JP2008243837A - 成膜装置及び成膜方法並びに記憶媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】縦型の内管及び外管を含む二重構造の反応容器内を用いて成膜を行うにあたって、処理領域の下流側の累積膜厚を抑制してドライクリーニング時における反応容器内の過剰なエッチングを抑えること。
【解決手段】前記内管で囲まれる基板の処理領域の下流側に、ガス導入口が開口したガス導入管から内管の外面及び外管の内面への成膜を抑えるために成膜抑制用のガスを導入する。この導入管のガス導入量は、処理領域における内管の内面に付着した薄膜をクリーニングするのに要する時間をt1、内管の外面及び外管の内面に付着した薄膜をクリーニングするのに要する時間をt2とすると、前記成膜抑制用のガスを導入しながら成膜を行った後にクリーニングをしたときにおける時間差(t2−t1)が、前記成膜抑制用のガスを導入せずに成膜を行った後にクリーニングをしたときにおける時間差(t2−t1)の半分以下となるよう設定される。
【選択図】図5

Description

本発明は、縦型熱処理装置の反応容器内にプロセスガスを導入して基板に対して成膜処理を行い、処理終了後は反応容器内にクリーニングガスを導入してクリーニングを行う成膜装置及び成膜方法、並びに前記成膜方法を実施するためのコンピュータプログラムを格納した記憶媒体に関する。
半導体ウエハ(以下「ウエハ」という)に対してCVD(Chemical Vapor Deposition)により成膜処理をバッチで行う装置として縦型熱処理装置がある。図16は従来の縦型熱処理装置の一例を示し、この装置は、両端が開口している石英製の内管1a及び上端が閉じている石英製の外管1bからなる二重構造の反応管1を筒状のマニホールド11の上に搭載し、反応管1を囲むようにヒータを含む加熱炉12を設けて構成され、蓋体13の上に断熱ユニット14を介して設けられたウエハボート15に多数のウエハWを棚状に保持させ、蓋体13の上昇によりウエハボート15を反応管1内に搬入した後、成膜処理を行うものである。
また上記装置は、前記マニホールド11に内管1aの内側の下部領域にて導入口が上向きの状態で位置するガス導入管16a,16bと、内管1aと外管1bとの間の上部領域にて導入口が上向きの状態で位置するガス導入管17とが設けられており、成膜処理時に前記ガス導入管16aにより反応管1内にプロセスガスが導入され、クリーニング処理時に前記ガス導入管16bにより反応管1内にクリーニングガスが導入されるようになっている。そして装置は例えばウエハボート15の搬入及び搬出時に前記ガス導入管17により反応管1内にパージガスが導入されるように構成されており、特許文献1では成膜処理時において成膜処理に使用されているプロセスガスが前記ガス導入管17内に回り込まないようにするために、前記ガス導入管17の上流側から微小量のパージガス、具体的には50sccm程度のNガスを流して当該ガス導入管17内のパージを行うことが記載されている。
上述した縦型熱処理装置を用いた成膜処理では、内管1a内の下部領域に導入されたプロセスガスは内管1a内を上昇してウエハボート15と内管1aとの隙間を通り、更に内管1aと外管1bとの隙間を介して下降して排気管18から排気されるため、内管1aの内面だけでなく内管1aの外面及び外管1bの内面にも膜が成膜される。ここで内管1aの処理領域の内面の成膜速度と内管1aの外面の成膜速度とを比較すると、内管1aの外面の成膜速度は内管1bの内面の成膜速度と同等若しくはそれよりも高くなっている。これは内管1aの内側にあるプロセスガスよりも内管1aの外側にあるプロセスガスの方が反応管1内において長く加熱されており、その結果プロセスガスの分解率が高くなることが要因の一つであると推測される。
一方、成膜処理した後、反応管1内全体をドライクリーニングする場合、クリーニングガスはプロセスガスと同様に内管1aの下部領域から導入されるため、クリーニングガスの大部分が内管1の内面に成膜されている膜のエッチングに消費される。そのため内管1aの外面に成膜されている膜のエッチング速度は内管1aの内面に成膜されている膜のエッチング速度に比べて低くなる。つまり内管1aの内側のエッチング速度は高く、内管の外側のエッチング速度は低い。
