JP2008242061A - 画像処理装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】表示画面サイズの如何にかかわらず高精度な色再現情報を求めることを可能とした画像処理装置を提供する。
【解決手段】カラーモニタ107に対する表示色の表示面積と表示色の三刺激値の測定値に基づき、任意の表示面積に対するRGB単色信号値の最明輝度値を算出し、最明輝度値と測定値に基づき階調特性を算出し、測定値に基づき色変換特性を算出する。また、色変換特性に基づきカラーモニタ107に表示する画像信号を補正する。また、CPU101は、カラーモニタ107に表示する画像の画素に関して、RGB単色信号値のうち最小でない信号値を有する画素数と全画面に表示可能な画素数との比率に基づき表示面積を推定し、表示面積部分の近傍における最明輝度値を算出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示機器の表示画面サイズによる色再現特性の相違を補正する画像処理装置、制御方法、及びプログラムに関する。
近年、パーソナルコンピュータ用の表示機器として、従来からのCRTディスプレイの他に、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイが普及してきている。表示機器に対しては、一般家庭で利用するインターネット上の商品ホームページ閲覧やネットショッピングといったコンシューマユースあるいはプレゼンテーション等のビジネスユースにおいて、より正確に色再現するすることが求められている。
上記のような要求から、OS上で機能するCMS(カラーマネージメントシステム)が導入されている。一般的なCMSでは、ICC(インターナショナルカラーコンソーシアム)プロファイルを使用し、PCS(プロファイルコネクションスペース)上でデバイス独立色値が一致するように、入出力デバイス間の色変換を行う。これにより、カラー画像機器毎のカラーマッチングを実現しようとしている。
例えば、モニタ用プロファイルの場合、モニタの色信号RGBデジタル値と機器に依存しない色空間であるXYZ三刺激値との変換に必要な情報が格納されている。更に詳述すると、この情報は、一般に、RGB各チャンネル3つのγ特性(階調特性(TRC:Tone-Reproduction-Curve)とXYZに変換するための行列から構成される。
CMSを用いて2種類のモニタ間において高精度のカラーマッチングを実現するためには、モニタの色再現特性の近似を高精度に行うためのモニタ用プロファイルが必要である。
ここで、モニタ用プロファイルを生成する際、一般に、入力RGB信号値に対応した色票をモニタに表示し、分光放射輝度計等の測定器(測色器)を用いて測定する。色評測定方法としては、測定器の画額の10%未満の面積に色票を表示し測定する方法がVESA(Video Electronics Standard Association)から勧告されている。
特開平11−046307号公報
しかしながら、表示機器(CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ)では、消費電力や熱あるいは蛍光体特性といった様々な制約や特性から、表示画素数等に応じて輝度を変化させている。これら特性の一部はローディング特性として総称されている。
そのため、測定色票の表示方法を用いる場合において、モニタの評価時に測定色票と同一サイズの画像を表示しない場合、モニタ用プロファイルに設定された色再現特性と異なる特性になってしまう。その結果、モニタに表示した画像の見た目の印象が大きく異なることがあるという問題がある。
上記問題は以下の点に起因する。上記測定方法を用いる一般の従来技術では、測定時のモニタ表示サイズと評価時のモニタ表示領域内のサイズとの相違に対する補正がないため、表示機器が有するローディング特性により色再現特性が異なる。
本発明の目的は、表示画面サイズの如何にかかわらず高精度な色再現情報を求めることができるようにすることにある。
上述の目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、測定対象の色を特定の表示面積で表示機器に表示する表示制御手段と、前記表示機器に表示された色の三刺激値を測定する測定手段と、前記表示面積と前記測定手段の測定値に基づき、任意の表示面積に対する複数色の信号値の最も明るい最明輝度値を算出する第1の算出手段と、前記最明輝度値と前記測定値に基づき、階調特性を算出する第2の算出手段と、前記測定値に基づき、色変換特性を算出する第3の算出手段と、前記色変換特性に基づき、前記表示機器に表示する画像信号を補正する補正手段とを備え、前記第1の算出手段は、前記表示機器に表示する画像の画素に関して、前記複数色の信号値のうち最小でない信号値を有する画素数と全画面に表示可能な画素数との比率に基づき、表示面積を推定し、該表示面積部分の近傍における最明輝度値を算出することを特徴とする。
