JP2008241949A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザによる透明保護板の取り外しを容易に行うことを可能とし、ユーザにとっての利便性を従来よりも向上させる。
【解決手段】平面状の表示面を有する表示パネルを備えて構成された表示装置において、前記表示パネルの前面側を囲う画枠フレーム11と、前記表示面のサイズに合わせた開口を有して前記画枠フレーム11の前面側から当該画枠フレーム11に対して着脱可能に装着されるマスク12と、前記画枠フレーム11と前記マスク12との間に配されて前記表示面を保護する透明保護板13と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】平面状の表示面を有する表示パネルを備えて構成された表示装置において、前記表示パネルの前面側を囲う画枠フレーム11と、前記表示面のサイズに合わせた開口を有して前記画枠フレーム11の前面側から当該画枠フレーム11に対して着脱可能に装着されるマスク12と、前記画枠フレーム11と前記マスク12との間に配されて前記表示面を保護する透明保護板13と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、表示装置に関する。
近年、液晶ディスプレイ(LCD)や有機エレクトロルミネッセンス(EL)ディスプレイ等のフラットパネルディスプレイと呼ばれる表示装置が広く普及している。
このような表示装置の中には、ディスプレイ表示面がガラス板、アクリル樹脂板、ポリカーボネート板等からなる透明保護板によって覆われて、これにより当該ディスプレイ表示面が保護されるように構成されたものがある(例えば、特許文献1,2参照)。
このような表示装置の中には、ディスプレイ表示面がガラス板、アクリル樹脂板、ポリカーボネート板等からなる透明保護板によって覆われて、これにより当該ディスプレイ表示面が保護されるように構成されたものがある(例えば、特許文献1,2参照)。
図5は、従来の表示装置における保護板取付構造の一具体例を示す断面図である。図例の表示装置は、液晶パネル等の表示パネル21を収納した筐体にベゼルと称される矩形枠状の画枠フレーム22が組み合わされて構成されている。そして、表示パネル21の前面側には実際に画像等の表示が行われる表示領域を囲むように防塵作用やクッション作用を奏する弾性材23が配設されるとともに、その弾性材23を介して当該表示領域を覆うように透明保護板24が配され、さらにはその透明保護板24を画枠フレーム22が表示パネル21の側に押圧して弾性材23を押し潰した状態とし、これにより透明保護板24が画枠フレーム22と弾性材23とに挟まれて支持されるようになっている。
ところで、透明保護板24は、光反射防止処理を施しても、当該透明保護板24での光反射を皆無にすることが困難である。そのため、表示装置のユーザは、透明保護板24での光反射による表示面の視認性悪化を避けるべく、透明保護板24が装着されてない状態での当該表示装置の使用を希望する場合がある。
また、透明保護板24は、表示パネル21の表示面を保護するものであるため汚れや傷等が付く可能性が高いが、傷等の程度によっては当該透明保護板24自体の新品への交換が必要になることもあり得る。
また、透明保護板24は、表示パネル21の表示面を保護するものであるため汚れや傷等が付く可能性が高いが、傷等の程度によっては当該透明保護板24自体の新品への交換が必要になることもあり得る。
しかしながら、従来における表示装置は、透明保護板24が画枠フレーム22の内部に組み込まれており、しかも当該画枠フレーム22が筐体からの分離に対応した構造ではないたため、ユーザによる透明保護板24の取り外しを行うことができない。したがって、透明保護板24が装着されてない状態での使用をユーザが希望したり、透明保護板24自体の新品への交換が必要になっても、ユーザがこれらの場合に適切に対応することができず、必ずしもユーザにとっての利便性が優れているとは言えない。
