JP2008243054A - 照合装置、照合方法および照合プログラム - Google Patents

照合装置、照合方法および照合プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】品質の低い生体情報が入力された場合であっても高い精度で本人判定を行うこと。
【解決手段】照合装置100は、利用者の生体情報を入力する生体情報入力部110と、登録者毎に、生体情報と比較するための照合情報と、閾値とを対応付けて記憶する記憶部140と、生体情報入力部110により入力された生体情報と、記憶部140に記憶されている照合情報との類似度を生成する類似度生成部132と、類似度生成部132により生成された類似度と、記憶部140に記憶されている閾値とを照合することにより本人判定を行う照合部133と、照合部133によって登録者が本人候補と判定された場合に、本人候補と判定された登録者が照合部133によって本人候補と判定されにくいように、記憶部140に記憶されている閾値を更新する閾値更新部135とを有する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、生体情報に基づいて、利用者が予め登録された登録者であるか否かの照合を行う照合装置、照合方法および照合プログラムに関し、特に、品質の低い生体情報が入力された場合であっても高い精度で本人判定を行うことができる照合装置、照合方法および照合プログラムに関する。
生体認証方式は、1対1照合方式と1対N照合方式とに大別される。1対N照合方式は、ID入力等の他の本人特定手段を併用することなく、生体情報だけで本人認証を行う方式である。一般に、1対N照合方式では、類似度に関する本人判定閾値がシステム単位で決められ、利用者から取得された生体情報と予め登録された生体情報とを順次比較して得られた類似度を、この本人判定閾値と比較して本人判定が行われる。
ところが、このようにシステム単位で本人判定閾値が決められたシステムでは、本人判定閾値を厳しく設定すると、本人拒否率が高まり、本人判定閾値を緩く設定すると、他人受入率が高まってしまう。この問題を解決するための技術は、例えば、特許文献1や特許文献2において開示されている。
特許文献1では、生体情報の登録時に、新たに登録される生体情報と既に登録済みの他の生体情報との照合度(類似度)を求め、その分布に基づいて閾値を決定することにより、登録される生体情報毎に、個別に閾値を設定する技術が開示されている。また、特許文献2では、生体情報の登録時に、高い類似度をもつ生体情報のリストを作成しておき、認証実行時に、それらのリストのメンバーが本人の候補となった場合に閾値を厳しく変更する技術が開示されている。
特開2000−215313号公報 特開2005−182184号公報
しかしながら、上記の特許文献において開示されている技術は、いずれも、登録時と同様の品質の良い生体情報が運用時にも取得されることを前提としており、運用中に種々の条件により、品質の低い生体情報が入力された場合(例えば、指紋認証において指が雑に置かれた場合)における誤識別の発生の可能性が考慮されておらず、実際の効果は大きくないと考えられる。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、品質の低い生体情報が入力された場合であっても高い精度で本人判定を行うことができる照合装置、照合方法および照合プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明の一つの態様では、生体情報に基づいて、利用者が予め登録された登録者であるか否かの照合を行う照合装置であって、前記利用者の生体情報を入力する生体情報入力手段と、前記登録者毎に、前記生体情報と比較するための照合情報と、閾値とを対応付けて記憶する記憶手段と、前記生体情報入力手段により入力された生体情報と、前記記憶手段に記憶されている照合情報との類似度を前記登録者毎に生成する類似度生成手段と、前記類似度生成手段により生成された類似度と、前記記憶手段に記憶されている閾値とを前記登録者毎に照合することにより、前記登録者が前記利用者本人に該当する本人候補であるか否かの本人判定を行う照合手段と、前記照合手段によって複数の前記登録者が本人候補と判定された場合に、本人候補と判定された前記登録者が前記照合手段によって本人候補と判定されにくいように、前記記憶手段に記憶されている閾値を更新する閾値更新手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、上記の発明の態様において、前記照合手段による本人判定の結果、本人候補と判定される前記登録者が一つになるまで、前記生体情報入力手段による前記生体情報の入力と、前記類似度生成手段による全ての登録者を対象とした前記類似度の生成と、前記照合手段による全ての登録者を対象とした本人判定と、前記閾値更新手段による閾値の更新とを実行させる照合制御手段を有することを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、上記の発明の態様において、前記照合制御手段は、前記照合手段による本人判定の結果、本人候補が複数あるときは、前記類似度が最大である本人候補に対応する閾値から所定のマージン値を差し引いた基準値を他の本人候補の類似度と比較し、全ての他の本人候補の類似度が、前記基準値未満であれば、前記類似度が最大である本人候補を前記利用者本人として照合を終了させることを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、上記の発明の態様において、前記類似度生成手段により生成された類似度が最大である前記登録者が、前記照合手段によって本人候補と判定され、かつ、前記類似度が最大である前記登録者の類似度と、他の全ての前記登録者の類似度との差が所定値以上になるまで、前記生体情報入力手段による前記生体情報の入力と、前記類似度生成手段による全ての登録者を対象とした前記類似度の生成と、前記照合手段による本人判定と、前記閾値更新手段による閾値の更新とを実行させる照合制御手段を有することを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、上記