JP2008240636A - 車両およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンの排気系に導入されたガスがHC吸着剤を通過するガス流路と排気系に導入されたガスがHC吸着剤をバイパスして触媒を通過するガス流路とを切り替える切替弁の駆動に伴う騒音によって運転者が違和感を感じるのを抑制する。
【解決手段】切替弁の開弁が要求されたときには、エンジンが運転されている最中のときにはエンジンの運転停止を禁止し運転停止を禁止した後に切替弁が素早く開弁されるよう100%などの大きいデューティ比D1でVSVを駆動制御し切替弁の開弁が完了した後にエンジンの運転停止の禁止を解除し(S130〜S160)、エンジンが運転されている最中にないときには切替弁が徐々に開弁されるようデューティ比D1よりも小さい50%などのデューティ比D2でVSVを駆動制御する(S170,S180)。
【選択図】図4

Description

本発明は、排気系に排気ガスを浄化する浄化用触媒と未燃焼ガスを吸着する未燃焼ガス吸着手段とが設けられた間欠運転が可能な内燃機関を備える車両およびその制御方法に関する。
従来、この種の車両としては、排気管内に排気ガスを浄化する触媒とHCガスを吸着するHC吸着剤とを有する浄化装置が取り付けられたエンジンを搭載するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この車両では、触媒のガス流路とHC吸着剤のガス流路とを切替弁によって切り替えることにより、触媒の活性化していない低温時にはHC吸着材のガス流路を開放することにより排気管を流れる排気ガス中のHCガスをHC吸着剤によって吸着させ、エンジンの暖機が完了して触媒の活性化したときには触媒のガス流路を開放することにより排気管を流れる排気ガスを触媒によって浄化している。なお、切替弁は、電磁弁とダイヤフラムとからなるアクチュエータによりエンジンの吸気系の負圧を用いて駆動されている。
特開平08−165920号公報
上述した車両では、浄化装置のガス流路を切り替える際の切替弁の駆動により駆動音が生じる場合がある。切替弁の駆動は、通常、運転者の操作とは関係なく行なわれることから、切替弁の駆動に伴う駆動音の発生は運転者に違和感を与える場合がある。
本発明の車両およびその制御方法は、浄化用触媒と未燃焼ガス吸着手段とのガス流路の切替を行なう切替弁の駆動を運転者に違和感を与えることなく行なうことを目的とする。
本発明の車両およびその制御方法は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の車両は、
排気系に排気ガスを浄化する浄化用触媒と未燃焼ガスを吸着する未燃焼ガス吸着手段とが設けられた間欠運転が可能な内燃機関を備える車両であって、
アクチュエータにより動作速度を変更可能に駆動され、前記排気系に導入されたガスの全てが前記未燃焼ガス吸着手段を通過する第1のガス流路と前記排気系に導入されたガスの少なくとも一部が前記未燃焼ガス吸着手段をバイパスして前記浄化用触媒を通過する第2のガス流路とを切り替える切替弁と、
前記第1のガス流路から前記第2のガス流路への切替要求がなされたとき、前記内燃機関の間欠運転状態に基づく前記切替弁の動作速度の変更を伴って該ガス流路が切り替えられるよう前記アクチュエータを駆動制御する制御手段と
を備えることを要旨とする。
この本発明の車両では、排気系に導入されたガスの全てが未燃焼ガス吸着手段を通過しする第1のガス流路から排気系に導入されたガスの少なくとも一部が未燃焼ガス吸着手段をバイパスして浄化用触媒を通過する第2のガス流路への切替要求がなされたとき、内燃機関の間欠運転状態に基づく切替弁の動作速度の変更を伴ってガス流路が切り替えられるよう切替弁を駆動するアクチュエータを駆動制御する。内燃機関の間欠運転状態によって切替弁の動作速度を変更するのは、内燃機関の運転に伴う暗騒音の程度によっては切替弁の駆動音をマスクすることができることに基づく。これにより、切替弁を駆動する際の駆動音により運転者に違和感を与えるのを抑制することができる。
こうした本発明の車両において、前記制御手段は、燃料カットして前記内燃機関の運転を停止させている最中も含めて該内燃機関が運転停止している最中に前記切替要求がなされたときには、前記内燃機関が運転されている最中に前記切替要求がなされたときに比して遅い動作速度で前記切替弁が動作するよう前記アクチュエータを駆動制御する手段であるものとすることもできる。
また、本発明の車両において、前記制御手段は、前記内燃機関が運転されている最中に前記切替要求がなされたときには、該内燃機関の運転停止を禁止し、該運転停止を禁止した後に前記ガス流路が切り替えられるよう前記アクチュエータを駆動制御し、前記ガス流路が切り替えられた後に前記内燃機関の運転停止の禁止を解除する手段であるものとすることもできる。こうすれば、内燃機関の運転に伴う暗騒音によって切替弁の駆動音をマスクすることができる状態でガス流路を切り替えることができる。