そこで、本発明は、ユーザによる透明保護板の取り外しを容易に行うことを可能とし、これによりユーザにとっての利便性を従来よりも向上させることのできる表示装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために案出された表示装置で、平面状の表示面を有する表示パネルと、前記表示パネルの前面側を囲う画枠フレームと、前記表示面のサイズに合わせた開口を有して前記画枠フレームの前面側から当該画枠フレームに対して着脱可能に装着されるマスクと、前記画枠フレームと前記マスクとの間に配されて前記表示面を保護する透明保護板とを備えることを特徴とする表示装置である。
上記構成の表示装置によれば、画枠フレームの前面側には着脱可能なマスクが装着されており、そのマスクと画枠フレームとの間に透明保護板が配されているので、マスクを画枠フレームから取り外せば透明保護板についても取り外すことが可能となり、その透明保護板の取り外しが容易なものとなる。
本発明に係る表示装置では、透明保護板の着脱が非常に容易になるので、ユーザが透明保護板有りの状態と無しの状態とのどちらで表示装置を仕様するか選択することが可能となり、また透明保護板と表示パネルとの間にゴミ等の異物が侵入した場合で当該透明保護板を取り外して容易に除去することが可能となり、さらには透明保護板の交換が必要になった場合でもユーザが容易にこれに対応することができるので、ユーザにとっては従来に比べて非常に利便性に優れたものとなる。表示装置の製造工程においても、表示パネルおよび画枠フレームセットが完全に組み立てが終わってから透明保護板を取り付ければよいので、当該透明保護板と表示パネルとの間に異物が入らないように慎重に作業を行うが、当該透明保護板の取付工程において容易に実現することができ、結果として表示装置の生産効率が上がることが期待できる。
以下、図面に基づき本発明に係る表示装置について説明する。
ここで例に挙げて説明する表示装置は、表示パネルを収納した筐体の前面側(表示パネルの表示面側)に、ベゼルユニットが組み合わされて構成されたものである。
表示パネルは、例えば液晶表示パネルからなるもので、矩形平面状の表示面を有し、その表示面を用いて動画または静止画の表示出力を行うものである。ただし、表示パネルは、平面状の表示面を有して動画または静止画の表示出力を行うものであれば、有機ELパネル、プラズマパネル、陰極線管等からなるものであってもよい。この表示パネルの詳細構成およびその動作制御手法については、従来と同様であるため、ここではその説明を省略する。
表示パネルは、例えば液晶表示パネルからなるもので、矩形平面状の表示面を有し、その表示面を用いて動画または静止画の表示出力を行うものである。ただし、表示パネルは、平面状の表示面を有して動画または静止画の表示出力を行うものであれば、有機ELパネル、プラズマパネル、陰極線管等からなるものであってもよい。この表示パネルの詳細構成およびその動作制御手法については、従来と同様であるため、ここではその説明を省略する。
一方、表示パネルの前面側を覆うベゼルユニットは、以下に述べるように構成されている。
図1は、本発明に係る表示装置の要部構成例を示す図であり、ベゼルユニットの構成例を示す分解斜視図である。
図例のベゼルユニット10は、ベゼルと称される矩形枠状の画枠フレーム11と、その画枠フレーム11に装着されるマスク12および透明保護板13と、を備えて構成されている。
図1は、本発明に係る表示装置の要部構成例を示す図であり、ベゼルユニットの構成例を示す分解斜視図である。
図例のベゼルユニット10は、ベゼルと称される矩形枠状の画枠フレーム11と、その画枠フレーム11に装着されるマスク12および透明保護板13と、を備えて構成されている。
画枠フレーム11は、例えば樹脂材料または金属材料によって成型されたもので、表示装置を構成する前面体裁部品であるベゼルユニット10の土台となるものである。さらに詳しくは、表示パネルを収納する筐体(ただし、いずれも不図示)の外形形状に合致する外形形状を有した矩形枠状のもので、当該筐体に常時装着されて用いられる。なお、矩形枠状の開口部分の大きさは、表示パネルの表示面における実効表示領域サイズよりも大きければよく、特に限定されるものではない。
