JP2008244797A - 付加サービス提供システム、付加サービス提供方法 - Google Patents

付加サービス提供システム、付加サービス提供方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数種類の通信網による通信機能を有する通信端末について、いずれの番号に対して着信があった場合でも同様に付加サービスを提供する。
【解決手段】複数種類の通信網による通信機能を有する通信端末に対して発信された場合、発信されたID情報を、着側端末を一意に識別可能な共通キー情報に変換して発信番号に付加し、この情報が付加された発信番号を着側通信装置に送る。共通キー情報を元に付加サービスを提供することにより、いずれの番号に対して着信があった場合でも同じ付加サービスを提供できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は付加サービス提供システム、付加サービス提供方法に関し、特に留守番電話サービス等の付加サービスを提供する付加サービス提供システム、付加サービス提供方法に関する。
一般に、複数種類の通信網(つまり複数ベアラ)による通信機能を有する通信端末装置が知られている。例えば、IMT−2000規格に準拠した通信網、IP(Internet Protocol)電話網、による通信を、1つの通信端末装置で利用できるようになっている。前者の通信網は「090」で始まる番号帯(以下、「090番号」と称する)を採用していることが多く、後者の通信網は「050」で始まる番号帯(以下、「050番号」と称する)を採用していることが多い。これらの通信網を利用する場合、通信キャリア(つまり通信回線提供業者)との契約内容により、留守番電話サービスなどの付加サービスの提供を受けることができる。
図6は、付加サービスの提供処理例を示す図である。同図に示されている通信システムでは、以下のような付加サービスの提供が想定される。
090番号を採用している通信網のサービスエリア圏内に位置している発側通信端末装置1から、050番号を採用している通信網のサービスエリア圏内に位置している着側通信端末装置2に向けて呼信号が発信されると(ステップS601)、発側通信装置11からユーザ管理装置12へ、ID情報の検索処理が行われる(ステップS602)。ユーザ管理装置は、ネットワーク管理を行っている電話番号帯のみのユーザ管理を行っており、電話番号と付加サービスとの対応付け(「紐付け」と称されることがある)はそれぞれの通信網内のユーザ管理装置12、12’で行われている。
この検索によって取得された050番号は、関門通信装置13を介して着側通信装置14へ送信される(ステップS603、S603’)。着側通信装置14は、ユーザ管理装置12’に対し、050番号に対応付けられている付加サービスの検索処理を行う(ステップS604)。着側通信装置14は、この検索処理によって取得した付加サービスを含むサービス要求信号を、付加サービス提供装置15へ送信し、サービス要求処理を行う(ステップ605)。
以上の処理を経て、付加サービスの提供が行われる。ここでの付加サービスには、例えば、通信圏外の状態等により着側通信端末装置が応答できない場合に発側通信端末装置から入力されたメッセージを蓄積する留守番電話サービス、予め設定された着信メロディーをリングバックトーンとして発側通信端末装置に出力するメロディコール(登録商標)サービス、予め設定された発側IDからの着信を拒否する迷惑電話防止サービス、がある。
ここで、発側通信端末装置1及び着側通信端末装置2についてのID情報の対応関係が図7に示されている。本例では、発側通信端末装置1の090番号は「090−1XXX−XXXX」、050番号は「050−2XXXX−XXXX」である(「X」は任意の自然数、以下同じ)。一方、着側通信端末装置2の090番号は「090−3XXX−XXXX」、050番号は「050−4XXXX−XXXX」である。
このように対応付けられているため、090番号である「090−3XXX−XXXX」について呼信号が発信された場合、050番号である「050−4XXXX−XXXX」について呼信号が発信された場合、のいずれの場合においても着側通信端末装置2への着信処理が行われることになる。
ところで、電話番号(すなわち通信端末を識別するためのID番号)の内容に基づいてサービスを提供するかどうか判定する点が、特許文献1に記載されている。
特開2001−174903号公報
図6を参照して説明した付加サービスの提供処理において、着信処理が行われる場合、090番号、050番号のいずれであっても、着側が通信端末装置2であることには変わりがないため、留守番電話サービスなどの付加サービスについても同様のサービスを提供することが望ましい。