さらに、本発明の車両において、前記ガス流路が切り替えられた際に前記切替弁を位置決めするためのストッパを備えるものとすることもできる。
また、本発明の車両において、前記切替要求は、前記内燃機関が始動された後に吸気系に吸入される空気量の積算値が所定値以上のときになされる要求であるものとすることもできる。
また、本発明の車両において、前記アクチュエータは、前記内燃機関の吸気系の負圧を用いて前記切替弁を駆動するアクチュエータであるものとすることもできる。
また、本発明の車両において、車軸に連結された駆動軸に接続されると共に該駆動軸に対して独立して回転可能に前記内燃機関の出力軸に接続され電力と動力の入出力を伴って該内燃機関からの動力の少なくとも一部を該駆動軸に出力する電力動力入出力手段と、前記駆動軸に動力を入出力する電動機とを備えるものとすることもできる。この場合、前記電力動力入出力手段は、動力を入出力可能な発電機と、前記内燃機関の出力軸と前記発電機の回転軸と前記駆動軸の3軸に接続され該3軸のうちの2軸に入出力される動力に基づいて残余の1軸に動力を入出力する3軸式動力入出力手段とを備える手段であるものとすることもできる。
本発明の車両の制御方法は、
排気系に設けられた排気ガスを浄化する浄化用触媒および未燃焼ガスを吸着する未燃焼ガス吸着手段と、アクチュエータにより動作速度を変更可能に駆動され前記排気系に導入されたガスの全てが前記未燃焼ガス吸着手段を通過する第1のガス流路と前記排気系に導入されたガスの少なくとも一部が前記未燃焼ガス吸着手段をバイパスして前記浄化用触媒を通過する第2のガス流路とを切り替える切替弁とを有する間欠運転が可能な内燃機関を備える車両の制御方法であって、
前記第1のガス流路から前記第2のガス流路への切替要求がなされたとき、前記内燃機関の間欠運転状態に基づく前記切替弁の動作速度の変更を伴って該ガス流路が切り替えられるよう前記アクチュエータを駆動制御する
ことを特徴とする。
この本発明の車両の制御方法によれば、排気系に導入されたガスの全てが未燃焼ガス吸着手段を通過しする第1のガス流路から排気系に導入されたガスの少なくとも一部が未燃焼ガス吸着手段をバイパスして浄化用触媒を通過する第2のガス流路への切替要求がなされたとき、内燃機関の間欠運転状態に基づく切替弁の動作速度の変更を伴ってガス流路が切り替えられるよう切替弁を駆動するアクチュエータを駆動制御する。内燃機関の間欠運転状態によって切替弁の動作速度を変更するのは、内燃機関の運転に伴う暗騒音の程度によっては切替弁の駆動音をマスクすることができることに基づく。これにより、切替弁を駆動する際の駆動音により運転者に違和感を与えるのを抑制することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図であり、図2は、エンジン22の構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、図示するように、エンジン22と、エンジン22のクランクシャフト26にキャリアが接続されると共に駆動輪29a,29bにデファレンシャルギヤ28を介してリングギヤが接続された遊星歯車機構30と、遊星歯車機構30のサンギヤに接続された発電可能なモータMG1と、遊星歯車機構30のリングギヤに接続されたモータMG2と、車両全体をコントロールするハイブリッド用電子制御ユニット(以下、ハイブリッドECUという)40とを備える。
エンジン22は、例えばガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力可能な内燃機関として構成されており、図2に示すように、エアクリーナ122により清浄された空気をスロットルバルブ124を介して吸入すると共に燃料噴射弁126からガソリンを噴射して吸入された空気とガソリンとを混合し、この混合気を吸気バルブ128を介して燃料室に吸入し、点火プラグ130による電気火花によって爆発燃焼させて、そのエネルギにより押し下げられるピストン132の往復運動をクランクシャフト26の回転運動に変換する。エンジン22からの排気は、一酸化炭素(CO)や炭化水素(HC),窒素酸化物(NOx)の有害成分を浄化する浄化装置50を介して外気へ排出される。図3に、浄化装置50の構成の概略を示す。
