JP2008241635A - 回転センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】ロータの円筒部に形成された歯車と円筒部に歯車と軸線方向に間隔を有して同心的に固定され歯車よりも小径のリング磁石との間に基板を介挿し、リング磁石近傍に磁気センサを配置可能とする。
【解決手段】回転軸が貫通される貫通孔が設けられたステータ2、貫通孔に挿通されかつ回転軸が挿通されて一体に回転自在にステータに装着される円筒部3aとこの円筒部に円筒部よりも大径の歯車が形成されたロータ3、円筒部の外側に同心的かつ歯車と軸線方向に間隔を有して固定されロータと一体に回転するリング磁石4、ロータの外側かつ一部が歯車とリング磁石との間に介挿されてこれらと所定のクリアランスを有してステータに固定される基板11を備え、基板は歯車を挿通させるための長円形状の長穴12が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、相対的に回転する二部材である例えば車両のステアリングコラムのコンビネーションスイッチブラケットとステアリングシャフトとの間に取り付けられてステアリングシャフトの回転方向及び回転角度を検出する回転センサに好適な回転センサに関する。
相対的に回転する二部材である例えば車両のステアリングコラムのコンビネーションスイッチブラケット(車体側)とステアリングシャフト及びステアリングホイール(回転側)との間にステアリングシャフトの回転方向及び回転角度を検出する回転センサが取り付けられている。
このような回転センサとして、例えば図6に示すような構成が知られている。尚、図6に示す回転センサ1は、構造を分かり易くするために天地逆に描いてあるが、図中上側を「上」、下側を「下」として説明する。回転センサ1は、車体側に固定されるケースのアッパカバーの一部を構成し、ステアリングシャフトが貫通される図示しない貫通孔が設けられたステータ2、前記貫通孔に挿通されかつステアリングシャフトが挿通されてこのステアリングシャフトと一体に回転可能に装着される円筒部3aとこの円筒部3aの上端部に当該円筒部3aよりも大径の歯車3bが形成されたロータ3、円筒部3aの外側に同心的にかつ歯車3bよりも僅かに小径でこの歯車3bと軸線方向に間隔を有して外嵌固定されロータ3と一体に回転するリング磁石4、リング磁石4に外嵌し歯車3bと略同径をなしかつ円筒部3aに固定されてリング磁石4を保護する保護部材5、保護部材5の外側にリング磁石4及び保護部材5とステータ2及び貫通孔との間に装着された摺動リング6、円筒部3aの外側かつ一側端部の一部が歯車3bとリング磁石4との間に介挿されてこれらのロータ3及びリング磁石4と所定のクリアランスを有してロータ3の一側に配置され、ステータ2に固定される基板7、歯車3bと噛合して配置されアッパケースとしてのステータ2に装着されるロアカバーに回転自在に軸支される複数例えば2つの歯車、及び歯車3bの端面とロアカバーとの間に介在される摺動リング(何れも図示せず)等により構成されている。
リング磁石4は、軸線方向両端面に周方向に沿って所定の箇所に磁極が形成されている。基板7は、一側端部にロータ3の円筒部3aの外径よりも僅かに大径の半円形状の切欠7aが形成されており、切欠7aの周縁部7bがロータ3の歯車3bとリング磁石4との間に介挿され、かつその内周面が円筒部3aの外周面と所定のクリアランスを有してロータ3の一側に配置されている。そして、切欠7aの周縁部7bの下面所定位置にリング磁石4と対向してステアリングシャフトと一体に回転するリング磁石4の回転に伴い変化する磁束の変化を検出する図示しないホール素子等の磁気センサが実装されており、上面に図示しない演算装置等の多数の電子部品やコネクタ8が実装されている。
歯車3bと噛合して回転する前記図示しない1つの歯車の軸部には軸線方向両端面に磁極が形成された図示しない円柱磁石が設けられており、これら円柱磁石の磁束の変化を検出する図示しないMR素子等の磁気センサが設けられている。前記演算装置は、前記ホール素子やMR素子の検出値に基づいてステアリングシャフトの回転方向及び回転角度を算出して対応する信号を出力する。
