JP2006343957A - 色処理方法及びその装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 表示装置の輝度変動の影響を排除して、色再現域内の輝度再現を簡易且つ精度良く所望の色再現情報を生成することができる色処理方法及びその装置を提供する。
【解決手段】 表示装置で表示された測定用画像に対する測定値を取得する。取得した測定値に基づいて、該測定値における階調特性情報を生成する。そして、その生成した階調特性情報と、所定階調特性情報とに基づいて、入力信号値から出力信号値を再現するための階調特性情報を生成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、色処理装置により、光源を有する表示装置で画像を表示する場合の色再現情報を作成する色処理方法及びその装置に関するものである。
近年、プレゼンテーション等を目的として、PC(パーソナルコンピュータ)上で編集したRGBカラー画像データを、液晶プロジェクタを用いて表示する機会が増えている。液晶プロジェクタの構造には様々なものがあるが、例えば、光源用としてのランプからの光を赤色(R)光、緑色(G)光、青色(B)光に分光した後に、更に偏光板に入射させる。この偏光板を通過した光を夫々R,G,B用の各液晶パネルに入射し、各液晶パネルの偏光作用を用いることで、R,G,Bの入射光を夫々原色映像信号に応じて光量を調整する。その後、これらの光の合成光をスクリーン上に拡大投射することで、スクリーン上にカラー画像を投影する。
ところが、液晶プロジェクタでは、その使用時間に反比例して、その光源として用いられているランプの輝度、色度がその点灯時間の経過とともに劣化して、ホワイトバランスが変化することがある。
そこで、このような劣化に伴う色再現の変化を抑えることを目的とする従来技術として、例えば、ランプ消耗等に起因するホワイトバランスの変動を補正すべく、光源用ランプの色度の経時変化に応じてホワイトバランスの補正を行なうものがある。
また、別の従来技術としては、輝度の経時変化に対する補正を行うものがある。例えば、最大輝度の低下に対して、RGB最大信号値の輝度測定値から、相対値にて階調特性を補正する方法がある。また、特許文献1のように、光源ランプの経時変化によるホワイトバランスの変動を抑制するため、経時時間によってR色体、G色体、B色体各々の電圧を変更し、点灯時間に応じたデューティー比のパルス幅変調信号の初期状態を保つ手法もある。
特開平05−173107号公報
しかしながら、上記従来技術では、階調特性が相対値にて保たれるため、輝度低下が見えとして補正されない。このため、光源となるランプの劣化前後の投影画像を比較した場合、大きく印象が変わって見えることがある。
これは、現状の色再現域内にて相対的な輝度関係を保持するのみで、本来再現できる輝度が補正により異なる輝度となってしまうことに起因する。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、表示装置の輝度変動の影響を排除して、色再現域内の輝度再現を簡易且つ精度良く所望の色再現情報を生成することができる色処理方法及びその装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明による色処理方法は以下の構成を備える。即ち、
また、好ましくは、色処理装置により、光源を有する表示装置で画像を表示する場合の色再現情報を生成する色処理方法であって、
前記表示装置で表示された測定用画像に対する測定値を取得する取得工程と、
前記取得工程で取得した測定値に基づいて、該測定値における階調特性情報を生成する生成工程と、
前記生成工程で生成した階調特性情報と、所定階調特性情報とに基づいて、入力信号値から出力信号値を再現するための階調特性情報を生成する階調特性情報生成工程と
を備える。
また、好ましくは、前記表示装置で表示する測定用画像の色を設定する設定工程を更に備える。
また、好ましくは、前記取得工程は、前記測定値として、前記表示装置の表示色の三刺激値それぞれにおける測定値を取得する。
また、好ましくは、前記取得工程は、前記測定値として、前記表示装置の表示色の三刺激値それぞれにおける等量グレイ測定値を取得する。
また、好ましくは、前記取得工程は、前記測定値として、前記表示装置の表示色の三刺激値それぞれにおける最大測定値を取得する。
また、好ましくは、前記階調特性情報生成工程は、処理対象の複数種類の入力信号値それぞれに対し、前記所定階調特性情報から得られる輝度値が、前記生成工程で生成した階調特性情報から得られる最大輝度値より大きい場合、該輝度値を前記最大輝度値にクリップし、小さい場合は、その輝度値を採用する処理を実行し、その処理によって得られる輝度値群に基づいて、前記入力信号値から出力信号値を再現するための階調特性情報を生成する。
上記の目的を達成するための本発明による色処理装置は以下の構成を備える。即ち、
光源を有する表示装置で画像を表示する場合の色再現情報を生成する色処理装置であって、