の発明の態様において、前記閾値更新手段は、前記照合手段によって複数の前記登録者が本人候補と判定された場合に、前記閾値を上昇させることを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、上記の発明の態様において、前記閾値更新手段は、予め設定された所定の上限値以上に前記閾値を上昇させないことを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、上記の発明の態様において、前記記憶手段から、前記登録者毎に情報を削除する登録者情報削除手段をさらに有し、前記閾値更新手段は、前記閾値を更新する場合に、更新対象の閾値に対応する登録者と、該登録者と共に前記照合手段によって本人候補と判定された他の前記登録者の情報を関連付けて閾値更新履歴記憶手段に記憶させ、前記登録者情報削除手段は、前記記憶手段から情報を削除する場合に、前記閾値更新履歴記憶手段を参照し、削除対象の登録者と関連付けて記憶されている登録者が、前記登録者が前記照合手段によって本人候補と判定され易いように、前記記憶手段に記憶されている閾値を更新することを特徴とする。
なお、本発明の構成要素、表現または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、データ構造などに適用したものも本発明の態様として有効である。
本発明によれば、予め登録された照合情報単位で本人判定のための閾値を設け、利用者から入力された生体情報との類似度が閾値を上回る照合情報が複数あった場合に、それらの照合情報に対応する閾値を厳しく設定し直すこととしたので、相互に類似度が高い関係にある照合情報の閾値が厳しく設定され、品質の低い生体情報が入力された場合であっても高い精度で本人判定を行うことができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る照合装置、照合方法および照合プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
本実施例に係る照合装置100は、本人判定閾値(以下、単に「閾値」という)をシステム単位ではなく、予め登録されている生体情報毎に保持し、運用中に、これらの閾値の値を動的に変化させることにより、システム全体としての判定精度に影響を与えることなく、品質の低い生体情報が入力された場合の誤識別の発生を回避することができる。
まず、本実施例に係る照合装置100が実行する照合方法の概要について説明する。なお、以下の説明では、混同を避けるため、1対N照合のために予め登録される生体情報を「照合情報」と呼び、運用時に入力される生体情報を「生体情報」と呼ぶこととする。
図1−1〜1−4は、本実施例に係る照合方法について説明するための図である。図1−1は、照合情報が登録された直後の閾値の状態を示している。この例では、「A」、「B」、「C」というIDをもつ3件の照合情報が登録されており、それぞれの照合情報毎に閾値が設けられ、それらの閾値の値はいずれも初期値(この例では、「100」)に設定されている。
図1−2は、ID「A」に対応する利用者の生体情報が入力され、各照合情報との類似度が生成された後の状態を示している。この例では、生体情報と照合情報「A」の類似度は約「230」となり、生体情報と照合情報「B」の類似度は約「20」となり、生体情報と照合情報「C」の類似度は約「110」となっている。
すなわち、この例では、生体情報と照合情報「A」の類似度だけでなく、生体情報と照合情報「C」との類似度も、照合情報毎に設けられた閾値を上回っている。このように、複数の照合情報の類似度が閾値を上回り、さらに、その差が小さい場合、本実施例に係る照合方法では、それらの照合情報に対応する閾値を厳しく(本実施例の場合は、値を大きく)変更し、誤識別発生の可能性を低減させる。図1−2の例では、照合情報「A」に対応する閾値と照合情報「C」に対応する閾値が、いずれも「200」に変更されている。
図1−3は、ID「A」に対応する利用者の生体情報が再入力され、各照合情報との類似度が生成された後の状態を示している。この例では、何らかの要因により(例えば、指紋認証において指が雑に置かれたことにより)、品質の低い生体情報が入力され、生体情報と照合情報「A」の類似度は約「80」となり、生体情報と照合情報「B」の類似度は約「20」となり、生体情報と照合情報「C」の類似度は約「110」となっている。
もしここで照合情報「A」に対応する閾値と照合情報「C」に対応する閾値が初期値のままであれば、類似度が「100」という閾値を単独で上回る「C」が本人と判定される場面であるが、図1−2の場面で行われた閾値の更新により、いずれの照合情報の類似度も閾値を上回っておらず、誤識別の発生が回避されている。
図1−4は、ID「A」に対応する利用者の生体情報が再入力され、各照合情報との類似度が生成された後の状態を示している。この例では、通常の品質の生体情報が入力され、図1−2の場面と同様に、生体情報と照合情報「A」の類似度は約「230」となり、生体情報と照合情報「B」の類似度は約「20」となり、生体情報と照合情報「C」の類似度は約「110」となっている。
この場面では、生成された類似度は図1−2の場面と同じであるものの、照合情報「A」の類似度のみが閾値を上回っており、「A」が本人と正しく判定される。このように、本実施例に係る照合方法では、照合情報毎に閾値を設け、運用時に入力された生体情報との類似度が閾値を上回る照合情報が複数ある場合に、閾値を動的に変更することとしたので、品質の低い生体情報が入力された場合であっても誤識別の発生を回避することができる。
次に、本実施例に係る照合装置100の構成について説明する。図2は、本実施例に係る照合装置100の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、照合装置100は、生体情報入力部110と、通知部120と、制御部130と、記憶部140とを有する。
生体情報入力部110は、生体情報を入力する処理部であり、例えば、指紋センサや静脈センサ等からなる。通知部120は、照合装置100に本人判定を求める利用者等に対して各種情報を通知する処理部であり、液晶表示画面等からなる。なお、本人判定の結果を他の装置へネットワーク等を通じて通知することができるように、通知部120を構成することもできる。