また、回転センサとして、基板の表面側に設けられ、ステアリングシャフトに連動して回転する検出用ギヤと、基板の表面に設けられた開口部と、開口部に設けられ検出ギヤの絶対角度を検出する磁気センサと、磁気センサによる検出結果に基づいて、ステアリングシャフトの絶対角度を算出する演算装置とを回転角度センサに備えた構成も知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−98235号公報(3頁―5頁、図1)
上述した回転センサ1は、最終組立工程の簡略化及び組付精度の向上による検出特性の安定化を図るためロータ3、リング磁石4、保護部材5等を一体に形成する必要があり、この一体に形成したもの(部品)を、摺動リング6を介してステータ2の貫通孔に嵌挿し、次いで、ホール素子や電子部品等が実装された基板7を装着して組み付けられている。リング磁石4は、回転センサ1の小型化を図るためにできるだけ小径とされており、ホール素子はリング磁石4の近傍に配置する必要がある。歯車3bは、外径がリング磁石4の外径よりも大径であるため組立を考慮すると基板7は図示のようにロータ3の一側半分までしか設けることができなくなり、従って、電子部品の実装面積が少なくなり実装でき無くなる場合があり、十分な実装面積を確保するために基板が大型化してしまい、ひいては回転センサ自体が大型化してしまう。
リング磁石4を歯車3bよりも大きくするか又は歯車3bをリング磁石4よりも小さくして基板7に歯車3bを貫通させる貫通孔を設ければ、基板7を組み付けることが可能であるが、回転センサの外形に制限があるためにリング磁石4を大きくすることは小型化を図る上で困難である。また、歯車3bをリング磁石4よりも大きくした場合、基板7に歯車3bを貫通させるための円形の貫通孔(丸穴)を歯車3bの外径よりも大きくする必要があり、リング磁石4の近傍にホール素子を配置することができなくなる。特許文献1に記載されている基板においても上述と同様の問題がある。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、ロータの円筒部一端に当該ロータよりも大径に形成された歯車と円筒部の外側に歯車と軸線方向に間隔を有して同心的に固定され歯車よりも小径のリング磁石との間に基板を介挿し、リング磁石近傍に磁気センサを配置可能とすると共に基板の実装面積を実質的に大きくするようにした回転センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明にかかる回転センサは、
回転軸とは独立して固定され当該回転軸が貫通される貫通孔が設けられたステータと、
前記ステータの貫通孔に挿通され、かつ前記回転軸が挿通されて当該回転軸と一体に回転自在に前記ステータに装着される円筒部と、前記円筒部の端部に当該円筒部の外径よりも大径の歯車が形成されたロータと、
前記ロータの円筒部の外側に同心的にかつ前記歯車と軸線方向に間隔を有して固定され前記ロータと一体に回転するリング磁石と、
前記ロータの外側にかつ一部が前記歯車と前記リング磁石との間に介挿されてこれらのロータ及びリング磁石と所定のクリアランスを有して前記ステータに固定される基板とを備えた回転センサであって、
前記基板は前記歯車を挿通させるための長円形状の長穴が形成されていることを特徴としている。
基板に長軸が歯車部の外径よりも僅かに長くかつ短軸が円筒部の外径よりも僅かに長い長円形状の長穴を形成し、この長穴にロータの端部に形成されている歯車を挿通させて当該歯車とロータの円筒部に軸線方向に間隔を有して同心的に固定されているリング磁石との間に基板を介挿することが可能となる。そして、基板を長軸方向に僅かに移動させることにより、長穴の長軸方向一側の半円部をロータの円筒部に所定のクリアランスを有して近接させることができる。また、回転センサ内のデッドスペースを基板の配置スペースとして有効利用することができ、この結果、回転センサの小型化に対応することが可能となる。また、同じ大きさの回転センサであっても基板の実装面積を大きくすることができる。なお、当該長穴は長軸が前記歯車の外径よりも僅かに長くかつ短軸が前記円筒部の外径よりも僅かに長く設定されている場合には、基板の実装面積をより大きくすることができる。
また、本発明の請求項2に記載の回転センサは、請求項1に記載の回転センサにおいて、