前記表示装置で表示された測定用画像に対する測定値を取得する取得手段と、
前記取得手段で取得した測定値に基づいて、該測定値における階調特性情報を生成する生成手段と、
前記生成手段で生成した階調特性情報と、所定階調特性情報とに基づいて、入力信号値から出力信号値を再現するための階調特性情報を生成する階調特性情報生成手段と
を備える。
本発明によれば、表示装置の輝度変動の影響を排除して、色再現域内の輝度再現を簡易且つ精度良く所望の色再現情報を生成することができる色処理方法及びその装置を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
本発明は、上述のような従来技術における問題点を克服し、出力装置の出力輝度(例えば、プロジェクタランプ)の輝度変動の影響を排除し、色再現域内の輝度再現を簡易且つ精度良く出荷時の色となるよう補正する技術を提供することを目的とする。
特に、本発明では、RGB単色信号値の測定値を取得するとともに、当該測定値から階調特性を取得し、その階調特性を目標階調特性に基づき補正することで、簡易的に色再現域内の輝度を目標輝度(初期輝度(工場出荷時等)やユーザが指定する指定輝度)に補正することが可能となる。
<実施形態1>
図1は本発明の実施形態1の画像処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図1において、101はCPUであり、画像処理装置を構成する各種構成要素を制御する。102はメインメモリであり、RAMやROM等で構成され、RAMはデータ作業領域や一時待避領域として機能する。ROMは、本発明の各実施形態を実現するプログラムを含む各種制御プログラムを記憶している。
103はSCSIインタフェース(I/F)であり、SCSIデバイス(例えば、HDD105)との接続及びそれに対するデータ転送を制御する。104はネットワークインタフェース(I/F)であり、外部ネットワーク(ローカルエリアネットワーク113)との接続及びそれを介するデータ送受信を制御する。105はHDD(ハードディスクドライブ)であり、上記各種制御プログラム(OSや、各種アプリケーション)や設定データ等の各種データを記憶する。
尚、実施形態1では、HDDは、SCSI形式のHDDを例に挙げて説明しているが、これに限定されず、IDE形式、SATA形式等の他の形式のHDDであっても構わない。その場合、各形式に応じたインタフェースが構成されることは言うまでもない。
106はグラフィックアクセラレータであり、カラーモニタ107に出力する画像(例えば、CPU101の制御によって生成される各種ユーザインタフェース)の表示を制御する。107はカラーモニタであり、例えば、液晶プロジェクタ(光源(ランプ)を有する表示装置)で構成される。
108はRS−232Cユニットであり、測光器109との接続及びそれの制御を実行する。109は測光器であり、処理対象の画像の輝度を測定する。110はキーボード/マウスコントローラであり、入力デバイス(キーボード111やマウス112)との接続及びそれらの制御を実行する。111はキーボード、112はマウスである。113はローカルエリアネットワークである。114はシステムバスであり、例えば、PCIバス、ISAバス等で構成され、画像処理装置を構成する各種構成要素を相互に接続する。
次に、図1の画像処理装置に於けるカラーモニタ(プロジェクタ)107のプロジェクション動作について説明する。
まず、ユーザの操作及びCPU101の指示により、HDD105に格納されている画像補正アプリケーションが、OSプログラムにより起動され、メインメモリ102上に展開される。画像補正アプリケーションが起動されると、まず、HDD105に格納されている、符号なし8ビットで表現される複数のRGB色データが、CPU101の指示に基づきSCSI I/F103、システムバス114を経由して、メインメモリ102に転送される。あるいは、LAN113に接続されたサーバに格納された複数のRGB色データまたはインターネット上の複数のRGB色データが、CPU101の指示により、ネットワークI/F104、システムバス114を経由してメインメモリ102に転送される。
メインメモリ102に保持されている複数のRGB色データは、CPU101からの指示により、システムバス114を経由して、グラフィックアクセラレータ106に転送される。グラフィックアクセラレータ106は、ディジタル画像データをD/A変換した後ディスプレイケーブルを通じてプロジェクタ107に送信する。
これにより、プロジェクタ107上にRGB色データに対応したカラーパッチ画像(測定用画像)が表示される。ここで、ユーザがプロジェクタ107上に画像が表示されたカラーパッチ画像を測光器109にて測定すると、RC−232Cユニット108を経由して測定結果(表示色の三刺激値それぞれにおける測定値)がHDD105に転送されるとともに、当該カラーパッチ画像を測定したことをCPU101に送信する。