制御部130は、照合装置100を全体制御する制御部であり、照合制御部131と、類似度生成部132と、照合部133と、代表類似度更新部134と、閾値更新部135と、登録者情報削除部136とを有する。照合制御部131は、本人判定を実現するために、生体情報入力部110と、通知部120と、類似度生成部132と、照合部133と、代表類似度更新部134と、閾値更新部135とを制御する制御部である。照合制御部131が実行する制御の詳細については、処理手順の説明の中で詳述することとする。
類似度生成部132は、生体情報入力部110において入力された生体情報を、記憶部140の登録者情報141に登録されている各照合情報と比較して類似度を生成する処理部である。なお、類似度生成部132が生成する類似度は、類似スコアのような絶対値であってもよいし、類似レベルのように段階評価された相対値であってもよい。
ここで、登録者情報141の一例を図3に示す。登録者情報141は、本人判定の対象者である登録者の情報が予め格納される情報であり、ID、閾値、代表類似度、照合情報といった項目を有する。IDは、登録者を識別するための識別番号が登録される項目であり、閾値は、本人判定のために類似度と比較される閾値が保存される項目である。
代表類似度は、当該の登録者が本人と判定された際に類似度生成部132によって生成されていた類似度の代表値が保存される項目である。本実施例では、類似度の最小値を代表類似度として扱うが、類似度の平均値等を代表類似度として扱ってもよい。また、照合情報は、当該の登録者から得られた生体情報そのもの、もしくは、その特徴量情報が登録される項目である。
上記の項目のうち、閾値と代表類似度には、初期状態では所定の初期値が設定される。閾値の項目に初期値として設定される値は、例えば、他人受入率が一定以下になるように調整された閾値であり、代表類似度の項目に初期値として設定される値は、「0」である。そして、運用の過程において、閾値の値は、閾値更新部135によって更新され、代表類似度の値は、代表類似度更新部134によって更新される。
なお、登録者情報141の内容は、照合装置100に登録手段を設け、生体情報入力部110において入力された照合情報にID等を付加して登録することとしてもよいし、他の装置で入力された内容を何らかの媒体経由で転送して転記することとしてもよい。また、登録者情報141を他の装置に保持させ、照合装置100がネットワーク経由で登録者情報141にアクセスするように構成してもよい。
照合部133は、登録者情報141に保存されている閾値と、その閾値に対応する照会情報と生体情報入力部110において入力された生体情報を比較することにより類似度生成部132において生成された類似度とを比較する処理部である。代表類似度更新部134は、本人判定により、登録者情報141に登録されている照会情報が利用者のものであると判定された場合に、その照会情報に対応する代表類似度の値を更新する処理部である。
閾値更新部135は、登録者情報141に登録されている照会情報毎に類似度と閾値を照合した結果、類似度が閾値以上の照会情報が複数あった場合のように、現状の閾値の設定では誤識別が発生する可能性がある場合に、登録者情報141に保存されている閾値の値を更新する処理部である。閾値更新部135は、閾値の値を更新する場合に、どの照会情報の類似度との関連で閾値を更新したのかを記憶部140の閾値更新履歴142に記録する。
ここで、閾値更新履歴142の一例を図4に示す。同図に示すように、閾値更新履歴142は、対象ID、閾値変動幅、関連IDといった項目を有する。対象IDは、閾値を更新した照会情報に対応するIDが格納される項目であり、閾値変動幅は、更新前後の閾値の変動幅が格納される項目である。そして、関連IDは、誤識別の可能性がある類似度が生成され、閾値を更新するきっかけとなった照会情報に対応するIDのリストが格納される項目である。
登録者情報削除部136は、管理者等の指示に基づいて、行単位で登録者情報141から情報を削除する処理部である。登録者情報削除部136は、登録者情報141から行を削除する場合に、閾値更新履歴142を参照して、その行の照会情報との関連で閾値が厳しく設定された他の照会情報の閾値が緩くなるように(本実施例の場合は、値が小さくなるように)登録者情報141を更新する。
このように、照会情報の削除時に、その照会情報との関連で厳しく設定された閾値を緩めることにより、本人が拒絶される可能性を低減させ、使いやすいシステムを実現することができる。
次に、照合装置100の処理手順について説明する。図5は、照合処理の処理手順を示すフローチャートである。照会処理とは、利用者が照合装置100に生体情報を入力し、本人判定を求めた場合に実行される処理である。なお、以下の処理手順の説明においては、閾値が大きくなるほど本人判定が厳しくなるものとして説明するが、この関係は逆であってもよい。
照合制御部131は、まず、生体情報入力部110に生体情報を入力させる(ステップS101)。そして、類似度生成部132と照合部133に後述する本人候補抽出処理を実行させ、類似度と閾値の比較に基づいて、登録者情報141から本人候補を抽出させる(ステップS102)。ここで、本人候補が1件もない場合は(ステップS103否定)、照合制御部131は、「該当無し」の通知を通知部120に行わせた後(ステップS104)、ステップS101へ戻って生体情報を再入力させる。
一方、本人候補があり(ステップS103肯定)、その数が1件であった場合は(ステップS105肯定)、照合制御部131は、その候補を本人と判定し(ステップS106)、代表類似度更新部134に、後述する代表類似度更新処理を実行させ(ステップS107)、通知部120に判定結果の通知を行わせる(ステップS108)。なお、本人判定された場合の通知は、例えば、本人と判定された旨を表示画面に表示させたり、本人と判定された候補のIDを他の装置へ送信したりすることにより行われる。
一方、本人候補があり(ステップS103肯定)、その数が複数であった場合は(ステップS105否定)、照合制御部131は、最も高い類似度をもつ候補を選択する(ステップS109)。そして、その候補の閾値を取得し(ステップS110)、取得された閾値から所定のマージン値を引いた値と、他の候補の類似度との比較を行う(ステップS111)。
