JP2008241919A - 楽曲データ提供システム及びサイト - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単なユーザインターフェースしか持たない電子音楽装置であっても、多数の選曲リストの中から所望の選曲リストを容易に選択することができるようにすること。
【解決手段】この楽曲データ提供システムでは、PC用及び電子楽器用サイトSP,SMから成る楽曲データ提供サイトに対して、PC端末TP及び電子楽器TMは通信ネットワークCNを介して各サイトSP,SMと夫々通信可能である。データベースDBaには多数の楽曲データが蓄積され、データベースDBcには、再生する楽曲を順次指示する既存選曲リストが楽曲再生用番組として多数用意されている。PC端末TPは、PC用サイトSPにアクセスして、既存選曲リストからユーザ所望の選曲リストを選択し、データベースDBbに記憶させる。電子楽器TMは、電子楽器用サイトSMにアクセスし、データベースDBbから読み出した選曲リストに従って順次提供される楽曲データを再生する。
【選択図】図1
【解決手段】この楽曲データ提供システムでは、PC用及び電子楽器用サイトSP,SMから成る楽曲データ提供サイトに対して、PC端末TP及び電子楽器TMは通信ネットワークCNを介して各サイトSP,SMと夫々通信可能である。データベースDBaには多数の楽曲データが蓄積され、データベースDBcには、再生する楽曲を順次指示する既存選曲リストが楽曲再生用番組として多数用意されている。PC端末TPは、PC用サイトSPにアクセスして、既存選曲リストからユーザ所望の選曲リストを選択し、データベースDBbに記憶させる。電子楽器TMは、電子楽器用サイトSMにアクセスし、データベースDBbから読み出した選曲リストに従って順次提供される楽曲データを再生する。
【選択図】図1
Description
この発明は、電子楽器などの電子音楽装置のユーザが独自の選曲リストに基づいて楽曲データ提供サービスを受けることができる楽曲データ提供システムに関する。
従来より、パーソナルコンピュータなどのクライアントからコンテンツ配信サーバにアクセスしてコンテンツ配信サーバからクライアントに音楽などのコンテンツを配信するシステムが知られている。例えば、特許文献1には、特に、番組供給用のサーバ装置(コンテンツ配信サーバ)に予め用意されている多数の番組の中から、クライアントPC(パーソナルコンピュータ)のユーザ毎に好みに合った番組をお気に入り番組として登録し、このお気に入り番組の再生順にMIDIファイルやオーディオファイル等のコンテンツを再生することができる番組再生システムが開示されている。
特開2003−6096号公報
しかしながら、この番組再生システムは、ユーザが登録したお気に入り番組に含まれる音楽コンテンツをパーソナルコンピュータで聴くようにしたシステムなので、楽曲データの再生利用に重点が置かれてそのための装備を惜しまないが、お気に入り番組にたどり着くまでには表示器や操作子の装備に制約があって簡単なユーザインターフェース(UI)しか持たない電子楽器などの専用の電子音楽装置では、多数の番組の中から所望の番組を選択することが困難である。
この発明は、このような事情に鑑み、簡単なユーザインターフェースしか持たない電子音楽装置であっても、多数の選曲リスト(番組)の中から所望の選曲リストを容易に選択することができる楽曲データ提供システムを提供することを目的とする。
この発明の主たる特徴に従うと、通信ネットワーク(CN)に接続される第1サイト(SP)、第2サイト(SM)、クライアント端末(TP)及び電子音楽装置(TM)から成る楽曲データ提供システムであって、第1サイト(SP)及び第2サイト(SM)が、多数の選曲リストを記憶した選曲リスト記憶手段(DBc,DBb)と多数の楽曲データを記憶した楽曲データ記憶手段(DBa)とを備えるデータベース(DS)を共用するシステムにおいて、第1サイト(SP)は、選曲リスト選択画面データをクライアント端末(TP)へと送信する選曲リスト選択画面送信手段(Sp5,Sp6)と、クライアント端末(TP)から受信した選曲リスト指定情報で指定された選曲リスト(Se;MyChannels)を選曲リスト記憶手段(DBc,DBb)に記憶する選曲リスト記憶制御手段(Sp7,Sp8)とを具備し、クライアント端末(TP)は、第1サイト(SP)から受信した選曲リスト選択画面データに基づいて選曲リスト選択画面を表示する画面表示手段(Tp6)と、画面表示手段により表示された選曲リスト選択画面に対するユーザ操作に基づいて多数の選曲リストの中から選択された選曲リストを指定する選曲リスト指定情報を第1サイト(SP)へと送信する選曲リスト指定情報送信手段(Tp7,Tp8)とを具備し、第2サイト(SM)は、電子音楽装置(TM)からの要求に応じて、選曲リスト指定情報で指定された選曲リスト(MyChannels)を選曲リスト記憶手段(DBc,DBb)から電子音楽装置(TM)へと送信する選曲リスト送信手段(Sm2,Sm3)と、電子音楽装置(TM)からの要求に応じて、選曲リスト送信手段により送信した選曲リスト(MyChannels)により特定される楽曲データを楽曲データ記憶手段(DBa)から電子音楽装置(TM)へと送信する楽曲データ送信手段(Sm4)とを具備し、電子音楽装置(TM)は、選曲リスト指定情報で指定された選曲リスト(MyChannels)の提供を第2サイト(SM)に要求する選曲リスト要求手段(Tm1〜Tm3)と、第2サイト(SM)から受信した選曲リストに基づいて楽曲データの提供を第2サイト(SM)に要求するデータ提供要求手段(Tm4)と、第2サイト(SM)から受信した楽曲データを再生する楽曲データ再生手段(Tm5,Tm6)とを具備する楽曲データ提供システム〔請求項1〕、並びに、通信ネットワーク(CN)を介してクライアント端末(TP)及び電子音楽装置(TM)とそれぞれ通信可能な第1サイト(SP)及び第2サイト(SM)からなる楽曲データ提供サイトであって、第1サイト(SP)及び第2サイト(SM)が、多数の選曲リストを記憶した選曲リスト記憶手段(DBc,DBb)と多数の楽曲データを記憶した楽曲データ記憶手段(DBa)とを備えるデータベース(DS)を共用するサイトにおいて、第1サイト(SP)は、選曲リスト選択画面データをクライアント端末(TP)へと送信する選曲リスト選択画面送信手段(Sp5,Sp6)と、クライアント端末(TP)から、選曲リスト選択画面データを利用して選択された選曲リストを指定する選曲リスト指定情報を受信する選曲リスト指定情報受信手段(Sp7)と、選曲リスト指定情報受信手段により受信された選曲リスト指定情報で指定された選曲リスト(Se;MyChannels)を選曲リスト記憶手段(DBc,DBb)に記憶する選曲リスト記憶手段(Sp7,Sp8)とを具備し、第2サイト(SM)は、電子音楽装置(TM)からの要求に応じて、選曲リスト指定情報で指定された選曲リスト(MyChannels)を選曲リスト記憶手段(DBc,DBb)から電子音楽装置(TM)へと送信する選曲リスト送信手段(Sm2,Sm3)と、電子音楽装置(TM)からの要求に応じて、選曲リスト送信手段により送信した選曲リスト(MyChannels)により特定される楽曲データを楽曲データ記憶手段(DBa)から電子音楽装置(TM)へと送信する楽曲データ送信手段(Sm4)とを具備する楽曲データ提供サイト〔請求項3〕が提供される。なお、括弧書きは、理解の便のために付記した実施例の参照記号用語等を表わし、以下においても同様である。