本発明によれば、表示機器に表示する画像の画素に関して、複数色の信号値のうち最小でない信号値を有する画素数と全画面に表示可能な画素数との比率に基づき、表示面積を推定し、表示面積部分の近傍における最明輝度値を算出する。これにより、表示機器の表示画面サイズの如何にかかわらず高精度な色再現情報を求めることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。
図1において、画像処理装置は、CPU101、メインメモリ102、SCSI(Small Computer System Interface)インタフェース(以下I/Fと略称)103、ネットワークI/F104、HDD105を備えている。更に、画像処理装置は、グラフィックアクセラレータ106、カラーモニタ107、RC232Cユニット108、測定器109、キーボード/マウスコントローラ110、キーボード111、マウス112を備えている。CPU101〜キーボード/マウスコントローラ110は、PCI(Peripheral Component Interconnect)バス114を介して接続されている。
CPU101は、画像処理装置各部の制御を司るものであり、OSプログラムに基づき以下のアプリケーションプログラム(以下アプリケーションと略称)を起動し、後述する各フローチャートに示す処理を実行する。CPU101は、カラーモニタ107への表示色の表示面積と表示色の三刺激値を測定した測定値に基づき任意の表示面積に対するRGB単色信号値の最明輝度値を算出し、最明輝度値と測定値に基づき階調特性を算出し、測定値に基づき色変換特性を算出する。
また、CPU101は、色変換特性に基づきカラーモニタ107に表示する画像信号を補正する。また、CPU101は、カラーモニタ107に表示する画像の画素に関して、RGB単色信号値のうち最小でない信号値を有する画素数とモニタ全画面に表示可能な画素数との比率に基づき表示面積を推定し、表示面積部分の近傍における最明輝度値を算出する。
メインメモリ102は、HDD105から転送されるRGB色データを記憶する。ネットワークI/F104は、LAN113経由でインターネットに接続し、インターネットとの間のI/Fを司る。HDD105には、複数の符号無し8bitで表現されるRGB色データ、色補正用パラメータ、OSプログラム、モニタ画像補正アプリケーション、モニタプロファイル作成アプリケーション等が格納されている。
グラフィックアクセラレータ106は、デジタル画像データをアナログ画像データに変換するD/A変換を行い、カラーモニタ107に送出する。カラーモニタ107は、グラフィックアクセラレータ106から送出される画像データに基づきカラーパッチ画像を表示する。測定器(測光器)109は、カラーモニタ107に表示されたカラーパッチ画像を測定する分光放射輝度計として構成されている。キーボード/マウスコントローラ110は、キーボード111、マウス112の操作に基づく信号をPCIバス114経由でCPU101に伝える。
次に、上記構成を有する画像処理装置におけるモニタプロファイル作成動作について説明する。
まず、画像処理装置のHDD105に格納されているモニタ画像補正アプリケーションが、キーボード111またはマウス112を介したユーザの指示を受けたOSプログラムに基づきCPU101により起動される。続いて、モニタプロファイル作成アプリケーション内の処理に従って、HDD105に格納されている複数の符号無し8bitで表現されるRGB色データが、以下のように転送され記憶される。複数のRGB色データが、CPU101からの指令に基づきSCSII/F103を介してPCIバス114経由によりメインメモリ102に転送され記憶される。
あるいは、LAN113に接続されているサーバ(不図示)に格納されている複数のRGB色データ(またはインターネット上の複数のRGB色データ)が、以下のように転送され記憶される。複数のRGB色データが、CPU101からの指令に基づきネットワークI/F104を介してPCIバス114経由によりメインメモリ102に転送され記憶される。
次に、メインメモリ102に保持された複数のRGB色データは、CPU101からの指令に基づきPCIバス114経由によりグラフィックアクセラレータ106に転送される。グラフィックアクセラレータ106は、RGB色データ(デジタル画像データ)をD/A変換した後、ディスプレイケーブル(不図示)を通じてカラーモニタ107に送出する。これにより、カラーモニタ107にRGB色データに対応したカラーパッチ画像が表示される。
ここで、ユーザがカラーモニタ107に表示されたカラーパッチ画像を測定器109により測定すると、測定器109の測定結果がRC232Cユニット108及びSCSII/F103を経由してHDD105に転送される。これと共に、当該カラーパッチ画像を測定したことがCPU101に通知される。
