JP2008240475A - 防音サッシ - Google Patents

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Abstract

【課題】障子の上框、下框、戸先框内の空洞部分で音が反響しないようにした防音サッシを提供すること。
【解決手段】外障子8の上框45、下框46、戸先框47の室内側板の室内側面を室内側に引寄せて窓枠6の上枠2、下枠3、戸当り竪枠4に装着した気密ゴム17、27、33に圧着させ、外障子8の上框45、下框46、戸先框47の室外側板に先端部が窓枠6の上枠2、下枠3、戸当り竪枠4に接触して外障子8と窓枠6の間を塞ぐ断面ひげ状の補助ゴム片58、59、63を配設し、外障子8の閉鎖引寄せ状態で外障子8の上框45、下框46、戸先框47の室内側板と補助ゴム片との間に大きな閉鎖空間60、61、64を設けてある。
【選択図】図1

Description

本発明は、障子の上框、下框、戸先框の室内側板の室内側面を障子を室内側に引寄せて窓枠の上枠、下枠、戸当り竪枠に装着した気密ゴムに圧着させるようにした防音サッシに関する。
従来の防音サッシとして、特許文献1や特許文献2に開示されているように、窓枠に内障子と外障子を開閉移動可能に嵌め込んだ引違いサッシにおいて、障子の上框、下框、戸先框の室内側板の室内側面を障子を閉鎖すると共に室内側へ引寄せて窓枠の上枠、下枠、戸当り竪枠に装着した気密ゴムに圧着させるようにした防音性能の高いものが知られている。即ち、引寄装置を使用して障子の上框、下框、戸先框の室内側板を窓枠に装着した気密ゴムに圧着させることにより、JIS規格における防音機能評価における「TS−30等級」程度の高い防音機能を得ている。
また、障子を引寄せない低い防音性能の防音サッシとして、特許文献3に開示されているように、内、外障子の框の室内側板にひれ状の2重のシール部材を室内外方向に距離をおいて配設し、2重のシール部材が窓枠に軽く接触するようにしたものが知られている。
実開昭54−120835号公報 特開平06−158949号公報 特開平60−199184号公報
特許文献1や特許文献2に開示されている高性能な防音サッシは、障子と窓枠の隙間を無くして音の侵入を防ぐことで遮音性能を向上させようとするものであるが、障子を確実に引寄せて隙間を無くしても、或る程度の防音性能までは性能向上できるが、それ以上の性能向上を図ることができていないのが実情である。この種の防音サッシの性能を向上させるために、大きな厚みのガラスを採用したり、ガラスを複層にしたりしているが、或る程度は性能向上できてもそれ以上に性能を向上できず、しかも、防音サッシの見込み幅が大きくなって基本構造が変化し、重量が大きくなったり製造コストが高くなる問題がある。また、特許文献3に開示されている比較的性能の低い防音サッシは、内、外障子の框の室内側板にひれ状のシール部材を2重に設けて遮音性能を向上させようとするものであるが、シール部材の遮音性能が低い上に、或る程度の防音性能までは性能向上できるが、それ以上の性能向上を図ることができていないのが実情である。
従来の高性能な防音サッシの防音性能を向上させるために、本願発明者によって、種々の対策を検討した結果、内障子の上框、下框、戸先框の室外側板の室内側面を窓枠の上枠、下枠、戸当り竪枠に装着した気密ゴムに圧着させている場合に、内障子の上框、下框、戸先框内の空洞を塞いでみても、防音性能が向上することはないが、外障子の上框、下框、戸先框の室内側板の室内側面を窓枠の上枠、下枠、戸当り竪枠に装着した気密ゴムに圧着させている場合に、外障子の上框、下框、戸先框内の空洞を塞いでみると、防音性能が向上することが判った。そこで、外障子の上框、下框、戸先框内の空洞を塞いだときに防音性能が向上する理由を分析して検討した結果、外障子の上框、下框、戸先框の室内側板の室内側面を窓枠の上枠、下枠、戸当り竪枠に装着した気密ゴムに圧着させているので、外部からの音は外障子の上框、下框、戸先框と窓枠の上枠、下枠、戸当り竪枠との間に入って外障子の上框、下框、戸先框内の大きな空洞部分で減衰することなく反響し、その反響音が外障子の上框、下框、戸先框の室内側板を振動させて室内側へ伝わっていることが判明した。
