JP2008242735A - 一覧表示装置、選択操作支援方法、選択操作支援プログラムおよび選択操作支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

一覧表示装置、選択操作支援方法、選択操作支援プログラムおよび選択操作支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な操作で、選択している項目に対する複数の異なる処理を要求することができる一覧表示装置、選択操作支援方法、選択操作支援プログラムおよび選択操作支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
【解決手段】一覧表示装置1は、一つまたは複数の項目12の一覧情報11および支援情報14が表示された表示手段10とその前面に配置されて接触された位置情報を発するタッチパネル19とを有している。そして、タッチパネル19の発する前記位置情報に基づいて、前記接触が接触状態を維持したまま、前記項目12内を移動して支援情報14に進入したことを進入検出手段25が検出したとき、該検出に基づいて処理要求手段23が支援情報14に割り当てられた支援処理を要求する。
【選択図】図1

Description

本発明は、前面にタッチパネルが取り付けられた液晶ディスプレイ等の表示装置を有し、前記タッチパネルを介して、前記表示装置に表示されたコンテンツリスト等の一覧情報の中から項目を選択することにより、選択された項目に対する所定の処理を要求する一覧表示装置、前記一覧表示装置で用いられる選択操作支援方法、選択操作支援プログラム、および、前記選択操作支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
入力手段としてタッチパネルを備える表示装置は、利用者による直感的な操作が可能であることに加え、楽曲リストなどのコンテンツ一覧や複数の操作ボタン等を表示した操作画面を動的に変更することで、個々の機能に適応したユーザインタフェースを実現できることから、近年、様々な装置において、広く利用されるようになってきている。特に、携帯端末装置やナビゲーション装置等の小型装置においては、個々の機能毎に操作画面を実装することにより、多様な機能を備えつつ、スイッチなどの物理的な操作部を省いて、装置の小型化を実現している。
しかしながら、小型装置は画面サイズが限られており、多くの操作ボタンを同時に表示すると、各々の操作ボタンのサイズが小さくなってしまうことから、誤って近接する操作ボタンを選択してしまう等の操作性の悪化という問題を抱えており、この問題を解決する提案が特許文献1においてなされている。
特許文献1に示される、従来の実施形態の一覧表示装置は、表示部と、タッチパネルと、タッチパネルからの情報に基づき指示された表示画面上の座標を検出する座標検出部と、前記表示部にデータを表示し、前記検出された座標から対応する表示データ、もしくはその表示データに対応するデータを入力する入力処理部と、を備えている。
前記入力処理部は、前記タッチパネルへの接触により前記座標検出部で検出された座標を中心とした所定範囲に表示されている表示データを拡大するとともに、その拡大した表示データを指定する座標範囲を、該表示データの拡大に応じて変更し、この拡大表示時に検出された次の座標に対応した表示データを前記座標範囲に基づき検索して入力する。
つまり、上述の一覧表示装置においては、操作ボタンが表示されている画面において、利用者が1回目のタッチ(即ち、接触)を行うと、タッチした場所を中心とした所定の範囲の操作ボタンが拡大して表示され、拡大した操作ボタンに対して、2回目のタッチを行って操作ボタンの選択を行うと、タッチした操作ボタンに割り当てられた処理が実行される。
上述の一覧表示装置においては、1回目のタッチによって、操作ボタンを拡大表示していることから、操作ボタンの選択を容易にしているが、操作ボタンが拡大表示されたあとに、2回目のタッチを行って操作ボタンを選択する必要があり、操作が煩雑という問題があった。そして、次に示す従来の他の実施形態において、この問題の解決が提案されている。
従来の他の実施形態の一覧表示装置について、図16〜20を参照して説明する。
音楽再生機能を有するナビゲーション装置(即ち、一覧表示装置)101は、図16に示すように、一つ又は複数の曲名領域112を含む曲名リスト領域111を表示する表示手段110と、表示手段110の前面に配置され且つ接触に応じた位置情報を発生するタッチパネル119と、前記位置情報に基づいて、前記接触により前記曲名領域112の中から選択されている選択曲名を検出する選択検出手段121と、前記位置情報に基づいて、前記選択曲名に対応する前記タッチパネル119上の領域から前記接触が離れたときに前記選択曲名の確定を検出する確定検出手段122と、前記確定検出手段122が前記確定を検出したとき、前記選択曲名に対する再生処理を要求する処理要求手段123と、を備えている。
また、表示手段110は、利用者による曲名選択操作を行うとき、図17に示す、曲名選択操作画面を表示し、該画面は、その中央に曲名領域112を含む曲名リスト領域111と、曲名リスト領域111の周囲の余白領域115の上部に現在の演奏状態を示す演奏状態情報115aとを有している。なお、上述した選択検出手段121と、確定検出手段122と、処理要求手段123と、は一覧表示装置101に搭載された図示しないCPU(Central Processing Unit)によって実現されている。また、該CPUは、前記位置情報に基づいて、選択曲名および選択曲名の上下1曲ずつを拡大表示させ、さらに、選択曲名をハイライト表示(例えば、通常表示の文字色と背景色を反転する、または、背景色のみ目立つ色に変更するなど)させる、図示しない表示効果手段としても機能する。
次に一覧表示装置101における、曲名の選択操作に伴う動作例を説明する。利用者が図示しない機能メニュー画面から音楽再生機能を選択すると、利用者が再生する曲名を選択する操作を行う曲名選択操作画面(図17)が表示手段110に表示される。本動作例の曲名選択操作画面には、中央部に一つまたは複数の曲A〜曲K(即ち、曲名領域112a〜112k)を整列した曲名リスト領域111が表示されており、その周囲の余白領域115の上部には、演奏停止状態を示す情報が表示されている。また、本動作例では、最初に曲Cに接触を行い、その後、目的の曲である曲Hまで接触を移動させる動作について説明する。
まず、図17に示す曲名選択操作画面において、演奏を停止しているナビゲーション装置101に対して、利用者99が再生する曲名を選択するためにタッチパネル119に接触(本動作例では最初に曲Cに接触)すると、選択検出手段121が、選択曲名(即ち、曲名領域112c)を検出し、また、表示効果手段が、図18に示すように、選択曲名を中心とする上下の曲(即ち、曲名領域112b、112d)を、拡大曲名領域113a〜113cとして表示させて、さらに、拡大曲名領域113bをハイライト表示させる。そして、図19に示すように、利用者99がタッチパネル119に接触したまま、曲Cから、目的の曲である曲H(即ち、曲名領域112h)までその接触を移動させると、その移動に伴って、選択検出手段121が検出する選択曲名が順に入れ替わり、また、拡大曲名領域113a〜113cが移動する。そして、図20に示すように、目的の曲である曲Hが選択された状態でタッチパネルから接触を離すことで、確定検出手段122が、選択曲名が確定されたことを検出し、この検出により処理要求手段123が選択曲名の再生処理を要求し、表示効果手段が、選択曲名(即ち、曲名領域112h)をハイライト表示させる。そして、選択曲名である曲Hの再生が開始される。なお、楽曲を再生している状態で、上記選択操作を行ったときは、再生している曲が中断されて、選択された曲の再生が開始される。