続いて、モニタプロファイル作成アプリケーション内の処理に従って、CPU101からの指令に基づきメインメモリ102に保持されている複数のRGB色データについても同様の処理を行う。一連のRGB色データに対応したカラーパッチ画像の測定が終了した後、モニタプロファイル作成アプリケーション内の処理に従って、CPU101からの指令に基づきHDD105に格納された測定値からモニタプロファイルを生成する。
本実施の形態のモニタ画像補正アプリケーションは、以下の変換を用いてRGB24bit画像データをXYZ48bit画像データに変換した後、RGB24bit画像データに変換する。
図2のフローチャートを用いて、画像処理装置のモニタ画像補正アプリケーションの動作を説明する。図2のフローチャートに示される処理は、CPU101によって、モニタ画像補正アプリケーションのプログラムを実行することにより実現される。
ステップ201では、初期化処理を行う。モニタ画像補正アプリケーションが、ユーザの指示を受けたOSプログラムに基づきCPU101により起動される。CPU101は、メインメモリ102に保持されているRGB24bit画像データ(各色信号が符号無し8bitの画像データ)へのポインタを取得する。これと共に、CPU101は、所望のRGBへの変換後のRGB画像データを保持するためのメモリ領域をメインメモリ102に確保し、同時に他の初期化処理を行う。
ステップ202では、色補正用パラメータをHDD105から取得する。ステップ203では、CPU101は、ラスタスキャンの順に従って、メインメモリ102内のRGB24bit画像データから画素値であるRGB値を1つ取得する。
ステップ204では、カラーモニタ107の表示画像の点灯画素数から表示矩形サイズを推定し、色補正用パラメータを用いてRGB24bit画像データをXYZ48bit画像データ(XYZで表色される三刺激値)に変換する。
ステップ205では、予め保持しているICCプロファイルを用いて、XYZ48bit画像データをRGB24bit画像データに変換。ステップ206では、このRGB24bit画像データを、メインメモリ102内の、画素位置に応じたメモリアドレスに書き込む。
次に、ステップ207では、カラーモニタ107の表示画像の全ての画素に対し色補正用変換を施したかどうかを判断する。全ての画素に対し色補正用変換を施していると判断した場合は、ステップ208へ移行する。全ての画素に対し色補正用変換を施していないと判断した場合は、ステップ203へ戻る。
次に、ステップ208では、メインメモリ102に格納されたRGB24bit画像データをグラフィックアクセラレータ106を介してカラーモニタ107へ転送する。ステップ209で、本処理を終了する。
次に、図3のフローチャートを用いて、画像処理装置のモニタプロファイル作成アプリケーションの動作について説明する。図3のフローチャートに示される処理は、CPU101によって、モニタ画像補正アプリケーションのプログラムを実行することにより実現される。
まず、ステップ301では、モニタプロファイル作成アプリケーションが、OSプログラムに基づきCPU101により起動される。起動されたモニタプロファイル作成アプリケーションは、カラーモニタ107に図4に示すダイアログウィンドウ(モニタプロファイル作成用のユーザインタフェース)を表示する。
ユーザは図4のダイアログウィンドウを用いて、測定色Noと測定RGB値とについて確認すると共に指定し、更に表示矩形サイズを指定する。ここで、測定色Noと測定RGB値に問題ないと判断したユーザがモニタプロファイル作成ボタンを押下する。これに伴い、モニタプロファイル作成アプリケーションはモニタプロファイルを作成し、SCSII/F103を介してHDD105に保存する。
次に、ステップ302では、ステップ301で指定された所定の表示矩形サイズにて、メインメモリ102に保持されているRGB色情報に応じた画像をカラーモニタ107に表示する。表示される色は、RGBのいずれかの色成分のみによって表示される単色である。
次に、ステップ303では、測色器によって測定されたカラーモニタ107に表示された測定対象の色の画像のXYZデータ(色の三刺激値)を、測定器(分光放射輝度計)109を用いて取得する。
次に、ステップ304では、設定された全ての色の測定値を取得したか否かを判定する。全ての色の測定値を取得していないと判定された場合は、ステップ303へ戻る。全ての色の測定値を取得したと判定された場合は、ステップ305へ移行する。
ステップ305では、設定された全ての表示矩形サイズについて測色値を取得したかどうかを判定する。全ての表示矩形サイズについて測色値を取得したと判定された場合は、ステップ306へ移行する。全ての表示矩形サイズについて測色値を取得していないと判定された場合は、ステップ302へ戻る。
ステップ306では、取得した測色値からR、G、Bの各々について補正用1DLUTを生成する。