ここで、取得された閾値から所定のマージン値を引いた値を上回る類似度をもつ他の候補が存在しなければ、すなわち、最も高い類似度をもつ候補の閾値が十分に厳しく設定されており、その閾値を上回る類似度をもつ候補が、最も高い類似度をもつ候補のみである場合には(ステップS112肯定)、照合制御部131は、最も高い類似度をもつ候補を本人と判定する(ステップS113)。
なお、ここで用いるマージン値は、本人判定の厳しさを調整するためのものであり、照合装置100の使用目的等に合わせて任意に決定することができ、例えば、0であってもよい。また、最も高い類似度をもつ候補の閾値からマージン値を引いた値を他の候補の類似度と比較するのではなく、最も高い類似度をもつ候補の類似度からマージン値を引いた値を他の候補の類似度と比較することとしてもよい。
続いて、照合制御部131は、他の候補を1件ずつ選択して(ステップS114、ステップS115否定)、閾値更新部135に後述する閾値更新処理を実行させて、選択した他の候補の閾値を厳しく再設定する(ステップS116)。そして、全ての他の候補の処理が完了した後に(ステップS115肯定)、代表類似度更新部134に、後述する代表類似度更新処理を実行させ(ステップS107)、通知部120に判定結果の通知を行わせる(ステップS108)。
本人判定が正常に行われた場合であっても、本人候補が他にも存在した場合には、次回以降の利用時に、何らかの理由で利用者から品質の低い生体情報が入力されたときに誤識別が発生する可能性がある。このような場合に他の候補の閾値を厳しく設定し直すことにより、誤識別が発生する可能性を低くすることができる。
また、取得された閾値から所定のマージン値を引いた値を上回る類似度をもつ他の候補が存在した場合は(ステップS112否定)、入力された生体情報の品質等の要因によって、利用者本人のものではない照合情報がたまたま最も高い類似度を得た可能性があるので、照合制御部131は、候補が複数存在する旨の通知を通知部120に行わせ(ステップS117)、閾値更新部135に後述する閾値更新処理を実行させて、ステップS102において抽出された全ての本人候補の閾値を厳しく再設定した後(ステップS118)、ステップS101へ戻って生体情報を再入力させる。
図6は、本人候補抽出処理の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、類似度生成部132は、登録者情報141から照合情報を1件取得する(ステップS201)。そして、正常に取得できた場合は(ステップS202否定)、生体情報入力部110において取得された生体情報と、取得された照合情報とを比較して類似度を生成する(ステップS203)。
そして、照合部133が、照合情報に対応する閾値を登録者情報141から取得し(ステップS204)、類似度生成部132によって生成された類似度が、取得された閾値以上であれば(ステップS205肯定)、その照合情報を本人候補に追加する(ステップS206)。以上の手順を繰り返し実行し、ステップS201において全ての照合情報を取得済であった場合に(ステップS202肯定)、処理を終了させる。
図7は、代表類似度更新処理の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、代表類似度更新部134は、本人と判定された候補の類似度を取得し(ステップS301)、当該の候補の代表類似度を登録者情報141から取得する(ステップS302)。そして、代表類似度が0、すなわち、代表類似度が未設定の場合(ステップS303肯定)、もしくは、代表類似度が0でない、すなわち、代表類似度が設定済み(ステップS303否定)で、かつ類似度よりも大きい場合に(ステップS304肯定)、類似度を代表類似度として登録者情報141に保存する(ステップS305)。
なお、上記の手順は、本人と判定されたときの類似度の最小値を代表類似度とする場合の手順を示しており、最小値以外を代表値とする場合には手順を変更することができる。
図8は、閾値更新処理の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、閾値更新部135は、処理の対象となっている候補の閾値と代表類似度を登録者情報141から取得し(ステップS401)、取得した閾値に本人判定を厳しくするための所定の固定値を加算し(ステップS402)、生体情報の品質のばらつき等を考慮して設定されたマージン値を代表類似度からから減算する(ステップS403)。
なお、本人判定を厳しくするための固定値の大きさは、照合装置100の使用目的等に合わせて任意に決定することができる。また、本人判定を厳しくするために閾値に加える値として、固定値の代わりに、類似度を引数とする関数(例えば、類似度が大きくなるほど小さな値を出力する関数)の出力を用いることとしてもよい。
そして、閾値更新部135は、代表類似度が閾値よりも大きい場合は(ステップS404肯定)、代表類似度をその候補の閾値として登録者情報141に保存し(ステップS405)、代表類似度の評価を新たに開始するために登録者情報141における当該の候補の代表類似度の値を「0」に初期化する(ステップS406)。
一方、代表類似度が閾値以下の場合は(ステップS404否定)、閾値が予め定められた上限値以下であれば(ステップS407肯定)、閾値を当該の候補の閾値として登録者情報141に保存し(ステップS408)、閾値更新履歴142に行を追加し、対象IDに当該の候補のIDを設定し、閾値変動幅に前述の固定値を設定し、関連IDに他の候補のIDのリストを設定する(ステップS409)。
また、閾値が予め定められた上限値よりも大きければ(ステップS407否定)、閾値を厳しく設定しすぎて利用者が本人判定されにくくなる恐れがあるため、閾値の更新は行わない。
図9は、登録者情報141の削除処理の処理手順を示すフローチャートである。この処理手順は、管理者等から登録者情報141の特定の行の削除を指示された場合に登録者情報削除部136によって実行されるものである。