上述の通り、一覧表示装置101においては、利用者がタッチパネル119に接触することで曲名が拡大表示され、接触状態を保ったまま該接触を移動すると選択曲名が変更され、該接触を離すと曲名の選択が確定することから、誤った曲名を選択した場合でもその変更が可能であり、また、1回の接触で目的の曲を選択して再生することができるため、操作性の良い一覧表示装置を実現できる。
特開平8−185265
しかしながら、上述の従来の他の実施形態である一覧表示装置101では、一度タッチパネル119に接触して曲名を選択したとき、曲名を選択している状態でタッチパネル119から接触を離すことで、つまり、選択している曲名に対応するタッチパネル上の領域から接触が離れることで、曲名の選択が確定して再生が開始されることから、曲名リスト領域111に表示されているいずれかの曲が必ず選択されてしまい、利用者がタッチパネル119に接触したあとに選択操作を中止したいと考えても、その選択操作を中止することができなかった。つまり、選択している曲名に対して再生処理以外の処理を要求することができないという問題があった。本発明が解決しようとする課題には、上記した問題が一例として挙げられる。
従って、本発明の目的は、簡単な操作で、選択している項目に対する複数の異なる処理を要求することができる一覧表示装置、選択操作支援方法、選択操作支援プログラムおよび選択操作支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
上記課題を解決するため本発明によりなされた請求項1に記載の一覧表示装置は、一つ又は複数の項目の一覧情報を表示する表示手段と、前記表示手段の前面に配置され且つ接触に応じた位置情報を発生するタッチパネルと、前記位置情報に基づいて前記接触により前記項目の中から選択されている選択項目を検出する選択検出手段と、前記位置情報に基づいて前記選択項目に対応する前記タッチパネル上の領域から前記接触が離れたときに前記選択項目の確定を検出する確定検出手段と、前記確定検出手段が前記確定を検出したとき、前記選択項目に対する所定の処理を要求する処理要求手段と、を有する一覧表示装置において、前記選択項目に対する支援処理が割り当てられた支援情報を前記一覧情報に連接して前記表示手段に表示させる表示制御手段と、前記選択項目に対応する前記タッチパネル上の領域内を、前記接触が接触状態を維持したまま移動して、前記支援情報に対応する前記タッチパネル上の領域に進入したことを検出する進入検出手段と、を有し、前記処理要求手段は、前記進入検出手段が前記進入を検出したとき、前記所定の処理を要求せず、前記選択項目に対する前記支援処理を要求する手段であることを特徴とするものである。
請求項4に記載の一覧表示装置は、一つ又は複数の項目の一覧情報を表示する表示手段と、前記表示手段の前面に配置され且つ接触に応じた位置情報を発生するタッチパネルと、前記位置情報に基づいて前記接触により前記項目の中から選択されている選択項目を検出する選択検出手段と、前記位置情報に基づいて前記選択項目に対応する前記タッチパネル上の領域から前記接触が離れたときに前記選択項目の確定を検出する確定検出手段と、前記確定検出手段が前記確定を検出したとき、前記選択項目に対する所定の処理を要求する処理要求手段と、を有する一覧表示装置において、前記選択項目に対する支援処理が割り当てられた支援情報を、前記一覧情報と隣り合うように前記表示手段に表示させる表示制御手段と、前記選択検出手段による前記選択項目の検出が持続しているときに、前記位置情報に基づいて前記支援情報の選択を検出する支援情報選択検出手段と、を有し、前記処理要求手段は、前記支援情報選択検出手段が前記支援情報の選択を検出したとき、前記選択項目に対する前記支援処理を要求する手段であることを特徴とするものである。
請求項7に記載の選択操作支援方法は、一つ又は複数の項目の一覧情報を表示する表示手段と、前記表示手段の前面に配置され且つ接触に応じた位置情報を発生するタッチパネルと、前記位置情報に基づいて前記接触により前記項目の中から選択されている選択項目を検出する選択検出手段と、前記位置情報に基づいて前記選択項目に対応する前記タッチパネル上の領域から前記接触が離れたときに前記選択項目の確定を検出する確定検出手段と、前記確定検出手段が前記確定を検出したとき、前記選択項目に対する所定の処理を要求する処理要求手段と、を有する一覧表示装置で用いられる選択操作支援方法であって、前記選択項目に対する支援処理が割り当てられた支援情報を前記一覧情報に連接して前記表示手段に表示させる第1工程と、前記選択項目に対応する前記タッチパネル上の領域内を、前記接触が接触状態を維持したまま移動して、前記支援情報に対応する前記タッチパネル上の領域に進入したことを検出する第2工程と、前記第2工程で前記進入を検出したとき、前記所定の処理を要求せず、前記選択項目に対する前記支援処理を要求する第3工程と、からなることを特徴とする方法である。
請求項8に記載の選択操作支援プログラムは、一つ又は複数の項目の一覧情報を表示する表示手段と、前記表示手段の前面に配置され且つ接触に応じた位置情報を発生するタッチパネルと、を有する一覧表示装置のコンピュータを、前記位置情報に基づいて前記接触により前記項目の中から選択されている選択項目を検出する選択検出手段、前記位置情報に基づいて前記選択項目に対応する前記タッチパネル上の領域から前記接触が離れたときに前記選択項目の確定を検出する確定検出手段、前記確定検出手段が前記確定を検出したとき、前記選択項目に対する所定の処理を要求する処理要求手段、前記選択項目に対する支援処理が割り当てられた支援情報を前記一覧情報に連接して前記表示手段に表示させる表示制御手段、前記選択項目に対応する前記タッチパネル上の領域内を、前記接触が接触状態を維持したまま移動して、前記支援情報に対応する前記タッチパネル上の領域に進入したことを検出する進入検出手段、および、前記進入検出手段が前記進入を検出したときに、前記処理要求手段が、前記所定の処理を要求せず、前記選択項目に対する前記支援処理を要求する手段、として機能させるためのプログラムである。
請求項9に記載の選択操作支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、請求項8に記載の選択操作支援プログラムを記録した記録媒体である。
次に、本発明にかかる一覧表示装置の一実施形態を、図1の図面を参照して説明する。なお、図1は本発明に係る一覧表示装置の基本構成の一例を示す構成図である。
一覧表示装置1は、図1に示すように、一つ又は複数の項目12の一覧情報11を表示する表示手段10と、表示手段10の前面に配置され且つ利用者の指等による接触に応じた位置情報を発生するタッチパネル19と、前記位置情報に基づいて前記接触により前記項目12の中から選択されている選択項目を検出する選択検出手段21と、前記位置情報に基づいて前記選択項目に対応するタッチパネル19上の領域から前記接触が離れたときに前記選択項目の確定を検出する確定検出手段22と、前記選択項目に対する支援処理が割り当てられた支援情報14を一覧情報11に連接して表示手段10に表示させる表示制御手段24と、前記選択項目に対応するタッチパネル19上の領域内を、前記接触が接触状態を維持したまま移動して、支援情報14に対応するタッチパネル19上の領域に進入したことを検出する進入検出手段25と、確定検出手段22が前記確定を検出したとき、前記選択項目に対する所定の処理を要求し、且つ、進入検出手段25が前記進入を検出したとき、前記所定の処理を要求せず、前記選択項目に対する前記支援処理を要求する処理要求手段23と、を有している。
一覧表示装置1によれば、利用者の指等による接触を、前記選択項目から接触状態を保ったまま支援情報14の領域に進入させることにより、前記選択項目に対して、前記支援処理を要求することができ、そのため、前記選択項目に対する処理として、複数の異なる処理を要求することが可能となり、操作性を向上させることができる。