ステップ307では、測色値から式1に示す色変換行列(色変換特性)を作成する。ここで、RGBは255を1に正規化してあるものとする。また、RGB各単色の最も明るい色である最明色の測色値のXYZをXr、Xg、Xb、Yr、Yg、Yb、Zr、Zg、Zbで表すものとする。また、変換後のXYZをXm、Ym、Zmで表すものとする。また、RGBは、ステップ306によって生成された補正用1DLUTによって補正されたRGB値である。
Figure 2008242061
ステップ308で、本処理を終了する。
次に、図4を用いて、画像処理装置のモニタプロファイル作成用のユーザインタフェース(ダイアログウィンドウ)について説明する。
ダイアログウィンドウはカラーモニタ107に表示される。ダイアログウィンドウ内のリストウィンドウ401には、測定色NoとRGB値の対応がリスト形式で表示される。RGB値は、測定色Noの色をモニタに表示する際に使用される。
また、リストウィンドウ401には、選択されている測定色NoとRGB値が反転表示される。スライダバー402は、リストウィンドウ401に表示されている測定色NoとRGB値をスクロールする。測定色ファイル指定ボタン403は、リストウィンドウ401に表示するデータを指定するためのボタンである。
測定色編集ボタン404を押下すると、図5の再現色設定用ダイアログウィンドウがカラーモニタ107に表示される。ユーザは図5の再現色設定用ダイアログウィンドウにより測定値Noと測定RGB値を設定する。表示矩形サイズ指定ウィンドウ405からは、精度に応じて測定を行う表示矩形サイズの刻み幅を数字により指定可能である。
出力ファイル指定ボタン406を押下すると、作成したモニタプロファイルの出力先が指定される。設定更新ボタン(プロファイル作成ボタン)407を押下すると、モニタプロファイルが作成され、出力ファイル指定ボタン406により指定されたHDD105のアドレスにモニタプロファイルの情報が保存される。終了ボタン408を押下すると、モニタプロファイル作成アプリケーションの動作が終了する。
図5は、画像処理装置の再現色設定用のユーザインタフェース(再現色設定用ダイアログウィンドウ)を示す図である。
図5において、再現色設定用ダイアログウィンドウはカラーモニタ107に表示される。エディットボックス501は、測定色Noを選択するためのものである。エディットボックス502は、測定色Noに対応するRGB値を設定するためのものである。修正ボタン503、追加ボタン504、削除ボタン505は、それぞれ修正、追加、削除を行うためのものである。
次に、図6を用いて、画像処理装置のモニタプロファイル作成アプリケーションの状態図について説明する。
図6において、ステート601では、測定色情報の初期設定値を読み込むといった初期化動作を行う。次に、ステート602では、図4のダイアログウィンドウでユーザにより操作が行われたかを判断するユーザ操作判断状態となる。ここで、ユーザによりマウス112を介してスライダバー402が操作されるとステート603へ移行する。
表示矩形サイズ指定ウィンドウ405から数字が入力されるとステート604へ移行する。測定色ファイル指定ボタン403が押下されるとステート605へ移行する。出力ファイル指定ボタン406が押下されるとステート606へ移行する。設定更新ボタン407が押下されるとステート607へ移行する。終了ボタン408が押下されるとステート608へ移行する。
ステート603では、スライダバー402の制御量に応じてリストウィンドウ401の表示をスクロールすると共に、選択されている測定色情報を変更する。ステート604では、選択した方式に応じて、表示矩形サイズの刻み幅を示す数字を指定する。ステート605では、測定色RGBの並び順とRGB値を記載したファイルを指定する。ステート606では、出力ファイルを指定する。ステート607では、図4のダイアログウィンドウをカラーモニタ107に表示することで、ユーザの指定に基づく測定色Noと測定RGB値の編集状態に入る。
ここで、図5の再現色設定用ダイアログウィンドウのエディットボックス501で、編集対象となっている色の測定色Noを変更し、エディットボックス502で、測定RGB値を編集する。修正ボタン503を押下すると、現在選択されている測定色Noと測定RGB値に上書きされる。追加ボタン504を押下すると、新たな測定色Noと測定RGB値として追加される。
削除ボタン505を押下すると、現在選択されている測定色Noと測定RGB値が削除される。また、修正ボタン503、追加ボタン504、削除ボタン505を押下すると、それぞれの動作が行われた後に目標色再現情報が記憶され、再現色設定用ダイアログウィンドウがクローズされる。
ステート608では、後述の図7のフローチャートに従って階調変換情報、色変換情報を作成した後にHDD105に保存する。ステート609では、メモリ開放などの終了動作を行った後、モニタプロファイル作成アプリケーション動作を終了する。
次に、図7のフローチャートを用いて、図3のステップ302で説明した所定の表示矩形サイズに基づきRGB色情報をカラーモニタ107に表示する表示制御の処理について説明する。ここで、カラーモニタ107の表示解像度の如何にかかわらず縦方向最大画素数をLt、横方向最大画素数をLsとする。