この発明による楽曲データ提供システムにおいて、楽曲データ再生手段(Tm5,Tm6)は、第2サイト(SM)から受信した楽曲データに基づいて、音源(8,9)、鍵盤(14)及び表示器の少なくとも何れか1つを駆動する〔請求項2〕ように構成することができる。
この発明による楽曲データ提供システム及びサイトでは(請求項1,3)、第1サイト(SP)及び第2サイト(SM)から成る楽曲データ提供サイトに対して、パーソナルコンピュータなどのクライアント端末(TP)及び電子楽器などの電子音楽装置(TM)は、通信ネットワーク(CN)を介して第1サイト(SP)及び第2サイト(SM)とそれぞれ通信可能である。第1及び第2サイト(SP,SM)は、再生すべき楽曲を順次指示するための選曲リスト〔ALL〕が、楽曲再生のための一種の番組として、多数用意された選曲リスト記憶手段(DBc,DBb)と多数の楽曲データを記憶した楽曲データ記憶手段(DBa)とを備えるデータベース(DS)を共用することができる。まず、クライアント端末(TP)は、第1サイト(SP)にアクセスして、選曲リスト記憶手段(DBc,DBb)に用意された選曲リスト〔ALL〕からユーザ所望の選曲リスト(Se;MyChannels)を選択し、選曲リスト記憶手段(DBc,DBb)に記憶しておく。そして、電子音楽装置(TM)は、第2サイト(SM)にアクセスし、選曲リスト記憶手段(DBc,DBb)から読み出した所望の選曲リスト(MyChannels)に従って第2サイト(SM)から順次提供される楽曲データを再生する。
より具体的に説明すれば、第1サイト(SP)は、クライアント端末(TP)からのアクセスに応じて選曲リスト選択画面データを送信する(Sp5,Sp6)。クライアント端末(TP)は、第1サイト(SP)から受信した選曲リスト選択画面データに基づいて選曲リスト選択画面を表示し、ユーザの選択操作により選曲リスト選択画面上で所望の選曲リストを指定する選曲リスト指定情報(選曲リスト設定情報)を第1サイト(SP)へと送信する(Tp6,Tp7)。第1サイト(SP)は、クライアント端末(TP)から受信した選曲リスト指定情報で指定された選曲リスト(MyChannels)を、用意された選曲リスト〔ALL〕から選択して選曲リスト記憶手段(DBc,DBb)に記憶する(Sp7,Sp8)。第2サイト(SM)は、電子音楽装置(TM)からのアクセス(Tm1)に応じて、第1サイト(SP)により選曲リスト指定情報の指定に従い選曲リスト記憶手段(DBc,DBb)に記憶された所望の選曲リスト(MyChannels)を取得して電子音楽装置(TM)に送信し(Sm2,Sm3)、電子音楽装置(TM)から選曲リスト(MyChannels)に基づく楽曲データの要求(Tm2,Tm3)があると、送信した選曲リスト(MyChannels)により特定される楽曲データを順次送信する(Sm4)。そして、電子音楽装置(TM)は、第2サイト(SM)から楽曲データを順次受信し再生する(Tm4〜Tm7)。
従って、この発明によれば、このように、多数の選曲リスト(番組)の中からユーザ用の選曲リストを選択しておく処理はパーソナルコンピュータ等のクライアント端末で行い、ユーザ用に選択した選曲リストによる楽曲データの提供は電子音楽装置で受けるようにしているので、簡単なユーザインターフェースしか持たない電子音楽装置であっても、多数の選曲リスト(番組)の中から所望の選曲リストを容易に選択することができ、簡単に所望の選曲リストに従った楽曲データの再生を楽しむことができる。
また、この発明による楽曲データ提供システムでは、第2サイト(SM)から受信した楽曲データを、音源部(8,9)の駆動、鍵盤(14)の駆動、或いは、演奏用表示器の駆動により再生するようにしているので(請求項2)、特に、MIDIデータを利用する電子楽器などの電子音楽装置において、所望の選曲リストに従った楽曲データの再生を楽しむことができる。
〔システムの概要〕
図1は、この発明の一実施例による楽曲データ提供システムの一構成例を示している。図1(1)はシステム全体の構成を示し、この楽曲データ提供システムは、インターネット等の広域通信ネットワークCNに接続されるWEBクライアント端末TP、電子音楽装置TM、第1WEBサイトSP及び第2WEBサイトSMから成る。WEBクライアント端末TPは、パーソナルコンピュータ(PC)で構成され、第1WEBサイトSPから必要なデータを受信し利用することができる。また、電子音楽装置TMは、電子楽器で構成され、第2WEBサイトSMから必要なデータを受信し利用することができる。
図1は、この発明の一実施例による楽曲データ提供システムの一構成例を示している。図1(1)はシステム全体の構成を示し、この楽曲データ提供システムは、インターネット等の広域通信ネットワークCNに接続されるWEBクライアント端末TP、電子音楽装置TM、第1WEBサイトSP及び第2WEBサイトSMから成る。WEBクライアント端末TPは、パーソナルコンピュータ(PC)で構成され、第1WEBサイトSPから必要なデータを受信し利用することができる。また、電子音楽装置TMは、電子楽器で構成され、第2WEBサイトSMから必要なデータを受信し利用することができる。
第1WEBサイトSPは、パーソナルコンピュータ(PC)端末TPからのアクセスにより、ユーザ毎の選曲リスト(Se)を設定するためのサーバコンピュータであり、WEBクライアント端末用或いはパーソナルコンピュータ(PC)用WEBサイトと呼ばれる。PC用WEBサイトSPは、楽曲データベースDBa、ユーザデータベースDBb、既存選曲リストデータベースDBc等から成るデータベースシステムDSを管理しており、ユーザ及び既存選曲リストデータベースDBb,DBcは、選曲リスト記憶手段として機能し、再生すべき楽曲データを順次指示するための選曲リスト(Se)を記憶する。
楽曲データベースDBaには多数の楽曲データ(単に「楽曲」ともいう)が蓄積されており、各楽曲データは、楽曲の実体を表わす演奏データ(MIDIデータ)やオーディオデータ(波形データ)等の楽曲データ本体に、楽曲の内容を説明した楽曲情報(Md)が付加されたものである。PC用WEBサイトSPは、PC端末TPからのアクセスにより、楽曲データベースDBaに蓄積されている楽曲データの中からユーザ所望の楽曲データを個別に選択し、選択された1乃至複数(n)の楽曲データの楽曲情報(Md)が記述された選曲リスト(Se)を作成し、個別選抜選曲リストとしてユーザデータベースDBbにユーザ毎に登録しておくことができる。このようにしてユーザにより作成された個別選抜選曲リストは、「MySelection」(マイセレクション)と呼ばれる。
また、既存選曲リストデータベースDBcには、予め、「ALL」(オール)と総称される多数の既存選曲リスト(例えば、最大既存選曲リスト数= 1,000)が蓄積されている。各既存選曲リストは、楽曲データベースDBaに蓄積された楽曲データの楽曲情報(Md)を複数の楽曲グループに分けて、各楽曲グループを構成する1乃至複数(n)の楽曲情報(Md)を記述した選曲リスト(Se)であり、これらの既存選曲リストは、例えば、音楽ジャンル毎、アーティスト毎などで検索可能に区分されて保持される。
PC用WEBサイトSPは、PC端末TPからのアクセスによって、ユーザは既存選曲リスト群(ALL)の中から任意の選曲リスト(Se)を任意の数(m)だけ選択し、選択された1乃至複数(m)の選曲リストをグループ別選抜選曲リストとしてユーザデータベースDBbにユーザ毎に登録しておくことができる。登録された各グループ別選曲リストは「MyChannel」(マイチャンネル)と呼ばれ、ユーザ毎のグループ別選曲リスト群は「MyChannels」(マイチャンネルズ)と総称される。なお、必要に応じて、例えば、予めPC用WEBサイトSP側で編集したお薦め選曲リスト等のその他の選曲リストを既存選曲リストデータベースDBcに用意しておくこともできる。また、これらの選曲リスト( MySelection,MyChannels,ALL,…)における個々の選曲リストは、「チャンネル」と呼ばれる情報単位で取り扱われる。