また、一覧表示装置1は、進入検出手段25が前記進入を検出したあと、支援情報14に対応するタッチパネル19上の領域から前記接触が離れたときに、支援情報14の選択を検出する支援情報選択検出手段26を有し、処理要求手段23は、支援情報選択検出手段26が前記選択を検出したときのみ、前記選択項目に対する前記支援処理を要求する手段、としても良い。このような構成にすることで、支援情報14に前記接触が進入し、そして、該接触が離れたときに支援処理が要求されることから、支援情報14に前記接触が進入したあと、接触状態を維持したまま再度項目12に前記接触を戻すことで、項目12の選択を継続して行うことができる。そのため、利用者が支援情報14を選択したあとに、支援情報14の選択を中止して、改めて選択項目に対する所定の処理を要求することが可能となり、操作性を向上させることができる。
また、表示制御手段24は、前記接触が接触状態を維持したまま、互いのタッチパネル19上の領域に移動可能なように、複数の支援情報14を表示手段10に表示させてもよい。このような構成にすることで、複数の支援情報14に、それぞれ異なる複数の支援処理を割り当てることができ、前記選択項目に対する処理として、より多くの処理を要求することが可能となり、操作性を向上させることができる。
また、本発明にかかる一覧表示装置の他の一実施形態を、図2の図面を参照して以下に説明する。なお、図2は本発明に係る一覧表示装置の基本構成の一例を示す構成図である。図2に示す一覧表示装置2は、一つ又は複数の項目12の一覧情報11を表示する表示手段10と、表示手段10の前面に配置され且つ接触に応じた位置情報を発生するタッチパネル19と、前記位置情報に基づいて、前記接触により前記項目12の中から選択されている選択項目を検出する選択検出手段21と、前記位置情報に基づいて、前記選択項目に対応するタッチパネル19上の領域から前記接触が離れたときに前記選択項目の確定を検出する確定検出手段22と、前記選択項目に対する支援処理が割り当てられた支援情報14を、一覧情報11に隣り合うように表示手段10に表示させる表示制御手段24と、選択検出手段21による前記選択項目の検出が持続しているときに、前記位置情報に基づいて支援情報14の選択を検出する支援情報選択検出手段26と、確定検出手段22が前記確定を検出したとき、前記選択項目に対する所定の処理を要求し、且つ、支援情報選択検出手段26が支援情報14の選択を検出したとき、前記選択項目に対する前記支援処理を要求する処理要求手段23と、を有している。
一覧表示装置2によれば、利用者が前記選択項目を選択しているとき、同時に支援情報14を選択することで、前記選択項目に対する支援処理を要求することができる。そのため、前記選択項目に対する処理として、複数の異なる処理を要求することが可能となり、操作性を向上させることができる。
また、上述の一覧表示装置1、2において、前記支援処理を、前記選択項目の選択のキャンセル処理としても良い。このような構成にすることで、利用者が前記選択項目の選択を中止したいと考えたときに、支援情報14を選択して、項目12の選択をキャンセルできることから、選択項目に対する前記所定の処理の要求を中止することが可能となり、操作性を向上させることができる。
また、上述の一覧表示装置1、2において、前記支援処理を、前記所定の処理が次に実行する前記選択項目を格納する予約リストに、新たな前記選択項目を追加する処理としてもよい。このような構成にすることで、利用者が、現在実行中の処理の終了を待たずに、次に所定の処理を実行する項目を選択できることから、操作性を向上させることができる。
次に、本発明の第1の実施形態について、図3〜9を参照して説明する。なお、第1の実施形態および後述の第2の実施形態においては、ナビゲーション装置への適用例について記載しているが、これ以外にも、タッチパネルによって操作する装置であれば適用が可能である。
図3は、音楽再生機能を有するナビゲーション装置1の全体構成を示すブロック図である。ナビゲーション装置1は、請求項の一覧表示装置に相当し、CPU(Central Processing Unit)20と、ROM(Read Only Memory)31と、RAM(Random Access Memory)32と、HDD(Hard Disk Drive)33と、表示部41と、操作部42と、センサ部43と、GPS(Grobal Positioning System)受信部44と、マルチメディア処理部51と、で構成されており、それぞれがバス60によって互いに接続されている。
CPU20は、請求項のコンピュータに相当し、ナビゲーション装置1全体の動作を制御する。CPU20は、ナビゲーション装置1の各構成要素とバス60を介して接続され、ROM31に格納される制御プログラムを読み出して実行し、RAM32に処理中のデータを一時的に保持する。また、図4に示すように、RAM32には、後述する曲名選択操作時に、選択している曲名を記憶する曲名情報記憶領域32a、選択している支援情報を記憶する支援情報記憶領域32b、現在の再生処理終了後に再生する曲名を複数個記憶する再生予約リスト記憶領域32cが設けられている。なお、ROM31に格納される制御プログラムには、CPU20を、選択検出手段、確定検出手段、処理要求手段、進入検出手段、支援情報選択検出手段、表示制御手段として機能させるプログラムが含まれる。そして、CPU20は当該制御プログラムを読み出して実行し、選択検出手段、確定検出手段、処理要求手段、進入検出手段、支援情報選択検出手段、表示制御手段として機能する。
HDD33は、例えば数GB〜数十GBの記憶容量を有し、種々の圧縮方法で圧縮された、あるいは、非圧縮の画像データや、音楽データ等のコンテンツデータ、および、利用者データ等を記憶する。ナビゲーション装置1の動作時に、CPU20または後述のマルチメディア処理部51によって、HDD33に記憶されているデータへのアクセスが行われる。
表示部41は、ディスプレイ10と表示制御部(図示なし)と音声処理部(図示なし)とで構成され、利用者に対して映像情報および音声情報を表示するものである。ディスプレイ10は、画像や文字情報を表示する表示手段であり、例えばCRT、液晶表示素子などから構成されている。また、その前面には後述の操作部42に含まれるタッチパネル19が配設されている。表示制御部は、ディスプレイ10に表示する表示データを生成する手段であり、集積回路等で構成される。ディスプレイ10には、表示制御部の生成する画像信号に基づいて、ナビゲーション装置1の操作を行う機能メニュー画面や音楽再生操作を行う曲名選択操作画面等の各種操作画面、地図や車両位置が表示されるナビゲーション画像、または、映画などの映像等が表示される。なお、ディスプレイ10および表示制御部は請求項の表示手段に相当する。音声処理部は、CPU20の制御の下、例えば、車両の進路をナビゲートする音声、または、音楽などの可聴信号を発生する。
また、ディスプレイ10には、図6に例示する、利用者が再生する曲名を選択する操作を行う曲名選択操作画面が表示される。曲名選択操作画面には、中央に一つまたは複数の曲名領域12を整列した曲名リスト領域11と、その周囲の余白領域15の上部に現在の演奏状態を示す演奏状態情報15aとが表示される。また、曲名リスト領域11に連接して、曲名選択の操作を支援する支援情報である選択キャンセル領域71が表示され、選択キャンセル領域71に連接して、同じく支援情報である再生予約・予約解除領域72が表示される。また、選択キャンセル領域71には、選択している曲名の選択をキャンセルする支援処理が割り当てられ、再生予約・予約解除領域72には、選択した曲名を、現在の処理終了後に再生を行う曲名が格納される再生予約リスト記憶領域32cへ格納する、または、再生予約リスト記憶領域32cから削除する支援処理が割り当てられている。