従って内管1aの内面に成膜されている膜の膜厚よりも内管1bの外面に成膜されている膜の膜厚の方が大きい状態で反応管1内をクリーニングした場合、内管1aの内面に成膜されている膜が早く除去される。このため内管1aの内面は膜が完全に除去された後も、内管1aの外面に成膜されている膜が除去されるまでクリーニングガスに晒されてオーバーエッチングが行われ、このため反応管1内をクリーニングする毎に、内管1aの内面を必要以上にエッチングすることになり、反応管1の使用寿命を縮めることになると共にパーティクルの発生源ともなる。
特開H6−89863号公報
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、上面が開放された内管及び上面が閉じられている外管を含む二重管構造の縦型の反応容器を用いて成膜を行うにあたって、処理領域の下流側の累積膜厚を抑制してドライクリーニング時における反応容器内の過剰なエッチングを抑えることができる成膜装置及び成膜方法並びにその手法を実施するプログラムを格納した記憶媒体を提供することである。
本発明は、上面が開放された内管及び上面が閉じられている外管を含む二重管構造の縦型の反応容器内に、複数の基板を棚状に保持させた基板保持具を下方側から搬入し、内管内の下部側からプロセスガスを導入して、内管の上端から内管と外管との隙間を介して処理領域を排気しながら前記基板に対して成膜処理を行う成膜装置において、
前記成膜処理が終了して反応容器から基板保持具を搬出した後に、内管内の下部側からクリーニングガスを導入して反応容器内をドライクリーニングするためのクリーニングガス導入路と、
前記内管で囲まれる基板の処理領域の下流側に、ガス導入口が開口し、内管の外面及び外管の内面への成膜を抑えるために成膜抑制用のガスを導入する成膜抑制用のガス導入管と、
この成膜抑制用ガス導入管の成膜抑制用のガス導入量を制御するための制御信号を出力する制御部と、を備えたことを特徴とする。この成膜装置において前記成膜抑制用ガス導入管のガス導入口は、前記内管及び外管の隙間にて上方側に向けてあるいは前記内管の上方位置に開口している。
また上述し成膜装置において、処理領域における内管の内面に付着した薄膜をクリーニングするのに要する時間をt1、内管の外面及び外管の内面に付着した薄膜をクリーニングするのに要する時間をt2とすると、前記成膜抑制用のガスを導入しながら成膜を行った後にクリーニングをしたときにおける時間差(t2−t1)が、前記成膜抑制用のガスを導入せずに成膜を行った後にクリーニングをしたときにおける時間差(t2−t1)の半分以下となるように成膜抑制用のガスの導入量が設定されるように構成してもよい。またプロセスガスの種類と成膜抑制用のガスの導入量とを対応づけたデータを記憶し、このデータに基づいて成膜抑制用のガスの導入量を制御する制御部を備えた構成としてもよい。さらに前記成膜抑制用ガス導入管は、反応容器内を大気圧復帰するためのパージガスを導入する導入路としても用いることが好ましい。
また本発明の成膜方法は上面が開放された内管及び上面が閉じられている外管を含む二重管構造の縦型の反応容器内に、複数の基板を棚状に保持させた基板保持具を下方側から搬入する工程と、
前記内管内の下部側からプロセスガスを導入して内管の上端から内管と外管との隙間を介して処理領域を排気しながら前記基板に対して成膜処理を行うと共に、前記内管で囲まれる基板の処理領域の下流側に開口するガス導入口から内管の外面及び外管の内面への成膜を抑えるために成膜抑制用のガスを導入する工程と、
次に反応容器から基板保持具を搬出する工程と、
その後前記内管内の下部側からクリーニングガスを導入して内管の上端から内管と外管との隙間を介して処理領域を排気しながら反応容器内をクリーニングする工程と、を含むことを特徴とする。
さらに本発明は、上面が開放された内管及び上面が閉じられている外管を含む二重管構造の縦型の反応容器内に、複数の基板を棚状に保持させた基板保持具を搬入して、成膜処理を行う成膜装置に用いられるコンピュータプログラムを格納する記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムは、上述の工程を実施するようにステップ群が組まれていることを特徴とする。前記記憶媒体としては、ハードディスク、フレキシブルディスク、コンパクトディスク、マグネットオプティカルディスク(MO)、メモリーカード等を挙げることができる。