同図に示すように、登録者情報削除部136は、削除対象のIDを取得すると(ステップS501)、閾値更新履歴142から行を1件取得する(ステップS502)。そして、正常に行を取得することができた場合は(ステップS503否定)、削除対象のIDがその行の関連IDに含まれるか否かを確認する(ステップS504)。
そして、削除対象のIDがその行の関連IDに含まれる場合は(ステップS505肯定)、その行の閾値変動幅の値をその行の関連IDに含まれるIDの数で除算し(ステップS506)、その行の対象IDの値に対応する閾値が商を減算した値となるように登録者情報141を書き換える(ステップS507)。
そして、ステップS502〜S507を繰り返し実行し、ステップS502において、全ての行を閾値更新履歴142から取得済であったならば(ステップS503肯定)、削除対象のIDに対応する行を登録者情報141から削除する(ステップS508)。
なお、図2に示した本実施例に係る照合装置100の構成は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変更することができる。例えば、照合装置100の構成の一部の構成(例えば、制御部130全体と記憶部140全体)を、照合装置100とネットワーク接続されたサーバ装置へ移動させて、照合装置100とサーバ装置間で情報をやりとりしながら本人判定を行うサーバ/クライアント構成とすることもできる。
また、照合装置100の制御部130の機能をソフトウェアとして実装し、これをコンピュータで実行することにより、照合装置100と同等の機能を実現することもできる。以下に、制御部130の機能をソフトウェアとして実装した照合プログラム1071を実行するコンピュータの一例を示す。
図10は、照合プログラム1071を実行するコンピュータ1000を示す機能ブロック図である。このコンピュータ1000は、各種演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)1010と、利用者からのデータの入力を受け付ける入力装置1020と、利用者の生体情報を入力する生体情報入力装置1021と、各種情報を表示するモニタ1030と、記録媒体からプログラム等を読み取る媒体読取り装置1040と、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受をおこなうネットワークインターフェース装置1050と、各種情報を一時記憶するRAM(Random Access Memory)1060と、ハードディスク装置1070とをバス1080で接続して構成される。
なお、生体情報入力装置1021を他の装置に設け、その装置において入力された生体情報を、ネットワークを介してコンピュータ1000へ送信し、コンピュータ1000が本人判定を行って、その結果を応答する構成としてもよい。
そして、ハードディスク装置1070には、図2に示した制御部130と同様の機能を有する照合プログラム1071と、図2に示した記憶部140に記憶される各種データに対応する照合用データ1072とが記憶される。なお、照合用データ1072を、適宜分散させ、ネットワークを介して接続された他のコンピュータに記憶させておくこともできる。
そして、CPU1010が照合プログラム1071をハードディスク装置1070から読み出してRAM1060に展開することにより、照合プログラム1071は、照合プロセス1061として機能するようになる。そして、照合プロセス1061は、照合用データ1072から読み出した情報等を適宜RAM1060上の自身に割り当てられた領域に展開し、この展開したデータ等に基づいて各種データ処理を実行する。
なお、上記の照合プログラム1071は、必ずしもハードディスク装置1070に格納されている必要はなく、CD−ROM等の記憶媒体に記憶されたこのプログラムを、コンピュータ1000が読み出して実行するようにしてもよい。また、公衆回線、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等を介してコンピュータ1000に接続される他のコンピュータ(またはサーバ)等にこのプログラムを記憶させておき、コンピュータ1000がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
上述してきたように、本実施例1では、予め登録された照合情報単位で本人判定のための閾値を設け、利用者から入力された生体情報との類似度が閾値を上回る照合情報が複数あった場合に、それらの照合情報に対応する閾値を厳しく設定し直すこととしたので、相互に類似度が高い照合情報の閾値が厳しく設定され、品質の低い生体情報が入力された場合であっても高い精度で本人判定を行うことができる。
なお、上記の実施例では、登録者情報141から情報を削除する際に閾値を引き下げる技術について説明したが、類似度と閾値の比較結果に応じて閾値を引き下げることもできる。具体的には、閾値毎にカウンタを設け、類似度生成部132によって生成された類似度と閾値を比較した際に、類似度が閾値を所定の範囲以内で下回っていた場合、すなわち、類似度が閾値未満だが閾値に近い場合に、その閾値からマージン値を引いた値以上の類似度が得られた他の照合情報が存在しばければ、その閾値に対応するカウンタをカウントアップし、該当する他の照合情報が存在すれば、その閾値に対応するカウンタを0に初期化する。そして、カウンタの値が所定の値を超えた場合に、そのカウンタに対応する閾値を一段階引き下げる。これにより、本来、本人と判定されるべきであるが、閾値が引き上げられたために複数回本人と判定されなかった照合情報に対応する閾値が引き下げられることになる。
実施例2では、実施例1において示した照合装置100の処理手順の変形例を示す。なお、この処理手順を実現するために必要な照合装置の構成は、図2に示した照合装置100と同一であるため、構成の説明は省略する。
図11は、照合処理の処理手順を示すフローチャートである。照合制御部131は、まず、生体情報入力部110に生体情報を入力させる(ステップS601)。そして、類似度生成部132に後述する類似度生成処理を実行させ、登録者情報141に登録されている照合情報毎に類似度を生成させる(ステップS602)。
そして、照合制御部131は、最も大きな類似度が生成された候補(以下、「最大類似度候補」という)の類似度S1と閾値T1を取得し(ステップS603)、次に大きな類似度が生成された候補(以下、「次点類似度候補」という)の類似度S2と閾値T2を取得する(ステップS604)。