第2WEBサイトSMは、PC端末TPのユーザと同じユーザにより操作される電子楽器TMからのアクセスに応じて楽曲データを当該電子楽器TMに提供するためのサーバコンピュータであり、電子音楽装置用或いは電子楽器用WEBサイトと呼ばれる。電子楽器用WEBサイトSMはデータベースシステムDSをPC用WEBサイトSPと共用し、PC端末TP及び電子楽器TMで共通するユーザIDを用いることにより、同一ユーザに対して、PC用WEBサイトSPと電子楽器用WEBサイトSMは連携して動作(連動)することができる。これにより、電子楽器用WEBサイトSMは、電子楽器TMからのアクセスに応じて、ユーザにより既に作成された個別選抜選曲リスト( MySelection)や、多数の既存選曲リスト(ALL)の中から選択されたグループ別選曲リスト(MyChannels)等のユーザ選曲リストに基づいて楽曲データを電子楽器TMに提供することができる。
図1(2)は、電子楽器(電子音楽装置)のハードウエア構成ブロック図を示す。この発明の一実施例による楽曲データ提供システムにおける電子音楽装置TMには、音楽情報処理機能を有する専用機器として電子楽器が用いられる。電子楽器TMは、中央処理装置(CPU)1、ランダムアクセスメモリ(RAM)2、読出専用メモリ(ROM)3、外部記憶装置4、演奏操作検出回路5、設定操作検出回路6、表示回路7、音源回路8、効果回路9、MIDIインターフェース(I/F)10、通信インターフェース(I/F)11などを備え、これらの要素1〜11はバス12を介して互いに接続される。
CPU1は、RAM2及びROM3と共にデータ処理部として機能し、任意の制御プログラムに従い、タイマ13によるクロックを利用して楽曲データの再生処理を含む種々の音楽情報処理を実行する。RAM2は、これらの処理に際して必要な各種データを一時記憶するためのワーク領域として用いられ、例えば、再生処理の際には、WEBサイトSMを通じて取得された楽曲データを一時的に保持しておくことができる。また、ROM3には、これらの処理を実行するために必要な各種制御プログラムや制御データ等が予め記憶され、制御プログラムには、再生処理を実行するための楽曲再生プログラムが含まれる。
外部記憶装置4は、ハードディスク(HD)やフラッシュメモリ等の内蔵記憶媒体の外に、コンパクトディスク・リード・オンリィ・メモリ(CD−ROM)、フレキシブルディスク(FD)、光磁気(MO)ディスク、ディジタル多目的ディスク(DVD)、スマートメディア(登録商標)等の小型メモリカード、等々、種々の可搬性の外部記録媒体を含み、制御プログラム、演奏データ(MIDIデータ)やオーディオデータ(波形データ)を含む任意の楽曲データを任意の外部記憶装置4に記憶しておくことができる。
演奏操作検出回路5は、鍵盤などの演奏操作子14と共に演奏操作部を構成し、演奏操作子14の演奏操作内容を検出し、これに対応する演奏データをデータ処理部に導入する。また、鍵盤などの主演奏操作子には、演奏データ(MIDIデータ)に基づいて作動する自動操作機構が設けられており、演奏データ(MIDIデータ)に従って自動操作機構により主演奏操作子を駆動することができる。また、設定操作検出回路6は、キースイッチ等の設定操作子15と共に設定操作部を構成し、設定操作子15の設定操作内容を検出し、これに対応する設定データをデータ処理部に導入する。
表示回路7は、これに接続される表示装置16の表示/点灯内容をCPU1からの指令に従って制御する。表示装置16は、演奏操作や演奏データ(MIDIデータ)の再生に利用される演奏用表示要素と、種々の設定操作に利用される設定用表示要素を備える。例えば、演奏用表示要素には、鍵盤近傍に設けられ演奏データに従って押鍵ガイド等の各種表示を行う演奏用表示器(図示せず)があり、設定用表示要素には、LCD等の文字表示器(Dp)や各種確認ランプ(La,Lb,…)がある。設定用表示要素及びその表示制御部(7)は、設定操作部6,15と共に、この電子楽器TMにおけるユーザインターフェース(UI)の入出力部として機能する。
音源回路8及び効果回路9は、楽音信号生成部(音源部とも呼ばれる)として機能する。例えば、演奏操作検出回路5から入力された演奏データやRAM2や外部記憶装置4からの演奏データに応じて、音源回路8では楽音データ(波形データ)を発生し、効果回路9では楽音データから所定の効果が付与された楽音信号を生成する。また、効果回路9は、RAM2や外部記憶装置4からのオーディオデータに従った楽音信号を発生することもできる。効果回路9に後続するサウンドシステム17は、D/A変換部やアンプ、スピーカを備え、効果回路9からの楽音信号に基づく楽音を発生する。
MIDII/F10には、この電子楽器TMと同様にMIDI音楽情報処理機能を有する外部MIDI機器MDが接続され、MIDII/F11を通じてこの電子楽器TMと外部MIDI機器MDとの間でMIDIデータを授受することができる。通信I/F11には、インターネットやローカルエリアネットワーク(LAN)などの通信ネットワークCNが接続され、外部のサーバコンピュータSVから制御プログラムや楽曲データを取得することができる。サーバコンピュータSVには、インターネットCNに接続される電子楽器用WEBサイトSMが含まれ、電子楽器TMでは、電子楽器用WEBサイトSMからインターネットCNを介して配信される楽曲データを利用することができる。
WEBクライアント端末TPには、汎用の情報処理装置として機能するパーソナルコンピュータが用いられ、電子楽器TMと同一のユーザにより利用される。PC端末TPは、図1(2)と同様のハードウエア構成を有するが、音楽情報処理機能、すなわち、演奏操作部(5,14)、楽音信号生成部 (8,9)、サウンドシステム(17)及びMIDII/F(10)については、装備する必要はない。また、設定操作部(6,15)及び表示部(7,16)については、電子楽器TMに比べて十分なUI機能を有しており、通信I/F(11)及びインターネットCNを介してPC用WEBサイトSPと交信してユーザ選曲リスト(MySelection,MyChannels)を編集することができる。また、出力装置としてプリンタを設け、ユーザ選曲リスト等の楽曲情報をプリントアウトさせることができる。
PC用WEBサイトSP、電子楽器用WEBサイトSM及びデータベースシステムDSは、それぞれ、PC端末TPと同様のハードウエア構成を有する。データベースシステムDSは、各サイトSP,SMとLANなどの通信ネットワークで接続され、上述した楽曲データベースDBa、ユーザデータベースDBb、既存選曲リストデータベースDBc等が外部記憶装置に構築される。
PC用WEBサイトSPは、選曲リスト設定画面データ(以下、選曲画面データという)及び選曲リスト選択画面データを外部記憶装置に記憶している。ここで、選曲画面データは、楽曲データベースDBaに記憶されている多数の楽曲に関する楽曲情報(Md)から抽出された必要な項目情報をクライアント端末に表示させるためのデータであり、検索条件入力機能を有している。PC端末TPでは、選曲画面データに基づいて、予め用意された楽曲或いはWEBサイトSPで検索条件に従って検索された楽曲の項目情報が楽曲別にリスト形式で表示され、ユーザ操作により任意の楽曲を選択的に指定することができる。また、選曲リスト選択画面データは、既存選曲リストデータベースDBcに記憶されている多数の既存選曲リスト(ALL)に基づいて作成され、PC端末TPでは、選曲リスト選択画面データに基づいて、既存選曲リスト群(ALL)を構成する各選曲リスト(Se)のヘッダ情報から抽出された必要な項目情報が夫々の選曲リスト別にリスト形式で表示され、ユーザ操作により任意の選曲リスト(Se)を選択的に指定することができる。
