JP2001338297A - 個人認証装置 - Google Patents

個人認証装置

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JP2001338297A
JP2001338297A JP2000158081A JP2000158081A JP2001338297A JP 2001338297 A JP2001338297 A JP 2001338297A JP 2000158081 A JP2000158081 A JP 2000158081A JP 2000158081 A JP2000158081 A JP 2000158081A JP 2001338297 A JP2001338297 A JP 2001338297A
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JP2000158081A
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English (en)
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Akihiro Fujii
明宏 藤井
晃二 ▲高▼木
Koji Takagi
Akitoshi Tsukamoto
明利 塚本
Takahiro Watanabe
孝弘 渡辺
Yasuhiro Chiyou
康宏 頂
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本人であるとの認証を得ることが容易である
登録者や困難である登録者がいるという事態を回避す
る。 【解決手段】 被認証者のバイオメトリクス情報と登録
者の登録バイオメトリクス情報との間の相関値を閾値と
比較することにより、被認証者が登録者であるか否かを
認証する本発明の個人認証装置は、取得部が複数の未登
録者のそれぞれから複数のバイオメトリクス情報を取得
し、登録部が未登録者毎に、一のバイオメトリクス情報
を登録バイオメトリクス情報として登録し、第1の相関
値算出部が、未登録者毎に、登録されたバイオメトリク
ス情報と取得された複数のバイオメトリクス情報との間
の複数の相関値を算出し、閾値算出部が、未登録者毎
に、第1の相関値算出部によって算出された複数の相関
値を用いて閾値を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バイオメトリクス
情報を用いて、個人を本人であるか否か認証する個人認
証装置に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今、パスワードを用いた個人認証装置
の欠点、例えば、パスワードの漏洩を解決すべく、個人
毎に固有である生態的特徴を表すバイオメトリクス情報
を用いる個人認証装置が普及しつつある。バイオメトリ
クス情報として指紋、声紋、虹彩等のデータを用いる技
術が、文献「バイオメトリクス個人認証技術の動向と課
題」、坂野鋭、信学技報PRMU99−29(1999
−06)に開示されている。特に、虹彩を用いた認証技
術が、文献「High Confidence Visual Recognition of
Persons by a Test of Statistical Independence」,IE
EE Trans. Pattern Analysis and Machine Intelligenc
e, Vol. 15, No. 11, Nov. 1993に示されている。
【0003】バイオメトリクス情報を用いた個人認証装
置は、認証されるべき者(以下、「被認証者」とい
う。)から取得したバイオメトリクス情報と、予め登録
されている者(以下、「登録者」という。)のバイオメ
トリクス情報とを比較することにより、被認証者が登録
者であるか否かを判断する。
【0004】しかし、たとえ被認証者が登録者自身であ
っても、被認証者から取得されたバイオメトリクス情報
と登録者のバイオメトリクス情報とは完全には一致しな
い。そこで、この不一致によって本人であると認証され
ないことを回避すべく、認証の基準として閾値を用いて
いる。個人認証装置は、両バイオメトリクス情報の間の
類似度(以下、「相関値」という。)を算出し、この相
関値が閾値を超えているときには、被認証者を登録者本
人であると認証し、反対に、閾値を超えていないときに
は、登録者以外の者、即ち他人であると認証する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の個人認