しかしながら、付加サービスを提供する場合、050番号を採用している通信網、090番号を採用している通信網、のそれぞれにおいて、別々に付加サービスが提供されると、発信された番号により、提供されるサービスが異なる可能性がある。これでは不都合であるため、一方の番号に発信された場合には他方の番号に発信された場合に提供される付加サービスを検索し、それと同様の付加サービスを提供する必要がある。したがって、発側通信端末装置から発信されたID情報に基づいて、そのID情報によって識別できる通信端末装置に提供可能な付加サービスが、それぞれの通信網のユーザ管理装置で検索処理されることになる。
ここで、特許文献1に記載されている技術では、1つの番号に対して着信があった場合については付加サービスを提供できるが、他の番号に対して着信があった場合については付加サービスを提供できない、という問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は複数種類の通信網による通信機能を有する通信端末については、いずれの番号に対して着信があった場合でも同様に付加サービスを提供できる付加サービス提供システム、付加サービス提供方法を提供することである。
本発明の請求項1による付加サービス提供システムは、複数種類の通信網による通信機能を有する通信端末を着信側とし、かつ、前記複数種類の通信網のいずれか1つを利用する発信呼に応答して、発信されたIDをそれに対応する共通キー情報に変換する変換装置と、前記共通キー情報に基づいて、着信側の通信網において付加サービスを提供する付加サービス提供装置とを含むことを特徴とする。このような構成によれば、いずれの通信網による着信に対しても、付加サービスを同様に提供することができる。
本発明の請求項2による付加サービス提供システムは、請求項1において、
前記共通キー情報は、着側通信端末装置と発側通信端末装置とのいずれか一方を一意に識別できる情報であることを特徴とする。着側通信端末装置又は発側通信端末装置を一意に識別できる情報に変換し、変換した情報に基づいて付加サービスを提供することにより、いずれの通信網による着信に対しても、付加サービスを同様に提供することができる。
本発明の請求項3による付加サービス提供システムは、請求項2において、
前記共通キー情報が前記着側通信端末装置を一意に識別できる情報である場合に、
前記付加サービスは、通信圏外の状態等により着側通信端末装置が応答できない場合に発側通信端末装置から入力されたメッセージを蓄積する留守番電話サービス、予め設定された着信メロディーをリングバックトーンとして発側通信端末装置に出力するサービス、の少なくとも1つであることを特徴とする。このような構成によれば、いずれの通信網による着信に対しても、上記付加サービスを同様に提供することができる。
本発明の請求項4による付加サービス提供システムは、請求項2において、
前記共通キー情報が前記発側通信端末装置を一意に識別できる情報である場合に、
前記付加サービスは、前記共通キー情報に対応する発側通信端末装置による着信を拒否する迷惑電話防止サービスであることを特徴とする。このような構成によれば、いずれの通信網による着信に対しても、迷惑電話防止サービスを同様に提供することができる。
本発明の請求項5による付加サービス提供システムは、複数種類の通信網による通信機能を有する通信端末を着信側とし、かつ、前記複数種類の通信網のいずれか1つを利用する発信呼に応答して、発信されたIDをそれに対応する提供可能な付加サービスを示すサービス情報に変換する変換装置と、前記サービス情報に基づいて、着信側の通信網において付加サービスを提供する付加サービス提供装置とを含むことを特徴とする。このような構成によれば、いずれの通信網による着信に対しても、付加サービスを同様に提供でき、しかも、提供可能な付加サービスの検索を着信側の通信網において行う必要がない。
本発明の請求項6による付加サービス提供方法は、複数種類の通信網による通信機能を有する通信端末を着信側とし、かつ、前記複数種類の通信網のいずれか1つを利用する発信呼に応答して、発信されたIDをそれに対応する共通キー情報に変換するステップと、前記共通キー情報に基づいて、着信側の通信網において付加サービスを提供するステップとを含むことを特徴とする。このような構成によれば、いずれの通信網による着信に対しても、付加サービスを同様に提供することができる。
本発明の請求項7による付加サービス提供方法は、複数種類の通信網による通信機能を有する通信端末を着信側とし、かつ、前記複数種類の通信網のいずれか1つを利用する発信呼に応答して、発信されたIDをそれに対応する提供可能な付加サービスを示すサービス情報に変換するステップと、前記サービス情報に基づいて、着信側の通信網において付加サービスを提供するステップとを含むことを特徴とする。このようにすれば、いずれの通信網による着信に対しても、付加サービスを同様に提供でき、しかも、提供可能な付加サービスの検索を着信側の通信網において行う必要がない。