操作部42は、ナビゲーション装置1に設けられたキー部、あるいはキー部を備えるリモコンと該リモコンからの信号を受信するリモコン受信部、および、利用者の接触により操作を入力するタッチパネル19などからなり、ナビゲーション装置1の動作における所望の操作を行うため、キー入力およびタッチパネル19への接触に応じた信号をCPU20に供給する。
タッチパネル19は、例えば、薄膜状の透明な抵抗膜をガラス板に積層し、押圧によって生じる抵抗膜への印可電圧の変化により接触位置を検出する抵抗膜方式や、矩形状の表示領域の各々の対辺に、複数組の赤外線LED(Light Emitting Diode)とフォトトランジスタとを相対して配置し、赤外線LEDの発する赤外線が遮られることにより、接触位置を検出する赤外線方式などの、少なくとも1カ所以上の接触が感知できる、既存のものである。タッチパネル19は、その表面の接触状態又は接触位置の変化に応じて位置情報をCPU20に対して出力する。つまり、接触があったときはその接触の位置を示す位置情報、接触が移動したときは移動先の位置情報、また、接触が離れたときは接触が離れたことを示す位置情報、を出力する。
センサ部43は、自車位置を検出するために必要な各種センサを含んで構成されている。具体的には、車両の走行状態を検出するための距離センサ、方位センサ、Gセンサ等を含んでいる。なお、Gセンサは、傾斜を判断するセンサであり、これにより上下に並行して走る道路の判断(例えば、高速道路と一般道の判断)や上下に交差した道路の判断等を行う。
GPS受信部44は、GPS衛星からの電波を受信し、測位データを出力する。センサ部43からのセンサ出力とGPS受信部44からの測位データに基づいて、CPU20が総合的に走行車両の現在地を検出する。
マルチメディア処理部51は、DSP(Digital Signalling Processor)等で構成され、CPU20からの再生要求に従い、HDD33に記憶されている画像データや音声データを、表示部41で取り扱い可能な情報形式に復号処理して、表示部41に送信するものである。HDD33に記憶されている画像データのデータ形式には、例えば、動画ではMPEG4(Moving Picture Experts Group 4)等、静止画ではJPEG(Joint Photographic Experts Group)等の画像符号化方式が用いられており、マルチメディア処理部51での画像復号処理により伸長された画像信号は、表示部41の表示制御部に送られてディスプレイ10に表示される。また、音楽データのデータ形式には、MP3(MPEG−1 Audio Layer 3)、AAC(Advanced Audio Coding)等の音声符号化方式が用いられており、画像データと同様に、マルチメディア処理部51での音声復号処理により伸長された音声信号は、表示部41の音声処理部に送られ可聴信号として再生される。なお、画像データや音声データを記憶する記憶媒体は、HDD33に限定されるものではなく、DVD(Digital Versatile Disk)等の記憶媒体でもよい。
また、マルチメディア処理部51は、画像や音楽の復号処理(即ち、再生処理)終了後に、上述した再生予約リスト記憶領域32cを参照し、該領域に曲名が格納されている場合は、その曲名に対応する情報をHDD33から取り出して、引き続き復号処理を行う。そして、復号処理終了後に、復号処理を行った曲名を再生予約リスト記憶領域32cから削除する。
次にナビゲーション装置1での曲名選択操作時における、CPU20が行う本発明にかかる処理(曲名選択操作処理)の一例について、図5のフローチャートを参照して説明する。
ナビゲーション装置1に電源が投入されたあと、利用者が図示しない機能メニュー画面から音楽再生機能を選択すると、CPU20は、図6に示す、曲名選択操作画面をディスプレイ10に表示させる。曲名選択操作画面には、曲名リスト領域11とともに、支援情報である、選択キャンセル領域71と再生予約・予約解除領域72とが連接して表示されている。なお、これら支援情報を表示させる機能は、請求項の表示制御手段に相当する。
曲名選択操作画面において、タッチパネル19への利用者の指等による接触を検出し、該接触に応じた位置情報を取得する(S11)。即ち、この状態では未だタッチパネル19への接触は発生しておらず、CPU20による位置情報の取得を待ち(S11でN)、CPU20が該位置情報を取得すると、タッチパネル19への接触が発生したとして、接触された領域の判定に進む(S11でY)。
CPU20が位置情報を取得すると、該位置情報に基づいて、タッチパネル19への接触によって曲名が選択されているかを判定する(S12)。詳細には、取得した前記位置情報から、タッチパネル19への接触が曲名領域12に対してされているかを判定し、曲名領域12に対する接触のときは、曲名が選択されているとして曲名領域選択処理に進み(S12でY)、曲名領域12に対する接触でないときは、無効な接触として再度位置情報を取得する(S12でN)。
曲名領域が選択されていると判定すると、次に、曲名の選択に応じた処理を実行する(即ち、曲名領域選択処理、S13)。接触により選択された曲名領域12に対応する曲名を、RAM32に設けた曲名情報記憶領域32aに格納するとともに、選択された曲名領域12およびその上下一曲に対応する各曲名領域12を拡大表示し、さらに、選択された曲名領域12の文字色と背景色を入れ換える(即ち、ハイライト表示)。そして、接触状態の判定に進む。
曲名領域選択処理の次に、現時点の接触の状態を判定するため、再度、タッチパネル19への接触状態(即ち、接触位置の移動、または、接触が離されたことによる接触状態の変化)に応じた位置情報を取得する(S14)。タッチパネル19は、その表面の接触状態又は接触位置の変化に応じて位置情報をCPU20に対して出力するので、CPU20は位置情報を取得するまで待ち(S14でN)、CPU20が位置情報を取得すると、タッチパネル19への接触状態が変化したものとして、取得した位置情報の判定に進む(S14でY)。
CPU20が位置情報を取得すると、該位置情報に基づいて、引き続き曲名が選択されているかを判定する(S15)。即ち、該位置情報から、タッチパネル19への接触がいずれかの曲名領域12(即ち、曲名リスト領域11)に対して引き続き行われているかを判定し、該接触が曲名領域12に対するものであるときは、曲名の選択が継続しているとして再度曲名領域選択処理に進み(S15でY)、該接触が曲名領域12に対して行われていないときは、曲名の選択が終了したとして、さらなる位置情報の判定に進む(S15でN)。
曲名の選択が終了したと判定すると、次に、曲名の選択が確定したかを判定する(S16)。即ち、前記位置情報から、タッチパネル19への接触が離れたかを判定し、該接触が離れたときは、曲名の選択が確定したとして再生処理に進み(S16でY)、該接触が継続しているときは、さらなる位置情報の判定に進む(S16でN)。
曲名の選択が終了し且つ接触が継続していると判定すると、次に、支援情報(選択キャンセル領域71、または、再生予約・予約解除領域72)が選択されているかを判定する(S17)。即ち、前記位置情報から、タッチパネル19への接触が選択キャンセル領域71、または、再生予約・予約解除領域72(即ち、支援情報領域)に対してされているかを判定し、該接触が支援情報領域に対するものであるときは、支援情報が選択されたとして支援情報領域選択処理に進み(S17でY)、該接触が支援情報領域に対するものでないときは、該接触が曲名領域12でなく支援情報領域でもない、つまり、余白領域15に移動し、曲名の選択が確定したとして再生処理に進む(S17でN)。