証装置では、閾値は、登録者全員について一律に定めら
れていた。したがって、ある登録者は、本人であるとの
認証を得ることが容易である一方で、他のある登録者
は、本人であるとの認証を得ることが困難であるという
問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、被認証者のバイオメトリクス情報と登録者の登録
バイオメトリクス情報との間の相関値を閾値と比較する
ことにより、被認証者が登録者であるか否かを認証する
本発明の個人認証装置は、取得部が未登録者から複数の
バイオメトリクス情報を取得し、登録部が、一のバイオ
メトリクス情報を登録バイオメトリクス情報として登録
し、第1の相関値算出部が、登録されたバイオメトリク
ス情報と取得された複数のバイオメトリクス情報との間
の複数の相関値を算出し、閾値算出部が、第1の相関値
算出部によって算出された複数の相関値を用いて閾値を
算出する。このようにして各人毎に閾値を設定すること
から、従来の個人認証装置と異なり、ある登録者は本人
であるとの認証を得易く、他の登録者は本人であるとの
認証を得難いという事態を回避することが可能になる。
【0007】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態として、具体例
1〜5の個人認証装置を説明する。各具体例の装置は、
個人認証に虹彩を用いる。さらに、各具体例の主な特徴
は、以下の通りである。具体例1は、登録者毎に閾値を
設定・更新することを特徴とし、具体例2は、登録者以
外の被認証者を登録者でないと認証する重要性に応じて
閾値を設定・更新することを特徴とし、具体例3は、不
適当な相関値を閾値の算出に用いないことを特徴とし、
具体例4は、未登録者の登録虹彩データと他人の登録虹
彩データとの間の相関値を考慮して未登録者の閾値を定
めることを特徴とし、具体例5は、ID番号を用いるこ
となく認証することを特徴とする。
【0008】〈具体例1〉図1は、具体例1の個人認証
装置の構成を示す図である。この個人認証装置10は、
登録及び認証を行う。より具体的には、バイオメトリク
ス情報として、未登録者の虹彩の特徴を表す虹彩データ
を登録し、また、その登録された虹彩データ(以下、
「登録虹彩データ」という。)と被認証者から取得され
た虹彩データ(以下、「被認証虹彩データ」という。)
とを用いて認証を行う。個人認証装置10は、図示され
るように、入力部100、取得部102、抽出部10
4、記憶部106、選択部108、算出部110、作成
部112、辞書部114、認証部116、更新部11
8、及び制御部120を備える。
【0009】入力部100は、未登録者が、または登録
者である被認証者が、自己の氏名やID番号(以下、
「個人データ」と総称する。)を入力するために用いら
れる。取得部102は、例えば、CCDカメラ等から構
成され、虹彩を表す画像データを未登録者から取得す
る。取得部102は、画像データの取得をN回(Nは、
登録の場合には2以上の任意の整数であり、照合の場合
には1)行う。
【0010】抽出部104は、取得部102によって得
られた画像データから特徴を抽出することにより、虹彩
の特徴を表す虹彩データを生成する。記憶部106は、
抽出部104によってN個の虹彩データを書き込まれ、
それらの虹彩データを記憶する。選択部108は、記憶
部106に記憶されたN個の虹彩データのうち、認証に
用いるべき虹彩データ(以下、「登録虹彩データ」とい
う。)を1つ選択する。算出部110は、登録虹彩デー
タ、及び他の(N−1)個の虹彩データを用いて、認証
の基準となる閾値Tを算出する。
【0011】図2は、閾値を示す図である。図2(A)
にされるように、本人同士の確率分布は、登録虹彩デー
タと登録者自身である被認証者の虹彩データとの相関値
が大きいほど、その被認証者を登録者自身であると認証
する確率が高いことを示す。他人同士の確率分布は、登
録虹彩データと登録者以外の者である被認証者の虹彩デ
ータとの相関値が小さいほど、その被認証者を登録者で
ないと認証する確率が高いことを示す。
【0012】図2(A)の領域Aを拡大した図2(B)
では、両確率分布の一部が互いに重なっている。このこ
とから、閾値Tは、登録者自身である被認証者を登録者
であると認証する確率、及び登録者以外の者である被認
証者を登録者でないと認証する確率に同時に影響を与え
る。例えば、同図(B)で、やや大きい閾値T1を設定
すると、登録者である被認証者を本人であると認証する
確率が低下する一方で、登録者以外の者である被認証者
を本人でないと認証する確率が向上する。反対に、やや
小さい閾値T2を設定すると、登録者である被認証者を