本発明は、二重管構造の反応容器における処理領域の下流側に成膜抑制用のガスを導入するためのガス導入口を設け、成膜処理時に前記ガス導入口より成膜抑制用のガスを導入して、前記処理領域の下流側の累積膜厚を抑えているので、クリーニング処理において内管の内面に成膜されている膜を除去するのに要する時間の方が内管の外面や外管の内面に成膜されている膜を除去するのに要する時間よりも長いという現象を緩和することができる。このため反応容器内をドライクリーニングするときに、内管の内面が過剰にエッチングされるという不具合が抑えられ、従って反応容器の使用寿命が長くなると共にパーティクルの発生が低減できる。
本発明の実施の形態に係る成膜装置について説明する。図1は、成膜装置であるバッチ式の縦型熱処理装置の全体構成を示す図である。この縦型熱処理装置は、例えば両端が開口している直管状の石英製の内管20及び上端が閉塞し下端が開口している石英製の外管21からなる二重構造の反応管2を備えている。前記反応管2の周囲には、筒状の断熱体30がベース体40に固定して設けられ、この断熱体30の内側には抵抗発熱体からなるヒータ31が例えば上下にゾーン分割して設けられている。内管20及び外管21は下部側にて筒状のマニホールド41の上に支持されている。このマニホールド41の一端側にはガス導入管23a及びガス導入管23bが挿入されており、これらガス導入管23a,23bは内管20の内側でL字状に屈曲され、当該ガス導入管23a,23bのガス導入口が上向きの状態で内管20の下部領域に位置するように設けられている。前記ガス導入管23aの下流側には流量計等のガス供給制御機器群32を介してプロセスガス供給源34が接続されており、前記ガス導入管23bの下流側には流量計等のガス供給制御機器群33を介してクリーニングガス供給源35が接続されている。
またマニホールド41の他端側にはガス導入管24が挿入されており、このガス導入管24は外管21の内側でL字状に屈曲されて内管20と外管21との間に立ち上げられ、当該ガス導入管24のガス導入口24aが上向きの状態で内管20と外管21との間の上部領域に位置するように設けられている。具体的には、内管20の上端部から例えば25cm下がったところに前記ガス導入口24aが位置している。前記ガス導入管24の下流側には流量計などのガス供給制御機器群36を介して成膜抑制用のガス供給源37が接続されている。また図1及び図2に示すようにマニホールド41には、内管20と外管21との間から排気するように真空排気手段42が接続された排気管43の一端が接続されている。この例では、内管20、外管21及びマニホールド41により反応容器が構成される。
また本縦型熱処理装置は、図1及び図3に示すようにマニホールド41の下端開口部を開閉するための蓋体51を備えており、この蓋体51はボートエレベータ52の上に設けられている。前記蓋体51の上にはボートエレベータ52側に配置された駆動部53により回転軸54を介して鉛直軸回りに回転する回転台55が設けられ、この回転台55の上には断熱ユニット56を介して基板保持具であるウエハボート6が搭載されている。このウエハボート6は、図3に示すように例えば天板61及び底板62の間に複数の支柱63を設け、この支柱63に上下方向に形成された溝に基板であるウエハWの周縁を挿入して保持するように構成されている。
また本縦型熱処理装置は図1に示すように制御部7を備えており、この制御部7は、後述する成膜処理及びクリーニング処理を行うにあたって、ガス供給制御機器群32,33,36の動作シーケンスや、成膜処理時に反応容器内に導入する成膜抑制用のガスの導入量等をコンピュータのプログラムにより制御するように構成されている。前記制御部7はこのプログラムに従って後述の一連の動作を行うようになっている。このプログラムは、例えばハードディスク、フレキシブルディスク、コンパクトディスク、マグネットオプティカルディスク(MO)、メモリーカード等の記憶媒体に格納された状態で制御部7にインストールされる。また前記制御部7はプロセスガスの種類に応じて反応容器内に導入する成膜抑制用のガスの導入量を制御する機能を有している。より詳しく説明すると、制御部7に備えた記憶部例えばメモリにはプロセスガスの種類に対応付けて成膜処理時に反応容器内に導入する成膜抑制用のガスの導入量が記憶されており、プロセスガスの種類に基づいて成膜抑制用のガスの導入量が決められる。