前記基板は前記歯車に対して傾斜させて長穴の長軸に沿うようにして当該長穴の一側から前記歯車の一側を挿通させて前記長穴の一側内周面を前記円筒部の外周面に当接させた後、前記傾斜を戻しながら前記長穴の他側から前記歯車の他側を挿通させて前記歯車とリング磁石との間に挿入し、前記長穴の一側の半円部の内周面を前記円筒部の外周面と所定のクリアランスを有するように介挿することを特徴としている。
基板を歯車とリング磁石との間に介挿する場合、基板を歯車に対して傾斜させて長穴の長軸に沿うようにして当該長穴の一側から歯車の一側を挿通させて長穴の一側内周面を円筒部の外周面に当接させる。次いで、歯車に対する傾斜を戻しながら長穴の他側から歯車の他側を挿通させて歯車とリング磁石との間に挿入し、長穴の一側の半円部の内周面を円筒部の外周面と所定のクリアランスを有するように介挿する。これにより、長穴の一側の半円部を歯車とリング磁石との間及び円筒部との間に所定のクリアランスで近接させて基板を介挿することができる。
また、本発明の請求項3に記載の回転センサは、請求項1又は請求項2に記載の回転センサにおいて、
前記基板の前記リング磁石と対向する面に当該リング磁石の磁束を検出する磁気センサが実装されていることを特徴としている。
長穴の長軸方向一側の半円部の周縁部にかつリング磁石と対向する面の所定位置に磁気センサを配置し、基板を長軸方向に僅かに移動させて前記半円部の内周面を円筒部の外周面に所定のクリアランスまで近接させる。これにより、リング磁石の近傍位置に磁気センサを配置することが可能となる。
また、本発明の請求項4に記載の回転センサは、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の回転センサにおいて、
前記基板には前記長穴の周縁部の領域にも電子部品が実装されていることを特徴としている。
基板に長穴を形成しこの長穴を介してロータの歯車とリング磁石との間に基板を介挿することにより、基板の実装面積が大きくなり、長穴の周縁部の領域にも電子部品を実装することが可能となる。
本発明によると、基板にロータの端部に形成された歯車を挿通するための長穴を形成することで、歯車と円筒部外側に軸線方向に間隔を有して同心的に固定されているリング磁石との間に基板を介挿することが可能となり、基板の実装面積を大きくすることができ、回転センサの小型化に対応することが可能となる。また、基板を長軸方向に僅かに移動させることにより、長穴の長軸方向一側の半円部をロータの円筒部に所定のクリアランスを有して近接させることができ、リング磁石の近傍位置に磁気センサを配置することが可能となる。
また、基板を歯車に対して傾斜させて長穴の一側から歯車の一側を挿通させ、傾斜を戻しながら長穴の他側から歯車の他側を挿通させることで、簡単に歯車とリング磁石との間に基板を介挿することができる。そして、長穴の一側の半円部の内周面とロータの円筒部の外周面との間に所定のクリアランスを設けることができる。
また、長穴の長軸方向一側の半円部の周縁部にかつリング磁石と対向する面の所定位置に磁気センサを配置し、基板を長軸方向に僅かに移動させて前記半円部の内周面を円筒部の外周面に所定のクリアランスまで近接させことにより、リング磁石の近傍位置に磁気センサを配置することが可能となる。
また、基板に長穴を形成しこの長穴を介してロータの歯車とリング磁石との間に基板を介挿することにより、回転センサ内のデッドスペースを基板の配置スペースとして有効利用することができ、長穴の周縁部の領域にも電子部品を実装することが可能となり、この結果、回転センサの小型化に対応することが可能となる。また、同じ大きさの回転センサであっても基板の実装面積を大きくすることができる。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、前述した図6に示した回転センサ1に適用する基板の平面図を示し、基板11は、図6に示すロータ3の歯車3bを挿通させ、かつこのロータ3の両側に連続してステータ2に装着可能な所定の形状及び大きさとされている。そして、基板11は、所定位置にロータ3の歯車3bを挿通させるための長円形状の長穴12が形成されている。この長穴12は、所定半径rの2つの円の中心OとO’との距離(中心間距離)を所定距離dだけ離隔させ、両側を直線で結んだ形状をなしている。