本人であると認証する確率が向上する一方で、登録者以
外の者である被認証者を本人でないと認証する確率が低
下する。
【0013】図1に戻り、作成部112は、登録者毎に
認証のためのデータ(以下、「登録データ」という。)
を作成し、辞書部114は、作成部112によって作成
された登録データを登録者毎に記憶する。
【0014】図3は、具体例1の登録データを示す図で
ある。登録データは、図示されるように、入力部100
から入力された個人データ(氏名、ID番号等)、選択
部108によって選択された登録虹彩データ、及びM
(Mは、1以上の任意の整数)個の相関値(1)〜相関
値(M)を含む。これらの相関値(1)〜(M)は、認
証毎に被認証者から取得した虹彩データと、登録虹彩デ
ータとの間の類似度を示す。後述されるように、これら
の相関値(1)〜(M)は、認証部116によって算出
される。
【0015】認証部116及び更新部118は、主とし
て認証のときに機能する。認証部116は、入力部10
0から入力された個人データによって特定される、辞書
部114に記憶された登録虹彩データと、抽出部104
によって生成された被認証者の虹彩データとの間の相関
値を算出し、その相関値が閾値Tを超えているか否かを
判断することにより、被認証者が登録者本人であるか否
かを認証する。認証部116は、認証部116は、ま
た、認証を行う毎に、算出した相関値を、相関値(1)
〜(M)のいずれかに書き込むことにより、相関値
(1)〜(M)を全体として更新する。認証部116
は、認証の結果を示すデータ(以下、「認証信号」とい
う。)を後段の装置、例えば、現金自動取引装置や入退
室管理装置(いずれも図示せず)へ出力する。
【0016】更新部118は、認証部116によって算
出され、かつ辞書部114に記憶された、登録者毎の相
関値(1)〜(M)を元にして、登録者毎に閾値Tを更
新する。制御部120は、個人認証装置10の動作全体
を制御する。
【0017】図4は、具体例1の個人認証装置10の登
録動作を示すフローチャートである。以下、このフロー
チャートに沿って動作を説明する。 ステップS100:未登録者は、入力部100から個人
データとして、少なくとも氏名またはID番号のいずれ
かを入力する。 ステップS110:取得部102は、未登録者から画像
データを取得し、その画像データを抽出部104へ出力
する。
【0018】ステップS120:抽出部104は、与え
られた画像データから虹彩データを生成する。 ステップS130:抽出部104は、虹彩データを生成
することができたか否かを判断する。 ステップS140:虹彩データを生成することができた
と判断すると、抽出部104は、その生成された虹彩デ
ータを記憶部106に書き込む。そうでないときには、
取得部102は、再び画像データを取得する。
【0019】ステップS150:制御部120は、N個
の虹彩データの書き込みが完了したか否かを判断する。 ステップS160:制御部120が書き込みを完了した
と判断したときには、選択部108は、N個の虹彩デー
タから、登録虹彩データとして1個の虹彩データを選択
する。そうでないときには、取得部102は、画像デー
タを新たに取得する。
【0020】登録虹彩データの選択の方法としては、以
下の方法が挙げられる。まず、1番目の虹彩データと2
番目〜N番目の虹彩データの各々との間の相関値、2番
目の虹彩データと3番目〜N番目の虹彩データの各々と
の間の相関値、…、及び(N−1)番目の虹彩データと
N番目の虹彩データとの間の相関値を求める。次に、例
えば、図2(A)に示されるような、登録者自身である
被認証者を本人であると認証することをやや困難にする
参照閾値Trefを超える相関値の個数を虹彩データ毎
に計数する。ここで、このような参照閾値Trefを用
いる理由は、小さい相関値の個数を計数しないようにす
るためである。最後に、参照閾値Trefを超える相関
値の個数が最大である虹彩データを登録虹彩データとし
て選択する。このようにして、N個の虹彩データの共通
点を最大限に代表する虹彩データを選択することが可能
になる。言い換えれば、登録虹彩データは、未登録者の
平均的な虹彩データであると位置付けられる。
【0021】また、登録虹彩データを選択する代わり
に、作成してもよい。例えば、N個の虹彩データのそれ
ぞれの良好な部分のみを集めることにより、未登録者を
最も代表し象徴する(N+1)番目の虹彩データを作成
してもよい。この(N+1)番目の虹彩データは、N個
の虹彩データのそれぞれが固有に含むノイズが低減され
ていることから、上記の選択された虹彩データよりも一
層、良好な認識率を与えることが可能である。