浄化装置50は、図3に示すように、筒状のケース52と、ケース52内部に同心円上に配置された筒状の仕切り部材54と、ケース52の内壁と仕切り部材54の外壁とにより形成される環状の空間に設けられHCガスを吸着するHC吸着剤56と、ケース52の下流側(図中右側)に設けられた三元触媒58と、仕切り部材54の開口部54aに取り付けられて開口部54aの開放と遮断とを行なう排気切替弁59と、この排気切替弁59を駆動するアクチュエータ60とを備え、アクチュエータ60により排気切替弁59を閉弁することにより浄化装置50に導入された排気ガスの全てがHC吸着剤56を通過して三元触媒58に至るガス流路が形成され、アクチュエータ60により排気切替弁59を開弁することにより浄化装置50に導入された排気ガスの一部がHC吸着剤56をバイパスして直接に三元触媒58に至ると共に残余がHC吸着剤56を介して三元触媒58に至るガス流路が形成されるようになっている。HC吸着剤56は、例えば、ゼオライトにより構成されており、低温でHCガスを吸着し、高温で吸着したHCガスを脱離する。また、三元触媒58は、白金(Pt)やパラジウム(Pd)などの酸化触媒とロジウム(Rh)などの還元触媒とセリア(CeO2)などの助触媒などにより構成されており、高温で活性化して酸化触媒の作用により排気に含まれるCOやHCを水(H2O)や二酸化炭素(CO2)に浄化し還元触媒の作用により排気に含まれるNOxを窒素(N2)や酸素(O2)などに浄化する。
アクチュエータ60は、図2および図3に示すように、エンジン22の吸気管(サージタンク)125に取り付けられた負圧導入管61に設けられたバキュームスイッチングバルブ(以下、VSVという)62と、VSV62を介して負圧導入管61に接続され負圧が導入されていないときにはスプリング64aの付勢力によって作動部材64bを押し出し負圧が導入されたときにスプリング64aの付勢力に打ち勝って作動部材64bを引き込むよう形成されたダイヤフラム64と、ダイヤフラム64の作動部材64bと排気切替弁59の回転軸とを接続するリンク66aにより作動部材64bの上下運動を回転運動に変換して排気切替弁59を開閉するリンク機構66とを備える。VSV62は、リニアソレノイドバルブとして構成されており、そのデューティ比を変更することによりダイヤフラム64に作用させる負圧を調節できるようになっている。また、リンク機構66には、排気切替弁59が開弁された状態で位置決めするめのストッパ66bが設けられている。
エンジン22は、エンジン用電子制御ユニット(以下、エンジンECUという)24により制御されている。エンジンECU24は、CPU24aを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU24aの他に処理プログラムを記憶するROM24bと、データを一時的に記憶するRAM24cと、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備える。エンジンECU24には、エンジン22の状態を検出する種々のセンサからの信号、クランクシャフト26の回転位置を検出するクランクポジションセンサ140からのクランクポジションやエンジン22の冷却水の温度を検出する水温センサ142からの冷却水温,燃焼室へ吸排気を行なう吸気バルブ128や排気バルブを開閉するカムシャフトの回転位置を検出するカムポジションセンサ144からのカムポジション,スロットルバルブ124のポジションを検出するスロットルバルブポジションセンサ146からのスロットルポジション,吸気管に取り付けられたエアフローメータ148からのエアフローメータ信号AF,同じく吸気管に取り付けられた温度センサ149からの吸気温,空燃比センサ135aからの空燃比AF,酸素センサ135bからの酸素信号などが入力ポートを介して入力されている。また、エンジンECU24からは、エンジン22を駆動するための種々の制御信号、例えば、燃料噴射弁126への駆動信号や、スロットルバルブ124のポジションを調節するスロットルモータ136への駆動信号、イグナイタと一体化されたイグニッションコイル138への制御信号、吸気バルブ128の開閉タイミングの変更可能な可変バルブタイミング機構150への制御信号,VSV62への駆動信号などが出力ポートを介して出力されている。なお、エンジンECU24は、ハイブリッドECU40と通信しており、ハイブリッドECU40からの制御信号によりエンジン22を運転制御すると共に必要に応じてエンジン22の運転状態に関するデータを出力する。
モータMG1,MG2は、電動機として機能することができると共に発電機としても機能することができる周知の同期発電電動機として構成されており、インバータ32,34を介してバッテリ36と電力をやり取りする。モータMG1,MG2は、モータ用電子制御ユニット(以下、モータECUという)38により駆動制御されている。モータECU38には、モータMG1,MG2を駆動制御するために必要な信号、例えばモータMG1,MG2の回転子の回転位置を検出する図示しない回転位置検出センサからの信号や図示しない電流センサにより検出されるモータMG1,MG2に印加される相電流などが入力されており、モータECU38からは、インバータ32,34へのスイッチング制御信号が出力されている。モータECU38は、ハイブリッドECU40と通信しており、ハイブリッドECU40からの制御信号によってモータMG1,MG2を駆動制御すると共に必要に応じてモータMG1,MG2の運転状態に関するデータをハイブリッドECU40に出力する。