マスク12は、例えば樹脂材料または金属材料によって成型されたもので、表示装置の前面体裁部品であるベゼルユニット10のうちで当該表示装置の表示画面サイズを決定する体裁部品となるものである。さらに詳しくは、画枠フレーム11における開口を部分的に塞ぐ矩形枠状のもので、当該矩形枠状の開口部分が表示装置の表示画面サイズ、すなわち表示パネルの表示面における実効表示領域サイズと合致する大きさに形成されている。
そして、マスク12は、画枠フレーム11の前面側に装着されるようになっている。ただし、マスク12は、詳細を後述するように、当該画枠フレーム11に対して着脱可能に装着される。
つまり、マスク12は、表示パネルの表示面のサイズに合わせた開口を有して、画枠フレーム11の前面側から当該画枠フレーム11に対して着脱可能に装着されるものである。
そして、マスク12は、画枠フレーム11の前面側に装着されるようになっている。ただし、マスク12は、詳細を後述するように、当該画枠フレーム11に対して着脱可能に装着される。
つまり、マスク12は、表示パネルの表示面のサイズに合わせた開口を有して、画枠フレーム11の前面側から当該画枠フレーム11に対して着脱可能に装着されるものである。
透明保護板13は、表示パネルの表示面の傷付きを防止するために、当該表示面の全面を覆うように配されるガラス板、アクリル樹脂板、ポリカーボネート板等からなるものである。さらに詳しくは、画枠フレームと前記マスクとの間に配された状態で支持され、これにより表示パネルの表示面を保護するようになっている。
以上のような構成のベゼルユニット10を備えた表示装置では、例えば表示パネルの表示面を囲むように配設される弾性材(ただし不図示)の弾性を利用しつつ、画枠フレーム11とマスク12との間に透明保護板13が配された状態で、当該透明保護板13が支持固定される。そして、マスク12が、画枠フレーム11の前面側から着脱可能に装着されている。したがって、マスク12を画枠フレーム11から取り外せば、これらの間に配されている透明保護板13についても取り外すことが可能となり、その透明保護板13の取り外しが容易なものとなる。
図2は、ベゼルユニットの他の構成例を示す分解斜視図である。
図例のベゼルユニット10′は、画枠フレーム11、マスク12および透明保護板13に加えて、ブラケット14を備えている点で、上述した構成例とは異なる。
図例のベゼルユニット10′は、画枠フレーム11、マスク12および透明保護板13に加えて、ブラケット14を備えている点で、上述した構成例とは異なる。
ブラケット14は、マスク12の背面に取り付けられて当該マスク12の背面側に透明保護板13を装着固定するための固定具として機能するものである。すなわち、このブラケット14とマスク12との間に透明保護板13を挟持した状態で、当該ブラケット14がネジ等の締結具により当該マスク12に取り付けられることで、当該透明保護板13がマスク12の背面側に装着固定されるのである(図中矢印A参照)。なお、ブラケット14の形状や形成材料等は、透明保護板13の装着固定が可能であれば、特に限定されるものではない。
このような構成のベゼルユニット10′を備えた表示装置では、ブラケット14により透明保護板13が装着固定された状態のマスク12が、画枠フレーム11に着脱されることになる。つまり、マスク12、透明保護板13およびブラケット14が合体した状態で、画枠フレーム11に対して着脱されるのである(図中矢印B参照)。したがって、このような構成においても、マスク12を画枠フレーム11から取り外せば、当該マスク12に合体した透明保護板13についても取り外すことが可能となり、その透明保護板13の画枠フレーム11からの取り外しが容易なものとなる。しかも、ブラケット14が透明保護板13をマスク12に装着固定するので、透明保護板13の画枠フレーム11への装着の際には、当該透明保護板13のマスク12への固定を経た後に、これらマスク12および透明保護板13の画枠フレーム11への装着を行うことになり、また、透明保護板13の画枠フレーム11からの取り外しの際には、画枠フレーム11からマスク12を取り外しても、直ちに透明保護板13が外れてしまうことがない。そのため、着脱の際の透明保護板13の取り扱い(破損防止等)がブラケット14無しの場合に比べて容易化し、また当該容易化を通じて着脱作業の効率化も期待できる。