【0022】ステップS170:算出部110は、選択
された登録虹彩データと、他の(N−1)個の虹彩デー
タとの間の(N−1)個の相関値を算出し、それら相関
値を平均し、得られた平均値を閾値Tとする。算出部1
10は、標準偏差をも算出し、平均値μと標準偏差σと
から閾値Tを得てもよい。
【0023】例えば、f(μ、σ)=μ−ασ:αは、
定数とし、if T(old)>f(μ、σ):T=T
(old)、else:T=f(μ、σ)による得るこ
とができる。
【0024】ステップS180:作成部112は、入力
部100から入力された個人データ、選択部108によ
って選択された登録虹彩データ、及び算出部110によ
って算出された閾値Tを含む登録データを作成し、その
登録データを辞書部114に書き込む。
【0025】このようにして、未登録者は、登録の手続
を完了する。この完了により、未登録者は登録者にな
り、以後、被認証者として本人であるか否かを認証され
ることが可能になる。
【0026】図5は、具体例1の個人認証装置の認証動
作を示すフローチャートである。以下、このフローチャ
ートに沿って動作を説明する。 ステップS200〜230:被認証者は、ステップS1
00〜130での登録者と同様にして、氏名またはID
番号を入力し、取得部102は、虹彩データを取得し、
抽出部104は、虹彩データを生成し、抽出の成否を判
断する。
【0027】ステップS240:抽出部104が虹彩デ
ータを生成することができたと判断すると、認証部11
6は、被認証虹彩データと登録虹彩データと間の相関値
Cを算出し、この相関値Cが閾値Tを超えるか否かによ
り、被認証者が登録者本人であるか否かを判断する。超
えているときには、相関値Cを相関値(1)〜(M)の
いずれか、例えば、一番古い相関値として辞書部114
に書き込む。 ステップS250:更新部118は、認証部116によ
って得られた新たな相関値Cを含む、辞書部114に蓄
積された相関値(1)〜(M)を用いて閾値Tを更新す
る。更新部118は、この閾値Tを図3の登録データの
閾値として辞書部114に書き込む。
【0028】図5中の認証部116による認証の動作
(ステップS240)、及び更新部118による更新の
動作(ステップS250)について詳細に説明する。図
6は、認証部による認証動作を示すフローチャートであ
る。以下、このフローチャートに沿って動作を説明す
る。 ステップS240A:認証部116は、入力部100か
ら入力された氏名等の個人データを元に、辞書部114
内でその個人データに対応する登録虹彩データ及び閾値
Tを検索する。 ステップS240B:認証部116は、抽出部104に
よって生成された被認証虹彩データと、検索された登録
虹彩データとの間の相関値Cを算出する。
【0029】ステップS240C:認証部116は、算
出された相関値Cと検索された閾値Tとを比較すること
により、被認証者が登録者本人であるか否かを判断す
る。 ステップS240D:相関値Cが閾値Tを越えていると
きには、認証部116は、本人である旨を示す認証信号
を出力する。認証部116は、また、相関値Cを、図3
の登録データ中の相関値(1)〜(M)の1つとして辞
書部114に書き込む。 ステップS240E:相関値Cが閾値Tを越えていない
ときには、認証部116は、本人でない旨を示す認証信
号を出力する。
【0030】図7は、更新部による更新の動作を示すフ
ローチャートである。以下、このフローチャートに沿っ
て動作を説明する。説明及び理解を容易にすべく、既に
M個の相関値(1)〜(M)が辞書部114に記憶され
ていることを想定する。 ステップS250A:更新部118は、それらM個の相
関値(1)〜(M)を用いて、新たに閾値Tを算出す
る。より詳細には、それらの相関値(1)〜(M)を平
均値し、得られた平均値を閾値Tとして設定する。更新
部118は、標準偏差をも算出し、平均値及び標準偏差
を用いて閾値Tを得てもよい。更新部118は、得られ
た閾値Tを、図3に示される登録データ中の閾値として
辞書部114に書き込む。
【0031】上述したように、具体例1の個人認証装置
によれば、閾値Tを登録者毎に設定することから、ある
登録者は本人であると容易に認証され、他のある登録者
は本人であるとなかなか認証されないという事態を回避
することができる。また、閾値Tを認証毎に更新するこ
とから、すなわち、認証時の被認証者の虹彩データの良
否に応じて閾値Tを変えることから、これにより、常
に、登録者毎に閾値を最適に設定することが可能にな
る。
【0032】なお、ステップS240で、被認証者を本
人であると認証しないときには、認証部116は、認証