支援情報領域が選択されていると判定すると、選択キャンセル領域71、または、再生予約・予約解除領域72のどちらか選択されている支援情報領域に対応する支援情報を、RAM32に設けられた支援情報記憶領域32bに格納するとともに、選択されている支援情報領域をハイライト表示する(即ち、支援情報領域選択処理、S18)。そして、接触状態の判定に進む。
支援情報領域選択処理の次に、現時点の接触の状態を判定するため、再度、タッチパネル19への接触状態(即ち、接触位置の移動、または、接触が離されたことによる接触状態の変化)に応じた位置情報を取得する。タッチパネル19は、その表面の接触状態又は接触位置の変化に応じて位置情報をCPU20に対して出力するので、CPU20は位置情報を取得するまで待ち(S19でN)、CPU20が位置情報を取得すると、タッチパネル19への接触状態が変化したものとして、取得した位置情報の判定に進む(S19でY)。
CPU20が位置情報を取得すると、該位置情報に基づいて、引き続き支援情報が選択されているかを判定する(S20)。即ち、該位置情報から、タッチパネル19への接触がいずれかの支援情報領域に対して引き続き行われているかを判定し、該接触が支援情報領域に対するものであるときは、支援情報の選択が継続しているとして再度支援情報領域選択処理に進み(S20でY)、該接触が支援情報領域に対するものでないときは、支援情報の選択が終了したとして、さらなる位置情報の判定に進む(S20でN)。
支援情報の選択が終了したと判定すると、次に、支援情報の選択が確定したかを判定する(S21)。即ち、前記位置情報から、タッチパネル19への接触が離れたかを判定し、該接触が離れたときは、支援情報の選択が確定したとして支援処理に進み(S21でY)、該接触が継続しているときは、さらなる位置情報の判定に進む(S21でN)。
支援情報の選択が終了し且つ接触が継続していると判定すると、次に、再度曲名が選択されたかを判定する(S22)。即ち、前記位置情報から、タッチパネル19への接触がいずれかの曲名領域12(即ち、曲名リスト領域11)に対してされているかを判定し、該接触が曲名領域12に対するものであるときは、支援情報領域から曲名領域12に接触状態を保ったまま該接触が移動して、再度曲名の選択がされているとして曲名領域選択処理に進み(S22でY)、該接触が曲名領域12に対するものでないときは、該接触が曲名領域12でなく支援情報領域でもない、つまり、余白領域15に移動し、支援情報の選択が確定したとして支援処理に進む(S22でN)。
支援処理では、選択された支援情報に対応する支援処理を要求する。具体的には、選択キャンセル領域71が選択されたときは、曲名情報記憶領域32aに格納されている曲名に対して何の処理要求も行わない(即ち、選択キャンセル処理)。また、再生予約・予約解除領域72が選択されたときは、曲名情報記憶領域32aに格納されている曲名が、RAM32に設けられた再生予約リスト記憶領域32cに存在するか確認し、存在しなければ再生予約リスト記憶領域32cの最も末尾に近い空き領域に該曲名を格納し、存在すれば再生予約リスト記憶領域32cから該曲名を削除して、該削除により生じた空き領域を詰めるようにその領域以降に格納されている曲名を前方に移動する処理を要求する。そして、曲名情報記憶領域32aおよび支援情報記憶領域32bをクリアし、曲名領域12および支援情報領域を通常表示に戻す。そして、本フローチャートに示す処理を終了する。
再生処理では、選択された曲名に対する再生処理を要求する。即ち、曲名情報記憶領域32aに記憶されている曲名に対して再生処理を要求する。そして、曲名情報記憶領域32aをクリアし、曲名領域12の拡大表示を通常表示に戻し、選択された曲名領域12をハイライト表示する。そして、本フローチャートに示す処理を終了する。
そして、ナビゲーション装置1の曲名選択操作時は、上記ステップS11〜S24の動作を繰り返して実行する。なお、上記ステップS11〜S13は、請求項の選択検出手段に相当し、ステップS14〜S17は、請求項の確定検出手段に相当し、ステップS17、S18は、請求項の進入検出手段に相当し、ステップS19〜S22は、請求項の支援情報選択検出手段に相当し、ステップS23、S24は、請求項の処理要求手段に相当する。
次に、ナビゲーション装置1の曲名選択操作画面において、利用者の操作に伴う動作例について、図6〜9を参照して説明する。
まず、図示しない機能メニュー画面より音楽再生機能を選択することにより、図6に例示する、曲名選択操作画面が表示される。曲名選択操作画面には、曲名領域12a〜12kまでを含む曲名リスト領域11が表示されており、また、演奏状態情報15aには、現在の演奏状態が停止中であることを示す情報が表示されている。そして、利用者99は、タッチパネル19に接触して再生する曲名(即ち、曲名領域12)を選択する。すると、図7に示すように、利用者99が接触している曲名(本動作例では曲H、即ち、曲名領域12h)が拡大表示(即ち、拡大曲名領域13a〜13cを表示)され、さらに、選択されている曲名(即ち、拡大曲名領域13b)がハイライト表示されて、それが選択されている状態であることを示す。そして、この状態で、タッチパネル19から接触を離すと、または、接触を保ったまま余白領域15に該接触を移動させると、曲名の選択が確定して、選択された曲Hが再生される。
また、図8に示すように、利用者99が、拡大曲名領域13bへの接触を、接触状態を保ったまま選択キャンセル領域71に移動させると、拡大曲名領域13bとともに選択キャンセル領域71がハイライト表示され、それらが選択されている状態にあることを示す。そして、この状態で、タッチパネル19から接触を離すと、または、接触を保ったまま余白領域15に該接触を移動させると、選択キャンセル領域71の選択が確定して、曲Hの選択がキャンセルされて図6の画面に戻る。
また、図9に示すように、利用者99が、選択キャンセル領域71への接触を、接触状態を保ったまま再生予約・予約解除領域72に移動させると、選択キャンセル領域71のハイライト表示が通常表示に戻り、拡大曲名領域13bとともに再生予約・予約解除領域72がハイライト表示され、それらが選択されている状態にあることを示す。そして、この状態で、タッチパネル19から接触を離すと、または、接触を保ったまま余白領域15に該接触を移動させると、再生予約・予約解除領域72の選択が確定して、曲Hが再生予約リストに追加され、または、再生予約リストから削除される。
また、利用者99の接触が、選択キャンセル領域71または再生予約・予約解除領域72に移動した後、さらに、接触を保ったまま曲名領域12に移動させることで、曲名選択操作を継続することができる。
本実施形態によれば、利用者が選択した曲名に対して、その選択をキャンセルすることができることから、例えば、利用者が曲名選択操作をした際に、選択操作を途中でやめたいと考えたときに、その操作をキャンセルすることが可能となり、操作性を向上させることができる。
また、通常の再生処理に加えて、現在の再生処理が終了した後に再生を行う曲を選択して再生の予約または再生の予約解除ができることから、操作性を向上させることができる。
また、選択している曲名または選択している支援情報に対応するタッチパネル19上の領域から、指先を離すことで、または、接触を保ったまま余白領域15に指先を移動することで曲名または支援情報の選択が確定されることから、つまり、曲名または支援情報に対する接触を保ったままであれば、他の曲名または他の支援情報に接触を移動することで、それらの選択を変更することができる。そのため、曲名の選択を変更できるとともに、選択した支援情報も変更することができる。よって、利用者が支援情報を選択した後に、他の操作を行いたいと考えたときに、その選択を変更することができるため、操作性を向上させることができる。