本発明によれば、ワンナンバー契約されている着側通信端末装置に対して発信された場合、発信されたIDを、着側通信端末装置を一意に識別可能な共通キー情報に変換し、その共通キー情報に基づいて、着信側の通信網において付加サービスを提供することにより、ワンナンバー契約されたいずれの通信網に対して着信があった場合でも同じ付加サービスを提供できるという効果がある。
また、発信されたIDをそれに対応する提供可能な付加サービスを示すサービス情報に変換し、そのサービス情報に基づいて、着信側の通信網において付加サービスを提供することにより、いずれの通信網による着信に対しても、付加サービスを同様に提供でき、しかも、提供可能な付加サービスの検索を着信側の通信網において行う必要がないという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、以下の説明において参照する各図では、他の図と同等部分は同一符号によって示されている。
(実施の形態)
図1は、本実施形態による付加サービス提供システムの構成を示すブロック図である。同図には、発側通信端末装置1、発側通信装置11、ユーザ管理装置12、関門通信装置13、着側通信装置14、付加サービス提供装置15、着側通信端末装置2が示されている。発側通信端末装置1に対する着側通信端末装置2は、2つのID情報すなわち090番号と050番号との両方を有しており、1台の端末装置で2種類の通信網による発着信が可能になっている。本システムでは、発側通信端末装置1から着側通信端末装置2へ向けて呼信号が発信された場合、呼信号に含まれているID情報を、ユーザ(より正確にはそのユーザの通信端末装置)を一意に識別できる共通キー情報に変換する。そして、この変換後の共通キー情報を用いて付加サービスの提供を行う。
ここで、発側通信端末装置1及び着側通信端末装置2についてのID情報、共通キー情報の対応関係が図2に示されている。本例では、発側通信端末装置1の090番号は「090−1XXX−XXXX」、050番号は「050−2XXXX−XXXX」である(「X」は任意の自然数、以下同じ)。そして、これらに対応付けられている、共通キー情報は「共通キー情報B」である。
一方、着側通信端末装置2の090番号は「090−3XXX−XXXX」、050番号は「050−4XXXX−XXXX」である。そして、これらに対応付けられている、共通キー情報は「共通キー情報A」である。後述するように、着側通信端末装置2への呼に含まれているID情報が090番号、050番号のいずれであっても、発側通信装置において、共通キー情報に変換される。
図1に戻り、発側通信端末装置1から呼信号が発信されると(ステップS101)、発側通信装置11からユーザ管理装置12へ、共通キー情報の検索処理が行われる(ステップS102)。検索結果である共通キー情報は、関門通信装置13を介して着側通信装置14へ送信される(ステップS104、S104’)。着側通信装置14は、ユーザ管理装置12へ、共通キー情報に対応付けられている付加サービスの検索処理を行う(ステップS105)。着側通信装置14は、検索処理によって取得した共通キー情報を含むサービス要求信号を、付加サービス提供装置15へ送信し、サービス要求処理を行う(ステップS106)。以上の処理を経て、付加サービスの提供が行われる。
(動作例)
図3は、上述した付加サービス提供システムの動作例を示すシーケンス図である。本例では、ID情報を、ユーザ(より正確にはそのユーザの通信端末装置)を一意に識別できる情報に変換する。
同図には、発側通信端末装置1、発側通信装置11、ユーザ管理装置12、関門通信装置13、着側通信装置14、付加サービス提供装置15、の各々の間での信号授受や各装置内での処理の内容が示されている。発側通信端末装置1に対する着側通信端末装置は、2つのID情報すなわち090番号と050番号との両方を有しており、1台の端末装置で2種類の通信網による発着信が可能になっている。
同図において、最初に、発側通信端末装置1から着側通信端末装置のID情報の1つである050番号への呼信号が発信される(ステップS101)。この呼信号を受取った発側通信装置11は、その050番号を共通キー情報に変換するため、検索要求信号をユーザ管理装置12に送信する(ステップS102)。この検索要求信号には050番号が含まれている。
ユーザ管理装置12は050番号に対応する共通キー情報を管理している。本例では、050番号、090番号に対する共通キー情報として、090番号を用いる。つまり、090番号をキー情報として持ち回り、050番号を採用している通信網であっても、付加サービスについては、090番号を採用している通信網の付加サービス提供装置により付加サービスを起動する。
発側通信装置11からの検索要求信号を受取ったユーザ管理装置12は、050番号に対応する共通キー情報を検索する(ステップS102’)。ユーザ管理装置12は、検索によって得られた共通キー情報を、発側通信装置11へ返信する(ステップS102”)。