続いて、画像補正アプリケーションの処理に従って、メインメモリ102に保持されている複数のRGB色データについても同様の処理を行う。一連のRGB色データの測定が終了した後、画像補正アプリケーションの処理に従って、メインメモリ102に保持されている画像に対して補正を行い、プロジェクタ107に転送され、プロジェクションされる。
次に、画像補正アプリケーションにおける画像補正処理について、図2を用いて説明する。
図2は本発明の実施形態1の画像補正アプリケーションが実行する画像補正処理を示すフローチャートである。
尚、実施形態1における画像補正アプリケーションは、メインメモリ102に保持されているRGB単色信号値を順次モニタ上に表示して測定する測定処理と、階調性を補正する階調変換処理との、2つの処理を経て画像補正を行う。
まず、ステップS201では、アプリケーション動作に必要な各種メモリ領域の確保等の初期化動作を行う。
次に、ステップS202では、画像補正アプリケーションから、メインメモリ102に予め保持してあるRGB単色信号値の色情報をプロジェクタ107上に表示する。
ステップS203では、表示された測定対象色(RGB単色信号値)を測定器109(例えば、分光放射輝度計)にて測定し、測定値としてXYZデータを取得する。その後、測定値をHDD105に転送する。
ステップS204では、メインメモリ102に格納されたRGB単色信号値総てについて測定が完了したか否かを判定する。測定が完了していない場合(ステップS204でNO)、ステップS202に戻り、RGB単色信号値総てに対して測定が完了するまで、ステップS202及びステップS203の処理を繰り返して実行する。一方、測定が完了した場合(ステップS204でYES)、ステップS205に進む。
ステップS205では、測定したRGB単色信号値に対応する測定結果であるXYZデータのY値から階調特性情報を示す1D(Dimension:次元)LUT(階調テーブル)を、後述の方法により、R,G,B各単色信号に対して生成する。
ステップS206では、後述の方法により、RGB単色信号値に対する補正用1DLUT(補正用階調テーブル)をR,G,B各単色信号に対して生成する。
ステップS207では、メインメモリ解放等の終了処理を行った後、画像補正アプリケーションを終了する。
次に、画像補正アプリケーションのRGB単色信号設定動作について説明する。
まず、ユーザの操作及びCPU101の指示により、HDD105に格納されている画像補正アプリケーションが、OSプログラムにより起動される。画像補正アプリケーションが起動されると、図3に示す画像補正用のユーザインタフェース(ダイアログウインドウ)がプロジェクタ107上に表示される。
尚、このユーザインタフェースについては、後で詳しく説明するが、ユーザは、このユーザインタフェースを用いて、測定色NoとRGB単色信号値とについて確認及び指定することができる。ここで、測定色NoとRGB単色信号値に問題ないと判断したユーザが画像補正ボタンを押下することで、画像補正が実行され、その補正結果がHDD105に保存される。
以下、このユーザインタフェースの詳細について、図3を用いて説明する。
図3は本発明の実施形態1の画像補正用のユーザインタフェースを示す図である。
尚、このユーザインタフェースに対する操作は、キーボード111やマウス112等の入力デバイスを用いて実行する。そして、ユーザはこれらの入力デバイスを用いてユーザインタフェース上で用意された各種コントロールを操作することによって、所望の画像補正を実行することができる。
ユーザインタフェース300において、301は、測定色NoとRGB単色信号値をリスト表示するリストウインドウである。このリストウインドウ301では、ウインドウ内の左側に測定色Noが、右側にRGB単色信号値が表示される。また、選択されている測定色NoとRGB単色信号値は、その選択状態を示すために反転表示される。
302は、スライダバーである。このスライダバー302を操作することで、表示されている測定色NoとRGB単色信号値をスクロール並びに選択する。303は、測定色ファイル指定ボタンである。この測定色ファイル指定ボタン303を操作すると、測定色のRGBが記載されたファイルを読み込み、リストウインドウ301に測定値NoとRGB単色信号値を表示する。
304は、測定色編集ボタンである。この測定色編集ボタン304を操作すると、図4に示す設定画面(設定ダイアログ)が表示される。この図4の設定画面では、ユーザは、測定値NoとRGB単色信号値を設定することができる。
305は、出力ファイル指定ボタンである。この出力ファイル指定ボタン305を操作すると、画像補正に用いるRGB単色階調性情報の出力先を指定することができる。306は、画像補正(補正パラメータ作成)ボタンである。この画像補正ボタン306を操作すると、上述の画像補正処理を実行し、その処理結果である画像補正情報を、出力ファイル指定ボタン305により指定された出力先(例えば、HDD105のアドレス)に保存する。307は、終了ボタンである。この終了ボタン307を操作すると、画像補正アプリケーションを終了し、ユーザインタフェース300を閉じる。