ここで、S1がT1より小さい場合は(ステップS605否定)、最大類似度候補を本人と判定することはできず、また、他の候補を本人と判定することもできないので、照合制御部131は、「該当無し」の通知を通知部120に行わせ(ステップS606)、S2がT2より小さい場合は(ステップS607否定)、ステップS601へ戻って生体情報を再入力させる。
このとき、S2がT2以上であれば(ステップS607肯定)、次点類似度候補が本人でないにもかかわらず次回以降の照合処理で本人と誤識別される可能性があるので、前述の閾値更新処理を閾値更新部135に実行させ、次点類似度候補の閾値を厳しく再設定した後にステップS601へ戻る(ステップS608)。なお、類似度の大きさが3番目以降の候補についても、類似度が閾値以上であれば、同様に、閾値を厳しく再設定することとしてもよい。
一方、S1がT1以上であり(ステップS605肯定)、かつ、S1とS2の差が所定の差分値Δ以上あり、十分大きい場合は(ステップS609肯定)、照合制御部131は、最大類似度候補を本人と判定し(ステップS610)、代表類似度更新部134に、前述の代表類似度更新処理を実行させ(ステップS611)、通知部120に判定結果の通知を行わせる(ステップS612)。なお、S1とS2の差の大きさを評価するための差分値Δの値は、照合装置100の使用目的等に合わせて任意に決定することができる。
そして、S2がT2以上であれば(ステップS613肯定)、次点類似度候補が本人でないにもかかわらず次回以降の照合処理で本人と誤識別される可能性があるので、前述の閾値更新処理を閾値更新部135に実行させ、次点類似度候補の閾値を厳しく再設定する(ステップS614)。なお、類似度の大きさが3番目以降の候補についても、類似度が閾値以上であれば、同様に、閾値を厳しく再設定することとしてもよい。
一方、S1がT1以上であるものの(ステップS605肯定)、S1とS2の差が所定の差分値Δより小さい場合は(ステップS609否定)、入力された生体情報の品質等の要因によって、最大類似度候補がたまたま最も高い類似度を得た可能性があるので、照合制御部131は、「該当無し」の通知を通知部120に行わせた後(ステップS615)、誤識別を防止するために、閾値更新部135に前述の閾値更新処理を実行させて、最大類似度候補の閾値を厳しく再設定した後(ステップS616)、ステップS601へ戻って生体情報を再入力させる。
このとき、S2がT2以上であれば(ステップS617肯定)、次点類似度候補が本人でないにもかかわらず次回以降の照合処理で本人と誤識別される可能性があるので、前述の閾値更新処理を閾値更新部135に実行させ、次点類似度候補の閾値を厳しく再設定する(ステップS618)。なお、類似度の大きさが3番目以降の候補についても、類似度が閾値以上であれば、同様に、閾値を厳しく再設定することとしてもよい。
図12は、類似度生成処理の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、類似度生成部132は、登録者情報141から照合情報を1件取得する(ステップS701)。そして、正常に取得でき、全ての照合情報を取得していない場合は(ステップS702否定)、生体情報入力部110において取得された生体情報と、取得された照合情報とを比較して類似度を生成する(ステップS703)。以上の手順を繰り返し実行し、ステップS701において全ての照合情報を取得済であった場合に(ステップS702肯定)、処理を終了させる。
上述したように、最大類似度候補と次点類似度候補の類似度と閾値に基づいて閾値を制御することによっても、相互に類似度が高い関係にある照合情報の閾値が厳しく設定され、品質の低い生体情報が入力された場合であっても高い精度で本人判定を行うことができる。
(付記1)生体情報に基づいて、利用者が予め登録された登録者であるか否かの照合を行う照合装置であって、
前記利用者の生体情報を入力する生体情報入力手段と、
前記登録者毎に、前記生体情報と比較するための照合情報と、閾値とを対応付けて記憶する記憶手段と、
前記生体情報入力手段により入力された生体情報と、前記記憶手段に記憶されている照合情報との類似度を前記登録者毎に生成する類似度生成手段と、
前記類似度生成手段により生成された類似度と、前記記憶手段に記憶されている閾値とを前記登録者毎に照合することにより、前記登録者が前記利用者本人に該当する本人候補であるか否かの本人判定を行う照合手段と、
前記照合手段によって複数の前記登録者が本人候補と判定された場合に、本人候補と判定された前記登録者が前記照合手段によって本人候補と判定されにくいように、前記記憶手段に記憶されている閾値を更新する閾値更新手段と
を有することを特徴とする照合装置。
(付記2)前記照合手段による本人判定の結果、本人候補と判定される前記登録者が一つになるまで、前記生体情報入力手段による前記生体情報の入力と、前記類似度生成手段による全ての登録者を対象とした前記類似度の生成と、前記照合手段による全ての登録者を対象とした本人判定と、前記閾値更新手段による閾値の更新とを実行させる照合制御手段を有することを特徴とする付記1に記載の照合装置。
(付記3)前記照合制御手段は、前記照合手段による本人判定の結果、本人候補が複数あるときは、前記類似度が最大である本人候補に対応する閾値から所定のマージン値を差し引いた基準値を他の本人候補の類似度と比較し、全ての他の本人候補の類似度が、前記基準値未満であれば、前記類似度が最大である本人候補を前記利用者本人として照合を終了させることを特徴とする付記2に記載の照合装置。
(付記4)前記類似度生成手段により生成された類似度が最大である前記登録者が、前記照合手段によって本人候補と判定され、かつ、前記類似度が最大である前記登録者の類似度と、他の全ての前記登録者の類似度との差が所定値以上になるまで、前記生体情報入力手段による前記生体情報の入力と、前記類似度生成手段による全ての登録者を対象とした前記類似度の生成と、前記照合手段による本人判定と、前記閾値更新手段による閾値の更新とを実行させる照合制御手段を有することを特徴とする付記1に記載の照合装置。