電子楽器用WEBサイトSMは、ユーザデータベースDBbや既存選曲リストデータベースDBc等に記憶されたユーザ選曲リスト(MySelection,MyChannels)や既存選曲リスト(ALL)に基づいて作成されたチャンネルリスト(Ch)を外部記憶装置に記憶している。チャンネルリスト(Ch)はユーザ毎に配信可能であり、各チャンネルデータは、これらの選曲リスト( MySelection,MyChannels,ALL,…)を構成する個々の選曲リスト(Se)に対応する楽曲群を表わす。
〔楽曲データの提供動作と電子楽器のUI〕
この発明の一実施例による楽曲データ提供システムでは、PC用WEBサイトSPは、PC端末TPからのアクセスにより、データベースシステムDSの楽曲データベースDBaに記憶されている多数の楽曲の中から当該PC端末TPのユーザにより検索・選択された1乃至複数の楽曲に関する個別選抜選曲リスト( MySelection)をユーザ毎に作成・設定し、データベースシステムDSの既存選曲リストデータベースDBcに保持されている多数の既存選曲リスト(ALL)の中から当該PC端末ユーザにより選択された1乃至複数のグループ選抜選曲リスト(MyChannels)をユーザ毎に作成・設定し、それぞれ、データベースシステムDSのユーザデータベースDBbに登録する。
この発明の一実施例による楽曲データ提供システムでは、PC用WEBサイトSPは、PC端末TPからのアクセスにより、データベースシステムDSの楽曲データベースDBaに記憶されている多数の楽曲の中から当該PC端末TPのユーザにより検索・選択された1乃至複数の楽曲に関する個別選抜選曲リスト( MySelection)をユーザ毎に作成・設定し、データベースシステムDSの既存選曲リストデータベースDBcに保持されている多数の既存選曲リスト(ALL)の中から当該PC端末ユーザにより選択された1乃至複数のグループ選抜選曲リスト(MyChannels)をユーザ毎に作成・設定し、それぞれ、データベースシステムDSのユーザデータベースDBbに登録する。
これに対して、電子楽器用WEBサイトSMは、電子楽器TMからのアクセスに応じて、ユーザデータベースDBbに登録された当該電子楽器ユーザ(=PC端末ユーザ)の個別選抜選曲リスト( MySelection)及びグループ選抜選曲リスト(MyChannels)と、既存選曲リストデータベースDBcに予め保持されている既存選曲リスト(ALL)とから成るチャンネルリストを送信し、電子楽器TM側でのチャンネルリストに対する簡単なユーザ操作に応答して、チャンネルリストの中からユーザ所望の選曲リストを選択し、選択された選曲リストに基づく楽曲データを電子楽器TMに対してストリーミング配信する。図2は、この発明の一実施例による楽曲データ提供システムで用いられる楽曲情報、選曲リスト及びチャンネルリストの一例を表わす。
まず、PC端末TPからPC用WEBサイトSPにアクセスして「個別選抜」を要求すると、PC用WEBサイトSPは選曲画面データをPC端末TPへと送信する。楽曲データベースDBaには、各楽曲データと共に楽曲情報Mdが記憶されており、楽曲情報Mdは、一般的に、図2(1)に示すように、曲名、アーティスト名、作曲者名、作詞者名、楽曲ID、…等々の項目情報で構成される。選曲画面データは、楽曲情報Mdから抽出された必要な項目情報に基づいて作成され、選曲画面データの各楽曲の項目情報には、例えば、曲名、アーティスト名、作曲者名及び作詞者名などが含まれる。
PC端末TPは、PC用WEBサイトSPから受信した選曲画面データに基づいて選曲画面を表示装置に表示し、ユーザによる選曲画面上での楽曲選択操作に従って、所望の楽曲を順次選択的に指定する楽曲指定情報を生成する。楽曲の指定内容を確定する操作があり更に登録要求操作があると、PC端末TPはPC用WEBサイトSPに楽曲指定情報を送信し「 MySelection登録」を要求する。この要求に応じて、PC用WEBサイトSPは、楽曲指定情報で指定された楽曲の楽曲情報Mdから成り、楽曲指定情報で指定された順に当該各楽曲を再生させるための個別選抜選曲リスト( MySelection)を、設定(作成)してユーザデータベースDBbに登録する。
個別選抜選曲リスト( MySelection)を含む選曲リストSeは、再生すべき1乃至複数(=n)の楽曲を特定するために用いられる番組データであり、一般的に、図2(2)に示すように、ヘッダ情報と再生すべき楽曲に関する楽曲情報とにより構成される。ヘッダ情報には、選曲リスト番号(ID)や、選曲リスト名、楽曲取得用URLなどが含まれ、これに続いて、再生すべき「楽曲1」〜「楽曲n」の楽曲情報:「楽曲1情報」〜「楽曲n情報」が楽曲再生順に配列される。個別選抜選曲リスト( MySelection)の場合には、例えば、ヘッダ情報の選曲リスト番号(ID)に「S00」を与え、選曲リスト名に、ユーザにより個別の楽曲が選抜された選曲リストであることを表わす「 MySelection」(或いは、「 UserSelection」)を与えることができ、図示楽曲情報中の「楽曲1」〜「楽曲n」はPC端末TPからの楽曲指定情報で指定された楽曲を示すことになる。
次に、PC端末TPからPC用WEBサイトSPにアクセスして「グループ選抜」を要求すると、PC用WEBサイトSPは選曲リスト選択画面データをPC端末TPへと送信する。既存選曲リストデータベースDBcの既存選曲リスト群(ALL)を構成する各選曲リストSeも、図2(2)のとおりの構造を有し、例えば、ヘッダ情報の選曲リスト番号(ID)については記号「000」〜「999」が与えられ、選曲リスト名については、ジャンルやアーティスト等の区分名を冠したチャンネル番号が与えられる。選曲リスト選択画面データは、このような既存選曲リストSeのヘッダ情報から抽出された必要な項目情報に基づいて作成され、選曲リスト選択画面データの各選曲リストの項目情報には、例えば、選曲リスト番号(ID)、選曲リスト名などが含まれる。なお、既存選曲リストSe中の各楽曲情報も図2(1)のとおりの構造を有する。
PC端末TPは、PC用WEBサイトSPから受信した選曲リスト選択画面データに基づいて選曲リスト選択画面を表示装置に表示し、ユーザによる選曲リスト選択画面上での選曲リスト選択操作に従って、所望の選曲リストSeを順次選択的に指定する選曲リスト指定情報を生成する。選曲リストの指定内容を確定する操作があり更に登録要求操作があると、PC端末TPはPC用WEBサイトSPに選曲リスト指定情報を送信し「MyChannels登録」を要求する。この要求に応じて、PC用WEBサイトSPは、選曲リスト指定情報で指定された選曲リストSeで構成されるグループ選抜選曲リスト(MyChannels)を設定(作成)しユーザデータベースDBbに登録する。この場合、登録される各グループ選抜選曲リストSeのヘッダ情報の選曲リスト番号(ID)及び選曲リスト名が特定可能な情報に変更され、例えば、当該選曲リストSeの指定順に対応して、選曲リスト番号(ID)には記号「C00」〜「C99」を与え、選曲リスト名には、ユーザにより楽曲グループで選抜された選曲リストであることを表わす「 MyChannel」(或いは、「 UserChannel」)を冠したチャンネル番号を与えることができる。