の実績や履歴に応じた処理を行ってもよい。例えば、認
証の実績が少なければ、登録者である被認証者が本人で
あると認証されないことは虹彩データの不備に起因する
可能性が高いことから、再撮影を促し、一方、認証の試
みが頻繁であれば、被認証者が実際に登録者自身でない
可能性が高いから、登録者自身でない旨を示す認証信号
を出力したりする等である。
【0033】〈具体例2〉図8は、具体例2の個人認証
装置の構成を示す図である。図8と具体例1の個人認証
装置10を示す図1との比較から明らかなように、この
個人認証装置20の構成は、具体例1の個人認証装置1
0のそれと概ね同一である。両装置間の主な相違点は、
この個人認証装置20が算出部110の代わりに算出部
200を備え、辞書部114の代わりに辞書部202を
備え、さらにテーブル部204を備えることである。以
下、その相違点を具体例1と比較しつつ説明する。
【0034】具体例2は、登録者以外の被認証者を登録
者でないと認証する重要性、即ち、セキュリティレベル
に応じて閾値を設定・更新すべく、最小閾値Tminを
用いる。図9は、最小閾値を示す図である。最小閾値T
minとは、具体例1で説明した閾値Tが取り得る最小
の閾値である。具体例2では、この最小閾値Tmin
を、登録者のセキュリティレベルに応じて規定する。こ
れにより、登録者以外の者である被認証者を登録者本人
であると認証する確率を高くするような閾値Tが設定さ
れることを回避する。
【0035】このような機能を果たすべく、辞書部20
2は、登録データを記憶する。図10は、具体例2の登
録データを示す図である。図10と具体例1の登録デー
タを示す図3との比較から明らかなように、具体例2の
登録データは、具体例1の登録データに比べ、セキュリ
ティレベル・データを追加されている。このセキュリテ
ィレベル・データは、登録者以外の被認証者が登録者本
人でないと認証する際のセキュリティの強さ程度を示
す。セキュリティが強いほど、閾値Tは大きくなる。こ
こで、辞書部202には、登録データの記憶領域が、未
登録者、登録者を問わず各者毎に予め確保されており、
さらに、セキュリティレベル・データもまた未登録者、
登録者を問わず各者毎に予め設定されている。個人デー
タ、登録虹彩データ、閾値、及び相関値(1)〜(M)
は、概ね具体例1と同様な過程を経て辞書部202に書
き込まれる。
【0036】テーブル部204は、セキュリティレベル
・データと最小閾値Tminとの関係を示すセキュリテ
ィレベル・テーブルを記憶する。図11は、セキュリテ
ィレベル・テーブルを示す図である。同図は、セキュリ
ティレベルが1からL(Lは2以上の整数)までのL段
階あり、数字が大きいほどセキュリティが高く、かつ最
小閾値Tminが大きいことを示す。例えば、セキュリ
ティレベルLは、セキュリティレベル1より高いセキュ
リティを必要とし、最小閾値TminLは、最小閾値T
min1より大きいことを示す。この結果、最小閾値T
minLに基づく認証は、最小閾値Tmin1に基づく
認証に比べて、登録者以外の者である被認証者を登録者
本人でないと認証する確率を高める。
【0037】図12は、具体例2の登録動作の特徴的な
部分を示すフローチャートである。以下、このフローチ
ャート及び図4のフローチャートを用いて説明する。
【0038】ステップS300:図4のステップS16
0で、選択部108が登録虹彩データを選択すると、算
出部200は、未登録者の個人データを元に辞書部20
2を検索することにより、その未登録者の登録データの
記憶領域を探し出す。算出部200は、その登録データ
内のセキュリティレベル・データを元に、図11に示さ
れた、テーブル部204内のセキュリティレベル・テー
ブルを参照することにより、そのセキュリティレベル・
データに対応する最小閾値Tminを見つける。算出部
200は、さらに、具体例1と同様にして、未登録者に
関する複数の相関値を用いて閾値Tを算出しつつも、具
体例1と異なり、最小閾値Tminより大きくなるよう
に閾値Tを決定する。この後、図4のステップS180
で、作成部112は、得られた閾値Tを含む図10の登
録データを作成し、その登録データを辞書部202に書
き込む。
【0039】図13は、具体例2の認証動作の特徴的な
部分を示すフローチャートである。以下、このフローチ
ャート及び図5のフローチャートを用いて動作を説明す
る。 ステップS310:図5のステップS240で、認証部
116が被認証者を本人であると認証すると、更新部1
18は、具体例1と同様にして、新たに得られた相関値
Cを含む、辞書部114に蓄積された相関値(1)〜