ハイブリッドECU40は、図示しないが、CPUを中心としたマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMと、データを一時的に記憶するRAMと、入出力ポートおよび通信ポートとを備える。このハイブリッドECU40には、シフトレバー41の操作位置を検出するシフトポジションセンサ42からのシフトポジションやアクセルペダル43の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ44からのアクセル開度,ブレーキペダル45の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ46からのブレーキ開度,車速センサ88からの車速などが入力ポートを介して入力されている。ハイブリッドECU40は、前述したように、エンジンECU24やモータECU38と通信ポートを介して接続されており、エンジンECU24やモータECU48と各種制御信号やデータのやりとりを行なっている。
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20は、運転者によるアクセルペダル43の踏み込み量に対応するアクセル開度と車速とに基づいて駆動軸に出力すべき要求トルクを計算し、この要求トルクに対応する要求動力が駆動軸に出力されるように、エンジン22とモータMG1とモータMG2とが運転制御される。エンジン22とモータMG1とモータMG2の運転制御としては、要求動力に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にエンジン22から出力される動力のすべてが遊星歯車機構30とモータMG1とモータMG2とによってトルク変換されて駆動軸に出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御するトルク変換運転モードや要求動力とバッテリ36の充放電に必要な電力との和に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にバッテリ36の充放電を伴ってエンジン22から出力される動力の全部またはその一部が遊星歯車機構30とモータMG1とモータMG2とによるトルク変換を伴って要求動力が駆動軸に出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御する充放電運転モード、エンジン22の運転を停止してモータMG2からの要求動力に見合う動力を駆動軸に出力するよう運転制御するモータ運転モードなどがある。
実施例のハイブリッド自動車20では、トルク変換運転モードか充放電運転モードで動作している最中に、エンジン22の冷却水温が第1の所定温度(例えば、55℃や60℃,65℃など)以上であり、バッテリ36の残容量(SOC)が管理領域内にあり、運転者のアクセルペダル63の踏み込みに応じて設定される車両要求パワーが第1の所定値(例えば、2kWや3kW,5kW,7kW,10kWなど)未満となったときにエンジン22の自動停止の条件が成立したとして、エンジン22を自動停止してモータ運転モードに切り替え、モータ運転モードで動作している最中にエンジン22の冷却水温が第1の所定温度よりも小さな第2の所定温度(例えば、45℃や50℃,55℃など)未満のときや運転者のアクセルペダル63の踏み込みに応じて設定される車両要求パワーが第1の所定値より大きな第2の所定値(例えば、4kWや5kW,8kW,10kW,15kWなど)以上となったとき,バッテリ36の残容量(SOC)が管理領域を下回ったときにエンジン22の自動始動の条件が成立したとして、自動停止したエンジン22を自動始動して充放電運転モードに切り替える。
また、実施例のハイブリッド自動車20では、図示しないイグニッションスイッチがオンされて車両の走行を開始する際には、エンジン22の冷却水温が第2の所定温度未満のときには、エンジン22が始動され、暖機運転が行なわれる。この際、VSV62はオフされ、排気切替弁59は閉弁される。したがって、エンジン22から浄化装置50に導入された排気ガスはHC吸着剤56を介して三元触媒58に送られるから、三元触媒58が活性化していないために処理できないHCをHC吸着剤56で吸着し、エンジン22の暖機運転に伴って三元触媒58が活性化したときにはHC吸着剤56で吸着したHCを三元触媒58で処理することができる。