(付記5)前記類似度生成手段により生成された類似度が最大である前記登録者が、前記照合手段によって本人候補と判定され、かつ、前記類似度が最大である前記登録者の閾値と、他の全ての前記登録者の類似度との差が所定値以上になるまで、前記生体情報入力手段による前記生体情報の入力と、前記類似度生成手段による全ての登録者を対象とした前記類似度の生成と、前記照合手段による本人判定と、前記閾値更新手段による閾値の更新とを実行させる照合制御手段を有することを特徴とする付記1に記載の照合装置。
(付記6)前記閾値更新手段は、前記照合手段によって複数の前記登録者が本人候補と判定された場合に、該本人候補に対応する前記閾値を上昇させることを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の照合装置。
(付記7)前記閾値更新手段は、予め設定された所定の上限値以上に前記閾値を上昇させないことを特徴とする付記6に記載の照合装置。
(付記8)前記閾値更新手段は、前記照合手段によって複数の前記登録者が本人候補と判定された場合であっても、前記類似度が最大である本人候補が前記利用者本人であると判定された場合には、前記類似度が最大である本人候補については、前記閾値を上昇させないことを特徴とする付記6に記載の照合装置。
(付記9)前記登録者が前記利用者本人であると判定された場合における前記類似度の代表値を前記照合情報と対応付けて前記記憶手段に記憶させる代表類似度更新手段をさらに有し、
前記閾値更新手段は、照合情報に対応する閾値を更新する場合に、前記代表類似度更新手段によって該照合情報と対応付けて記憶された前記代表値から所定の値を減じた値を、照合情報に対応する閾値とすることを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の照合装置。
(付記10)前記記憶手段から、前記登録者毎に情報を削除する登録者情報削除手段をさらに有し、
前記閾値更新手段は、前記閾値を更新する場合に、更新対象の閾値に対応する登録者と、該登録者と共に前記照合手段によって本人候補と判定された他の前記登録者の情報を関連付けて閾値更新履歴記憶手段に記憶させ、
前記登録者情報削除手段は、前記記憶手段から情報を削除する場合に、前記閾値更新履歴記憶手段を参照し、削除対象の登録者と関連付けて記憶されている登録者が、前記登録者が前記照合手段によって本人候補と判定され易いように、前記記憶手段に記憶されている閾値を更新することを特徴とする付記1〜9のいずれか一つに記載の照合装置。
(付記11)前記利用者本人と特定された前記登録者の情報を通知する通知手段を有することを特徴とする付記1〜7のいずれか一つに記載の照合装置。
(付記12)生体情報に基づいて、利用者が予め登録された登録者であるか否かの照合を行う照合方法であって、
前記利用者の生体情報を入力する生体情報入力工程と、
前記生体情報入力工程において入力された生体情報と、前記登録者毎に記憶手段に記憶されている照合情報との類似度を前記登録者毎に生成する類似度生成工程と、
前記類似度生成工程において生成された類似度と、前記照合情報毎に記憶手段に記憶されている閾値とを前記登録者毎に照合することにより、前記登録者が前記利用者本人に該当する本人候補であるか否かの本人判定を行う照合工程と、
前記照合工程によって複数の前記登録者が本人候補と判定された場合に、本人候補と判定された前記登録者が前記照合工程において本人候補と判定されにくいように、前記記憶手段に記憶されている閾値を更新する閾値更新工程と
を有することを特徴とする照合方法。
(付記13)生体情報に基づいて、利用者が予め登録された登録者であるか否かの照合を行う照合プログラムであって、
前記利用者の生体情報を入力する生体情報入力手順と、
前記生体情報入力手順において入力された生体情報と、前記登録者毎に記憶手段に記憶されている照合情報との類似度を前記登録者毎に生成する類似度生成手順と、
前記類似度生成手順において生成された類似度と、前記照合情報毎に記憶手段に記憶されている閾値とを前記登録者毎に照合することにより、前記登録者が前記利用者本人に該当する本人候補であるか否かの本人判定を行う照合手順と、
前記照合手順によって複数の前記登録者が本人候補と判定された場合に、本人候補と判定された前記登録者が前記照合手順において本人候補と判定されにくいように、前記記憶手段に記憶されている閾値を更新する閾値更新手順と
をコンピュータに実行させることを特徴とする照合プログラム。
以上のように、本発明に係る照合装置、照合方法および照合プログラムは、生体情報に基づいて、利用者が予め登録された登録者であるか否かの照合を行う場合に有用であり、特に、品質の低い生体情報が入力された場合であっても高い精度で本人判定を行うことが必要な場合に適している。
本実施例に係る照合方法について説明するための図である。 本実施例に係る照合方法について説明するための図である。 本実施例に係る照合方法について説明するための図である。 本実施例に係る照合方法について説明するための図である。 本実施例に係る照合装置の構成を示す機能ブロック図である。 登録者情報の一例を示す図である。 閾値更新履歴の一例を示す図である。 照合処理の処理手順を示すフローチャートである。 本人候補抽出処理の処理手順を示すフローチャートである。 代表類似度更新処理の処理手順を示すフローチャートである。 閾値更新処理の処理手順を示すフローチャートである。 登録者情報の削除処理の処理手順を示すフローチャートである。 照合プログラムを実行するコンピュータを示す機能ブロック図である。 照合処理の処理手順を示すフローチャートである。 類似度生成処理の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 照合装置
110 生体情報入力部
120 通知部
130 制御部
131 照合制御部
132 類似度生成部
133 照合部
134 代表類似度更新部
135 閾値更新部
136 登録者情報削除部
140 記憶部
141 登録者情報
142 閾値更新履歴
1000 コンピュータ
1010 CPU
1020 入力装置
1021 生体情報入力装置
1030 モニタ
1040 媒体読取り装置
1050 ネットワークインターフェース装置
1060 RAM