(M)を用いて閾値Tを更新しつつも、具体例1と異な
り、最小閾値Tminより大きくなるように閾値Tを決
定する。作成部112は、その閾値Tを辞書部202に
書き込む。
【0040】上述したように、具体例2の個人認証装置
によれば、登録者のセキュリティレベルに応じて定まる
最小閾値Tminを考慮して閾値Tを決定することか
ら、具体例1に比べて、登録者以外の者である被認証者
を登録者本人であると認証する確率をより的確に低減す
ることが可能になる。
【0041】〈具体例3〉図14は、具体例3の個人認
証装置の構成を示す図である。図14と具体例1の個人
認証装置10を示す図1との比較から明らかなように、
両装置の構成は概ね同一であり、相違点は、個人認証装
置30が認証部116の代わりに認証部300を備える
ことである。認証部300は、不適当な相関値を閾値の
算出に用いないことを主に特徴とする。以下、この認証
部300を中心に説明する。
【0042】図15は、具体例3の個人認証装置の特徴
的な動作を示すフローチャートである。以下、このフロ
ーチャート及び図5のフローチャートに沿って動作を説
明する。 ステップS400:認証部300は、図5のステップS
240で本人であると認証すると、新たに算出された相
関値Cが、辞書部114に記憶された、以前の相関値
(1)〜(M)に近似するか否か、あるいは閾値Tから
離れているか等を判断する。言い換えれば、認証部30
0は、閾値Tを更新するために新たな相関値Cを用いる
ことが適当であるか否かを判断する。 ステップS410:適当であると判断すると、認証部3
00は、ステップS250と同様にして、閾値Tを更新
する。なお、近似していないと判断すると、認証部30
0は、その新たな相関値Cを辞書部114に書き込ま
ず、また、その新たな相関値Cを用いた閾値Tの更新を
行わない。
【0043】上述したように、具体例3の個人認証装置
30によれば、認証部300は、新たに生成された相関
値Cが過去の相関値(1)〜(M)に近似するか否か、
閾値Tから遠いか等、相関値Cを閾値Tの更新に用いる
ことの妥当性を判断し、相関値Cが適当でないときに
は、閾値Tの更新を行わない。これにより、閾値Tに近
い相関値Cを含めて閾値Tを更新することによる弊害、
即ち、閾値Tを小さくすることにより登録者以外の者で
ある被認証者を登録者自身であると認証する確率を高め
るという事態を回避することが可能になる。
【0044】〈具体例4〉図16は、具体例4の個人認
証装置の構成を示す図である。図16と具体例1の個人
認証装置10を示す図1との比較から明らかなように、
両装置の構成は概ね同一であり、その相違点は、この個
人認証装置50が算出部110の代わりに算出部400
を備えることである。算出部400は、未登録者の登録
虹彩データと他人の登録虹彩データとの間の相関値を考
慮して閾値Tを定める。以下、この算出部400を中心
に説明する。
【0045】図17は、具体例4の個人認証装置の特徴
的な動作を示すフローチャートである。以下、このフロ
ーチャート及び図4のフローチャートに沿って動作を説
明する。説明及び理解を容易にするために、辞書部11
4に予め100人の登録者の登録データが記憶されてい
ることを想定する。
【0046】ステップS500:図4のステップS16
0で、選択部108が未登録者の登録虹彩データを選択
すると、算出部400は、その登録虹彩データと、10
0人の登録者の登録虹彩データのそれぞれとの間の相関
値を算出する。即ち、算出部400は、100個の相関
値を算出する。 ステップS510:算出部400は、さらに、それら1
00個の相関値のうち、最も大きい相関値を選択する。
算出部400は、この相関値よりも大きい任意の値を閾
値Tとして設定する。閾値Tを設定されると、図4のス
テップS180で、作成部112は、その閾値Tを含む
登録データを作成し、辞書部114に書き込む。
【0047】上述したように、具体例4の個人認証装置
40によれば、算出部400が、未登録者の登録虹彩デ
ータと、複数の登録者の登録虹彩データとの間の相関値
に基づいて閾値Tを定める。したがって、たとえ、未登
録者の登録虹彩データに極めて近似する登録虹彩データ
を有する他人がいるときであっても、両情報の相関値を
考慮して閾値Tを定めることから、登録者以外の者であ
る被認証者を登録者であると認証する確率を低減するこ
とができる。
【0048】〈具体例5〉図18は、具体例5の個人認
証装置の構成を示す図である。図18と具体例1の個人
認証装置10を示す図1との比較から明らかなように、
両装置の構成は、概ね同一であり、その相違点は、この
個人認証装置50が認証部116の代わりに認証部50