次に上述の実施の形態の作用について図4を参照しながら説明する。先ず、基板であるウエハWを所定枚数ウエハボート6に保持し、ボートエレベータ52を上昇させることにより、反応管2及びマニホールド41にて構成される反応容器内に搬入(ロード)する。この際、ガス導入管24からガス供給源37により窒素ガスを流して反応容器内のパージを行う。
ウエハボート6が搬入されてマニホールド41の下端開口部が蓋体51により塞がれた後、ガス供給制御機器群36のバルブを閉じて窒素ガスの供給を停止し、反応容器内の温度を例えば685℃まで昇温させると共に、図示しない排気用のバルブを開いて反応容器内を、排気管43を通じて真空排気手段42により、所定の真空度まで真空排気する。
次に、真空排気手段42により反応容器内を排気している状態でプロセスガス供給源34からガス供給制御機器群32により所定の流量例えば400sccmでガス導入管23aを通じて反応容器内にTEOSガスを導入すると共に、成膜抑制用のガス供給源37からガス供給制御機器群36により所定の流量例えば500〜1000sccm、好ましくは500sccmでガス導入管24を通じて反応容器内に窒素ガスを導入して、反応容器内を所定の真空度例えば0.39Torr(53.3Pa)に維持する。
ガス導入管23aの導入口から前記内管20内の下部側を介して導入されたTEOSガスは図5に示すように内管20内を真っ直ぐに上昇しながら一部がウエハW間に入り込み、ウエハW表面に供給される。ウエハW表面に供給されたTEOSガスはウエハW表面上で熱分解し、シリコン酸化膜(SiO膜)が形成される。そして未反応のTEOSガスは内管20の上端を越えて外側に向かい内管20と外管21との隙間を介して下降して排気管43により排気される。
一方、内管20と外管21との隙間に開口しているガス導入管24のガス導入口24aからは成膜抑制用の窒素ガスが図5に示すように上方に向かって流出し、周方向に拡散しながら外管21上面付近に達し、内管20の上端を越えて内管20の内側から下降しようとするが、下方側から未反応のTEOSガスが上昇してくるため、このガス流に押し戻されて内管20と外管21との隙間を下降する。従って、内管20の上端を越えて前記隙間に向かうTEOSガスは、この隙間を下降するうちに内管20の外面や外管21の内面に成膜しようとするが、下から吹き上げてくる窒素ガスにより希釈されるため、その成膜作用が弱められ、SiO膜の形成が抑えられることとなる。従って、この成膜抑制用の窒素ガスは成膜ガスの希釈用ガスと言うこともできる。
こうして所定時間成膜処理が行われた後、ガス供給制御機器群32のバルブを閉じてTEOSガスの供給を停止すると共に、ガス供給制御機器群36のバルブを閉じて窒素ガスの供給を停止し、図示しない排気用のバルブを開いて反応容器内に残っているTEOSガス及び窒素ガスを排気する。その後、反応容器内の温度を685℃に保持したまま、ガス供給制御機器群36のバルブを開いて反応容器内に窒素ガスを供給し、反応容器内を大気圧に復帰させる。しかる後、ウエハボート6の搬出(アンロード)が行われ、当該ウエハボート6において図示しない搬送アームにより成膜処理が終わったウエハWと次の成膜処理を行うためのウエハWとの積み替えが行われる。そして上述と同じ手順で次の成膜処理が行われる。このようにして成膜処理を複数回(制御部7において設定されている回数)行った後、反応容器内のクリーニングが行われる。
このクリーニング処理について説明すると、先ずウエハボート6から成膜処理が終わったウエハWを取り出し、ウエハWが載置されていない空のウエハボート6を反応容器内に搬入(ロード)し、マニホールド41の下端開口部を蓋体51により気密に閉塞する。続いて、反応容器内の温度を400℃まで降温させると共に、反応容器内を所定の真空度まで真空排気する。
次に、クリーニングガス供給源35からガス供給制御機器群33により所定の流量例えば1500sccmでガス導入管23bを通じて反応容器内にフッ化塩素(ClF)ガスを導入する。
フッ化塩素ガスはガス導入管23bの導入口から前記内管20内の下部側から導入されるが、導入されたフッ化塩素ガスは内管20内を真っ直ぐに上昇しながら内管20の上方に抜けていき、さらに内管20と外管21との隙間を介して下降して排気管43により排気される。導入されたフッ化塩素ガスの大部分は内管20の内面に成膜されているSiO膜の除去に消費され、残りのフッ化塩素ガスが内管20の外面及び外管21の内面に成膜されているSiO膜の除去に消費される。従って、内管21より外管20の方がエッチング速度が小さくなる。
