JP2008244866A - 画像処理装置及び画像処理方法及びプログラム及び記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】被写体を撮像して得られた第1の画像データと、第1の画像データとは異なる被写体を撮像して得られた第2の画像データとを合成して、第3の画像データを生成する、画像合成部と、第1の画像データを撮像した撮像装置における撮像素子の前方に配置された光学素子に付着した異物の位置及び大きさの情報を含む第1の異物情報と、第2の画像データを撮像した撮像装置における撮像素子の前方に配置された光学素子に付着した異物の位置及び大きさの情報を含む第2の異物情報とを合成して第3の異物情報を生成する、異物情報合成部と、第3の異物情報を第3の画像データに関連付けて記憶する記憶部と、を具備する。
【選択図】図11
Description
図4は、デジタルカメラにおけるゴミ検出処理(ゴミによって画像不良が生じている画素位置の検出処理)を説明するフローチャートである。本処理は、マイクロコンピュータ402がメモリ428に記憶されたゴミ検出処理プログラムを実行することにより実施される。なお、上記でゴミと呼んでいるものは、カメラ内に侵入した塵埃等の異物であり、本明細書では、ゴミを異物と呼ぶこともある。
次に、図6から図8を参照して、図4のステップS27で行われるゴミ領域取得ルーチンについて説明する。
次に、ステップS61にて輝度値がスレッショルド値を超えない画素をゴミ画素とし、ステップS62にてゴミ画素によって構成される孤立領域を各々一つのゴミ領域di(i=0,1,…,n)とする。
Xmax、Xmin、Ymax、Yminとriの関係を、図8に示す。
次に、図9に示すフローチャートを参照して、撮像処理ルーチンの詳細について説明する。ここで説明する撮像処理ルーチンは、通常の撮影を行う場合の処理、図4のゴミ検出用画像の撮影動作のステップS24で行われる処理、及び多重露光動作(後述する図10のステップS303)で行われる処理に共通するものである。
図10に示すフローチャートを参照して、多重露光撮影動作の詳細について説明する。本処理はマイクロコンピュータ402がメモリ428に記憶された多重露光撮影動作プログラムを実行することにより実施される。
次に、図11に示すフローチャートを参照して、図10のステップS305で行われるゴミ補正データ合成の詳細について説明する。本処理はマイクロコンピュータ402がメモリ428に記憶されたゴミ補正データ合成プログラムを実行することにより実施される。
ゴミ領域の半径:Ri_A
ゴミ補正データ取得時のレンズ絞り値:f1_A
ゴミ補正データ取得時のレンズ瞳位置:L1_A
画像取得時のレンズ絞り値:f2_A
画像取得時のレンズ瞳位置:L2_A
また、画像Bに対するゴミ補正データおよび撮影条件を、以下のように表す。
ゴミ領域の半径:Ri_B
ゴミ補正データ取得時のレンズ絞り値:f1_B
ゴミ補正データ取得時のレンズ瞳位置:L1_B
画像取得時のレンズ絞り値:f2_B
画像取得時のレンズ瞳位置:L2_B
上記画像Aのゴミ補正データおよび撮影条件は、記憶装置419に記録されている画像ファイルのExif領域から取得される。また、上記画像Bのゴミ補正データは、ゴミ位置メモリ427に記憶されているデータより取得される。また、撮影条件には、図10のステップS303で実行される撮像処理時の撮影条件が用いられる。
Ri’=(Ri×f1/f2)
ここで、Di’(x,y)は、画像に写り込んだゴミの影の中心座標であり、Ri’は、画像に写り込んだゴミの影の半径である。
Ri_A’’=Ri×f1_A/f2_A×f2_B/f1_B
ここで、Di_A’’(x,y)とRi_A’’は、画像Bのゴミ補正データ取得撮影時の絞り値f1_Bとレンズ瞳位置L1_B、通常撮影時の絞り値f2_Bとレンズ瞳位置L2_Bにより画像への写り込みを算出できる形式に変換されている。そのため、画像Bのゴミ領域の中心座標Di_B(x,y)及びゴミ領域の半径Ri_Bと同様に扱うことができる。
次に、画像中からゴミの影の部分の影響を除去するゴミ除去処理の流れについて説明する。ゴミ除去処理は、デジタルカメラ本体ではなく、別途用意した画像処理装置上で行う。
Ri’=(Ri×f1/f2)
ここでの単位はピクセルである。
上記の実施形態では、デジタルカメラ本体にて画像合成及び、異物情報合成処理を実行した。しかし、デジタルカメラ側では、通常撮影のみを実施し、多重露光のための画像の合成及び、ゴミ補正データの合成は別途用意された画像処理装置を用いて実行する構成としても良い。
200 撮影レンズ
202 レンズマウント
418 撮像素子
Claims (14)
- 被写体を撮像して得られた第1の画像データと、該第1の画像データとは異なる被写体を撮像して得られた第2の画像データとを合成して、第3の画像データを生成する、画像合成手段と、
前記第1の画像データを撮像した撮像装置における撮像素子の前方に配置された光学素子に付着した異物の位置及び大きさの情報を含む第1の異物情報と、前記第2の画像データを撮像した撮像装置における撮像素子の前方に配置された光学素子に付着した異物の位置及び大きさの情報を含む第2の異物情報とを合成して第3の異物情報を生成する、異物情報合成手段と、
前記第3の異物情報を前記第3の画像データに関連付けて記憶する記憶手段と、