0を備えることである。認証部500は、ID番号等の
個人データを用いることなく認証を行う。以下、この認
証部500を中心に説明する。
【0049】図19は、具体例5の個人認証装置の特徴
的な動作を示すフローチャートである。以下、このフロ
ーチャート及び図5のフローチャートに沿って動作を説
明する。 ステップS600:図5のステップS200で、被認証
者は、上述と異なり、入力部100から個人データを入
力しない。しかし、上述と同様にして、ステップS21
0で、取得部102は、被認証者から画像データを取得
し、ステップS220、S230で、抽出部104は、
その画像データから虹彩データを生成する。個人データ
が入力されていないことから、認証部500は、被認証
虹彩データと、辞書部114内に記憶されている全ての
登録虹彩データとを比較する。より具体的には、認証部
500は、被認証虹彩データと、辞書部114に記憶さ
れた各登録虹彩データとの間の相関値を算出し、その相
関値が閾値Tを超えているか否かを判断する。
【0050】ステップS610:認証部500は、被認
証虹彩データとの相関値が閾値Tを超える登録虹彩デー
タが複数あるか否かを判断する。 ステップS620:複数あると判断すると、認証部50
0は、それら複数の登録虹彩データのうち、最も相関値
が大きい登録虹彩データを選択し、被認証者がその選択
された登録虹彩データを有する登録者である旨を示す認
証信号を出力する。 ステップS630:複数無いと判断したときには、認証
部500は、被認証者がその登録虹彩データを有する登
録者である旨を示す認証信号を出力する。
【0051】上述したように、具体例5の個人認証装置
50によれば、認証部500は、ID番号等の個人デー
タを用いることなく、被認証虹彩データと、辞書部11
4に記憶されている全ての登録虹彩データとを一つずつ
総当たりで認証する。被認証虹彩データとの間の相関値
が閾値Tを超える複数の登録虹彩データを見つけたとき
には、認証部500は、被認証者が、それら複数の登録
虹彩データのうち最も相関値が大きい登録虹彩データを
有する登録者であると判断する。これにより、被認証虹
彩データに極めて近似する登録虹彩データを有する複数
の登録者がいても、被認証者がいずれの登録者であるか
の判断を正確に行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】具体例1の個人認証装置の構成を示す図であ
る。
【図2】閾値を示す図である。
【図3】具体例1の登録データを示す図である。
【図4】具体例1の個人認証装置の登録動作を示すフロ
ーチャートである。
【図5】具体例1の個人認証装置の認証動作を示すフロ
ーチャートである。
【図6】認証部による認証動作を示すフローチャートで
ある。
【図7】更新部による更新動作を示すフローチャートで
ある。
【図8】具体例2の個人認証装置の構成を示す図であ
る。
【図9】最小閾値を示す図である。
【図10】具体例2の登録データを示す図である。
【図11】セキュリティレベル・テーブルを示す図であ
る。
【図12】具体例2の登録動作の特徴的な部分を示すフ
ローチャートである。
【図13】具体例2の認証動作の特徴的な部分を示すフ
ローチャートである。
【図14】具体例3の個人認証装置の構成を示す図であ
る。
【図15】具体例3の個人認証装置の特徴的な動作を示
すフローチャートである。
【図16】具体例4の個人認証装置の構成を示す図であ
る。
【図17】具体例4の個人認証装置の特徴的な動作を示
すフローチャートである。
【図18】具体例5の個人認証装置の構成を示す図であ
る。
【図19】具体例5の個人認証装置の特徴的な動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
10 個人認証装置 100 入力部 102 取得部 104 抽出部 106 記憶部 108 選択部 110 算出部 112 作成部 114 辞書部 116 認証部 118 更新部 120 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塚本 明利 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 渡辺 孝弘 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 頂 康宏 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 Fターム(参考) 5B043 AA09 BA01 BA04 FA07 GA04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被認証者のバイオメトリクス情報と登録