ステップ701では、図4のダイアログウィンドウで設定された表示矩形サイズの刻み幅、測定色のRGB値を取得し、表示矩形サイズを1に設定すると共に、メモリ領域の確保といった初期化処理を行う。ここで、表示矩形サイズの刻み幅をΔS、表示矩形サイズをSで表すものとする。
次に、ステップ702では、ステップ701で取得したRGB値を式(4)で表される画素数Aに相当する表示領域だけカラーモニタ107に表示する。ここで、カラーモニタ107における画素数Aに相当する表示領域は、縦方向画素数は式(2)、横方向画素数は式(3)である。
Figure 2008242061
Figure 2008242061
Figure 2008242061
次に、ステップ703では、測定器109によりカラーモニタ107上の測定色が測定された後(図3のステップS303に相当する)、図4のダイアログウィンドウで設定された測定色No全てについて測定がされているか否かを判定する(図3のステップS304に相当する)。測定色No全てについて測定がされている場合は、ステップ704へ移行する。測定色Noの全てについて測定がされていない場合は、ステップ702へ戻る。
ステップ704では、CPU101は、表示矩形サイズを表すSについて式(5)の条件を満たしているか否かを判定する(図3のステップS305に相当する)。表示矩形サイズを表すSについて式(5)の条件を満たしていない場合は、ステップ705へ移行する。表示矩形サイズを表すSについて式(5)の条件を満たしている場合は、式46より表示矩形サイズを表すSから設定された表示矩形サイズの刻み幅ΔSを減算してステップ702へ戻る。
Figure 2008242061
ステップ705で、本処理(表示及び測定)を終了する。
このように、表示矩形サイズを制御することにより、図4の表示矩形サイズ指定ウィンドウ405によって指定されたサイズに応じて表示領域を制御することができる。次に、画像処理装置において、上記図3のステップ306で説明した単色信号値に対する補正用1DLUTをRGB各々に対して作成する処理について説明する。
図8は、画像処理装置の表示矩形サイズに応じた補正用1DLUT作成の動作を示すフローチャートである。
図8において、ステップ801では、図3のステップS301〜ステップS305で測定された測定色の測定値(RGB各単色最明値の輝度測定値)を取得する。さらに、補正対象画像の各画素値を表すCに1を設定し、メモリ領域の確保といった初期化処理を行う。ここで、補正対象画像の表示矩形サイズ相当の補助係数をHで表すものとする。
次に、ステップ802では、図2のステップ203で取得した各画素値であるRGB値についてR、G、B全てが0かどうかを判定する。R、G、B全てが0の場合は、ステップ803へ移行する。それ以外の場合は、補助係数Hに1を加算してステップ803へ移行する。いずれの場合も画素値を表すCに1を加算する。
次に、ステップ803では、画素値を表すCが縦方向最大画素数Lt×横方向最大画素数Lsより大きいかどうかを判定する。画素値を表すCがLt×Lsより大きい場合は、ステップ804へ移行する。画素値を表すCがLt×Lsより小さい場合は、ステップ802へ戻る。
ステップ804では、CPU101は、式5から表示対象画像の相当する表示矩形サイズDを算出する。
Figure 2008242061
なお、上記ステップS802〜ステップS803では、補正対象画像についてR=G=B=0以外の画素の数をカウントし、上記ステップS804で、表示矩形サイズDを算出している。
次に、ステップ805では、ステップ801で取得したRGB各単色最明値の輝度測定値と対応する表示矩形サイズから輝度値補正用1DLUT(図9参照)を作成する。即ち、図3のステップS302〜ステップS305で測定された結果に基づき、表示矩形サイズごとに輝度値補正用1DLUTを作成する。ここで、図9は、表示矩形サイズに応じた輝度値補正用1DLUTを示す図であり、横軸が表示矩形サイズ(%)、縦軸がRGB単色測定Y値(cd/m)である。
次に、ステップ806では、ステップ805で作成した補正用1DLUTから線形補間により、ステップ804で算出した表示矩形サイズDに相当する最明輝度値を算出する。これと共に、図3のステップ301で指定された表示矩形サイズがLt×Lsの時のRGBの単色の測定値(輝度値)について、式(8)からRGB各々の補正用1DLUTを作成する。ここで、表示矩形サイズがLt×Lsの時の輝度をそれぞれYr100-I、Yg100-i、Yb100-i(i=1,2,…,k)とし、表示矩形サイズDの時の輝度をそれぞれYrd-i、Ygd-i、Ybd-iとする。
Figure 2008242061
ステップ807で、本処理を終了する。