また、選択している曲名およびその上下の曲名が拡大表示されるとともに、選択している曲名がハイライト表示されることから、曲名が選択しやすく、また、選択されている曲名が認識しやすくなり、操作性を向上させることができる。
次に、本発明の第2の実施形態について、図10〜15を参照して説明する。
図10は、音楽再生機能を有するナビゲーション装置2の全体構成を示すブロック図である。ナビゲーション装置2は、請求項の一覧表示装置に相当し、CPU(Central Processing Unit)200と、ROM(Read Only Memory)310と、RAM(Random Access Memory)320と、HDD(Hard Disk Drive)33と、表示部41と、操作部42と、センサ部43と、GPS(Grobal Positioning System)受信部44と、マルチメディア処理部51と、で構成されており、それぞれがバス60によって互いに接続されている。なお、ナビゲーション装置2のCPU200、ROM310およびRAM320以外は、前述した第1の実施形態と同一であり、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
CPU200は、ナビゲーション装置2全体の動作を制御する。CPU200は、ナビゲーション装置2の各構成要素とバス60を介して接続され、ROM310に格納される制御プログラムを読み出して実行し、RAM320に処理中のデータを一時的に保持する。また、図11に示すように、RAM320には、後述する曲名選択操作時に、選択している曲名を記憶する曲名情報記憶領域320aが設けられている。なお、ROM310に格納される制御プログラムには、CPU200を、選択検出手段、確定検出手段、処理要求手段、支援情報選択検出手段、表示制御手段として機能させるプログラムが含まれる。そして、CPU200は当該制御プログラムを読み出して実行し、選択検出手段、確定検出手段、処理要求手段、支援情報選択検出手段、表示制御手段として機能する。
また、ディスプレイ10には、図13に例示する、利用者が再生する曲名を選択する操作を行う再生曲名選択操作画面が表示される。曲名選択操作画面には、中央に一つまたは複数の曲名領域12を整列した曲名リスト領域11と、その周囲の余白領域15の上部に現在の演奏状態を示す演奏状態情報15aとが表示される。また、曲名リスト領域11に隣り合うように(即ち、図13に示すように間に余白領域を空けて、または、余白領域を空けずに接しても良い)して、曲名選択の操作を支援する支援情報である選択キャンセル領域81が表示される。また、選択キャンセル領域81には、選択している曲名の選択をキャンセルする支援処理が割り当てられている。
タッチパネル19は、例えば、前述の赤外線方式などの、少なくとも2カ所以上の同時接触(即ち、多重押し操作)が感知できる、既存のものである。タッチパネル19は、その表面の接触状態又は接触位置の変化に応じて位置情報をCPU20に対して出力する。つまり、接触があったときはその接触の位置を示す位置情報、接触が移動したときは移動先の位置情報、また、接触が離れたときは接触が離れたことを示す位置情報、を出力する。また、2カ所目以降の接触についても、それら接触に関する位置情報を出力する。
次にナビゲーション装置2での曲名選択操作時における、CPU200が行う本発明にかかる処理(曲名選択操作処理)の一例について、図12のフローチャートを参照して説明する。
ナビゲーション装置2に電源が投入されたあと、利用者が図示しない機能メニュー画面から音楽再生機能を選択すると、CPU200は、図13に示す、曲名選択操作画面をディスプレイ10に表示させる。曲名選択操作画面には、曲名リスト領域11とともに、選択キャンセル領域81(即ち、支援情報)が余白領域15を間に挟んで互いに隣り合うように表示されている。なお、これら支援情報を表示させる機能は、請求項の表示制御手段に相当する。
曲名選択操作画面において、タッチパネル19への利用者の指等による接触を検出し、該接触に応じた位置情報を取得する(S41)。即ち、この状態では未だタッチパネル19への接触は発生しておらず、CPU200による位置情報の取得を待ち(S41でN)、CPU200が該位置情報を取得すると、タッチパネル19への接触が発生したとして、接触された領域の判定に進む(S41でY)。
CPU200が位置情報を取得すると、該位置情報に基づいて、タッチパネル19への接触によって曲名が選択されているかを判定する(S42)。詳細には、取得した前記位置情報から、タッチパネル19への接触が曲名領域12に対してされているかを判定し、曲名領域12に対する接触のときは、曲名が選択されているとして曲名領域選択処理に進み(S42でY)、曲名領域12に対する接触でないときは、無効な接触として再度位置情報を取得する(S42でN)。
曲名領域が選択されていると判定すると、次に、曲名の選択に応じた処理を実行する(即ち、曲名領域選択処理、S43)。接触により選択された曲名領域12に対応する曲名を、RAM320に設けた曲名情報記憶領域320aに格納するとともに、選択された曲名領域12およびその上下一曲に対応する各曲名領域12を拡大表示し、さらに、選択された曲名領域12をハイライト表示する。そして、接触状態の判定に進む。
曲名領域選択処理の次に、現時点の接触の状態を判定するため、再度、タッチパネル19への接触状態(即ち、接触位置の移動、接触が離されたことによる接触状態の変化、または、新たな接触の発生)に応じた位置情報を取得する(S44)。タッチパネル19は、その表面の接触状態又は接触位置の変化に応じて位置情報をCPU200に対して出力するので、CPU200は位置情報を取得するまで待ち(S44でN)、CPU200が位置情報を取得すると、タッチパネル19への接触状態が変化したものとして、取得した位置情報の判定に進む(S44でY)。
CPU200が位置情報を取得すると、該位置情報に基づいて、引き続き曲名が選択されているかを判定する(S45)。即ち、該位置情報から、タッチパネル19への接触がいずれかの曲名領域12(即ち、曲名リスト領域11)に対して引き続き行われているかを判定し、該接触が曲名領域12に対するものであるときは、曲名の選択が継続しているとして、新たな接触の有無の判定に進み(S45でY)、該接触が曲名領域12に対してされていない(即ち、該接触が余白領域15に対してされている、または、該接触が離れた)ときは、曲名の選択が確定したとして、再生処理に進む(S45でN)。
曲名の選択が継続していると判定すると、次に、曲名の選択以外に新たな接触が発生したかを判定する(S46)。即ち、前記位置情報から、曲名領域12に対する接触の他に、新たな接触が発生したかを判定し、新たな接触が発生したときは、その接触されている領域の判定に進み(S46でY)、新たな接触がないときは、曲名の選択のみ継続しているとして、再度曲名領域選択処理に進む(S46でN)。
新たな接触が発生したと判定すると、新たな接触により支援情報が選択されたかを判定する(S47)。即ち、前記位置情報から、新たな接触が選択キャンセル領域81(即ち、支援情報領域)に対してされたものか判定し、該新たな接触が支援情報領域に対するものであるときは、曲名の選択が継続されるとともに支援情報が選択された、即ち、支援情報の選択が確定したとして支援処理に進み(S47でY)、該新たな接触が支援情報領域に対するものでないときは、無効な接触とみなし、曲名の選択のみ継続しているとして、再度曲名領域選択処理に進む(S47でN)。
支援処理では、選択された支援情報に対応する支援処理を要求する。具体的には、選択キャンセル領域81が選択されており、曲名情報記憶領域320aに格納されている曲名に対して何の処理要求も行わない(即ち、選択キャンセル処理)。そして、曲名情報記憶領域320aをクリアし、曲名領域12および選択キャンセル領域81を通常表示に戻す。そして、本フローチャートに示す処理を終了する。