電子楽器用WEBサイトSMは、定期的に或いは電子楽器TMからのアクセス毎に、データベースシステムDSにアクセスし、既存選曲リストデータベースDBcに記憶されている多数の既存選曲リスト(ALL)及びユーザデータベースDBbに登録されているユーザ選曲リスト〔MySelection,MyChannel(s)〕に基づいてユーザ毎のチャンネルリストChを自動生成し外部記憶装置4に記憶する。電子楽器TMから電子楽器用WEBサイトSMにアクセスすると、電子楽器用WEBサイトSMは、まず、当該電子楽器ユーザに配信可能な楽曲群をリストアップしたチャンネルリストChを電子楽器TMへと配信する。チャンネルリストChの各チャンネルデータは1つの選曲リストSeで構成される。
上述したように個別選抜選曲リスト( MySelection)乃至グループ選抜選曲リスト(MyChannels)が既に登録されている場合、例えば、図2(3)に示すようなチャンネルリストChが電子楽器TMに配信される。図2(3)の例では、チャンネルリストChは、個別選抜選曲リスト: MySelection、グループ選抜選曲リスト群(MyChannels)に含まれる複数=mのグループ選抜選曲リスト: MyChannel 1〜 MyChannel m、及び、既存選曲リスト群(ALL)に含まれる多数の既存選曲リスト:JAZZ Channel 1,JAZZ Channel 2,…, CLASSIC Channel 1, CLASSIC Channel 2,…で構成される。
電子楽器TMでは、ユーザによる簡単なチャンネル選択操作によって、配信されたチャンネルリストChの中から所望の選曲リスト(チャンネル)を選択することができる。図3は、この発明の一実施例による電子楽器(電子音楽装置)のユーザインターフェース(UI)の一例を示す。電子楽器TMの操作パネルには、設定操作子15として、「MySelect」(マイセレクト)ボタンBA、「MyCH」(マイチャンネル)ボタンBB、「ALL」(オール)ボタンBC、アップボタンBU、ダウンボタンBD、「OK」(確定/要求)ボタン等が設けられる。また、表示装置16の表示要素としては、ボタンBA,BB,BCに対応する位置に「MySelect」(マイセレクト)ランプLA、「MyCH」(マイチャンネル)ランプLB及び「ALL」(オール)ランプLCが設けられ、アップ及びダウンボタンBU,BDの近傍には設定用の表示器DPが設けられる。表示器DPは、チャンネルリストChの各チャンネルの案内情報〔例えば、選曲リストSe中の選曲リスト番号(ID)や選曲リスト名〕を表示することができ、図示の例では、3桁の7セグメント式文字表示器であり、選曲リスト番号(ID)を表示することができる。
電子楽器TMは、チャンネルリストChを受信すると、チャンネルリストChの受信を表わす文字「LST」を文字表示器DPに表示する。以下、受信したチャンネルリストChが、例えば、図2(3)に示されるように、チャンネル群:「 MySelection」、「MyChannels」及び「ALL」から成る場合について説明すると、ユーザにより「MySelect」ボタンBAが押圧操作されると、チャンネルリストChから「 MySelection」チャンネルを選択すると共に「MySelect」ランプLAを点灯する。そして、「OK」ボタンBKが押圧操作されると、このチャンネルに対応する個別選抜選曲リスト( MySelection)を、電子楽器用WEBサイトSMに配信要求べき選曲リストに指定する。なお、「 MySelection」チャンネルが選択された際、このチャンネルの案内情報である選曲リスト番号(ID)=「S00」を文字表示器DPに表示するようにしてもよい。
一方、「MyCH」ボタンが押されたときは、チャンネルリストChからチャンネル群:「MyChannels」の内の最初のチャンネル:「 MyChannel 1」を選択すると共に、「MySelect」ランプLBを点灯し、当該群内の最初のチャンネルの案内情報である選曲リスト番号(ID)=「C00」を文字表示器DPに表示する。ここで、表示器DPに表示された選曲リスト番号(ID)が所望のグループ選抜選曲リストを表わすチャンネルでないときは、アップ又はダウンボタンBU,BDのユーザ操作によりチャンネル群:「MyChannels」内でチャンネル選択を変更することができ、これに応じて、文字表示器DPの表示内容も変更される。そして、所望の選曲リスト番号(ID)が表示されたときに「OK」ボタンBKが押されると、この選曲リスト番号(ID)のチャンネルに対応するグループ選抜選曲リスト群(MyChannels)内の選曲リストを、要求すべき選曲リストに指定する。
なお、前回アクセス時或いは今回アクセス時に既に或るグループ選抜選曲リストが指定されていた場合は、最後に指定したグループ選抜選曲リストの選曲リスト番号(ID)を履歴情報として記憶しておき、新たに「MyCH」ボタンが押された際に、履歴情報が示す選曲リスト番号(ID)のチャンネルを選択すると共に、その選曲リスト番号(ID)を表示するように設定してもよい。
また、「ALL」ボタンが押されると、チャンネルリストChから「ALL」チャンネル群の内の最初のチャンネル:「JAZZ Channel 1」を選択すると共に、「ALL」ランプLCを点灯し、当該群内の最初のチャンネルの案内情報である選曲リスト番号(ID)=「000」を文字表示器DPに表示する。ここで、表示器DPに表示された選曲リスト番号(ID)が所望の既存選曲リストを表わすチャンネルでないときは、アップ又はダウンボタンBU,BDのユーザ操作により「ALL」チャンネル群内でチャンネル選択を変更することができ、これに応じて、文字表示器DPの表示内容も変更される。そして、所望の選曲リスト番号(ID)が表示されたときに「OK」ボタンBKが押されると、この選曲リスト番号(ID)のチャンネルに対応する既存選曲リスト群(ALL)内の選曲リストを、配信要求すべき選曲リストに指定する。
なお、前回アクセス時或いは今回アクセス時に既に或る既存選曲リストが指定されていた場合は、最後に指定した既存選曲リストの選曲リスト番号(ID)を履歴情報として記憶しておき、新たに「ALL」ボタンが押された際に、履歴情報が示す選曲リスト番号(ID)のチャンネルを選択すると共に、その選曲リスト番号(ID)を表示するように設定してもよい。
電子楽器TMは、このようにして、チャンネルリストChの中から選択されたチャンネルに対応する個別選抜選曲リスト( MySelection)、グループ選抜選曲リスト群(MyChannels)内の選曲リスト或いは既存選曲リスト群(ALL)内の選曲リストを指定すると、指定された選曲リストの配信を電子楽器用WEBサイトSMに要求する。電子楽器用WEBサイトSMは、これに応じて、指定された選曲リストを電子楽器TMへと配信する。そして、電子楽器TMは、配信された選曲リストに基づく楽曲データの配信を電子楽器用WEBサイトTMに要求し、電子楽器用WEBサイトSMは、この要求を受けて当該選曲リストにより特定される楽曲データを電子楽器TMに配信する。
なお、述した電子楽器TMのUI例では、設定用表示器DPに最も簡単な3桁の文字表示器を用いて選曲リスト番号(ID)を表示するようにしたが、表示サイズ及び機能(例えば桁数やセグメント数)の許す範囲で、より詳細な案内情報を表示することができるように構成することが好ましい。例えば、8桁の文字表示器の場合には、選曲リスト番号(ID)と選曲リスト名の略称(例:USELE;UCH00,UCH01,…;JAZ00,JAZ01,…;CLS00,CLS01,…)を表示するようにしてもよい。