次に、上記の設定画面について説明する。
図4は本発明の実施形態1の設定画面を示す図である。
設定画面400において、401及び402はそれぞれエディットボックスである。エディットボックス401では、編集対象の色の測定色Noを変更することができる。また、エディットボックス402では、RGB単色信号値を変更することができる。
そして、403は修正ボタンである。この修正ボタン403を操作すると、現在選択されている測定色NoとRGB単色信号値に、エディットボックス401及び402で設定されている測定色NoとRGB単色信号値を上書きする。
404は追加ボタンである。この追加ボタン404を操作すると、新たな測定色NoとRGB単色信号値として追加する。405は削除ボタンである。この削除ボタン405を操作すると、現在選択されている測定色NoとRGB単色信号値を削除する。
これらボタン403〜405に対する操作がなされると、操作されたボタンに対応する動作を実行した後に、処理対象の測定色NoとRGB単色信号値を目標色再現情報としてメインメモリ204に記憶して、設定画面400を閉じる。
次に、画像補正アプリケーション動作について、図5の状態遷移図を用いて説明する。
図5は本発明の実施形態1の画像補正アプリケーションの動作を示す状態遷移図である。
ステート501では、目標色再現情報の初期設定値の読込等の初期化動作を行う。
次に、ステート502では、図3のユーザインタフェース300でのユーザ操作判断待ち状態となる。ここで、スライダバー302のが操作されると、ステート503へ移行する。測定色ファイル指定ボタン303が操作されると、ステート504へ移行する。出力ファイル指定ボタン305が操作されると、ステート505へ移行する。画像補正ボタン306が操作されると、ステート506へ移行する。終了ボタン307が操作されると、ステート508へ移行する。
ステート503では、スライダバー303の操作量(制御量)に応じて、リストウインドウ301内の目標色再現情報の表示をスクロールすると共に、選択されている目標色再現情報を変更する。
ステート504では、測定色RGBの並び順とRGB値を記載した測定色ファイルを指定する。
ステート505では、出力先となる出力ファイルを指定する。
ステート506では、図4の設定画面400を表示して、測定色NoとRGB単色信号値の編集状態に入る。ここでの操作は、上述した通りである。
ステート507では、次に説明する図6のフローチャートに従って、階調変換による画像補正処理の実行後に、その処理結果をHDD105に保存する。
ステート508では、メモリ開放等の終了処理を行った後、画像補正アプリケーション動作を終了する。
次に、ステップS205(ステート507)におけるRGB単色信号値階調特性を作成する1DLUT作成処理の詳細について、図6を用いて説明する。
図6は本発明の実施形態1の1DLUT作成作成処理の詳細を示すフローチャートである。
ステップS601では、メモリ領域の確保等の初期設定を行う。次に、ステップS602では、RGB単色信号値に対応する補正対象となる測定値(RGB単色信号値のY値(輝度値))を取得する。
ステップS603では、取得した補正対象の測定値(輝度値)を用いて、RGB単色に対応する1DLUTを作成し、HDD105に保存する。ステップS604では、1DLUT作成処理を終了する。
次に、ステップS206におけるRGB単色信号値階調特性を補正する補正用1DLUT作成処理の詳細について、図7を用いて説明する。
図7は本発明の実施形態1の補正用1DLUT作成処理の詳細を示すフローチャートである。
ステップS701では、メモリ領域の確保等の初期設定を行う。ステップS702では、ステップS202にて設定した各RGB単色信号値について、あらかじめ保持しているランプ消耗前(例えば、工場出荷時)の当該RGB単色信号値に対応する初期輝度値を補間演算により算出する。これにより、ランプ消耗前(例えば、工場出荷時)の当該RGB単色信号値に対応する初期輝度値からなる所定階調特性情報を得ることができる。
ステップS703では、ステップS205にて作成したRGB単色信号値階調特性である1DLUTと所定階調特性情報とから、RGB単色信号値の測定値に対応する、初期輝度値における輝度値を補間演算により算出する。
ステップS704では、算出された輝度値に対する例外処理として、ステップS703にて算出された輝度値が最大輝度値(測定値の最大輝度値)よりも大きい場合は、最大輝度値にクリップするものとし、小さい場合は算出した輝度値を採用する。
ステップS705では、設定された測定値Noの指定した測定値総てについて処理が完了したか否かを判定する。処理が完了していない場合(ステップS705でNO)、ステップS702に戻り、設定された測定値Noの指定した測定値総てについて処理が完了するまで、ステップS702〜ステップS704の処理を繰り返し実行する。一方、処理が完了した場合(ステップS705でYES)、ステップS706に進む。