しかる後、ガス供給制御機器群33のバルブを閉じてフッ化塩素ガスの供給を停止し、更に反応容器内に残っているフッ化塩素ガスを排気する。その後、反応容器内の温度を400℃に保持したまま反応容器内に窒素ガスを供給し、反応容器内を大気圧に復帰させ、一連の工程が終了する。
上述の実施の形態によれば、成膜処理時にガス供給管24より窒素ガスを所定量この例では500sccm導入して、内管20の外面及び外管21の内面に成膜されるSiO膜の成膜速度を抑えているので、成膜処理を繰り返し行うことによるこの部位の累積膜厚を抑制できる。従って、クリーニング処理において内管20の内面に成膜されているSiO膜を除去するのに要する時間と内管20の外面及び外管21の内面に成膜されているSiO膜を除去するのに要する時間との差が縮まり、内管20の内面がクリーニングガスであるフッ化塩素ガスに晒される時間即ちオーバーエッチングされる時間が短くなる。このため反応容器の使用寿命が長くなると共にパーティクルの発生が低減できる。
また前記ガス導入口24aの好ましい位置としては、図6に示すようにガス導入管24のガス導入口24aが下向きの状態で内管20の上端側の上方空間に位置してもよい。なお内管20の上端側の上方空間に位置している導入口24は外方側に向いていてもよい。即ち、前記ガス導入口24aの位置は前記内管20で囲まれる基板の処理領域の下流側であれば、成膜処理に悪影響を与えず且つ本発明の効果が得られればその向きは特に限定されない。
ここで成膜処理時にガス導入管24から反応容器内に導入する窒素ガスの導入量としては、処理領域における内管20の内面に付着したSiO膜をクリーニングする時間をt1、内管20の外面及び外管21の内面に付着したSiO膜をクリーニングする時間をt2とすると、窒素ガスを導入しながら成膜を行った後にクリーニングをしたときにおける時間差(t2−t1)(この時間差をΔtaとする)が、窒素ガスを導入せずに成膜を行った後にクリーニングをしたときにおける時間差(t2−t1)(この時間差をΔtbとする)の半分以下となるように窒素ガスの導入量が設定される。即ち、時間比(Δtb/Δta)が50%を目安に設定しており、この例では500sccmとしている。
また上述の実施の形態では、プロセスガスとしてTEOSガス用いてウエハW表面にSiO膜を成膜する成膜処理を行っているが、プロセスガスとしてTEOSガスとTMB(トリメチルボレート)ガスとを用いてウエハW表面にBSG(Born Silicate Glass)膜を成膜する成膜処理を行ってもよい。この場合、成膜処理時にガス導入管24から反応容器内に導入する窒素ガスの導入量としては、上述したように時間比(Δtb/Δta)が50%を目安にすると、この例では1500sccmである。
このようにプロセスガス毎に成膜処理時に反応容器内に導入する窒素ガスの導入量が変わるので、制御部7に備えたメモリにプロセスガス毎のガス導入量を書き込んでおき、このデータに基づいて、窒素ガスの導入量が決定される。
また成膜処理の種別としてはウエハWの表面にポリシリコン膜を成膜するプロセスであってもよい。
本発明の効果を確認するために行った実験例について述べる。
(実施例1−1)
図7に示すように、上述した縦型熱処理装置において、内管20の内側と内管20の外側に石英チップSを夫々設け、反応容器内にガス導入管23aを通じてTEOSガスを400sccm導入すると共に、ガス導入管24を通じて窒素ガスを500sccm導入して、各石英チップSに成膜されるSiO膜の成膜速度を測定した。なお、成膜処理時の反応容器内の設定温度及び設定圧力は夫々685℃及び53.3Paである。石英チップSを設ける場所についてもう少し詳しく述べると、内管20の内側では排気管43の逆側に石英チップSが上部領域(TOP)、中部領域(CTR)、下部領域(BTM)に1個づつ設けられ、内管20の外側ではガス供給管24側に石英チップSが上部領域、中部領域、下部領域に1個づつ夫々設けられている。
(比較例1−1)
窒素ガスの導入量を50sccmとした他は、実施例1−1と同様にして各石英チップSに成膜されるSiO膜の成膜速度を測定した。
(結果及び考察)