以上説明したように、この楽曲データ提供システムにおける楽曲の個別選択に基づく選曲リスト設定( MySelection)上の特徴によると、PC用及び電子楽器用サイトSP,SMから成る楽曲データ提供サイトに対して、PC端末TP及び電子楽器TMは通信ネットワークCNを介してPC用及び電子楽器用WEBサイトSP,SMと夫々通信可能であり、楽曲データベースDBaには、多数の楽曲データが蓄積されている。まず、PC端末TPは、PC用サイトSPにアクセスして、ユーザ所望の楽曲を順次指示するための選曲リストを設定し、設定された選曲リスト( MySelection)を楽曲再生用番組としてユーザデータベースDBbに記憶させておく。そして、電子楽器TMは、電子楽器用サイトSMにアクセスし、ユーザデータベースDBbから読み出した選曲リスト( MySelection)に従って電子楽器用サイトSMから順次提供される楽曲データを再生する。
また、この楽曲データ提供システムにおける選曲リスト(楽曲グループ)の選択による選曲リスト設定(MyChannels)上の特徴によると、PC用及び電子楽器用サイトSP,SMから成る楽曲データ提供サイトに対して、PC端末TP及び電子楽器TMは通信ネットワークCNを介して各サイトSP,SMと夫々通信可能である。楽曲データベースDBaには多数の楽曲データが蓄積され、既存選曲リストデータベースDBcには、再生すべき楽曲を順次指示するための既存選曲リスト(ALL)が楽曲再生用番組として多数用意されている。まず、PC端末TPは、PC用サイトSPにアクセスして、既存選曲リスト(ALL)からユーザ所望の選曲リスト〔MyChannel(s)〕を選択し、ユーザデータベースDBbに記憶させておく。そして、電子楽器TMは、電子楽器用サイトSMにアクセスし、ユーザデータベースDBbから読み出した選曲リスト(MyChannels)に従って電子楽器用サイトSMから順次提供される楽曲データを再生する。
〔登録処理フロー例〕
図4は、この発明の一実施例による登録処理例を表わすフローチャートであり、図4(1)は、ユーザ操作により任意の楽曲を選択して個別選抜選曲リストを設定する「MySelection(個別選抜選曲リスト)登録処理」のフローチャートを示し、図4(2)は、ユーザ操作により任意の選曲リスト(楽曲グループ)を選択してグループ選抜選曲リストを設定する「MyChannels(グループ選抜選曲リスト)登録処理」のフローチャートを示す。
図4は、この発明の一実施例による登録処理例を表わすフローチャートであり、図4(1)は、ユーザ操作により任意の楽曲を選択して個別選抜選曲リストを設定する「MySelection(個別選抜選曲リスト)登録処理」のフローチャートを示し、図4(2)は、ユーザ操作により任意の選曲リスト(楽曲グループ)を選択してグループ選抜選曲リストを設定する「MyChannels(グループ選抜選曲リスト)登録処理」のフローチャートを示す。
MySelection登録処理の際には、図4(1)の処理フローにおいて、まず、パーソナルコンピュータ(PC)端末TPは、ユーザ操作により、ユーザID及びパスワードをPC用WEBサイトSPに送信してアクセスし「個別選抜」を要求する(ステップTp1)。PC用WEBサイトSPは、受信したユーザID及びパスワードと事前に登録しておいたユーザID及びパスワードとの照合に基づいて当該PC端末TPのユーザが正当なクライアントユーザであると認証し、「個別選抜」の要求を確認すると(ステップSp1)、選曲画面データをPC端末TPに送信する(Sp2)。
PC端末TPは、受信した選曲画面データに基づいて、予め定められた楽曲について楽曲別に項目情報が展開された初期選曲画面を表示し、ユーザに選曲画面に対する操作を促す(Tp2)。選曲画面は検索条件指定ウインドウを備えており、ユーザ操作により、検索条件(例えば、ジャンル、アーティスト等)を指定して検索条件に合う楽曲の検索をPC用WEBサイトSPに指示し、PC用WEBサイトSPで検索された楽曲で選曲画面を更新することができる。そこで、PC端末TPは、ユーザ操作に応じて、指定された検索条件に合う楽曲の検索をPC用WEBサイトSPに指示したり、初期選曲画面或いは更新された選曲画面から所望の楽曲を順次個別選抜の楽曲に指定して当該楽曲の選択をPC用WEBサイトSPに指示する(Tp3)。PC用WEBサイトSPは、これに対して、楽曲検索を行い検索結果を返信したり、指示された選曲内容を受け付ける(Sp3)。
このような交信を繰り返し(Tp3,Sp3)、全ての楽曲の指定(再生順の指定を含む)を終えてユーザによる確定及び登録要求操作があると、PC端末TPは、楽曲の指定内容を確定する楽曲指定情報を生成し、PC用WEBサイトSPに楽曲指定情報を送って「 MySelection登録」を要求し(Tp4)、今回のアクセスを終了する。また、PC用WEBサイトSPは、この要求を受けて、確定した指定内容で個別選抜選曲リスト( MySelection)を生成しユーザデータベースDBbに保存する(Sp4)。そして、今回のPC端末TPに対する応答を終了し新たなアクセスを待機する。
MyChannels登録処理の際には、図4(2)の処理フローにおいて、まず、PC端末TPは、ユーザ操作により、ユーザID及びパスワードをPC用WEBサイトSPに送信してアクセスし「グループ選抜」を要求する(ステップTp5)。PC用WEBサイトSPは、受信したユーザID及びパスワードと事前に登録しておいたユーザID及びパスワードとの照合に基づいて当該PC端末TPのユーザが正当なクライアントユーザであると認証し、「グループ選抜」の要求を確認すると(ステップSp5)、選曲リスト選択画面データをPC端末TPに送信する(Sp6)。
PC端末TPは、受信した選曲リスト選択画面データに基づいて、選曲リスト別に項目情報を展開した選曲リスト選択画面を表示してユーザに選曲リスト選択画面に対する操作を促す(Tp6)。ユーザ操作に従って、選曲リスト選択画面から所望の選曲リストを順次グループ選抜選曲リストに指定して当該選曲リストの選択をPC用WEBサイトSPに指示する(Tp7)。これに対して、PC用WEBサイトSPは、選択指示された選曲リストをグループ個別選抜選曲リストとして受け付ける(Sp7)。
このような交信を繰り返し(Tp7,Sp7)、全ての選曲リストの指定を終えてユーザによる確定及び登録要求操作があると、PC端末TPは、選曲リストの指定内容を確定する選曲リスト指定情報を生成し、PC用WEBサイトSPに選曲リスト指定情報を送って「MyChannels登録」を要求し(Tp8)、今回のアクセスを終了する。また、PC用WEBサイトSPは、この要求を受けて、確定した指定内容でグループ選抜選曲リスト(群)〔MyChannel(s)〕を生成しユーザデータベースDBbに保存し(Sp8)、今回のPC端末TPに対する応答を終了し新たなアクセスを待機する。
〔再生処理フロー例〕
電子楽器TMにおいては、登録処理によりユーザデータベースDBbに登録された選曲リスト〔MySelection,MyChannel(s)〕或いは既存選曲リストデータベースDBcに用意されている選曲リスト(ALL)を利用して所望の楽曲データを再生することができる。図5は、この発明の一実施例による再生処理の一例を表わすフローチャートである。
電子楽器TMにおいては、登録処理によりユーザデータベースDBbに登録された選曲リスト〔MySelection,MyChannel(s)〕或いは既存選曲リストデータベースDBcに用意されている選曲リスト(ALL)を利用して所望の楽曲データを再生することができる。図5は、この発明の一実施例による再生処理の一例を表わすフローチャートである。