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20の動作、特に、エンジン22の浄化装置50が備える排気切替弁59を駆動する際の動作について説明する。図4は、実施例のエンジンECU24により実行される排気切替弁駆動ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、排気切替弁59の閉弁を伴ってエンジン22が始動されたときに実行される。
排気切替弁駆動ルーチンが実行されると、エンジンECU24のCPU24aは、まず、排気切替弁59の開弁要求フラグFを入力し(ステップS100)、入力した開弁要求フラグFを調べる(ステップS110)。ここで、開弁要求フラグFは、図4の排気切替弁駆動ルーチンに並行してエンジンECU24により実行される図5の開弁要求フラグ設定ルーチンにより設定されたものを入力するものとした。図5の開弁要求フラグ設定ルーチンでは、エアフローメータ148からの吸入空気量Qairを入力し(ステップS200)、前回このルーチンで計算した積算空気量Qintに入力した吸入空気量Qairを加えることにより新たな積算空気量Qintを計算し(ステップS210)、計算した積算空気量Qintと所定量Qrefとを比較し(ステップS220)、積算空気量Qintが所定量Qref未満のときには開弁要求フラグFを設定せずに本ルーチンを終了し、積算空気量Qintが所定量Qref以上のときには開弁要求フラグFに値1を設定して(ステップS230)、本ルーチンを終了する。ここで、所定量Qrefは、エンジン22の暖機運転に伴って発生する高温の排気ガスによって三元触媒58の温度が活性化温度に至るまでに必要な空気量として定められるものであり、エンジン22や三元触媒58の特性により設定されている。したがって、積算空気量Qintが所定量Qref以上のときには、三元触媒58は十分に活性化したと判断して、浄化装置50に導入される排気ガスがHC吸着剤56をバイパスして直接に三元触媒58に送られるように排気切替弁59の開弁を要求するのである。ステップS110で開弁要求フラグFが値0のとき、即ち排気切替弁59の開弁が要求されていないときには、何もせずに本ルーチンを終了する。
開弁要求フラグFが値1のとき、即ち排気切替弁59の開弁が要求されたときには、エンジン22が運転されている最中か否かを判定する(ステップS120)。ここで、エンジン22が運転されている最中にない場合には、エンジン22をフューエルカットしてからエンジン22の回転が完全に停止するまでの期間も含まれる。エンジン22が運転されている最中のときには、エンジン22の運転停止を禁止し(ステップS130)、排気切替弁59が素早く開弁されるよう比較的大きなデューティ比D1(例えば、90%や100%)でVSV62を駆動制御し(ステップS140)、排気切替弁59の開弁が完了するのを待って(ステップS150)、エンジン22の運転停止禁止を解除して(ステップS160)、本ルーチンを終了する。排気切替弁59を開弁すると、ダイヤフラム64の作動部材64bがストッパ66bに当たって(図3参照)、衝突音が発生するが、この衝突音はエンジン22の運転による騒音(暗騒音)によってマスクされると考えられるから、運転者は違和感を感じない。排気切替弁59の開弁が完了したか否かのステップS150の判定は、デューティ比D1でVSV62を駆動したときに排気切替弁59の開弁が完了するまでに要する時間を予め実験などにより求めておき、この時間が経過したか否かを判定することにより行なうことができる。
ステップS120でエンジン22が運転されている最中にないと判定されたときには、排気切替弁59がゆっくりと開弁されるようデューティ比D1よりも小さなデューティ比D2(例えば、50%や60%)でVSV62を駆動制御し(ステップS170)、排気切替弁59の開弁が完了するのを待って(ステップS180)、本ルーチンを終了する。前述したように、エンジン22が運転されている最中にあるときには、排気切替弁59の開弁に伴って衝突音が発生してもこの衝突音をエンジン22の運転による騒音によってマスクすることができると考えられるが、エンジン22が運転されている最中にないときには、エンジン22の運転による騒音によって衝突音をマスクすることができない。実施例では、デューティ比D1よりも小さなデューティ比D2でVSV62を駆動制御してダイヤフラム64に作用させる負圧を徐々に大きくし排気切替弁59を徐々に開弁することにより、排気切替弁59を開弁する際のダイヤフラム64の作動部材64bとストッパ66bとの衝突音を小さくしているのである。したがって、排気切替弁59の開弁する際の衝突音によって運転者に違和感を与えるのを抑制することができる。なお、ステップS180で排気切替弁59の開弁が完了したか否かのステップS180の判定は、デューティ比D2でVSV62を駆動したときに排気切替弁59の開弁が完了するまでに要する時間を予め実験などにより求めておき、この時間が経過したか否かを判定することにより行なうことができる。