実施例1−1の結果を図8に示すと共に、比較例1−1の結果を図9に示す。図8及び図9の横軸は、内管20の上端部からの長さ(mm)を示しており、縦軸は、各石英チップSに成膜されるSiO膜の成膜速度(nm/分)を示している。また図8及び図9中において▲は内管20の内側に設けられている石英チップSを示し、△はガス導入管24側に設けられている石英チップSを示している。図9に示すように、比較例1−1では内管20の外側に設けられている石英チップSにおいて上部領域、中部領域、下部領域の石英チップSに成膜されるSiO膜の成膜速度は夫々6nm/分、5.5nm/分、5nm/分であるのに対して、図8に示すように、実施例1−1では内管20の外側に設けられている石英チップSにおいて上部領域、中部領域、下部領域の石英チップSに成膜されるSiO膜の成膜速度は夫々3nm/分、3.8nm/分、4nm/分である。このことから反応容器内に窒素ガスを500sccmm導入することで、内管20の外側に設けられている石英チップSに成膜されるSiO膜の成膜速度が抑えられることが分かる。
(実施例1−2)
上述した縦型熱処理装置において、反応容器内にガス導入管23aを通じてTEOSガスを400sccm導入すると共に、ガス導入管24を通じて窒素ガスを500sccm導入して、ウエハボート6に棚状に載置されているウエハWに対してSiO膜の成膜処理を行い、その後、反応容器からウエハボート6を搬出して、ウエハボート6の上部領域(TOP)、中部領域(CTR)、下部領域(BTM)に載置されているウエハWの面内均一性を測定した。なお、成膜処理時の反応容器内の設定温度及び設定圧力は夫々685℃及び53.3Paである。
(比較例1−2)
成膜処理において窒素ガスの導入量を50sccmした他は、実施例1−2と同様にしてウエハWの面内均一性を測定した。
(結果及び考察)
実施例1−2及び比較例1−2の結果を図10に示す。図10の横軸は、ウエハボート6におけるウエハWの載置場所を示しており、左側縦軸は内管20の内壁面に成膜されるSiO膜の成長速度(nm/分)を示しており、右側縦軸はウエハWの面内均一性(%)を示している。図10に示すように実施例1−2と比較例1−2とでは、ウエハボート6の上部領域(TOP)、中部領域(CTR)、下部領域(BTM)に載置されているウエハWの面内均一性が殆ど同じであることが分かる。このことから反応容器内に窒素ガスを500sccmmと従来よりも多量な窒素ガスを導入しても、内管20で囲まれるウエハWの処理雰囲気を窒素ガスによって乱すといったおそれがないことが分かる。
(実施例2−1)
図7に示すように、上述した縦型熱処理装置において、内管20の内側と内管20の外側に石英チップSを夫々設けて、反応容器内にガス導入管23aを通じてTEOSガス及びTMBガスを各々330sccm及び162sccm導入すると共に、ガス導入管24を通じて窒素ガスを1500sccm導入して、各石英チップSに成膜されるBSG膜の成膜速度を測定した。なお、成膜処理時の反応容器内の設定温度及び設定圧力は夫々685℃及び73.3Paである。また石英チップSを設ける場所は実施例1−1と全く同じ場所である。
(比較例2−1)
窒素ガスの導入量を50sccmした他は、実施例2−1と同様にして各石英チップSに成膜されているBSG膜の成膜速度を測定した。
(結果及び考察)
実施例2−1の結果を図11に示すと共に、比較例2−1の結果を図12に示す。図11及び図12の横軸は、内管20の上端部からの長さ(mm)を示しており、縦軸は、各石英チップSに成膜されるBSG膜の成膜速度(nm/分)を示している。また図11及び図12中において▲は内管20の内側に設けられている石英チップSを示し、△は内管20の外側に設けられている石英チップSを示している。図12に示すように、比較例2−1では内管20の外側に設けられている石英チップSにおいて上部領域、中部領域、下部領域の石英チップSに成膜されるBSG膜の成膜速度は夫々5nm/分、5nm/分、3.5nm/分であったのに対して、図11に示すように、実施例2−1では内管20の外側に設けられている石英チップSにおいて上部領域、中部領域、下部領域の石英チップSに成膜されるBSG膜の成膜速度は夫々3nm/分、3.5nm/分、3.5nm/分であった。このことから反応容器内に窒素ガスを1500sccmm導入することで、内管20の外側に設けられている石英チップSに成膜されるBSG膜の成膜速度が抑えられることが分かる。
(実施例2−2)