1061 照合プロセス
1070 ハードディスク装置
1071 照合プログラム
1072 照合用データ
1080 バス

Claims (10)

  1. 生体情報に基づいて、利用者が予め登録された登録者であるか否かの照合を行う照合装置であって、
    前記利用者の生体情報を入力する生体情報入力手段と、
    前記登録者毎に、前記生体情報と比較するための照合情報と、閾値とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記生体情報入力手段により入力された生体情報と、前記記憶手段に記憶されている照合情報との類似度を前記登録者毎に生成する類似度生成手段と、
    前記類似度生成手段により生成された類似度と、前記記憶手段に記憶されている閾値とを前記登録者毎に照合することにより、前記登録者が前記利用者本人に該当する本人候補であるか否かの本人判定を行う照合手段と、
    前記照合手段によって複数の前記登録者が本人候補と判定された場合に、本人候補と判定された前記登録者が前記照合手段によって本人候補と判定されにくいように、前記記憶手段に記憶されている閾値を更新する閾値更新手段と
    を有することを特徴とする照合装置。
  2. 前記照合手段による本人判定の結果、本人候補と判定される前記登録者が一つになるまで、前記生体情報入力手段による前記生体情報の入力と、前記類似度生成手段による全ての登録者を対象とした前記類似度の生成と、前記照合手段による全ての登録者を対象とした本人判定と、前記閾値更新手段による閾値の更新とを実行させる照合制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の照合装置。
  3. 前記照合制御手段は、前記照合手段による本人判定の結果、本人候補が複数あるときは、前記類似度が最大である本人候補に対応する閾値から所定のマージン値を差し引いた基準値を他の本人候補の類似度と比較し、全ての他の本人候補の類似度が、前記基準値未満であれば、前記類似度が最大である本人候補を前記利用者本人として照合を終了させることを特徴とする請求項2に記載の照合装置。
  4. 前記類似度生成手段により生成された類似度が最大である前記登録者が、前記照合手段によって本人候補と判定され、かつ、前記類似度が最大である前記登録者の類似度と、他の全ての前記登録者の類似度との差が所定値以上になるまで、前記生体情報入力手段による前記生体情報の入力と、前記類似度生成手段による全ての登録者を対象とした前記類似度の生成と、前記照合手段による本人判定と、前記閾値更新手段による閾値の更新とを実行させる照合制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の照合装置。
  5. 前記閾値更新手段は、前記照合手段によって複数の前記登録者が本人候補と判定された場合に、該本人候補に対応する前記閾値を上昇させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の照合装置。
  6. 前記閾値更新手段は、予め設定された所定の上限値以上に前記閾値を上昇させないことを特徴とする請求項5に記載の照合装置。
  7. 前記記憶手段から、前記登録者毎に情報を削除する登録者情報削除手段をさらに有し、
    前記閾値更新手段は、前記閾値を更新する場合に、更新対象の閾値に対応する登録者と、該登録者と共に前記照合手段によって本人候補と判定された他の前記登録者の情報を関連付けて閾値更新履歴記憶手段に記憶させ、
    前記登録者情報削除手段は、前記記憶手段から情報を削除する場合に、前記閾値更新履歴記憶手段を参照し、削除対象の登録者と関連付けて記憶されている登録者が、前記登録者が前記照合手段によって本人候補と判定され易いように、前記記憶手段に記憶されている閾値を更新することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の照合装置。
  8. 前記利用者本人と特定された前記登録者の情報を通知する通知手段を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の照合装置。
  9. 生体情報に基づいて、利用者が予め登録された登録者であるか否かの照合を行う照合方法であって、
    前記利用者の生体情報を入力する生体情報入力工程と、
    前記生体情報入力工程において入力された生体情報と、前記登録者毎に記憶手段に記憶されている照合情報との類似度を前記登録者毎に生成する類似度生成工程と、
    前記類似度生成工程において生成された類似度と、前記照合情報毎に前記記憶手段に記憶されている閾値とを前記登録者毎に照合することにより、前記登録者が前記利用者本人に該当する本人候補であるか否かの本人判定を行う照合工程と、
    前記照合工程によって複数の前記登録者が本人候補と判定された場合に、本人候補と判定された前記登録者が前記照合工程において本人候補と判定されにくいように、前記記憶手段に記憶されている閾値を更新する閾値更新工程と
    を有することを特徴とする照合方法。
  10. 生体情報に基づいて、利用者が予め登録された登録者であるか否かの照合を行う照合プログラムであって、
    前記利用者の生体情報を入力する生体情報入力手順と、
    前記生体情報入力手順において入力された生体情報と、前記登録者毎に記憶手段に記憶されている照合情報との類似度を前記登録者毎に生成する類似度生成手順と、
    前記類似度生成手順において生成された類似度と、前記照合情報毎に前記記憶手段に記憶されている閾値とを前記登録者毎に照合することにより、前記登録者が前記利用者本人に該当する本人候補であるか否かの本人判定を行う照合手順と、
    前記照合手順によって複数の前記登録者が本人候補と判定された場合に、本人候補と判定された前記登録者が前記照合手順において本人候補と判定されにくいように、前記記憶手段に記憶されている閾値を更新する閾値更新手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする照合プログラム。
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