ユーザ管理装置12から共通キー情報を取得した発側通信装置11は、その共通キー情報を付加した呼信号を着側通信装置14に向けて送信する(ステップS103)。これにより、共通キー情報及び050番号が含まれている呼信号が、関門通信装置13を介して着側通信装置14に送られる(ステップS104、ステップS104’)。
この呼信号を受信した着側通信装置14は、共通キー情報に対応付けられている付加サービスが何であるか調べるため、検索要求信号をユーザ管理装置12に送信する(ステップS105)。この検索要求信号には共通キー情報が含まれている。
ユーザ管理装置12は050番号や共通キー情報に対応する付加サービスすなわちそれらのID情報に対応するユーザに提供可能な付加サービス(つまり契約している付加サービス)を管理している。着側通信装置14からの検索要求信号を受取ったユーザ管理装置12は、共通キー情報に対応する付加サービスデータを検索する(ステップS105’)。この付加サービスデータは、留守番電話サービス、メロディコール、迷惑電話サービスなどの付加サービスの名称である。付加サービスの名称に限らず、その付加サービスを特定するための番号などを付加サービスデータとしてもよい。ユーザ管理装置12は、検索によって得られた付加サービスデータを、着側通信装置14へ返信する(ステップS105”)。
ユーザ管理装置12から付加サービスデータを取得した着側通信装置14は、その付加サービスデータを付加したサービス要求信号を付加サービス提供装置15に向けて送信する(ステップS106)。このサービス要求信号を受信した付加サービス提供装置15では、付加サービスを提供するために必要な処理を行う(ステップS106’)。その後、付加サービスが提供される(ステップS107)。
以上のように、発側通信端末装置からの呼信号に含まれているID情報を共通キー情報に変換し、変換後の共通キー情報を用いて着側通信装置が付加サービスデータを検索することにより、2つのID情報のどちらを用いて発信した場合でも同じ付加サービスの提供を受けることができる。なお、本例では、050番号、090番号の共通キー情報として090番号を用いているが、これに限らず全く別の情報を共通キー情報として用いてもよい。
(付加サービス提供例)
以下、本システムによる付加サービスの提供例について説明する。
<留守番電話サービス>
留守番電話メッセージの内容を記録する装置が、090番号を採用している通信網、050番号を採用している通信網で異なると、その記録内容を聴くには2つの装置へのアクセスが必要になるという不都合がある。このため、本システムでは、発信されたID情報を、発側通信端末装置を一意に識別できる共通キー情報に変換し、両通信網に共通の記録装置に、共通キー情報に基づいて記録しておけば、アクセスすべき記録装置は1つだけで済む。
しかも共通キー情報を持ち回ることによって、既存設備による付加サービスを提供する圏外か圏内かについて、発側の通信装置で検索されるので、圏外の場合には留守番電話サービスを直ちに起動できる。
<メロディコール(登録商標)の例>
予め指定された曲をリングバックトーンとして流す(つまり発側通信端末装置において出力する)付加サービスが通信網の一方(例えば050番号を採用している通信網)で行われていない場合、本システムでは、発信されたID情報を、着側通信端末装置を一意に識別できる共通キー情報に変換し、この共通キー情報に基づいてサービスを提供するので、050番号を採用している通信網で設定しておいた曲を、050番号を採用している通信網においても流すことができる。
<迷惑電話サービス>
迷惑電話サービスは、設定したID情報(すなわち電話番号)からの着信を拒否することができるサービスである。
複数種類の通信網による通信機能を有する通信端末装置では、1つのID情報について着信拒否を設定しても、他のID情報で発信されると着信拒否できない。このため、本システムでは、発信されたID情報を、発側通信端末装置を一意に識別できる共通キー情報に変換し、着信拒否処理を行うか否かについてはこの共通キー情報で管理する。つまり、共通キー情報に基づいて着信拒否制御を行う。
<ドライブモード設定>
自動車を運転する場合、通信端末装置にドライブモードを設定すると、その通信端末装置への着信を規制することができる。090番号を採用している通信網のサービスエリア圏内に位置している発側通信端末装置において、ドライブモードを設定すれば、050番号を採用している通信網のサービスエリア圏内に位置している場合においても、同様にドライブモードを設定することができる。つまり、2つの通信網の両方においてドライブモードを設定する必要はなく、しかも2つの番号のどちらに着信があっても、1つの端末について両方への通信網での規制を行うことができる。
<転送電話サービス>
転送電話サービスは、発信されたID情報とは異なるID情報へ呼を転送するサービスである。本システムでは、発信されたID情報を共通キー情報に変換し、この共通キー情報に対応するID情報へ、呼の転送を行う。