再生処理の際には、まず、電子楽器TMは、ユーザ操作により、ユーザID及びパスワードを電子楽器用WEBサイトSMに送信してアクセスする(ステップTm1)。なお、ここで送信するユーザID及びパスワードは、PC端末TPが送信したものと同じものである。電子楽器用WEBサイトSMは、受信したユーザID及びパスワードと事前に登録しておいたユーザID及びパスワードとの照合に基づいて、当該電子楽器TMのユーザがPC端末TPと同一の正当なクライアントユーザであると認証すると(ステップSm1)、チャンネルリストChを電子楽器TMに送信する(Sm2)。
電子楽器TMは、受信したチャンネルリストChをRAM2に保持すると共に、チャンネルリストChが受信されたことを示す「ChL」を表示器DPに表示し、選曲リスト(チャンネル)指定操作を待機する。なお、初めて電子楽器用WEBサイトSMにアクセスした際は、RAM2のグループ選抜及び既存選曲リスト番号記憶レジスタに、夫々の初期値(例えば、選曲リスト番号「C00」或いは「000」)をセットしておき、2回目以降の場合は、外部記憶装置4の選曲リスト番号記憶領域に保存しておいた夫々の選曲リスト番号をロードしておく。そして、ユーザによる指定操作があると、操作に応じて何れかの選曲リスト(チャンネル)を再生対象に指定する(Tm2)。
例えば、ボタンBA,BKが順次操作されると、ランプLAを点灯して個別選抜選曲リスト( MySelection)を指定する。ボタンBB;BU,BD;BKが順次操作されると、ランプLBを点灯してグループ選抜選曲リスト群(MyChannels)からのリスト選択であることをユーザに知らせ、ボタンBU,BDの操作に応じたグループ選抜の選曲リスト番号「C××」を表示器DPに表示して当該選曲リスト番号に対応するグループ選抜選曲リストを指定する。また、ボタンBC;BU,BD;BKが順次操作されると、ランプLCを点灯して既存選曲リスト群(ALL)からのリスト選択であることをユーザに知らせ、ボタンBU,BDの操作に応じた既存の選曲リスト番号「×××」を表示器DPに表示してこの選曲リスト番号に対応する既存選曲リストを指定する。ここで、グループ選抜選曲リストを指定した場合或いは既存選曲リストを指定した場合には、RAM2のグループ選抜或いは既存選曲リスト番号記憶レジスタの内容を、選曲リスト番号「C××」或いは「×××」で更新する。そして、更にボタンBKが操作されると、指定された選曲リストの配信を電子楽器用WEBサイトSMに要求する(Tm3)。
電子楽器用WEBサイトSMは、この要求に応じて、要求された選曲リストをデータベースシステムDSから取得し電子楽器TMに配信する(Sm3)。つまり、ユーザデータベースDBbを参照して個別選抜選曲リスト( MySelection)又はグループ選抜選曲リスト群(MyChannels)の対応する選曲リストを配信するか、或いは、既存選曲リストデータベースDBbを参照して既存選曲リスト群(ALL)の対応する選曲リストを配信する。電子楽器TMは、配信されてきた選曲リストをRAM2に保持し、この選曲リストに含まれる楽曲情報を先頭から順に読み出し、選曲リストのヘッダ情報にある楽曲取得用URLに従って、まず、先頭の楽曲情報が指示する楽曲データの配信を電子楽器用WEBサイトSMに要求する(Tm4)。WEBサイトSMは、これに応答して、要求された楽曲データを楽曲データベースDBaから読み出して電子楽器TMに配信する(Sm4)。
電子楽器TMは、配信されてきた楽曲データをRAM2に保持して当該楽曲データを再生する(Tm5)。この楽曲データが演奏データ(MIDIデータ)の場合、その再生には、音源部(8、9)の駆動、自動操作機構による鍵盤(14)の駆動及び演奏表示器(15)の駆動の何れか1又は複数を利用することができる。なお、これらの駆動については、1つの電子楽器(電子音楽装置)TM内に複数の駆動部を含むものでもよいし、1つのみでもよい。また、複数の駆動部を有する場合、何れの駆動部を有効とするかをユーザが設定できるようにするとよい。例えば、音源部を有効とする設定がなされた場合、RAM2に保持された楽曲データを音源部(楽音信号生成部)8,9に供給してサウンドシステム17から放音する。
楽曲データの再生が始まると、当該楽曲データの再生が終了したか否かを調べ(Tm6)、再生が終了しない間は(Tm6=NO)当該楽曲データの再生を持続し、再生が終了すると(Tm6=YES)、選曲リストからの音楽情報の読出しが最後の音楽情報まで達していたかを調べる(Tm7)。ここで、選曲リストの最後まで達していないときは(Tm7=NO)、楽曲データ配信要求ステップ(Tm4)に戻る。
楽曲データ配信要求ステップ(Tm4)では、楽曲取得用URLに従って次の楽曲情報が指示する楽曲データの配信をWEBサイトSMに要求し、次の楽曲データの配信(Sm4)を受けて次の楽曲データの再生を行い(Tm5,Tm6)、選曲リストの終りまで達したかを調べる(Tm7)。選曲リストの最後まで達していない間は(Tm7=NO)このような動作(Tm4〜Tm7)を繰り返し、選曲リストに含まれる全楽曲情報が指示する全ての楽曲データの再生が終了すると(Tm7=YES)、再生終了ボタン(図示せず)の操作による再生処理終了の指示があったか否かを調べる(Tm8)。
ここで、再生処理終了の指示がないときは(Tm8=NO)、選曲リスト指定ステップ(Tm2)に戻り、チャンネルリストChから選曲リストを新たに指定し、新たな選曲リストの配信(Sm3)を受けてその楽曲データを順次再生して行き(Tm2〜Tm7)、再生処理終了の指示を調べる(Tm8)。再生処理終了の指示がない間は(Tm8=NO)このような動作(Tm2〜Tm8)を繰り返し、再生処理終了の指示があると(Tm8=YES)、RAM2の選曲リスト番号記憶レジスタの記憶内容を外部記憶装置4の選曲リスト番号記憶領域に保存し、再生処理の終了を電子楽器用WEBサイトSMに通知した上、この再生処理を終了する。また、WEBサイトSMは、この通知を受けて新たなアクセスの待機状態に戻る。
〔システム全体の他の構成例〕
データベースシステムDSは、PC用WEBサイトSPと電子楽器用WEBサイトSMとで共用するものに限らず、どちらか一方のWEBサイトのみに属し、互いのWEBサイトで連携をするような構成としてもよい。例えば、図6に示すように、データベースシステムDSは電子楽器用WEBサイトSMに属し、ユーザ選曲リスト(MySelection,MyChannels)を作成する際、PC用WEBサイトSPが電子楽器用WEBサイトSMに問い合わせて必要な情報を取得してもよい。また、データベースシステムDSの各データベースDBa〜DBcのうち、全てのデータベースDBa〜DBcがWEBサイトの一方に属するものに限らず、PC用WEBサイトSPと電子楽器用WEBサイトSMとに分かれて属してもよい。
データベースシステムDSは、PC用WEBサイトSPと電子楽器用WEBサイトSMとで共用するものに限らず、どちらか一方のWEBサイトのみに属し、互いのWEBサイトで連携をするような構成としてもよい。例えば、図6に示すように、データベースシステムDSは電子楽器用WEBサイトSMに属し、ユーザ選曲リスト(MySelection,MyChannels)を作成する際、PC用WEBサイトSPが電子楽器用WEBサイトSMに問い合わせて必要な情報を取得してもよい。また、データベースシステムDSの各データベースDBa〜DBcのうち、全てのデータベースDBa〜DBcがWEBサイトの一方に属するものに限らず、PC用WEBサイトSPと電子楽器用WEBサイトSMとに分かれて属してもよい。