本発明の課題は、障子の上框、下框、戸先框の室内側板の室内側面を窓枠の上枠、下枠、戸当り竪枠に装着した気密ゴムに圧着させている防音サッシにおいて、障子の上框、下框、戸先框内の空洞部分で音が反響しないようにして防音性能を向上させることができる防音サッシを提供しようとするものである。
本発明は、前記課題を解決するために、障子の上框、下框、戸先框の室内側板の室内側面を障子を室内側に引寄せて窓枠の上枠、下枠、戸当り竪枠に装着した気密ゴムに圧着させるようにした防音サッシにおいて、障子の上框、下框、戸先框に先端部が窓枠の上枠、下枠、戸当り竪枠に接触して障子と窓枠の間を塞ぐ補助ゴム片を配設し、障子の閉鎖引寄せ状態で障子の上框、下框、戸先框の室内側板と補助ゴム片との間に大きな閉鎖空間を設けて成ることを特徴とする(請求項1)。
また、本発明は、障子を、窓枠に内障子と外障子を開閉移動可能に嵌め込んだ引違いサッシの外障子で構成し、内障子の上框、下框、戸先框の室外側板の室内側面を内障子を室内側に引寄せて窓枠の上枠、下枠、戸当り竪枠に装着した気密ゴムに圧着させ、内障子と外障子の少なくとも一方の召合せ框に両者間を塞ぐ気密ゴムを設けて成ることを特徴とする(請求項2)。
また、本発明は、外障子の上框と下框と戸先框の室内側板に、断面ひげ状の補助ゴム片を外障子の閉鎖引寄せ状態で先端部が夫々窓枠の上枠と下枠に備えた案内レールの室外側と戸当り竪枠とに弾力的に接触するように配設して成ることを特徴とする(請求項3)。
本発明の防音サッシは、障子の上框、下框、戸先框に先端部が窓枠の上枠、下枠、戸当り竪枠に接触して障子と窓枠の間を塞ぐ補助ゴム片を配設し、障子の閉鎖引寄せ状態で障子の上框、下框、戸先框の室内側板と補助ゴム片との間に大きな閉鎖空間を設けているので、外部の音が障子の上框、下框、戸先框の空洞部分に入って空洞部分で反響するのを防止でき、しかも、外部の音が障子の上框、下框、戸先框の空洞部分に僅かな隙間から侵入してもその音を閉鎖空間によって減音でき、その結果、防音サッシの防音性能を大きく向上させることができる。しかも、障子の上框、下框、戸先框に先端部が窓枠の上枠、下枠、戸当り竪枠に接触して障子と窓枠の間を塞ぐ補助ゴム片を配設する簡易な構成で防音性能を向上でき、安価に実施できて実用的である。
また、本発明の防音サッシは、障子を、窓枠に内障子と外障子を開閉移動可能に嵌め込んだ引違いサッシの外障子で構成し、内障子の上框、下框、戸先框の室外側板の室内側面を内障子を室内側に引寄せて窓枠の上枠、下枠、戸当り竪枠に装着した気密ゴムに圧着させ、内障子と外障子の少なくとも一方の召合せ框に両者間を塞ぐ気密ゴムを設けているので、一般的な引違い防音サッシの防音性能の向上を図ることができ、幅広く普及できる利点がある。
また、本発明の防音サッシは、外障子の上框と下框と戸先框の室内側板に、断面ひげ状の補助ゴム片を外障子の閉鎖引寄せ状態で先端部が夫々窓枠の上枠と下枠に備えた案内レールの室外側と戸当り竪枠とに弾力的に接触するように配設しているので、障子が下がったり下枠に塵埃が溜まったりした場合でも、外障子の上框と下框と戸先框に設けた補助ゴム片を夫々窓枠の上枠と下枠に備えた案内レールと戸当り竪枠とに全長に亘って接触させることができ、長期に亘って高い防音性能を向上できる。