いま、排気切替弁59が閉弁している状態でフューエルカットしてエンジン22の運転を停止させる場合を考える。この場合、フューエルカットした直後はエンジン22は未だ回転しているから、図5の開弁要求フラグ設定ルーチンで積算空気量Qintが増加し続ける。このため、場合によってはフューエルカットしてからエンジン22の回転が完全に停止するまでの間に積算空気量Qintが所定量Qrefを超えて開弁要求フラグFが値1にセットされる。このとき、大きなデューティ比D1でVSV62を駆動すると、前述したように、ダイヤフラム64の作動部材64bとストッパ66bとの衝突音によって運転者に違和感を与える場合がある。実施例では、ステップS120でエンジン22をフューエルカットしてからエンジン22の回転が完全に停止するまでの期間も含めてエンジン22が運転している最中にないと判定されたときには、デューティ比D1よりも小さなデューティ比D2でVSV62を駆動制御して排気切替弁59を徐々に開弁していくから、ダイヤフラム64の作動部材64bとストッパ66bとの衝突音は小さなものとなり、この衝突音によって運転者が違和感を感じるのを抑制することができる。
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20によれば、排気切替弁59の開弁が要求されたときには、エンジン22が運転されている最中のときにはデューティ比D1でVSV62を駆動制御して排気切替弁59を素早く開弁し、エンジン22が運転されている最中にないときにはデューティ比D1よりも小さいデューティ比D2でVSV62を駆動制御して排気切替弁59をゆっくりと開弁するから、排気切替弁59を開弁する際の騒音によって運転者が違和感を感じるのを抑制することができる。しかも、エンジン22が運転されている最中のときには、エンジン22の運転停止を禁止してからディーティ比D1でVSV62を駆動制御するから、より確実にエンジン22の運転に伴う暗騒音によって排気切替弁59の開弁に伴う騒音をマスクすることができる状態としてから排気切替弁59を開弁することができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、排気切替弁59の閉弁を伴ってエンジン22が始動された後の吸入空気量Qairを積算した積算空気量Qintに基づいて三元触媒58が活性化したか否かを判断して排気切替弁59の開弁要求を行なうものとしたが、三元触媒58の温度を検出する温度センサを設けてこの温度センサにより検出された温度に基づいて三元触媒58が活性化したか否かを判断して排気切替弁59の開弁要求を行なうものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、HC吸着剤56に吸着させたHCを三元触媒58が活性化したときに三元触媒58で処理するものとしたが、HC吸着剤56に吸着させたHCを吸気管125に戻してエンジン22で燃焼処理させるものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、排気切替弁59を駆動するアクチュエータをエンジン22の吸気管125からの負圧を用いたアクチュエータ60により構成するものとしたが、これに限定されるものではなく、モータの動力により排気切替弁59の開閉する電動アクチュエータを用いるものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、エンジン22の動力を遊星歯車機構30を介して駆動輪63a,63bに接続された駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力するものとしたが、図6の変形例のハイブリッド自動車220に例示するように、エンジン22のクランクシャフト26に接続されたインナーロータ232と駆動輪63a,63bに動力を出力する駆動軸に接続されたアウターロータ234とを有し、エンジン22の動力の一部を駆動軸に伝達すると共に残余の動力を電力に変換する対ロータ電動機230を備えるものとしてもよい。
実施例では、本発明をエンジン22と二つのモータMG1,MG2とを備えるハイブリッド自動車20に適用して説明したが、ハイブリッド自動車に限定されるものではなく、走行用の動力源として間欠運転が可能なエンジンを備える通常の自動車に適用するものとしてもよい。