上述した縦型熱処理装置において、反応容器内にガス導入管23aを通じてTEOSガス及びTMBガスを各々330sccm及び162sccm導入すると共に、ガス導入管24を通じて窒素ガスを1500sccm導入して行い、ウエハボート6に棚状に載置されているウエハWに対してBSG膜の成膜処理を行い、その後、反応容器からウエハボート6を搬出して、ウエハボート6の上部領域(TOP)、中部領域(CTR)、下部領域(BTM)に載置されているウエハWの面内均一性を測定した。なお、成膜処理時の反応容器内の設定温度及び設定圧力は夫々685℃及び73.3Paである。
(比較例2−2)
成膜処理において窒素ガスの導入量を50sccmした他は、実施例2−2と同様にしてウエハWの面内均一性を測定した。
(結果及び考察)
実施例2−2及び比較例2−2の結果を図13に示す。図13の横軸は、ウエハボート6におけるウエハWの載置場所を示しており、左側縦軸は内管20の内壁面に成膜されるBSG膜の成膜速度(nm/分)を示しており、右側縦軸はウエハWの面内均一性(%)を示している。図13に示すように実施例2−2と比較例2−2とでは、ウエハボート6の上部領域(TOP)、中部領域(CTR)、下部領域(BTM)に載置されているウエハWの面内均一性が殆ど同じであることが分かる。このことから反応容器内に窒素ガスを1500sccmmと従来よりも多量な窒素ガスを導入しても、内管20で囲まれるウエハWの処理雰囲気を窒素ガスによって乱すといったおそれがないことが分かる。
(実施例3)
実施例2−1と同じ条件でウエハボート6に棚状に載置されているウエハWに対して200nmのBSG膜を成膜した後、実施例1−1と同じ条件で前記ウエハWに対して225nmのSiO膜を成膜した。そしてこの成膜処理を5回行った後、反応容器内にガス導入管23bを通じてフッ化塩素ガスを1500sccm導入して、反応容器内のクリーニングを行い、内管20の内側に設けられている石英チップS及び内管20の外側に設けられている石英チップSにおいて上部領域(TOP)、中部領域(CTR)、下部領域(BTM)の石英チップSに成膜されている積層膜が除去される時間を夫々測定した。なお、クリーニング処理時の反応容器内の設定温度及び設定圧力は夫々420℃及び266.6Paである。
(比較例3)
成膜処理において窒素ガスの導入量を50sccmした他は、実施例3と同様にして石英チップSに成膜されている積層膜が除去される時間を測定した。
(結果及び考察)
実施例3の結果を図14に示すと共に、比較例3の結果を図15に示す。図14及び図15の横軸は石英チップSの設置場所を示しており、縦軸は、各石英チップSに成膜されている積層膜を除去するのに要する時間(分)を示している。図15に示すように、比較例3では内管20の外側で最も長いクリーニング時間から内管20の内側で最も短いクリーニング時間を差し引いた時間Δtdが約150分であったのに対して、図14に示すように、実施例3では内管20の外側で最も長いクリーニング時間から内管20の内側で最も短いクリーニング時間を差し引いた時間Δtcが約55分であった。このことから内管20の内面がフッ素塩素ガスで晒される時間が150分から55分に短縮され、内管20の内面がエッチングされる時間が約1/3に減少したことが分かる。従って、概略的な言い方をすれば反応容器の使用寿命が約3倍長くなったと言える。
本発明の実施の形態に係る縦型熱処理装置を示す縦断側面図である。 本発明の実施の形態に係る縦型熱処理装置を示す横断側面図である。 本発明の実施の形態に係る縦型熱処理装置を示す外観図である。 本発明の実施の形態の作用を説明する説明図である。 前記縦型熱処理装置内のガスの流れを示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る縦型熱処理装置の他の例を示す縦断側面図である。 本発明の効果を確認するために使用した縦型熱処理装置を示す概略縦断面図及び概略横断面図である。 各石英チップに成膜されるSiO膜の成膜速度を示す特性図である。 各石英チップに成膜されるSiO膜の成膜速度を示す特性図である。 ウエハ表面の面内均一性を示す特性図である。 各石英チップに成膜されるBSG膜の成膜速度を示す特性図である。 各石英チップに成膜されるBSG膜の成膜速度を示す特性図である。 ウエハ表面の面内均一性を示す特性図である。 各石英チップに成膜されている積層膜を除去するのに要する時間を示す特性図である。 各石英チップに成膜されている積層膜を除去するのに要する時間を示す特性図である。 従来の縦型熱処理装置を示す縦断側面図である。