〔種々の実施態様〕
以上、図面を参照しつつ、この発明の好適な実施の形態について詳述したが、これは単なる一例であって、この発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば個人用に作成されたユーザ選曲リスト(MySelection,MyChannels)は、他のユーザと共用可能にしてもよい。例えば、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の一部にユーザ選曲リスト(MySelection,MyChannels)のサービスがあり、SNSにおいてユーザと友達関係に設定されている他のユーザが作成したユーザ選曲リスト(MySelection,MyChannels)を利用可能としてもよい。
以上、図面を参照しつつ、この発明の好適な実施の形態について詳述したが、これは単なる一例であって、この発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば個人用に作成されたユーザ選曲リスト(MySelection,MyChannels)は、他のユーザと共用可能にしてもよい。例えば、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の一部にユーザ選曲リスト(MySelection,MyChannels)のサービスがあり、SNSにおいてユーザと友達関係に設定されている他のユーザが作成したユーザ選曲リスト(MySelection,MyChannels)を利用可能としてもよい。
電子音楽装置TMにおいてユーザIDとパスワードを入力し設定する方法としては、装置本体上に設けられた表示器と操作子を駆使して入力・設定する方法でもよいが、表示能力や操作子数の制約などから、これらの入力・設定は比較的困難である。そこで、PCなどの外部装置で入力・設定した情報を、着脱可能記憶媒体経由或いは通信IF経由で電子音楽装置TMに送り込むのがよい。
電子音楽装置TMに提供される楽曲データは、MIDIデータ、楽譜データ、オーディオデータ、音楽ビデオデータ、これらの複合データなど、音楽データを含むデータであれば、どのような種類のデータであってもよい。
楽曲データの提供(配信)については、ストリーミング形式(本来のストリーミングでもよいし、一旦ファイル全体をダウンロードして再生後、ファイルを削除するような擬似ストリーミングでもよい)でもよいし、外部記憶装置4に保存可能なダウンロード形式でもよい。また、提供サービスを有料としてもよいし、無料としてもよい。有料の場合、配信される楽曲ごとの課金でもよいし、月単位などの固定料金課金でもよい。無料の場合は、個別選抜選曲リスト( MySelection)の選曲可能曲数に上限を設け、有料の場合には、その上限を撤廃(或いは有限ではあるが上限より十分に大きい数)としてもよい。
電子音楽装置TMは、電子楽器以外の機器でもよい。例えば、音楽再生機能と通信機能を備えた携帯電話等の携帯通信端末、ゲーム機器、カラオケ装置、オーディオ機器などの機器でもよい。また、WEBクライアント端末については、PC以外の同様の機能を有する機器を用いることができ、例えば、比較的大きな表示器と多彩な操作子、通信機能を備えたPDA、携帯通信端末、ゲーム機器などの機器を用いることができる。
第1WEBサイトSPと第2WEBサイトSMは、実施例のように別のコンピュータで構成されていてもよいし、同一コンピュータ内において個別の処理プログラムによって構成されていてもよい。
DS データベースシステム、
Md,Se,Ch 楽曲情報、選曲リスト及びチャンネルリスト、
BA,BB,BC マイセレクト、マイチャンネル及びオールボタン、
BU,BD アップ及びダウンボタン、
LA,LB,LC マイセレクト、マイチャンネル及びオールランプ、
DP 設定用表示器。
Md,Se,Ch 楽曲情報、選曲リスト及びチャンネルリスト、
BA,BB,BC マイセレクト、マイチャンネル及びオールボタン、
BU,BD アップ及びダウンボタン、
LA,LB,LC マイセレクト、マイチャンネル及びオールランプ、
DP 設定用表示器。
Claims (3)
- 通信ネットワークに接続される第1サイト、第2サイト、クライアント端末及び電子音楽装置から成る楽曲データ提供システムであって、第1サイト及び第2サイトが、多数の選曲リストを記憶した選曲リスト記憶手段と多数の楽曲データを記憶した楽曲データ記憶手段とを備えるデータベースを共用するシステムにおいて、
第1サイトは、
選曲リスト選択画面データをクライアント端末へと送信する選曲リスト選択画面送信手段と、
クライアント端末から受信した選曲リスト指定情報で指定された選曲リストを選曲リスト記憶手段に記憶する選曲リスト記憶制御手段と
を具備し、
クライアント端末は、
第1サイトから受信した選曲リスト選択画面データに基づいて選曲リスト選択画面を表示する画面表示手段と、
画面表示手段により表示された選曲リスト選択画面に対するユーザ操作に基づいて多数の選曲リストの中から選択された選曲リストを指定する選曲リスト指定情報を第1サイトへと送信する選曲リスト指定情報送信手段と
を具備し、
第2サイトは、
電子音楽装置からの要求に応じて、選曲リスト指定情報で指定された選曲リストを選曲リスト記憶手段から電子音楽装置へと送信する選曲リスト送信手段と、
電子音楽装置からの要求に応じて、選曲リスト送信手段により送信した選曲リストにより特定される楽曲データを楽曲データ記憶手段から電子音楽装置へと送信する楽曲データ送信手段と
を具備し、
電子音楽装置は、
選曲リスト指定情報で指定された選曲リストの提供を第2サイトに要求する選曲リスト要求手段と、
第2サイトから受信した選曲リストに基づいて楽曲データの提供を第2サイトに要求する楽曲データ要求手段と、
第2サイトから受信した楽曲データを再生する楽曲データ再生手段と
を具備する
ことを特徴とする楽曲データ提供システム。 - 前記楽曲データ再生手段は、第2サイトから受信した楽曲データに基づいて、音源、鍵盤及び表示器の少なくとも何れか1つを駆動することを特徴とする請求項1に記載の楽曲データ提供システム。
- 通信ネットワークを介してクライアント端末及び電子音楽装置とそれぞれ通信可能な第1サイト及び第2サイトからなる楽曲データ提供サイトであって、第1サイト及び第2サイトが、多数の選曲リストを記憶した選曲リスト記憶手段と多数の楽曲データを記憶した楽曲データ記憶手段とを備えるデータベースを共用するサイトにおいて、
第1サイトは、
選曲リスト選択画面データをクライアント端末へと送信する選曲リスト選択画面送信手段と、
クライアント端末から、選曲リスト選択画面データを利用して選択された選曲リストを指定する選曲リスト指定情報を受信する選曲リスト指定情報受信手段と、
選曲リスト指定情報受信手段により受信された選曲リスト指定情報で指定された選曲リストを選曲リスト記憶手段に記憶する選曲リスト記憶制御手段と
を具備し、
第2サイトは、
電子音楽装置からの要求に応じて、選曲リスト指定情報で指定された選曲リストを選曲リスト記憶手段から電子音楽装置へと送信する選曲リスト送信手段と、
電子音楽装置からの要求に応じて、選曲リスト送信手段により送信した選曲リストにより特定される楽曲データを楽曲データ記憶手段から電子音楽装置へと送信する楽曲データ送信手段と
を具備する
ことを特徴とする楽曲データ提供サイト。
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