なお、ブラケット14は、マスク12ではなく、画枠フレーム11に取り付けられるものであってもよい。その場合に、透明保護板13は、マスク12の背面ではなく、画枠フレーム11の前面側に装着固定されることになるが、画枠フレーム11の前面側に装着固定されても、透明保護板13の着脱作業時における当該透明保護板13の取り扱い容易化や当該着脱作業の効率化等は、マスク12の背面に装着固定される場合と同様に実現可能である。
マスク12の画枠フレーム11への装着は、ブラケット14無し(図1参照)とブラケット14有り(図2参照)のいずれの場合も、当該マスク12の装着固定を行うためのマスク固定機構を用いて行う。
マスク固定機構としては、マスク12の着脱を容易化し、かつ、当該マスク12の画枠フレーム11への装着固定を確実なものとすべく、以下に説明するようなマスク固定バネとこれに対応するバネ受け凸形状部とから構成されるものが挙げられる。
図3は、本発明に係る表示装置の要部構成例を示す図であり、マスク固定機構の構成例を示す分解斜視図である。
図例のマスク固定機構15は、マスク12の背面側から画枠フレーム11の側に向けて立設されたマスク固定バネ16と、このマスク固定バネ16に対応するように画枠フレーム11の内部構成部品11aに配設されたバネ受け凸形状部17と、から構成されている。
図例のマスク固定機構15は、マスク12の背面側から画枠フレーム11の側に向けて立設されたマスク固定バネ16と、このマスク固定バネ16に対応するように画枠フレーム11の内部構成部品11aに配設されたバネ受け凸形状部17と、から構成されている。
マスク固定バネ16は、一端が固定端で他端が自由端である片持ち支持された板バネからなるもので、マスク12の背面の複数個所(例えば4箇所)に設けられて用いられる。そして、マスク固定バネ16における自由端の側には、バネ受け凸形状部17と係合する係合溝16aが、マスク12の着脱方向(図中矢印C参照)と直交する方向に延びるように形成されている。
バネ受け凸形状部17は、マスク固定バネ16における係合溝16aと係合するように形成された凸形状の突起部からなるものである。なお、当該突起部の形状については、係合溝16aと係合するものであれば、特に限定されるものではない。
このような構成のマスク固定機構15によれば、マスク固定バネ16の係合溝16aとバネ受け凸形状部17との係合および当該係合状態からの解除が、当該マスク固定バネ16の弾性変形を利用して行われる。つまり、マスク12の画枠フレーム11への装着時には、当該マスク12を画枠フレーム11の方向へ押し込むことで、マスク固定バネ16の弾性変形しつつ当該マスク固定バネ16の係合溝16aとバネ受け凸形状部17とが係合するとともに、その係合状態がマスク固定バネ16の弾性力によって保持されることになる。また、マスク12の画枠フレーム11からの取り外し時には、当該マスク12を前面側の方向へ引き出すことで、マスク固定バネ16の弾性変形によって当該マスク固定バネ16の係合溝16aとバネ受け凸形状部17との係合状態が解除されることになる。したがって、専用の工具等を要することなくマスク12の着脱が行えるので当該着脱が容易なものとなり、またマスク固定バネ16の弾性力を利用した保持によってマスク12の画枠フレーム11への装着固定が確実なものとなる。
ところで、マスク12の画枠フレーム11への装着固定は、マスク12と画枠フレーム11との間に透明保護板13が介在する場合と透明保護板13が介在しない場合とに対応して行うことが考えられる。透明保護板13が装着されてない状態での表示装置の使用を、ユーザが希望することもあり得るからである。
しかしながら、透明保護板13が装着されてない状態とする場合に、単に透明保護板13を取り外しただけでは、当該透明保護板13の厚さ分の隙間がマスク12と表示パネルの表示面との間にできてしまい、表示装置としての体裁が悪くなってしまうおそれがある。
しかしながら、透明保護板13が装着されてない状態とする場合に、単に透明保護板13を取り外しただけでは、当該透明保護板13の厚さ分の隙間がマスク12と表示パネルの表示面との間にできてしまい、表示装置としての体裁が悪くなってしまうおそれがある。