ステップS706では、ステップS703〜ステップS705にて算出された輝度値を用いてRGB単色信号値に対応する補正用1DLUT(入力信号値から出力信号値を再現するための階調特性情報)を作成し、HDD105に保存する。ステップS707では、補正用1DLUT作成処理を終了する。
以上説明したように、実施形態1によれば、RGB単色信号値の測定値と、あらかじめ保持しているRGB単色信号値(出力装置のRGB単色信号値(例えば、プロジェクタ107のランプの消耗前のRGB単色信号値))から1DLUTを生成し、その1DLUTに基づいて、入力信号値を、出力装置の出力輝度レンジ内にてあらかじめ保持しているRGB単色信号値の輝度に相当するRGB単色信号値(出力信号値)への補正を行い、経時変化による出力装置の出力輝度の低下(ランプ消耗)に拠らず一定に輝度を保持することができる。
<実施形態2>
実施形態2では、実施形態1における図2の処理について、処理対象の信号を、RGB単色信号値の代わりにRGB等量グレイ単色信号値を用いる場合について説明する。
以下、実施形態2では、実施形態1との差異についてのみ説明する。
実施形態2における画像補正アプリケーションは、メインメモリ102に保持されているRGB等量グレイ単色信号値を順次モニタ上に表示して測定する測定処理と、階調性を補正する階調変換処理との、2つの処理を経て画像補正を行う。
まず、実施形態2において、ステップS205におけるRGB等量グレイ単色信号値特性を作成する1DLUT作成処理の詳細について、図8を用いて説明する。
図8は本発明の実施形態2の1DLUT作成作成処理の詳細を示すフローチャートである。
ステップS801では、メモリ領域の確保等の初期設定を行う。次に、ステップS802では、RGB等量グレイ単色信号値に対応する補正対象の測定値(RGB等量グレイ単色信号値のY値(輝度値))を取得する。
ステップS803では、取得された補正対象の測定値(輝度値)を用いて、RGB等量グレイ単色信号値に対応する1DLUTを作成し、HDD105に保存する。ステップS804では、1DLUT作成処理を終了する。
次に、ステップS206におけるRGB等量グレイ単色信号値階調特性を補正する補正用1DLUT作成処理の詳細について、図9を用いて説明する。
図9は本発明の実施形態2の補正用1DLUT作成処理の詳細を示すフローチャートである。
ステップS901では、メモリ領域の確保等の初期設定を行う。次に、ステップS902では、ステップS202にて設定した各RGB等量グレイ単色信号値について、あらかじめ保持しているランプ消耗前のRGB等量グレイ単色信号値に対応する初期輝度値を補間演算により算出する。これにより、ランプ消耗前(例えば、工場出荷時)の当該RGB等量グレイ単色信号値に対応する初期輝度値からなる所定階調特性情報を得ることができる。
ステップS903では、ステップS205にて作成したRGB等量グレイ単色信号値階調特性である1DLUTと所定階調特性情報とから、RGB等量グレイ単色信号値の測定値に対応する、初期輝度値における輝度値を補間演算により算出する。
ステップS904では、算出された輝度値に対する例外処理として、ステップS903にて算出された輝度値が最大輝度値(測定値の最大輝度値)よりも大きい場合は、最大輝度値にクリップするものとし、小さい場合は算出した輝度値を採用する。
ステップS905では、設定された測定値Noの指定した測定値総てについて処理が完了したか否かを判定する。処理が完了していない場合(ステップS905でNO)、ステップS902に戻り、設定された測定値Noの指定した測定値総てについて処理が完了するまで、ステップS902〜ステップS904の処理を繰り返し実行する。一方、処理が完了した場合(ステップS905でYES)、ステップS906に進む。
ステップS906では、ステップS903〜ステップS905にて算出された輝度値を用いてRGB等量グレイ単色信号値に対応する補正用1DLUTを作成し、HDD105に保存する。ステップS907では、補正用1DLUT作成処理を終了する。
以上説明したように、実施形態2によれば、RGB等量グレイ単色信号値の測定値と、あらかじめ保持しているRGB等量グレイ単色信号値から、1DLUTを生成し、その1DLUTに基づいて、入力信号値に対し、出力装置の出力輝度レンジ内にてあらかじめ保持しているRGB単色信号値の輝度に相当するRGB入力信号値(出力信号値)への補正を行い、経時変化による出力装置の出力輝度の低下(ランプ消耗)に拠らず一定に輝度を保持することができる。
また、RGB等量グレイ単色信号値による1DLUTのみを保持するため、測定色数の軽減や計算速度の向上とメモリ領域の節約が可能となる。
<実施形態3>
実施形態3は、実施形態1における図2の処理について、処理対象の信号を、RGB単色信号値の代わりにRGB最大信号値を用いる場合について説明する。
以下、実施形態1との差異についてのみ説明する。