次に、本発明の実施形態を示す防音サッシについて説明する。図に示す防音サッシは引違い防音サッシ1に実施したもので、上枠2と下枠3と左右の戸当り竪枠4、5が枠組みされて窓枠6が構成されている。窓枠6には、内、外障子7、8が横引き可能に嵌め込まれている。上枠2の基壁9には、室外側端に室外側壁10が、室内側端に室内側壁11が垂下され、中間部に内、外障子7、8を案内する内、外障子用案内レール12、13が室内外方向に所定の間隔を保って垂下されている。内障子用案内レール12の室外側には、内障子用気密ゴム装着溝14と外障子用気密ゴム装着溝15が室内外方向位置をずらして形成され、気密ゴム装着溝14、15に気密ゴム16、17が装着されている。
下枠3の上壁18には、室内側端に室内側片19が、室外側端に網戸レール20が夫々立設され、室内外方向中間部に段部21が形成されている。また、下枠3の上壁18には、内障子用案内レール22と外障子用用案内レール23が夫々立設されている。下枠3の段部21には、内障子用気密ゴム装着溝24と外障子用気密ゴム装着溝25が室内外方向位置をずらせて形成されている。気密ゴム装着溝24、25には、室外側面が上枠2に装着されている気密ゴム16、17の室外側面と同一平面上に位置する気密ゴム26、27が装着されている。
次に、外障子用戸当り竪枠4の基壁30には、気密ゴム装着溝31を有する張出片32が障子方向に突設され、気密ゴム装着溝31には、室外側面が上枠2、下枠3に装着されている外障子用気密ゴム17、27の室外側面と同一平面上に位置する気密ゴム33が装着されている。
内障子用戸当り竪枠5の基壁35には、気密ゴム装着溝36を有する張出片37が障子方向に突設され、気密ゴム装着溝36には、室外側面が上枠2、下枠3に装着されている内障子用気密ゴム16、26の室外側面と同一平面上に位置する気密ゴム39が装着されている。
内障子7は、上框40、下框41、戸先框42及び召合せ框43を枠組してガラス44を嵌め込んで構成され、外障子8は、上框45、下框46、戸先框47、及び召合せ框48を枠組してガラス49を嵌め込んで構成されている。内障子7の戸先框42には、張出片37に当接して戸先框42を室内側へ引寄せる引寄せピース51が付設され、外障子8の戸先框47には、外障子用戸当り竪枠4の基壁30に取着した当接部材52に当接して戸先框47を室内側へ引寄せる引寄せピース53が付設されている。外障子8の召合せ框48には、障子閉鎖引寄せ状態で、内障子7の召合せ框43や内障子用気密ゴム16、26や外障子用気密ゴム17、27に圧着されて両者間を気密に閉鎖する召合せ気密ゴム55が装着されている。
外障子8の上框45、下框46には、図3の(A)、(B)に示すように、室外側板に障子閉鎖引寄せ状態で先端部が上枠2、下枠3の案内レール13、23に夫々接触して外障子の上框45、下框46と窓枠6の上枠2、下枠3との間を塞ぐ断面ひげ状の補助ゴム片58、59が夫々全長に亘って配設されている。補助ゴム片58、59の先端部が案内レール13、23に夫々弾力的に接触することで、上框45、下框46と上枠2、下枠3の間には、室内側板と補助ゴム片58、59の間に大きな閉鎖空間60、61が形成されるようになっている。また、外障子8の戸先框47には、図3の(C)に示すように、室外側板に障子閉鎖引寄せ状態で先端部が外障子用戸当り竪枠4の基壁30に接触して外障子の戸先框47と窓枠6の外障子用戸当り竪枠4との間を塞ぐ補助ゴム片63が全長に亘って配設されている。補助ゴム片63が外障子用戸当り竪枠4の基壁30に接触することで、戸先框47と外障子用戸当り竪枠4の間には、室内側板と補助ゴム片63との間に大きな閉鎖空間64が形成されるようになっている。内障子7の召合せ框43または外障子8の召合せ框48には、内、外障子7、8を閉鎖方向へ引き分けた後室内側へ引寄せて召合せ框43、48どうしを互いに引寄せると共に室内側へ引寄せる公知の引寄せ装置(図示省略)が装着されている。