このことから、マスク固定機構15は、透明保護板13を取り外した際にマスク12が当該透明保護板13の厚さ分だけ表示パネルの表示面に近づいた位置で装着されるように、当該透明保護板13の板厚分固定位置が相違する2段固定構造を有している。具体的には、マスク固定バネ16に2つの係合溝16aが形成されているとともに、各係合溝16aの形成ピッチが透明保護板13の板厚に合致するように形成されている。
このような構成のマスク固定機構15によれば、マスク12と画枠フレーム11との間に透明保護板13が介在する場合には、マスク固定バネ16の自由端の側に位置する係合溝16aがバネ受け凸形状部17と係合し、これによりマスク12および透明保護板13が画枠フレーム11に装着されてベゼルユニット10,10′を構成する。一方、マスク12と画枠フレーム11との間に透明保護板13が介在しない場合には、マスク固定バネ16の固定端の側に位置する係合溝16aがバネ受け凸形状部17と係合し、これによりマスク12が透明保護板13を介在させることなく画枠フレーム11に装着されてベゼルユニット10,10′を構成することになる。したがって、透明保護板13が装着されてない状態としても、その透明保護板13の厚さ分だけマスク12が表示パネルの表示面に近づいた位置に装着されるので、当該透明保護板13の厚さ分の隙間がマスク12と表示パネルの表示面との間にできてしまうことがなく、表示装置としての体裁が悪くなってしまうのを回避することができる。
なお、ここでは、マスク固定機構15が、マスク12の側に設けられたマスク固定バネ16と、画枠フレーム11の側に設けられたバネ受け凸形状部17とから構成されている場合を例に挙げたが、互いに係合する溝と突起の関係は逆であっても構わない。すなわち、マスク12の側にバネ受け凸形状部17が設けられ、画枠フレーム11の側にマスク固定バネ16が設けられていても構わない。また、2段固定構造は、2つの係合溝16aと1つのバネ受け凸形状部17ではなく、1つの係合溝16aと2つのバネ受け凸形状部17によっても実現可能である。つまり、マスク固定機構15は、上述した構成例に限定されることはなく、周知技術を利用して適宜変形しても構わない。したがって、バネの弾性を利用するのではなく、例えばネジ等の締結具を利用してマスク12と画枠フレーム11とを固定してもよく、その場合にはネジ穴を長穴化する等の手法により2段固定構造を実現することが考えられる。
マスク12と画枠フレーム11との2ピース構造のベゼルユニット10,10′は、表示装置を構成する前面体裁部品であるため審美性が求められる。例えば、表示パネルの表示面の画枠に相当するベゼルユニット10,10′は、極力目立たぬように、枠太さが小さいことが求められるといった具合である。
このことから、マスク12と画枠フレーム11とは、その外周端縁位置が一致する部分を有するように形成されている(例えば、図1または図2中におけるベゼルユニット10,10′の側端縁位置参照)。外周端縁位置が一致する部分は、ベゼルユニット10,10′の全周に及んでもよいし、一部分のみであってもよい。また、一部分のみの場合には、図1または図2に示すような側端縁位置ではなく、ベゼルユニット10,10′の上端縁位置または下端縁位置が一致してもよい。
このような外周端縁位置が一致する部分を有するベゼルユニット10,10′において、マスク12と画枠フレーム11との間に透明保護板13が介在する場合には、マスク固定機構15の2段固定構造によりマスク12が画枠フレーム11から透明保護板13の厚み分離れた位置に取り付く。そのため、マスク12と画枠フレーム11の外周端縁位置が一致する部分では、透明保護板13が介在する場合に、マスク12と画枠フレーム11の間に隙間ができてしまうことになる。この隙間は、漏れ光が生じる要因となるため、その存在は好ましくない。
そこで、2段固定構造のマスク固定機構15を用いてマスク12が画枠フレーム11に装着されるベゼルユニット10,10′においては、当該2段固定構造によって画枠フレーム11とマスク12と間に生じる隙間を塞ぐリブを、当該画枠フレーム11に設置することが考えられる。