    者の登録バイオメトリクス情報との間の相関値を閾値と
    比較することにより、該被認証者が該登録者であるか否
    かを認証する個人認証装置であって、 未登録者から複数のバイオメトリクス情報を取得する取
    得部と、 一のバイオメトリクス情報を前記登録バイオメトリクス
    情報として登録する登録部と、 前記取得された複数のバイオメトリクス情報から、前記
    登録されたバイオメトリクス情報と前記取得された複数
    のバイオメトリクス情報との間の複数の相関値を算出す
    る登録相関値算出部と、 前記相関値算出部によって算出された複数の相関値を用
    いて閾値を算出する登録閾値算出部とを備えることを特
    徴とする個人認証装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の個人認証装置であって、 前記被認証者を前記登録者であると認証する毎に取得さ
    れたバイオメトリクス情報と該登録者の登録バイオメト
    リクス情報との間の複数の相関値を算出する認証相関値
    算出部と、 前記認証相関値算出部によって算出された前記複数の相
    関値を用いて閾値を算出する認証閾値算出部とを備える
    ことを特徴とする個人認証装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の個人認証装置であって、 前記登録閾値算出部は、前記登録者以外の者を該登録者
    であると認証してはならない程度に応じて、前記閾値を
    算出することを特徴とする個人認証装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の個人認証装置であって、 さらに、複数の登録者の登録バイオメトリクス情報を記
    憶する記憶部と、 前記登録バイオメトリクス情報と、前記複数の登録者の
    登録バイオメトリクス情報との間の複数の相関値を算出
    する複数者相関値算出部を備え、 前記登録閾値算出部は、前記登録相関値算出部によって
    算出された複数の相関値及び前記複数者相関値算出部に
    よって算出された複数の相関値に基づいて前記閾値を算
    出することを特徴とする個人認証装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の個人認証装置であって、 さらに、登録者毎に登録バイオメトリクス情報と閾値の
    情報を記憶する辞書部を備えることを特徴とする個人認
    証装置。
  6. 【請求項6】 被認証者のバイオメトリクス情報と複数
    の登録者の登録バイオメトリクス情報との相関値を閾値
    と比較することにより、該被認証者がいずれの登録者で
    あるかを認証する個人認証装置であって、 前記閾値を記憶する記憶部と、 前記被認証者のバイオメトリクス情報を取得する取得部
    と、 前記複数の登録者の複数の登録バイオメトリクス情報を
    記憶するバイオメトリクス情報記憶部と、 前記取得されたバイオメトリクス情報と前記記憶された
    複数の登録バイオメトリクス情報との間の複数の相関値
    と、前記記憶部に記憶された閾値とを比較することによ
    り、前記被認証者が該当する可能性を有する複数の登録
    者を抽出する抽出部と、 前記被認証者を、前記抽出された複数の登録者のうち相
    関値が前記閾値から最も遠い登録者であると認証する認
    証部とを備えることを特徴とする個人認証装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100353380C (zh) * 2004-10-08 2007-12-05 富士通株式会社 生物认证系统登记方法、生物认证系统及其程序
CN100382093C (zh) * 2004-06-28 2008-04-16 富士通株式会社 生物测量认证系统的登记方法、生物测量认证系统
JP2008243054A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Fujitsu Ltd 照合装置、照合方法および照合プログラム
CN101206774B (zh) * 2006-12-20 2010-10-13 索尼株式会社 核对方法、核对装置、登记装置和登记方法

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