実施形態3における画像補正アプリケーションは、メインメモリ102に保持されているRGB単色最大信号値およびW(ホワイト)信号値を順次モニタ上に表示して測定する測定処理と、階調性を補正する階調変換処理との、2つの処理を経て画像補正を行う。
ここで、図10が実施形態3の画像補正アプリケーションが実行する画像補正処理を示すフローチャートであるが、図10では、実施形態1の図2のフローチャートでの処理対象が、RGB単色信号値の代わりにRGB単色最大信号値及びW信号値を用いている。
次に、画像補正アプリケーションのRGB単色階調性γ値設定動作について説明する。
まず、ユーザの操作及びCPU101の指示により、HDD105に格納されている画像補正アプリケーションが、OSプログラムにより起動される。画像補正アプリケーションが起動されると、図11に示す画像補正用のユーザインタフェース(ダイアログウインドウ)がプロジェクト107上に表示される。
尚、このユーザインタフェースについては、後で詳しく説明するが、ユーザは、このユーザインタフェースを用いて、測定単色NoとRGB単色階調性γ値とについて確認及び指定することができる。ここで、測定単色NoとRGB単色階調性γ値に問題ないと判断したユーザが画像補正ボタンを押下することで、画像補正が実行され、その補正結果がHDD105に保存される。
以下、このユーザインタフェースの詳細について、図11を用いて説明する。
図11は本発明の実施形態3の画像補正用のユーザインタフェースを示す図である。
尚、このユーザインタフェースに対する操作は、キーボード111やマウス112等の入力デバイスを用いて実行する。そして、ユーザはこれらの入力デバイスを用いてユーザインタフェース上で用意された各種コントロールを操作することによって、所望の画像補正を実行することができる。
ユーザインタフェース1100において、1101は、測定単色NoとRGB単色階調性γ値をリスト表示するリストウインドウである。このリストウインドウ1101では、ウインドウ内の左側に測定単色No(R、G、B)が、右側にRGB単色階調性γ値が表示される。また、選択されている測定単色NoとRGB単色階調性γ値が反転表示される。
1102は、測定単色階調性γ値ファイル指定ボタンである。この測定単色階調性γ値ファイル指定ボタン1102を操作すると、測定単色階調性γ値が記載されたファイルを読み込み、リストウインドウ1101に測定単色NoとRGB単色階調性γ値を表示する。
1103は、RGB階調性γ値編集ボタンである。このRGB階調性γ値編集ボタン1103を操作すると、図12に示す設定画面(設定ダイアログ)が表示される。この図12の設定画面では、ユーザは、測定単色NoとRGB単色階調性γ値を設定することができる。
1104は、出力ファイル指定ボタンである。この出力ファイル指定ボタン1104を操作すると、測定単色NoとRGB単色階調性γ値の出力先を指定することができる。1105は、画像補正(補正パラメータ作成)ボタンである。この画像補正ボタン1105を操作すると、上述の画像補正処理を実行し、その処理結果である画像補正情報を、出力ファイル指定ボタン1104により指定された出力先(例えば、HDD105のアドレス)に保存する。1106は、終了ボタンである。この終了ボタン1106を操作すると、画像補正アプリケーションを終了し、ユーザインタフェース1100を閉じる。
次に、上記の設定画面について説明する。
図12は本発明の実施形態3の設定画面を示す図である。
設定画面1200において、1201及び1202はそれぞれエディットボックスである。エディットボックス1201では、編集対象の色の測定単色Noを変更することができる。また、エディットボックス1202では、RGB単色階調性γ値を変更することができる。
そして、1203は修正ボタンである。この修正ボタン1203を操作すると、現在選択されている測定単色NoとRGB単色階調性γ値に、エディットボックス1201及び1202で設定されている測定単色NoとRGB単色階調性γ値を上書きする。そして、この修正ボタン1203に対する操作がなされると、操作されたボタンに対応する動作を実行した後に、処理対象の測定単色NoとRGB単色階調性γ値を目標色再現情報としてメインメモリ204に記憶して、設定画面400を閉じる。
次に、画像補正アプリケーション動作について、図13の状態遷移図を用いて説明する。
図13は本発明の実施形態3の画像補正アプリケーションの動作を示す状態遷移図である。
ステート1301では、目標色再現情報の初期設定値を読込等の初期化動作を行う。
次に、ステート1302では、図11のユーザインタフェース1100でのユーザ操作判断待ち状態となる。測定単色階調性ファイル指定ボタン1102が操作されると、ステート1303へ移行する。RGB単色階調性γ値編集ボタン1103が操作されると、ステート1304へ移行する。出力ファイル指定ボタン1104が操作されると、ステート1305へ移行する。画像補正ボタン1105が操作されると、ステート1306へ移行する。終了ボタン1106が操作されると、ステート1307へ移行する。