この長穴12は、短軸12Aの長さLa(=2r)が図2に2点鎖線で示すロータ3の円筒部3aの外径Daよりも所定のクリアランス分だけ僅かに長く(大きく)形成され、長軸12Bの長さLb(=2r+d)がロータ3の歯車3bの外径Dbよりも僅かに長く(大きく)、形成されている。従って、基板11は、長穴12の周縁部が全周に亘り連続した形状とされている。
これにより、長穴12は、長軸12B側両端の半円部12aの
内周面12a’又は半円部12bの内周面12b’、及び側部12c,12dの各内周面12c’、12d’が円筒部3aの外周面3cと所定のクリアランスを有して配置可能とされている。そして、長穴12の一側の半円部、例えば半円部12aのリング磁石4と対向する面(下面)の周縁部の所定位置に点線で示すように磁気センサ、例えばホール素子15,16が実装されている。即ち、ホール素子15,16は、後述するように基板11を図6に示すステータ2に装着したときにリング磁石4の近傍所に位置するように配置されている。
また、基板11の上面にはロータ3の回転方向及び回転角を演算する演算装置等の図示しない電子部品が多数実装されている。そして、これらの電子部品は、長穴12の周縁部の領域にも実装されている。これにより、基板11の電子部品の実装面積が大きくなる。即ち、基板11は、長穴12の周縁部にも電子部品を実装することが可能となるために有効面積が大きくなる。従って、図6に示したコネクタ8をロータ3側に近づけて実装することが可能となり、これに伴い基板11の小型化を図ることが可能となる。
以下に上記基板11を図6に示すロータ3の歯車3bとリング磁石4との間に介挿してステータ4に装着する組付手順について図3及び図4により説明する。先ず、図3(a)及び図4(a)に示すように基板11を歯車3bに対して傾斜させて長穴12の長軸12Bに沿うように配置し、この長穴12の一側、例えば側部12c側から歯車3bの一側の側部3b’を挿通させ、図3(b)及び図4(b)に示すように長穴12の側部12cの内周面12c’を円筒部3aの外周面3cに当接させる。
次いで、基板11を、歯車3bに対する傾斜を戻しながら長穴12の他側の側部12dから歯車3bの他側の側部3b”を挿通させて歯車3bとリング磁石4との間に挿入する。これにより、図3(c)及び図4(c)に示すようにロータ3の歯車3bを基板11の長穴12に挿通することができる。そして、基板11を歯車3bとリング磁石4との間に介挿することができる。この状態において、ロータ3の円筒部3aは、長穴12の中央に位置しており、長軸12B方向の両側に円筒部3aとの間の所定のクリアランスよりも大きな隙間が存在している。
次に、基板11を長穴12の長軸12B方向一側、例えば図4(c)の矢印方向に平行移動させて図5に示すように長穴12の半円部12aの内周面12a’がロータ3の円筒部3aの外周面3cと所定のクリアランスを有すように設定する。これにより、基板11の半円部12aの内周面12a’近傍位置に実装したホール素子15,16をリング磁石4の近傍位置に配置することができる。
尚、上記実施形態においては長穴12の形状を、所定半径rの2つの円の中心O,O’を所定の距離dだけ離隔させ、両側を直線(接線)で結んだ形状としたが、これに限るものではなく、長軸がロータ3の歯車3bの外径よりも僅かに長く、短軸がロータ3の円筒部3aの外径よりも僅かに長い通常の楕円形状としても良い。
以上説明したように本発明によれば、基板にロータの端部に形成された歯車を挿通するための長穴を形成することで、歯車と円筒部外側に軸線方向に間隔を有して同心的に固定されているリング磁石との間に基板を介挿することが可能となり、基板の実装面積を大きくすることができ、回転センサの小型化に対応することが可能となる。また、基板を長軸方向に僅かに移動させることにより、長穴の長軸方向一側の半円部をロータの円筒部に所定のクリアランスを有して近接させることができ、リング磁石の近傍位置に磁気センサを配置することが可能となる。
また、基板を歯車に対して傾斜させて長穴の一側から歯車の一側を挿通させ、傾斜を戻しながら長穴の他側から歯車の他側を挿通させることで、簡単に歯車とリング磁石との間に基板を介挿することができる。そして、長穴の一側の半円部の内周面とロータの円筒部の外周面との間に所定のクリアランスを設けることができる。