なお、上記ステップS806では、ステップS804で算出した補正対象画像の表示矩形サイズDに対応する補正用1DLUTを、ステップS805で作成した表示矩形サイズごとの補正用1DLUTを用いて補間することで作成する。
また、上記ステップS806では、カラーモニタ107に表示する画像の画素値について、RGB単色信号値のうち最小でない信号値を有する画素数と、全画面に表示可能な画素数との比率に基づき、表示面積を推定する。そして、推定した表示面積部分の近傍における最明輝度値を算出(推定)する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、カラーモニタ107の表示画像の最暗値以外の点灯画素数から表示矩形サイズを推定(近似)し、且つ表示矩形領域から輝度レンジを推定し、且つ表示矩形領域から色再現情報を推定する。即ち、表示矩形サイズに対応する輝度値補正用1DLUT及び色変換行列を生成することで、表示矩形サイズの如何にかかわらず高精度なモニタプロファイルを作成することが可能となる。
また、表示機器全般について、高精度なモデル化によるモニタプロファイル作成が可能となる。表示機器は以下のものを含む。CRT(Cathode-ray Tube)ディスプレイ、LCD(Liquid Crystal Display)ディスプレイ、TFT(Thin Film Transistor)ディスプレイ、DLP(Digital Light Processing)プロジェクタ、LCDプロジェクタ、プラズマディスプレイ。
[第2の実施の形態]
本発明の第2の実施の形態は、上記第1の実施の形態に対して、下記の点において相違する。本実施の形態のその他の要素は、上記第1の実施の形態(図1)の対応するものと同一なので、説明を省略する。
上記第1の実施の形態では、図3のステップ301でユーザがダイアログウィンドウ上で測定色Noと測定RGB値を指定し、RGB単色信号値色情報を用いた場合の処理について説明した。
これに対し、本実施の形態は、RGB単色信号値色情報の代わりにRGB等量グレイ信号値情報を用いた場合の処理をまとめたものである。本実施の形態では、上記第1の実施の形態との相違点についてのみ説明する。
本実施の形態でも、上記第1の実施の形態と同様に、上記各種変換(サイズ変換、輝度変換、色変換)を用いてRGB24bit画像データをXYZ48bit画像データに変換した後、RGB24bit画像データに変換する。ただし、画像処理装置は、表示矩形サイズがLt×Lsの時の色変換行列の各係数及びRGB各階調特性を表す輝度値補正用1DLUTを予めHDD105に保持しているものとする。
以下では、色変換行列の各係数はXr、Xg、Xb、Yr、Yg、Yb、Zr、Zg、Zbで表すものとする。表示矩形サイズがLt×Lsの時の輝度をそれぞれYr100-I、Yg100-i、Yb100-i(i=1,2,…,k)で表すものとする。また、表示矩形サイズがDの時の輝度をそれぞれYrd-i、Ygd-i、Ybd-Iで表すものとする。
まず、画像処理装置のモニタプロファイル作成アプリケーションの動作について上記図3のフローチャートに基づき説明する。図3のステップS301〜ステップS306、ステップS308は上記第1の実施の形態と同様であり、説明を省略する。
ステップ307では、下記の式9に示す色変換行列を作成する。ここで、RGBは255を1に正規化してあるものとする。また、RGB各単色最明色に対するステップ306の補正後のXYZをXr、Xg、Xb、Yr、Yg、Yb、Zr、Zg、Zbで表すものとする。また、変換後のXYZをXm、Ym、Zmで表すものとする。
Figure 2008242061
図10は、画像処理装置のモニタプロファイル作成用のユーザインタフェース(ダイアログウィンドウ)を示す図である。
図10において、ダイアログウィンドウは以下の各部を備える。リストウィンドウ1001、スライダバー1002、測定色ファイル指定ボタン1003、測定色編集ボタン1004、表示矩形サイズ指定ウィンドウ1005、出力ファイル指定ボタン1006、設定更新ボタン1007、終了ボタン1008。図10は上記第1の実施の形態の図4に対して測定RGB値が異なるだけであり、他は同様である。
また、画像処理装置の表示矩形サイズに応じた輝度値補正用1DLUT作成の動作は、上記第1の実施の形態の図8のフローチャートに示したものと同様であり、説明を省略する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、カラーモニタ107の表示画像の最暗値以外の点灯画素数から表示矩形サイズを推定し、表示矩形サイズに対応する輝度値補正用1DLUT及び色変換行列を生成する。これにより、表示矩形サイズの如何にかかわらず高精度なモニタプロファイルを作成することが可能となる。
また、CRTディスプレイ、LCDディスプレイ、TFTディスプレイ、DLPプロジェクタ、LCDプロジェクタ、プラズマディスプレイ等の表示機器全般について、高精度なモデル化によるプロファイル作成が可能となる。