実施例では、本発明を自動車に形態として説明したが、自動車以外の車両の形態としてもよく、車両の制御方法の形態とするものとしてもよい。
ここで、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、エンジン22が「内燃機関」に相当し、三元触媒58が「浄化用触媒」に相当し、HC吸着剤56が「未燃焼ガス吸着手段」に相当し、排気切替弁59が「切替弁」に相当し、排気切替弁59の開弁が要求されたとき、エンジン22が運転されている最中のときにはエンジン22の運転停止を禁止すると共に大きなデューティ比D1でVSV62を駆動制御して排気切替弁59を開弁し排気切替弁59の開弁が完了したときにエンジン22の運転停止の禁止を解除し、エンジン22が運転されている最中にないときにはデューティ比D1よりも小さいデューティ比D2でVSV62を駆動制御する図4の排気切替弁駆動ルーチンを実行するエンジンECU24が「制御手段」に相当する。ここで、「内燃機関」としては、ガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関に限定されるものではなく、水素エンジンなど如何なるタイプの内燃機関であっても構わない。「切替弁」としては、エンジン22の吸気管125内の負圧を用いるアクチュエータ60により駆動されるものに限定されるものではなく、電動アクチュエータにより駆動されるものなど、アクチュエータにより動作速度を変更可能に駆動され排気系に導入されたガスの全てが未燃焼ガス吸着手段を通過する第1のガス流路と排気系に導入されたガスの少なくとも一部が未燃焼ガス吸着手段をバイパスして浄化用触媒を通過する第2のガス流路とを切り替えるものであれば如何なるものとしても構わない。「制御手段」としては、排気切替弁59の開弁が要求されたときには、エンジン22が運転されている最中のときにはエンジン22の運転停止を禁止する共にディーティ比D1でVSV62を駆動制御して排気切替弁59を開弁し排気切替弁59の開弁が完了した後にエンジン22の運転停止の禁止を解除し、エンジン22が運転されている最中にないときにはデューティ比D1よりも小さいデューティ比D2でVSV62を駆動制御するものに限定されるものではなく、第1のガス流路から第2のガス流路への切替要求がなされたとき、内燃機関の間欠運転状態に基づく切替弁の動作速度の変更を伴ってガス流路が切り替えられるようアクチュエータを駆動制御するものであれば如何なるものとしても構わない。なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための最良の形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、自動車産業に利用可能である。
本発明の一実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 エンジン22の構成の概略を示す構成図である。 浄化装置50の構成の概略を示す構成図である。 実施例のエンジンECU24により実行される排気切替弁駆動ルーチンの一例を示すフローチャートである。 実施例のエンジンECU24により実行される開弁要求フラグ設定ルーチンの一例を示すフローチャートである。 変形例のハイブリッド自動車220の構成の概略を示す構成図である。
符号の説明
20,220 ハイブリッド自動車、22 エンジン、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、24a CPU、24b ROM、24c RAM、26 クランクシャフト、28 デファレンシャルギヤ、29a,29b 駆動輪、30 遊星歯車機構、32,34 インバータ、36 バッテリ、38 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、40 ハイブリッド用電子制御ユニット、41 シフトレバー、42 シフトポジションセンサ、43 アクセルペダル、44 アクセルペダルポジションセンサ、45 ブレーキペダル、46 ブレーキペダルポジションセンサ、48 車速センサ、50 浄化装置、52 ケース、54 仕切り部材、56 HC吸着剤、58 三元触媒、59 排気切替弁、60 アクチュエータ、61 負圧導入管、62 バキュームスイッチングバルブ(VSV)、64 ダイヤフラム、64a スプリング、64b 作動部材、66 リンク機構、66a リンク、66b ストッパ、122 エアクリーナ、124 スロットルバルブ、126 燃料噴射弁、128 吸気バルブ、130 点火プラグ、132 ピストン、135a 空燃比センサ、135b 酸素センサ、136,スロットルモータ、138 イグニッションコイル、140 クランクポジションセンサ、142 水温センサ、144 カムポジションセンサ、146 スロットルバルブポジションセンサ、148 エアフローメータ、149 温度センサ、150 可変バルブタイミング機構、230 対ロータ電動機、232 インナーロータ 234 アウターロータ、MG1,MG2 モータ。