を具備することを特徴とする画像処理装置。 - 前記異物情報合成手段は、前記第1の画像データを撮像した撮像装置における撮影レンズに関する情報である第1のレンズ情報と、前記第2の画像データを撮像した撮像装置における撮影レンズに関する情報である第2のレンズ情報とを用いて、前記第1及び第2の異物情報を合成して前記第3の異物情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記第1のレンズ情報とは、前記第1の画像データを撮像した撮像装置における撮影時の撮影レンズの絞り値と瞳位置に関する情報であり、前記第2のレンズ情報とは、前記第2の画像データを撮像した撮像装置における撮影時の撮影レンズの絞り値と瞳位置に関する情報であることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記異物情報合成手段は、前記第1の画像データを撮像した撮像装置における前記異物の位置及び大きさを検出するための異物検出用画像を撮影した撮影レンズに関する情報である第3のレンズ情報と、前記第2の画像データを撮像した撮像装置における前記異物の位置及び大きさを検出するための異物検出用画像を撮影した撮影レンズに関する情報である第4のレンズ情報とをさらに用いて、前記第1及び第2の異物情報を合成して前記第3の異物情報を生成することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記第3のレンズ情報とは、前記第1の画像データを撮像した撮像装置における前記異物検出用画像の撮影時の撮影レンズの絞り値と瞳位置に関する情報であり、前記第4のレンズ情報とは、前記第2の画像データを撮像した撮像装置における前記異物検出用画像の撮影時の撮影レンズの絞り値と瞳位置に関する情報であることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
- 前記異物情報合成手段は、前記画像合成手段における前記第1の画像データと前記第2の画像データに対する重み付けに基づいて、前記第1及び第2の異物情報を合成して前記第3の異物情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 被写体を撮像して得られた第1の画像データと、該第1の画像データとは異なる被写体を撮像して得られた第2の画像データとを合成して、第3の画像データを生成する、画像合成工程と、
前記第1の画像データを撮像した撮像装置における撮像素子の前方に配置された光学素子に付着した異物の位置及び大きさの情報を含む第1の異物情報と、前記第2の画像データを撮像した撮像装置における撮像素子の前方に配置された光学素子に付着した異物の位置及び大きさの情報を含む第2の異物情報とを合成して第3の異物情報を生成する、異物情報合成工程と、
前記第3の異物情報を前記第3の画像データに関連付けて記憶する記憶工程と、
を具備することを特徴とする画像処理方法。 - 前記異物情報合成工程では、前記第1の画像データを撮像した撮像装置における撮影レンズに関する情報である第1のレンズ情報と、前記第2の画像データを撮像した撮像装置における撮影レンズに関する情報である第2のレンズ情報とを用いて、前記第1及び第2の異物情報を合成して前記第3の異物情報を生成することを特徴とする請求項7に記載の画像処理方法。
- 前記第1のレンズ情報とは、前記第1の画像データを撮像した撮像装置における撮影時の撮影レンズの絞り値と瞳位置に関する情報であり、前記第2のレンズ情報とは、前記第2の画像データを撮像した撮像装置における撮影時の撮影レンズの絞り値と瞳位置に関する情報であることを特徴とする請求項8に記載の画像処理方法。
- 前記異物情報合成工程では、前記第1の画像データを撮像した撮像装置における前記異物の位置及び大きさを検出するための異物検出用画像を撮影した撮影レンズに関する情報である第3のレンズ情報と、前記第2の画像データを撮像した撮像装置における前記異物の位置及び大きさを検出するための異物検出用画像を撮影した撮影レンズに関する情報である第4のレンズ情報とをさらに用いて、前記第1及び第2の異物情報を合成して前記第3の異物情報を生成することを特徴とする請求項8に記載の画像処理方法。
- 前記第3のレンズ情報とは、前記第1の画像データを撮像した撮像装置における前記異物検出用画像の撮影時の撮影レンズの絞り値と瞳位置に関する情報であり、前記第4のレンズ情報とは、前記第2の画像データを撮像した撮像装置における前記異物検出用画像の撮影時の撮影レンズの絞り値と瞳位置に関する情報であることを特徴とする請求項10に記載の画像処理方法。
- 前記異物情報合成工程では、前記画像合成工程における前記第1の画像データと前記第2の画像データに対する重み付けに基づいて、前記第1及び第2の異物情報を合成して前記第3の異物情報を生成することを特徴とする請求項7に記載の画像処理方法。
- 請求項7乃至12のいずれか1項に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項13に記載のプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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JP2002290829A (ja) * | 2001-03-26 | 2002-10-04 | Minolta Co Ltd | 画像処理装置、プログラムおよび記録媒体 |
JP2004172820A (ja) * | 2002-11-19 | 2004-06-17 | Minolta Co Ltd | 撮像装置 |
JP2004343519A (ja) * | 2003-05-16 | 2004-12-02 | Nikon Corp | 撮像装置および画像処理装置 |
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2007
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