ステート1304では、測定色RGBの並び順とRGB単色階調性γ値を記載した測定単色階調性γ値ファイルを指定する。
ステート1305では、出力先となる出力ファイルを指定する。
ステート1306では、図12の設定画面1200を表示して、測定単色NoとRGB単色階調性γ値の編集状態に入る。ここでの操作は、上述した通りである。
ステート1307では、次に説明する図14のフローチャートに従って、階調変換による画像補正処理の実行後に、その処理結果をHDD105に保存する。
ステート1308では、メモリ開放等の終了動作を行った後、画像補正アプリケーション動作を終了する。
次に、ステップS1005(ステート1307)におけるRGB単色信号値階調特性を作成する1DLUT作成処理の詳細について、図14を用いて説明する。
図14は本発明の実施形態3の1DLUT作成処理の詳細を示すフローチャートである。
ステップS1401では、メモリ領域の確保等の初期設定を行う。ステップS1402では、RGB単色最大信号値及びW信号値に対応する補正対象の測定値(Y値(輝度値))を取得する。ステップS1403では、取得した輝度値及び、図11にて設定されたRGB単色階調性γ値を用いて、RGB単色信号値に対応する1DLUTを作成し、HDD105に保存する。ステップS1404では、1DLUT作成処理を終了する。
次に、ステップS1006におけるRGB単色信号値階調特性を補正する補正用1DLUT作成処理の詳細について、図15を用いて説明する。
図15は本発明の実施形態3の補正用1DLUT作成処理の詳細を示すフローチャートである。
ステップS1501では、メモリ領域の確保等の初期設定を行う。ステップS1502では、ステップS1002にて設定したRGB単色最大信号値及びW信号値について、あらかじめ保持しているランプ消耗前のRGB単色最大信号値及びW信号値に対応する初期輝度値を補間演算により算出する。これにより、ランプ消耗前(例えば、工場出荷時)の当該RGB単色最大信号値及びW信号値に対応する初期輝度値からなる所定階調特性情報を得ることができる。
ステップS1503では、ステップS1005にて作成したRGB単色信号値階調特性である1DLUTと所定階調特性情報とから、RGB単色最大信号値及びW信号値の測定値に対応する、初期輝度値における輝度値を補間演算により算出する。
ステップS1504では、算出された輝度値に対する例外処理として、ステップS1503にて算出された輝度値が最大輝度値(測定値の最大輝度値)よりも大きい場合は、最大輝度値にクリップするものとし、小さい場合は算出した輝度値を採用する。
ステップS1505では、設定された測定単色値Noの指定した測定値総てについて処理が完了したか否かを判定する。処理が完了していない場合(ステップS1505でNO)、ステップS1502に戻り、設定された測定単色値Noの指定した測定値総てについて処理が完了するまで、ステップS1502〜ステップS1504の処理を繰り返し実行する。一方、処理が完了した場合(ステップS1505でYES)、ステップS1506に進む。
ステップS1506では、ステップS1503〜ステップS1505にて算出された輝度値を用いて、RGB単色信号値に対応する補正用1DLUTを作成し、HDD105に保存する。ステップS1507では、補正用1DLUT作成処理を終了する。
以上説明したように、実施形態3によれば、RGB最大信号値及びW信号値の測定値と、あらかじめ保持しているRGB最大信号値及びW信号値から、1DLUTを生成し、その1DLUTに基づいて、入力信号値に対し、出力装置の出力輝度レンジ内にてあらかじめ保持しているRGB単色信号値の輝度に相当するRGB単色信号値(出力信号値)への補正を行い、経時変化による出力装置の出力輝度の低下(ランプ消耗)に拠らず一定に輝度を保持することができる。
また、RGB最大信号値及びW信号値によってのみ1DLUTを作成するため、測定色数の軽減や計算速度の向上とメモリ領域の節約が可能である。
<他の実施形態>
<階調特性作成>
上記実施形態では、階調特性としてRGB単色の1DLUTを用いたが、γ近似(指数関数近似)による非線形変換を用いることも可能である。また、対数演算等の様々な演算を組み合わせることも可能である。
<クリッピング例外処理>
上記実施形態では、ステップS704での例外処理として、輝度レンジ以上の補間については最大輝度値にクリップしていたが、ハイライト付近の階調特性については、スプライン曲線等を用いて滑らかに接続することも可能である。