また、長穴の長軸方向一側の半円部の周縁部にかつリング磁石と対向する面の所定位置に磁気センサを配置し、基板を長軸方向に僅かに移動させて前記半円部の内周面を円筒部の外周面に所定のクリアランスまで近接させことにより、リング磁石の近傍位置に磁気センサを配置することが可能となる。
また、基板に長穴を形成しこの長穴を介してロータの歯車とリング磁石との間に基板を介挿することにより、回転センサ内のデッドスペースを基板の配置スペースとして有効利用することができ、長穴の周縁部の領域にも電子部品を実装することが可能となり、この結果、回転センサの小型化に対応することが可能となる。また、同じ大きさの回転センサであっても基板の実装面積を大きくすることができる。
上記実施形態においては、回転センサ1を車両のステアリングシャフトの回転方向及び回転角度を検出する回転センサに適用する場合について記述したが、これに限るものではなく種々の回転軸の回転方向及び回転角度又は回転数を検出する機器に適用することが可能である。
本発明に係わる回転センサに適用する基板の平面図である。 図1に示した基板の長穴と回転センサを構成するロータの円筒部及び歯車との大きさの関係を示す説明図である。 図1に示した基板を回転センサのロータの歯車とリング磁石との間に介挿する場合の手順を示す説明図である。 図3に示した基板を回転センサのロータの歯車とリング磁石との間に介挿する場合の上方から見た手順を示す説明図である。 図3及び図4に示した基板を長穴の長軸方向に平行移動させて一側の半円部の内周面をロータの円筒部の外周面に所定のクリアランスを有して設定した状態の説明図である。 従来の回転センサのケースの一部を取り外した状態の天地を逆にした斜視図である。
符号の説明
1 回転センサ
2 ステータ(アッパカバーの一部)
3 ロータ
3a 円筒部
3b 歯車
3b’,3b” 歯車の側部
3c 円筒部の外周面
4 リング磁石
5 保護部材
6 摺動リング
7 基板
7a 切欠
7b 切欠の周縁部
8 コネクタ
11 基板
12 長穴
12A 短軸
12B 長軸
12a,12b 半円部
12a’,12b’ 半円部の内周面
12c,12d 側部
12c’,12d’ 側部の内周面
15,16 ホール素子
La 短軸の長さ
Lb 長軸の長さ
r 長穴両端の半円部の半径
Da 円筒部の外径
Db 歯車の外径
O,O’ 半円部の中心
d 2つの半円部の中心間距離

Claims (4)

  1. 回転軸とは独立して固定され当該回転軸が貫通される貫通孔が設けられたステータと、
    前記ステータの貫通孔に挿通され、かつ前記回転軸が挿通されて当該回転軸と一体に回転自在に前記ステータに装着される円筒部と、前記円筒部の端部に当該円筒部の外径よりも大径の歯車が形成されたロータと、
    前記ロータの円筒部の外側に同心的にかつ前記歯車と軸線方向に間隔を有して固定され前記ロータと一体に回転するリング磁石と、
    前記ロータの外側にかつ一部が前記歯車と前記リング磁石との間に介挿されてこれらのロータ及びリング磁石と所定のクリアランスを有して前記ステータに固定される基板とを備えた回転センサであって、
    前記基板は前記歯車を挿通させるための長円形状の長穴が形成されていることを特徴とする回転センサ。
  2. 前記基板は前記歯車に対して傾斜させて長穴の長軸に沿うようにして当該長穴の一側から前記歯車の一側を挿通させて前記長穴の一側内周面を前記円筒部の外周面に当接させた後、前記傾斜を戻しながら前記長穴の他側から前記歯車の他側を挿通させて前記歯車とリング磁石との間に挿入し、前記長穴の一側の半円部の内周面を前記円筒部の外周面と所定のクリアランスを有するように介挿することを特徴とする、請求項1に記載の回転センサ。
  3. 前記基板の前記リング磁石と対向する面に当該リング磁石の磁束を検出する磁気センサが実装されていることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の回転センサ。
  4. 前記基板には前記長穴の周縁部の領域にも電子部品が実装されていることを特徴とする、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の回転センサ。
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