上記構成の引違い防音サッシ1では、内、外障子7、8を横引きして閉鎖し、内、外障子7、8の召合せ框43、48に設けた図示しない引寄せ装置で内、外障子7、8を閉鎖方向へ引き分けた後、召合せ框43、48を互いに引寄せると共に室内側へ引寄せて施錠する。このように、内、外障子7、8を引き分けて閉鎖すると共に室内側への引寄せ状態にすると、内障子7の戸先框42は、引寄せピース51が張出片37に当接して室内側へ引寄せられ、召合せ框43も室内側へ引寄せられるので、内障子7の上框40、下框41、戸先框42の室外側板の室内側面が窓枠6の気密ゴム39に強く圧着され、内障子7と窓枠6との間が気密及び水密に閉塞される。同じく、外障子8の戸先框47は、引寄せピース53が当接部材52に当接して室内側へ引寄せられ、召合せ框48も室内側へ引寄せられるので、外障子8の上框45、下框46、戸先框47の室内側板の室内側面が窓枠6の気密ゴム33に強く圧着され、内障子7と窓枠6との間が気密及び水密に閉塞される。
また、内、外障子7、8を引き分けて閉鎖すると共に室内側への引寄せ状態にすると、外障子8の上框45、下框46の室外側板に装着した断面ひげ状の補助ゴム片58、59の先端部が、図3の(A)、(B)に示すように、上枠2、下枠3の案内レール13、23の室外側に夫々弾力的に接触して上框45、下框46と上枠2、下枠3との間を閉鎖する。補助ゴム片58、59の先端部が案内レール13、23に夫々弾力的に接触することで、上框45、下框46と上枠2、下枠3の間には室内側板と補助ゴム片58、59との間に大きな閉鎖空間60、61が形成された状態になる。同じく、外障子8の戸先框47の室外側板に装着した断面ひげ状の補助ゴム片63の先端部が、図3の(C)に示すように、外障子用戸当り竪枠4の基壁30に弾力的に接触して外障子の戸先框47と外障子用戸当り竪枠4との間を閉鎖する。補助ゴム片63の先端部が外障子用戸当り竪枠4の基壁30に接触することで、戸先框47と外障子用戸当り竪枠4の間には室内側板と補助ゴム片63との間に大きな閉鎖空間64が形成された状態になる。
内、外障子7、8を開閉移動する時には、内障子7の上框40、下框41、戸先框42の室外側板の室内側面が窓枠6の気密ゴム39から離間したり、外障子8の上框45、下框46、戸先框47の室内側板の室内側面が窓枠6の気密ゴム33から離間すると共に、外障子8の上框45、下框46に装着した補助ゴム片58、59の先端部が上枠2、下枠3の案内レール13、23から離間したり軽く接触するようになるので、通常の引違いサッシと同様に内、外障子7,8を軽く開閉させることができる。
上記構造による引違い防音サッシでは、内、外障子7、8を閉鎖して室内側へ引寄せ状態にした状態で、外障子8の上框45、下框46、戸先框47の室外側板に設けた断面ひげ状の補助ゴム片58、59、63の先端部が上枠2、下枠3、戸当り竪枠4に接触し、外障子8の上框45、下框46、戸先框47の室内側板と補助ゴム片58、59、63との間に大きな閉鎖空間60、61、64を設けているので、外部の音が外障子8の上框45、下框46、戸先框47の空洞部分に入って空洞部分で反響するのを防止できる。また、仮に、外部の音が僅かな隙間から外障子8の上框45、下框46、戸先框47の空洞部分に侵入しても、その音を閉鎖空間60、61、64によって減音できる。その結果、防音サッシの防音性能を大きく向上させることができる。しかも、その為の構成は、外障子8の上框45、下框46、戸先框47の室外側板に補助ゴム片58、59、63を配設する簡易な構成で良く、安価に防音性能を向上できて実用的である。