図4は、本発明に係る表示装置の要部構成例を示す図であり、隙間を塞ぐリブの構成例を示す説明図である。
図4(a)に示す例では、マスク12と画枠フレーム11との外周端縁位置が一致する部分であるベゼルユニット10,10′の側端縁位置に沿うように、当該画枠フレーム11からマスク12の側へ向けて立設された壁状のリブ18が設けられている。このリブ18は、透明保護板13の厚み分に応じたマスク12と画枠フレーム11との隙間を塞ぐものであるため、その壁状の形成高さも、当該透明保護板13の厚み分よりも大きいものとする。
図4(a)に示す例では、マスク12と画枠フレーム11との外周端縁位置が一致する部分であるベゼルユニット10,10′の側端縁位置に沿うように、当該画枠フレーム11からマスク12の側へ向けて立設された壁状のリブ18が設けられている。このリブ18は、透明保護板13の厚み分に応じたマスク12と画枠フレーム11との隙間を塞ぐものであるため、その壁状の形成高さも、当該透明保護板13の厚み分よりも大きいものとする。
このようなリブ18が画枠フレーム11に設置されて構成されたベゼルユニット10,10′では、図4(b)に示すように、透明保護板13が介在していると、マスク12と画枠フレーム11とが当該透明保護板13の厚さ分だけ離れるが(図中D参照)、その内側箇所にてリブ18が隙間を塞ぐように設置されているため、当該マスク12と当該画枠フレーム11との間に隙間が生じてしまうことがない。したがって、表示パネルからの光が表示面以外の箇所から外部へ漏れてしまったり、外部からベゼルユニット10,10′の内部が見えたりすることがない。
また、透明保護板13が介在していない場合には、図4(c)に示すように、マスク12が画枠フレーム11に近づくので、当該マスク12当該画枠フレーム11との間に隙間が生じてしまうことはないが、このときに画枠フレーム11に設置されているリブ18がマスク12の内方に収まるようになっており、当該リブ18がマスク固定機構15の2段固定構造による作用を阻害してしまうことはない。
なお、ここでは、リブ18が画枠フレーム11に設置されている場合を例に挙げたが、当該リブ18は、マスク12と画枠フレーム11との少なくとの一方に設けられていればよい。すなわち、マスク12と画枠フレーム11との間に隙間を塞ぎ得るものであれば、上述したように画枠フレーム11の側に設置されていても、これとは逆にマスク12の側に設置されていても、あるいはマスク12と画枠フレーム11との両方に設置されていてもよい。
以上に説明した実施形態は、本発明の好適な一実施具体例に過ぎず、本発明がその内容に限定されるものではない。つまり、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
10,10′…ベゼルユニット、11…画枠フレーム、12…マスク、13…透明保護板、14…ブラケット、15…マスク固定機構、16…マスク固定バネ、16a…係合溝、17…バネ受け凸形状部、18…リブ
Claims (3)
- 平面状の表示面を有する表示パネルと、
前記表示パネルの前面側を囲う画枠フレームと、
前記表示面のサイズに合わせた開口を有して前記画枠フレームの前面側から当該画枠フレームに対して着脱可能に装着されるマスクと、
前記画枠フレームと前記マスクとの間に配されて前記表示面を保護する透明保護板と
を備えることを特徴とする表示装置。 - 前記マスクの装着固定を行うためのマスク固定機構を備えるとともに、
前記マスク固定機構は、前記透明保護板の板厚分固定位置が相違する2段固定構造を有している
ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。 - 前記画枠フレームと前記マスクとの少なくとの一方には、前記2段固定構造によって前記画枠フレームと前記マスクと間に生じる隙間を塞ぐリブが設置されている
ことを特徴とする請求項2記載の表示装置。
Priority Applications (1)
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