Claims (9)

  1. 排気系に排気ガスを浄化する浄化用触媒と未燃焼ガスを吸着する未燃焼ガス吸着手段とが設けられた間欠運転が可能な内燃機関を備える車両であって、
    アクチュエータにより動作速度を変更可能に駆動され、前記排気系に導入されたガスの全てが前記未燃焼ガス吸着手段を通過する第1のガス流路と前記排気系に導入されたガスの少なくとも一部が前記未燃焼ガス吸着手段をバイパスして前記浄化用触媒を通過する第2のガス流路とを切り替える切替弁と、
    前記第1のガス流路から前記第2のガス流路への切替要求がなされたとき、前記内燃機関の間欠運転状態に基づく前記切替弁の動作速度の変更を伴って該ガス流路が切り替えられるよう前記アクチュエータを駆動制御する制御手段と
    を備える車両。
  2. 前記制御手段は、燃料カットして前記内燃機関の運転を停止させている最中も含めて該内燃機関が運転停止している最中に前記切替要求がなされたときには、前記内燃機関が運転されている最中に前記切替要求がなされたときに比して遅い動作速度で前記切替弁が動作するよう前記アクチュエータを駆動制御する手段である請求項1記載の車両。
  3. 前記制御手段は、前記内燃機関が運転されている最中に前記切替要求がなされたときには、該内燃機関の運転停止を禁止し、該運転停止を禁止した後に前記ガス流路が切り替えられるよう前記アクチュエータを駆動制御し、前記ガス流路が切り替えられた後に前記内燃機関の運転停止の禁止を解除する手段である請求項1または2記載の車両。
  4. 前記ガス流路が切り替えられた際に前記切替弁を位置決めするためのストッパを備える請求項1ないし3いずれか記載の車両。
  5. 前記切替要求は、前記内燃機関が始動された後に吸気系に吸入される空気量の積算値が所定値以上のときになされる要求である請求項1ないし4いずれか記載の車両。
  6. 前記アクチュエータは、前記内燃機関の吸気系の負圧を用いて前記切替弁を駆動するアクチュエータである請求項1ないし5いずれか記載の車両。
  7. 請求項1ないし6いずれか記載の車両であって、
    車軸に連結された駆動軸に接続されると共に該駆動軸に対して独立して回転可能に前記内燃機関の出力軸に接続され、電力と動力の入出力を伴って該内燃機関からの動力の少なくとも一部を該駆動軸に出力する電力動力入出力手段と、
    前記駆動軸に動力を入出力する電動機と
    を備える車両。
  8. 前記電力動力入出力手段は、動力を入出力可能な発電機と、前記内燃機関の出力軸と前記発電機の回転軸と前記駆動軸の3軸に接続され該3軸のうちの2軸に入出力される動力に基づいて残余の1軸に動力を入出力する3軸式動力入出力手段とを備える手段である請求項7記載の車両。
  9. 排気系に設けられた排気ガスを浄化する浄化用触媒および未燃焼ガスを吸着する未燃焼ガス吸着手段と、アクチュエータにより動作速度を変更可能に駆動され前記排気系に導入されたガスの全てが前記未燃焼ガス吸着手段を通過する第1のガス流路と前記排気系に導入されたガスの少なくとも一部が前記未燃焼ガス吸着手段をバイパスして前記浄化用触媒を通過する第2のガス流路とを切り替える切替弁とを有する間欠運転が可能な内燃機関を備える車両の制御方法であって、
    前記第1のガス流路から前記第2のガス流路への切替要求がなされたとき、前記内燃機関の間欠運転状態に基づく前記切替弁の動作速度の変更を伴って該ガス流路が切り替えられるよう前記アクチュエータを駆動制御する
    ことを特徴とする車両の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010179780A (ja) * 2009-02-05 2010-08-19 Toyota Motor Corp ハイブリッド車およびその制御方法
CN102635428A (zh) * 2011-02-10 2012-08-15 通用汽车环球科技运作有限责任公司 使用催化转换器单元中的旁路的混合动力车辆热管理
DE102010005647B4 (de) * 2009-01-26 2018-01-25 GM Global Technology Operations LLC (n. d. Ges. d. Staates Delaware) Verfahren und System zum Überwachen eines aktiven Kohlenwasserstoffadsorbers

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