また、外障子8の上框45と下框46に断面ひげ状の補助ゴム片58、59を外障子8の閉鎖引寄せ状態で先端部が上枠2と下枠3に備えた案内レール13、23の室外側に弾力的に接触するように配設しているので、外障子8が下がったり下枠3に塵埃が溜まったりした場合でも、外障子8の補助ゴム片58、59を案内レール13、23に全長に亘って確実に接触させることができ、長期に亘って高い防音性能を向上できる。
また、内、外障子7、8を閉鎖して室内側へ引寄せ状態にした状態で、中心周波数(Hz)と音響透過損失(dB)の関係をサッシ性能試験室において測定してみると、図4に示すグラフのような結果を得ることができた。このグラフによれば、本発明実施装置では、補助ゴム片58、59、63を備えない従来装置に比べて、800Hz以上や200Hz付近で音響透過損失が約2〜3dB大きくなり、引違い防音サッシの防音性能が相当良くなっていることがわかる。
このグラフに示す防音性能の効果は、上框45、下框46の補助ゴム片58、59や戸先框47の補助ゴム片63によって上框45、下框46、戸先框47と窓枠6との間を完璧に塞ぐことなく少々の隙間があっても、同様な効果を得ることができる認められた。また、外障子8の上框45、下框46、戸先框47の3方に補助ゴム片58、59、63を装着し、召合せ框48と窓枠6との間に少々の隙間があっても図4に示す結果を認めることができた。
なお、本発明は、障子の上框、下框、戸先框の室内側板の室内側面を障子を室内側に引寄せて窓枠の上枠、下枠、戸当り竪枠に装着した気密ゴムに圧着させるようにした片引き防音サッシにも同様に実施できる。また、障子に装着する断面ひげ状の補助ゴム片は、各框の室外側板とは異なる箇所に装着し、各框に室内側板と補助ゴム片の間に大きな閉鎖空間を設けて框内の空洞部分で外部音が反響しないようにしても良い。
本発明の実施態様を示す引違い防音サッシの縦断面図である。 図1の横断面図である。 図1、図2のA、B、C部分を拡大して示す部分図である。 本発明の引違い防音サッシの中心周波数と音響透過損失の関係を示すグラフである。
符号の説明
1 引違い防音サッシ、 2 上枠、 3 下枠、 4 外障子用戸当り竪枠、 6 窓枠、 7内障子、 8 外障子、 26 気密ゴム、 27 気密ゴム、 40 上框、 41 下框、 42 戸先框、 43 召合せ框、 45 上框、 46 下框、 47 戸先框、 48 召合せ框、 33 気密ゴム、 39 気密ゴム、 58、59、63 補助ゴム片、 60、61、64 閉鎖空間

Claims (3)

  1. 障子の上框、下框、戸先框の室内側板の室内側面を障子を室内側に引寄せて窓枠の上枠、下枠、戸当り竪枠に装着した気密ゴムに圧着させるようにした防音サッシにおいて、障子の上框、下框、戸先框に先端部が窓枠の上枠、下枠、戸当り竪枠に接触して障子と窓枠の間を塞ぐ補助ゴム片を配設し、障子の閉鎖引寄せ状態で障子の上框、下框、戸先框の室内側板と補助ゴム片との間に大きな閉鎖空間を設けて成ることを特徴とする防音サッシ。
  2. 障子を、窓枠に内障子と外障子を開閉移動可能に嵌め込んだ引違いサッシの外障子で構成し、内障子の上框、下框、戸先框の室外側板の室内側面を内障子を室内側に引寄せて窓枠の上枠、下枠、戸当り竪枠に装着した気密ゴムに圧着させ、内障子と外障子の少なくとも一方の召合せ框に両者間を塞ぐ気密ゴムを設けて成ることを特徴とする請求項1記載の防音サッシ。
  3. 外障子の上框と下框と戸先框の室内側板に、断面ひげ状の補助ゴム片を外障子の閉鎖引寄せ状態で先端部が夫々窓枠の上枠と下枠に備えた案内レールの室外側と戸当り竪枠とに弾力的に接触するように配設して成ることを特徴とする請求項1または2記載の防音サッシ。
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