(変形例)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は当該実施の形態に限定されるものではなく、その技術思想の範囲内で様々な変形が可能である。変形例としては、例えば以下のようなものが考えられる。
図4は、上述した付加サービス提供システムの変形例の構成を示すブロック図である。同図において、本システムでは、発側通信装置において共通キー情報に変換するのでは無く、受けることのできる付加サービスを示す付加サービスデータに変換し、これを着側通信装置に送信する。この点が図1〜図3の場合とは異なる。
図4において、発側通信端末装置1から呼信号が発信されると(ステップS201)、発側通信装置11からユーザ管理装置12へ、付加サービスデータの検索処理が行われる(ステップS202)。検索結果である付加サービスデータは、関門通信装置13を介して着側通信装置14へ送信される(ステップS204、S204’)。着側通信装置14は、付加サービス提供装置15へ、付加サービスデータを含むサービス要求信号を送信し、サービス要求処理を行う(ステップS205)。以上の処理を経て、付加サービスの提供が行われる。
図5は、図4の付加サービス提供システムの動作例を示すシーケンス図である。同図には、発側通信端末装置1、発側通信装置11、ユーザ管理装置12、関門通信装置13、着側通信装置14、付加サービス提供装置15、の各々の間での信号授受や各装置内での処理の内容が示されている。発側通信端末装置1に対する着側通信端末装置は、2つのID情報すなわち090番号と050番号との両方を有しており、1台の端末装置で2種類の通信網による発着信が可能になっている。
同図において、最初に、発側通信端末装置1から着側通信端末装置のID情報の1つである050番号への呼信号が発信される(ステップS201)。この呼信号を受取った発側通信装置11は、その050番号を付加サービスデータに変換するため、検索要求信号をユーザ管理装置12に送信する(ステップS202)。この検索要求信号には050番号が含まれている。
ユーザ管理装置12は050番号に対応する付加サービスデータを管理している。
発側通信装置11からの検索要求信号を受取ったユーザ管理装置12は、050番号に対応する付加サービスデータを検索する(ステップS202’)。ユーザ管理装置12は、検索によって得られた付加サービスデータを、発側通信装置11へ返信する(ステップS202”)。
ユーザ管理装置12から付加サービスデータを取得した発側通信装置11は、その付加サービスデータを付加した呼信号を着側通信装置14に向けて送信する(ステップS203)。これにより、付加サービスデータ及び050番号が含まれている呼信号が、関門通信装置13を介して着側通信装置14に送られる(ステップS204、ステップS204’)。
この呼信号を受信した着側通信装置14は、付加サービスデータを付加したサービス要求信号を付加サービス提供装置15に向けて送信する(ステップS205)。このサービス要求信号を受信した付加サービス提供装置15では、付加サービスを提供するために必要な処理を行う(ステップS205’)。その後、付加サービスが提供される(ステップS206)。
以上のように、発側通信端末装置からの呼信号に含まれているID情報を付加サービスデータに変換し、この付加サービスデータに基づいて付加サービスを提供することにより、2つのID情報のどちらを用いて発信した場合でも同じ付加サービスの提供を受けることができる。しかも、共通キー情報を用いず、付加サービスを特定するための付加サービスデータ(すなわち起動可能なサービスの内容を示すデータ)に直接変換しているので、着側通信装置において付加サービスの検索を行う必要がない。このため、図1〜図3を参照して説明した場合よりも、付加サービス起動時間を短縮することができる。
(付加サービス提供方法)
上述した付加サービス提供システムにおいては、以下のような付加サービス提供方法が採用されている。すなわち、複数種類の通信網による通信機能を有する通信端末を着信側とし、かつ、上記複数種類の通信網のいずれか1つを利用する発信呼に応答して、発信されたIDをそれに対応する共通キー情報に変換するステップと、上記共通キー情報に基づいて、着信側の通信網において付加サービスを提供するステップとを含む付加サービス提供方法が採用されている。このような構成によれば、いずれの通信網による着信に対しても、付加サービスを同様に提供することができる。
また、複数種類の通信網による通信機能を有する通信端末を着信側とし、かつ、上記複数種類の通信網のいずれか1つを利用する発信呼に応答して、発信されたIDをそれに対応する提供可能な付加サービスを示すサービス情報に変換するステップと、上記サービス情報に基づいて、着信側の通信網において付加サービスを提供するステップとを含む付加サービス提供方法が採用されている。この方法によれば、いずれの通信網による着信に対しても、付加サービスを同様に提供でき、しかも、提供可能な付加サービスの検索を着信側の通信網において行う必要がない。