また、RGB等量グレイ信号値のみを測定し表示するため、測定色数の軽減及び計算速度の向上とメモリ領域の節約が可能となる。
[他の実施の形態]
上記実施の形態では、補正用測定色としてRGB単色信号値あるいはRGB等色グレイ信号値を用いたが、これに限定されるものではない。RGBW信号値のみの組み合わせで測定を行いRGBW信号値のみを表示してもよい。
上記実施の形態では、色変換行列としてXYZ表色系を用いたが、これに限定されるものではない。他の3次元空間において表される表色系を用いてもよい。
上記実施の形態では、階調特性としてRGB単色の1DLUTを用いたが、これに限定されるものではない。γ近似による非線形変換を用いることも可能である。また、対数演算等の様々な演算を組み合わせることも可能である。
上記実施の形態では、色変換として色変換行列を用いたが、これに限定されるものではない。演算時間の短縮のため、色補正用変換にLUTを用いた近似演算を用いることも可能である。また、D.L.S.法、直交化法、準ニュートン法等の最適化手法を適用して実測値と高精度に近似する色変換行列の作成を行うことが可能である。更に、色変換行列に白色あるいは特定の色を保存する拘束条件を付加することも可能である。
上記実施の形態では、モニタプロファイル作成方法について説明したが、このモニタプロファイル作成方法は様々な表示機器への応用が可能であり、様々な表示矩形サイズでのモニタプロファイル作成に柔軟に対応することができる。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することにより達成される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、次のものを用いることができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等である。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。加えて、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理により前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、前述した実施形態の機能が以下の処理により実現される場合も本発明に含まれる。即ち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行う場合である。
第1の実施の形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。 モニタ画像補正アプリケーションの動作を示すフローチャートである。 モニタプロファイル作成アプリケーションの動作を示すフローチャートである。 モニタプロファイル作成用のユーザインタフェースを示す図である。 再現色設定用のユーザインタフェースを示す図である。 モニタプロファイル作成アプリケーションの動作を示す状態図である。 所定の表示矩形サイズのRGB単色信号値色情報をカラーモニタに表示する表示動作を示すフローチャートである。 表示矩形サイズに応じた輝度値補正用1DLUT作成の動作を示すフローチャートである。 表示矩形サイズに応じた輝度値補正用1DLUTを示す図である。 第2の実施の形態に係る画像処理装置のモニタプロファイル作成用のユーザインタフェースを示す図である。

Claims (9)

  1. 測定対象の色を特定の表示面積で表示機器に表示する表示制御手段と、
    前記表示機器に表示された色の三刺激値を測定する測定手段と、
    前記表示面積と前記測定手段の測定値に基づき、任意の表示面積に対する複数色の信号値の最も明るい最明輝度値を算出する第1の算出手段と、
    前記最明輝度値と前記測定値に基づき、階調特性を算出する第2の算出手段と、
    前記測定値に基づき、色変換特性を算出する第3の算出手段と、
    前記色変換特性に基づき、前記表示機器に表示する画像信号を補正する補正手段とを備え、
    前記第1の算出手段は、前記表示機器に表示する画像の画素に関して、前記複数色の信号値のうち最小でない信号値を有する画素数と全画面に表示可能な画素数との比率に基づき、表示面積を推定し、該表示面積部分の近傍における最明輝度値を算出することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記補正手段は、前記色変換特性に基づき、前記複数色の信号値としてのRGBで色が表される信号値をXYZで色が表される三刺激値に変換し、前記三刺激値をRGBで色が表される信号値に変換することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 測定対象の色を特定の表示面積で表示機器に表示する表示制御手段と、
    前記表示機器に表示された色の三刺激値を測定する測定手段と、