再生処理では、選択された曲名に対する再生処理を要求する。即ち、曲名情報記憶領域320aに記憶されている曲名に対して再生処理を要求する。そして、曲名情報記憶領域320aをクリアし、曲名領域12の拡大表示を通常表示に戻し、選択された曲名領域12をハイライト表示する。そして、本フローチャートに示す処理を終了する。
そして、ナビゲーション装置2の再生曲名選択操作時は、上記ステップS41〜S49の動作を繰り返して実行する。なお、上記ステップS41〜S43は、請求項の選択検出手段に相当し、ステップS44、S45は、請求項の確定検出手段に相当し、ステップS46、S47は、請求項の支援情報選択検出手段に相当し、ステップS48、S49は、請求項の処理要求手段に相当する。
次に、ナビゲーション装置2の曲名選択操作画面において、利用者が操作を行ったときの動作例について、図13〜15を参照して説明する。
まず、図示しない機能メニュー画面より音楽再生機能を選択することにより、図13に例示する、曲名選択操作画面が表示される。曲名選択操作画面には、曲名領域12a〜12kまでを含む曲名リスト領域11が表示されており、また、演奏状態情報15aには、現在の演奏状態が停止中であることを示す情報が表示されている。そして、利用者99は、タッチパネル19に接触して再生する曲名(即ち、曲名領域12)を選択する。すると、図14に示すように、利用者99が接触している曲名(本動作例では曲H、即ち、曲名領域12h)が拡大表示(即ち、拡大曲名領域13a〜13cを表示)され、さらに、選択されている曲名(即ち、拡大曲名領域13b)がハイライト表示されて、それが選択されている状態であることを示す。そして、この状態で、タッチパネル19から接触を離すと、または、接触を保ったまま余白領域15に該接触を移動させると、曲名の選択が確定して、選択された曲Hが再生される。
また、図15に示すように、利用者99が、拡大曲名領域13bへの接触を保ったまま、新たに選択キャンセル領域81に接触すると、選択キャンセル領域81がハイライト表示され、拡大曲名領域13a〜13cは消去されて通常表示に戻り、曲名の選択がキャンセルされた状態にあること示す。そして所定時間経過後に、選択キャンセル領域81のハイライト表示が通常表示に戻り、再度図13に示す画面が表示される。この状態から、改めて曲名を選択するときは、タッチパネル19から接触を離したあと、再度、曲名の選択を行う。
本実施形態によれば、利用者が選択した曲名に対して、その選択をキャンセルすることができることから、例えば、利用者が曲名選択操作をした際に、選択操作を途中でやめたいと考えたときに、その操作をキャンセルすることが可能となり、操作性を向上させることができる。
また、選択している曲名に対応するタッチパネル19上の領域から、指先を離すことで、または、接触を保ったまま余白領域15に指先を移動することで曲名の選択が確定されることから、つまり、曲名に対する接触を保ったままであれば、他の曲名に接触を移動することで、曲名の選択を変更することができる。そのため、利用者が曲名を選択した後に、他の曲名を選択したいと考えたときに、その選択を変更することが可能となり、操作性を向上させることができる。
また、選択している曲名およびその上下の曲名が拡大表示されるとともに、選択している曲名がハイライト表示されることから、曲名領域が選択しやすく、また、選択されている曲名が認識しやすくなり、操作性を向上させることができる。
なお、上述した第2の実施形態においては、支援情報として選択キャンセル領域81を設け、選択している曲名のキャンセル処理を割り当てているが、これに限定されるものではなく、例えば、第1の実施形態で記載した、再生予約・予約解除領域を設け、再生予約・予約解除処理を割り当てても良い。また、支援情報が1つのみの構成を記述したが、これに限定されるものではなく、異なる
支援処理が割り当てられた複数の支援情報を設けても良い。
また、上述した実施形態において、支援処理を、キャンセル処理または再生予約・予約解除処理としているが、これに限定するものではなく、例えば、選択曲名の削除処理、選択曲名のリピート再生処理など、任意の処理とすることが可能である。
前述した実施例によれば、以下の一覧表示装置1および一覧表示装置2が得られる。
(付記1)一つ又は複数の項目12の一覧情報11を表示する表示手段10と、前記表示手段10の前面に配置され且つ接触に応じた位置情報を発生するタッチパネル19と、前記位置情報に基づいて前記接触により前記項目12の中から選択されている選択項目を検出する選択検出手段21と、前記位置情報に基づいて前記選択項目に対応する前記タッチパネル19上の領域から前記接触が離れたときに前記選択項目の確定を検出する確定検出手段22と、前記確定検出手段22が前記確定を検出したとき、前記選択項目に対する所定の処理を要求する処理要求手段23と、を有する一覧表示装置1において、前記選択項目に対する支援処理が割り当てられた支援情報14を前記一覧情報11に連接して前記表示手段10に表示させる表示制御手段24と、前記選択項目に対応する前記タッチパネル19上の領域内を、前記接触が接触状態を維持したまま移動して、前記支援情報に対応する前記タッチパネル19上の領域に進入したことを検出する進入検出手段25と、を有し、前記処理要求手段23は、前記進入検出手段25が前記進入を検出したとき、前記所定の処理を要求せず、前記選択項目に対する前記支援処理を要求する手段であることを特徴とする一覧表示装置1。
一覧表示装置1によれば、前記選択項目に対する処理として、前記所定の処理に加えて、前記支援処理を要求することができ、そのため、前記選択項目に対する処理として、複数の異なる処理を要求することが可能となり、操作性を向上させることができる。
(付記2)一つ又は複数の項目12の一覧情報11を表示する表示手段10と、前記表示手段の前面に配置され且つ接触に応じた位置情報を発生するタッチパネル19と、前記位置情報に基づいて前記接触により前記項目の中から選択されている選択項目を検出する選択検出手段21と、前記位置情報に基づいて前記選択項目に対応する前記タッチパネル19上の領域から前記接触が離れたときに前記選択項目の確定を検出する確定検出手段22と、前記確定検出手段22が前記確定を検出したとき、前記選択項目に対する所定の処理を要求する処理要求手段23と、を有する一覧表示装置2において、前記選択項目に対する支援処理が割り当てられた支援情報14を、前記一覧情報11と隣り合うように前記表示手段10に表示させる表示制御手段24と、前記選択検出手段21による前記選択項目の検出が持続しているときに、前記位置情報に基づいて前記支援情報14の選択を検出する支援情報選択検出手段26と、を有し、前記処理要求手段23は、前記支援情報選択検出手段26が前記支援情報14の選択を検出したとき、前記選択項目に対する前記支援処理を要求する手段であることを特徴とする一覧表示装置2。
一覧表示装置2によれば、前記選択項目に対する処理として、前記所定の処理に加えて、前記支援処理を要求することができ、そのため、前記選択項目に対する処理として、複数の異なる処理を要求することが可能となり、操作性を向上させることができる。