(まとめ)
本発明では、異なる通信網間について共通のキー情報を持ち、異なる通信網で同じ付加サービスを提供する場合には共通のキー情報を元に検索を行い、サービス提供を行う。これにより、付加サービス提供装置のデータとして、単一のキーを持てばよいため、検索の効率が上がるとともに収容効率も向上する。
また、共通キー情報の代わりに、提供可能な付加サービスを示すサービス情報に変換し、そのサービス情報に基づいて、着信側の通信網において付加サービスを提供してもよい。これにより、いずれの通信網による着信に対しても、付加サービスを同様に提供でき、しかも、提供可能な付加サービスの検索を着信側の通信網において行う必要がない。
本発明は、留守番電話サービス、迷惑電話防止サービス等の付加サービスの提供に利用することができる。
本発明の実施の形態に係る付加サービス提供システムの構成を示すブロック図である。 図1のシステムにおいて、発側通信端末装置及び着側通信端末装置についてのID情報、共通キー情報の対応関係を示す図である。 図1の付加サービス提供システムの動作例を示すシーケンス図である。 付加サービス提供システムの変形例の構成を示すブロック図である。 図4の付加サービス提供システムの動作例を示すシーケンス図である。 付加サービスの提供処理例を示す図である。 図6のシステムにおいて、発側通信端末装置及び着側通信端末装置についてのID情報の対応関係を示す図である。
符号の説明
1 発側通信端末装置
2 着側通信端末装置
11 発側通信装置
12、12’ ユーザ管理装置
13 関門通信装置
14 着側通信装置
15 付加サービス提供装置

Claims (7)

  1. 複数種類の通信網による通信機能を有する通信端末を着信側とし、かつ、前記複数種類の通信網のいずれか1つを利用する発信呼に応答して、発信されたIDをそれに対応する共通キー情報に変換する変換装置と、前記共通キー情報に基づいて、着信側の通信網において付加サービスを提供する付加サービス提供装置とを含むことを特徴とする付加サービス提供システム。
  2. 前記共通キー情報は、着側通信端末装置と発側通信端末装置とのいずれか一方を一意に識別できる情報であることを特徴とする請求項1記載の付加サービス提供システム。
  3. 前記共通キー情報が前記着側通信端末装置を一意に識別できる情報である場合に、
    前記付加サービスは、通信圏外の状態等により着側通信端末装置が応答できない場合に発側通信端末装置から入力されたメッセージを蓄積する留守番電話サービス、予め設定された着信メロディーをリングバックトーンとして発側通信端末装置に出力するサービス、の少なくとも1つであることを特徴とする請求項2記載の付加サービス提供システム。
  4. 前記共通キー情報が前記発側通信端末装置を一意に識別できる情報である場合に、
    前記付加サービスは、前記共通キー情報に対応する発側通信端末装置による着信を拒否する迷惑電話防止サービスであることを特徴とする請求項2記載の付加サービス提供システム。
  5. 複数種類の通信網による通信機能を有する通信端末を着信側とし、かつ、前記複数種類の通信網のいずれか1つを利用する発信呼に応答して、発信されたIDをそれに対応する提供可能な付加サービスを示すサービス情報に変換する変換装置と、前記サービス情報に基づいて、着信側の通信網において付加サービスを提供する付加サービス提供装置とを含むことを特徴とする付加サービス提供システム。
  6. 複数種類の通信網による通信機能を有する通信端末を着信側とし、かつ、前記複数種類の通信網のいずれか1つを利用する発信呼に応答して、発信されたIDをそれに対応する共通キー情報に変換するステップと、前記共通キー情報に基づいて、着信側の通信網において付加サービスを提供するステップとを含むことを特徴とする付加サービス提供方法。
  7. 複数種類の通信網による通信機能を有する通信端末を着信側とし、かつ、前記複数種類の通信網のいずれか1つを利用する発信呼に応答して、発信されたIDをそれに対応する提供可能な付加サービスを示すサービス情報に変換するステップと、前記サービス情報に基づいて、着信側の通信網において付加サービスを提供するステップとを含むことを特徴とする付加サービス提供方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002010347A (ja) * 2000-06-21 2002-01-11 Canon Inc 通信システム
JP2005244463A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Ntt Docomo Inc 呼接続制御装置、管理サーバ、呼接続制御システム、及び、呼接続制御方法

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