符号の説明
W ウエハ
2 反応管
20 内管
21 外管
23 ガス導入管
24 ガス導入管
24a ガス導入口
30 断熱体
31 ヒータ
34 プロセスガス供給源
35 クリーニングガス供給源
37 成膜抑制用のガス供給源
40 ベース体
41 マニホールド
42 真空排気手段
43 排気管
51 蓋体
52 ボートエレベータ
6 ウエハボート
7 制御部

Claims (8)

  1. 上面が開放された内管及び上面が閉じられている外管を含む二重管構造の縦型の反応容器内に、複数の基板を棚状に保持させた基板保持具を下方側から搬入し、内管内の下部側からプロセスガスを導入して、内管の上端から内管と外管との隙間を介して処理領域を排気しながら前記基板に対して成膜処理を行う成膜装置において、
    前記成膜処理が終了して反応容器から基板保持具を搬出した後に、内管内の下部側からクリーニングガスを導入して反応容器内をドライクリーニングするためのクリーニングガス導入路と、
    前記内管で囲まれる基板の処理領域の下流側に、ガス導入口が開口し、内管の外面及び外管の内面への成膜を抑えるために成膜抑制用のガスを導入する成膜抑制用のガス導入管と、
    この成膜抑制用ガス導入管の成膜抑制用のガス導入量を制御するための制御信号を出力する制御部と、を備えたことを特徴とする成膜装置。
  2. 前記成膜抑制用ガス導入管のガス導入口は、前記内管及び外管の隙間にて上方側に向けて開口していることを特徴とする請求項1に記載の成膜装置。
  3. 前記成膜抑制用ガス導入管のガス導入口は、前記内管の上方位置に開口していることを特徴とする請求項1に記載の成膜装置。
  4. 処理領域における内管の内面に付着した薄膜をクリーニングするのに要する時間をt1、内管の外面及び外管の内面に付着した薄膜をクリーニングするのに要する時間をt2とすると、前記成膜抑制用のガスを導入しながら成膜を行った後にクリーニングをしたときにおける時間差(t2−t1)が、前記成膜抑制用のガスを導入せずに成膜を行った後にクリーニングをしたときにおける時間差(t2−t1)の半分以下となるように成膜抑制用のガスの導入量が設定されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一つ記載の成膜装置。
  5. プロセスガスの種類と成膜抑制用のガスの導入量とを対応づけたデータを記憶し、このデータに基づいて成膜抑制用のガスの導入量を制御する制御部を備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一つに記載の成膜装置。
  6. 前記成膜抑制用ガス導入管は、反応容器内を大気圧復帰するためのパージガスを導入する導入路を兼用していることを特徴とする請求項1ない5のいずれか一つに記載の成膜装置。
  7. 上面が開放された内管及び上面が閉じられている外管を含む二重管構造の縦型の反応容器内に、複数の基板を棚状に保持させた基板保持具を下方側から搬入する工程と、
    前記内管内の下部側からプロセスガスを導入して内管の上端から内管と外管との隙間を介して処理領域を排気しながら前記基板に対して成膜処理を行うと共に、前記内管で囲まれる基板の処理領域の下流側に開口するガス導入口から内管の外面及び外管の内面への成膜を抑えるために成膜抑制用のガスを導入する工程と、
    次に反応容器から基板保持具を搬出する工程と、
    その後前記内管内の下部側からクリーニングガスを導入して内管の上端から内管と外管との隙間を介して処理領域を排気しながら反応容器内をクリーニングする工程と、を含むことを特徴とする成膜方法。
  8. 上面が開放された内管及び上面が閉じられている外管を含む二重管構造の縦型の反応容器内に、複数の基板を棚状に保持させた基板保持具を搬入して、成膜処理を行う成膜装置に用いられるコンピュータプログラムを格納する記憶媒体であって、
    前記コンピュータプログラムは、請求項7に記載の工程を実施するようにステップ群が組まれていることを特徴とする記憶媒体。
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