なお、上述した各実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一覧表示装置の基本構成を示すブロック図である。 本発明の一覧表示装置の他の基本構成を示すブロック図である。 本発明の一覧表示装置の第1の実施形態の構成を示すブロック図である。 図3のRAM32のメモリマップである。 図3のCPU20が行う曲名選択操作処理の概要を示すフローチャートである。 第1の実施形態の一覧表示装置における曲名選択操作画面である。 図6の画面において、利用者が曲名に接触したときを示す画面である。 図7の画面において、利用者の接触が選択キャンセル領域に移動したときを示す画面である。 図8の画面において、利用者の接触が再生予約・予約解除領域に移動したときを示す画面である。 本発明の一覧表示装置の第2の実施形態の構成を示すブロック図である。 図10のRAM320のメモリマップである。 図10のCPU200が行う曲名選択操作処理の概要を示すフローチャートである。 第2の実施形態の一覧表示装置における曲名選択操作画面である。 図13の画面において、利用者が曲名に接触したときを示す画面である。 図14の画面において、利用者が新たに選択キャンセル領域に接触したときを示す画面である。 従来の他の実施形態の一覧表示装置の構成を示すブロック図である。 従来の他の実施形態における曲名選択操作画面である。 図17の画面において、利用者が曲名に接触したときを示す画面である。 図18の画面において、利用者が接触を移動して選択曲名を変更したときを示す図面である。 図19の画面において、利用者が接触を離して、選択曲名が確定したときを示す図面である。
符号の説明
1、2 一覧表示装置(ナビゲーション装置)
10 表示手段(ディスプレイ)
11 一覧表示(曲名リスト領域)
12 項目(曲名領域)
14 支援情報(選択キャンセル領域、再生予約・予約解除領域)
19 タッチパネル
21 選択検出手段(CPU)
22 確定検出手段(CPU)
23 処理要求手段(CPU)
24 表示制御手段(CPU)
25 進入検出手段(CPU)
26 支援情報選択検出手段(CPU)

Claims (9)

  1. 一つ又は複数の項目の一覧情報を表示する表示手段と、前記表示手段の前面に配置され且つ接触に応じた位置情報を発生するタッチパネルと、前記位置情報に基づいて前記接触により前記項目の中から選択されている選択項目を検出する選択検出手段と、前記位置情報に基づいて前記選択項目に対応する前記タッチパネル上の領域から前記接触が離れたときに前記選択項目の確定を検出する確定検出手段と、前記確定検出手段が前記確定を検出したとき、前記選択項目に対する所定の処理を要求する処理要求手段と、を有する一覧表示装置において、
    前記選択項目に対する支援処理が割り当てられた支援情報を前記一覧情報に連接して前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記選択項目に対応する前記タッチパネル上の領域内を、前記接触が接触状態を維持したまま移動して、前記支援情報に対応する前記タッチパネル上の領域に進入したことを検出する進入検出手段と、を有し、
    前記処理要求手段は、前記進入検出手段が前記進入を検出したとき、前記所定の処理を要求せず、前記選択項目に対する前記支援処理を要求する手段であることを特徴とする一覧表示装置。
  2. 前記進入検出手段が前記進入を検出したあと、前記支援情報に対応する前記タッチパネル上の領域から前記接触が離れたときに、前記支援情報の選択を検出する支援情報選択検出手段を有し、
    前記処理要求手段は、前記支援情報選択検出手段が前記選択を検出したときのみ、前記選択項目に対する前記支援処理を要求する手段であることを特徴とする請求項1に記載の一覧表示装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記接触が接触状態を維持したまま、互いの前記タッチパネル上の領域に移動可能なように、複数の前記支援情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項2に記載の一覧表示装置。
  4. 一つ又は複数の項目の一覧情報を表示する表示手段と、前記表示手段の前面に配置され且つ接触に応じた位置情報を発生するタッチパネルと、前記位置情報に基づいて前記接触により前記項目の中から選択されている選択項目を検出する選択検出手段と、前記位置情報に基づいて前記選択項目に対応する前記タッチパネル上の領域から前記接触が離れたときに前記選択項目の確定を検出する確定検出手段と、前記確定検出手段が前記確定を検出したとき、前記選択項目に対する所定の処理を要求する処理要求手段と、
    を有する一覧表示装置において、
    前記選択項目に対する支援処理が割り当てられた支援情報を、前記一覧情報と隣り合うように前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記選択検出手段による前記選択項目の検出が持続しているときに、前記位置情報に基づいて前記支援情報の選択を検出する支援情報選択検出手段と、を有し、
    前記処理要求手段は、前記支援情報選択検出手段が前記支援情報の選択を検出したとき、前記選択項目に対する前記支援処理を要求する手段であることを特徴とする一覧表示装置。
  5. 前記支援処理は、前記選択項目の選択のキャンセル処理であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の一覧表示装置。
  6. 前記支援処理は、前記所定の処理が次に実行する前記選択項目を格納する予約リストに、新たな前記選択項目を追加する処理であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の一覧表示装置。
  7. 一つ又は複数の項目の一覧情報を表示する表示手段と、前記表示手段の前面に配置され且つ接触に応じた位置情報を発生するタッチパネルと、前記位置情報に基づいて前記接触により前記項目の中から選択されている選択項目を検出する選択検出手段と、前記位置情報に基づいて前記選択項目に対応する前記タッチパネル上の領域から前記接触が離れたときに前記選択項目の確定を検出する確定検出手段と、前記確定検出手段が前記確定を検出したとき、前記選択項目に対する所定の処理を要求する処理要求手段と、を有する一覧表示装置で用いられる選択操作支援方法であって、
    前記選択項目に対する支援処理が割り当てられた支援情報を前記一覧情報に連接して前記表示手段に表示させる第1工程と、
    前記選択項目に対応する前記タッチパネル上の領域内を、前記接触が接触状態を維持したまま移動して、前記支援情報に対応する前記タッチパネル上の領域に進入したことを検出する第2工程と、
    前記第2工程で前記進入を検出したとき、前記所定の処理を要求せず、前記選択項目に対する前記支援処理を要求する第3工程と、
    からなることを特徴とする選択操作支援方法。
  8. 一つ又は複数の項目の一覧情報を表示する表示手段と、前記表示手段の前面に配置され且つ接触に応じた位置情報を発生するタッチパネルと、を有する一覧表示装置のコンピュータを、
    前記位置情報に基づいて前記接触により前記項目の中から選択されている選択項目を検出する選択検出手段、
    前記位置情報に基づいて前記選択項目に対応する前記タッチパネル上の領域から前記接触が離れたときに前記選択項目の確定を検出する確定検出手段、
    前記確定検出手段が前記確定を検出したとき、前記選択項目に対する所定の処理を要求する処理要求手段、
    前記選択項目に対する支援処理が割り当てられた支援情報を前記一覧情報に連接して前記表示手段に表示させる表示制御手段、
    前記選択項目に対応する前記タッチパネル上の領域内を、前記接触が接触状態を維持したまま移動して、前記支援情報に対応する前記タッチパネル上の領域に進入したことを検出する進入検出手段、および、
    前記進入検出手段が前記進入を検出したときに、前記処理要求手段が、前記所定の処理を要求せず、前記選択項目に対する前記支援処理を要求する手段、
    として機能させるための選択操作支援プログラム。
  9. 請求項8に記載の選択操作支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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