    前記表示面積と前記測定手段の測定値に基づき、任意の表示面積に対するRGBで色が表される信号値の最も明るい最明輝度値を算出する第1の算出手段と、
    前記最明輝度値と前記測定値に基づき、階調特性を算出する第2の算出手段と、
    前記測定値に基づき、色変換特性を算出する第3の算出手段と、
    前記色変換特性に基づき、RGBで色が表される信号値をXYZで色が表される三刺激値に変換する第1の変換手段と、
    前記三刺激値をRGBで色が表される信号値に変換する第2の変換手段とを備え、
    前記表示制御手段は、複数のRGB等量グレイ信号値情報のみを表示することを特徴とする画像処理装置。
  4. 測定対象の色を特定の表示面積で表示機器に表示する表示制御手段と、
    前記表示機器に表示された色の三刺激値を測定する測定手段と、
    前記表示面積と前記測定手段の測定値に基づき、任意の表示面積に対するRGBで色が表される信号値の最も明るい最明輝度値を算出する第1の算出手段と、
    前記最明輝度値と前記測定値に基づき、階調特性を算出する第2の算出手段と、
    前記測定値に基づき、色変換特性を算出する第3の算出手段と、
    前記色変換特性に基づき、RGBで色が表される信号値をXYZで色が表される三刺激値に変換する第1の変換手段と、
    前記三刺激値をRGBで色が表される信号値に変換する第2の変換手段とを備え、
    前記表示制御手段は、RGBW信号値のみを表示することを特徴とする画像処理装置。
  5. 前記表示機器は、CRTディスプレイ、LCDディスプレイ、TFTディスプレイ、DLPプロジェクタ、LCDプロジェクタ、プラズマディスプレイを含む群から選択されることを特徴とする請求項1、3、4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 画像処理装置の制御方法であって、
    測定対象の色を特定の表示面積で表示機器に表示する表示制御ステップと、
    前記表示機器に表示された色の三刺激値を測定する測定ステップと、
    前記表示面積と前記測定ステップの測定値に基づき、任意の表示面積に対する複数色の信号値の最も明るい最明輝度値を算出する第1の算出ステップと、
    前記最明輝度値と前記測定値に基づき、階調特性を算出する第2の算出ステップと、
    前記測定値に基づき、色変換特性を算出する第3の算出ステップと、
    前記色変換特性に基づき、前記表示機器に表示する画像信号を補正する補正ステップとを備え、
    前記第1の算出ステップでは、前記表示機器に表示する画像の画素に関して、前記複数色の信号値のうち最小でない信号値を有する画素数と全画面に表示可能な画素数との比率に基づき、表示面積を推定し、該表示面積部分の近傍における最明輝度値を算出することを特徴とする制御方法。
  7. 画像処理装置の制御方法であって、
    測定対象の色を特定の表示面積で表示機器に表示する表示制御ステップと、
    前記表示機器に表示された色の三刺激値を測定する測定ステップと、
    前記表示面積と前記測定ステップの測定値に基づき、任意の表示面積に対するRGBで色が表される信号値の最も明るい最明輝度値を算出する第1の算出ステップと、
    前記最明輝度値と前記測定値に基づき、階調特性を算出する第2の算出ステップと、
    前記測定値に基づき、色変換特性を算出する第3の算出ステップと、
    前記色変換特性に基づき、RGBで色が表される信号値をXYZで色が表される三刺激値に変換する第1の変換ステップと、
    前記三刺激値をRGBで色が表される信号値に変換する第2の変換ステップとを備え、
    前記表示制御ステップでは、複数のRGB等量グレイ信号値情報のみを表示することを特徴とする制御方法。
  8. 画像処理装置の制御方法であって、
    測定対象の色を特定の表示面積で表示機器に表示する表示制御ステップと、
    前記表示機器に表示された色の三刺激値を測定する測定ステップと、
    前記表示面積と前記測定ステップの測定値に基づき、任意の表示面積に対するRGBで色が表される信号値の最も明るい最明輝度値を算出する第1の算出ステップと、
    前記最明輝度値と前記測定値に基づき、階調特性を算出する第2の算出ステップと、
    前記測定値に基づき、色変換特性を算出する第3の算出ステップと、
    前記色変換特性に基づき、RGBで色が表される信号値をXYZで色が表される三刺激値に変換する第1の変換ステップと、
    前記三刺激値をRGBで色が表される信号値に変換する第2の変換ステップとを備え、
    前記表示制御ステップでは、RGBW信号値のみを表示することを特徴とする制御方法。
  9. 前記請求項6乃至8のいずれかに記載の画像処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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