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の実施形態1の画像処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1の画像補正アプリケーションが実行する画像補正処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1の画像補正用のユーザインタフェースを示す図である。 本発明の実施形態1の設定画面を示す図である。 本発明の実施形態1の画像補正アプリケーションの動作を示す状態遷移図である。 本発明の実施形態1の1DLUT作成作成処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1の補正用1DLUT作成処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2の1DLUT作成作成処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2の補正用1DLUT作成処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2の画像補正アプリケーションが実行する画像補正処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態3の画像補正用のユーザインタフェースを示す図である。 本発明の実施形態3の設定画面を示す図である。 本発明の実施形態3の画像補正アプリケーションの動作を示す状態遷移図である。 本発明の実施形態3の1DLUT作成処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の実施形態3の補正用1DLUT作成処理の詳細を示すフローチャートである。
符号の説明
101 CPU
102 メインメモリ
103 SCSI I/F
104 ネットワーク I/F
105 HDD
106 グラフィックアクセラレータ
107 カラーモニタ
108 RS−232Cユニット
109 カラープリンタ
110 キーボード/マウスコントローラ
111 キーボード
112 マウス
113 LAN
114 システムバス

Claims (9)

  1. 色処理装置により、光源を有する表示装置で画像を表示する場合の色再現情報を生成する色処理方法であって、
    前記表示装置で表示された測定用画像に対する測定値を取得する取得工程と、
    前記取得工程で取得した測定値に基づいて、該測定値における階調特性情報を生成する生成工程と、
    前記生成工程で生成した階調特性情報と、所定階調特性情報とに基づいて、入力信号値から出力信号値を再現するための階調特性情報を生成する階調特性情報生成工程と
    を備えることを特徴とする色処理方法。
  2. 前記表示装置で表示する測定用画像の色を設定する設定工程を更に備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の色処理方法。
  3. 前記取得工程は、前記測定値として、前記表示装置の表示色の三刺激値それぞれにおける測定値を取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の色処理方法。
  4. 前記取得工程は、前記測定値として、前記表示装置の表示色の三刺激値それぞれにおける等量グレイ測定値を取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の色処理方法。
  5. 前記取得工程は、前記測定値として、前記表示装置の表示色の三刺激値それぞれにおける最大測定値を取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の色処理方法。
  6. 前記階調特性情報生成工程は、処理対象の複数種類の入力信号値それぞれに対し、前記所定階調特性情報から得られる輝度値が、前記生成工程で生成した階調特性情報から得られる最大輝度値より大きい場合、該輝度値を前記最大輝度値にクリップし、小さい場合は、その輝度値を採用する処理を実行し、その処理によって得られる輝度値群に基づいて、前記入力信号値から出力信号値を再現するための階調特性情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の色処理方法。
  7. 光源を有する表示装置で画像を表示する場合の色再現情報を生成する色処理装置であって、
    前記表示装置で表示された測定用画像に対する測定値を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した測定値に基づいて、該測定値における階調特性情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段で生成した階調特性情報と、所定階調特性情報とに基づいて、入力信号値から出力信号値を再現するための階調特性情報を生成する階調特性情報生成手段と
    を備えることを特徴とする色処理装置。
  8. 色処理装置を制御することによって、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の色処理方法を実行することを特徴とするプログラム。
  9. 請求項8に記載されたプログラムが記録されたことを特徴とする記録媒体。
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