14からバランス錘を取り出す際に、各バランス錘をネジ杆に螺着させた状態で引き出すことができるため、バランス錘を落下させないで済む効果がある。
上記錘収納筒部14はその筒壁を貫通した3箇所の穴14A,14B,14Cを形成している。各穴の位置は前後方向に位置がずれており、夫々の穴は、夫々、バランス錘20A,20B,20Cが視認できるように位置している。この3個の穴に代わって、各穴を前後方向に連ねた細長状の1個の穴に形成してもよい。また、こうした細長穴を円周方向に複数個設けてもよい。各バランス錘の外周面には、夫々に特有の色を塗布しており、各穴を通して夫々の色を視認できる。このことにより、わざわざバランス錘を外部に取り出さなくても現状のバランス錘を認識でき、バランス状態を確認できる。勿論、各バランス錘には色の塗装ではなく、比重や重量の数字を直接に記載していてもよく、両方を併用してもよい。また、模様でもよい。
バランス錘を外部に取り出さなくても現状のバランス錘を認識する手法としては、上記例の他、穴14A,14B,14Cに透明状の窓部材を設けてもよく、また、穴を設けない錘収納筒部を透明状の部材で形成してもよい。更には、こうした錘収納筒部を無くし、バランス錘を外部に露出させてもよい。また、錘収納筒部14を別に設けることをせず、元竿本体部10の後端部領域をそのまま利用して、バランス錘収容空間にしてもよい。
前記の各穴に透明状の窓部材を設けるのは、アクリル、ナイロン、ポリカーボネート等の合成樹脂材製の透明状の筒体を、穴14A,14B,14Cを設けた錘収納筒部14の内側に挿入するか、又は外側に嵌装した構造にすればよい。或いは、上記と同様な合成樹脂材製であって、穴よりも大きな所定形状のシートを各穴部分毎に配置してもよい。透明状の筒体を前記錘収納筒部14に一体化させるには、該錘収納筒部14に対して、射出成形手法によって前記合成樹脂材を一体成形させることができる。
また、錘収納筒部を透明状の部材で形成するのは、上記と同様な合成樹脂材で錘収納筒部を形成したり、ガラス繊維強化樹脂製の収納筒部としてもよい。
また、錘収納筒部を透明状の部材で形成するのは、上記と同様な合成樹脂材で錘収納筒部を形成したり、ガラス繊維強化樹脂製の収納筒部としてもよい。
外部から視認可能にするには、バランス錘を露出させるようなことも考えられるが、本願構造では、こうしたバランス錘を露出させる場合と比較して以下の作用効果を奏する。
ア)バランス錘を複数個準備している場合は、元竿長さを変化させないで、バランス錘の種類の選択又は個数の選択によって重量を変えることができる。
イ)外部からの衝撃を防いで、バランス錘が損傷することを防止できる。露出している場合は、岩等に当たって損傷することで、収納姿勢に変化が生じて隙間を生み、釣竿操作時にバランス錘がガタ付くことがあるが、これを防止できる。
ウ)腐食対策として表面処理を施している場合に、その処理部が損傷すると腐食しやすくなるが、これを防止できる。バランス錘としては、鉛、アルミニウム、ステンレス、チタン、タングステン等の各種金属が使用され得るが、腐食防止の表面処理対策が必要な場合が有るが、その表面処理としては、亜鉛メッキ、ニッケルメッキ、ニッケルクロムなどの化学メッキや、イオンプレーティングのような物理蒸着又は塗装等の手法があり、適宜選択する。
エ)バランス錘を露出させる場合は、ネジ杆で装着させることが考えられるが、外部からの力によってネジ杆が曲り等の変形を受けやすいが、錘収納筒部の存在によって、そうした外力に抗することができる。
オ)釣竿の投擲操作の際に、元竿後端部付近を把持することになるが、錘収納筒部を設けているため、掌が直接にネジ杆やバランス錘にトルクをかけることが無く、螺合装着状態の緩みが防止できる。
ア)バランス錘を複数個準備している場合は、元竿長さを変化させないで、バランス錘の種類の選択又は個数の選択によって重量を変えることができる。
イ)外部からの衝撃を防いで、バランス錘が損傷することを防止できる。露出している場合は、岩等に当たって損傷することで、収納姿勢に変化が生じて隙間を生み、釣竿操作時にバランス錘がガタ付くことがあるが、これを防止できる。
ウ)腐食対策として表面処理を施している場合に、その処理部が損傷すると腐食しやすくなるが、これを防止できる。バランス錘としては、鉛、アルミニウム、ステンレス、チタン、タングステン等の各種金属が使用され得るが、腐食防止の表面処理対策が必要な場合が有るが、その表面処理としては、亜鉛メッキ、ニッケルメッキ、ニッケルクロムなどの化学メッキや、イオンプレーティングのような物理蒸着又は塗装等の手法があり、適宜選択する。
エ)バランス錘を露出させる場合は、ネジ杆で装着させることが考えられるが、外部からの力によってネジ杆が曲り等の変形を受けやすいが、錘収納筒部の存在によって、そうした外力に抗することができる。
オ)釣竿の投擲操作の際に、元竿後端部付近を把持することになるが、錘収納筒部を設けているため、掌が直接にネジ杆やバランス錘にトルクをかけることが無く、螺合装着状態の緩みが防止できる。
本発明は、投竿等、バランス用の錘を装着可能に構成した釣竿に利用できる。
10 元竿本体部
14 錘収納筒部
14A,14B,14C 穴
20A,20B,20C バランス錘
14 錘収納筒部
14A,14B,14C 穴
20A,20B,20C バランス錘
Claims (2)
- 元竿後端部に錘収納筒部を形成し、該錘収納筒部の筒壁に、内部に収納したバランス錘が視認できる穴又は透明状窓部を設けているか、或いは錘収納筒部の筒壁を透明状部材で形成していることを特徴とする釣竿。
- 前記バランス錘の外周には、そのバランス錘の種類を識別できる目印を設けている請求項1記載の釣竿。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007090323A JP2008245567A (ja) | 2007-03-30 | 2007-03-30 | 釣竿 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007090323A JP2008245567A (ja) | 2007-03-30 | 2007-03-30 | 釣竿 |
Publications (1)
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JP2008245567A true JP2008245567A (ja) | 2008-10-16 |
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Family Applications (1)
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JP2007090323A Pending JP2008245567A (ja) | 2007-03-30 | 2007-03-30 | 釣竿 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021141840A (ja) * | 2020-03-11 | 2021-09-24 | グローブライド株式会社 | 振出式の釣竿 |
US20210378221A1 (en) * | 2019-02-07 | 2021-12-09 | Igor Nazhmitdinovich BAGAUTDINOV | Device for balancing a fishing rod |
CN114532308A (zh) * | 2020-11-26 | 2022-05-27 | 古洛布莱株式会社 | 卷线器座及钓竿 |
-
2007
- 2007-03-30 JP JP2007090323A patent/JP2008245567A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7307012B2 (ja) | 2020-03-11 | 2023-07-11 | グローブライド株式会社 | 振出式の釣竿 |
CN114532308A (zh) * | 2020-11-26 | 2022-05-27 | 古洛布莱株式会社 | 卷线器座及钓竿 |
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